JP5253019B2 - 表示制御装置、表示制御装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents

表示制御装置、表示制御装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体 Download PDF

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Description

本発明は、画面のサイズに制約がある撮像装置あるいは携帯電話機等の機器に適用される表示制御装置、表示制御装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
従来、携帯電話機やデジタルカメラ等の機器は、筐体が小型形状であるという構造上の面から表示部の画面サイズの制約が大きい。この種の機器において、表示部に文書やメニューを表示したときの視認性と一覧性を両立するために、表示する文字の大きさを利用者が好みで変更できるようにした技術が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
機器の表示部に文字を複数の大きさで品位良く表示するためには、文字フォントがラスタデータである場合は、大きさの異なる複数のフォントデータセットを切り替えて使用することにより実現することができる。また、文字フォントがベクタデータである場合は、レンダリングを行う際のパラメータ操作により1つのフォントデータセットから複数の大きさの文字出力を得ることができる。あるいは、文字のピクセルレベルの分解能は一定のままで、マルチシンク(入力信号により自動的に走査線の周波数を調整する機能)対応モニタに表示する画面の解像度を変更することにより画面サイズに対する文字表示の大きさを変更することができる。
特開2006−014223号公報 特開2005−101958号公報
上述した従来の技術においては以下のような課題がある。機器の表示部において大小の文字を切り替えて表示対象となる画面にEメールやメモ等の文書形式の内容を表示する場合、文書の改行位置を制御することで文字の大きさに関わらず画面領域を有効活用することができる。しかし、機器の表示部に表示対象となる画面が例えば図10に示すようなメニューのリスト形式の画面である場合、画面に小さな文字でメニュー(図示例はEメールメニュー)を表示した際に無駄な画面領域1001が発生する。そのため、画面領域の有効活用という面からは非効率であるという問題がある。
このような問題を解決するため、特許文献1では、小さな文字でのレイアウトを基準に画面を構成し、大きな文字に切り替えたときは文字列を省略表現に置き換えることを提案している。しかし、文字列の内容や表示言語によっては適切な省略表現に置き換えることができない場合が考えられる。
また、特許文献1や特許文献2の方法では、文字の大小によって一画面内に提示するメニュー項目の数には差があるものの、小さな文字のメニュー画面のときに大きな文字のメニュー画面よりも詳細な情報が得られるといった付加価値はない。更に、特許文献1、特許文献2のいずれも、文字のピクセルレベルの分解能は一定のままで、マルチシンク対応モニタに表示する画面の解像度を変更することで画面サイズに対する文字表示の大きさを変更することに関しては考慮されていない。
本発明の目的は、設定された文字の大小に応じた適切な表現により画面領域を有効活用することを可能とした表示制御装置、表示制御装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明は、画面を構成する文字列の文字サイズとして、少なくとも、第1の文字サイズ、該第1の文字サイズより小さい第2の文字サイズのいずれかを設定する設定手段と、前記設定手段により設定された文字サイズがいずれの文字サイズであるかを判定する判定手段と、前記判定手段により前記第1の文字サイズと判定された場合は、複数のメニュー項目に含まれるそれぞれのメニュー項目が、前記第1の文字サイズの文字列でメニュー項目を表示する第1の項目領域と、該第1の項目領域に対して前記文字列の並び方向に異なる位置に当該メニュー項目に関する設定状態を表示する第1の設定状態領域とを含む第1のメニュー画面を表示し、前記判定手段により前記第2の文字サイズと判定された場合は、複数のメニュー項目に含まれるそれぞれのメニュー項目が、前記第2の文字サイズの文字列によりメニュー項目を表示する領域であって、該文字列の並び方向の幅が前記第1の項目領域よりも狭い第2の項目領域と、前記文字列の並び方向に異なる位置に当該メニュー項目に関する設定状態を表示する領域であって、前記第1の設定状態領域よりも前記文字列の並び方向の幅の広い第2の設定状態領域とを含む第2のメニュー画面を表示するように制御する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、設定された文字の大小に応じて適切な表現により画面領域を有効活用することが可能となる。特に、文字サイズを小さくした場合に、設定状態領域により詳細な情報を表示することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態では、メニュー画面を表示するための映像出力を備えた撮像装置において、メニュー画面を構成する文字サイズの大小に応じて各メニュー項目の設定状態の表示形態を変更する場合について説明する。
図1は、本実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。図2は、撮像装置の一時記憶部にXMLデータを生成した場合のブロック図である。図1及び図2において同じ機能を有する構成要素には同じ番号を付している。尚、図1、図2に示す構成は、本発明の設定手段、判定手段、生成手段を実現するための一例である。
図1、図2において、撮像装置(表示制御装置)は、カメラ部101、映像処理部102、一時記憶部103、エンコーダ・デコーダ部105、動画記憶部106を備えている。更に、撮像装置は、CPU107、プログラム・データ記憶部108、メニューキー109、上下左右キー110、決定キー111、表示部112を備えている。
カメラ部101は、撮影に伴う被写体からの光を導光するレンズ、レンズによって結像された被写体の光学像をアナログ映像信号に光電変換する撮像素子、撮像素子を駆動する駆動回路(以上不図示)等を有する。カメラ部101は、撮像動作に伴いアナログ映像信号を生成し映像処理部102に出力する。映像処理部102は、カメラ部101から出力されるアナログ映像信号をデジタルの動画データに変換し、動画データに補正処理を行う。
エンコーダ・デコーダ部105は、映像処理部102により処理された動画データを符号化する。動画記憶部106は、CPU107の制御により、符号化された動画データとそれに付随する管理データを記憶する。動画を再生する際は、動画記憶部106から、CPU107の制御により、符号化された動画データが読み出される。エンコーダ・デコーダ部105は、符号化された動画データを復号化する。表示部112は、動画データに対応した映像を、撮像装置に内蔵された表示装置もしくは撮像装置に接続された外部表示装置(不図示)に出力する表示コントローラである。
CPU107(判定手段、生成手段)は、撮像装置全体の制御を司る。CPU107は、プログラム・データ記憶部108に格納されている制御プログラムに基づき、図7(第1の実施の形態)のフローチャートに示す処理、図9(第2の実施の形態)のフローチャートに示す処理をそれぞれ実行する。プログラム・データ記憶部108は、CPU107により実行される制御プログラム、各種の固定データ(後述のラスタフォントデータなど)を格納している。
メニューキー109は、表示装置に対するメニュー画面(選択可能な機能の一覧を示す画面)の表示/表示終了を指示する際に操作する。上下左右キー110は、メニュー画面に表示される小項目を選択する際に操作する。決定キー111は、小項目がフォーカスされているときに小項目の設定を変更するための画面に遷移させる際などに操作する。CPU107は、メニューキー109、上下左右キー110、決定キー111の操作に従って撮像装置全体の動作状態を遷移させる。
図1では、CPU107は、撮像装置の動作状態に応じた表示画面を一時記憶部103内に定義されたフレームメモリ104に描画する。この場合、CPU107は、表示画面を構成する文字フォントやイメージデータをプログラム・データ記憶部108から読み出し、フレームメモリ104に描画する。表示部112は、フレームメモリ104に描画された表示画面をエンコーダ・デコーダ部105から出力される映像信号に重畳し、表示装置(不図示)に出力する。映像の出力先は、撮像装置に内蔵された表示装置、撮像装置に有線あるいは無線接続された外部表示装置のいずれでもよい。
図2では、CPU107は、撮像装置の動作状態に応じた表示画面を表現するXML(Extensible Markup Language)データ201を一時記憶部103内に生成する。XMLデータ201内には、表示すべき文字の大きさが定義されている。尚、データはXMLに限定されず、XMLに類似した論理記述データでもよい。
表示部112は、XMLデータ201をエンコーダ・デコーダ部105から出力される映像信号に重畳し、表示装置(不図示)に出力する。表示画面と映像信号との重畳は、出力先の表示装置で制御される。映像の出力先は、撮像装置に内蔵された表示装置、撮像装置に接続された外部表示装置のいずれでもよい。また、文字フォントは、XMLデータと共に出力してもよいし、出力先の表示装置が備えた文字フォントを表示に利用してもよい。
次に、上記構成を有する本実施の形態の撮像装置の動作を図1〜図7を参照しながら詳細に説明する。
まず、撮像装置における出力先の表示装置(撮像装置に内蔵された表示装置あるいは撮像装置に接続された外部表示装置)に複数のサイズで文字を表示する方法について説明する。本実施の形態では3つの例(第1の例、第2の例、第3の例)について説明するが、これに限定されるものではなく、他の方法でも構わない。
第1の例は、撮像装置のプログラム・データ記憶部108に複数の大きさのラスタフォントデータを記憶し、必要に応じていずれかの大きさのラスタフォントデータを使用する方法である。図3は、ラスタフォントデータ「A」のデータ構造を示している。描画301、描画302とも、ピクセルデータをマトリクス状に展開したデータ構造を有しており、それぞれのピクセルに描画すべき輝度あるいは色のデータを持っている。フォントデータの縦横のピクセル数の大小に応じて一時記憶部103のフレームメモリ104に描画される文字の大きさが決定される。
すなわち、描画301(第1の文字サイズ)は、比較的大きな表示サイズのラスタフォントデータを示している。描画302(第2の文字サイズ)は、描画301と比べて小さな表示サイズのラスタフォントデータを示している。ラスタフォントデータは、場合によっては描画301や描画302を何らかのデータ圧縮方式により圧縮した形式でプログラム・データ記憶部108に記憶されていることもある。この場合は圧縮されたデータがCPU107により描画301や描画302の状態に展開され、一時記憶部103のフレームメモリ104に描画される。
尚、本実施の形態では、第1の文字サイズの文字列の全体を囲む最も面積の小さい矩形面積と、第2の文字サイズの文字列の全体を囲む最も面積の小さい矩形面積とは、必ずしも等しくならない、と定義している。
第2の例は、プログラム・データ記憶部108に単一のベクタフォントデータを記憶し、必要に応じた大きさでレンダリングする方法である。図4は、ベクタフォントデータ「A」のデータ構造を示している。描画401、描画402とも、線分の始点と終点の座標データの組み合わせで構成されている。描画401は、文字の骨格を表した(文字の骨格情報をベクタデータで備えた)いわゆるストロークフォントデータを基に生成される。描画402は、文字の輪郭を表した(文字の輪郭情報をベクタデータで備えた)いわゆるアウトラインフォントデータを基に生成される。
ストロークフォントは、比較的低い解像度のフレームメモリに文字を描画する場合、あるいはフォントのデータ量を小さくしたい場合に適している。アウトラインフォントは、比較的高い解像度のフレームメモリに文字を描画する場合、あるいは文字装飾の表現力を豊かにしたい場合に適している。描画401、描画402とも、レンダリング時のパラメータ調整により、単一のベクタフォントデータから、描画301、描画302のいずれの大きさにも、あるいはそれ以外の大きさにも文字を描画することができる。
第3の例は、図1における一時記憶部103のフレームメモリ104、もしくは図2における表示部112の画面解像度を複数の大きさで設定できる場合に、それぞれの大きさの画面に対して同じピクセルサイズの文字を描画する方法である。
図5は、図1における一時記憶部103のフレームメモリ104のデータ構造の例を示している。フレームメモリ501は、720×480の解像度(所定の解像度)を有し、フレームメモリ502は、1440×1080の解像度(異なる解像度)を有する。これら2種類のフレームメモリ501、502が表示部112を介して画面が同じ大きさの(同一の)表示装置に出力されるとする。
各々のフレームメモリに同じピクセルサイズの文字、例えば301を描画したとしても、フレームメモリ501から出力された映像では比較的大きく見え、フレームメモリ502から出力された映像ではフレームメモリ501と比べて小さく見える。このときの文字データの形式は、図3、図4のいずれの形式でも構わない。
図2の場合は、出力先の表示装置がフレームメモリ501及びフレームメモリ502の画面解像度で画面を表示できることが前提となる。フレームメモリ501とフレームメモリ502のどちらの大きさで画面を表示するかを示す情報は、XMLデータ201内に記述される。
次に、撮像装置における出力先の表示装置に対するメニュー画面の表示について説明する。
図6は、撮像装置で生成するメニュー画面の構成例を示す図である。
図6において、メニュー画面(メニュー画面601、メニュー画面607)を模式的に表している。操作者が撮像装置に装備されたメニューキー109を操作することで、出力先の表示装置にメニュー画面を表示したり表示を終了したりすることができる。メニュー画面601(以下、画面601と略記)は、比較的大きなサイズの文字フォントを用いて構成されている。メニュー画面607(以下、画面607と略記)は、比較的小さなサイズの文字フォントを用いて構成されている。
撮像装置のCPU107は、プログラム・データ記憶部108に格納された制御プログラムに基づき次の処理を行う。設定された文字サイズが第1の文字サイズと判定した場合は、第1の文字サイズの文字列とアイコンを含む図記号を組み合わせた画面601を生成する。設定された文字サイズが第1の文字サイズより小さい第2の文字サイズと判定した場合は、第2の文字サイズの文字列とアイコンを含む図記号を組み合わせると共に画面601より該文字列と図記号の量が多く且つレイアウトの一部が異なる画面607を生成する。
画面601(第1の画面)は、メニュー項目の項目名称を表示する第1の項目名称領域と、メニュー項目の設定状態を表示する第1の設定状態領域を含む。画面607(第2の画面)は、メニュー項目の項目名称を表示する第2の項目名称領域と、メニュー項目の設定状態を表示する第2の設定状態領域を含む。画面601と画面607には、1つのメニュー項目に対して同じ表記の項目名称の文字列が表示される。
第1の項目名称領域は、第2の項目名称領域の全部もしくは一部を含むと共に第2の設定状態領域の一部を含む領域に相当し、表示装置に表示した際に第2の項目名称領域よりも面積が大きい。第1の設定状態領域は、第2の設定状態領域の一部を含むと共に第1の項目名称領域と重複しない領域に相当し、表示装置に表示した際に第2の設定状態領域よりも面積が小さい。以下、個別に詳述する。
まず、画面601(第1の画面)について説明する。タブ602には、メニューの大項目の設定項目一覧と選択状態がタブを模した形式でアイコン表示されている。図示例では撮像装置のカメラとオーディオの記録に関連する大項目が選択されている。設定項目一覧としては、セルフタイマ、フレームレート、デジタルズーム、ズームスピード、手ぶれ補正、オートスローシャッタがある。
タブ602の下側には、選択されている大項目に含まれる小項目名称604と、それぞれの小項目の設定状態アイコン605が表示されている。小項目名称604は、比較的大きなサイズの文字フォントで表現されている。設定状態アイコン605(図記号)は、小項目名称604の文字フォントとバランスを合わせた大きさのアイコンで表現されている。尚、設定状態は、アイコンではなく文字や文字列で表現しても構わないし、後述する設定状態名称610の表記の省略形となる文字列で表現しても構わない。
カーソル603は、設定を変更しようとしている小項目(セルフタイマ〜オートスローシャッタ)を示すものであり、撮像装置に装備された上下左右キー110によりカーソル603を上下方向に操作することで、小項目を選択することができる。任意の小項目にカーソル603を合わせて決定キー111を操作することで、小項目の設定を変更するための画面に遷移する。例えばカーソル603を合わせている小項目「セルフタイマ」の場合、現在「入」の状態に設定されていることが「ON」を模したアイコンにより示されている。
ところで、後述の画面607に示すように、現在設定されている大項目は8つの小項目(上記のセルフタイマ〜オートスローシャッタの他に、ウィンドカット、マイクアッテネータ)を含んでいる。しかし、画面601では、画面サイズの制約により6つの小項目(セルフタイマ〜オートスローシャッタ)までしか表示できない(小項目の一部が省かれて表示される)。スクロールバー606は、小項目(セルフタイマ〜オートスローシャッタ)のうち表示している範囲を示す。スクロールバー606を操作することで表示している範囲を変更することができ、表示できていなかった小項目を表示することができる。
次に、画面607(第2の画面)について説明する。尚、画面607における画面601と同じ表示要素には同じ番号を付し説明は省略する。小項目名称608は、選択されている大項目に含まれる名称であるが、画面601の小項目名称604よりも小さなサイズの文字フォントで表現されている。
設定状態アイコン609(図記号)も、画面601の設定状態アイコン605と同様の設定状態を示すものであるが、やはり設定状態アイコン605よりも小さなサイズとなっている。設定状態名称610は、設定状態アイコン609の示す内容を文字列で表現したものであり、小項目名称608と同じ大きさの文字フォントで表現されている。設定状態アイコン609、設定状態名称610は、小項目名称608の文字フォントとバランスを合わせた大きさで表現されている。
上記の画面601では、設定状態アイコン605だけで示していた設定状態を、画面607では設定状態アイコン609と設定状態名称610の両方で示すことにより、設定状態をより分かりやすく示しているということができる。例えばカーソル603を合わせている小項目「セルフタイマ」の場合、現在「入」の状態に設定されていることが、「ON」を模したアイコンと文字列「入」で示されている。
また、画面607は、画面601と比較して小さな文字フォントを使用することにより大項目内の8つの小項目を全て一度に表示することができるので、スクロールバー606を表示する必要がない。
以上をまとめると、画面601は大きな文字フォントを使用することで視認性が高く、画面607は小さな文字フォントを使用することで一覧性が高く且つ設定状態がより分かりやすく示されている、ということができる。画面601と画面607の切り替えは、特定のメニュー項目(切り替えを指示する項目)の設定によってもよいし、メニューキー109、上下左右キー110、決定キー111の操作あるいはその他の操作によって直接切り替えてもよい。即ち、文字サイズの設定は、出力先の表示装置の画面から設定する方法、メニューキー109、上下左右キー110、決定キー111を含む操作部(設定手段)を用いて設定する方法のいずれでもよい。
最後に、メニュー画面(画面601、画面607)を描画する処理について図7のフローチャートに基づき説明する。
図7は、撮像装置のメニュー画面を描画する処理を示すフローチャートである。
図7において、撮像装置のCPU107は、メニュー画面を描画する処理を開始する(ステップS701)。まず、CPU107は、一時記憶部103からメニュー画面を構成する大項目を示すタブ602の状態(図6の例では「カメラ」を示す図柄)を取得し、フレームメモリ104に描画する(ステップS702)。タブ602は文字サイズの大小によらず同一であるため、特に描画する際の描画条件の判定は行わない。タブ602の状態は、多くの場合、一時記憶部103に記憶されている。
次に、CPU107は、一時記憶部103に設定されている文字サイズの状態を取得し、設定されている文字サイズを判定する(ステップS703)。文字サイズが「大」(第1の文字サイズ)と判定した場合は、CPU107は、ステップS704以降の処理を実行する。文字サイズが「小」(第2の文字サイズ)と判定した場合は、CPU107は、ステップS713以降の処理を実行する。
先に、文字サイズが「大」の場合を説明する。CPU107は、メニュー画面(画面601)の描画に利用するフォントデータを「大」に設定し(ステップS704)、大きな文字でメニューを構成するための「大」フォント用レイアウトデータを取得する(ステップS705)。レイアウトデータは、例えばメニュー画面のある矩形領域を示す座標データの組み合わせで表されている。1つの矩形に対して文字列やアイコンなどの表示オブジェクトを配置し、この組み合わせによりメニュー画面内の表示オブジェクトの配置を規定する。
画面601では、小項目名称604に対して省略表記せずに十分に表示できるだけの領域を与え、残った画面右側に設定状態アイコン605を配置するようなレイアウトとする。フォントデータとレイアウトデータは、一般的にはプログラム・データ記憶部108に記憶されていることが多いが、一時記憶部103に記憶しておく構成や、撮像装置外部から通信により取得する構成でも構わない。
次に、CPU107は、プログラム・データ記憶部108もしくは一時記憶部103から、表示すべきメニュー画面(画面601)の小項目の種別と設定状態を取得する(ステップS706)。更に、CPU107は、小項目名称604の文字列をフレームメモリ104に描画する(ステップS707)。更に、CPU107は、大きな文字の画面に適した大きめの設定状態アイコン605をフレームメモリ104に描画する(ステップS708)。
CPU107は、小項目名称604の文字列と設定状態アイコン605の描画を一画面内に収まる分、もしくは大項目を示すタブに含まれる全ての小項目分だけ描画を繰り返す(ステップS709)。一画面分の項目をフレームメモリ104に描画済みと判定した場合(ステップS709でYES)、CPU107は、項目を選択するためのカーソル603をフレームメモリ104に描画する(ステップS710)。
このときのカーソル603は大きな文字の画面に合わせた大きさになっている。図7では記載していないが、操作者が上下左右キー110の操作によりカーソル603の表示を移動させることで、フォーカスする小項目を変更することができる。ある小項目がカーソル603によりフォーカスされているときに操作者が決定キー111を操作すると、その小項目の設定を変更するための画面に遷移する。
次に、CPU107は、大項目を示すタブに含まれる全ての小項目が描画されたか(画面内に収まったか)否かを判定する(ステップS711)。全ての小項目が画面内に収まりきった場合は、本処理を終了する。全ての小項目が画面内に収まりきっていない場合は、CPU107は、スクロールバー606をフレームメモリ104に描画した後(ステップS712)、本処理を終了する。以上で画面601の描画が完了する。
続いて、文字サイズが「小」の場合を説明する。CPU107は、メニュー画面(画面607)の描画に利用するフォントデータを「小」に設定し(ステップS713)、小さな文字でメニューを構成するための「小」フォント用レイアウトデータを取得する(ステップS714)。画面607では、小項目名称608の文字列に対して省略表記せずに十分に表示できるだけの領域を与え、残った画面右側に設定状態アイコン609と設定状態名称610の文字列を配置するようなレイアウトとする。
次に、CPU107は、プログラム・データ記憶部108もしくは一時記憶部103から、表示すべきメニュー画面(画面607)の小項目の種別と設定状態を取得する(ステップS715)。更に、CPU107は、小項目名称608の文字列をフレームメモリ104に描画する(ステップS716)。更に、CPU107は、小さな文字の画面に適した小さめの設定状態アイコン609をフレームメモリ104に描画する(ステップS717)。文字サイズが「小」のときは文字が小さい分レイアウトに余裕があるため、更に、CPU107は、設定状態名称610を表す文字列をフレームメモリ104に描画する(ステップS718)。
次に、CPU107は、小項目名称608の文字列と、設定状態アイコン609と、設定状態名称610の文字列の描画を一画面内に収まる分、もしくは大項目を示すタブに含まれる全ての小項目分だけ描画を繰り返す(ステップS719)。本実施の形態では、小さな文字による画面の場合は小項目の数が必ず一画面内に収まるだけの数に限られていることが前提となっているので、大きな文字による画面の場合のようなスクロールバー描画処理は行わない。小項目の数を制限しないならば、大きな文字による画面の場合と同様にスクロールバー描画処理を実行するかの条件の判定とスクロールバー描画処理を加えてもよい。
一画面分の項目をフレームメモリ104に描画済みと判定した場合(ステップS719でYES)、CPU107は、項目を選択するためのカーソル603をフレームメモリ104に描画した後(ステップS720)、本処理を終了する。この場合のカーソル603は小さな文字に合わせた大きさになっている。以上で画面607の描画が完了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、設定された文字サイズが第1の文字サイズと判定した場合は、第1の文字サイズの文字列とアイコンを含む図記号を組み合わせた第1の画面を生成する。設定された文字サイズが第1の文字サイズより小さい第2の文字サイズと判定した場合は、第2の文字サイズの文字列とアイコンを含む図記号を組み合わせると共に第1の画面より該文字列と図記号の量が多く且つレイアウトの一部が異なる第2の画面を生成する。
これにより、画面の大きさに対して文字が大きい場合は、必要な情報をより視認しやすく表示することができる。また、画面の大きさに対して文字が小さい場合は、画面領域の余裕を利用して、文字が大きい場合よりも詳細な情報を表示することができる。即ち、文字の大小や画面解像度の大小に関わらず適切な表現により画面領域を有効活用することが可能となる。
〔第2の実施の形態〕
本発明の第2の実施の形態では、メニュー画面を表示するための映像出力を備えた撮像装置において、メニュー画面を構成する文字サイズの大小に応じて各メニュー項目の設定状態の表示形態を変更し、更に付加情報を表示する場合について説明する。
本実施の形態は、上記第1の実施の形態に対して、下記で説明する点において相違する。本実施の形態の撮像装置の構成(図1、図2)及び複数のサイズで文字を表示する方法は、上記第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
次に、本実施の形態の撮像装置の動作を図8及び図9を参照しながら詳細に説明する。
まず、撮像装置における出力先の表示装置に対するメニュー画面の表示について説明する。
図8は、撮像装置で生成するメニュー画面の構成例を示す図である。
図8において、メニュー画面(メニュー画面801、メニュー画面808)を模式的に表している。操作者が撮像装置に装備されたメニューキー109を操作することで、出力先の表示装置にメニュー画面を表示したり表示を終了したりすることができる。メニュー画面801(以下、画面801と略記)は、比較的大きなサイズの文字フォントを用いて構成されている。メニュー画面808(以下、画面808と略記)は、比較的小さなサイズの文字フォントを用いて構成されている。
まず、画面801(第1の画面)について説明する。タブ802には、メニューの大項目の設定項目一覧と選択状態がタブを模した形式でアイコン表示されている。図示例では撮像装置のカメラとオーディオの記録に関連する大項目が選択されている。設定項目一覧としては、セルフタイマ、フレームレート、デジタルズーム、ズームスピード、手ぶれ補正、オートスローシャッタがある。
タブ802の下側には、選択されている大項目に含まれる小項目名称804と、それぞれの小項目の設定状態アイコン805が表示されている。小項目名称804は、比較的大きなサイズの文字フォントで表現されている。設定状態アイコン805(図記号)は、小項目名称804の文字フォントとバランスを合わせた大きさのアイコンで表現されている。尚、設定状態は、アイコンではなく文字や文字列で表現しても構わない。
カーソル803は、設定を変更しようとしている小項目(セルフタイマ〜オートスローシャッタ)を示すものであり、撮像装置に装備された上下左右キー110によりカーソル803を上下方向に操作することで、小項目を選択することができる。任意の小項目にカーソル803を合わせて上下左右キー110を左右方向に操作することで、小項目の設定状態を変更することができる。
マーク806は、各々の小項目において次の設定状態に変更可能な操作方向を示すものである(メニュー項目の設定を変更するための操作方法を表す文字列もしくは図記号)。例えばカーソル803を合わせている小項目「セルフタイマ」の場合、上下左右キー110を左方向に操作することで「入」(ON)の状態から別の状態に変更することができるが、右方向の操作では設定状態が変更されないことが示されている。
ところで、後述の画面808に示すように、現在設定されている大項目は8つの小項目(上記のセルフタイマ〜オートスローシャッタの他に、ウィンドカット、マイクアッテネータ)を含んでいる。しかし、画面801では、画面サイズの制約により6つの小項目(セルフタイマ〜オートスローシャッタ)までしか表示できない。スクロールバー807は、小項目(セルフタイマ〜オートスローシャッタ)のうち表示している範囲を示す。スクロールバー807を操作することで表示している範囲を変更することができ、表示できていなかった小項目を表示することができる。
次に、画面808(第2の画面)について説明する。尚、画面801と同じ表示要素には同じ番号を付し説明は省略する。小項目名称809は、選択されている大項目に含まれる名称であるが、画面801の小項目名称804よりも小さなサイズの文字フォントで表現されている。設定状態アイコン810(図記号)も、画面801の設定状態アイコン805と同様の設定状態を示すものであるが、やはり設定状態アイコン805よりも小さなサイズとなっている。
アイコン811(図記号)は、対応する小項目において、設定状態アイコン810で示されている設定された状態以外にとり得る全ての状態を示すものであり、設定状態アイコン810とは大きさ・色・形・付加記号の有無等で区別されている。設定状態アイコン810、アイコン811は、小項目名称809の文字フォントとバランスを合わせた大きさで表現されている。尚、設定状態アイコン810、アイコン811(メニュー項目の設定し得る選択肢の一部もしくは全部を表す文字列もしくは図記号)は、アイコンではなく文字や文字列であっても構わない。
上記の画面801では、設定状態アイコン805で設定状態を変更するための操作方法がマーク806により示されていた。これに対し、画面808では、全ての選択肢(もしくは選択肢の一部でもよい)を設定状態アイコン810とアイコン811で示すことにより、設定状態と操作方向に加えて、設定可能な全ての状態を示しているということができる。
更に、画面808では、上下左右キー110を左右方向に操作することにより、次にどのような状態に切り替わるかも事前に視認することができる。例えば、例えばカーソル803を合わせている小項目「セルフタイマ」の場合、上下左右キー110の左方向の操作により「入」の状態から「切」の状態に変更することができるが、右方向の操作では状態が変更されないことが示されている。ただし、このとき左右いずれの方向の操作によっても「入」の状態から「切」の状態に変更できるようにしても構わない。
また、画面808は、画面801と比較して小さな文字フォントを使用することにより大項目内の小項目8つを全て一度に表示することができるので、スクロールバー807を表示する必要がない。
以上をまとめると、画面801は大きな文字フォントを使用することで視認性が高く、画面808は小さな文字フォントを使用することで一覧性が高く且つ画面801で示されなかった付加情報が示されている、ということができる。画面801と画面808の切り替えは、特定のメニュー項目(切り替えを指示する項目)の設定によってもよいし、メニューキー109、上下左右キー110、決定キー111の操作あるいはその他の操作によって直接切り替えてもよい。
最後に、メニュー画面(画面801、画面808)を描画する処理について図9のフローチャートに基づき説明する。
図9は、撮像装置のメニュー画面を描画する処理を示すフローチャートである。
図9において、撮像装置のCPU107は、メニュー画面を描画する処理を開始する(ステップS901)。まず、CPU107は、一時記憶部103からメニュー画面を構成する大項目を示すタブ802の状態を取得し、フレームメモリ104に描画する(ステップS902)。タブ802は文字サイズの大小によらず同一であるため、特に描画する際の描画条件の判定は行わない。タブ802の状態は、多くの場合、一時記憶部103に記憶されている。
次に、CPU107は、一時記憶部103に設定されている文字サイズの状態を取得し、設定されている文字サイズを判定する(ステップS903)。文字サイズが「大」(第1の文字サイズ)と判定した場合は、CPU107は、ステップS904以降の処理を実行する。文字サイズが「小」(第2の文字サイズ)と判定した場合は、CPU107は、ステップS913以降の処理を実行する。
先に、文字サイズが「大」の場合を説明する。CPU107は、メニュー画面(画面801)の描画に利用するフォントデータを「大」に設定し(ステップS904)、大きな文字でメニューを構成するための「大」フォント用レイアウトデータを取得する(ステップS905)。
画面801では、小項目名称804の文字列に対して省略表記せずに十分に表示できるだけの領域を与え、残った画面右側に設定状態アイコン805と操作方向を示すマーク806を配置するようなレイアウトとする。フォントデータとレイアウトデータは、一般的にはプログラム・データ記憶部108に記憶されていることが多いが、一時記憶部103に記憶しておく構成や、撮像装置外部から通信により取得する構成でも構わない。
次に、CPU107は、プログラム・データ記憶部108もしくは一時記憶部103から、表示すべきメニュー画面(画面801)の小項目の種別と設定状態を取得する(ステップS906)。更に、CPU107は、小項目名称804の文字列をフレームメモリ104に描画する(ステップS907)。更に、CPU107は、大きな文字の画面に適した大きめの設定状態アイコン805と、設定を切り替えるための操作方法を示すマーク806をフレームメモリ104に描画する(ステップS908)。
CPU107は、小項目名称804の文字列、設定状態アイコン805、及び付随するマーク806の描画を一画面内に収まる分、もしくは大項目を示すタブに含まれる全ての小項目分だけ描画を繰り返す(ステップS909)。一画面分の項目をフレームメモリ104に描画済みと判定した場合(ステップS909でYES)、CPU107は、項目を選択するためのカーソル803をフレームメモリ104に描画する(ステップS910)。
このときのカーソル803は大きな文字の画面に合わせた大きさになっている。図9では記載していないが、操作者が上下左右キー110の操作によりカーソル803の表示を移動させることで、フォーカスする小項目を変更することができる。ある小項目がカーソル803によりフォーカスされているときに操作者が上下左右キー110を左右方向に操作すると、画面遷移せずにその小項目の設定を変更することができる。
次に、CPU107は、大項目を示すタブに含まれる全ての小項目が描画されたか(画面内に収まったか)否かを判定する(ステップS911)。全ての小項目が画面内に収まりきった場合は、本処理を終了する。全ての小項目が画面内に収まりきっていない場合は、CPU107は、スクロールバー807をフレームメモリ104に描画した後(ステップS912)、本処理を終了する。以上で画面801の描画が完了する。
続いて、文字サイズが「小」の場合を説明する。CPU107は、メニュー画面(画面808)の描画に利用するフォントデータを「小」に設定し(ステップS913)、 小さな文字でメニューを構成するための「小」フォント用レイアウトデータを取得する(ステップS914)。画面808では、小項目名称809の文字列に対して省略表記せずに十分に表示できるだけの領域を与え、残った画面右側に設定状態を一覧するためのアイコン810、811を配置するようなレイアウトとする。
次に、CPU107は、プログラム・データ記憶部108もしくは一時記憶部103から、表示すべきメニュー画面(画面808)の小項目の種別、設定状態、及び小項目の全ての選択肢を取得する(ステップS915)。更に、CPU107は、小項目名称809の文字列をフレームメモリ104に描画する(ステップS916)。更に、CPU107は、小さな文字の画面に適した小さめの設定状態アイコン810及びアイコン811をフレームメモリ104に描画する(ステップS917)。この場合、現在設定されている状態を示す設定状態アイコン810と、それ以外のアイコン811は、大きさ・色・形・付加記号の有無等で区別されている。
次に、CPU107は、小項目名称809の文字列と設定状態アイコン810及びアイコン811の描画を一画面内に収まる分、もしくは大項目を示すタブに含まれる全ての小項目分だけ描画を繰り返す(ステップS918)。本実施の形態では、小さな文字による画面の場合は小項目の数が必ず一画面内に収まるだけの数に限られていることが前提となっているので、大きな文字による画面の場合のようなスクロールバー描画処理は行わない。小項目の数を制限しないならば、大きな文字による画面の場合と同様にスクロールバー描画処理を実行するかの条件の判定とスクロールバー描画処理を加えてもよい。
一画面分の項目をフレームメモリ104に描画済みと判定した場合(ステップS918でYES)、CPU107は、項目を選択するためのカーソル803をフレームメモリ104に描画した後(ステップS919)、本処理を終了する。この場合のカーソル803は小さな文字に合わせた大きさになっている。以上で画面808の描画が完了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、上記第1の実施の形態と同様に、画面の大きさに対して文字が大きい場合は、必要な情報をより視認しやすく表示することができる。また、画面の大きさに対して文字が小さい場合は、画面領域の余裕を利用して、文字が大きい場合よりも詳細な情報を表示することができる。即ち、文字の大小や画面解像度の大小に関わらず適切な表現により画面領域を有効活用することが可能となる。
〔他の実施の形態〕
第1及び第2の実施の形態では、文字サイズの種類を2種類(「大」「小」)に設定した場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。文字サイズの種類は本発明の主旨を逸脱しない範囲で2種類以外の種類(例えば「大」「中」「小」など)に設定することも可能である。
第1及び第2の実施の形態では、本発明の表示制御装置を撮像装置に適用した場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。本発明の表示制御装置を撮像装置以外の画面サイズの制約が大きい機器(例えば携帯電話機や携帯端末など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することにより達成される。即ち、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたコンピュータ読み取り可能なプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理により前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施の形態の機能が以下の処理により実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 撮像装置の一時記憶部にXMLデータを生成した場合のブロック図である。 撮像装置のプログラム・データ記憶部に記憶するラスタフォントデータ「A」のデータ構造を示す図である。 撮像装置のプログラム・データ記憶部に記憶するベクタフォントデータ「A」のデータ構造を示す図である。 撮像装置のフレームメモリのデータ構造を示す図である。 撮像装置で生成するメニュー画面の構成例を示す図である。 撮像装置のメニュー画面を描画する処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る撮像装置で生成するメニュー画面の構成例を示す図である。 撮像装置のメニュー画面を描画する処理を示すフローチャートである。 従来例に係る大小の文字を切り替え可能な画面の構成例を示す図である。
符号の説明
101 カメラ部
102 映像処理部
103 一時記憶部
104 フレームメモリ
105 エンコーダ・デコーダ部
106 動画記憶部
107 CPU
108 プログラム・データ記憶部
109 メニューキー
110 上下左右キー
111 決定キー
112 表示部

Claims (14)

  1. 画面を構成する文字列の文字サイズとして、少なくとも、第1の文字サイズ、該第1の文字サイズより小さい第2の文字サイズのいずれかを設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された文字サイズがいずれの文字サイズであるかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記第1の文字サイズと判定された場合は、複数のメニュー項目に含まれるそれぞれのメニュー項目が、前記第1の文字サイズの文字列でメニュー項目を表示する第1の項目領域と、該第1の項目領域に対して前記文字列の並び方向に異なる位置に当該メニュー項目に関する設定状態を表示する第1の設定状態領域とを含む第1のメニュー画面を表示し、前記判定手段により前記第2の文字サイズと判定された場合は、複数のメニュー項目に含まれるそれぞれのメニュー項目が、前記第2の文字サイズの文字列によりメニュー項目を表示する領域であって、該文字列の並び方向の幅が前記第1の項目領域よりも狭い第2の項目領域と、前記文字列の並び方向に異なる位置に当該メニュー項目に関する設定状態を表示する領域であって、前記第1の設定状態領域よりも前記文字列の並び方向の幅の広い第2の設定状態領域とを含む第2のメニュー画面を表示するように制御する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記第2のメニュー画面には、各メニュー項目について、現在の設定とは異なる選択肢の一部もしくは全部を表す文字列もしくは図記号を、現在の設定を表す文字列もしくは図記号と識別可能に表示し、前記第1のメニュー画面には、各メニュー項目について、現在の設定とは異なる選択肢の一部もしくは全部を表す文字列もしくは図記号を表示しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記第1の項目領域には、同一項目を示す前記第2の項目領域に表示される文字列と同一の文字列の一部が省かれた文字列を表示するように制御することを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  4. 前記第1の項目領域に表示する文字列及び前記第2項目領域に表示する文字列を生成する生成手段を更に有し、
    前記生成手段は、所定の解像度のフレームメモリに文字列を描画することで前記第1の文字サイズの文字列を生成し、前記所定の解像度とは異なる解像度のフレームメモリに文字列を描画することで前記第2の文字サイズの文字列を生成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記第1の文字サイズの文字列は、ラスタフォントデータを基に生成され、
    前記第2の文字サイズの文字列は、前記ラスタフォントデータよりも小さいサイズのラスタフォントデータを基に生成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  6. 前記第1の文字サイズの文字列は、ラスタフォントデータ、もしくは文字の骨格情報をベクタデータで備えたストロークフォントデータ、もしくは文字の輪郭情報をベクタデータで備えたアウトラインフォントデータのいずれかを基に生成され、
    前記第2の文字サイズの文字列は、前記ラスタフォントデータ、もしくは前記ストロークフォントデータ、もしくは前記アウトラインフォントデータのいずれかを基に生成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記第1のメニュー画面には、各メニュー項目の前記設定状態を変更するための操作方法を表す文字列もしくは図記号を表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記表示制御手段は、当該表示制御装置が装備される機器に内蔵される表示装置と、前記表示制御装置が装備される機器に接続される外部表示装置とに表示することができることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記第1の設定状態領域および前記第2の設定状態領域に前記設定状態をアイコンとして表示し、前記第2の設定状態領域には前記第1の設定状態領域に表示されるアイコンよりも小さいアイコンで表示するように制御することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  10. 前記表示制御手段は、前記第2の設定状態領域には、前記設定状態を前記アイコンに加えて文字列でも表示するように制御することを特徴とする請求項に記載の表示制御装置。
  11. 前記表示制御装置は、撮像手段を有する撮像装置であり、前記複数のメニュー項目は撮像に関する設定を行うメニュー項目であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の表示制御装置。
  12. 画面を構成する文字列の文字サイズとして、少なくとも、第1の文字サイズ、該第1の文字サイズより小さい第2の文字サイズのいずれかを設定する設定ステップと、
    前記設定手段により設定された文字サイズがいずれの文字サイズであるかを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記第1の文字サイズと判定された場合は、複数のメニュー項目に含まれるそれぞれのメニュー項目が、前記第1の文字サイズの文字列でメニュー項目を表示する第1の項目領域と、該第1の項目領域に対して前記文字列の並び方向に異なる位置に当該メニュー項目に関する設定状態を表示する第1の設定状態領域とを含む第1のメニュー画面を表示し、前記判定ステップにより前記第2の文字サイズと判定された場合は、複数のメニュー項目に含まれるそれぞれのメニュー項目が、前記第2の文字サイズの文字列によりメニュー項目を表示する領域であって、該文字列の並び方向の幅が前記第1の項目領域よりも狭い第2の項目領域と、前記文字列の並び方向に異なる位置に当該メニュー項目に関する設定状態を表示する領域であって、前記第1の設定状態領域よりも前記文字列の並び方向の幅の広い第2の設定状態領域とを含む第2のメニュー画面を表示するように制御する表示制御ステップと、
    を有することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるコンピュータ読み取り可能なプログラム。
  14. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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