JP5256219B2 - 棟部材継手 - Google Patents

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Description

本発明は、方形屋根・寄棟屋根等における傾斜棟と傾斜棟とが交差する部位、または水平棟と傾斜棟とが交差する部位に設置される棟部材継手に関する。
一般に、寄棟屋根では、屋根頂上の水平棟に葺かれた水平棟部材と、この水平棟部材の端部から分岐された2つの傾斜棟に葺かれた傾斜棟部材とが交差する部分には棟部材継手が設置され、この棟部材継手を介して棟部材同士が連結されている。
なお、方形屋根では、前記水平棟部材は無く、屋根頂上から四方に分岐された4つの傾斜棟部材が設置されており、屋根頂上には、4つの傾斜棟部材に対応した棟部材継手が設置されている。
このような棟部材継手には、棟部材同士を連結するためにそれぞれの棟の勾配に応じた連結部(水平連結部、傾斜連結部)が形成されている。従来では、傾斜棟の種々の勾配に対応できるように、傾斜連結部の先端部を、複数の連続する段部でもって段階的に急勾配にした棟部材継手が提案されている(特許文献1参照)。このものによれば、傾斜棟の勾配に応じて先端部を切り取って勾配を調整すればよく、施工が簡易に行えるし、傾斜棟の勾配に対応して複数種類の棟部材継手を準備する必要がなく、製造及び在庫管理面での利便性も高い。
特許第4125323号公報
しかしながら、特許文献1の技術によれば、傾斜連結部の先端の勾配は段階的となっているので、傾斜棟の勾配が隣接する段部の勾配の中間に相当するような、実際の勾配が正しく段部の勾配に一致しない場合には、傾斜連結部と傾斜棟部材の接合部にわずかな隙間やずれができるおそれがある。
特にリフォームの場合には、勾配が新築時にくらべて変動していることが多く、その場合には、新築時に使用した棟部材継手と同一のものを使用することはできず、また勾配の再計測を実施する必要があり、施工手間が生じていた。
本発明は、このような問題を解決するために提案されたもので、その目的は、棟部材継手の傾斜連結部と傾斜棟部材との接合部に隙間やずれが生じず、接合部に違和感のない棟部材継手を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に係る棟部材継手は、方形屋根・寄棟屋根等における棟同士が交差する部位に設置される棟部材継手であって、前記棟部材継手の継手本体には、傾斜棟部材に連結させる傾斜連結部が下方に分岐延設されており、前記傾斜連結部は、一定の勾配で下方に延びた連結基部と、前記連結基部の先端から下方に延設され弧状に形成されたアダプタ部とよりなり、該アダプタ部の表面には切断用マークが付されていることを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係る棟部材継手によれば、弧状に形成されたアダプタ部を有しているため、アダプタ部を所望の勾配で切断することで、傾斜連結部を施工対象である傾斜棟の勾配に一致した位置で切断して使用することができる。その結果、棟部材継手の傾斜連結部と傾斜棟部材との接合部に隙間やずれが生じるおそれはなく、傾斜連結部と傾斜棟部材とを違和感なく連結できる。
また、上記アダプタ部の表面には、切断用マークが付されているので、切断する際の目安となり、切断位置を迅速に選定することができ、作業効率を更に高めることができる。
本発明に係る棟部材継手の使用状態の一例を示した斜視図である。 (a)は、同棟部材継手の斜視図であり、(b)は、同概略側面図である。 (a)〜(d)は、傾斜棟部材の勾配に対応した同棟部材継手の使用態様を示す概略側面図である。
以下、本発明に係る棟部材継手を図面とともに説明する。
図1は、本発明に係る棟部材継手の使用状態の一例を示した斜視図であり、図2(a)は、図1で示した棟部材継手の斜視図であり、図2(b)は、同概略側面図である。なお、本実施形態では、寄棟屋根における棟部材継手についてのみ説明するが、方形屋根についても、略同様であるため、その説明は省略している。
一般に、寄棟屋根Sでは、前・後及び左・右の四方に向けて屋根材Yが傾斜して葺かれており、このうち、傾斜して前後方向に配設して葺かれた屋根材Y1の棟(水平棟)の上には、これら屋根材Y1の繋ぎ部材として、水平な水平棟部材Xが設置されている。
一方、傾斜して左右方向に配設して葺かれた屋根材Y2と、屋根材Y1の両端との会合部分(傾斜棟)とは、所定の傾斜角度(以下、「勾配」と呼ぶ。)によって傾斜しており、前記会合部分の繋ぎ部材として、斜め方向に傾斜された傾斜棟部材Zが設置されている。
本発明に係る棟部材継手Aは、このような寄棟屋根Sにおける水平棟(水平棟部材X)と傾斜棟(傾斜棟部材Z)とが交差する部位に設置されるものであり、以下、これを詳説する。
この棟部材継手Aは、屋根材Yの材質に合わせた合成樹脂材料、粘土材料、セメント材料等によって一体成型されており、基材である継手本体1の一方には、水平棟部材Xに連結される水平連結部2を形成すると共に、他2方には、傾斜棟部材Zに連結される傾斜連結部3、3が形成されてなる。
本実施例では、傾斜棟が水平棟の端部から分岐される寄棟屋根を例示しているため、これに対応するように、継手本体1の他2方には、傾斜棟部材Zに連結される2つの傾斜連結部3、3が分岐して形成されたものを示しているが、傾斜棟部材Zが1つの場合には、その形状は、略「くの字」形状となり、又、傾斜棟部材Zが3つ以上の場合には、これに応じた形状に形成される。
この傾斜連結部3は、対象となる傾斜棟の勾配に応じて一定の勾配で下方に延びた連結基部5と、その連結基部5の先端から下方に延設され弧状に形成されたアダプタ部4とが一体的に形成されて構成されている。このアダプタ部4は、図2(a)(b)に示すように、自転車の車輪の泥よけカバー様の形状をなすものである。
また、本実施例では、アダプタ部4には、略等間隔に5つのラインよりなる切断用マーク6を付しているが、その数や角度は限定されない。図2では5本の切断用マーク6を例示している。
図3(a)〜(d)は、傾斜棟部材Zの勾配に対応した棟部材継手Aの使用態様を示す概略側面図である。図3は、(a)〜(d)の順で傾斜棟の傾斜角度を急勾配にした態様例を示している。
傾斜棟部材Zは、棟部材継手A側に接合代Zaを備えており、この接合代Zaをアダプタ部4に内嵌させて棟部材継手Aに連結する。
アダプタ部4は、図3(a)〜(d)各図に示すように、設置された傾斜棟部材Zの勾配に合致する箇所で切断して使用すればよい。なお、図3(b)〜(d)中に示した破線は、複数の切断用マーク6で弧状に形成されたアダプタ部4を切断した際の傾斜棟部材Zとの位置関係を模式的に示した場合の仮想線であり、傾斜棟部材Zの勾配の相違を比較するために示したものである。
図3(a)は、傾斜棟部材Zの勾配が連結基部3の勾配に一致した例図であり、その場合には、アダプタ部4の全てを切り取った傾斜連結部3に傾斜棟部材Zを連結する。また、図3(b)〜(d)は、傾斜棟部材Zの勾配が順に急勾配となっている例を示している。
上述の如く形成された棟部材継手Aによれば、傾斜棟の勾配に応じてアダプタ部4を所望の位置で切断して使用することができる。確実に傾斜棟部材Zの勾配に一致させて切断できるため、アダプタ部4と傾斜棟部材Zとの接合部に隙間やずれが生じず、傾斜連結部3と傾斜棟部材Zとを違和感なく連結させることができる。
アダプタ部4の表面には、切断用マーク6が付されているので、切断する際の目安となり、切断位置を迅速に選定することができ、作業効率を更に高めることができる。また、各切断用マークの近傍に、そのマークに対応した傾斜角度を併記すればさらに便利である。
A 棟部材継手
1 継手本体
2 水平連結部
3 傾斜連結部
4 アダプタ部
5 連結基部
6 切断用マーク
S 寄棟屋根(方形屋根・寄棟屋根等)
X 水平棟部材
Y 屋根材
Z 傾斜棟部材
Za 接合代

Claims (1)

  1. 方形屋根・寄棟屋根等における棟同士が交差する部位に設置される棟部材継手であって、
    上記棟部材継手の継手本体には、傾斜棟部材に連結させる傾斜連結部が下方に分岐延設されており、
    上記傾斜連結部は、一定の勾配で下方に延びた連結基部と、該連結基部の先端から下方に延設され弧状に形成されたアダプタ部とよりなり、該アダプタ部の表面には切断用マークが付されていることを特徴とする棟部材継手。
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