JP5258072B1 - 目詰まり度合い判定装置、目詰まり度合い判定方法、および詰まり度合い判定プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】筺体11の前面パネル12に設けられた吸気口には、外気に含まれる粉塵等の混入を妨げる防塵フィルタ13が設置してある。また、前面パネル12には、防塵フィルタ13を介して筺体11内部に流入する外気の流量を測定する風量センサ14が設置されている。筺体内部の各発熱部材を冷却して暖まった空気は、排気口から排気される。プロセッサ16は、まず吸気ファン17を高速回転モードに切り替え、回転速度安定後に風量センサ14の測定値を読み込み、段階的工程により有効データを抽出する。かかる有効データの平均値を、情報格納部19に格納されたプログラムに従って基準値等と比較し、目詰まり度合いの判定等を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、上記従来例の有する不都合を改善するためのものであり、特に、経時的に悪化する防塵フィルタの目詰まり度合いを明確に把握できる目詰まり度合い判定装置、その方法、およびそのプログラムの提供を、その目的とする。
また、前述した診断処理プロセッサは、風量センサが測定する一定時間内の風量データを単位時間ごとに読み込む風量データ読込み手段と、風量データ読込み手段にて読み込まれる風量データから有効データを段階的な判定により抽出する有効データ判定抽出手段と、有効データ判定抽出手段にて抽出した有効データに基づいて防塵フィルタの目詰まり度合いを判定する目詰まり度合判定手段とを備える、という構成を採用している。
本発明にかかる防塵フィルタの目詰まり度合判定装置の一実施形態を、図1乃至図5に基づいて説明する。
図1において、符号11は、本実施形態における目詰まり度合判定装置を装備した筐体を示す。この筐体11内には、被冷却部材であるCPU22等の電子部品を搭載したマザーボード18が装備されている。さらに、筺体11は、外気を吸気する側に前面パネル12と、これに対向する側に後面パネル23と、を備えている。
次に、図1に開示した実施形態の動作を、図3又は図4に示すフローチャート及び図6に示す電圧平均値の算出式の説明図に基づいて説明する。
また、この吸気ファン17の高速回転による外気の高速吸気によって、データ取得時における吸気口付近の状況変化(人の通行やエアコン等による外部からの断続的な送風の変化など)に起因する誤動作を著しく軽減でき、データの精度を向上させる役割も担っている。
続いて、図1に開示した実施形態の目詰まり度合判定にかかる動作を、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。かかる工程は、診断処理プロセッサ16による制御のもと、ユーザからの指令に基づいて設定された期間毎に実行される。なお、この目詰まり度合判定工程が期間ごとに実行される設定は、任意に解除することが可能である。即ち、この解除機能を用いることで、ユーザは、必要に応じて目詰まり度合判定の実行指令を出すこともできる。
本実施形態における診断処理プロセッサ16は、風量センサ14が測定した風量データから段階的な判定工程により有効データを抽出するため、吸気ファンを通常の回転速度で回転させた上で目詰まり度合判定等を実行しても、従来にない高精度な目詰まり度合判定が実現できる。即ち、キャリブレーション及び目詰まり度合判定に際しては、常に吸気ファン17を高速回転させる構成を採用した本実施形態によれば、極めて信頼性の高い目詰まり度合い等の判定結果を得ることができる。また、本実施形態にかかる目詰まり度合判定装置は、構成の簡易さと初期値設定の柔軟さから、あらゆる装置に汎用可能である。
上述した実施形態の構成部材にかかる変形例について説明する。
また、診断処理プロセッサ16が筺体内部の複数のファンをコントロールするような構成としてもよい。かかる構成によれば、吸排気のバランス調製を柔軟に行えるため、風量センサでの測定値の安定と各発熱部材の適切な冷却が可能となる。さらに、複数の風量センサと複数のファンとを備えた構成とし、診断処理プロセッサがこれらを柔軟に制御するような構成としてもよい。
また、風量データ読み込みに際しての単位時間(本実施形態では1秒ごと)は、風量センサの分解能を考慮した上で適宜変更してもよく、測定する一定時間(本実施形態では3分間)は任意に調整可能である。加えて、高速回転するように制御された吸気ファン17の回転を安定させるための待機時間は、予め設定しておいてもよいし、ユーザが任意に設定するようにしてもよい。また、上述した目詰まり検出判断基準値等は、必ずしも予め設定しておく必要はなく、ユーザが場面ごとに設定するようにしてもよいし、環境変化や湿度・温度等を考慮した上で算出・設定するようにしてもよい。
上述した実施形態の報知にかかる変形例としては、以下のような目詰まり度合判定装置がある。
吸気ファンの回転により防塵フィルタを介して筺体内部に吸気される風量を測定する風量センサと、前記風量センサが測定した風量データを解析すると共に前記防塵フィルタの目詰まり度合いを診断する診断処理プロセッサと、を備えた目詰まり度合判定装置であって、
前記診断処理プロセッサは、
前記風量センサが測定する一定時間内の風量データを単位時間ごとに読み込む風量データ読込み手段と、
前記風量データ読込み手段にて読み込まれる風量データから有効データを段階的な判定により抽出する有効データ判定抽出手段と、
前記有効データ判定抽出手段にて抽出した有効データに基づいて前記防塵フィルタの目詰まり度合いを判定する目詰まり度合判定手段と、を備えることを特徴とした目詰まり度合判定装置。
前記付記1に記載の目詰まり度合判定装置において、
前記診断処理プロセッサは、前記風量センサが測定する風量データの読み込みに際して、前記吸気ファンが一時的に高速回転するように制御する高速回転制御手段を備え、
前記風量データ読込み手段は、前記高速回転制御手段が前記吸気ファンの高速回転制御を実行した後、予め設定された待機時間の経過を待って風量データを読み込むように制御する待機時間設定部を備えることを特徴とした目詰まり度合判定装置。
前記付記2に記載の目詰まり度合判定装置において、
前記有効データ判定抽出手段は、
前記風量データ読込み手段によって読み込む風量データを、予め設定された異常上限値及び下限値に照らし、その範囲内に収まると判定したデータを第1有効データとして抽出する第1の有効判定抽出部と、
この抽出した第1有効データから予め設定された異常変動基準値(β)に基づく判定処理により第2有効データを抽出し、これを目詰まり度合いの判定に用いる前記有効データとする第2の有効判定抽出部と、を備えたことを特徴とする目詰まり度合判定装置。
前記付記2に記載の目詰まり度合判定装置において、
前記診断処理プロセッサに、必要な情報を格納する情報格納部を併設し、
前記診断処理プロセッサは、前記有効データ判定抽出手段にて抽出した有効データの平均値を算出すると共にこの平均値を管理する平均値算出管理手段を備え、
この平均値算出管理手段は、経時的に実行される目詰まり度合判定の工程の一環にて算出した各回の平均値を、前記情報格納部に累積的に記憶する平均値累積記憶制御部を備え、
前記目詰まり度合判定手段は、リアルタイムでの目詰まり度合いを判定するに際して、前記平均値算出管理手段が算出した平均値及びこれから遡って連続する前記情報格納部に記憶された複数回分の平均値のすべての平均と、前記防塵フィルタに目詰まりが発生していない初期状態である旨の信号を受信した際に前記平均値算出管理手段が算出した平均値(初期値)とを、前記情報格納部に予め格納された閾低下割合(σ)に基づいて比較することで目詰まり度合いの判定を行う低下割合比較判定部を備えることを特徴とした目詰まり度合判定装置。
前記付記2に記載の目詰まり度合い判定装置において、
前記診断処理プロセッサに、必要な情報を格納する情報格納部を併設し、
前記診断処理プロセッサは、前記有効データ判定抽出手段にて抽出した有効データの平均値を算出すると共にこの平均値を管理する平均値算出管理手段を備え、
前記目詰まり度合判定手段は、リアルタイムでの目詰まり度合いを判定するに際して前記平均値算出管理手段が算出した平均値を、予め設定された閾値と比較して目詰まり度合いの判定を行う閾値比較判定部を備えることを特徴とした目詰まり度合い判定装置。
前記付記5に記載の目詰まり度合い判定装置において、
前記平均値算出管理手段は、前記閾値を設定すると共にこれを前記情報格納部に記憶する閾値設定記憶処理部を備え、
前記閾値は、前記防塵フィルタに目詰まりが発生していない初期状態である旨の信号を受信した際に前記平均値算出管理手段が算出した平均値(初期値)と予め設定された状態異常割合との積であることを特徴とする目詰まり度合い判定装置。
前記付記4乃至6に記載の目詰まり度合い判定装置において、
前記平均値算出管理手段は、リアルタイムでの目詰まり度合いを判定するに際して算出した平均値と、直前に前記情報格納部に記憶した平均値を、環境変動基準値(α)に基づいて比較することでリアルタイムでの算出平均値が環境変動(異常変動)に起因した環境変動値であるか否かを判定すると共に、環境変動値であると判定した場合には直ちに目詰まり度合いの判定を中止してその旨をユーザに対して報知するように制御する環境変動判定部を備え、
前記平均値累積記憶制御部は、前記環境変動判定部が環境変動値であると判定した平均値を前記情報格納部に記憶しないように制御する環境変動値除外処理機能を備えていることを特徴とした目詰まり度合判定装置。
前記請付記2乃至7に記載の目詰まり度合判定装置において、
前記診断処理プロセッサは、前記有効データ抽出手段にて除外された風量データ(無効データ)の累積数が予め設定された一定量を超えた際にリトライ(再試行)工程へと移行するように制御するリトライ移行制御手段を備えていることを特徴とした目詰まり度合判定装置。
前記請求項2乃至8に記載の目詰まり度合い判定装置において、
前記診断処理プロセッサは、前記目詰まり度合い判定手段にて判定した目詰まり度合いをユーザに対し報知するように制御する目詰まり度合報知手段を備えていることを特徴とした目詰まり度合判定装置。
吸気ファンの回転により防塵フィルタを介して筺体内部に吸気される風量を測定する風量センサと、前記風量センサが測定する風量データを解析すると共に前記防塵フィルタの目詰まり度合いを診断する診断処理プロセッサと、を備えた目詰まり度合判定装置にあって、
前記吸気ファンを一時的に高速回転するように制御し、
この高速回転制御開始直後から予め設定された待機時間の経過を待って前記風量センサにて測定する一定時間内の風量データを単位時間ごとに読み込むようにし、
ここで読み込む風量データを予め設定された異常上限値及び下限値に照らすことでその範囲内に収まると判定した風量データを第1有効データとして抽出し、
この抽出した第1有効データから予め設定された異常変動基準値(β)に基づく判定処理により第2有効データを抽出すると共にこれを目詰まり度合いの判定に用いる有効データとし、
この有効データの平均値を算出し、
ここで算出した平均値と前記診断処理プロセッサに併設された情報格納部に予め格納されたデータ(格納データ)とに基づいて前記防塵フィルタの目詰まり度合いを判定するという構成とし、
これら一連の各工程内容を前記診断処理プロセッサが順次実行することを特徴とした目詰まり度合い判定方法。
前記付記10に記載の目詰まり度合い判定方法において、
前記格納データは、経時的に実行される目詰まり度合判定の工程の一環にて算出した複数回分の平均値と予め設定された閾低下割合(σ)であることを特徴とし、
目詰まり度合いの判定は、リアルタイムでの算出平均値及びこれから遡って連続する前記情報格納部に記憶された複数回分の平均値のすべての平均と、前記防塵フィルタに目詰まりが発生していない初期状態である旨の信号を受信した際に前記平均値算出管理手段が算出した平均値(初期値)とを、前記情報格納部に予め格納された閾低下割合(σ)に基づいて比較することにより前記診断処理プロセッサが実行することを特徴とした目詰まり度合判定方法。
前記付記10に記載の目詰まり度合い判定方法において、
前記格納データは、前記防塵フィルタに目詰まりが発生していない初期状態である旨の信号を受信した際に前記平均値算出管理手段が算出した平均値(初期値)と予め設定された状態異常割合の積(閾値)であることを特徴とし、
目詰まり度合いの判定は、リアルタイムでの算出平均値を前記閾値と比較することにより前記診断処理プロセッサが実行することを特徴とする目詰まり度合判定方法。
前記付記11又は12に記載の目詰まり度合判定方法において、
前記リアルタイムでの算出平均値を、直前に前記情報格納部に記憶した平均値と比較することで前記リアルタイムでの算出平均値が環境変動(異常変動)に起因した環境変動値であるか否かを判定すると共に環境変動値であると判定した場合には直ちに目詰まり度合いの判定を中止してその旨をユーザに対して報知するように制御し、
そのリアルタイムでの算出平均値を前記情報格納部に記憶しないように制御するという構成とし、上記各工程内容を前記診断処理プロセッサが、前記目詰まり度合いの判定に先立って順次実行することを特徴とした目詰まり度合判定方法。
前記請付記10乃至13に記載の目詰まり度合判定方法において、
前記診断処理プロセッサが、前記有効データの平均値を算出するのに先立って、
前記第1有効データ及び第2有効データを抽出する過程にて除外された風量データ(無効データ)を累積的にカウントし、
その無効データのカウント数が予め設定された一定量を超えた際にはリトライ(再試行)工程への移行制御を実行することを特徴とした目詰まり度合判定方法。
前記請求項10乃至14に記載の目詰まり度合判定方法において、
目詰まり度合判定にかかる一連の各工程内容を実行したことで得た目詰まり度合いの判定結果を、予め設定された方法でユーザに対し報知するように制御するという工程を、前記診断処理プロセッサが、上記一連の各工程内容終了後直ちに実行することを特徴とした目詰まり度合判定方法。
吸気ファンの回転により防塵フィルタを介して筺体内部に吸気される風量を測定する風量センサと、前記風量センサが測定する風量データを解析すると共に前記防塵フィルタの目詰まり度合いを診断する診断処理プロセッサと、を備えた目詰まり度合判定装置にあって、
前記吸気ファンが一時的に高速回転するように制御する高速回転制御機能、
この高速回転制御機能によって高速回転制御を開始した直後から後予め設定された待機時間の経過を待って前記風量センサにて測定する一定時間内の風量データを単位時間ごとに読み込む回転速度安定読込み機能、
この回転速度安定読込み機能によって読み込む風量データを予め設定された異常上限値及び下限値に照らすことでその範囲内に収まると判定した風量データを第1有効データとして抽出する第1の有効判定抽出機能、
この第1の有効判定抽出機能によって抽出した第1有効データから予め設定された異常変動基準値(β)に基づく判定処理により第2有効データを抽出すると共にこれを目詰まり度合いの判定に用いる有効データとする第2の有効判定抽出機能、
この有効データの平均値を算出すると共にこの平均値を管理する平均値算出管理機能、
この平均値算出管理機能によって算出した平均値と前記診断処理プロセッサに併設された情報格納部に予め格納されたデータ(格納データ)とに基づいて前記防塵フィルタの目詰まり度合いを判定する目詰まり度合判定機能、を前記診断処理プロセッサに実現させるための目詰まり度合判定プログラム。
前記付記16に記載の目詰まり度合判定プログラムにおいて、
前記格納データは、経時的に実行される目詰まり度合判定の工程の一環にて算出した複数回分の平均値と予め設定された閾低下割合(σ)であることを特徴とし、
リアルタイムでの算出平均値及びこれから遡って連続する前記情報格納部に記憶された複数回分の平均値のすべての平均と、前記防塵フィルタに目詰まりが発生していない初期状態である旨の信号を受信した際に前記平均値算出管理手段が算出した平均値(初期値)とを、前記閾低下割合(σ)に基づいて比較することで前記防塵フィルタの目詰まり度合いを判定する低下割合比較判定機能、を前記診断処理プロセッサに実現させるための目詰まり度合判定プログラム。
前記付記16に記載の目詰まり度合判定プログラムにおいて、
前記格納データは、前記防塵フィルタに目詰まりが発生していない初期状態である旨の信号を受信した際に前記平均値算出管理機能によって算出した平均値(初期値)と予め設定された状態異常割合の積(閾値)であることを特徴とし、
リアルタイムでの算出平均値を前記閾値と比較することにより目詰まり度合いを判定する閾値比較判定機能、を前記診断処理プロセッサに実現させるための目詰まり度合判定プログラム。
前記付記17又は18に記載の目詰まり度合判定プログラムにおいて、
前記リアルタイムでの算出平均値を、直前に前記情報格納部に記憶した平均値と比較することで前記リアルタイムでの算出平均値が環境変動(異常変動)に起因した環境変動値であるか否かを判定すると共に環境変動値であると判定した場合には直ちに目詰まり度合いの判定を中止してその旨をユーザに対して報知するように制御する環境変動判定機能、
環境変動値であると判定された前記リアルタイムでの算出平均値を前記情報格納部には記憶しないように制御する環境変動値除外機能、を前記診断処理プロセッサに、目詰まり度合いの判定に先立って実現させるための目詰まり度合判定プログラム。
前記請付記16乃至19に記載の目詰まり度合判定プログラムにおいて、
前記第1有効データ及び第2有効データを抽出する過程にて除外される風量データ(無効データ)を累積的にカウントし、その無効データのカウント数が予め設定された一定量を超えた際にはリトライ(再試行)工程へと移行するように制御するリトライ移行制御機能、を前記診断処理プロセッサに、前記有効データの平均値を算出するのに先立って実現させるための目詰まり度合判定プログラム。
前記請求項16乃至20に記載の目詰まり度合い判定プログラムにおいて、
前記診断処理プロセッサが、目詰まり度合判定にかかる一連の各工程内容を実行したことで得た目詰まり度合いの判定結果を、予め設定された方法でユーザに対し報知するように制御する目詰まり度合報知機能、を前記診断処理プロセッサに、上記一連の各工程内容終了後直ちに実現させるための目詰まり度合判定プログラム。
12 前面パネル
13 防塵フィルタ
14 風量センサ
15 A/D変換回路
16 診断処理プロセッサ
17 吸気ファン
18 マザーボード
19 情報格納部
20 ROM
21 RAM
23 高速回転制御手段
24 風量データ読込み手段
25 有効データ判定抽出手段
26 平均値算出管理手段
27 閾値設定記憶処理部
28 環境変動判定部
29 平均値累積記憶処理部
29A 環境変動値除外処理機能
30 目詰まり度合判定手段
30A 低下割合比較判定部
30B 閾値比較判定部
31 目詰まり度合報知手段
Claims (10)
- 吸気ファンの回転により防塵フィルタを介して筺体内部に吸気される風量を測定する風量センサと、前記風量センサが測定した風量データを解析すると共に前記防塵フィルタの目詰まり度合いを診断する診断処理プロセッサと、を備えた目詰まり度合判定装置であって、
前記診断処理プロセッサは、
前記風量センサが測定する一定時間内の風量データを単位時間ごとに読み込む風量データ読込み手段と、
前記風量データ読込み手段にて読み込まれる風量データから有効データを段階的な判定により抽出する有効データ判定抽出手段と、
前記有効データ判定抽出手段にて抽出した有効データに基づいて前記防塵フィルタの目詰まり度合いを判定する目詰まり度合判定手段と、を備えることを特徴とした目詰まり度合判定装置。 - 前記請求項1に記載の目詰まり度合判定装置において、
前記診断処理プロセッサは、前記風量センサが測定する風量データの読み込みに際して、前記吸気ファンが一時的に高速回転するように制御する高速回転制御手段を備え、
前記風量データ読込み手段は、前記高速回転制御手段が前記吸気ファンの高速回転制御を実行した後、予め設定された待機時間の経過を待って風量データを読み込むように制御する待機時間設定部を備えることを特徴とした目詰まり度合判定装置。 - 前記請求項2に記載の目詰まり度合判定装置において、
前記有効データ判定抽出手段は、
前記風量データ読込み手段によって読み込む風量データを、予め設定された異常上限値及び下限値に照らし、その範囲内に収まると判定したデータを第1有効データとして抽出する第1の有効判定抽出部と、
この抽出した第1有効データから予め設定された異常変動基準値(β)に基づく判定処理により第2有効データを抽出し、これを目詰まり度合いの判定に用いる前記有効データとする第2の有効判定抽出部と、を備えたことを特徴とする目詰まり度合判定装置。 - 前記請求項2に記載の目詰まり度合判定装置において、
前記診断処理プロセッサに、必要な情報を格納する情報格納部を併設し、
前記診断処理プロセッサは、前記有効データ判定抽出手段にて抽出した有効データの平均値を算出すると共にこの平均値を管理する平均値算出管理手段を備え、
この平均値算出管理手段は、経時的に実行される目詰まり度合判定の工程の一環にて算出した各回の平均値を、前記情報格納部に累積的に記憶する平均値累積記憶制御部を備え、
前記目詰まり度合判定手段は、リアルタイムでの目詰まり度合いを判定するに際して、前記平均値算出管理手段が算出した平均値及びこれから遡って連続する前記情報格納部に記憶された複数回分の平均値のすべての平均と、前記防塵フィルタに目詰まりが発生していない初期状態である旨の信号を受信した際に前記平均値算出管理手段が算出した平均値(初期値)とを、前記情報格納部に予め格納された閾低下割合(σ)に基づいて比較することで目詰まり度合いの判定を行う低下割合比較判定部を備えることを特徴とした目詰まり度合判定装置。 - 前記請求項2に記載の目詰まり度合い判定装置において、
前記診断処理プロセッサに、必要な情報を格納する情報格納部を併設し、
前記診断処理プロセッサは、前記有効データ判定抽出手段にて抽出した有効データの平均値を算出すると共にこの平均値を管理する平均値算出管理手段を備え、
前記目詰まり度合判定手段は、リアルタイムでの目詰まり度合いを判定するに際して前記平均値算出管理手段が算出した平均値を、予め設定された閾値と比較して目詰まり度合いの判定を行う閾値比較判定部を備えることを特徴とした目詰まり度合い判定装置。 - 前記請求項5に記載の目詰まり度合い判定装置において、
前記平均値算出管理手段は、前記閾値を設定すると共にこれを前記情報格納部に記憶する閾値設定記憶処理部を備え、
前記閾値は、前記防塵フィルタに目詰まりが発生していない初期状態である旨の信号を受信した際に前記平均値算出管理手段が算出した平均値(初期値)と予め設定された状態異常割合の積であることを特徴とする目詰まり度合い判定装置。 - 前記請求項4乃至6に記載の目詰まり度合い判定装置において、
前記平均値算出管理手段は、リアルタイムでの目詰まり度合いを判定するに際して算出した平均値と、直前に前記情報格納部に記憶した平均値を、環境変動基準値(α)に基づいて比較することでリアルタイムでの算出平均値が環境変動(異常変動)に起因した環境変動値であるか否かを判定すると共に、環境変動値であると判定した場合には直ちに目詰まり度合いの判定を中止してその旨をユーザに対して報知するように制御する環境変動判定部を備え、
前記平均値累積記憶制御部は、前記環境変動判定部が環境変動値であると判定した平均値を前記情報格納部に記憶しないように制御する環境変動値除外処理機能を備えていることを特徴とした目詰まり度合判定装置。 - 前記請求項2乃至7に記載の目詰まり度合い判定装置において、
前記診断処理プロセッサは、前記目詰まり度合い判定手段にて判定した目詰まり度合いをユーザに対し報知するように制御する目詰まり度合報知手段を備えていることを特徴とした目詰まり度合判定装置。 - 吸気ファンの回転により防塵フィルタを介して筺体内部に吸気される風量を測定する風量センサと、前記風量センサが測定する風量データを解析すると共に前記防塵フィルタの目詰まり度合いを診断する診断処理プロセッサと、を備えた目詰まり度合判定装置にあって、
前記吸気ファンを一時的に高速回転するように制御し、
この高速回転制御開始直後から予め設定された待機時間の経過を待って前記風量センサにて測定する一定時間内の風量データを単位時間ごとに読み込むようにし、
ここで読み込む風量データを予め設定された異常上限値及び下限値に照らすことでその範囲内に収まると判定した風量データを第1有効データとして抽出し、
この抽出した第1有効データから予め設定された異常変動基準値(β)に基づく判定処理により第2有効データを抽出すると共にこれを目詰まり度合いの判定に用いる有効データとし、
この有効データの平均値を算出し、
ここで算出した平均値と前記診断処理プロセッサに併設された情報格納部に予め格納されたデータ(格納データ)とに基づいて前記防塵フィルタの目詰まり度合いを判定するという構成とし、
これら一連の各工程内容を前記診断処理プロセッサが順次実行することを特徴とした目詰まり度合い判定方法。 - 吸気ファンの回転により防塵フィルタを介して筺体内部に吸気される風量を測定する風量センサと、前記風量センサが測定する風量データを解析すると共に前記防塵フィルタの目詰まり度合いを診断する診断処理プロセッサと、を備えた目詰まり度合判定装置にあって、
前記吸気ファンが一時的に高速回転するように制御する高速回転制御機能、
この高速回転制御機能によって高速回転制御を開始した直後から後予め設定された待機時間の経過を待って前記風量センサにて測定する一定時間内の風量データを単位時間ごとに読み込む回転速度安定読込み機能、
この回転速度安定読込み機能によって読み込む風量データを予め設定された異常上限値及び下限値に照らすことでその範囲内に収まると判定した風量データを第1有効データとして抽出する第1の有効判定抽出機能、
この第1の有効判定抽出機能によって抽出した第1有効データから予め設定された異常変動基準値(β)に基づく判定処理により第2有効データを抽出すると共にこれを目詰まり度合いの判定に用いる有効データとする第2の有効判定抽出機能、
この有効データの平均値を算出すると共にこの平均値を管理する平均値算出管理機能、
この平均値算出管理機能によって算出した平均値と前記診断処理プロセッサに併設された情報格納部に予め格納されたデータ(格納データ)とに基づいて前記防塵フィルタの目詰まり度合いを判定する目詰まり度合判定機能、を前記診断処理プロセッサに実現させるための目詰まり度合判定プログラム。
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