JP5254293B2 - 食配管理システム - Google Patents
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Description
この特許文献1の発明は、納入業者が電話やFAX、インターネット等で集合住宅の住人等に商品を受注すると、その集合住宅内の所定の場所(ワゴン上、固定棚上、ビニール等の袋内、冷蔵庫内、冷凍庫内等)に該当する商品を納入するというものである。
例えば、注文者が共働きの夫婦である場合には、日中不在であることが多い。このため、共用玄関のオートロックを解錠できずに、食品宅配業者は食料品を注文者の住戸の玄関先まで配送することができないことが多い。
特許文献1の発明においても、注文者が不在の場合には、やはり食品宅配業者は、食料品等を配送することができないという問題が生じてしまう。
にもかかわらず、特許文献1の発明では、配送後の食料品等が単に集合住宅内の所定の場所に載置されるだけで特に管理されておらず、食の安全といった面から不安が大きいという問題もある。
(第1の実施の形態の概要)
本発明の第1の実施の形態における食配管理システムは、集合住宅における食品保管スペースへの入退場を管理するものである。
本実施の形態では、この食品保管スペースを集合住宅の共用部の一部に設けられた食品保管室とする。この食品保管室は、通常はその出入口が施錠されて入退場が規制された状態にある。後述するように認証に成功すると解錠され、食品保管室内に入場できるようになる。
集合住宅の居住者と食料品の宅配契約を結んでいる食品宅配業者は、集合住宅の居住者から食料品の配達を受注すると、その食料保管室へ食料品を配達する。居住者は、その配達が完了した旨の通知を受けると、食料保管室へ赴き、配達済みの食料品を受け取る。
図1は、本発明の第1の実施の形態における食配管理システムの構成を示す図である。以下、図を用いて、本実施の形態における食配管理システムの構成について説明を進める。
図に示すように、食配管理システムは、集合住宅HCにおける食品保管室FRへの入退場に用いる情報記録媒体10と、この情報記録媒体10に記録されている識別情報を読み取る読取装置20と、その読取装置20から送信された識別情報に基づいて食品保管室FRへ入退場する者の認証を行うとともに、その入退場に係る情報や食料品の配達に係る情報を管理する管理サーバ30と、集合住宅HCの居住者が操作する情報処理装置であって、管理サーバ30から食料品の配達完了通知を受信する居住者端末40と、その読取装置20、管理サーバ30及び居住者端末40を接続するインターネットやLAN等のネットワーク60とを有して構成される。
例えば、この情報記録媒体10は、バーコードや2次元コード等の情報が印刷された紙、樹脂又は金属製等の媒体であってもよいし、接触型のICカード又は無線通信が可能な非接触型のICカードや携帯端末(携帯電話機やPDA等)等であってもよい。
食品宅配業者は、食料品配達時にこの情報記録媒体10を携帯して、この情報記録媒体10内に記録されている識別情報を読取装置20に読み取らせて、後述する認証が成功した場合に食料保管室FRへの入場が可能となる。
また、居住者は、配達された食料品を食料保管室FRへ受け取りに行くときに、この情報記録媒体10を携帯して、この情報記録媒体10内に記録されている識別情報を読取装置20に読み取らせて、認証が成功した場合に食料保管室FRへの入場が可能となる。
管理サーバ30は、自サーバの記録領域において、食配データベースDB1と、入退場履歴データベースDB2と、読取装置データベースDB3とを管理する。
図2,3は、その食配データベースDB1のデータ構成の一例を示す図である。
図2に示すように、例えば、その居住者の個人情報には、居住者の氏名、部屋番号、連絡先(メールアドレス、電話番号等)等が含まれる。
また、食品宅配業者の個人情報には、例えば、食品宅配業者の氏名、所属先(会社、団体)、連絡先(メールアドレス、電話番号等)等が含まれる。
また、図3に示すように、その食料品の配達スケジュール情報には、担当食品宅配業者の識別情報と、配達先の居住者の識別情報と、配達予定時期と、配達される食料品の内容(種類・個数)とを含むものである。この配達スケジュール情報は、各配達作業ごとに上記項目がまとめられて構成されている。
読取装置20は、その解錠許可情報を受信すると、扉DR1を解錠及び開扉し、食料保管室FRへの入場を許可する。
図4は、その入退場履歴データベースDB2のデータ構成の一例を示す図である。
図に示すように、入退場履歴データベースDB2には、入退場者(居住者又は食品宅配業者)の識別情報と、入退場時期とが互いに対応付けられて管理されている。
また、管理サーバ30は、配達が完了してから所定時間が経過した後も未だに該当する居住者による入退場がないと判断した場合には、配達済みの食料品の受け取りを催促する旨の受取催促通知を該当する居住者の居住者端末40へ送信し、その旨を知らせる。
図5は、その読取装置データベースDB3のデータ構成の一例を示す図である。
図に示すように、読取装置データベースDB3には、各読取装置20固有の装置識別情報と、読取装置20の設置場所とが互いに対応付けられて管理されている。
居住者端末40は、居住者が注文していた食料品の配達が完了した旨の配達完了通知、又は配達済みの食料品の受け取りを催促する旨の受取催促通知を管理サーバ30から受信すると、画面上に表示し、又はスピーカから音声出力してその旨を居住者に知らせる。
この居住者端末40は、例えば、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、またはPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯通信端末であってもよいし、タワー、デスクトップ、またはノートブックの各型のPC(Personal Computer)であってもよい。
また、この居住者端末40は、情報記録媒体10と一体に構成されていてもよい。
食品宅配業者端末50は、居住者による食料品の注文情報を管理サーバ30から受信すると、画面上に表示し、又はスピーカから音声出力してその旨を食品宅配業者に知らせる。
この食品宅配業者端末50は、例えば、携帯電話機、PHS、またはPDA等の携帯通信端末であってもよいし、タワー、デスクトップ、またはノートブックの各型のPCであってもよい。
この食料保管室FRの出入口には扉DR1が設けられており、通常は施錠され、自由に室内に入退場できないようになっている。この扉DR1は、後述するように、情報記録媒体10による認証が成功した場合のみ解錠及び開扉され、室内に入場可能となる。
(1)食料品注文時の動作
図6は、本発明の第1の実施の形態における食料品注文時の食配管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、居住者が食料品を注文したときの食配管理システムによる動作について説明する。
そして、居住者端末40は、その入力された注文情報を管理サーバ30へ送信する(ステップS102)。
次に、管理サーバ30は、その注文情報を食品宅配業者端末50へ送信する(ステップS104)。
食品宅配業者は、この注文情報を確認して、食料品の配送準備を行う。
図7は、本発明の第1の実施の形態における食料品配達時の食配管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、食品宅配業者が受注した食料品を居住者の集合住宅HCの食料保管室FRまで配達するときの食配管理システムによる動作について説明する。
そして、食品宅配業者は、その集合住宅HCの共用部CSの一部に設けられた食料保管室FRの出入口へ移動する。
そこで、その出入口付近に設けられている読取装置20に情報記録媒体10に記録されている食品宅配業者自身の識別情報を読み取らせる(ステップS201)。
例えば、情報記録媒体10が非接触型のICカードの場合には、食品宅配業者は、情報記録媒体10を読取装置20に近付け、読取装置20は、無線通信によりその情報記録媒体10内の識別情報を読み取る。
一致する識別情報が食配データベースDB1で管理されている場合には(ステップS204/Yes)、管理サーバ30は認証成功と判断して、食料保管室FRの扉DR1の解錠を許可する情報(解錠許可情報)をネットワーク60を介して読取装置20へ送信する(ステップS205)。
読取装置20は、その解錠許可情報を管理サーバ30から受信すると、食料保管室FRの扉DR1の解錠及び開扉を行い、食品宅配業者が食料保管室FR内へ入場可能にする(ステップS206)。
食品宅配業者は、食料保管室FR内へ入場し、その食料保管室FR内に設置された棚やボックス等に受注した食料品を置いて、食料品の配達業務を終了する。
読取装置20は、その解錠禁止情報を受信した場合には、食料保管室FRの扉DR1を解錠せずに、施錠及び閉扉した状態を維持させる。
以上で、食品宅配業者による食料品配達時の食配管理システムの動作は終了する。
図8は、本発明の第1の実施の形態における食料品配達完了後の食配管理システムによる動作の流れを示すシーケンスチャートである。
以下、本図に沿って、食料品の配達が完了した後の食配管理システムによる居住者側への通知動作について説明する。
ここで、入退場情報の登録がない場合、認証が失敗した場合(ステップS301/No)、入退場をしたのが居住者である場合には(ステップS302/No)、そのまま動作を終了する。
一方、管理サーバ30は、入場に際し認証が成功したのは食品宅配業者であると判断した場合には(ステップS302/Yes)、食配データベースDB1の配達スケジュール情報を参照し、その食品宅配業者が配達予定となっていた居住者を抽出するとともに、その抽出した居住者の個人情報を参照し、当該居住者の居住者端末40へ配達完了通知を電子メール等で送信する(ステップS303)。
居住者は、その配達完了通知を確認し、食料保管室FRへ注文した食料品を受け取りに行く。
居住者端末40は、その受取催促通知を管理サーバ30から受信すると、画面上に表示し、又はスピーカから音声出力してその旨を居住者に知らせる(ステップS307)。
居住者は、その受取催促通知を確認し、食料保管室FRへ注文した食料品を受け取りに行く。
管理サーバ30は、その後、居住者による食料品の受取が未だないと判断した場合には、所定時間ごとにその受取催促通知の送信を繰り返すようにしてもよい。
上記の通り、居住者は、配達完了通知又は受取催促通知を確認後、食料保管室FRへ食料品を受け取りに行く。
ここで、居住者は、情報記録媒体10を用いて食料保管室FR内へ入場する。
この場合における食配管理システムによる動作は、図7を用いて説明した食品宅配業者の場合と同様であるので、その説明を省略する。
以上説明したように、本実施の形態では、食品宅配業者は、受注した食料品を集合住宅HCの共用部CS内の第三者が入場不可能な食料保管室FRへ配達し、食配管理システムは、その食料保管室FRへの入退場を管理するので、注文者である集合住宅の居住者が不在の場合であっても、食料品を安全に配送し、かつ配送後の食料品の管理を行うことが可能となる。
このように、管理サーバ30が履歴を管理しておくことにより、食料品の配達の追跡も容易となる。
さらに、管理サーバ30は、居住者が配達済みの食料品を受け取りに来ないまま所定時間が経過した場合には、受取催促通知を居住者端末40へ送信するので、居住者は、食料品の受け取りを忘れたりすることがなくなり、確実に食料品を受け取ることが可能となる。
(第2の実施の形態の概要)
以上説明した第1の実施の形態では、食品宅配業者は、集合住宅HCの共用部CR内の食料保管室FRへ食料品を配達するものであった。
これに対し、以下説明する第2の実施の形態では、集合住宅HCの共用部CS内に施錠・解錠可能なロッカー装置を設置し、このロッカー装置の収容ボックス内に食品宅配業者が食料品を配達するものとする。
以下、本実施の形態における食配管理システムの構成及び動作は、特記しない限り、第1の実施の形態と同様であるものとして説明を進める。
図9は、本発明の第2の実施の形態における食配管理システムの構成を示す図である。
図に示すように、本実施の形態における食配管理システムは、第1の実施の形態における読取装置20、食料保管室FR及びその扉DR1に代わって、ロッカー装置70を有する。
このロッカー装置70は、配達された食料品を実際に収容する複数のボックスからなり、そのボックスの扉が施錠・解錠可能に構成される収容部71と、情報記録媒体10の識別情報を読み取るとともに、上記の収容部71の各ボックス扉の施錠及び解錠を行う読取部72とを有して構成される。
また、この読取部72は、収容部71と別体に構成され、これら相互に情報の送受信が可能に接続されるように構成されてもよい。この場合、読取部72は読取装置20とほぼ同様に構成される。
本実施の形態では、ロッカー装置70の読取部72が、居住者又は食品宅配業者が携帯する情報記録媒体10に記録された識別情報を読み取り、その識別情報を含む入退場情報を管理サーバ30へ送信する。
そして、管理サーバ30における認証の結果、読取部72が解錠許可情報を受信すると、収容部71のうち該当するボックスの扉を解錠及び開扉して、ボックス内への食料品の配達又はボックス内からの食料品の取り出しが可能となる。
管理サーバ30は、その収容部71のどのボックスの施錠・解錠が行われたかを入退場履歴データベースDB2で管理する。
その他の動作については、第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
以上説明したように、本実施の形態では、食品宅配業者は、受注した食料品を集合住宅HCの共用部CS内の第三者が開扉不可能なロッカー装置70のボックス内に配達し、食配管理システムは、そのロッカー装置70の施錠・解錠を管理するので、注文者である集合住宅の居住者が不在の場合であっても、食料品を安全に配送し、かつ配送後の食料品の管理を行うことが可能となる。
(第3の実施の形態の概要)
以上説明した第1の実施の形態では、食品宅配業者は、集合住宅HCの共用部CR内の食料保管室FRへ食料品を配達するものであった。
これに対し、以下説明する第3の実施の形態では、集合住宅HCの専有部PS、つまり居住者の各住戸内に、各居住者ごとに専用の食料保管庫FBを設置し、この食料保管庫FBの収容ボックス内に食品宅配業者が食料品を配達するものとする。
以下、本実施の形態における食配管理システムの構成及び動作は、特記しない限り、第1の実施の形態と同様であるものとして説明を進める。
図10は、本発明の第3の実施の形態における食配管理システムの構成を示す図である。
図に示すように、本実施の形態では、集合住宅HCの共用部CSは、共用廊下と、その共用廊下以外の部分(玄関ホール等)とにより構成されている。
そして、これら共用廊下と共用廊下以外の部分とは、扉DR2により仕切られている。この扉DR2は、通常は施錠及び閉扉されており、その移動が制限されている。
第1の実施の形態と同様に、居住者又は食品宅配業者は、情報記録媒体10内の識別情報を読取装置20に読み取らせて、扉DR2を解錠及び開扉して、共用廊下側へ移動できるように構成されている。
本実施の形態では、集合住宅HCの共用部CSの扉DR2付近に設けられた読取装置20が、居住者又は食品宅配業者が携帯する情報記録媒体10に記録された識別情報を読み取り、その識別情報を含む入退場情報を管理サーバ30へ送信する。
そして、管理サーバ30における認証の結果、読取装置20が解錠許可情報を受信すると、扉DR2を解錠及び開扉して、共用廊下側への移動が可能となる。
管理サーバ30は、扉DR2が解錠及び開扉されて共用廊下側へ移動した履歴を入退場履歴データベースDB2で管理する。
そして、食品宅配業者は、各住戸に設置された食料保管庫FBの扉DR4を開けて、食料保管庫FBの収容ボックス内に食料品を収容し、扉DR4を閉め、配達作業を終了する。
その他の動作については、第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
以上説明したように、本実施の形態では、食品宅配業者は、受注した食料品を、第三者が侵入不可能な集合住宅HCの共用廊下に面して設置された食料保管庫FBのボックス内に配達し、食配管理システムは、その共用廊下とその他の共用部CSとを隔てる扉DR2の施錠・解錠を管理するので、注文者である集合住宅の居住者が不在の場合であっても、食料品を安全に配送し、かつ配送後の食料品の管理を行うことが可能となる。
これに代えて、食料保管庫FBの扉DR4を施錠可能に構成することもできる。この場合、共用廊下の食料保管庫FB付近にも読取装置20を設け、この読取装置20をネットワーク60を介して管理サーバ30に接続して、同様に扉DR4の施錠及び解錠を管理する。
以上説明したように、第1〜第3の実施の形態では、食品宅配業者は、受注した食料品を集合住宅HCの共用部CS内の食料保管スペース(食料保管室FR、ロッカー装置70、食料保管庫FB)内へ配達し、食配管理システムは、その食料保管スペースへの入退場又は施錠・解錠を管理するので、注文者である集合住宅の居住者が不在の場合であっても、食料品を安全に配送し、かつ配送後の食料品の管理を行うことが可能となる。
また、上記の読取装置20、管理サーバ30、居住者端末40、食品宅配業者端末50及びロッカー装置70をソフトウェアモジュール群として構成する場合、このプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
食配管理システムは、当該構成の他の構成もとることができる。
例えば、読取装置20が、食配データベースDB1、入退場履歴データベースDB2及び読取装置データベースDB3を備え、単独で認証及び入退場(施錠・解錠)の管理を行うように構成するようにしてもよい。
20 読取装置
30 管理サーバ
40 居住者端末
50 食品宅配業者端末
60 ネットワーク
70 ロッカー装置
71 収容部
72 読取部
CS 共用部
DB1 食配データベース
DB2 入退場履歴データベース
DB3 読取装置データベース
DR1〜DR4 扉
FB 食料保管庫
FR 食料保管室
HC 集合住宅
PS 専有部
Claims (3)
- 集合住宅内の共用部分に食料を該集合住宅の居住者が共同で使用し食料を保管する食料保管室が設けられており、食品宅配業者による前記食料保管室への食料品の配達又は受取を管理する食配管理システムであって、
前記集合住宅の居住者又は該居住者と宅配契約を結んだ食品宅配業者の識別情報が記録された情報記録媒体と、
前記食料保管室の入退場口に設けられ、前記情報記録媒体に記録された識別情報を読み取り、該読み取った識別情報に基づいて、前記集合住宅内の食料保管室への入場を許可又は制限する読取装置と、
前記読取装置とネットワークを介して接続され、該読取装置から受信した前記識別情報に基づいて認証を行い、該認証結果に応じて前記食料保管室への食料品の配達又は前記居住者による保管された食料品の受取を許可する情報を前記読取装置へ送信する管理サーバとを有することを特徴とする食配管理システム。 - 前記居住者が操作する居住者端末をさらに有し、
前記読取装置は、前記情報記録媒体から前記食品宅配業者の識別情報を読み取ると、該食品宅配業者による食料品の配達があったことを示す履歴情報を前記管理サーバへ送信し、
前記管理サーバは、前記食品宅配業者による配達予定時期と配達予定先の前記居住者の情報とを少なくとも含む配達スケジュール情報をデータベースで管理しており、前記履歴情報を前記読取装置から受信すると、該受信した履歴情報に基づいて配達完了通知を生成するとともに、前記受信した履歴情報の内容から前記配達スケジュール情報を参照して該当配達作業を特定し、該配達作業に係る配達予定先の居住者を抽出し、該抽出した配達予定先の居住者の前記居住者端末へ前記生成した配達完了通知を前記居住者端末へ送信し、
前記居住者端末は、前記配達完了通知を受信すると、該通知を画面上に表示又は音声出力することを特徴とする請求項1記載の食配管理システム。 - 前記情報記録媒体は、居住者の識別情報が記録され、
前記読取装置は、前記情報記録媒体に記録された居住者の識別情報を読み取り、該読み取った識別情報に基づいて、前記集合住宅内の食料保管室への入場を許可又は制限するとともに、該居住者の入場があったことを含む履歴情報を一時的に記録し、
前記管理サーバは、前記読取装置から前記居住者の履歴情報を受信し、データベースで管理するとともに、前記食料品が配達されてから該食料品の配達を依頼した居住者の前記食料保管室への入場が確認されないまま所定時間経過したことを認識すると、該食料品の受け取りを催促する旨の情報を該居住者の居住者端末へ送信し、
前記居住者端末は、前記受け取りを催促する旨の情報を受信すると、該情報を画面上に表示又は音声出力することを特徴とする請求項1又は2記載の食配管理システム。
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