JP5249140B2 - 内視鏡洗浄評価具、内視鏡洗浄評価用光測定装置、および内視鏡洗浄装置 - Google Patents

内視鏡洗浄評価具、内視鏡洗浄評価用光測定装置、および内視鏡洗浄装置 Download PDF

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Description

本発明は、内視鏡が具備するチャンネルの洗浄性を評価する内視鏡洗浄評価具、内視鏡洗浄評価用光測定装置、および内視鏡洗浄装置に関する。
近年、内視鏡洗浄装置による内視鏡の洗浄性を評価するために内視鏡洗浄評価具が用いられてきている。非特許文献1では、インジゲータを備えた、内視鏡を部分的に模した内視鏡洗浄評価具が開示されている。
非特許文献1に記載の内視鏡洗浄評価具を用いれば、内視鏡を洗浄する前に、洗浄装置を用いて内視鏡洗浄評価具を洗浄し、該内視鏡洗浄評価具を分解して取り出したインジゲータから、作業者は、内視鏡洗浄評価具のチャンネルが洗浄できたことを目視により確認できる。その後、洗浄装置を用いて、内視鏡洗浄評価具を洗浄したときと同じ洗浄プログラムによって洗浄する内視鏡のチャンネルも、同様に洗浄できているものと判断していた。
「Belimed社 製品カタログ"Reproduzierbare Leistungs uberprufung von Reinigungs- und Desinfektionsgeraten fur flexible Endskope"(製品名:"Spypach")」Belimed社、2006年1月7日、p1〜4
しかしながら、非特許文献1に開示された内視鏡洗浄評価具においては、内視鏡洗浄評価具のチャンネルが洗浄されたことを確認することにより、その後洗浄される内視鏡のチャンネルが洗浄できたかを推測する手法であるため、内視鏡のチャンネルが実際に洗浄できたかを確認することはできない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、内視鏡のチャンネルが洗浄できていることを確認できる構成を具備する内視鏡洗浄評価具、内視鏡洗浄評価用光測定装置、内視鏡洗浄装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明による内視鏡洗浄評価具は、内視鏡が具備するチャンネルの洗浄性を評価する内視鏡洗浄評価具であって、前記内視鏡と接続される接続部と、前記接続部が前記内視鏡と接続された場合に、前記チャンネルから排出された液体が流入可能な第1開口部と、前記第1開口部に流入した前記液体が前記内視鏡に戻らないよう外部に排出する第2開口部と、前記第1開口部と前記第2開口部とを連通する流体流通部と、前記流体流通部の少なくとも一部における前記液体が通過可能な位置に設けられた、インジゲータが配置されるインジゲータ配置部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の内視鏡洗浄評価用光測定装置は、上述の内視鏡洗浄評価具における前記インジゲータ配置部に配置された前記インジゲータの光透過性または光反射性を、光量から測定する検出器を備えることを特徴とする。
さらに、本発明の内視鏡洗浄装置は、上述の光測定装置を具備していることを特徴とする。
本発明によれば、内視鏡のチャンネルが洗浄できていることを確認できる構成を具備する内視鏡洗浄評価具、内視鏡洗浄評価用光測定装置、内視鏡洗浄装置を提供することができる。
第1実施の形態を示す内視鏡洗浄評価具が、内視鏡の挿入部の先端部に装着されている状態を示す図 図1の内視鏡洗浄評価具を拡大して示す斜視図 図1の内視鏡洗浄評価具の筐体内に形成された流体流通部の形状の変形例を示す図 図1の内視鏡洗浄評価具の筐体内に形成された流体流通部の図3とは別の形状の変形例を示す図 内視鏡が具備するチャンネルの本数と同数の流体流通部が形成された内視鏡洗浄評価具が、内視鏡の挿入部の先端部に装着されている状態を示す図 内視鏡洗浄評価具に、インジゲータが設けられた流体流通部を具備する筒体が取り外し自在な変形例を示す図 インジゲータが、内視鏡洗浄評価具から取り外し自在な変形例の構成を示す図 第2実施の形態を示す内視鏡洗浄評価具と、光測定装置と、洗浄装置を、内視鏡の挿入部の先端部とともに示す図 図8の検出器が検出する光透過光量と、時間との関係から、判定部がチャンネルの洗浄性を評価する基準を示す図表 図8の判定部が行うチャンネルの洗浄性評価を示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。◎
(第1実施の形態)
図1は、本実施の形態を示す内視鏡洗浄評価具が、内視鏡の挿入部の先端部に装着されている状態を示す図、図2は、図1の内視鏡洗浄評価具を拡大して示す斜視図である。
図1、図2に示すように、内視鏡洗浄評価具1は、筐体1kを具備しており、筐体1kの長手方向Nの一端側の端部には、筐体1kを内視鏡50の挿入部52の先端部53に接続する際、例えば先端部53の外周に被覆される接続部1sが形成されている。尚、筐体1kの形状は、目的に応じて適宜決定することができ、例えば円筒状、円柱状などなどが挙げられる。
筐体1kの内部には、長手方向Nに沿った長孔である流体流通部2が形成されている。筐体1kの長手方向Nにおける接続部1sが形成された側の面には、筐体1kが先端部53に接続された場合に、挿入部52内に設けられたチャンネル55の開口55sに接続され、該開口55sから排出された液体を流体流通部2に流入可能とする流体流通部2の第1開口部2iが形成されている。即ち、第1開口部2iは、筐体1kが先端部53に接続された際、開口55sに接続できる筐体1kの位置に形成されている。
また、筐体1kの長手方向Nにおける接続部1sが形成された側と反対側の面には、流体流通部2に流入された液体が内視鏡50のチャンネル55に戻らないよう液体を筐体1kの外部に排出する流体流通部2の第2開口部2tが形成されている。
流体流通部2は、第1開口部2iと第2開口部2tとを連通するものであり、流体流通部の形状については特に限定されず目的に応じて適宜決定する事ができる。例えば図1、図2では、長手方向Nに沿って直線形状を有する直通構造を有して形成されている。
また、流体流通部2の直径については特に限定されず目的に応じて適宜決定する事ができるが、図1では液体の流路径P1が、内視鏡50が具備するチャンネル55の管路径R1と同じとなるよう形成されている(P1=R1)。
また、流体流通部2の少なくとも一部には、流路径が、他の部位の流路径P1よりも大径に形成されたインジゲータ配置部2hを構成しており、インジゲータ配置部2hには、図2の拡大図に示すように、内部に流体流通部2の流路径P1と同じかまたは略同じ径の流路3rを有するインジゲータ3が配置されている。
インジゲータ3は、食紅もしくはインクなどの着色料;蛍光塗料;血液、血液中の特定成分、タンパク質、もしくはムチンなどの生体由来の物質;前記生体由来の成分を蛍光修飾したもの;内視鏡汚物と反応して発色する物質などが挙げられ、これらは複数種を併用してもよい。
また、インジケータ3は、インジゲータ配置部2hから離脱し難くなるよう、粘度が高い物質から構成されているか、乾燥状態でインジゲータ配置部2hに付着してことが好ましい。
また、接着性を有する材料を用いてインジケータ3をインジケータ配置部2hに接着させてもよい。
また、インジゲータ3がインジゲータ配置部2hから離脱し難くするため、インジゲータ配置部2hのインジゲータ3の付着面の表面粗さが、流体流通部2の表面粗さよりも粗く形成されていても構わない。
筐体1kは、筐体1k外から、流体流通部2、インジゲータ配置部2hに配置されたインジゲータ3が光観察できる部材から形成されていることが望ましい。具体的には、蛍光や紫外線により流体流通部2、インジゲータ配置部2h及びインジゲータ3が観察できる部材や、可視光により、流体流通部2、インジゲータ配置部2h及びインジゲータ3が観察できる透明部材等から形成されていることが望ましい。
また、筐体1kは、例えば2つの部材を結合することにより形成される。
このように構成された筐体1kは、図1に示すように、接続部1sの内周面が内視鏡50の挿入部52の先端部53の外周に被覆されることで内視鏡50と接続される。内視鏡洗浄評価具1は接続部1sにより内視鏡50と密着してもよいし、後述する装着部材により内視鏡50と密着してもよい。接続部1sにより内視鏡50と密着する場合、接続部1sはゴム状であるか、内周に滑り止めが配置されていることが好ましい。
また、内視鏡と内視鏡洗浄評価具との接続を向上させる為に、装着部材を併用してもよい。例えば、図1では接続部1sの外周面例えばゴムから形成された装着部材4が、先端部53の外周に密に被覆されている。これにより緊密に先端部53に装着されることができる。このことにより、装着後、内視鏡洗浄評価具1が、先端部53から外れてしまうことが防がれている。その結果、上述したように、チャンネル55の開口55sと、流体流通部2の第1開口部2iとは接続される。
次に、本実施の形態の作用について説明する。◎
先ず、上述したように、先端部53に内視鏡洗浄評価具1の筐体1kを装着した後、内視鏡50のチャンネル55に、該チャンネル55における開口55sと反対側の開口から洗浄に用いる液体を供給する。洗浄に用いる液体としては洗浄液、消毒液、または濯ぎ液が挙げられるが以下これらを省略して洗浄液と記載する。
供給された洗浄液は、チャンネル55を通過し、開口55sから内視鏡洗浄評価具1の流体流通部2に第1開口部2iを介して流入される。その後、洗浄液は、流体流通部2を通過し、第2開口部2tから、内視鏡洗浄評価具1外に排出される。その結果、チャンネル55、流体流通部2は、洗浄液により洗浄される。
この際、流体流通部2における洗浄液の通過に伴って、インジゲータ配置部2hに配置されたインジゲータ3も、インジゲータ配置部2hから徐々に離脱されていく。このインジゲータ3の離脱の観察方法は筐体の材質、またはインジケータの材質により適宜選択することができる。
例えば筐体を透明部材で形成した場合、筐体を通じて目視により観察することができる。例えばインジケータに蛍光物質が含まれる場合、電磁波を照射してインジケータ配置部が発光するか否かを目視することにより観察することができる。例えばインジケータとしてインクを用いた場合、図5に例示するように第2開口部から排出される洗浄液の色を見ることにより観察をすることができる。
インジケータ3の離脱条件を実際の内視鏡に付着している汚物の離脱条件よりも厳しくしてもよく、この場合、内視鏡の洗浄確認の条件を厳しくすることができ、結果洗浄確認の確実性を高めることができる。
最後に、チャンネル55の洗浄性を確認した後は、チャンネル55への洗浄液の供給を停止する。
このように、本実施の形態においては、オンタイムでチャンネル55の洗浄性を確認することができる。
尚、流体流通部2の流路径P1の異なる内視鏡洗浄評価具1を複数用意することにより、チャンネル55の管路径R1が異なる複数種類の内視鏡に対しても、本実施の形態を適用することができる。
尚、本実施の形態においては、洗浄液のみを用いたチャンネル55の洗浄評価を、内視鏡洗浄評価具1を用いて行うと示したが、これに限らず、洗浄液とともに、洗浄ブラシを、チャンネル55及び流体流通部2に挿入して擦り洗いを行う場合の洗浄評価に、内視鏡洗浄評価具1を用いて行っても構わない。
具体的には、観察者は、チャンネル55における先端開口55sと反対側の開口から、チャンネル55内に洗浄ブラシを挿入して、チャンネル55、流体流通部2の擦り洗いを行った際、透明な筐体1kを介して、ブラッシングにより、インジゲータ3の少なくとも一部が、インジゲータ配置部2hから離脱したことを視認することにより、チャンネル55内が、取り扱い説明書の規定以上にブラッシング洗浄が行えたことを容易に確認することができる。即ち、観察者は、インジゲータ3から、チャンネル55内のブラッシング度合いを容易に確認することができる。
また、本実施の形態においては、内視鏡50の挿入部52の先端部53の先端面及び外周面の一部に、筐体1kの接続部1s及び装着部材4が密着しているため、内視鏡50を、内視鏡洗浄評価具1とともに、洗浄液に浸漬させても、密着箇所の洗浄が行えないが、通常、内視鏡の外表面は、チャンネルの洗浄前に、ガーゼ等によって、拭き取り洗浄される他、洗浄後も、先端部53から内視鏡洗浄評価具1を取り外した後、ガーゼ等によって、拭き取り洗浄されることから、先端部53における内視鏡洗浄評価具1の密着部位も、確実に洗浄することができる。
尚、以下変形例を、図3、図4を用いて示す。図3は、図1の内視鏡洗浄評価具の筐体内に形成された流体流通部の形状の変形例を示す図、図4は、図1の内視鏡洗浄評価具の筐体内に形成された流体流通部の図3とは別の形状の変形例を示す図である。
上述した本実施の形態においては、図1、図2に示すように、流体流通部2は、長手方向Nに沿って直線形状を有する直通構造を有して形成されていると示した。
これに限らず、図3に示すように、流体流通部2は、クランク部2aを有するクランク構造を有して形成されていても構わないし、図4に示すように、螺旋部2rを有する螺旋構造を有して形成されていても構わない。
図3、図4に示した形状の流体流通部2によれば、上述した直線形状の流体流通部2よりも、流体流通部2内を、洗浄液が通過し難くなることから、より、インジゲータ配置部2hからインジゲータ3が離脱し難くなる。
また、図3、図4に示すクランク形状、螺旋形状を有する流体流通部2を具備する内視鏡洗浄評価具1を、例えば、チャンネルに汚れが多く付着しやすい大腸内視鏡等のチャンネルの洗浄評価に用い、本実施の形態に示した直線形状を有する流体流通部2を具備する内視鏡洗浄評価具1を、あまり汚れが付着し難い内視鏡のチャンネルの洗浄評価に用いる等、用途によって、洗浄評価具を使い分けても構わない。
また、以下、別の変形例を、図5を用いて示す。図5は、内視鏡が具備するチャンネルの本数と同数の流体流通部が形成された内視鏡洗浄評価具が、内視鏡の挿入部の先端部に装着されている状態を示す図である。
図5に示すように、内視鏡50の挿入部52内に、チャンネル55の他、もう1本チャンネル56が設けられている場合、先端部53に装着される内視鏡洗浄評価具1の筐体1k内には、流体流通部が2本設けられているものを用いる。
具体的には、筐体1kには、内視鏡洗浄評価具1を、先端部53に装着した際、第1開口部2iがチャンネル55の先端開口55sに接続されることにより、チャンネル55に連通する上述した流体流通部2が形成されているとともに、第1開口部2iが開口された面に開口された第1開口部6iが、チャンネル56の先端開口56sに接続されることにより、チャンネル56に連通する流体流通部6が形成されている。
尚、第1開口部6iは、筐体1kにおいて、内視鏡洗浄評価具1が先端部53に装着された際、先端開口56sに接続される位置に開口されている。尚、本構成においても、筐体1kは、透明部材から形成されていることが好ましい。
また、流体流通部6における第1開口部6iとは反対側の第2開口部6tは、筐体1kにおける第2開口部2tが形成された面とは異なる面、例えば筐体1kの側面に開口されている。これは、各第2開口部2t、6tが異なる位置に形成されていることにより、各第2開口部2t、6tから排出される洗浄液が、どちらの第2開口部から排出されたものかを、視認しやすくなるためである。よって、このことを無視すれば、第2開口部6tも、第2開口部2tと同じ面に開口されていても構わない。
また、流体流通部6は、流路径P2が、チャンネル56の管路径R2と同じになるよう形成されている(P2=R2)。
さらに、流体流通部6も、上述した流体流通部2同様、図5に示すように、直線形状を有する直通構造を有して形成されていても構わないし、図3に示したように、クランク部を有するクランク構造を有して形成されていても構わないし、図4に示すように、螺旋部を有する螺旋構造を有して形成されていても構わない。
また、本実施の形態においては、流体流通部2のインジゲータ配置部2hには、インジゲータ3が1つ設けられる例を示したが、図5に示すように、流体流通部2に、インジゲータ配置部を3つ、それぞれ異なる位置に設け、各インジゲータ配置部に、インジゲータ3と同様の構成を有するインジゲータ3a〜3cを配置しても構わない、即ち、流体流通部2に、インジゲータを3つ配置しても構わない。
さらに、流体流通部6に、インジゲータ配置部を2つ、それぞれ異なる位置に設け、各インジゲータ配置部に、インジゲータ3と同様の構成を有するインジゲータ7a、7bを配置しても構わない、即ち、流体流通部6に、インジゲータを2つ配置しても構わない。
勿論、流体流通部6にインジゲータを3つ設けても構わないし、流体流通部2に、インジゲータを2つ設けても構わない。さらには、各流体流通部2、6には、インジゲータが、4つ以上設けられていても構わない。
このような構成によれば、内視鏡50の挿入部52内に、管路径が同じまたは管路径が異なる2本のチャンネルが設けられていても、1つの内視鏡洗浄評価具で、各チャンネルの洗浄評価を、上述した本実施の形態と同様に行うことができる。
尚、以上のことは、挿入部内にチャンネルが3本以上設けられている場合も同様であって、内視鏡洗浄評価具1内に、各チャンネルに連通する流体流通部を、チャンネルと同数設け、各流体流通部に、インジゲータを設ければ、同様に、各チャンネルの洗浄評価を行うことができる。
尚、以下、変形例を、図6を用いて示す。図6は、内視鏡洗浄評価具に、インジゲータが設けられた流体流通部を具備する筒体が取り外し自在な変形例を示す図である。
図6に示すように、インジゲータ3a〜3cを有する流体流通部2が、筒状部材31により、内視鏡洗浄評価具1から取り外し自在であるとともに、インジゲータ7a、7bを有する流体流通部6が、筒状部材32により、内視鏡洗浄評価具1から取り外し自在であっても構わない。
このような構成によれば、チャンネル55、56の洗浄終了後、筒状部材31、32を内視鏡洗浄評価具1から取り外し、筒状部材31、32を試薬Eに入れることにより、観察者は、インジゲータが溶けた試薬Eから、タンパク反応やペルオキシターザ反応を観察したり、残留タンパク量を測定したりすることにより、チャンネル55の洗浄性を評価することができる。このように、筒状部材31、32を用いて洗浄評価を行っても構わないということは勿論である。
尚、以下、別の変形例を、図7を用いて示す。図7は、インジゲータが、内視鏡洗浄評価具から取り外し自在な変形例の構成を示す図である。
図7に示すように、インジゲータ3a〜3cは、内視鏡洗浄評価具1の各インジゲータ配置部から取り外し自在であっても構わない。このことによれば、各インジゲータ3a〜3cを試薬Eに、上述した図6と同様に、投入することにより、インジゲータが溶けた各試薬Eの変色具合から、長手方向Nに沿って、流体流通部2が均一に洗浄されているか、即ち、チャンネル55が長手方向Nに沿って均一に洗浄されているかを確認することができる。
これは、例えば、インジゲータ3aの変色度合いが少なく、インジゲータ3b、インジゲータ3cとなるに従い変色度合いが大きくなる場合は、長手方向Nの部位により洗浄不良が発生していると判断できるためである。
尚、インジゲータ3a〜3cは、使用済みの内視鏡に付着している汚れを想定した成分を有している。例えばタンパク質成分、具体的には、血液、骨、皮、腱、またはその他の器官・組織に係わる成分を有している。
より具体的には、血液、血清、繊維素(フィブリン)除去血液、抗凝固剤添加血液、ゼラチン、コラーゲン、ムチン、卵、卵白、アルビミン、レシチン、セモリナプディング、オートミール、またはポテトフレークなどをそのままか、または必要に応じて水などを添加して希釈した液状物でも良い。これらの各種汚れ成分は、単独または2種以上を混合して使用することができる。また、国際規格(ISO15883-5)等の各国で掲示している汚れを用いても良い。
即ち、内視鏡を使用する部位によって、付着する汚れも異なることから、使用部位に応じて、インジゲータ3a〜3cに用いる汚れ成分を変更しても良い。
例えば、消化管系に内視鏡を用いた後は、インジゲータ3a〜3cに、例えばムチン、アルブミン、レシチンを付着し、洗浄評価を内視鏡洗浄評価具1を用いて行えば、より確実に洗浄評価を行うことができる。
また、例えば、呼吸器系に内視鏡を用いた後は、インジゲータ3a〜3cに、例えば血清、繊維素(フィブリン)除去血液、または抗凝固剤添加血液を付着し、洗浄評価を内視鏡洗浄評価具1を用いて行えば、より確実に洗浄評価を行うことができる。
(第2実施の形態)
図8は、本実施の形態を示す内視鏡洗浄評価具と、光測定装置と、洗浄装置を、内視鏡の挿入部の先端部とともに示す図である。
この第2実施の形態の構成は、上述した図1〜図5に示した第1実施の形態の構成と比して、内視鏡洗浄評価具を用いるとともに、光測定装置及び洗浄装置を用いて、操作者の視認ではなく、自動的にチャンネルの洗浄評価を行う点が異なる。
よって、これらの相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図8に示すように、本実施の形態においては、内視鏡50の挿入部52の先端部53に内視鏡洗浄評価具1を装着した後、内視鏡洗浄評価具1の近傍に、LED等の光源11と、検出器12とを配置する。光源11と検出器12とは、内視鏡洗浄評価具1を挟むよう、対向して配置される。尚、内視鏡洗浄評価具1の筐体1kは、光、例えば可視光が透過する部材、例えば透明部材から形成されている。
光源11は、検出器12に向けて光を出射し、筐体1kを介して内視鏡洗浄評価具1のインジゲータ配置部に配置された各インジゲータ3a〜3cに光を入光させる装置である。
検出器12は、内視鏡洗浄評価具1におけるインジゲータ配置部の各インジゲータ3a〜3cの光透過性、または光反射性を光量から測定するものである。
光源11及び検出器12は、判定部13に接続されている。判定部13は、検出器12が測定した光量から、流体流通部2、即ちチャンネル55の洗浄性を判定するものである。尚、判定部13による具体的な判定方法は後述する。
判定部13は、メイン基板14に接続されており、メイン基板14は、検出器12と、洗浄装置20の送水装置15と接続されている。
また、光源11、検出器12、判定部13、メイン基板14は、光測定装置10を構成している。尚、光源11、検出器12、判定部13、メイン基板14、送水装置15は、洗浄装置20に設けられていても構わない。
次に、本実施の形態の作用について、図8と、図9、図10を用いて説明する。
図9は、図8の検出器が検出する光透過光量と、時間との関係から、判定部がチャンネルの洗浄性を評価する基準を示す図表、図10は、図8の判定部が行うチャンネルの洗浄性評価を示すフローチャートである。尚、以下、検出器12は、光透過光量を測定するものとして説明する。
内視鏡50の先端部53に内視鏡洗浄評価具1が装着され、チャンネル55及び流体流通部2に、洗浄液が供給された後、図10に示すように、先ず、判定部13は、ステップS1において、メイン基板14を介して検出器12の信号を検知したかを判定する。検出器12の信号を検知した場合には、ステップS2に移行し、検出しない場合は、ステップS5にジャンプする。
ステップS2では、判定部13は、光源11に発光開始制御を行うとともに、検出器12にインジゲータ3を透過した光の受光開始制御、即ち光量測定制御を行う。
その後、ステップS3において、判定部13は、検出器12によって測定された光透過量が、図9に示す閾値W以上であるか、即ち飽和したかを、常時モニタリングすることによって判定する。尚、透過光量は、図9に示すように、インジゲータ3から離脱し始めているときから増加していき、インジゲータ3が離脱した後は、一定量を示すようになる。
閾値W以下である場合は、ステップS4に分岐し、判定部13は、送水装置15に洗浄続行を指示するとともに、閾値W以上になるまで、ステップS3において判定を繰り返す。即ち、チャンネル55の洗浄を、送水装置15を制御して続行させる。閾値W以上である場合は、判定部13は、流体流通部2のインジゲータ配置部からインジゲータ3の少なくとも一部が離脱した、即ち、流体流通部2及びチャンネル55は洗浄されたと判定して、ステップS5に移行する。
また、ステップS4として洗浄続行を指示する代わりに、新たなプログラムで洗浄を始めるように指示を出してもよい。
ステップS5では、判定部13は、光源11に発光停止制御を行うとともに、検出器12に受光停止制御を行う。最後に、ステップS6では、判定部13は、送水装置15からの送液を停止する制御を行う。
このように、本実施の形態においては、光源11、検出器12、判定部13、メイン基板14を用いて、チャンネル55の洗浄性を自動的に測定すると示した。
このことによれば、操作者は内視鏡洗浄評価具1を視認しなくとも、光測定装置10が自動的に、内視鏡洗浄評価具1からチャンネル55の洗浄性を確認してくれることから、容易に、チャンネル55の洗浄性評価を行うことができる。
また、LED等の光源は、非常に安価であることから、安価にチャンネル55の洗浄性評価を行うことができる。尚、その他の効果は、上述した第1実施の形態と同様である。
尚、本実施の形態においては、チャンネル55の洗浄中に、内視鏡洗浄評価具1を介して、光測定装置10が、自動的にチャンネル55の洗浄性を判定すると示したが、これに限らず、内視鏡50に対する洗浄工程及び消毒工程が全て終了した後、光測定装置10を用いて、上述したように、チャンネル55の洗浄性を判定し、判定結果に応じて、洗浄、消毒工程を再度行っても良いことは勿論である。
また、光測定装置10自体が、流体流通部を有していれば、内視鏡洗浄評価具1を用いずに、光測定装置10自体を、内視鏡50の挿入部52の先端部53に装着して、光測定装置10の流体流通部に設けられたインジゲータから、チャンネル55の洗浄性を判定しても良いことは云うまでもない。
また、本実施の形態においても、図7に示したように、インジゲータに付着させる汚れ成分を、内視鏡の使用部材に応じて変化させても構わないということは勿論である。
さらに、本実施の形態においても、上述した図5に示したように、内視鏡50の挿入部52がチャンネルを複数有している場合においても適用可能である。
尚、上述した第1、第2実施の形態においては、内視鏡洗浄評価具1を、直視型の内視鏡の挿入部の先端部に装着する場合を例に挙げて示したが、これに限らず、側視型の内視鏡の挿入部の先端部に装着する場合でも、適用可能であるということは、勿論である。
1…内視鏡洗浄評価具
1k…筐体
1s…接続部
2…流体流通部
2a…クランク部
2h…インジゲータ配置部
2i…第1開口部
2r…螺旋部
2t…第2開口部
3…インジゲータ
3a…インジゲータ
3b…インジゲータ
3c…インジゲータ
3r…流路
4…装着部材
6…流体流通部
6i…第1開口部
6t…第2開口部
7a…インジゲータ
7b…インジゲータ
10…光測定装置
11…光源
12…検出器
13…判定部
14…メイン基板
20…洗浄装置
50…内視鏡
52…挿入部
53…先端部
55…チャンネル
55s…開口
56…チャンネル

Claims (9)

  1. 内視鏡が具備するチャンネルの洗浄性を評価する内視鏡洗浄評価具であって、
    前記内視鏡と接続される接続部と、
    前記接続部が前記内視鏡と接続された場合に、前記チャンネルから排出された液体が流入可能な第1開口部と、
    前記第1開口部に流入した前記液体が前記内視鏡に戻らないよう外部に排出する第2開口部と、
    前記第1開口部と前記第2開口部とを連通する流体流通部と、
    前記流体流通部の少なくとも一部における前記液体が通過可能な位置に設けられた、インジゲータが配置されるインジゲータ配置部と、
    を備えることを特徴とする内視鏡洗浄評価具。
  2. 前記接続部は、前記内視鏡の挿入部の先端部に接続されることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡洗浄評価具。
  3. 前記流体流通部は、直線形状を有する直通構造と、クランク部を有するクランク構造と、螺旋部を有する螺旋構造との少なくとも1つの構造を有して構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡洗浄評価具。
  4. 前記第1開口部、前記第2開口部、前記流体流通部、および前記インジゲータ配置部は、筐体に対して形成されており、
    前記筐体は、前記筐体外から前記インジゲータ配置部内に配置された前記インジゲータが光観察できるよう形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内視鏡洗浄評価具。
  5. 前記筐体は、前記筐体外から前記インジゲータ配置部及び前記インジゲータが可視光により観察できるよう透明部材から形成されていることを特徴とする請求項4に記載の内視鏡洗浄評価具。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の内視鏡洗浄評価具における前記インジゲータ配置部に配置された前記インジゲータの光透過性または光反射性を、光量から測定する検出器を備えることを特徴とする内視鏡洗浄評価用光測定装置。
  7. 前記インジゲータ配置部に配置された前記インジゲータに対し光を入光させる光源をさらに具備していることを特徴とする請求項6に記載の内視鏡洗浄評価用光測定装置。
  8. 前記検出器が測定した光透過性または光反射性から、前記流体流通部の洗浄性を判定する判定部をさらに具備していることを特徴とする請求項6または7に記載の内視鏡洗浄評価用光測定装置。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載の光測定装置を具備していることを特徴とする内視鏡洗浄装置。
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