JP5248589B2 - 超音波振動子ユニット - Google Patents
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Description
板状振動体と、
前記板状振動体の一方面に形成された振動面と、
前記板状振動体の他方面上に取り付けられ、互いに隣り合い且つ前記振動面に超音波振動を加える第1乃至第3の振動子と、
を具備し、
前記板状振動体の他方面は、第1乃至第3の第1領域と、前記第1乃至第3の第1領域それぞれを覆う第2領域とを有し、
前記第1の振動子は前記第1の第1領域に配置され、
前記第2の振動子は前記第2の第1領域に配置され、
前記第3の振動子は前記第3の第1領域に配置され、
前記第1乃至第3の振動子によって前記他方面内に作られる三角形の内側に位置し且つ前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さは、前記第1乃至第3の第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより厚くまたは薄く形成され、
前記第1乃至第3の振動子の相互の間隔は、λ/2以上であり、
前記第1乃至第3の第1領域それぞれの外周は、前記第1乃至第3の振動子それぞれからλ/4以上離れていることを特徴とする超音波振動子ユニットである。
ただし、前記λは、前記第1乃至第3の振動子それぞれによって超音波振動が加えられることで発生する前記板状振動体の横波の波長である。
前記板状振動体は、振動板及び錘を有し、
前記第1乃至第3の振動子は、前記振動板上に取り付けられ、
前記錘が前記第2領域に位置する前記振動板上に取り付けられることで、前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さが、前記第1乃至第3の第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより厚く形成されることも可能である。
前記錘は、前記第2領域に位置する前記振動板上に接合された板状体であることも可能である。
前記板状振動体は、振動板を有し、
前記第1乃至第3の振動子は、前記振動板上に取り付けられ、
前記第1乃至第3の第1領域に位置する前記振動板が削り込まれることで、前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さが、前記第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより厚く形成されることも可能である。
前記板状振動体は、穴または溝を備えた振動板を有し、
前記第1乃至第3の振動子は、前記振動板上に取り付けられ、
前記穴または溝が前記第2領域に位置する前記振動板に彫り込まれることで、前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さが、前記第1乃至第3の第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより薄く形成されることも可能である。
板状振動体と、
前記板状振動体の一方面に形成された振動面と、
前記板状振動体の他方面上に取り付けられ、前記振動面に超音波振動を加える3個以上の振動子と、
を具備し、
前記板状振動体の他方面は、3個以上の第1領域と、前記第1領域それぞれを覆う第2領域とを有し、
前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さは、前記第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより厚くまたは薄く形成され、
前記3個以上の振動子それぞれは前記第1領域に配置され、
前記3個以上の振動子における互いに隣り合う振動子の間隔は、λ/2以上であり、
前記第1領域の外周は、前記第1領域に配置された前記振動子からλ/4以上離れていることを特徴とする超音波振動子ユニットである。
ただし、前記λは、前記3個以上の振動子それぞれによって超音波振動が加えられることで発生する前記板状振動体の横波の波長である。
前記板状振動体は、振動板及び板状の錘を有し、
前記3個以上の振動子は、前記振動板上に取り付けられ、
前記板状の錘が前記第2領域に位置する前記振動板上に接着されることで、前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さが、前記3個以上の第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより厚く形成されることも可能である。
前記板状振動体は、振動板を有し、
前記3個以上の振動子は、前記振動板上に取り付けられ、
前記3個以上の第1領域に位置する前記振動板が削り込まれることで、前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さが、前記3個以上の第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより厚く形成されることも可能である。
前記板状振動体は、溝を備えた振動板を有し、
前記3個以上の振動子は、前記振動板上に取り付けられ、
前記溝が前記第2領域に位置する前記振動板に彫り込まれることで、前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さが、前記3個以上の第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより薄く形成されることも可能である。
図1(A)は本発明の一態様に係る超音波振動子ユニットを示す平面図であり、図1(B)は図1(A)に示す1B−1B'線に沿う断面図である。
錘の質量はBL振動子の1/150以上が好ましい。
図2(A)は本発明の一態様に係る超音波振動子ユニットを示す平面図であり、図2(B)は図2(A)に示す2B−2B'線に沿う断面図である。図2において、図1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図3(A)は本発明の一態様に係る超音波振動子ユニットを示す平面図であり、図3(B)は図3(A)に示す3B−3B'線に沿う断面図である。図3において、図1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図4(A)は本発明の一態様に係る超音波振動子ユニットを示す平面図であり、図4(B)は図4(A)に示す4B−4B'線に沿う断面図である。図4において、図1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
図5(A)は本発明の一態様に係る超音波振動子ユニットを示す平面図であり、図5(B)は図5(A)に示す5B−5B'線に沿う断面図である。図5において、図1と同一部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
1a,101a…振動面
2,102…BL振動子
3…第1領域
4…第2領域
5a…第1の錘
5b…第2の錘
5c…板状の錘
5d…溝
8…スタットボルト
10…板状振動体
Claims (9)
- 洗浄槽内の洗浄液に超音波を照射するための超音波振動子ユニットにおいて、
板状振動体と、
前記板状振動体の一方面に形成された振動面と、
前記板状振動体の他方面上に取り付けられ、互いに隣り合い且つ前記振動面に超音波振動を加える第1乃至第3の振動子と、
を具備し、
前記板状振動体の他方面は、第1乃至第3の第1領域と、前記第1乃至第3の第1領域それぞれを囲む第2領域とを有し、
前記第1の振動子は前記第1の第1領域に配置され、
前記第2の振動子は前記第2の第1領域に配置され、
前記第3の振動子は前記第3の第1領域に配置され、
前記第1乃至第3の振動子によって前記他方面内に作られる三角形の内側に位置し且つ前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さは、前記第1乃至第3の第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより厚くまたは薄く形成され、
前記第1乃至第3の振動子の相互の間隔は、λ/2以上であり、
前記第1乃至第3の第1領域それぞれの外周は、前記第1乃至第3の振動子それぞれからλ/4以上離れていることを特徴とする超音波振動子ユニット。
ただし、前記λは、前記第1乃至第3の振動子それぞれによって超音波振動が加えられることで発生する前記板状振動体の横波の波長である。 - 請求項1において、
前記板状振動体は、振動板及び錘を有し、
前記第1乃至第3の振動子は、前記振動板上に取り付けられ、
前記錘が前記第2領域に位置する前記振動板上に取り付けられることで、前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さが、前記第1乃至第3の第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより厚く形成されることを特徴とする超音波振動子ユニット。 - 請求項2において、
前記錘は、前記第2領域に位置する前記振動板上に接合された板状体であることを特徴とする超音波振動子ユニット。 - 請求項1において、
前記板状振動体は、振動板を有し、
前記第1乃至第3の振動子は、前記振動板上に取り付けられ、
前記第1乃至第3の第1領域に位置する前記振動板が削り込まれることで、前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さが、前記第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより厚く形成されることを特徴とする超音波振動子ユニット。 - 請求項1において、
前記板状振動体は、穴または溝を備えた振動板を有し、
前記第1乃至第3の振動子は、前記振動板上に取り付けられ、
前記穴または溝が前記第2領域に位置する前記振動板に彫り込まれることで、前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さが、前記第1乃至第3の第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより薄く形成されることを特徴とする超音波振動子ユニット。 - 洗浄槽内の洗浄液に超音波を照射するための超音波振動子ユニットにおいて、
板状振動体と、
前記板状振動体の一方面に形成された振動面と、
前記板状振動体の他方面上に取り付けられ、前記振動面に超音波振動を加える3個以上の振動子と、
を具備し、
前記板状振動体の他方面は、3個以上の第1領域と、前記第1領域それぞれを囲む第2領域とを有し、
前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さは、前記第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより厚くまたは薄く形成され、
前記3個以上の振動子それぞれは前記第1領域に配置され、
前記3個以上の振動子における互いに隣り合う振動子の間隔は、λ/2以上であり、
前記第1領域の外周は、前記第1領域に配置された前記振動子からλ/4以上離れていることを特徴とする超音波振動子ユニット。
ただし、前記λは、前記3個以上の振動子それぞれによって超音波振動が加えられることで発生する前記板状振動体の横波の波長である。 - 請求項6において、
前記板状振動体は、振動板及び板状の錘を有し、
前記3個以上の振動子は、前記振動板上に取り付けられ、
前記板状の錘が前記第2領域に位置する前記振動板上に接着されることで、前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さが、前記3個以上の第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより厚く形成されることを特徴とする超音波振動子ユニット。 - 請求項6において、
前記板状振動体は、振動板を有し、
前記3個以上の振動子は、前記振動板上に取り付けられ、
前記3個以上の第1領域に位置する前記振動板が削り込まれることで、前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さが、前記3個以上の第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより厚く形成されることを特徴とする超音波振動子ユニット。 - 請求項6において、
前記板状振動体は、溝を備えた振動板を有し、
前記3個以上の振動子は、前記振動板上に取り付けられ、
前記溝が前記第2領域に位置する前記振動板に彫り込まれることで、前記第2領域に位置する前記板状振動体の厚さが、前記3個以上の第1領域に位置する前記板状振動体の厚さより薄く形成されることを特徴とする超音波振動子ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010281902A JP5248589B2 (ja) | 2010-12-17 | 2010-12-17 | 超音波振動子ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010281902A JP5248589B2 (ja) | 2010-12-17 | 2010-12-17 | 超音波振動子ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012125743A JP2012125743A (ja) | 2012-07-05 |
JP5248589B2 true JP5248589B2 (ja) | 2013-07-31 |
Family
ID=46643418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010281902A Active JP5248589B2 (ja) | 2010-12-17 | 2010-12-17 | 超音波振動子ユニット |
Country Status (1)
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2010
- 2010-12-17 JP JP2010281902A patent/JP5248589B2/ja active Active
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