JP5253518B2 - 符号化方法、復号方法、それらの装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
符号化方法、復号方法、それらの装置、プログラム及び記録媒体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5253518B2 JP5253518B2 JP2010544032A JP2010544032A JP5253518B2 JP 5253518 B2 JP5253518 B2 JP 5253518B2 JP 2010544032 A JP2010544032 A JP 2010544032A JP 2010544032 A JP2010544032 A JP 2010544032A JP 5253518 B2 JP5253518 B2 JP 5253518B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parcor coefficient
- value
- order
- coefficient
- order parcor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10L—SPEECH ANALYSIS OR SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
- G10L19/00—Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
- G10L19/04—Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using predictive techniques
- G10L19/06—Determination or coding of the spectral characteristics, e.g. of the short-term prediction coefficients
Description
符号化装置1010のフレームバッファ1011には、標本化・量子化されたPCM (pulse code modulation)形式の時系列信号x(n)(nは離散時間を示すインデックス)が入力される。フレームバッファ1011は、予め定められた時間区間(以下、「フレーム」と呼ぶ)分の時系列信号x(n)(n=1,...,N)(Nは正の整数)をバッファし、符号化装置1010は、フレーム毎に時系列信号x(n)(n=1,...,N)を符号化する。
また、ある時点nの時系列信号y(n)を、その時点nよりも過去のM個の時点n-1,n-2,...,n-Mの時系列信号x(n-1),x(n-2),...,x(n-M)を用いて推定する下式の線形FIR(Finite Impulse Response)フィルタを「線形予測フィルタ」と呼ぶ。
算出された1次からM次までのPARCOR係数k(m)(m=1,2,...,M)は、非線形量子化部1013に送られ、量子化されて1次からM次までの量子化PARCOR係数i(m)(m=1,2,...,M)が生成される。なお、「量子化PARCOR係数」は、PARCOR係数の量子化値そのものであってもよいし、当該PARCOR係数の量子化値に付されたインデックスであってもよい。1次からM次までの量子化PARCOR係数i(m)(m=1,2,...,M)は、係数符号化部1014に送られ、そこでエントロピー符号化されて係数符号Ckが生成される。この符号化は1次からM次までのPARCOR係数k(m)(m=1,2,...,M)それぞれについて独立に行われる。例えば図3に示すように、1次の量子化PARCOR係数i(1)と2次の量子化PARCOR係数i(2)とは、互いに独立にエントロピー符号化される。また、1次からM次までの量子化PARCOR係数i(m)(m=1,2,...,M)は、線形予測係数変換部1015にも送られる。線形予測係数変換部1015は、これらを用いて予測次数Mの線形予測フィルタの各線形予測係数α(m)(m=1,2,...,M)を算出する。線形予測部1016は、1フレーム分の時系列信号x(n)(n=1,...,N)と各線形予測係数α(m)(m=1,2,...,M)とを用い、線形予測によって線形予測値y(n)(n=1,...,N)を生成する。減算部1017は、時系列信号x(n)から線形予測値y(n)を減算した予測残差(「予測誤差」と呼ぶ場合もある)e(n)を算出する(予測フィルタ処理)。算出された予測残差e(n)は残差符号化部1018に送られ、そこでエントロピー符号化されて残差符号Ceが生成される。係数符号化部1014で生成された係数符号Ckと、残差符号化部1018で生成された残差符号Ceは、合成部1019に送られる。係数符号Ckと残差符号Ceは、合成部1019で合成され、符号Cgが生成される。
復号装置1020に入力された符号Cgは、分離部1021で係数符号Ckと残差符号Ceとに分離される。係数符号Ckと残差符号Ceは、それぞれ係数復号部1022と残差復号部1023で復号され、1次からM次までの量子化PARCOR係数i(m)(m=1,...,M)と、予測残差e(n)(n=1,...,N)とが生成される。1次からM次までの量子化PARCOR係数i(m)(m=1,...,M)は、線形予測係数変換部1024に送られる。線形予測係数変換部1024は、これらを用いて予測次数Mの線形予測フィルタの各線形予測係数α(m)(m=1,...,M)を算出する。線形予測部1025は、算出された各線形予測係数α(m)(m=1,...,M)と過去に加算部1026から出力された時系列信号x(n)とを用い、線形予測によって線形予測値y(n)を生成する。加算部1026は、線形予測値y(n)と予測残差e(n)とを加算して時系列信号x(n)を生成する(逆予測フィルタ処理)。
<PARCOR係数の相関>
線形予測モデルを特定するパラメータとしてPARCOR係数をみた場合、本来、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数とは相関を持たない。しかし、音響信号、映像信号、生体信号、地震波信号、センサーアレイ信号などの時系列信号の線形予測分析を行った場合、それらの信号の特徴から、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数との間に相関関係が存在することが多い(未公開)。
以上説明したように、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数との間には相関がある(未公開)。本発明ではこの相関を利用し、PARCOR係数に対応する符号を生成する。そして、復号時には、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数との相関を利用してPARCOR係数を復号する。
第1態様の符号化装置は、(I)入力された時系列信号を線形予測分析することにより、少なくとも、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数とをそれぞれ算出し、(II)算出された1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータを算出し、(III)当該パラメータと、1次のPARCOR係数又は2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号を生成する。この場合の復号装置は、(IV)1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータと、当該1次のPARCOR係数又は当該2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号を復号し、少なくとも、当該パラメータと、当該1次のPARCOR係数に対応する復号値又は当該2次のPARCOR係数に対応する復号値とを生成し、(V)パラメータと1次のPARCOR係数に対応する復号値とを用い、2次のPARCOR係数の復元値を算出するか、又は、パラメータと2次のPARCOR係数に対応する復号値とを用い、1次のPARCOR係数の復元値を算出する。
第1乗算値+第1変数値=2次のPARCOR係数に応じて定まる値、
となる等式。ただし、第1乗算値=予め定められた重み係数×1次のPARCOR係数に応じて定まる値、である。
第2乗算値+第2変数値=2次のPARCOR係数に応じて定まる値、
となる等式。ただし、第2乗算値=予め定められた重み係数×2次のPARCOR係数に応じて定まる値、である。
第2態様の符号化装置は、(VI)入力された時系列信号を線形予測分析することにより、少なくとも、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数とをそれぞれ算出し、(VII)1次のPARCOR係数の絶対値が予め定められた閾値以上となる場合に、2次のPARCOR係数に対応する符号を生成するための符号化方法として第1可変長符号化方法を選択し、1次のPARCOR係数の絶対値が閾値未満となる場合に、2次のPARCOR係数に対応する符号を生成するための符号化方法として第1可変長符号化方法と異なる第2可変長符号化方法を選択し、(VIII)ステップ(VII)で選択された符号化方法を用い、2次のPARCOR係数を量子化して得られた2次の量子化PARCOR係数を符号化し、2次のPARCORに対応する符号を生成する。なお、ステップ(VII)における予め定められた閾値は−1以上1以下の値であるが、その閾値判定は、量子化前の領域で行われてもよいし、量子化後の領域で行われてもよい。
次に、本発明の第1実施形態を説明する。
図7は、第1実施形態の符号化装置10の機能構成を説明するためのブロック図である。図8(A)は、図7に示した非線形量子化部11及びパラメータ算出部12の詳細を説明するためのブロック図であり、図8(B)は、図7に示した係数符号化部13の詳細を説明するためのブロック図である。また、図9は、第1実施形態の復号装置20の機能構成を説明するためのブロック図である。図10(A)は、図9に示した係数復号部21の詳細を説明するためのブロック図であり、図10(B)は、図9に示したPARCOR係数算出部22の詳細を説明するためのブロック図である。なお、これらの図において図1や図2と同じ構成については、図1や図2と同じ参照番号を用いる。
図11は、第1実施形態の符号化方法を説明するためのフローチャートである。以下、図11を用いて本形態の符号化方法を説明する。なお、以下では1フレーム分の処理のみを説明するが、実際は同様な処理が各フレームについて実行される。
ステップS30では、まず、パラメータ算出部12(図8(A))の逆量子化部12aが、非線形量子化部11から出力された1次の量子化PARCOR係数i(1)を逆量子化し、1次のPARCOR係数k'(1)(「1次のPARCOR係数に応じて定まる値」に相当)を生成する(ステップS31)。なお、量子化PARCOR係数i(m)を逆量子化する処理は、量子化PARCOR係数i(m)に対応するPARCOR係数k(m)の範囲のうちの予め定めた何れかの値k'(m)を求める処理である。例えば、η1≦k(m)<η2のPARCOR係数k(m)に対応する量子化PARCOR係数がi(m)である場合、量子化PARCOR係数i(m)を逆量子化したPARCOR係数k'(m)の例はη1とη2の平均値である。
図12は、第1実施形態の復号方法を説明するためのフローチャートである。以下、図12を用いて本形態の復号方法を説明する。なお、以下では1フレーム分の処理のみを説明するが、実際は同様な処理が各フレームについて実行される。
ステップS140では、逆量子化部22aが、係数復号部21から出力された量子化PARCOR係数i(m')(m'=1,3,...,M)を逆量子化し、1次からM次(2次を除く)までのPARCOR係数k'(m')(m'=1,3,...,M)を生成する(ステップS141)。また、逆量子化部22cが、係数復号部21から出力されたパラメータbを逆量子化し、パラメータbの逆量子化値b'を生成する(ステップS142)。そして、重み係数乗算部22bと加算部22dとが、逆量子化によって得られた1次のPARCOR係数k'(1)と、予め定められた重み係数aと、パラメータbの逆量子化値b'とを用い、2次のPARCOR係数k'(2)=a・ k'(1)+b'を生成する(ステップS143)。本形態では、重み係数乗算部22bが、予め定められた重み係数aに、逆量子化によって得られた1次のPARCOR係数k'(1)を乗じた第1乗算値a・ k'(1)を生成し、加算部22dが、当該第1乗算値a・ k'(1)とパラメータbの逆量子化値b'とを加算することで2次のPARCOR係数k'(2)を生成する。しかし、逆量子化値b'を初期値としてk'(1)を加算する処理をa回繰り返して2次のPARCOR係数k'(2)=a・k'(1)+b'を算出するなど、その他の方法で2次のPARCOR係数k'(2)を求めてもよい([ステップS140の詳細]の説明終わり)。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。
第2実施形態と第1実施形態との構成上の相違点は、符号化装置10のパラメータ算出部と、復号装置20のPARCOR係数算出部である。
図16は、第2実施形態の符号化方法を説明するためのフローチャートである。以下、図16を用いて第2実施形態の符号化方法を説明する。
図17は、第2実施形態の復号方法を説明するためのフローチャートである。以下、図17を用いて第2実施形態の復号方法を説明する。
次に、本発明の第3実施形態を説明する。
・ステップ(III)の符号:パラメータと2次のPARCOR係数とを含む情報に対応する符号。
図18は、第3実施形態の符号化装置210の機能構成を説明するためのブロック図である。図19は、第3実施形態の復号装置320の機能構成を説明するためのブロック図である。また、図20(A)は、図18に示した非線形量子化部11及びパラメータ算出部212の詳細を説明するためのブロック図であり、図20(B)は、図19に示したPARCOR係数算出部222の詳細を説明するためのブロック図である。なお、これらの図において、第1実施形態で既に説明した部分については、第1実施形態と同じ参照番号を用いることとし、その説明を簡略化する。
図21は、第3実施形態の符号化方法を説明するためのフローチャートである。以下、図21を用いて第3実施形態の符号化方法を説明する。
ステップS430では、まず、パラメータ算出部212の逆量子化部212aが、非線形量子化部11から出力された2次の量子化PARCOR係数i(2)を逆量子化し、2次のPARCOR係数k'(2)(「2次のPARCOR係数に応じて定まる値」に相当)を生成する(ステップS431)。
図22は、第3実施形態の復号方法を説明するためのフローチャートである。以下、図22を用いて第3実施形態の復号方法を説明する。
ステップS540では、PARCOR係数算出部222の逆量子化部222aが、係数復号部21から出力された量子化PARCOR係数i(m'')(m''=2,3,...,M)を逆量子化し、2次からM次までのPARCOR係数k'(m'')(m'=2,3,...,M)を生成する(ステップS541)。また、逆量子化部222cが、係数復号部21から出力されたパラメータbを逆量子化し、パラメータbの逆量子化値b'を生成する(ステップS542)。そして、重み係数乗算部222bと加算部222dとが、逆量子化によって得られた2次のPARCOR係数k'(2)と、予め定められた重み係数aと、パラメータbの逆量子化値b'とを用い、1次のPARCOR係数k'(1)=a・k'(2)+b'を生成する(ステップS543)。本形態では、重み係数乗算部222bが、予め定められた重み係数aに、逆量子化によって得られた2次のPARCOR係数k'(2)を乗じた第2乗算値a・ k'(2)を生成し、加算部222dが、当該第2乗算値a・ k'(2)とパラメータbの逆量子化値b'とを加算することで1次のPARCOR係数k'(1)を生成する。しかし、逆量子化値b'を初期値としてk'(2)を加算する処理をa回繰り返して1次のPARCOR係数k'(1)=a・k'(2)+b'を算出するなど、その他の方法で1次のPARCOR係数k'(1)を求めてもよい([ステップS540の詳細]の説明終わり)。
第3実施形態は、第1実施形態における1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数との取り扱いを逆にし、2次のPARCOR係数とパラメータとを含む情報に対応する符号によってPARCOR係数を符号化し、この符号から1次のPARCOR係数を復元可能な形態であった。しかし、第2実施形態における1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数との取り扱いを逆にし、2次のPARCOR係数とパラメータとを含む情報に対応する符号によってPARCOR係数を符号化し、この符号から1次のPARCOR係数を復元可能な形態であってもよい。
第1実施形態の方法でPARCOR係数を符号化した場合と、第3実施形態の方法でPARCOR係数を符号化した場合と、従来の方法でPARCOR係数を符号化した場合との符号量を比較し、フレームごとに最も符号量が小さい符号化方法を選択する構成であってもよい。図23は、第3実施形態の変形例2における符号化装置310の機能構成を説明するためのブロック図である。この例では、パラメータ算出部12が、第1実施形態で説明したようにパラメータ(b1と表記する)を生成し、パラメータ算出部212が、第3実施形態で説明したようにパラメータ(b2と表記する)を生成する。そして、係数符号化部313は、パラメータ算出部12から出力されたパラメータb1の符号と1次の量子化PARCOR係数i(1)の符号との合計符号量と、パラメータ算出部212から出力されたパラメータb2の符号と2次の量子化PARCOR係数i(2)の符号との合計符号量と、1次の量子化PARCOR係数i(1)の符号と2次の量子化PARCOR係数i(2)の符号との合計符号量と、を比較し、合計符号量が最小となる符号化方法を選択する。
次に、本発明の第4実施形態を説明する。第4実施形態は、1次のPARCOR係数が予め定められた閾値以上となる場合に、本発明の1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数との相関を利用した符号化方法を実行し、PARCOR係数が予め定められた閾値未満となる場合に、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数とを互いに独立に符号化する形態である。以下では、上述の〔原理〕の[第1態様]で説明した枠組みのうち、以下の構成について説明する。ただし、これは本発明を限定するものではない。
図24は、第4実施形態の符号化装置410の機能構成を説明するためのブロック図である。図25は、図24に示した非線形量子化部11、パラメータ算出部12、及び選択部411の詳細を説明するためのブロック図である。また、図26は、第4実施形態の復号装置420の機能構成を説明するためのブロック図である。図27は、図26に示したPARCOR係数算出部422の詳細を説明するためのブロック図である。なお、これらの図において、第1実施形態で既に説明した部分については、第1実施形態と同じ参照番号を用いることとし、その説明を簡略化する。
図28は、第4実施形態の符号化方法を説明するためのフローチャートである。以下、図28を用い、第1実施形態との相違点を中心に第4実施形態の符号化方法を説明する。
図29は、第4実施形態の復号方法を説明するためのフローチャートである。以下、図29を用い、第1実施形態との相違点を中心に第4実施形態の符号化方法を説明する。
第4実施形態の変形例1も、1次のPARCOR係数が予め定められた閾値以上となる場合に、本発明の1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数との相関を利用した符号化方法を実行し、1次のPARCOR係数が予め定められた閾値未満となる場合に、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数とを互いに独立に符号化する形態である。ただし、第4実施形態では、第1実施形態で説明した方法によって「1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数との相関を利用した符号化方法」を実現していたのに対し、第4実施形態の変形例1では、第2実施形態で説明した方法によってこれを実現する。すなわち、第4実施形態の変形例1は、上述の〔原理〕の[第1態様]で説明した枠組みのうち、以下の構成に関するものである。ただし、これは本発明を限定するものではない。
第4実施形態の変形例1と第4実施形態との構成上の相違点は、符号化装置410の選択部及びパラメータ算出部と、復号装置420のPARCOR係数算出部である。
図32は、第4実施形態の変形例1の符号化方法を説明するためのフローチャートである。以下、図32を用いて第4実施形態の変形例1の符号化方法を説明する。
図33は、第4実施形態の変形例1の復号方法を説明するためのフローチャートである。以下、図33を用い、第4実施形態との相違点を中心に第4実施形態の変形例1の符号化方法を説明する。
第4実施形態及びその変形例1において、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数との取り扱いを逆にし、2次のPARCOR係数とパラメータとを含む情報に対応する符号によってPARCOR係数を符号化し、この符号から1次のPARCOR係数を復元可能な構成とする。すなわち、上述の〔原理〕の[第1態様]で説明した枠組みのうち、以下の構成をとる。なお、これは本発明を限定するものではない。
・1次のPARCOR係数に応じて定まる値:1次のPARCOR係数を量子化して得られた1次の量子化PARCOR係数。
とする構成であってもよい。
次に、本発明の第5実施形態を説明する。
図34は、第5実施形態の符号化装置610の機能構成を説明するためのブロック図である。また、図35は、図34に示した量子化方法選択部611、量子化部612及び符号化方法選択部613の詳細を説明するためのブロック図であり、図36は、図34に示した係数符号化部614の詳細を説明するためのブロック図である。図37は、第5実施形態の復号装置620の機能構成を説明するためのブロック図である。また、図38は、図37に示した係数復号部621の詳細を説明するためのブロック図である。
図39は、第5実施形態の符号化方法を説明するためのフローチャートである。以下、図39を用いて本形態の符号化方法を説明する。なお、以下では1フレーム分の処理のみを説明するが、実際は同様な処理が各フレームについて実行される。
ステップS910では、まず、符号化方法選択部613は、1次のPARCOR係数k(1)の絶対値が予め定められた閾値T1以上であるか否かを判定する(ステップS911)。この閾値T1は、PARCOR係数の絶対値がとり得る範囲(0以上1以下)で予め定められる。また、この閾値判定は、量子化前の領域で行ってもよいし、量子化後の領域で行ってもよい。しかし、後述のように、復号時にも同様な閾値判定を行って符号化装置610と復号装置620とで符号化方法の情報を共有する必要があるため、量子化誤差によって符号化時と復号時とで閾値判定結果が相違しないように、量子化後の領域又はそこから逆量子化した領域でステップS911の閾値判定が行われることが望ましい。例えば、ステップS911の閾値判定を量子化後の領域で行う場合、符号化方法選択部613は、入力された1次のPARCOR係数k(1)を1次の量子化PARCOR係数i(1)に変換してから、1次の量子化PARCOR係数i(1)の閾値判定を行う。この場合、閾値判定に用いる閾値は量子化後の領域に変換した閾値となる。また、量子化前の領域と量子化後の領域とで値の大小関係が反転する場合、量子化前の領域と量子化後の領域とでは閾値判定における大小関係が反転する。このように量子化後の領域等で行う閾値判定も「1次のPARCOR係数k(1)の絶対値が予め定められた閾値以上であるか否かを判定する」ことに相当する。また、量子化後の領域等のように判定対象の情報が離散値である場合には、判定対象が定められた閾値以上であるか否かを判定するために、判定対象が当該閾値より小さな当該閾値の隣の離散値を越えるか否かを判定する処理を行うことも可能である。そして、符号化方法選択部613は、1次のPARCOR係数k(1)の絶対値が予め定められた閾値T1以上であると判定した場合、第1可変長符号化方法を選択し(ステップS912)、そうでない場合、第2可変長符号化方法を選択し、選択内容を示すパラメータbを出力する(ステップS913)。なお、この例の場合、符号化方法選択部613は、第1可変長符号化方法を選択した場合にb=0を出力し、第2可変長符号化方法を選択した場合にb=1を出力する。また、第1可変長符号化方法及び第2可変長符号化方法は、前述の〔原理〕の[第2態様]で説明したとおりであり、そのような符号化方法の具体例は、ライス符号化方法やハフマン符号化方法である([ステップS910の詳細]の説明終わり)。
ステップS920では、まず、量子化方法選択部611の判定部611aが、入力された1次のPARCOR係数k(1)が予め定められた第2閾値T2以上であるか否かを判定する(ステップS921)。この閾値T2は、PARCOR係数の絶対値がとり得る範囲(0以上1以下)で予め定められる。その他のステップS921での閾値判定の詳細は、ステップS911で説明した閾値判定と同様であるため説明を省略する。そして、1次のPARCOR係数k(1)の絶対値が予め定められた閾値T2以上であると判定された場合、切り替え部611bによる処理分岐制御に従い、高精度量子化部612cが第1量子化方法によって入力された2次のPARCOR係数k(2)を量子化し、2次の量子化PARCOR係数i(2)を生成して出力する(ステップS922)。一方、1次のPARCOR係数k(1)の絶対値が予め定められた閾値T2未満であると判定された場合、切り替え部611bによる処理分岐制御に従い、低精度量子化部612bが第2量子化方法によって入力された2次のPARCOR係数k(2)を量子化し、2次の量子化PARCOR係数i(2)を生成して出力する(ステップS923)。なお、第1量子化方法及び第2量子化方法は、入力信号を線形量子化するための方法でもよいし、非線形量子化するための方法でもよい。ただし、入力信号の或る振幅範囲に対する第1量子化方法の量子化ステップサイズは、それと同一の振幅範囲に対する第2量子化方法の量子化ステップサイズよりも小さい。言い換えると、入力信号の或る振幅範囲に対する第1量子化方法の量子化ステップ数は、それと同一の振幅範囲に対する第2量子化方法の量子化ステップ数よりも多い。つまり、第1量子化方法は第2量子化方法よりも細かい粒度で入力信号の量子化を行う方法である([ステップS920の詳細]の説明終わり)。
ステップS940では、まず、判定部614a(図36)が、パラメータbに示されるステップS910で選択された符号化方法が第1可変長符号化方法であるか否かを判定する(ステップS931)。この例では、b=0であるか否かが判定される。ここで、b=0であると判定された場合、切り替え部614bによる処理分岐制御に従い、可変長符号化部614dが、入力された2次の量子化PARCOR係数i(2)を第1可変長符号化方法で符号化して係数符号Ck(2)を生成して出力する(ステップS932)。一方、b=1であると判定された場合、切り替え部614bによる処理分岐制御に従い、可変長符号化部614eが、入力された2次の量子化PARCOR係数i(2)を第2可変長符号化方法で符号化して係数符号Ck(2)を生成して出力する(ステップS933/[ステップS940の詳細]の説明終わり)。
図40は、第5実施形態の符号化方法を説明するためのフローチャートである。以下、図40を用いて本形態の復号方法を説明する。なお、以下では1フレーム分の処理のみを説明するが、実際は同様な処理が各フレームについて実行される。
まず、可変長復号部621aから出力された係数符号Ck(1)の復号値である1次の量子化PARCOR係数i(1)が判定部621bに入力される。判定部621bは、当該1次の量子化PARCOR係数i(1)の絶対値が予め定められた閾値T3以上であるか否かを判定する。なお、この閾値T3は、ステップS910の閾値T1をステップS930の量子化方法で量子化した値である。
まず、可変長復号部621aから出力された係数符号Ck(1)の復号値である1次の量子化PARCOR係数i(1)が判定部621fに入力される。判定部621fは、当該1次の量子化PARCOR係数i(1)の絶対値が予め定められた閾値T4以上であるか否かを判定する。なお、この閾値T4は、ステップS920の閾値T2をステップS930の量子化方法で量子化した値である。
〔第5実施形態の変形例1〕
第5実施形態のステップS911とS921との閾値判定処理を統合し、ステップS1041とS1051との閾値判定処理を統合してもよい。
また、第5実施形態では、ステップS1041(図40)で1次の量子化PARCOR係数i(1)の絶対値が予め定められた閾値T3以上であるか否かを判定し、2次の量子化PARCORに対応する係数符号Ck(2)の復号方法を決定し、ステップS1051で1次の量子化PARCOR係数i(1)の絶対値が予め定められた閾値T4以上であるか否かを判定し、2次の量子化PARCOR係数i(2)の逆量子化方法を決定していた。しかし、1次の量子化PARCOR係数i(1)の絶対値が予め定められた閾値T3以上であるか否かが判定され、その判定結果に応じ、2次の量子化PARCORに対応する係数符号Ck(2)の復号方法と2次の量子化PARCOR係数i(2)の逆量子化方法との両方が決定されてもよい。例えば、1次の量子化PARCOR係数i(1)の絶対値が予め定められた閾値T3以上の場合に、第1可変長符号化方法に対応する復号方法と第1逆量子化方法とが選択され、1次の量子化PARCOR係数i(1)の絶対値が予め定められた閾値T3未満の場合に、第2可変長符号化方法に対応する復号方法と第2逆量子化方法とが選択されてもよい。
なお、本発明は上述の各実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の第1から第4の実施形態では、符号化装置の係数符号化部が、PARCOR係数に対応する係数符号Ckと、パラメータに対応するパラメータ符号Cbとを別個に生成し、係数符号Ckとパラメータ符号Cbとからなる符号を、PARCOR係数とパラメータとに対応する符号とした。しかし、符号化装置の係数符号化部が、例えば、量子化PARCOR係数とパラメータとのビット結合値を符号化することによって、PARCOR係数とパラメータとに対応する符号を生成してもよい。
20,220,420,620 復号装置
Claims (22)
- (A) 入力された時系列信号を線形予測分析することにより、少なくとも、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数とをそれぞれ算出するステップと、
(B) 前記ステップ(A)で算出された1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータを算出するステップと、
(C) 前記パラメータに対応する符号と、前記1次のPARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数の少なくとも何れか一方を含む情報に対応する符号と、を生成するステップと、
を含み、
前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値は、前記1次のPARCOR係数の絶対値の増加に対して広義単調減少する値であり、
前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値は、前記2次のPARCOR係数の絶対値の増加に対して広義単調減少する値である、
ことを特徴とする符号化方法。 - (A) 入力された時系列信号を線形予測分析することにより、少なくとも、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数とをそれぞれ算出するステップと、
(B) 前記ステップ(A)で算出された1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータを算出するステップと、
(C) 前記パラメータと、前記1次のPARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号を生成するステップと、
を含み、
前記ステップ(B)及び(C)は、前記1次のPARCOR係数の絶対値が予め定められた第1閾値以上となる場合に実行されるステップであり、前記1次のPARCOR係数の絶対値が前記第1閾値未満となる場合には、前記1次のPARCOR係数と、前記2次のPARCOR係数と、を含む情報に対応する符号を生成するステップが実行される、又は、前記ステップ(B)及び(C)は、前記2次のPARCOR係数の絶対値が予め定められた第1閾値以上となる場合に実行されるステップであり、前記2次のPARCOR係数の絶対値が前記第1閾値未満となる場合には、前記1次のPARCOR係数と、前記2次のPARCOR係数と、を含む情報に対応する符号を生成するステップが実行される、
ことを特徴とする符号化方法。 - (A) 入力された時系列信号を線形予測分析することにより、少なくとも、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数とをそれぞれ算出するステップと、
(B) 前記ステップ(A)で算出された1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータを算出するステップと、
(C) 前記パラメータと、前記1次のPARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号を生成するステップと、
を含み、
前記パラメータと、前記1次のPARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号は、
前記パラメータに対応する符号と、前記1次のPARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数の何れか一方に対応する符号と、を含み、
前記ステップ(C)は、第1符号化対象の絶対値が第2符号化対象の絶対値よりも予め定められた特定の値に近い場合に、当該第1符号化対象に当該第2符号化対象の符号よりも短い符号長の符号が割り当てられる頻度が、当該第1符号化対象に当該第2符号化対象の符号よりも長い符号長の符号が割り当てられる頻度よりも高い可変長符号化方法によって、前記パラメータに対応する符号を生成するステップを含む、
ことを特徴とする符号化方法。 - (A) 入力された時系列信号を線形予測分析することにより、少なくとも、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数とをそれぞれ算出するステップと、
(B) 前記ステップ(A)で算出された1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータを算出するステップと、
(C) 前記パラメータと、前記1次のPARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号を生成するステップと、
を含み、
前記関係式が、予め定められた重み係数に前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値を乗じた第1乗算値と、第1変数値と、の和によって前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値を表現可能な等式であるか、又は、予め定められた重み係数に前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値を乗じた第2乗算値と、第2変数値と、の和によって前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値を表現可能な等式であり、
前記パラメータは、前記関係式を満たす前記第1変数値に応じて定まる値、又は、前記関係式を満たす前記第2変数値に応じて定まる値である、
ことを特徴とする符号化方法。 - 請求項4の符号化方法であって、
前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値が少なくとも正の前記1次のPARCOR係数の増加に対して広義単調増加する値であるとともに、前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値が少なくとも負の前記2次のPARCOR係数の増加に対して広義単調増加する値であるか、又は、前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値が少なくとも正の前記1次のPARCOR係数の増加に対して広義単調減少する値であるとともに、前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値が少なくとも負の前記2次のPARCOR係数の増加に対して広義単調減少する値であり、
前記パラメータの絶対値は、前記関係式を満たす前記1変数値若しくは前記2変数値の増加に対して、広義単調増加し、
前記重み係数は、負の係数である、
ことを特徴とする符号化方法。 - 請求項5の符号化方法であって、
前記パラメータと、前記1次のPARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号は、
前記パラメータに対応する符号と、前記1次のPARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数の何れか一方に対応する符号と、を含み、
前記ステップ(C)は、第1符号化対象の絶対値が第2符号化対象の絶対値よりも0に近い場合に、当該第1符号化対象に当該第2符号化対象の符号よりも短い符号長の符号が割り当てられる頻度が、当該第1符号化対象に当該第2符号化対象の符号よりも長い符号長の符号が割り当てられる頻度よりも高い可変長符号化方法によって、前記パラメータに対応する符号を生成するステップを含む、
ことを特徴とする符号化方法。 - 請求項4から6の何れかの符号化方法であって、
前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値が1次のPARCOR係数であるとともに、前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値が2次のPARCOR係数であって、前記パラメータが、前記関係式を満たす前記第1変数値を量子化して得られた第1量子化変数値若しくは前記第2変数値を量子化して得られた第2量子化変数値であるか、
又は、前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値が1次のPARCOR係数を量子化して得られた1次の量子化PARCOR係数であるとともに、前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値が2次のPARCOR係数を量子化して得られた2次の量子化PARCOR係数であって、前記パラメータが、前記関係式を満たす前記第1変数値若しくは前記第2変数値である、
ことを特徴とする符号化方法。 - (A) 1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータに対応する符号と、当該1次のPARCOR係数又は当該2次のPARCOR係数の少なくとも何れか一方を含む情報に対応する符号と、を復号し、少なくとも、当該パラメータと、当該1次のPARCOR係数に対応する復号値又は当該2次のPARCOR係数に対応する復号値と、を生成するステップと、
(B) 前記パラメータと、前記1次のPARCOR係数に対応する復号値又は前記2次のPARCOR係数に対応する復号値との少なくともいずれか一方を用い、1次のPARCOR係数および2次のPARCOR係数の復元値を算出するステップと、
を含み、
前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値は、1次のPARCOR係数の絶対値の増加に対して広義単調減少する値であり、
前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値は、2次のPARCOR係数の絶対値の増加に対して広義単調減少する値である、
ことを特徴とする復号方法。 - (A) 1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータと、当該1次のPARCOR係数又は当該2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号を復号し、少なくとも、当該パラメータと、当該1次のPARCOR係数に対応する復号値又は当該2次のPARCOR係数に対応する復号値と、を生成するステップと、
(B) 前記パラメータと前記1次のPARCOR係数に対応する復号値とを用い、2次のPARCOR係数の復元値を算出するか、又は、前記パラメータと前記2次のPARCOR係数に対応する復号値とを用い、1次のPARCOR係数の復元値を算出するステップと、
を含み、
前記ステップ(B)は、前記1次のPARCOR係数に対応する復号値の絶対値を予め定められた第2閾値と比較し、前記パラメータと前記1次のPARCOR係数に対応する復号値とを用いて2次のPARCOR係数の復元値を算出するか否かを判定するステップを含むか、又は、前記2次のPARCOR係数に対応する復号値の絶対値を予め定められた第2閾値と比較し、前記パラメータと前記2次のPARCOR係数に対応する復号値とを用いて1次のPARCOR係数の復元値を算出するか否かを判定するステップを含む、
ことを特徴とする復号方法。 - (A) 1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータと、当該1次のPARCOR係数又は当該2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号を復号し、少なくとも、当該パラメータと、当該1次のPARCOR係数に対応する復号値又は当該2次のPARCOR係数に対応する復号値と、を生成するステップと、
(B) 前記パラメータと前記1次のPARCOR係数に対応する復号値とを用い、2次のPARCOR係数の復元値を算出するか、又は、前記パラメータと前記2次のPARCOR係数に対応する復号値とを用い、1次のPARCOR係数の復元値を算出するステップと、
を含み、
前記関係式が、予め定められた重み係数に前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値を乗じた第1乗算値と、第1変数値と、の和によって前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値を表現可能な等式であるか、又は、予め定められた重み係数に前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値を乗じた第2乗算値と、第2変数値と、の和によって前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値を表現可能な等式であり、
前記パラメータは、前記関係式を満たす前記第1変数値に応じて定まる値、又は、前記関係式を満たす前記第2変数値に応じて定まる値である、
ことを特徴とする復号方法。 - 請求項10の復号方法であって、
前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値が1次のPARCOR係数であるとともに、前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値が2次のPARCOR係数であって、前記パラメータが、前記関係式を満たす前記第1変数値を量子化して得られた第1量子化変数値若しくは前記第2変数値を量子化して得られた第2量子化変数値であるか、
又は、前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値が1次のPARCOR係数を量子化して得られた1次の量子化PARCOR係数であるとともに、前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値が2次のPARCOR係数を量子化して得られた2次の量子化PARCOR係数であって、前記パラメータが、前記関係式を満たす前記第1変数値若しくは前記第2変数値であり、
前記ステップ(A)は、前記符号を復号し、少なくとも、前記パラメータと、前記1次のPARCOR係数に対応する復号値である1次の量子化PARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数に対応する復号値である2次の量子化PARCOR係数と、を生成するステップであり、
前記ステップ(B)は、予め定められた重み係数に前記1次の量子化PARCOR係数の逆量子化値を乗じた第1乗算値と、前記パラメータの逆量子化値と、の和によって2次のPARCOR係数の復元値を算出するステップであるか、或いは、予め定められた重み係数に前記2次の量子化PARCOR係数の逆量子化値を乗じた第2乗算値と、前記パラメータの逆量子化値と、の和によって1次のPARCOR係数の復元値を算出するステップであるか、又は、予め定められた重み係数に前記1次の量子化PARCOR係数を乗じた第1乗算値と、前記パラメータと、の和を逆量子化して2次のPARCOR係数の復元値を算出するステップであるか、或いは、予め定められた重み係数に前記2次の量子化PARCOR係数を乗じた第2乗算値と、前記パラメータと、の和を逆量子化して1次のPARCOR係数の復元値を算出するステップである、
ことを特徴とする復号方法。 - 入力された時系列信号を線形予測分析することにより、少なくとも、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数とをそれぞれ算出する線形予測分析部と、
前記線形予測分析部で算出された1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータを算出するパラメータ算出部と、
前記パラメータに対応する符号と、前記1次のPARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数の少なくとも何れか一方を含む情報に対応する符号と、を生成する符号化部と、
を含み、
前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値は、前記1次のPARCOR係数の絶対値の増加に対して広義単調減少する値であり、
前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値は、前記2次のPARCOR係数の絶対値の増加に対して広義単調減少する値である、
ことを特徴とする符号化装置。 - 入力された時系列信号を線形予測分析することにより、少なくとも、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数とをそれぞれ算出する線形予測分析部と、
前記線形予測分析部で算出された1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータを算出するパラメータ算出部と、
前記パラメータと、前記1次のPARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号を生成する符号化部と、
を含み、
前記パラメータ算出部及び前記符号化部の処理は、前記1次のPARCOR係数の絶対値が予め定められた第1閾値以上となる場合に実行され、前記1次のPARCOR係数の絶対値が前記第1閾値未満となる場合には、前記1次のPARCOR係数と、前記2次のPARCOR係数と、を含む情報に対応する符号を生成する処理が実行される、又は、前記パラメータ算出部及び前記符号化部の処理は、前記2次のPARCOR係数の絶対値が予め定められた第1閾値以上となる場合に実行され、前記2次のPARCOR係数の絶対値が前記第1閾値未満となる場合には、前記1次のPARCOR係数と、前記2次のPARCOR係数と、を含む情報に対応する符号を生成する処理が実行される、
ことを特徴とする符号化装置。 - 入力された時系列信号を線形予測分析することにより、少なくとも、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数とをそれぞれ算出する線形予測分析部と、
前記線形予測分析部で算出された1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータを算出するパラメータ算出部と、
前記パラメータと、前記1次のPARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号を生成する符号化部と、
を含み、
前記パラメータと、前記1次のPARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号は、
前記パラメータに対応する符号と、前記1次のPARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数の何れか一方に対応する符号と、を含み、
前記符号化部は、第1符号化対象の絶対値が第2符号化対象の絶対値よりも予め定められた特定の値に近い場合に、当該第1符号化対象に当該第2符号化対象の符号よりも短い符号長の符号が割り当てられる頻度が、当該第1符号化対象に当該第2符号化対象の符号よりも長い符号長の符号が割り当てられる頻度よりも高い可変長符号化方法によって、前記パラメータに対応する符号を生成する、
ことを特徴とする符号化装置。 - 入力された時系列信号を線形予測分析することにより、少なくとも、1次のPARCOR係数と2次のPARCOR係数とをそれぞれ算出する線形予測分析部と、
前記線形予測分析部で算出された1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータを算出するパラメータ算出部と、
前記パラメータと、前記1次のPARCOR係数又は前記2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号を生成する符号化部と、
を含み、
前記関係式が、予め定められた重み係数に前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値を乗じた第1乗算値と、第1変数値と、の和によって前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値を表現可能な等式であるか、又は、予め定められた重み係数に前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値を乗じた第2乗算値と、第2変数値と、の和によって前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値を表現可能な等式であり、
前記パラメータは、前記関係式を満たす前記第1変数値に応じて定まる値、又は、前記関係式を満たす前記第2変数値に応じて定まる値である、
ことを特徴とする符号化装置。 - 1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータに対応する符号と、当該1次のPARCOR係数又は当該2次のPARCOR係数の少なくとも何れか一方を含む情報に対応する符号と、を復号し、少なくとも、当該パラメータと、当該1次のPARCOR係数に対応する復号値又は当該2次のPARCOR係数に対応する復号値と、を生成する復号部と、
前記パラメータと、前記1次のPARCOR係数に対応する復号値又は前記2次のPARCOR係数に対応する復号値との少なくともいずれか一方を用い、1次のPARCOR係数および2次のPARCOR係数の復元値を算出するPARCOR係数算出部と、
を含み、
前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値は、1次のPARCOR係数の絶対値の増加に対して広義単調減少する値であり、
前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値は、2次のPARCOR係数の絶対値の増加に対して広義単調減少する値である、
ことを特徴とする復号装置。 - 1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータと、当該1次のPARCOR係数又は当該2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号を復号し、少なくとも、当該パラメータと、当該1次のPARCOR係数に対応する復号値又は当該2次のPARCOR係数に対応する復号値と、を生成する復号部と、
前記パラメータと前記1次のPARCOR係数に対応する復号値とを用い、2次のPARCOR係数の復元値を算出するか、又は、前記パラメータと前記2次のPARCOR係数に対応する復号値とを用い、1次のPARCOR係数の復元値を算出するPARCOR係数算出部と、
を含み、
前記PARCOR係数算出部は、前記1次のPARCOR係数に対応する復号値の絶対値を予め定められた第2閾値と比較し、前記パラメータと前記1次のPARCOR係数に対応する復号値とを用いて2次のPARCOR係数の復元値を算出するか否かを判定するか、又は、前記2次のPARCOR係数に対応する復号値の絶対値を予め定められた第2閾値と比較し、前記パラメータと前記2次のPARCOR係数に対応する復号値とを用いて1次のPARCOR係数の復元値を算出するか否かを判定する、
ことを特徴とする復号装置。 - 1次のPARCOR係数に応じて定まる値と2次のPARCOR係数に応じて定まる値との間に成り立つ関係式に応じて定まるパラメータと、当該1次のPARCOR係数又は当該2次のPARCOR係数の何れか一方と、を含む情報に対応する符号を復号し、少なくとも、当該パラメータと、当該1次のPARCOR係数に対応する復号値又は当該2次のPARCOR係数に対応する復号値と、を生成する復号部と、
前記パラメータと前記1次のPARCOR係数に対応する復号値とを用い、2次のPARCOR係数の復元値を算出するか、又は、前記パラメータと前記2次のPARCOR係数に対応する復号値とを用い、1次のPARCOR係数の復元値を算出するPARCOR係数算出部と、
を含み、
前記関係式が、予め定められた重み係数に前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値を乗じた第1乗算値と、第1変数値と、の和によって前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値を表現可能な等式であるか、又は、予め定められた重み係数に前記2次のPARCOR係数に応じて定まる値を乗じた第2乗算値と、第2変数値と、の和によって前記1次のPARCOR係数に応じて定まる値を表現可能な等式であり、
前記パラメータは、前記関係式を満たす前記第1変数値に応じて定まる値、又は、前記関係式を満たす前記第2変数値に応じて定まる値である、
ことを特徴とする復号装置。 - 請求項1から7の何れかの符号化方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項8から11の何れかの復号方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項1から7の何れかの符号化方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項8から11の何れかの復号方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010544032A JP5253518B2 (ja) | 2008-12-22 | 2009-12-18 | 符号化方法、復号方法、それらの装置、プログラム及び記録媒体 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008325286 | 2008-12-22 | ||
JP2008325286 | 2008-12-22 | ||
JP2010544032A JP5253518B2 (ja) | 2008-12-22 | 2009-12-18 | 符号化方法、復号方法、それらの装置、プログラム及び記録媒体 |
PCT/JP2009/071100 WO2010073977A1 (ja) | 2008-12-22 | 2009-12-18 | 符号化方法、復号方法、それらの装置、プログラム及び記録媒体 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013052792A Division JP5303074B2 (ja) | 2008-12-22 | 2013-03-15 | 符号化方法、復号方法、それらの装置、プログラム及び記録媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2010073977A1 JPWO2010073977A1 (ja) | 2012-06-14 |
JP5253518B2 true JP5253518B2 (ja) | 2013-07-31 |
Family
ID=42287589
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010544032A Active JP5253518B2 (ja) | 2008-12-22 | 2009-12-18 | 符号化方法、復号方法、それらの装置、プログラム及び記録媒体 |
JP2013052792A Active JP5303074B2 (ja) | 2008-12-22 | 2013-03-15 | 符号化方法、復号方法、それらの装置、プログラム及び記録媒体 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013052792A Active JP5303074B2 (ja) | 2008-12-22 | 2013-03-15 | 符号化方法、復号方法、それらの装置、プログラム及び記録媒体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JP5253518B2 (ja) |
WO (1) | WO2010073977A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101832368B1 (ko) * | 2014-01-24 | 2018-02-26 | 니폰 덴신 덴와 가부시끼가이샤 | 선형 예측 분석 장치, 방법, 프로그램 및 기록 매체 |
JP6250072B2 (ja) * | 2014-01-24 | 2017-12-20 | 日本電信電話株式会社 | 線形予測分析装置、方法、プログラム及び記録媒体 |
KR101855945B1 (ko) * | 2014-05-01 | 2018-05-10 | 니폰 덴신 덴와 가부시끼가이샤 | 부호화 장치, 복호 장치 및 그 방법, 프로그램, 기록 매체 |
KR102229893B1 (ko) | 2019-03-18 | 2021-03-19 | 한양대학교 산학협력단 | RoIP 선형 예측 부호화 및 비선형 양자화 융합 압축 송신 방법 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04363000A (ja) * | 1991-02-26 | 1992-12-15 | Nec Corp | 音声パラメータ符号化方式および装置 |
WO2007008005A1 (en) * | 2005-07-11 | 2007-01-18 | Lg Electronics Inc. | Apparatus and method of processing an audio signal |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57204094A (en) * | 1981-06-10 | 1982-12-14 | Hitachi Ltd | Pretreatment for voice analyzer |
JPS6270899A (ja) * | 1985-09-24 | 1987-04-01 | シャープ株式会社 | 信号処理系におけるパラメ−タ符号化方式 |
JP2581050B2 (ja) * | 1986-12-01 | 1997-02-12 | 日本電気株式会社 | 音声分析合成装置 |
JPH0764599A (ja) * | 1993-08-24 | 1995-03-10 | Hitachi Ltd | 線スペクトル対パラメータのベクトル量子化方法とクラスタリング方法および音声符号化方法並びにそれらの装置 |
JP3138574B2 (ja) * | 1993-09-01 | 2001-02-26 | シャープ株式会社 | 線形予測係数補間装置 |
JP4914245B2 (ja) * | 2007-02-26 | 2012-04-11 | 日本電信電話株式会社 | マルチチャネル信号符号化方法、それを使った符号化装置、その方法によるプログラムとその記録媒体 |
JP4246792B2 (ja) * | 2007-05-14 | 2009-04-02 | パナソニック株式会社 | 声質変換装置および声質変換方法 |
JP4783412B2 (ja) * | 2008-09-09 | 2011-09-28 | 日本電信電話株式会社 | 信号広帯域化装置、信号広帯域化方法、そのプログラム、その記録媒体 |
-
2009
- 2009-12-18 WO PCT/JP2009/071100 patent/WO2010073977A1/ja active Application Filing
- 2009-12-18 JP JP2010544032A patent/JP5253518B2/ja active Active
-
2013
- 2013-03-15 JP JP2013052792A patent/JP5303074B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04363000A (ja) * | 1991-02-26 | 1992-12-15 | Nec Corp | 音声パラメータ符号化方式および装置 |
WO2007008005A1 (en) * | 2005-07-11 | 2007-01-18 | Lg Electronics Inc. | Apparatus and method of processing an audio signal |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5303074B2 (ja) | 2013-10-02 |
JPWO2010073977A1 (ja) | 2012-06-14 |
WO2010073977A1 (ja) | 2010-07-01 |
JP2013130885A (ja) | 2013-07-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102119414B (zh) | 用于在超帧中量化和逆量化线性预测系数滤波器的设备和方法 | |
CN1905010B (zh) | 编码音频数据的设备和方法及解码音频数据的设备和方法 | |
JP5337235B2 (ja) | 符号化方法、復号方法、符号化装置、復号装置、プログラム及び記録媒体 | |
USRE46082E1 (en) | Method and apparatus for low bit rate encoding and decoding | |
JPH11143499A (ja) | 切替え型予測量子化の改良された方法 | |
KR20130133854A (ko) | 부호화 방법, 복호 방법, 부호화 장치, 복호 장치, 프로그램, 기록 매체 | |
JP4359312B2 (ja) | 信号の符号化装置、復号化装置、方法、プログラム、記録媒体、及び信号のコーデック方法 | |
US9548056B2 (en) | Signal adaptive FIR/IIR predictors for minimizing entropy | |
JP5303074B2 (ja) | 符号化方法、復号方法、それらの装置、プログラム及び記録媒体 | |
KR101350285B1 (ko) | 신호를 부호화 및 복호화하는 방법, 장치 및 시스템 | |
JP4866484B2 (ja) | パラメータ選択方法、パラメータ選択装置、プログラム及び記録媒体 | |
JP4918103B2 (ja) | 符号化方法、復号方法、それらの装置、プログラム及び記録媒体 | |
US8502708B2 (en) | Encoding method and decoding method, and devices, program and recording medium for the same | |
JP4848049B2 (ja) | 符号化方法、復号方法、それらの装置、プログラム及び記録媒体 | |
JP5336942B2 (ja) | 符号化方法、復号方法、符号化器、復号器、プログラム | |
EP3248190B1 (en) | Method of encoding, method of decoding, encoder, and decoder of an audio signal | |
JP2004246038A (ja) | 音声楽音信号符号化方法、復号化方法、符号化装置、復号化装置、符号化プログラム、および復号化プログラム | |
WO2011087333A2 (ko) | 오디오 신호 처리 방법 및 장치 | |
JP4438655B2 (ja) | 符号化装置、復号装置、符号化方法及び復号方法 | |
KR20230023560A (ko) | 부호화 방법 및 복호화 방법, 상기 방법을 수행하는 부호화기 및 복호화기 | |
Wernik et al. | Lossless Audio Coding using Extended Activity Level Classification Model | |
KR20130086486A (ko) | Nmf 알고리즘을 이용한 음성 신호 코딩 장치 및 그 방법 | |
WO2013129528A1 (ja) | 符号化装置、この方法、プログラムおよび記録媒体 | |
JP2004180057A (ja) | デジタルデータの符号化装置および符号化方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130409 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130416 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5253518 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |