JP5252286B2 - 表面検査方法、表面検査装置および検査方法 - Google Patents

表面検査方法、表面検査装置および検査方法 Download PDF

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本発明は、半導体製造工程においてウェハ等の基板表面を検査する方法および装置に関する。
半導体回路素子や液晶表示素子の製造工程では、半導体ウェハや液晶基板等の基板表面に形成された繰り返しパターンの検査が行われる。自動化された表面検査装置では、チルト可能なステージの上に基板を載置して、ステージ上の基板の表面に検査用の照明光(検査光)を照射し、例えば、基板表面に形成された繰り返しホールパターンから発生する回折光に基づいて基板の画像を取り込み、この画像の明暗差(コントラスト)に基づいてホールパターンの異常を検出する(例えば、特許文献1を参照)。さらに、このような表面検査装置は、ステージをチルト調整することにより、基板表面における繰り返しピッチが異なる配列のホールパターンの検査を行うことができる。
特開2006−105951号公報
しかしながら、例えば波長が248nmの検査光を用いる場合、ホールパターンのピッチが140nmより小さいと、回折光が発生せず、回折光を利用した検査を行うことができなくなってしまう。また、上述のようにパターンのピッチが小さいとき、ライン・アンド・スペースパターンに対しては偏光を用いた検査が有効であるが、ホールパターンに対しては偏光を用いた検査が難しかった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、パターンの微細化が進んでもホールパターンの検査が可能な検査方法および装置を提供することを目的とする。
このような目的達成のため、本発明に係る表面検査方法は、所定波長の検査光を基板の表面に照射して得られる回折光に基づいて前記基板の表面を検査する表面検査方法であって、前記基板の表面に、前記検査光により前記回折光を発生させることが可能な最小ピッチよりも小さいピッチ間隔を有する配列でホールパターンが形成されており、前記ホールパターンにおいて前記最小ピッチ以上の繰り返しピッチを有する配列のパターンを抽出または作出する第1のステップと、前記第1のステップで抽出または作出した前記パターンの繰り返しピッチに対応する回折光が発生するように前記検査光を前記基板の表面に照射する第2のステップと、前記第2のステップでの前記検査光の照射によって発生した前記回折光を検出する第3のステップと、前記第3のステップで検出した前記回折光に基づいて前記ホールパターンにおける欠陥の有無を検査する第4のステップとを有している。
なお、上述の表面検査方法において、前記第1のステップでは、複数の前記ホールパターンを一塊のホールパターンとした、前記最小ピッチ以上の繰り返しピッチを有する配列のパターンを抽出することが好ましい。
また、上述の表面検査方法において、前記第1のステップでは、前記ホールパターンの中から他のホールパターンと形状の異なるホールパターンからなる前記最小ピッチ以上の繰り返しピッチを有する配列のパターンを抽出するようにしてもよい。
またこのとき、前記他のホールパターンと形状の異なるホールパターンは、前記他のホールパターンと比べてホール径が大きいホールパターンであることが好ましい。
また、本発明に係る表面検査装置は、所定波長の検査光を基板の表面に照射して得られる回折光に基づいて前記基板の表面を検査する表面検査装置であって、前記基板の表面に、前記検査光により前記回折光を発生させることが可能な最小ピッチよりも小さいピッチ間隔を有する配列でホールパターンが形成されており、前記ホールパターンにおいて前記最小ピッチ以上の繰り返しピッチを有する配列のパターンを抽出または作出する設定部と、前記設定部により抽出または作出された前記パターンの繰り返しピッチに対応する回折光が発生するように前記検査光を前記基板の表面に照射する照明部と、前記照明部による前記検査光の照射によって発生した前記回折光を検出する検出部と、前記検出部により検出された前記回折光に基づいて前記ホールパターンにおける欠陥の有無を検査する検査部とを備えて構成される。
なお、上述の表面検査装置において、前記基板を保持した状態で、前記基板を傾動可能な支持部をさらに備えることが好ましい。
また、上述の表面検査装置において、前記照明部は、前記検査光の波長を選択する波長選択部を有していることが好ましい。
また、本発明に係る検査方法は、第1のピッチで配列される複数のホールパターンがなす塊が、前記第1のピッチよりも大きい第2のピッチで配列された基板を、前記第1のピッチの2倍よりも長く前記第2のピッチの2倍よりも短い波長の光で照明し、前記ホールパターンで回折した光を検出し、検出結果に基づいて前記ホールパターンにおける欠陥の有無を検査する。
なお、上述の検査方法において、前記照明のための複数の波長を含む光から前記照明する波長の光を選択することが好ましい。
また、上述の検査方法において、前記回折した光で前記基板を撮像することが好ましい。
また、上述の検査方法において、前記ホールパターンが含まれるチップ領域全体を一括して撮像することが好ましい。
本発明によれば、パターンの微細化が進んでもホールパターンの検査が可能になる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。本実施形態に係る表面検査装置の一例を図2に示しており、この装置により被検基板である半導体ウェハ10(以下、ウェハ10と称する)の表面欠陥(異常)を検査する。本実施形態の表面検査装置1は、ウェハ10を載置保持するホルダ5を備え、不図示の搬送装置によって搬送されてくるウェハ10を、ホルダ5の上に載置させるとともに真空吸着によって固定保持する。ホルダ5は、このように固定保持したウェハ10の中心(ホルダ5の中心)を通りウェハ10の表面に垂直な軸AXを回転軸として、ウェハ10を回転(ウェハ10の表面内での回転)可能に保持する。また、ホルダ5は、ウェハ10の表面に沿った軸を中心に、ウェハ10をチルト(傾動)させることが可能であり、検査用照明光(後述する検査光)の入射角を調整できるようになっている。
表面検査装置1はさらに、ホルダ5に固定保持されたウェハ10の表面に検査用照明光(以下、検査光と称する)を平行光として照射する照明光学系20と、検査光の照射を受けたときのウェハ10からの反射光や回折光等を集光する集光光学系30と、集光光学系30により集光された光を受けてウェハ10の表面の像を検出するCCDカメラ40とを備えて構成される。照明光学系20は、メタルハライドランプや水銀ランプ等の光源21と、特定の波長を有する光を選択的に透過させる波長選択部22と、波長選択部22を透過した光を案内する光ファイバ23と、光ファイバ23から射出された検査光を反射させる照明側凹面鏡25とを主体に構成される。
そして、光源21からの光は波長選択部22を透過し、特定の波長(例えば、248nmの波長)を有する照明光が検査光として光ファイバ23から照明側凹面鏡25へ射出され、光ファイバ23から照明側凹面鏡25へ射出された検査光は、光ファイバ23の射出部が照明側凹面鏡25の焦点面に配置されているため、照明側凹面鏡25により平行光束となってホルダ5に保持されたウェハ10の表面に照射される。なお、ウェハ10に対する検査光の入射角と出射角との関係は、ホルダ5をチルト(傾動)させてウェハ10の載置角度を変化させることにより調整可能である。
ウェハ10の表面からの出射光(反射光もしくは回折光)は集光光学系30により集光される。集光光学系30は、ホルダ5に対向して配設された受光側凹面鏡31を主体に構成され、受光側凹面鏡31により集光された出射光(反射光もしくは回折光)は、CCDカメラ40の撮像レンズ41を経て撮像素子42上に達し、ウェハ10の像が結像される。この結果、ウェハ10の表面の像がCCDカメラ40の撮像素子42上に形成される。
CCDカメラ40は、撮像素子42上に形成されたウェハ10の表面の像を光電変換して画像信号を生成し、画像信号を演算処理部45に出力する。演算処理部45には、データベース部46と、画像表示装置47とが電気的に接続されている。演算処理部45は、CCDカメラ40から入力されたウェハ10の画像信号に基づいて、ウェハ10の画像を所定のビット(例えば8ビット)のデジタル画像に変換する。データベース部46には、良品ウェハ(ショット)の画像データや、デフォーカスやドーズシフトが生じたときのウェハ(ショット)の画像データが予め記憶されており、演算処理部45は、ウェハ10の画像(デジタル画像)を生成すると、ウェハ10の画像データとデータベース部46の画像データとを比較して、ウェハ10表面(すなわち、ホールパターン12)における欠陥(異常)の有無を検査する。そして、演算処理部45による検査結果およびそのときのウェハ10の画像が画像表示装置47で出力表示される。
ところで、ウェハ10は、最上層のレジスト膜への露光・現像後、不図示の搬送系により、不図示のウェハカセットまたは現像装置からホルダ5上に搬送される。なおこのとき、ウェハ10は、ウェハ10のパターンもしくは外縁部(ノッチ等)を基準としてアライメントが行われた状態で、ホルダ5上に搬送される。
ウェハ10の表面には、図3に示すように複数のチップ領域11がXY方向に配列され、各チップ領域11の中には、図4に示すようにホールパターン12が形成されている。なお、本実施形態において、図3および図4における横方向をX方向とし、縦方向をY方向とする。ホールパターン12は、コンタクト・ホール等を形成するためのレジストパターンであり、図4に示すように複数のホール13から構成される。各ホール13は、原則として、回折光を発生させるのが難しい140nm未満の繰り返しピッチP1の配列でXY方向に(縦横に)並んでいるが、4ピッチ毎のピッチ間隔は、前述の繰り返しピッチP1よりも広くなるようになっている。そのため、図4の破線で囲まれた4×4個分のホール13を、回折光を発生させるのが比較的容易な140nm以上の繰り返しピッチP2の配列でXY方向に(縦横に)並ぶ一塊のパターン14と見なすことができる。
本実施形態の表面検査装置1を用いた表面検査方法について、図1に示すフローチャートを参照しながら以下に説明する。まず、ホールパターン12において、回折光を発生させることが可能な最小ピッチ以上の繰り返しピッチを有するパターンを抽出する(ステップS101)。本実施形態においては、前述の一塊のパターン14を抽出する。なお、一塊のパターン14の抽出は、作業者がホールパターン12の図面等を参照して手動で行うようにしてもよく、演算処理部45等によりホールパターン12の図面データ等から自動で行うようにしてもよい。
ホールパターン12における一塊のパターン14を抽出すると、当該一塊のパターン14の繰り返しピッチP2に対応する回折光が発生するように、照明光学系20を用いて検査光をウェハ10の表面に照射する(ステップS102)。このとき、ウェハ10の表面上における照明方向とパターンの繰り返し方向とが一致するようにホルダ5を回転させるとともに、パターンのピッチをPとし、ウェハ10の表面に照射する検査光の波長をλとし、検査光の入射角をθ1とし、n次回折光の出射角をθ2としたとき、ホイヘンスの原理より、次の(1)式を満足するように設定を行う。
P=n×λ/{sin(θ1)−sin(θ2)} …(1)
本実施形態では、パターンのピッチPが一塊のパターン14の繰り返しピッチP2(すなわち、P=P2)となる場合のn次回折光が発生するように、入射角θ1および出射角θ2(すなわち、ホルダ5のチルト角)を設定する。このような条件で検査光をウェハ10の表面に照射する際、光源21からの光は波長選択部22を透過して、例えば248nmの波長を有する照明光が検査光として光ファイバ23から照明側凹面鏡25へ射出され、照明側凹面鏡25により平行光束となってホルダ5に保持されたウェハ10の表面に照射される。そして、ウェハ10の表面から出射された一塊のパターン14の繰り返しピッチP2に対応する回折光は、受光側凹面鏡31により集光されてCCDカメラ40の撮像素子42上に達し、一塊のパターン14に基づくウェハ10の回折像が結像される。
そこで、検査光の照射によって撮像素子42上に形成されたウェハ10の回折像をCCDカメラ40により撮像する(ステップS103)。このとき、CCDカメラ40は、撮像素子42上に形成されたウェハ10の回折像を光電変換して画像信号を生成し、画像信号を演算処理部45に出力する。
ウェハ10の回折像を撮像すると、撮像したウェハ10の回折像に基づいて、ホールパターン12における欠陥の有無を検査する(ステップS104)。このとき、演算処理部45は、CCDカメラ40から入力されたウェハ10の画像信号に基づいて、ウェハ10の画像(デジタル画像)を生成し、ウェハ10の画像データとデータベース部46の画像データとを比較して、ウェハ10表面(すなわち、ホールパターン12)における欠陥(異常)の有無を検査する。そして、演算処理部45による検査結果およびそのときのウェハ10の画像が画像表示装置47で出力表示される。
ところで、検査光の波長λ=248nmとし、n=1としたとき、入射角θ1の理論限界が90度で、出射角θ2の理論限界が−90度であるため、(1)式より、理論的に回折光を発生させることが可能な最小ピッチは124nmとなる。ただし、ホルダ5、照明光学系20、および集光光学系30等の配置を考慮すると、入射角θ1および出射角θ2を理論限界まで使用できないため、実際に回折光を発生させることが可能な最小ピッチは140nmとなる。
これに対し、本実施形態の表面検査方法および装置によれば、回折光を発生させることが可能な最小ピッチ以上の繰り返しピッチを有するパターン(一塊のパターン14)を抽出し、抽出したパターンの繰り返しピッチに対応する回折光が発生するように検査光をウェハ10の表面に照射するため、回折光を発生させるのが難しいピッチ間隔を有するホールパターン12であっても回折光を発生させることができ、このように発生させた回折光に基づいてホールパターン12における欠陥の有無を検査することにより、パターンの微細化が進んでもホールパターン12の検査が可能になる。
なお、上述の実施形態において、ホールパターン12から一塊のパターン14を抽出しているが、これに限られるものではなく、ホールパターンの中に、回折光を発生させることが可能な最小ピッチ以上の繰り返しピッチを有するパターンを一時的に作り出すようにしてもよい。このようにすれば、上述の作り出したパターンの繰り返しピッチに対応する回折光が発生するように検査光をウェハ10の表面に照射することで、回折光を発生させるのが難しいピッチ間隔を有するホールパターンであっても回折光を発生させることができるため、上述の実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。
例えば、図5に示すように、ホールパターン62の一部を大きくして、周期性を持たせるようにしてもよい。なお、図5のホールパターン62を構成する複数のホール63は、原則として、回折光を発生させるのが難しい140nm未満の繰り返しピッチP3でXY方向に(縦横に)並んでいるが、表面検査を行うため、各ホール63における縦横の3ピッチ飛びに、各ホール63よりも径を大きくした検出用ホール64を一時的に作り出している。そのため、ホールパターン62に点在させた検出用ホール64からなる検出用パターン65の繰り返しピッチP4を、回折光を発生させるのが比較的容易な140nm以上の繰り返しピッチにすることで、検出用パターン65に基づくウェハ10の回折像を得ることができる。
また例えば、図6に示すように、ホールパターン72の一部を長穴にして、周期性を持たせるようにしてもよい。なお、図6のホールパターン72を構成する複数のホール73は、原則として、回折光を発生させるのが難しい140nm未満の繰り返しピッチP5でXY方向に(縦横に)並んでいるが、表面検査を行うため、各ホール73における縦横の3ピッチ飛びに、各ホール73と形状の異なる検出用ホール74を一時的に作り出している。そのため、ホールパターン72に点在させた検出用ホール74からなる検出用パターン75の繰り返しピッチP6を、回折光を発生させるのが比較的容易な140nm以上の繰り返しピッチにすることで、検出用パターン75に基づくウェハ10の回折像を得ることができる。
本実施形態の表面検査方法を示すフローチャートである。 本実施形態の表面検査装置の全体構成を示す図である。 半導体ウェハの平面図である。 ホールパターンの一例を示す模式図である。 ホールパターンの第1の変形例を示す模式図である。 ホールパターンの第2の変形例を示す模式図である。
符号の説明
1 表面検査装置
10 半導体ウェハ(基板) 12 ホールパターン
13 ホール 14 一塊のパターン
20 照明光学系(照明部) 40 CCDカメラ(検出部)
45 演算処理部(設定部および検査部)
62 ホールパターン(第1の変形例) 63 ホール
64 検出用ホール 65 検出用パターン
72 ホールパターン(第2の変形例) 73 ホール
74 検出用ホール 75 検出用パターン

Claims (11)

  1. 所定波長の検査光を基板の表面に照射して得られる回折光に基づいて前記基板の表面を検査する表面検査方法であって、
    前記基板の表面に、前記検査光により前記回折光を発生させることが可能な最小ピッチよりも小さいピッチ間隔を有する配列でホールパターンが形成されており、
    前記ホールパターンにおいて前記最小ピッチ以上の繰り返しピッチを有する配列のパターンを抽出または作出する第1のステップと、
    前記第1のステップで抽出または作出した前記パターンの繰り返しピッチに対応する回折光が発生するように前記検査光を前記基板の表面に照射する第2のステップと、
    前記第2のステップでの前記検査光の照射によって発生した前記回折光を検出する第3のステップと、
    前記第3のステップで検出した前記回折光に基づいて前記ホールパターンにおける欠陥の有無を検査する第4のステップとを有することを特徴とする表面検査方法。
  2. 前記第1のステップでは、複数の前記ホールパターンを一塊のホールパターンとした、前記最小ピッチ以上の繰り返しピッチを有する配列のパターンを抽出することを特徴とする請求項1に記載の表面検査方法。
  3. 前記第1のステップでは、前記ホールパターンの中から他のホールパターンと形状の異なるホールパターンからなる前記最小ピッチ以上の繰り返しピッチを有する配列のパターンを抽出することを特徴とする請求項1に記載の表面検査方法。
  4. 前記他のホールパターンと形状の異なるホールパターンは、前記他のホールパターンと比べてホール径が大きいホールパターンであることを特徴とする請求項3に記載の表面検査方法。
  5. 所定波長の検査光を基板の表面に照射して得られる回折光に基づいて前記基板の表面を検査する表面検査装置であって、
    前記基板の表面に、前記検査光により前記回折光を発生させることが可能な最小ピッチよりも小さいピッチ間隔を有する配列でホールパターンが形成されており、
    前記ホールパターンにおいて前記最小ピッチ以上の繰り返しピッチを有する配列のパターンを抽出または作出する設定部と、
    前記設定部により抽出または作出された前記パターンの繰り返しピッチに対応する回折光が発生するように前記検査光を前記基板の表面に照射する照明部と、
    前記照明部による前記検査光の照射によって発生した前記回折光を検出する検出部と、
    前記検出部により検出された前記回折光に基づいて前記ホールパターンにおける欠陥の有無を検査する検査部とを備えて構成されることを特徴とする表面検査装置。
  6. 前記基板を保持した状態で、前記基板を傾動可能な支持部をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の表面検査装置。
  7. 前記照明部は、前記検査光の波長を選択する波長選択部を有していることを特徴とする請求項5または6に記載の表面検査装置。
  8. 第1のピッチで配列される複数のホールパターンがなす塊が、前記第1のピッチよりも大きい第2のピッチで配列された基板を、前記第1のピッチの2倍よりも長く前記第2のピッチの2倍よりも短い波長の光で照明し、
    前記ホールパターンで回折した光を検出し、
    検出結果に基づいて前記ホールパターンにおける欠陥の有無を検査することを特徴とする検査方法。
  9. 前記照明のための複数の波長を含む光から前記照明する波長の光を選択することを特徴とする請求項8に記載の検査方法。
  10. 前記回折した光で前記基板を撮像することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の検査方法。
  11. 前記ホールパターンが含まれるチップ領域全体を一括して撮像することを特徴とする請求項10に記載の検査方法。
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