JP5250821B2 - 切換え可能な半径方向に変位する一方向クラッチ及び流体継手ブレーキを備えたデュアルトルク経路トランスミッション - Google Patents

切換え可能な半径方向に変位する一方向クラッチ及び流体継手ブレーキを備えたデュアルトルク経路トランスミッション Download PDF

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Description

本発明は、回転被駆動ユニット(例えば自動車における変速トランスミッション)に対する改良に関する。特に、本発明は、2つのデュアル遊星歯車ギアセット及び2つのブレーキを用いるデュアルトルク経路トランスミッションに関する。本発明は、液圧によって作動される切換え可能な半径方向に変位する一方向クラッチにも関する。さらに、本発明は、振動を最小限に抑制するために流体継手とロックアップクラッチとを組み合わせるブレーキにも関する。
自動車市場は、改良された燃料効率と十分な発進性能とを備えた費用効率のよい自動車トランスミッションを開発する必要性を認識している。また、トランスミッションにおけるシフト操作を最適化するために、ギヤシフト中に発進及びターゲットギヤを隔離することが望ましいことが認識されている。一定速度クラッチが知られている。あいにく、これらのトランスミッションは高価になりやすい。奇数及び偶数歯車のためのデュアルパワー入力を備えるトランスミッションが知られている。これらのデュアル入力トランスミッションのうちの幾つかはマニュアルトランスミッション構成要素である。あいにく、北アメリカ自動車市場は、遊星歯車ギアセット等の、オートマチックトランスミッション及びオートマチックトランスミッション構成部品が優勢であり、デュアル入力トランスミッションのための十分な量でマニュアルトランスミッション構成部品を製造するために必要とされる製造転換を決定することは費用的に許されない。
デュアルパワー入力トランスミッションにおいて遊星歯車ギアセットを使用することが知られている。例えば米国特許第6837823号明細書及び米国特許第7004881号明細書は、デュアル遊星歯車ギアセットを有する個々のトランスミッションを開示している。あいにく、両特許において、トランスミッションの出力はデュアル遊星歯車ギアセットにおける1つの遊星歯車ギアセットにのみ接続されており、ひいては、発進及びターゲットギアを隔離しかつ別個のトルク経路を有することはできない。
例えば米国特許第6409001号明細書に記載されているように、切換え可能な一方向クラッチが知られている。あいにく、このようなクラッチは、切換え及びロッキング機能を行うためにピン等の余分な機械部品に頼っている。
トランスミッションにおける遊星歯車ギアセットを噛み合わせるために様々なトルク伝達用途、例えばブレーキにおいてウェットクラッチが使用されている。ウェットクラッチの場合、システムにおける流体の特性がクラッチの動作、特に摩擦係数に影響する。クラッチが閉じるときの振動を回避するためにクラッチの作動中に正の摩擦勾配を維持することが望ましい。つまり、スリップ速度がゼロに向かって減少するとき摩擦係数は減少するべきである。あいにく、流体の劣化は、望ましくない負の摩擦勾配、すなわちスリップ速度がゼロに向かって減少するときの摩擦係数の増大を生ぜしめ、引き続きブレーキを閉じる際に振動を生ぜしめる。より頻繁な間隔で流体を交換することは、かかる時間及び費用、そしてクラッチを収容する装置、例えばクラッチを収容するトランスミッションを備える車両のユーザに対する不便により、魅力的な選択肢ではない。
すなわち、遊星歯車ギアセット等のオートマチックトランスミッション部品を用いる費用効率よいデュアルトルク経路トランスミッションが長い間必要とされている。用途、例えばトランスミッションにおいて既存のエレメントを使用して制御可能なより単純な切換え可能な一方向クラッチが長い間必要とされている。さらに、摩擦勾配の望ましくない変化の影響を最小限に抑制することができるウェットクラッチが長い間必要とされている。
米国特許第6837823号明細書 米国特許第7004881号明細書 米国特許第6409001号明細書
本発明の一般的な目的は、遊星歯車ギアセットを用いて、費用効率のよいデュアルトルク経路伝達を提供することである。
本発明の別の目的は、遊星歯車ギアセット及びブレーキを用いて、偶数ギア及び奇数ギアのための別個のトルク経路を提供する、オートマチックトランスミッションを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、流体圧力によって制御可能な、切換え可能な一方向クラッチを提供することである。
本発明の別の目的は、クラッチのためのリング同士の回転差に応答してロック可能な一方向クラッチを提供することである。
本発明のさらに別の目的は、劣化した油に関連した摩擦特性をオフセットするために、流体継手及びロックアップクラッチを有するブレーキを提供することである。
発明の概要
本発明は、広くは、第1のデュアル遊星歯車ギアセット及び第2のデュアル遊星歯車ギアセットを含む、車両用のトランスミッションを含む。第1及び第2のデュアル遊星歯車ギアセットは、トランスミッション用の入力軸からトランスミッション用の出力部にトルクを互いに独立して伝達するように配置されている。トランスミッション用のギアにおいて、第1及び第2のデュアルギアセットの一方はトルクを出力部に伝達するように配置されており、第1及び第2のデュアルギアセットの他方は噛み合わされないように配置されている。トランスミッションは、第1及び第2のデュアル遊星歯車ギアセットの個々の部分をそれぞれ噛み合わせるように配置された第1及び第2のブレーキを有している。
幾つかの態様では、第1及び第2のデュアル遊星歯車ギアセットは、第1及び第2のブレーキにそれぞれ接続された第1及び第2の遊星歯車ギアセットを含む。幾つかの態様では、トランスミッションは、第1及び第2の遊星歯車ギアセットと第1及び第2のブレーキとの接続を制御するように配置された第1及び第2のスイッチを有する。幾つかの態様では、第1のスイッチは、第1の遊星歯車ギアセットのための太陽歯車を第1の位置における第1のブレーキに接続し、第2の位置における第1の遊星歯車ギアセットのためのキャリヤを接続するように配置されており、第2のスイッチは、第2の遊星歯車ギアセットのための太陽歯車を第3の位置における第2のブレーキに接続し、第4の位置における第2の遊星歯車ギアセットのためのキャリヤを接続するように配置されている。幾つかの態様では、第1及び第2のスイッチはそれぞれ少なくとも1つの第1及び第2の一方向クラッチを有している。幾つかの態様では、第1及び第2の遊星歯車ギアセットは出力部に接続されている。
幾つかの態様では、第1及び第2のデュアル遊星歯車ギアセットは、入力軸にそれぞれ接続された第3及び第4の遊星歯車ギアセットを含む。幾つかの態様では、トランスミッションは、入力軸への第3及び第4の遊星歯車ギアセットそれぞれの接続を制御するように配置された第3及び第4の切換えアセンブリを有している。幾つかの態様では、第3の切換えアセンブリのための第1及び第2の位置において、第3の遊星歯車ギアセットのための太陽歯車及びリングは、入力軸に接続されるように配置され、第4の切換えアセンブリのための第1及び第2の位置において、第4の遊星歯車ギアセットのための太陽歯車及びリングは、入力軸に接続されるように配置される。幾つかの態様では、第3及び第4の切換えアセンブリはそれぞれ少なくとも1つの第3及び第4の一方向クラッチを有している。幾つかの態様では、第3及び第4の遊星歯車ギアセットは出力部に接続されている。
本発明は、広くは、第1デュアル遊星歯車ギアセット及び第2デュアル遊星歯車ギアセットを含む、車両用のトランスミッションを含む。第1及び第2のデュアル遊星歯車ギアセットはそれぞれ別個にトランスミッション用の信号出力部に接続されている。
本発明はさらに、広くは、トランスミッション用の信号出力部に接続された第1及び第2の別個のトルク経路と、第1及び第2のトルク経路に接続された第1及び第2のブレーキとを有する、車両用のトランスミッションを含む。第1及び第2のブレーキは、第1及び第2のトルク経路の間において、トランスミッション用の入力軸からのトルクを切り替えるように配置されている。幾つかの態様では、トランスミッションは、第1及び第2のトルク経路にそれぞれ配置された第1及び第2のダブル遊星歯車ギアセットを有する。
本発明は広くは、内側リング及び外側リングを有する一方向クラッチを含む。内側リング及び外側リングの一方は、これらの他方に回転方向でロックするように半径方向に変位可能に配置されている。幾つかの態様では、内側リング及び外側リングの一方は、液圧に応答して半径方向に変位可能に配置されている。半径方向変位により内側リングと外側リングとの回転差が可能となる。幾つかの態様では、クラッチは、内側リングと外側リングとの間に配置された複数のローラを有し、半径方向変位に応答して、ローラは、内側及び外側リングを回転方向でロックするように変位可能に配置されている。幾つかの態様では、半径方向変位は内側リングと外側リングとの間の回転差を生ぜしめるように配置されており、ローラは回転差に応答して変位するように配置されている。
幾つかの態様では、内側及び外側リングはそれぞれ外周面及び内周面を有しており、内周面及び外周面はそれぞれ複数の斜面を有しており、ローラは第2の回転差に応答して複数に斜面に対して変位する。幾つかの態様では、内側及び外側リングの他方はトルク伝達エレメントに回転方向で結合されるように配置されている。半径方向移動の前に、内側及び外側リングの一方はトルク受取りエレメントにすべり係合するように配置されており、トルク受取りエレメントはトルク伝達エレメントからねじれ方向で隔離されている。半径方向移動に応答して、内側リング及び外側リングの一方は、トルク受取りエレメントに回転方向で結合されるように配置され、クラッチは、トルクをトルク伝達エレメントからトルク受取りエレメントに伝達するように配置される。トルク受取りエレメントへの回転方向での結合は、内側リングと外側リングとの間の第3の回転差を可能にする。
幾つかの態様では、内側リング及び外側リングは第1の方向に回転するように配置されているか、又は内側リング及び外側リングは、第1の方向とは反対の第2の方向に回転するように配置されている。幾つかの態様において、内側リング及び外側リングの一方は内側リングであり、半径方向の移動は半径方向内方である。幾つかの態様において、内側リング及び外側リングの一方は外側リングであり、半径方向の移動は半径方向外方である。
本発明は広くは、第1の複数の斜面を備えた外周面を有しておりかつトルク伝達エレメントに結合されるように配置された内側リングと、第2の複数の斜面を備えた内周面を有しておりかつ、トルク受取りエレメントに係合するために及び半径方向拡張に応答して内側リングに対して異なって回転するために、液圧に応答して半径方向に拡張するように配置された外側リングと、内側リングと外側リングとの間に配置されておりかつ、内側リングと外側リングとを回転方向でロックするために回転差に応答して第1及び第2の複数の斜面に沿って変位するように配置された複数のローラとが設けられた一方向クラッチをも含む。
本発明はさらに広くは、それぞれ第1及び第2の複数のブレードを備えた第1及び第2のハウジングを有する流体継手と、第1のウェット発進クラッチとを有するブレーキをも含む。第2のハウジングは、ブレーキを閉じるために第1のハウジングに向かって軸方向に変位するように配置されている。軸方向変位は、第1のクラッチを閉じるための締付力を生ぜしめる。幾つかの態様では、ブレーキは回転軸を有しており、第1のクラッチは、継手に対して、半径方向で回転軸により近く配置されている。幾つかの態様では、ブレーキは、継手に対して、回転軸から半径方向により離れて配置された第2のウェット発進クラッチを有している。
幾つかの態様では、第1のハウジングは定置の部分に係止されており、第2のハウジングは、定置の部分に対して回転可能なエレメントへの接続のために配置されている。幾つかの態様では、回転可能なエレメントは、トルクを伝達するために配置されており、発進時に、流体継手は実質的に全てのトルクを有するように配置されており、継手によって伝達されるトルクの一部は、第1及び第2のハウジングの間の軸方向距離に比例する。幾つかの態様では、発進時に、継手は、クラッチに関連した負の摩擦勾配に正の方向で反作用するように配置されている。ブレーキは油を有しており、幾つかの態様では、負の摩擦勾配は油の劣化に関連している。ブレーキは、第2のハウジングを変位させるために配置されたアクチュエータを有している。幾つかの態様では、アクチュエータは電気モータである。
本発明は広くは、第1の係止されたハウジングと、第1のハウジングに対して軸方向に変位可能な第2のハウジングと、ウェット発進クラッチとを備えた流体継手を有するブレーキを含む。ブレーキは、トルクを伝達する回転可能な装置への接続のために配置されており、発進時に、流体継手は実質的に全てのトルクを有するように配置されており、継手によって伝達されるトルクの一部は、第1及び第2のハウジングの間の軸方向距離に比例しており、流体継手はクラッチのための締付力を生ぜしめる。
本発明のこれらの目的及び利点並びにその他の目的及び利点は、本発明の好適な実施形態の以下の説明と、添付の図面及び請求項とから容易に認められるであろう。
本発明の性質及び態様がここで、添付の図面を参照した発明の以下の詳細な説明により完全に説明される。
まず、異なる図面における同じ参照符号は、発明の同じ又は機能的に類似の構造エレメントを表していることが認識されるべきである。本発明は、現時点で好適な態様であると考えられるものに関して説明されるが、請求項に記載の発明は開示された態様に限定されないと理解されるべきである。
さらに、発明は、記載された特定の方法、材料及び変更に限定されず、もちろん変更することができる。ここで使用されている用語は、特定の態様だけを説明するためのものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではなく、発明の範囲は、添付の請求項によってのみ限定される。
特に定義されない限りは、ここで使用されている全ての技術的及び科学的用語は、本発明が属する技術分野における当業者にとって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。ここに説明されたものと同じ又は均等のあらゆる方法、装置又は材料が発明の実施又は試験において使用されることができるが、好適な方法、装置及び材料がここでは説明されている。
図1Aは、本願において用いられた空間的な用語を示している、円筒座標系80の斜視図である。本発明は、少なくとも部分的に円筒座標系に関連して説明される。系80は長手方向軸線81を有しており、この長手方向軸線は、以下の方向及び空間の用語のための基準として使用される。"軸方向"、"半径方向"及び"周方向"という形容詞は、軸線81、半径82(軸線81に対して直交する)及び円周83のそれぞれに対して平行な方向に関する。"軸方向"、"半径方向"及び"周方向"という形容詞も、個々の平面に対して平行な方向をいう。様々な平面の配置を明らかにするために、物体84,85及び86が用いられている。物体84の面87は軸方向平面を形成している。すなわち、軸線81はこの面に沿った線を形成している。物体85の面88は半径方向平面を形成している。すなわち、軸線82はこの面に沿った線を形成している。物体86の面89は周方向平面を形成している。すなわち、軸線83はこの面に沿った線を形成している。別の例として、軸方向の移動又は配置は軸線81に対して平行であり、半径方向の移動又は配置は半径82に対して平行であり、周方向の移動又は配置は円周83に対して平行である。
"軸方向"、"半径方向"及び"周方向"という副詞は、軸線81、半径82又は円周83のそれぞれに対して平行な方向に関する。"軸方向"、"半径方向"及び"周方向"という副詞も、個々の平面に対して平行な方向に関する。
図1Bは、本願において用いられた空間的な用語を示している、図1Aの円筒座標系における物体90の斜視図である。円筒状物体90は、円筒座標系における円筒状物体を表しており、本願発明をどのようにも限定しようとするものではない。物体90は、軸方向の面91と、半径方向の面92と、周方向の面93とを有している。面91は軸方向平面の一部であり、面92は半径方向平面の一部であり、面93は周方向平面の一部である。
図2は本発明によるトランスミッション100の概略図である。トランスミッション100は、デュアル遊星歯車ギアセット112及び114を有しており、これらのギアセットは、トルクを、互いに独立して入力軸116からトランスミッションのための出力部118に伝達するように配置されている。図2では、出力部は、前輪駆動部のためのディファレンシャル119に接続されている。しかしながら、トランスミッション100は後輪駆動部に関連して使用されることもできる。以下に説明するように、トランスミッション100は、入力軸と出力部との間の、2つの別個の若しくは独立したトルク経路を有している。例えば、ギアセット112及び114はそれぞれ互いに独立して入力部及び出力部に接続されている。したがって、トランスミッションにおける特定のギアのために、ギアセット112及び114の一方がトルクを伝達するように配置され、他方のギアセットはトルクを伝達しないように配置される。軸116は車両(図示せず)のためのエンジン120に接続されている。トランスミッション100は、デュアル遊星歯車ギアセット112及び114の対応する構成部材を定置の部分に結合するように配置されたブレーキ122及び124をもそれぞれ有している。ギアセット112及び114は、上述のような、対応する構成部材を定置の部分に結合することに応答してトルクを伝達するように配置されている。
デュアル遊星歯車ギアセット112は遊星歯車ギアセット126及び128を有しており、デュアルギアセット114は遊星歯車ギアセット130及び132を有している。ギアセット128及び132はそれぞれブレーキ122及び124に接続されている。トランスミッション100はスイッチ134及び136を有しており、これらのスイッチは、それぞれブレーキ122及び124へのギアセット128及び132の接続を制御するように配置されている。スイッチ134は、位置140において、ギアセット128のためのキャリヤ138をブレーキ122に接続するように、及び位置144において、ギアセット128のための太陽歯車142をブレーキ122に接続するように配置されている。同様の形式で、スイッチ136は、位置150及び152それぞれにおいてギアセット132のためのキャリヤ146及び太陽歯車148をブレーキ124に接続するように配置されている。
ギアセット126及び130は入力軸に制御可能に接続可能である。トランスミッション100はスイッチ154及び156を有しており、これらのスイッチは、入力軸へのギアセット126及び130の接続を制御するように配置されている。スイッチ154は、位置160において、ギアセット126のための太陽歯車158を軸に接続するように、及び位置164において、ギアセット126のためのリング162を軸に接続するように配置されている。同様の形式で、スイッチ156は、位置170及び172それぞれにおいてギアセット130のための太陽歯車166及びリング168を軸に接続するように配置されている。
一速の場合、スイッチ154は位置160を選択し、スイッチ134は位置140を選択し、ブレーキ124は開かれる。ブレーキ124が開かれているので、ギアセット114は噛み合わされない。ブレーキ122が閉じられ、ギアセット112、特にキャリヤ138とリング162とを噛み合わせ、トルクが軸116から太陽歯車158及びキャリヤ174を介して出力部118に伝達される。二速の場合、ブレーキ122は開かれ、スイッチ156は位置170を選択し、スイッチ136は位置150を選択する。ブレーキ122が開いているので、ギアセット122は噛み合わされない。ブレーキ124が閉じられ、ギアセット114、特にキャリヤ146とリング168とを噛合わせ、トルクが軸116から太陽歯車166を介してキャリヤ176及び出力部118に伝達される。三速にシフトするために、スイッチ154は位置160を選択し、スイッチ134は位置144を選択し、ブレーキ124は開かれる。ブレーキ122が閉じられ、ギアセット112、特に太陽歯車142を噛み合わせ、トルクが軸116から太陽歯車158及びギアセット126介してギアセット128へ、及びリング178を介して出力部118に伝達される。
つまり、示されたようなトランスミッションにおけるギアのための構成は以下の通りである:
一速:ブレーキ122が閉じられ、ブレーキ124が開かれ、スイッチ134=140、スイッチ154=160である。
二速:ブレーキ122が開かれ、ブレーキ124が閉じられ、スイッチ136=150、スイッチ156=170である。
三速:ブレーキ122が閉じられ、ブレーキ124が開かれ、スイッチ134=144、スイッチ154=160である。
四速:ブレーキ122が開かれ、ブレーキ124が閉じられ、スイッチ136=152、スイッチ156=170である。
五速:ブレーキ122が閉じられ、ブレーキ124が開かれ、スイッチ134=144、スイッチ154=164である。
六速:ブレーキ122が開かれ、ブレーキ124が閉じられ、スイッチ136=152、スイッチ156=172である。
リバースギア:ブレーキ122が開かれ、ブレーキ124が閉じられ、スイッチ136=150、スイッチ156=179である。
ブレーキ、スイッチ及びギアセットのその他の構成は、請求項に記載された発明の精神及び範囲に含まれる。
図3は、本発明の半径方向に拡張する切換え可能な一方向クラッチ300Aの断面図である。
図4Aは、ねじれ隔離モードにおける、図3に示されたクラッチ300Aの詳細である。
図4Bは、ロッキングモードにおける、図3に示されたクラッチ300Aの詳細である。以下の説明は図3から図4Bまでを参照すべきである。図3から図4Bまでは、図をわかりやすくするために陰影なしで示されている。本発明の一方向クラッチは内側リング及び外側リングを有している。内側リング又は外側リングの一方は、これらの他方に回転方向でロックするように半径方向に変位可能に配置されている。クラッチ300Aは、内側リング302と、半径方向に変位可能な外側リング304とを有している。リング304は、液圧に応答して半径方向に拡張するように配置されている。半径方向の拡張は、トルク隔離、すなわちねじれ隔離モードと、ロックモードとの間の切換えを可能にする。幾つかの態様では、半径方向拡張を可能にするためにリング304は周方向開口306を有している。すなわち、リング304は分割されている。幾つかの態様では、クラッチ300Aは、リング同士の間に配置されたローラ308を有している。ローラの回転軸線310はクラッチのための長手方向軸線312と整合させられている。概して、リング302は、トルク伝達装置、例えば入力軸(図示せず)に回転方向で結合するように配置されている。回転方向で結合又は固定されているとは、2つの構成要素が一緒に回転する、すなわち2つの構成要素が回転に関して固定されているようにリングと装置とが結合されていることを意味する。2つの構成要素を回転方向で結合することは、必ずしも他の方向での相対移動を制限するわけではない。例えば、回転方向で結合された2つの構成要素が、スプライン結合を介して互いに対して軸方向移動を行うことが可能である。しかしながら、回転方向での結合は、他の方向での移動が必ずしも存在することを意味すると理解されるべきではない。例えば、回転方向で結合された2つの構成要素は、軸方向で互いに固定されていることができる。回転方向での結合の前記説明は、以下の説明にも適用可能である。幾つかの態様では、リング302とトルク伝達装置とを接続するためにスプライン314が使用されている。しかしながら、本発明のクラッチをトルク伝達装置、エレメント又は部材に回転方向で結合するために、技術上知られたあらゆる手段が使用されることができる。
概して、トルク受取りエレメント、例えば遊星歯車ギアセットに係合するようにリング304は配置されている。ねじれ隔離モードにおいて、リング304の半径方向拡張の前には、リング304は受取りエレメントに滑りながら係合している。すなわち、リングとエレメントとは接触しているが、リングは、エレメントと回転方向でロックすることなく、受取りエレメントの表面に沿って摺動する。つまり、トルク受取りエレメントは、トルク伝達エレメントからねじり方向で隔離されている。つまり、トルクは、クラッチ、特にリング302及び304を介してトルク伝達エレメントからトルク受取りエレメントに伝達されない。トルク受取りエレメントは回転方向で定置であることができるか又は回転していることができ、この場合、トルク受取りエレメントはトルク伝達エレメントに対して自由回転している。半径方向拡張の後に、リング304は受取りエレメントに回転方向で結合される。つまり、リングと受取りエレメントとの間の摩擦力が、リングとエレメントとを回転方向でロックするために十分である。次いで、クラッチはトルクをトルク伝達エレメントからトルク受取りエレメントに伝達する。
リング302の外周面316と、リング304の内周面318とは、リング302及び304の回転差がローラ308を構成された面に沿って変位させこれによりリングを回転方向でロックするように構成されている。幾つかの態様では、面316及び318はそれぞれ斜面320及び322を形成するように構成されている。ローラ308は隣接する斜面の間で移動させられる、例えば、ローラ308aは、リング302の斜面320a及び320bと、リング304の斜面322a及び322bとの間に配置されている。ねじれ隔離モードにおいて、回転トルクはリング302からローラ308を介してリング304に伝達される。リング304は、トルク受取りエレメントを掴まずにこれを横切って摺動するので、リング302及び304は同じ方向、例えば方向324に同じ速度で回転し、すなわち、リングの間に回転差は生じず、ローラは隣接する斜面の間の中央に位置したままである。ねじれ隔離モードにおいて、リングの間の半径方向距離326は最小である。
クラッチ300Aに液圧が加えられると、リング340は半径方向に拡張し、リング304とトルク受取りエレメントとの間のつれまわりトルクを増大する。つれまわりトルクが、前記ねじれ隔離位置にローラを保持する力よりも大きくなると、リング304はリング302よりもゆっくりと回転し始め、リングの間に回転差が生じる。言い換えれば、リング304の半径方向拡張は、内側リングと外側リングとの間の回転差を生じるように配置されている。半径方向拡張に応答して、ローラは、図4Bに示されているように内側及び外側リングを回転方向でロックするように移動するように配置される。つまり、ローラは斜面、例えば斜面320a及び322bを登り、リング302及び304を半径方向にさらに引き離し、リング304とトルク受取りエレメントとの回転方向結合を生ぜしめるか又は少なくとも助ける。つまり、ローラは回転差に応答して移動する。
図4Cは、図4Bのものとは反対方向で、ロッキングモードで図3に示されたクラッチ300Aの詳細図である。以下の説明は図3から図4Cまでを参照すべきである。幾つかの態様では、リング302の外周面と、リング304の内周面と318とは、クラッチ300Aが二方向式であるように、すなわちクラッチがねじれ隔離モード及びロックモードにおいて方向328及び方向324に作動することができるように構成されている。幾つかの態様では、斜面320及び322が二方向式を可能にしている。リング304を拡張する前に、リング302は方向324又は328に回転することができ、トルク受取りエレメントとのリング304の摺動係合は、ローラ308を、図4Aに示された位置にとどまらせることができる。図4Cにおいて、リング304は半径方向に拡張されており、図4Bに関して説明したように、リングの間の回転差を生ぜしめている。しかしながら、半径方向拡張及び回転差に応答して、ローラは、図4Bにおいて登るものとは異なる斜面、特に斜面320b及び322aを登り、さらにリング302及び304を半径方向に引き離し、方向328でのリング304及びトルク受取りエレメントとの回転結合を生ぜしめるか又は少なくとも助ける。
つまり、クラッチ300Aは、方向324又は328でねじれ式に隔離することができ、方向324又は328でロックすることができるか、又は面316及び318の構成、トルク受取りエレメントによって提供される抵抗、及びクラッチへの液圧の提供に応じて、方向324及び328に関してねじれ隔離及びロックのあらゆる組合せで動作することができる。さらに、全てのこれらの変更は、付加的な機械的部材の使用又は複雑さなしに、クラッチの同じ構成、例えば図3から図4Cまでに示された構成、及び同じ加圧回路によって可能にされる。
クラッチ300Aは、液圧を除去し、受取りエレメントの抵抗を減じることによって、例えばトルク伝達経路から受取りエレメントを除去することによって、ロッキングモードからねじれ隔離モードに戻されることができる。液圧は、技術上知られたあらゆる手段(図示せず)、例えば、ポンプによって回転スプール弁及び軸における案内管に供給される流体によって提供されることができる。
図5は、本発明の切換え可能な一方向クラッチ300Bの断面図である。以下の説明は図3から図5までを参照すべきである。クラッチ300Bは、外側リング352と、半径方向に変位可能な内側リング354とを有している。リング354は、液圧に応答して半径方向に収縮するように配置されている。半径方向の収縮は、ねじれ隔離モードと、ロックモードとの間の切換えを可能にする。幾つかの態様では、リング354は、半径方向収縮を可能にするために周方向開口356を有している。すなわち、リング354は分割されている。ローラ308及び軸310,312に関する上の説明はクラッチ300Bに当てはまる。概して、リング352は、トルク伝達装置(図示せず)に回転方向で結合するように配置されている。幾つかの態様では、リング352とトルク伝達装置とを接続するためにスプライン358が使用されている。
概して、リング352は、トルク受取りエレメント(図示せず)に係合するように配置されている。ねじれ隔離モードにおいて、リング354の半径方向収縮の前に、リング354は受取りエレメントに滑りながら係合する。すなわち、リングとエレメントとは接触しているが、リングは、エレメントと回転方向でロックすることなく、受容エレメントの表面に沿って摺動する。半径方向収縮の後、リング354は受取りエレメントに回転方向で結合される。つまり、リングと受容エレメントとの間の摩擦力が、リングとエレメントとを回転方向でロックするために十分である。
周面316,318、リング302,304の回転差、ローラ308、面316,318及斜面320,322に関する、図3から図4Cまでの説明は、リング352,354及びクラッチ300Bにも当てはまる。クラッチ300Aのためのねじれ隔離及びトルク伝達に関する説明も、クラッチ300Bに当てはまる。例えば、図4Aから図4Cまでに示されたねじれ隔離及びロッキングモードは、クラッチ300Bにも当てはまる。つまり、クラッチ300Bは、面316及び318の構成と、トルク受取りエレメントによって提供される抵抗と、クラッチへの液圧の提供とに応じて、ねじれ隔離モードにおいて方向324又は328に動作することができ、方向324又は328でロックすることができるか、又は方向324及び328に関して隔離とロッキングとのあらゆる組合せで動作することができる。さらに、全てのこれらの変更は、付加的な機械的部材の使用又は複雑さなしに、クラッチの同じ構成、例えば図5に示された構成、及び同じ加圧回路によって可能にされる。
クラッチ300Bは、液圧を除去し、受取りエレメントの抵抗を減じることによって、例えばトルク伝達経路から受け取りエレメントを除去することによって、ロッキングモードからねじれ隔離モードに戻されることができる。液圧は、技術上知られたあらゆる手段(図示せず)によって提供されることができる。
図6は、本発明の流体継手ブレーキ400の部分的な断面図である。
図7は、概して図6に示された線7−7に沿ったブレーキ400の部分的な断面図である。以下の説明は図6及び図7が参照されるべきである。ブレーキ400は、流体継手402と、ハウジング若しくはケース406に定置に結合された摩擦材料404とを有している。幾つかの態様では、ブレーキ400は、ハウジング410に定置に固定された摩擦材料408を有している。摩擦材料408は、ブレーキ400のトルク能力を増大するために加えられることができる。継手のブレード412はケース406に取り付けられている又はこのケースと一体的であり、ブレード414はハウジング410に取り付けられている又はこのハウジングと一体的である。幾つかの態様では、流体継手の全体又は部分はスタンピングされている。継手402は、スリーブ416を介して、係止しようとする構成部材に結合されている。ブレーキ400は、ケーシング406、例えばリム420と、クランプリング424における斜面422との間に配置された斜面リング418をも有している。
例えば図6及び図7に示されたような開放位置において、押圧プレートは回転されながら斜面を登ってケースから離れる。従って流体継手は開かれる。この位置において、流体継手ブレードはトルクを生じず、摩擦材料は係合させられない。例えば、材料404はハウジング410の区分426と接触していない。つまりスリーブ416は回転方向でケース406から切断されている。
ブレーキを閉じるために、斜面リングが回転させられてクランピングリング上の斜面を下降し、リングを方向428にケース406に向かって移動させる。リングは、技術上知られたあらゆる手段、例えば電気モータ430によって回転させられることができる。クランピングリングは、ハウジング(図示せず)へのスプライン結合によって回転するのを妨げられている。リングの移動はハウジング410及びブレード414をも方向428に移動させ、ブレード412及び414の流体接続を開始し、継手402がトルクをスリーブ416から伝達し始める。すなわち、継手はトルクを流体(図示せず)の運動エネルギを介して伝達し、この流体は継手の一方の半分から他方の半分へ、例えばブレード414によってブレード412へ、押しやられる。さらに、ブレーキ400によって伝達されるトルクは継手における軸方向の間隙431によって制御される。
流体伝達は、流体継手トルクに比例した軸方向の力を生ぜしめる。軸方向の力は、摩擦ライニング408と合致部分424との間の摩擦トルクを促進する。すなわち、流体継手は摩擦材料408のための締付力を提供する。つまり、ブレーキ400は、制動係合中に流体継手トルクと摩擦トルクとの合計を有する。摩擦材料404が部分426に接触し、継手402をバイパスするまで、モータ430は斜面リングを回転させ続ける。流体継手は、技術上知られたあらゆる手段、例えば継手が配置された装置において既に使用されているポンプによって提供されることができる。幾つかの態様では、毎分約5リットルの低圧の流れで十分である。
図8は、本発明のブレーキのための、摩擦係数対滑り速度を示すグラフである。以下の説明は図6から図8までを参照すべきである。上述のように、ウェットクラッチシステムにおける流体、すなわち油が劣化すると、摩擦勾配が負になり、クラッチが閉鎖時に振動する。線432は正の摩擦勾配を示しており、線434は負の摩擦勾配を示している。線436は、劣化した油を使用するウェットクラッチのみを示しており、線438は、例えばブレーキ400において示されたような流体継手と組み合わされた、線436によって表された同じクラッチによって生ぜしめられる、改良された勾配を示している。ブレーキ400は、正の勾配を供えた有効な摩擦特性を生ぜしめることによって、振動を、排除しなくとも最小限に抑制する。本質的に、流体継手は、線436と438との間の差440を有する。
流体継手は、滑り速度に対するトルクの極めて正の勾配を有する。この勾配は、著しく劣化した油の場合でさえも、線436に示された負の摩擦勾配に反作用する。つまり、ブレーキ400は油の耐用寿命を著しく延長する。また、継手は、発進時のトルクの大部分を有し、より滑らかな発進と、高められた低速操縦性とを提供する。ブレーキ400は、電子機械的作動の使用をも可能にし、有利には、ウェット発進クラッチに必要とされるような高圧流体ポンプの必要性を排除する。
図9Aは、本発明の一方向クラッチと、本発明の流体継手ブレーキとを備えた、図2に示されたトランスミッションの部分的な断面図である。
図9Bは、図9における領域9Aの部分的な断面図である。以下の説明は図2から図9Bまでを参照すべきである。幾つかの態様では、スイッチ134,136,154及び156の幾つか又は全てが、一方向クラッチ、特にクラッチ300A又は300Bを有している。例えば、スイッチ134はクラッチ182及び184を有しており、スイッチ136はクラッチ186及び188を有しており、スイッチ154はクラッチ190及び192を有しており、スイッチ156はクラッチ194,196及び198を有している。図9A及び9Bにおいて、前記一方向クラッチの全てが、図3から図4Cまでにおいて説明された本発明のクラッチである。しかしながら、その他のクラッチ又は本発明のクラッチの組合せも可能である。例えば、図9A及び9Bに示された一方向クラッチの一部のみが、クラッチ300A又は300Bであることができる。
液圧は、技術上知られたあらゆる手段によってトランスミッションのクラッチに提供されることができ、例えば図9A及び9Bにおいては、電気モータ223によって作動される回転スプール弁222が案内管224に流体を供給し、この案内管は回転方向で固定されている。流体は、弁の外縁部に沿った開口225を介して弁222に進入する。流体の一部は、通路227を通って管224へ流れ、シャフト116における半径方向の孔を通ってブレーキ122及び124を充填する。残りの流体は、弁222を軸方向に通って配置されかつ管224に隣接した一連の通路228に流入する。1つのこのような通路228のみが示されている。管224は回転方向で固定されている(ハウジング232にロックされている)。管224は、個々のギア組合せのための複数の軸方向通路を有しており、これらの通路は、シャフト116における個々の半径方向の開口と整合させられている。開口は通路をスイッチに接続している。管224におけるこのような1つの通路のみが示されている。例えば、通路229はクラッチ118のための開口230に接続されている(開口230をクラッチ188に接続するチャネルは、完全には示されていない)。ポンプ234は、例えば、1〜2barの圧力及び5l/minで、一定の流体流量で流体を供給する。
図9A及び9Bにおいて、スイッチ154におけるクラッチ190及び192のための個々の外側リングは、それぞれリング162及び太陽歯車158と係合させられている。クラッチのための内側リングは、入力軸と回転方向で係合させられている。位置160において、流体はクラッチ192に供給され、外側リングを半径方向に拡張させ、クラッチをロックさせ、トルクを軸から太陽歯車に伝達させる。液圧はクラッチ190に導入されず、クラッチはねじれ隔離モードで作動し、すなわちトルクは軸116からリングに伝達されない。残りのスイッチ及びクラッチも同様に動作する。つまり、幾つかの態様では、トランスミッション100におけるスイッチは、個々のクラッチ300A/Bと、クラッチに供給される流体を制御するための手段との組合せである。
幾つかの態様では、トランスミッション100におけるブレーキのうちの1つ又は2つ以上は、本発明のブレーキ400である。図9A及び9Bにおいて、ブレーキ122及び124はそれぞれブレーキ400である。ブレーキ122の場合、フランジ416がクラッチ182及び184に接続されており、クラッチ自体はそれぞれキャリヤ138及び太陽歯車142に接続されている。つまり、一速ギアにおいてトランスミッション100を作動させるためには、クラッチ182が押し付けられ、クラッチ184は放圧され、これにより、ギアセット126とのギアセット128の連結により回転しているキャリヤ138が、フランジ416と回転方向でロックする。したがって、ブレーキ122が閉じられると、フランジ416がハウジング232と回転方向でロックされ、振動なしにキャリヤ138を噛み合わせる。
したがって、本発明の目的は効率的に達成されるが、発明に対する修正及び変更が当業者に容易に明らかであるべきであり、これらの修正は、請求項に記載された発明の精神及び範囲に含まれるものである。前記説明は、本発明の例を示しており、限定するものと考えられるべきでないことも理解される。したがって、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明のその他の実施形態が可能である。
本願において用いられた空間的な用語を示している、円筒座標系の斜視図である。 本願において用いられた空間的な用語を示している、図1Aの円筒座標系における物体の斜視図である。 本発明によるトランスミッション100の概略図である。 本発明の半径方向に拡張する切換え可能な一方向クラッチの断面図である。 ねじれ隔離モードにおける、図3に示されたクラッチの詳細である。 ロッキングモードにおける、図3に示されたクラッチの詳細である。 図4Bのものとは反対方向で、ロッキングモードで図3に示されたクラッチの詳細図である。 本発明の半径方向に収縮する切換え可能な一方向クラッチの断面図である。 本発明の流体継手ブレーキの部分的な断面図である。 概して図6に示された線7−7に沿った断面図である。 本発明の流体継手ブレーキのための、摩擦係数対滑り速度を示すグラフである。 本発明の一方向クラッチと本発明の流体継手ブレーキとを備えた、図2に示されたトランスミッション部分的な断面図である。 図9Aに示された領域9Bの断面図である。
符号の説明
100 トランスミッション、 112,114 デュアル遊星歯車ギアセット、 116 入力軸、 118 出力部、 119 ディファレンシャル、 120 エンジン、 122,124 ブレーキ、 126,128,130,132 遊星歯車ギアセット、 134,136 スイッチ、 138 キャリヤ、 140,144,150,152 位置、 142,148 太陽歯車、 154,156 スイッチ、 300A クラッチ、 302 内側リング、 304 外側リング、 306 周方向開口、 308 ローラ、 310 回転軸線、 312 長手方向軸線、 316 外周面、 318 内周面、 320,322 斜面、 326 軸方向距離、 400 ブレーキ、 402 流体継手、 404 摩擦材料、 406 ケース、 408 摩擦材料、 410 ハウジング、 412,414 ブレード、 416 スリーブ、 418 斜面リング、 420 リム、 424 クランプリング、 426 部分、 430 電気モータ

Claims (9)

  1. 車両のためのトランスミッションにおいて、
    入力軸(116)が設けられており、
    第1及び第2の遊星歯車ギアセット(126,128)と、該第1の遊星歯車ギアセット(126)を前記入力軸(116)に対して接続及び切断する第1のスイッチ(154)とを有する、奇数ギアのための第1のデュアル遊星歯車ギアセット(112)が設けられており、
    第3及び第4の遊星歯車ギアセット(130,132)と、該第3の遊星歯車ギアセット(130)を前記入力軸(116)に対して接続及び切断する第2のスイッチ(156)とを有する、偶数ギア及びリバースギアのための第2のデュアル遊星歯車ギアセット(114)が設けられており、
    第3及び第4のスイッチ(134,136)が設けられており、
    第1及び第2のブレーキ(122,124)が設けられており、
    前記第1及び第2のデュアル遊星歯車ギアセット(112,114)が、互いから独立して、前記トランスミッションのための前記入力軸(116)から前記トランスミッションのための出力部(118)へトルクを伝達するように配置されており、
    前記第3のスイッチ(134)は、第1の位置(144)において、前記第2の遊星歯車ギアセット(128)の太陽歯車(142)を前記第1のブレーキ(122)に接続し、第2の位置(140)において、前記第2の遊星歯車ギアセット(128)のキャリア(138)を前記第1のブレーキ(122)に接続するよう配置されており、
    前記第4のスイッチ(136)は、第3の位置(152)において、前記第4の遊星歯車ギアセット(132)の太陽歯車(148)を前記第2のブレーキ(124)に接続し、第4の位置(150)において、前記第4の遊星歯車ギアセット(132)のキャリア(146)を前記第2のブレーキ(124)に接続するよう配置されていることを特徴とする、車両のためのトランスミッション。
  2. 前記トランスミッションのためのギアにおいて、前記第1のデュアル遊星歯車ギアセット(112)又は前記第2のデュアル遊星歯車ギアセット(114)の一方が、前記トルクを前記出力部(118)へ伝達するように配置されており、前記第1のデュアル遊星歯車ギアセット(112)又は前記第2のデュアル遊星歯車ギアセット(114)の他方が噛み合わされないように配置されている、請求項1記載のトランスミッション。
  3. 前記第1のブレーキ(122)と前記第2のブレーキ(124)とは、前記第1のデュアル遊星歯車ギアセット(112)及び前記第2のデュアル遊星歯車ギアセット(114)の個々の部分をそれぞれ噛み合わせるよう配置されている、請求項1記載のトランスミッション。
  4. 前記第2の遊星歯車ギアセット(128)及び前記第4の遊星歯車ギアセット(132)は、それぞれ前記第1のブレーキ(122)及び第2のブレーキ(124)に接続されいる、請求項3記載のトランスミッション。
  5. 前記第1のスイッチ(154)及び前記第2のスイッチ(156)がさらにそれぞれ少なくとも1つの第1のクラッチと少なくとも1つの第2のクラッチとを含む、請求項記載のトランスミッション。
  6. 前記第1のスイッチ(154)のための第1の位置(160)及び第2の位置(164)において、前記第1の遊星歯車ギアセット(126)のための太陽歯車(158)及びリング(162)がそれぞれ、前記入力軸(116)に接続されるように配置されており、前記第2のスイッチ(156)のための第1の位置(170)及び第2の位置(172)において、前記第3の遊星歯車ギアセット(130)のための太陽歯車(166)及びリング(168)がそれぞれ、前記入力軸(116)に接続されるように配置されている、請求項記載のトランスミッション。
  7. 前記第1及び第2のスイッチ(154,156)にそれぞれ接続された、少なくとも1つの第1の一方向クラッチ及び少なくとも1つの第2の一方向クラッチを備える、請求項記載のトランスミッション。
  8. 車両のためのトランスミッションにおいて、
    入力軸(116)が設けられており、
    前記入力軸(116)から切断可能で第1のキャリア(174)を有する、奇数ギアのための第1のデュアル遊星歯車ギアセット(112)が設けられており、
    前記入力軸(116)から切断可能で第2のキャリア(176)を有する、偶数ギア及びリバースギアのための第2のデュアル遊星歯車ギアセット(114)が設けられており、
    前記第1のデュアル遊星歯車ギアセット(112)及び前記第2のデュアル遊星歯車ギアセット(114)がそれぞれ別個に前記トランスミッションのための1つの出力部(118)に接続されており、
    前記第1のデュアル遊星歯車ギアセット(112)は、第1及び第2の太陽歯車(142,158)を有しており、
    前記第2のデュアル遊星歯車ギアセット(114)は、第3及び第4の太陽歯車(148,166)を有しており、
    前記第1及び第2のキャリア(174,176)は、前記出力部(118)に直接接続されていることを特徴とする、車両のためのトランスミッション。
  9. 車両のためのトランスミッションにおいて、
    該トランスミッションのための1つの出力部(118)に接続された、別個の第1のトルク経路及び第2のトルク経路が設けられており、
    前記第1のトルク経路及び前記第2のトルク経路に接続された、第1のブレーキ(122)及び第2のブレーキ(124)が設けられており、該第1のブレーキ(122)及び第2のブレーキ(124)が、前記トランスミッションのための入力軸(116)からのトルクを前記第1のトルク経路と前記第2のトルク経路との間で切り替えるように配置されており、
    前記第1のトルク経路に配置された、奇数ギアのための第1のデュアル遊星歯車ギアセット(112)及び第2のトルク経路に配置された、偶数ギア及びリバースギアのための第2のデュアル遊星歯車ギアセット(114)が設けられており、
    前記第1のブレーキ(122)は、前記第1のデュアル遊星歯車ギアセット(112)の異なる2つの構成部材に接続可能及び切断可能であり、
    前記第1のブレーキ(122)は、前記第1のデュアル遊星歯車ギアセット(112)の前記異なる2つの構成部材をトランスミッションのケーシングに結合するためのものであり、
    前記第2のブレーキ(124)は、前記第2のデュアル遊星歯車ギアセット(114)の異なる2つの構成部材に接続可能及び切断可能であり、
    前記第2のブレーキ(124)は、前記第2のデュアル遊星歯車ギアセット(114)の前記異なる2つの構成部材をトランスミッションのケーシングに結合するためのものであることを特徴とする、車両のためのトランスミッション。
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