JP5251162B2 - 画像配信方法、画像配信サーバ装置、画像配信プログラム - Google Patents
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Description
この種の通信システムの中には、一人の講師に対して受講者が複数に及ぶ場合における通信網の利用効率を高める手段としてマルチキャスト送信をサポートしているものがある。マルチキャスト送信は、マルチキャスト対応の中継装置などによる支援の下に実現される同報配信技術の一つである。マルチキャスト送信においては、データの同報配信を受ける複数の通信端末をグループ化し、マルチキャストアドレスと呼ばれる固有のIPアドレスをそのグループに割り当てる。以後、サーバ装置がそのマルチキャストアドレスを宛先アドレスとしてデータを送出すると、中継装置による複製や転送を経てそのデータがグループの通信端末のすべてに同報配信される。このマルチキャスト送信によると、送信元が各端末のIPアドレスを宛先IPアドレスとするデータの送出を複数回にわたって繰り返すユニキャスト送信よりも、同報配信における通信網の利用効率を高めることができる。このマルチキャスト送信の手順の詳細は、たとえば、特許文献1に開示されている。
本発明は、このような背景の下に案出されたものであり、画像データをマルチキャスト送信するサーバ装置とそれを受信する通信端末の各々における表示能力や帯域割当幅などの事情の差を、その画像データが中継装置を中継する際に解消できるような仕組みを提供することを目的とする。
よって、この発明によると、画像配信サーバ装置から中継装置に至るデータ伝送路のトラフィックを増やすことなく、元画像と異なるサイズの画像を要求する通信端末に対して各々の要求に応じたサイズの画像の表示させるデータパケットを提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかる画像配信サーバ装置10および中継装置20−k(k=1,2…N :以下、「中継装置20−k」と総称する)を含む通信システムの全体構成図である。この通信システムは、遠隔講義におけるリアルタイム通信サービスを提供するものである。
この通信システムの概要は以下の通りである。
中継装置20−kは、画像配信サーバ装置10をマルチキャストソース(データの送信元)とするマルチキャストグループ(「広域マルチキャストグループ」と呼ぶ)に参加し、その中継装置20−kの配下のLAN(Local Area Network)の通信端末30−f(f=1,2…M :以下、「通信端末30−f」と総称する)は、中継装置20−kの各々をマルチキャストソースとするマルチキャストグループ(「狭域マルチキャストグループ」と呼ぶ)に参加する。
画像配信サーバ装置10は、遠隔講義の進行に合わせて通信端末30−fの利用者に参照させる画像をSXVGA (Super eXtended Video Graphics Array:1280×960ピクセル)の表示サイズで示す元画像データを生成し、その元画像データにおける各ピクセルのRGB(Red,Green,Blue)値を示すデータ(「ピクセルデータ」という)を圧縮した圧縮データを生成する。そして、その圧縮データをペイロード部とする一連のデータパケットを通信網90へマルチキャスト送信する。
中継装置20−kは、当該中継装置20−kの配下のLANの一または複数の通信端末30−fから、元画像データの表示サイズであるSXVGA、その1/4の表示サイズであるVGA(Video Graphics Array:640×480ピクセル)、または、VGAの1/4の表示サイズであるQVGA(Quarter VGA:320×240ピクセル)のいずれかを指定する要求を取得する。その上で、画像配信サーバ装置10からマルチキャスト送信されたデータパケットを受信し、受信したデータパケットのペイロード部から各通信端末30−fの要求にかかる表示サイズの画像の表示に必要でない部分を切り離し、当該中継装置20−kの配下の通信端末30−fへマルチキャスト送信し直す。
通信インターフェース11は、NIC(Network Interface Card)である。通信インターフェース11は、他の通信装置との通信を制御する。図1に示す例では、画像配信サーバ装置10における通信インターフェース11は、当該画像配信サーバ装置10を有するLANにおける中継装置20−6に接続される。
操作部12は、テンキーやカーソルキーなどの複数の操作子が設けられたキーボードおよびマウスなどのポインティングデバイスである。操作部12は、上記各操作子やポインティングデバイスなどに対する操作を検出し、その検出結果に応じた操作信号を制御部15に引き渡す。
表示部13は、元画像データ、すなわち、SXVGAの表示サイズの画像データを記憶するフレームメモリと、SXVGAの表示サイズを有する液晶ディスプレイと、所定時間長の垂直走査周期に同期してフレームメモリ内の元画像データを液晶ディスプレイに画像として表示させる駆動回路とにより構成されている。
揮発性記憶部17は、RAM(Random Access Memory)であり、制御部15にワークエリアを提供する。
a.ピクセルデータ群抽出機能
これは、表示部13のフレームメモリに元画像データ(表示サイズ=SXVGA)が書き込まれると、その元画像をQVGAの表示サイズで示すQVGA画像を構成するピクセルデータ群(「第1サブピクセルデータ群」という)、元画像をVGAの表示サイズで示すVGA画像を構成するピクセルデータ群のうちQVGA画像を構成するピクセルデータ群以外のピクセルデータ群(「第2サブピクセルデータ群」という)、および元画像を構成するピクセルデータ群のうちVGA画像を構成するピクセルデータ群以外のピクセルデータ群(「第3サブピクセルデータ群」という)をフレームメモリから抽出する機能である。
b.データ圧縮機能
これは、第1サブピクセルデータ群を圧縮することにより、QVGA画像の表示に必要な圧縮データ(「QVGA画像用圧縮データ」という)を生成し、第2サブピクセルデータ群を圧縮することにより、VGA画像の表示に必要な圧縮データ(「VGA画像用圧縮データ」という)を生成し、第3サブピクセルデータ群を圧縮することにより、元画像の表示に必要な圧縮データ(「元画像用圧縮データ」という)を生成する機能である。
c.データパケット送信機能
これは、QVGA画像用圧縮データ、VGA画像用圧縮データ、および元画像用圧縮データを所定のビット長ずつこの順に搭載したペイロード部を有し、且つペイロード部におけるそれらの圧縮データの各々のビット長を示すビット長データをヘッダ部に記述したデータパケットを組み立て、組み立てたデータパケットをマルチキャスト送信する機能である。
通信インターフェース21−jは、NICであり、画像配信サーバ装置10のものと同様の役割を果たす。中継装置20−kの通信インターフェース21−jの少なくとも一つは、当該中継装置20−kの配下にあるLANに接続され、他の少なくとも一つは、他の中継装置20−kに接続される。図1に示す例では、中継装置20−1の通信インターフェース21−jの一つは、その配下にある通信端末30−1,30−2,30−3にマルチキャスト対応LANスイッチ80−1を介して接続され、別の通信インターフェース21−jの一つは、中継装置20−3と接続される。
揮発性記憶部25はRAMであり、制御部23にワークエリアを提供する。
a.ネゴシエーション機能
これは、当該中継装置20−kの配下にある通信端末30−fと個別のネゴシエーションを行い、SXVGA、VGA、QVGAのうちいずれかの表示サイズを指定する要求を各々の通信端末30−fから取得し、それらの通信端末30−fを同じ表示サイズを要求した通信端末30−fごとにグループ分けする機能である。
b.マルチキャストグループ参加機能
これは、広域マルチキャストグループに参加する機能である。
c.マルチキャストグループ参加要請機能
これは、グループ分けした通信端末30−fを当該中継装置20−kをマルチキャストソースとする狭域マルチキャストグループに参加させる機能である。
d.データパケット中継機能
これは、画像配信サーバ装置10から受信したデータパケットをDSP28の信号処理に供し、その処理結果として引き渡されたデータパケットを当該中継装置20−kの配下の通信端末30−fへマルチキャスト送信する機能である。
図4は、本実施形態の動作を示すフローチャートである。図4において、ステップS110〜ステップS140の処理は、ピクセルデータ群抽出機能、データ圧縮機能、データパケット送出機能の働きにより画像配信サーバ装置10のCPU19が実行する処理であり、ステップS150〜ステップS170の処理は、データパケット中継機能の働きにより中継装置20−kのCPU27が実行する処理である。
この前処理において、中継装置20−kのCPU27は、広域マルチキャストグループへの参加の手続きを済ませた後、当該中継装置20−kの配下の一又は複数の通信端末30−fとの間で個別のネゴシエーションを行うことにより、SXVGA,VGA,QVGAの表示サイズのうちいずれかを指定する要求を取得し、それらの通信端末30−fを同じ表示サイズを要求したものごとにグループ化する。その上で、そのグループの各々を1つの狭域マルチキャストグループとして取り扱うために必要な以下の項目を示す設定パラメータを生成する。
a.マルチキャストアドレス
これは、当該中継装置20−kをマルチキャストホストとする狭域マルチキャストグループの各々に固有のIPアドレスであり、いわゆるプライベートスコープとして確保されたアドレス群の中から中継装置20−kのグループの各々に1つずつ割り当てられる。
b.ポート番号
これは、マルチキャストアドレスを宛先IPアドレスとするデータパケットの引き渡しのための解放を要するポートのポート番号であり、ウェルノウンポート(well known port)番号を除いた残りのもののなかから中継装置20−kのグループの各々に1つずつ割り当てられる。
c.表示サイズ
これは、各狭域マルチキャストグループの通信端末30−fが要求した表示サイズである。
通信端末30−fは、そのメッセージを受信すると、そのメッセージが示すポート番号のポートを開放するとともに、マルチキャストグループへの参加の手続きをそのメッセージが示すマルチキャストアドレスを用いて行う。この手続きは、そのマルチキャストアドレスを含む参加要求メッセージであるメンバーシップレポートの発信を通じて成される。
中継装置20−kが通信端末30−fからこのメンバーシップレポートを受信することにより参加の手続きは完了する。これにより、以後、各狭域マルチキャストグループに割り当てたマルチキャストアドレスを宛先IPアドレスとするデータパケットが当該中継装置20−kから送出されると、送出されたデータパケットは、それらのグループへの参加の手続きを行った通信端末30−fの各々へマルチキャスト送信される。
ステップS140におけるデータパケット送出処理は、QVGA画像用圧縮データ、VGA画像用圧縮データ、および元画像用圧縮データを所定のビット長ずつこの順に並べたビット列をペイロード部とし、且つペイロード部におけるそれらの圧縮データの各々のビット長を示すビット長データをヘッダ部に記述したデータパケットを組み立て、組み立てたデータパケットを送出する処理である。
図6は、データパケット送出処理において組み立てられるデータパケットの構造を示す図である。このデータパケットのペイロード部における先頭からLビットはQVGA画像用圧縮データであり、それに続くMビットはVGA画像用圧縮データであり、それに続くNビットは元画像用圧縮データである。そして、このデータパケットのヘッダ部には、その宛先IPアドレスであるマルチキャストアドレス、および、各圧縮データのビット長L,M,Nを示すビット長データが記述される。
CPU19が、フレームメモリにおける各ブロックを処理対象として、ピクセルデータ抽出処理、データ圧縮処理、およびデータパケット送出処理の一連の処理を実行することにより、それらの各ブロックの各々の表示内容を示す一連のデータパケットが通信網90へ送出される。
中継装置20−kのCPU27は、通信インターフェース21−jからデータパケットが引き渡されると(S150 :Yes)、そのデータパケットをDSP28に引き渡し、信号処理を行わせる(S160)。DSP28は、CPU27からデータパケットの引き渡しを受けると、そのデータパケットのヘッダ部のビット長データが示す各圧縮データのビット長L,M,Nを参照した上で、前処理においてCPU27から指示されている表示サイズに応じた信号処理を、そのデータパケットに施す。信号処理の具体的な内容は、以下の通りである。
a.SXVGA,VGA,QVGAの3つの表示サイズが指示されている場合
この場合、DSP28は、CPU27から引き渡されたデータパケットのペイロード部をそのままコピーしたものと、そのペイロード部の先頭からLビット分のものと、そのペイロード部の先頭からL+Mビット分のものとを生成し、各々をペイロード部とする3つのデータパケットをCPU27に引き渡す。
b.SXVGA,VGAの2つの表示サイズが指示されている場合
この場合、DSP28は、CPU27から引き渡されたデータパケットのペイロード部をそのままコピーしたものと、そのペイロード部の先頭からL+Mビット分のものとを生成し、各々をペイロード部とする2つのデータパケットをCPU27に引き渡す。
c.SXVGA,QVGAの2つの表示サイズが指示されている場合
この場合、DSP28は、CPU27から引き渡されたデータパケットのペイロード部をそのままコピーしたものと、そのペイロード部の先頭からLビット分のものとを生成し、各々をペイロード部とする2つのデータパケットをCPU27に引き渡す。
d.VGA,QVGAの2つの表示サイズが指示されている場合
この場合、DSP28は、CPU27から引き渡されたデータパケットのペイロード部の先頭からL+Mビット分のものと、そのペイロード部の先頭からLビット分のものとを生成し、各々をペイロード部とする2つのデータパケットをCPU27に引き渡す。
e.SXVGAの表示サイズのみが指示されている場合
この場合、DSP28は、CPU27から引き渡されたデータパケットをCPU27へそのまま引き渡す。
f.VGAの表示サイズのみが指示されている場合
この場合、DSP28は、CPU27から引き渡されたデータパケットのペイロード部の先頭からL+Mビット分のものを生成し、CPU27に引き渡す。
g.QVGAの表示サイズのみが指示されている場合
この場合、DSP28は、CPU27から引き渡されたデータパケットのペイロード部の先頭からLビット分のものを生成し、CPU27に引き渡す。
当該中継装置20−kをマルチキャストホストとする狭域マルチキャストグループに参加している通信端末30−fは、ステップS170においてマルチキャスト送信されたデータパケットのうち、各々が参加している狭域マルチキャストグループのマルチキャストアドレスを宛先IPアドレスとするものを受信し、そのデータパケットのペイロード部から取得した圧縮データをバッファリングする。そして、一画面分の圧縮データがバッファリングされると、その圧縮データをデコードした画像を各々のディスプレイ(不図示)に表示させる。
この図7に示す例において、画像配信サーバ装置10は、図6に示すデータ構造の一連のデータパケットをマルチキャスト送信する。
中継装置20−1は、その配下におく通信端末30−1,30−2からQVGAの表示サイズの画像の要求を受け付け、通信端末30−3からVGAの表示サイズの画像の要求を受け付けている。よって、この中継装置20−1は、当該中継装置20−1をマルチキャストソースとする第1のマルチキャストグループに通信端末30−1,30−2を参加させるとともに、当該中継装置20−1をマルチキャストソースとする第2のマルチキャストグループに通信端末30−3を参加させる。そして、以後、画像配信サーバ装置10からマルチキャスト送信されたデータパケットを受信すると、受信したデータパケットのペイロード部の先頭からLビット分のものを第1の狭域マルチキャストグループにマルチキャスト送信し、そのペイロード部の先頭からL+Mビット分のものを第2の狭域マルチキャストグループにマルチキャスト送信する。
一方、中継装置20−2は、その配下におく通信端末30−4からSXVGAの表示サイズの画像の要求を受け付けている。よって、この中継装置20−2は、当該中継装置20−2をマルチキャストソースとする狭域マルチキャストグループに通信端末30−4を参加させる。そして、以後、画像配信サーバ装置10からマルチキャスト送信されたデータパケットを受信すると、受信したデータパケットのペイロード部の全ビットを残したままマルチキャスト送信する。
(1)上記実施形態において、画像配信サーバ装置10は、SVGA(Super Video Graphics Array:解像度 800×600ピクセル)、CGA(Color
Graphics Adapter、解像度:640×240ピクセル)、UXGA (Ultra-XGA、解像度:1600×1200 ピクセル)、QXGA(Quad-XGA、解像度:2048×1536ピクセル)、QUXGA(Quad-Ultra-XGA、解像度:3200×2400ピクセル)などの表示サイズで画像を表示させるための複数の圧縮データを各々より大きな表示サイズの元画像データから生成し、それらの圧縮データをより小さい表示サイズの画像を表示させるものから順に繋げたビット列をペイロード部とするデータパケットを組み立て、マルチキャスト送信してもよい。
(2)上記実施形態において、中継装置20−kは、通信端末30−fの要求にかかる表示サイズの画像の表示に必要でない部分を切り離したデータパケットを、それらの通信端末30−fの各々のIPアドレスを宛先IPアドレスとしてユニキャスト送信してもよい。
(3)上記実施形態において、画像配信サーバ装置10は、ピクセルデータ群抽出処理において抽出した各サブピクセルデータ群を、続くデータ圧縮処理により個別に圧縮し、各サイズの画像用圧縮データをより小さい表示サイズのものから所定ビット長ずつ搭載することによりデータパケットのペイロード部とした。しかし、データ圧縮処理を行うことなく、非圧縮のままの各サブピクセルデータ群のピクセルデータをより小さい表示サイズのものから所定ビット長ずつ繋げたビット列を、データパケットのペイロード部としてもよい。
(4)上記実施形態において、画像配信サーバ装置10は、元画像の各ブロックを構成するラスタデータをラスタ順に並べたビット列をペイロード部とする一連のデータパケットを、マルチキャスト送信してもよい。この場合、中継装置20−kは、当該中継装置20−kの配下の通信端末30−fの要求にかかる表示サイズと元画像とのサイズ比を特定する。そして、画像配信サーバ装置10からデータパケットを受信すると、受信したデータパケットのペイロード部から、そのサイズ比に応じたピクセル間隔をおいてピクセルデータを抽出する。さらに、その抽出したピクセルデータをペイロード部とするデータパケットを配下の通信端末30−fへマルチキャスト送信する。
(5)上記実施形態において、通信端末30−fにおけるデータの引き渡しのためのポート番号を中継装置20−kの側からのメッセージの送信を通じて指定することなく、予め決めておいてもよい。この態様において、中継装置20−kは、各通信端末30−fから取得した表示サイズを基に決定したマルチキャストアドレスのみを示すメッセージを各通信端末30−fへユニキャスト送信する。メッセージを受信した通信端末30−fは、マルチキャストグループへの参加の手続きをそのメッセージが示すマルチキャストアドレスを用いて行う。そして、以後、通信端末30−fは、当該通信端末30−fが予め開放しておいたポートを宛先ポートとして中継装置20−kからマルチキャスト送信されるデータパケットを受信する。
(6)上記実施形態において、中継装置20−kは、画像配信サーバ装置10から受信したデータパケットのヘッダ部に記述されているビット長データを参照することにより、そのペイロード部における各圧縮データのビット長を特定した。しかし、中継装置20−kの側に、圧縮データのビット長、つまり、通信端末30−fからの要求に応じたペイロード部の切り離し位置を示すパラメータを予め設定しておくようにしてもよい。この態様によると、画像配信サーバ装置10は、マルチキャスト送信するデータパケットのヘッダ部にビット長データを記述する必要がなくなる。
(7)上記実施形態にかかる画像配信サーバ装置10の制御部15と同じ機能を有していないコンピュータに、そのような機能を実現させる制御プログラム26をネットワーク経由あるいは記憶媒体経由でインストールし、上記実施形態にかかる画像配信サーバ装置10の制御部15と同じ機能を実現させてもよい。
(8)上記実施形態における中継装置20−kはいわゆる「ルーター」である必要はなく、2つ以上のNICを備えたコンピュータなどの通信機器によりこれを代用してもよい。
Claims (3)
- 画像配信サーバ装置が、元画像を構成するピクセルデータを含むデータパケットを送信し、
中継装置が、
当該中継装置の配下の通信端末から画像のサイズを指定する要求を受信し、同じサイズを指定したものが同一グループに属するように配下の通信端末をグループ分けし、
前記画像配信サーバ装置が送信したデータパケットを受信し、受信したデータパケットのペイロード部から、前記要求が指定するサイズの画像を構成するピクセルデータを除いたピクセルデータを切り離し、その残りのピクセルデータをペイロード部とするデータパケットを当該サイズを指定した通信端末のグループへマルチキャスト送信する処理をグループ毎に実行する
ことを特徴とする画像配信方法。 - 元画像を構成するピクセルデータ群は、前記元画像よりもサイズの小さな1または複数種類の画像を構成するピクセルデータ群を内包し、かつ、元画像を含む各サイズの画像のピクセルデータ群は、各々よりサイズが1段階下の画像がある場合にその画像を構成するピクセルデータ群を内包するような階層的な包含関係を有しており、
前記画像配信サーバ装置は、
元画像のピクセルデータ群をデータパケット化して送信するとき、前記元画像を構成するピクセルデータ群を、各サイズの画像を構成するピクセルデータ群から各々の他のサイズの画像を構成するピクセルデータ群を除いた各サブピクセルデータ群に分類し、それらのサブピクセルデータ群を小さいサイズと対応するものから順に並べてペイロード部に搭載したデータパケットを組み立てて送信し、
前記中継装置は、
当該中継装置の配下の通信端末から画像のサイズを指定する要求を受信し、
前記画像配信サーバ装置からデータパケットを受信したとき、このデータパケットのペイロード部における先頭のピクセルデータから前記要求が指定するサイズに対応したサブピクセルデータ群までの全ピクセルデータをペイロード部に搭載したデータパケットを組み立てて配下の通信端末へ送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像配信方法。 - 前記画像配信サーバ装置が、
前記ペイロード部における前記各サイズに対応したサブピクセルデータ群の搭載位置を示すデータをヘッダ部に有する前記データパケットを組み立てて送信し、
前記中継装置が、
前記画像配信サーバ装置から受信したデータパケットのヘッダ部のデータを基に、前記要求が指定するサイズに対応したサブピクセルデータ群の搭載位置をそのペイロード部から特定する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像配信方法。
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