JP5258249B2 - 工作機械 - Google Patents

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Description

本発明は、チップコンベアおよび制御盤を備えた工作機械に関するものである。
加工により切粉を発生する旋盤等の工作機械においては、例えば、特許文献1に記載されているように、加工部位で発生した切屑を機械外部に排出するチップコンベア(174)が設けられている。かかるチップコンベアは通常、加工部位付近の切屑落下領域の下方に配置された略水平な切屑受け部と、この切屑受け部から上方へ傾斜して延びる傾斜搬送部を有し、傾斜搬送部の上端に搬送された切屑が切屑回収ボックス(屑箱176)に落下され、回収されるようになっている。
この種の工作機械においては、図8に示すように、機械本体2の前面側を作業者位置OPとされ、機械本体2の背面側に工作機械を制御するための制御盤1が配置されている。制御盤1は、通常制御ユニット等を収容する箱形の制御盤本体1aと、制御盤本体1aの開口部を覆う開閉扉1bとによって構成され、一般に開閉扉1bは、左右の一端を蝶番によって制御盤本体1aに枢支され、図8(A)に示すように、水平方向に開閉されるようになっている。
このように、機械本体2の前面を作業者位置とした場合、機械本体2の背面に制御盤1、その後方にチップコンベア3の切屑排出口という配置の工作機械は、ラインレイアウト短縮という観点から、必然性の高い構成である。また、機械本体2内部の切屑落下位置は、機械幅に対して中心位置にある場合が多く、必然的にチップコンベア位置も機械幅の中心付近に配置される場合が多い。
特開平11−300568号公報(段落番号0019、図3)
上記した背景技術により、機械構成上、図8(B)に示すように、制御盤1をチップコンベア3の水平な切屑受け部3aの上方に位置するように機械本体2の背面側に配置し、制御盤1の開口部をチップコンベア3の傾斜搬送部3bに向けて配置せざるを得ない場合がある。このため、開口部を閉塞する開閉扉1bは傾斜搬送部3b側に開閉されることになる。
このような構成の工作機械においては、水平方向に開閉する開閉扉1bの制御盤1の前面からの最大突出量X0が大きくなるため、制御盤1の開閉扉1bの開閉の障害にならないように、チップコンベア3の傾斜搬送部3bを開閉扉1bの開閉に必要な領域より後方に配置する必要がある。このために、チップコンベア3の所要長さが長くなり、工作機械全体の設置スペースが大きくなる問題があった。
本発明は上記した従来の問題点を解消するためになされたもので、制御盤の開閉扉を、リンク機構によって略鉛直状態を維持しながら上下方向に開閉可能に設けることにより、設置スペースの縮小が可能な工作機械を提供することを目的とするものである。
上記した課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、機械本体と、該機械本体を制御するために、機械本体の背面に配置された制御盤と、前記機械本体において発生する切屑を前記制御盤の下方を通って機械本体外部に排出するべく、切屑排出部が前記制御盤の後方に配置されたチップコンベアとを備えた工作機械において、前記制御盤は、制御盤本体と、該制御盤本体に対して前記機械本体の背面側に開閉される開閉扉を備え、前記チップコンベアの前記切屑排出部は、前記開閉扉と高さ方向位置で対向するように配置され、前記開閉扉は、水平な支軸の回りに前記チップコンベアの伸長方向上方に開閉可能に設けられ、前記開閉扉を開閉方向に作動する作動手段を備えたことである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1において前記開閉扉は、前記作動手段に連結されたリンク機構によって開閉されるように構成されているである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項2において、前記リンク機構は、一端を前記制御盤本体に水平な第1支軸の回りに回動可能に枢支され、他端を前記開閉扉に前記第1支軸と平行な第2支軸の回りに回動可能に枢支された第1リンク部材と、該第1リンク部材と略平行となるように一端を前記制御盤本体に水平な第3支軸の回りに回動可能に枢支され、他端を前記開閉扉に前記第3支軸と平行な第4支軸の回りに回動可能に枢支された第2リンク部材とからなる平行リンク機構によって構成されていることである。
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1ないし請求項3の何れか1項において、前記作動手段を、ガススプリングによって構成したことである。
請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項4において、前記ガススプリングのスプリング力によって、前記開閉扉を閉止状態に保持させるとともに、前記開閉扉が開放された際前記ガススプリングのスプリング力が、前記開閉扉を開放状態に保持させるように構成したことである。
上記のように構成した請求項1に係る発明によれば、制御盤本体に対して機械本体の背面側に開閉される開閉扉を備えるとともに、チップコンベアの切屑排出部は開閉扉と高さ方向位置で対向するように配置され、開閉扉は、水平な支軸の回りにチップコンベアの伸長方向上方に開閉可能に設けられているので、チップコンベアに対する制御盤の開閉扉の開閉に要する領域を小さくでき、チップコンベアを機械本体の後方に大きく離間させる必要がなくなり、工作機械の設置スペースを小さくすることができる。

請求項2に係る発明によれば、開閉扉は、作動手段に連結されたリンク機構によって開閉されるように構成されているので、開閉扉をリンク機構によってチップコンベアの伸長方向上方に開閉させることができる。
請求項3に係る発明によれば、リンク機構は、一端を制御盤本体に水平な第1支軸の回りに回動可能に枢支され、他端を開閉扉に第1支軸と平行な第2支軸の回りに回動可能に枢支された第1リンク部材と、第1リンク部材と略平行となるように一端を制御盤本体に水平な第3支軸の回りに回動可能に枢支され、他端を開閉扉に第3支軸と平行な第4支軸の回りに回動可能に枢支された第2リンク部材とからなる平行リンク機構によって構成されているので、平行リンク機構によって開閉扉を鉛直状態を維持しながら前後および上下方向に開閉することができる。
請求項4に係る発明によれば、作動手段を、ガススプリングによって構成したので、ガススプリングのスプリング力によって開閉扉を開閉方向に付勢させることができる。
請求項5に係る発明によれば、ガススプリングのスプリング力によって、開閉扉を閉止状態に保持させるとともに、開閉扉が開放された際ガススプリングのスプリング力が、開閉扉を開放状態に保持させるように構成したので、簡単な構成によって制御盤の密閉性を保持できるとともに、開閉扉の開閉を安全かつ容易に行うことができる
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、旋盤等の工作機械の全体を示す概略図で、10は図略の切削工具によって工作物を切削加工する機械本体、11は機械本体10の加工部位で発生した切屑を機械外部に排出するチップコンベア、12は機械本体10を制御する制御盤をそれぞれ示す。制御盤12は機械本体10の後部に取付けられ、機械本体10による切削加工を制御するようになっている。なお、OPは機械本体10前面側の作業者位置を示す。
チップコンベア11は、機械本体10の幅方向の略中心部より、制御盤12の下方を通って機械本体10および制御盤12の後方に伸延され、切屑排出口が制御盤12の後方に配置されている。チップコンベア11は、機械本体10の加工部位の下方に配置された略水平な切屑受け部11aと、この切屑受け部11aから上方へ傾斜して延びる傾斜搬送部11bを有し、傾斜搬送部11bの終端に搬送された切屑が落下され、切屑回収ボックス11cに回収されるようになっている。なお、O1は機械本体10のセンタ中心を示し、センタ中心に支持された工作物より生成した切屑が切屑受け部11aに集められる。
制御盤12は、チップコンベア11の切屑受け部11aの上方に配置された箱形の制御盤本体13を備え、制御盤本体13には、チップコンベア11の傾斜搬送部11bに向けて、すなわち、機械本体10の後方に向けて開口する矩形状の開口部14(図3参照)が形成され、この開口部14を閉塞する開閉扉15が開閉可能に設けられている。
次に、図2および図3に基づいて、制御盤12の具体的な構成について説明する。制御盤本体13は、制御ユニット等を収容するために開口部14を開口した箱形形状をなしている。すなわち、制御盤本体13は、開口部14の左右に一対の側板13a、13bを有し、これら側板13a、13bの上端、下端および後端には、上部板13cと底部板13dと後部板13eとが一体的に結合されている。側板13a、13b、上部板13cおよび底部板13によって構成される矩形状の前面部の周囲には、図4に示すように、前方外方にU字状に折り曲げられた水切り部16が全周に亘って形成されている。
開閉扉15は、制御盤本体13の開口部14を閉塞する矩形状の1枚板からなり、開閉扉15の周囲には、制御盤本体13の水切り部16を覆うように折り曲げ部17(図4参照)が全周に亘って形成されている、開閉扉15は、後述する平行リンク機構20によって、上方に跳ね上げられて制御盤本体13の開口部14を開放するようになっている。
平行リンク機構20は、制御盤本体13の一対の側板13a、13bの上部内面に、各一端を水平な第1支軸21によって水平な軸線の回りにそれぞれ回動可能に支持された左右一対の第1リンク部材22a、22bと、第1支軸21よりも所定量下方に離間した位置において一対の側板13a、13bの内面に、各一端を第1支軸21と平行な第2支軸23によって水平な軸線の回りにそれぞれ回動可能に支持された左右一対の第2リンク部材24a、24bを備えている。
一対の第1リンク部材22a、22bの各他端は、開閉扉15の高さ方向の略中間位置に第1支軸21に平行な第3支軸25を介して回動可能に枢支され、一対の第2リンク部材24a、24bの各他端は、開閉扉15の下端に第2支軸23に平行な第4支軸26を介して回動可能に枢支されている。第1リンク部材22a、22bおよび第2リンク部材24a、24bは略同一長さを有し、略平行に配置されることによって、第1リンク部材22a、22bおよび第2リンク部材24a、24bと開閉扉15とによって平行リンク機構20が構成されている。かかる平行リンク機構20を構成する第1および第2リンク部材22a、22b、24a、24bの第1および第2支軸21、23を中心とした回動によって、開閉扉15は鉛直状態を保ちながら図2の二点鎖線に示すように上方に跳ね上げられ、制御盤本体13の開口部14を全開するようになっている。
なお、一対の第1リンク部材22a、22bは、水平方向に延びる補強棒27によって互いに連結され、第1リンク部材22a、22bが水平方向に変位しないように補強している。同様にして、一対の第2リンク部材24a、24bも、水平方向に延びる補強棒28によって互いに連結されている。
一対の第1リンク部材22a、22bの少なくとも一方には、作動手段としてのガススプリング30のシリンダ側の一端が、第1支軸21と平行な可動支軸31を介して回動可能に連結され、ガススプリング30のピストンロッド側の一端は、可動支軸31に平行な固定支軸32を介して支持ブロック33に回動可能に支持されている。支持ブロック33は、ねじ調整機構35によって制御盤12の前後方向に位置調整可能に配設され、固定支軸32を制御盤12の前後方向に位置調整できるようにしている。
すなわち、図5に詳細図示するように、支持ブロック33は、制御盤本体13に固定された支持プレート36に固定支軸32と直交する前後方向に移動調整可能に設けられ、調整ボルト37の操作によって前後方向に位置調整されるようになっている。そして、支持ブロック33に形成された長穴33aを貫通する締付ボルト38によって、支持ブロック33は所定の位置で支持プレート36に固定されるようになっている。上記した支持ブロック33、調整ボルト37および締付ボルト38等によって、ねじ調整機構35を構成している。
ここで、ガススプリング30は、開閉扉15の閉止状態においては、図6に示すように、固定支軸32と可動支軸31を結ぶ仮想線L1に対して、第1支軸21の中心位置が右方に位置されるように構成されている。これによって、ガススプリング30のスプリング力により、第1リンク部材22a、22bを介して第1支軸21に図6の矢印方向(時計回り)の回転モーメントが付与される。その結果、開閉扉15の閉止状態においては、ガススプリング30のスプリング力によって、図4の実線で示すように、開閉扉15の折り曲げ部17を制御盤本体13の前面に密着させる閉止保持力が作用するようになっている。かかる閉止保持力は、上記したねじ調整機構35による支持ブロック33の位置調整によって、固定支軸32の位置を変化させ、固定支軸32と可動支軸31を結ぶ延長線L1の傾きを変化させることにより調整可能である。
一方、開閉扉15が開放され、第1リンク部材22a、22bが第1支軸21を支点にして所定角度回動された後は、図7に示すように、固定支軸32と可動支軸31を結ぶ仮想線L1に対して、第1支軸21の位置が左方に反転されるため、第1支軸21に図7の矢印方向(反時計回り)の回転モーメントが付与される。これによって、ガススプリング30のスプリング力が、開閉扉15を開放する方向に作用するように変化する。なお、図7は、開閉扉15が全開された状態を示している。
開閉扉15の前面には、図2および図3に示すように、取っ手33が取付けられ、この取っ手33を作業者がつかんで、開閉扉15を前方に引きながら上方に持上げることにより、開閉扉15を開放できるようにしている。
本実施の形態における工作機械は上記したように構成されているので、作業者によって制御盤12の開閉扉15に取付けられた取っ手33をつかんで、開閉扉15をガススプリング30によるスプリング力に抗して手前に引きながら上方に持ち上げると、平行リンク機構20を構成する第1および第2リンク部材22a、22b、24a、24bが第1および第2支軸21、23を支点して水平軸線の回りに回動する。これによって、開閉扉15は図1(B)の2点鎖線に示すように、鉛直状態を維持しながら平行移動しつつ上方に跳ね上げられ、制御盤本体13の開口部14が開放される。
従って、図1に示すように、チップコンベア11の傾斜搬送部11b側への制御盤12の開閉扉15の開閉に必要な領域を小さくできるようになる。すなわち、制御盤本体13の前面からの開閉扉15の最大突出量X1は、従来の最大突出量X0(図8参照)に比べてきわめて小さくなる。その結果、制御盤12の開閉扉15を開閉させるために、チップコンベア11の傾斜搬送部11bを機械本体10の後方に大きく離間させる必要がなくなり、工作機械の設置スペース(所要設置面積)を小さくすることができる。
また、開閉扉12の閉止状態においては、ガススプリング30のスプリング力によって第1支軸21に図6の時計回りのモーメントが作用し、開閉扉15を制御盤本体13に密着させることができるので、制御盤12の密封性が高められる。
この状態で、作業者によって開閉扉15が僅かに開放されると、第1リンク部材22a、22bの回動によって、ガススプリング30の固定支軸32と可動支軸31を結ぶ仮想線L1に対して、第1支軸21の中心位置が反転されるため、ガススプリング30のスプリング力によって第1支軸21に図7の反時計回りのモーメントが作用するようになる。従って、開閉扉15の開放時には、ガススプリング30のスプリング力によって、開閉扉15を開放する方向の助成力が作用し、作業者が取っ手33を離しても、開閉扉15は全開位置まで開放され、全開状態を保持できるようになる。
かかる開閉扉15の全開状態で、制御盤12内に収容された制御ユニットあるいは配線等のメンテナンス等を実施し、その後、再び取っ手33をつかみ、ガススプリング30のスプリング力に抗して開閉扉15を下方に移動させると、開閉扉12は図2の2点鎖線に示す状態から、鉛直状態を維持しながら下方に移動され、制御盤本体13の開口部14に向かって移動され、図2の実線に示すように制御盤本体13の開口部14が閉止される。
この際、開閉扉15が制御盤本体13の開口部14に接近する位置まで移動されると、ガススプリング30の固定支軸32と可動支軸31を結ぶ仮想線L1に対して、第1支軸21の中心位置が再び反転されるため、ガススプリング30のスプリング力によって第1支軸21に図6の時計回りのモーメントが作用し、開閉扉15の閉止時においては、図4に示すように、開閉扉15の折り曲げ部17を制御盤本体13の前面に密着させる力が作用する。
上記したように、本実施の形態によれば、制御盤12の開閉扉15を平行リンク機構20によって鉛直状態を維持しながら平行移動させて、チップコンベア11の伸長方向上方に開閉できるようにしたので、チップコンベア11の傾斜搬送部11b側への制御盤12の開閉扉15の開閉に要する領域を小さくすることができる。この結果、チップコンベア11を機械本体10の後方に大きく離間させる必要がないので、工作機械の設置スペースを小さくすることができる。
しかも、本実施の形態においては、開閉扉15を鉛直状態を維持しながら平行移動しつつ上方に跳ね上げる方式であるため、開閉扉15の大きさ(特に横方向寸法)に拘らず、最大突出量X1をほぼ一定に保つことができ、また、上方に跳ね上げる方式であるがゆえに、開閉扉15の最大突出位置が図1(B)より明らかなように、閉止状態より上方に移動した位置となることにより、チップコンベア11の傾斜搬送部11bと相俟って、チップコンベア11の傾斜搬送部11bを機械本体10により一層接近して設けることが可能となる。
上記した実施の形態においては、平行リンク機構20によって、開閉扉15を鉛直状態を維持しながら平行移動させて、上方に跳ね上げるようにしたが、リンク機構、とりわけ平行リンク機構20は本発明にとって必ずしも必須の要件ではなく、要は開閉扉15をチップコンベアの伸長方向上方に開閉できるものであればよい。
上記した実施の形態においては、ガススプリング30を用いて、開閉扉15の閉止状態および開放状態を保持するようにしたが、本発明は必ずしもそのような構成に限定されるものではなく、ガススプリングに代えて、リンク機構20を空圧シリンダもしくは油圧シリンダからなる作動手段によって作動させ、開閉扉12を閉止位置および開放位置に空圧力もしくは油圧力によって保持するようにしてもよい。
また、上記した実施の形態においては、ガススプリング30の固定支軸32をねじ調整機構35によって制御盤12の前後方向に位置調整できるようにしたが、固定支軸32は所定の位置に移動できないように固定させてもよい。
斯様に、上記した実施の形態で述べた具体的構成は、本発明の一例を示したものにすぎず、本発明はそのような具体的構成に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の態様を採り得るものである。
本発明の実施の形態における工作機械の概要を示す概要図で、(A)は平面図を、(B)は正面図を示している。 本発明の実施の形態を示す制御盤の縦断面図である。 制御盤の開口部から見た図2の3−3線に沿って矢視した図である。 図3の4−4線に沿って切断した拡大断面図である。 図2に示すねじ調整機構の詳細図である。 開閉扉の閉止状態におけるガススプリングのスプリング作用方向を示す図である。 開閉扉の開放状態におけるガススプリングのスプリング作用方向を示す図である。 従来における工作機械の概要を示す概要図で、(A)は平面図を、(B)は正面図を示している。
符号の説明
10…機械本体、11…チップコンベア、11a…切屑受け部、11b…傾斜搬送部、12…制御盤、13…制御盤本体、14…開口部、15…開閉扉、20…リンク機構、21…第1支軸、22a、22b…第1リンク部材、23…第2支軸、24a、24b…第2リンク部材、25…第3支軸、26…第4支軸、30…作動手段(ガススプリング)。

Claims (5)

  1. 機械本体と、該機械本体を制御するために、機械本体の背面に配置された制御盤と、前記機械本体において発生する切屑を前記制御盤の下方を通って機械本体外部に排出するべく、切屑排出部が前記制御盤の後方に配置されたチップコンベアとを備えた工作機械において、
    前記制御盤は、制御盤本体と、該制御盤本体に対して前記機械本体の背面側に開閉される開閉扉を備え、前記チップコンベアの前記切屑排出部は、前記開閉扉と高さ方向位置で対向するように配置され、前記開閉扉は、水平な支軸の回りに前記チップコンベアの伸長方向上方に開閉可能に設けられ、前記開閉扉を開閉方向に作動する作動手段を備えたことを特徴とする工作機械。
  2. 請求項1において、前記開閉扉は、前記作動手段に連結されたリンク機構によって開閉されるように構成されていることを特徴とする工作機械。
  3. 請求項2において、前記リンク機構は、一端を前記制御盤本体に水平な第1支軸の回りに回動可能に枢支され、他端を前記開閉扉に前記第1支軸と平行な第2支軸の回りに回動可能に枢支された第1リンク部材と、該第1リンク部材と略平行となるように一端を前記制御盤本体に水平な第3支軸の回りに回動可能に枢支され、他端を前記開閉扉に前記第3支軸と平行な第4支軸の回りに回動可能に枢支された第2リンク部材とからなる平行リンク機構によって構成されていることを特徴とする工作機械。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項において、前記作動手段を、ガススプリングによって構成したことを特徴とする工作機械。
  5. 請求項4において、前記ガススプリングのスプリング力によって、前記開閉扉を閉止状態に保持させるとともに、前記開閉扉が開放された際前記ガススプリングのスプリング力が、前記開閉扉を開放状態に保持させるように構成したことを特徴とする工作機械。
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