JP5248253B2 - 受信装置および受信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ノイズを検出して抑制することができる受信装置および受信方法に関する。
通信信号によって情報伝達を行う通信システムでは、通信信号が送信装置から受信装置まで伝播する間に、多くの場合、通信信号にノイズが重畳してしまう。例えば、高速通信システムにおいて、アマチュア無線で使用される低周波信号が通信信号にノイズとして重畳してしまう。
一方、受信装置で受信される通信信号は、通常、伝送路の伝播中に減衰するため、受信装置において、増幅器によって増幅され、その信号強度が大きくされてからアナログ−ディジタル変換器(AD変換器)でアナログ−ディジタル変換され、その後、所定の信号処理が行われ、目的の情報が取り出される。この場合において、増幅器の利得は、一般に、受信信号の信号強度に基づいて利得を自動的に調整する自動利得制御回路(AGC回路)によって自動調整される。
ここで、上述のように、通信信号に低周波信号がノイズとして重畳してしまうと、所定期間内における受信信号の平均電力が変動するため、AGC回路の利得を決定するタイミングによって利得の大きさが変動し、この結果、AGC回路によって利得制御された増幅器の出力も変動することになる。例えば、図11に示すように、低周波信号が通信信号にノイズとして重畳する場合、パターンI(紙面左側)のように、重畳した結果、低周波信号の山のピーク付近に通信信号が在るケース、パターンII(紙面中央)のように、重畳した結果、低周波信号の谷から山へ変化する谷と山との間に通信信号が在るケース、そして、パターンIII(紙面右側)のように、重畳した結果、低周波信号の谷の底付近に通信信号が在るケース等が起こり得る。このような各ケースにおいて、パターンIでは、所定期間の受信信号平均電力(利得基準値V1)が比較的大きい結果、増幅器に後続するAD変換器が飽和しないように、AGC回路によって増幅器の利得が比較的小さな利得値A1に制御され、パターンIIでは、所定期間の受信信号平均電力が時間経過に従って増加するように変化する結果、ノイズによって歪みが残ってしまい、そして、パターンIIIでは、所定期間の受信信号平均電力(利得基準値V3)が比較的小さい結果、AGC回路によって増幅器の利得が比較的大きな利得値A3に制御される。このようにノイズによってAGC回路は、適切な制御信号を出力することができなくなってしまう。このため、受信信号からノイズを取り除いてAGC回路を動作させることが重要となる。
このような受信信号からノイズを取り除いてAGC回路を動作させる技術は、例えば、特許文献1に開示されている。
図12は、特許文献1に開示のスペクトラム拡散通信方式の受信機の構成を示すブロック図である。図12において、この受信機1000は、受信アンテナ1011と、局部発信器1013と、ローパスフィルタ(LPF)1030と、アンプ1031と、ミキサ1032と、バンドパスフィルタ(BPF)1033と、AGCアンプ1034と、AD変換器1035と、乗算器1036と、キャリア再生用発信器1037と、PN符号発生器1038と、変調器1039と、一次復調器1040と、アンプ1051と、可変周波数帯域制限フィルタ1052と、周波数解析器1053とを備えている。
この受信機1000において、受信アンテナ1011で受信された信号は、LPF1030において不要な周波数成分が除かれ、アンプ1031で増幅された後、ミキサ1032において局部発信器1013からの局部発信信号により中間周波数に変換され、BPF1033を経てアンプ1051で増幅された後、可変周波数帯域制限フィルタ1052に入力される。可変周波数帯域制限フィルタ1052は、周波数解析器1053からの制御信号により制限する周波数帯域を変化させ、その出力信号をAGCアンプ1034へ出力する。AGCアンプ1034は、入力信号を整流してアンプのゲインを入力信号の大きさに対応して決めることにより、出力信号の大きさを制限してAD変換器1035へ出力し、AD変換器1035の飽和を防止している。AD変換器1035でディジタル化された信号は、乗算器1036においてキャリア再生用発信器1037の出力信号がPN符号発生器1038の出力のPN符号で変調器1039において変調された信号によって逆拡散され、一次変調信号に戻される。一次変調器1040は、一次変調信号に戻った信号を一次復調して情報信号を出力する。また、周波数解析器1053は、AD変換器1035の出力信号からノイズの周波数を解析し、その中で最大狭帯域ノイズの周波数を検出し、この検出した最大狭帯域ノイズを除くべく制御信号を可変周波数帯域制限フィルタ1052へ出力する。
このような構成の受信機1000では、周波数解析器1053は、受信信号中の最大振幅の信号の周波数解析を行い、解析して得られた周波数の信号を除くべく制御信号を可変周波数帯域制限フィルタ1052へ出力し、可変周波数帯域制限フィルタ1052は、この制御信号により当該周波数の信号の通過を制限する。したがって、可変周波数帯域制限フィルタ1052および周波数解析器1053によって狭帯域ノイズの除去が可能となり、SN比の良好な通信を行うことが可能となる。
実開平5−80053号公報
ところで、通常、周波数解析には、高速フーリエ変換(FFT)が用いられるため、特許文献1に開示の技術では、周波数解析器1053の回路規模が大きくなってしまい、受信装置の小型化が困難になってしまう。
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、小型化の可能なより簡単な回路でノイズを検出して抑制することができる受信装置および受信方法を提供することである。
本発明者は、種々検討した結果、上記目的は、以下の本発明により達成されることを見出した。すなわち、本発明にかかる一態様では、通信信号を受信する受信装置は、受信波を所定の時間だけ遅延させた遅延波を生成する遅延処理部と、受信波と前記遅延処理部で生成した遅延波との相関演算を行うことによってこれらの相関値を演算する相関演算部と、前記相関演算部で演算された相関値のうち、所定の幅を持った範囲内にあって時間的に周期性を有する値を探索することによって、前記通信信号の信号波を除いた妨害波が受信波に含まれているか否かを判定する妨害波判定部と、前記妨害波判定部で妨害波が含まれていると判定された場合に、受信波と前記遅延処理部で生成した遅延波とを、前記妨害波判定部で探索された値の周期に基づいてこれらの位相を合わせて平均することによって、擬似波として平均波を演算する平均値演算部と、受信波と前記平均値演算部で演算された擬似波との差を演算する減算処理部とを備え、前記妨害波判定部は、前記所定の幅を持った互いに異なる複数の範囲を設定することによって、複数の妨害波を判定することを特徴とする。そして、本発明にかかる他の一態様では、通信信号を受信する受信方法は、受信波を所定の時間だけ遅延させた遅延波を生成する遅延処理工程と、受信波と前記遅延処理工程で生成した遅延波との相関演算を行うことによってこれらの相関値を演算する相関演算工程と、前記相関演算工程で演算された相関値のうち、所定の幅を持った範囲内にあって時間的に周期性を有する値を探索することによって、前記通信信号の信号波を除いた妨害波が受信波に含まれているか否かを判定する妨害波判定工程と、前記妨害波判定工程で妨害波が含まれていると判定された場合に、受信波と前記遅延処理工程で生成した遅延波とを、前記妨害波判定工程で探索された値の周期に基づいてこれらの位相を合わせて平均することによって、擬似波として平均波を演算する平均値演算工程と、受信波と前記平均値演算工程で演算された擬似波との差を演算する減算処理工程とを備え、前記妨害波判定工程は、前記所定の幅を持った互いに異なる複数の範囲を設定することによって、複数の妨害波を判定することを特徴とする。
このような構成の受信装置および受信方法では、受信波と遅延波との相関演算が行われ、この相関演算によって求められた相関値のうちから時間的な周期性を有する値を検索することによって、ノイズ波である妨害波が受信波に含まれるか否かが判定される。妨害波が受信波に含まれていると判定されると、受信波と遅延波とがその位相を合わせて平均され、擬似波として平均波が演算される。通信信号と妨害波との周期が異なっており、通信信号と妨害波との位相関係がばらついている結果、長期的には通信信号が妨害波にランダム(無作為)に重畳しているように見える場合では、この平均値演算によって妨害波が強調される一方で通信信号が抑制されるため、この擬似波は、妨害波、あるいはその近似波となる。したがって、受信波とこの擬似波との差が演算され、これによって受信波の妨害波成分が抑圧される。上記構成の受信装置および受信方法では、このように高速フーリエ変換を用いることなく、遅延処理、相関演算処理、妨害波判定処理(周期探索処理)、平均値演算処理および減算処理という小型化の可能なより簡単な回路でノイズを検出して抑制することができる。
また、この構成によれば、前記値が所定の幅を持った範囲内で探索されるため、前記値に多少ノイズが含まれていたとしても前記値が探索され、妨害波判定部は、妨害波が受信波に含まれているか否かをより適切に判定することができる。
また、この構成によれば、複数の妨害波が判定されるので、受信波から複数の擬似波(妨害波)の抑制が可能となる。したがって、これによって受信波の妨害波成分がより抑圧される
また、上述の受信装置において、前記平均値演算部は、複数の遅延波を用いて前記擬似波を演算することを特徴とする。
この構成によれば、複数の遅延波を用いて擬似波を演算するので、妨害波がより強調される一方で通信信号がより抑制されるから、妨害波をより高精度に演算することが可能となる。すなわち、擬似波をより妨害波に近づけることが可能となる。
また、これら上述の受信装置において、前記平均値演算部は、前記妨害波判定部で妨害波が含まれていないと判定された場合に、信号レベルが0であるヌル信号を前記擬似波として前記減算処理部へ出力することを特徴とする。
この構成によれば、妨害波判定部で妨害波が含まれていないと判定された場合にヌル信号が平均値演算部から減算処理部へ出力される。このため、減算処理部は、妨害波判定部の判定結果に依らず、常に、受信波と擬似波との差を演算すればよいので、減算処理部は、より簡単な回路構成とすることができる。
また、これら上述の受信装置において、前記妨害波判定部は、前記探索した時間的に周期性を有する値の該周期が前記通信信号の周期と一致する場合には、前記探索した時間的に周期性を有する値が妨害波による値ではないと判定することを特徴とする。
この構成によれば、前記探索した時間的に周期性を有する値の該周期から通信信号の周期を除外することによって、通信信号と妨害波が適切に弁別され、妨害波を適切に探索することが可能となる。
ここで、本明細書において、通信信号の周期は、通信信号が用いている周波数の周期ではなく、通信信号の送信間隔に起因する周期である。
本発明にかかる受信装置および受信方法は、小型化の可能なより簡単な回路でノイズを検出して抑制することができる。
以下、本発明にかかる実施の一形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
図1は、実施形態におけるOFDM方式受信装置の構成を示すブロック図である。図2は、実施形態のOFDM方式受信装置におけるノイズ抑制部の構成を示すブロック図である。図3は、実施形態のOFDM方式受信装置における妨害波判定処理を説明するための図である。図4は、通信信号および妨害波間における強度の大小と相関値との関係を示す図である。図4(A)は、通信信号の強度が妨害波の強度よりも弱い(小さい)場合における相関値を示し、図4(B)は、通信信号の強度が妨害波の強度よりも強い(大きい)場合における相関値を示す。図3および図4の横軸は、遅延量(遅延時間)であり、それらの縦軸は、相関値である。
このOFDM方式受信装置RVは、OFDM方式の受信装置に本発明が適用された一例であり、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;直交周波数分割多重)方式は、直交する複数の搬送波をディジタル変調して多重化する方式である。
図1において、OFDM方式受信装置RVは、受信部1と、低雑音増幅部(LNA部)2と、ローパスフィルタ部(LPF部)3と、周波数変換部4と、中間周波数増幅部5と、ノイズ抑制部6と、自動利得制御増幅部(AGC増幅部)7と、アナログ−ディジタル変換部(AD変換部)8と、信号処理部9とを備えて構成される。
受信部1で受信された受信波は、LNA部2で増幅され、LPF部3で高周波ノイズが除去され、周波数変換部4へ入力される。周波数変換部4では、前記受信波は、中間周波数に変換され、中間周波数増幅部5で増幅され、ノイズ抑制部6へ入力される。ノイズ抑制部6では、通信信号の周波数よりも低周波のノイズが抑制され、AGC増幅部7へ入力される。AGC増幅部7では、そのAGC回路によってノイズ抑制部6の出力信号に基づいて利得が自動的に調整され、前記利得で増幅される。AGC増幅部7で増幅された信号は、AD変換部8でアナログ−ディジタル変換され、その後、所定の信号処理が行われ、目的の情報が取り出される。
このノイズ抑制部6は、例えば、遅延処理部11と、自己相関演算部12と、妨害波判定部13と、遅延制御部14と、平均値演算部15と、減算処理部16とを備えて構成される。
遅延処理部11は、中間周波数増幅部5から受信波が入力され、遅延制御部14からの遅延制御信号に従った所定の遅延時間だけ受信波を遅延させ、受信波の遅延波を生成する回路である。この遅延処理部11で生成された遅延波は、自己相関演算部12および平均値演算部15へそれぞれ出力される。
自己相関演算部12は、中間周波数増幅部5から受信波が入力されると共に遅延処理部11から遅延波が入力され、これら受信波と遅延波との相関演算を行うことによってこれらの相関値を演算する回路である。すなわち、自己相関演算部12は、受信波と前記所定の遅延時間だけ遅延した受信波との自己相関演算を行う。この自己相関演算部12で演算された相関値は、妨害波判定部13へ出力される。
妨害波判定部13は、自己相関演算部12で演算された相関値に基づいて、通信信号の信号波を除いた妨害波が受信波に含まれているか否かを判定する回路である。妨害波判定部13は、より具体的には、例えば、自己相関演算部12で演算された相関値のうち、時間的に周期性を有する値を探索することによって、妨害波が受信波に含まれているか否かを判定する。妨害波は、受信波における通信信号成分を除いた成分であり、受信波における通信信号成分の信号強度に基づいて利得を自動的に調整する自動利得制御回路(AGC回路)にとって前記利得を適切に自動的に調整する際にノイズとなるノイズ成分である。特に、本実施形態では、妨害波は、周期性の有るノイズ成分である。
妨害波判定部13は、さらにより具体的には、例えば、図3に示すように、遅延時間(遅延量)をずらしながら自己相関演算部12で演算された相関値のうちから、その極大値を探索し、この探索した極大値が所定の幅を持った範囲内で時間的に周期性を有するか否かを判定する。前記相関値は、受信波と遅延波との相関演算、すなわち、受信波と前記所定の遅延時間だけ遅延した受信波との相関演算によって演算された値であるから、周期性を有する妨害波の周期の整数倍(ここでは例えば1倍)と前記所定の遅延時間とが一致すると、妨害波に起因する値が現れる。したがって、相関値の所定の値、ここでは、極大値が時間的に周期性を有するか否かを判定することによって、妨害波が受信波に含まれているか否かを判定することができる。そして、しかも妨害波の周期あるいは妨害波の周期の整数倍がこの場合の前記所定の遅延時間として検出される。そして、このような相関値の所定の値が所定の幅を持った範囲(強度判定の単位)内で探索されるため、前記所定の値に多少ノイズが含まれていたとしても前記所定の値が探索され、妨害波判定部13は、妨害波が受信波に含まれているか否かをより適切に判定することができる。
ここで、妨害波判定部13は、この探索した時間的に周期性を有する値の当該周期が通信信号の周期と一致する場合には、この探索した時間的に周期性を有する値が妨害波による値ではないと判定する。図4(A)および(B)は、通信信号および妨害波間における強度の大小のみを変え、他の条件が同一である場合における相関値(シミュレーション結果)をそれぞれ示す図であり、図4から分かるように、相関値の極大値における時間的な周期がそれぞれ異なっている。図4(A)のケースでは、相関値の極大値の周期は、妨害波の周期であり、図4(B)のケースでは、相関値の極大値の周期は、通信信号の周期に起因している。このように、この探索した時間的に周期性を有する値の当該周期から通信信号の周期を除外することによって、通信信号と妨害波が適切に弁別され、妨害波を適切に探索することが可能となる。そして、このような例えば図4(B)に示す場合では、時間的に周期性を有する次に高い値を探索することによって、妨害波を探索することができ、妨害波判定部13は、妨害波が受信波に含まれているか否かを判定することができる。妨害波が通信信号の強度に較べて小さい場合であっても実質的に通信に影響を与える場合があり、受信波での妨害波を抑制することは、有益であり、効果的である。
妨害波判定部13は、受信波に妨害波が含まれていると判定すると、その旨を表す妨害波判定信号を平均値演算部15へ出力する。一方、妨害波判定部13は、受信波に妨害波が含まれていないと判定すると、本遅延時間での判定を終了して次の遅延時間での判定を行うべく、遅延制御部14からの遅延制御信号(遅延量信号)が示す遅延時間に予め設定された遅延時間の変化分(変化量)を加えて新たな遅延時間として、この新たな遅延時間を表す遅延量調整信号を遅延制御部14へ出力する。
遅延制御部14は、妨害波判定部13から入力された遅延量調整信号に従って、遅延処理部11の遅延時間を制御する回路であり、前記遅延時間を表す遅延制御信号(遅延量信号)を遅延処理部11および妨害波判定部13へそれぞれ出力する。
ここで、妨害波判定部13が遅延量を演算し、遅延量調整信号に前記遅延量の情報が含まれる場合には、遅延制御信号(遅延量信号)を遅延制御部14から妨害波判定部13へ出力する必要がない。一方、妨害波判定部13が遅延制御部14へ遅延指示だけを行って遅延量を演算せず、遅延制御部14が遅延量の情報を管理して遅延処理部11の遅延を制御している場合にはその遅延量を通知するために遅延制御信号(遅延量信号)が遅延制御部14から妨害波判定部13へ出力される。
平均値演算部15は、中間周波数増幅部5から受信波が入力されると共に遅延処理部11から遅延波が入力され、妨害波判定部13で妨害波が受信波に含まれていると判定されて妨害波判定部13から妨害波判定信号が入力されると、これら受信波と遅延波とを、妨害波判定部13で探索された値の周期に基づいてこれらの位相を合わせて平均することによって平均波を演算する回路である。平均値演算部15は、その出力(平均波)を擬似波として減算処理部16へ出力する。ここで、妨害波判定部13で妨害波が含まれていないと判定された場合には、妨害波判定部13から平均値演算部15に妨害波判定信号が入力されず、平均値演算部15は、信号レベルが0であるヌル信号を擬似波として減算処理部16へ出力する。
減算処理部16は、中間周波数増幅部5から受信波が入力されると共に平均値演算部15から擬似波が入力され、受信波と擬似波との差を演算する回路である。例えば、減算処理部16は、受信波から擬似波を減算する。ここで、平均値演算部15からヌル信号が入力された場合には、受信波とヌル信号との差が演算される。ここでは、受信波からヌル信号が減算される。したがって、平均値演算部15からヌル信号が入力された場合には、減算処理部16は、受信波をそのまま出力することになる。減算処理部16の出力は、抽出信号としてAGC増幅部7へ出力される。
次に、本実施形態の動作について説明する。図5は、実施形態のOFDM方式受信装置におけるノイズ抑制部の動作を示しフローチャートである。図6は、実施形態のOFDM方式受信装置におけるノイズ抑制部の動作を説明するための図である。図6(A)は、受信波を示し、図6(B)は、相関値最大での遅延波を示し、図6(C)は、擬似波を示し、図6(D)は、通信信号成分として受信波から抽出された信号を示し、そして、図6(E)は、最適な利得で増幅されたAGC増幅部の出力を示す。
図5において、まず、ステップS11では、ノイズ抑制部6における必要な各部の初期設定が実行される。次に、ステップS12では、遅延制御部14によって遅延処理部11の遅延時間が設定される。最初の遅延処理では、例えば、前記変化分に設定される。次に、ステップS13では、遅延処理部11によって受信波が遅延され、受信波の遅延波が自己相関演算部12および平均値演算部15へそれぞれ出力される。次に、ステップS14では、自己相関演算部12によって受信波と遅延波との相関演算が行われ、相関値が妨害波判定部13へ出力される。
次に、ステップS15では、妨害波判定部13によって、自己相関演算部12で演算された相関値に基づいて、受信波に妨害波が含まれているか否かが判定される。この判定の結果、受信波に妨害波が含まれていないと判定されると(NO)、妨害波判定部13から妨害波判定信号が平均値演算部15へ出力されずに、妨害波判定部13によって遅延量調整信号が遅延制御部14へ出力され、処理がステップS12に戻される。これによって本遅延時間での判定が終了され、次の遅延時間での判定が実行される。一方、この判定の結果、受信波に妨害波が含まれていると判定されると(YES)、妨害波判定部13によって妨害波判定信号が平均値演算部15へ出力され、ステップS16が実行される。
ステップS16では、妨害波判定部13から平均値演算部15へ妨害波判定信号が入力されると、平均値演算部15によって受信波と遅延波との平均が演算され、擬似波としての平均波が生成される。
図6(A)および(B)に示すように、通信信号と妨害波との周期が異なっており、例えば、通信信号の周波数が妨害波の周波数よりも高く、そして、通信信号と妨害波との位相関係がばらついている結果、長期的には通信信号が妨害波にランダム(無作為)に重畳しているように見える場合では、この平均演算によって妨害波が強調される一方で通信信号が抑制されるため、この平均波(擬似波)は、妨害波、あるいは妨害波に近似した近似波となる(図6(C))。
次に、ステップS17では、減算処理部16によって受信波から擬似波が減算され、この減算結果が抽出信号としてAGC増幅部7へ出力される。すなわち、擬似波は、前述のように、妨害波、あるいはその近似波であるから、受信波から擬似波を減算することによって、受信波から通信信号が抽出される(図6(D))。したがって、AGC増幅部7は、妨害波を抑制した受信波が入力されることから、受信波の信号強度に基づいて利得を適切に自動的に調整することができ、AD変換部8が飽和しないレベルで受信波を高利得で増幅することが可能となる(図6(E))。
このように本実施形態におけるOFDM受信装置RVおよび受信方法は、高速フーリエ変換(FFT)を用いることなく、遅延処理、相関演算処理、妨害波判定処理(周期探索処理)、平均値演算処理および減算処理という小型化の可能なより簡単な回路でノイズを検出して抑制することができる。このため、AD変換部8が飽和しないように、AD変換前の受信波を増幅するための利得が受信波の信号強度に基づいて適切に自動的に調整される。
そして、上述のように、妨害波判定部13で妨害波が含まれていないと判定された場合にヌル信号が平均値演算部15から減算処理部16へ出力される。このため、減算処理部16は、妨害波判定部13の判定結果に依らず、常に、受信波と擬似波との差を演算すればよいので、減算処理部16は、より簡単な回路構成とすることができる。
なお、上述の実施形態では、平均値演算部15は、遅延波と受信波との平均を演算し、擬似波を演算したが、ノイズ抑制部6は、複数の遅延波を用いて擬似波を演算するように構成されても良い。このように構成することによって、妨害波がより強調される一方で通信信号がより抑制され、妨害波をより高精度に演算することが可能となる。すなわち、擬似波をより妨害波に近づけることが可能となる。
図7は、実施形態のOFDM方式受信装置におけるノイズ抑制部の他の構成を示すブロック図である。このような構成のノイズ抑制部6Aでは、図2に示すノイズ抑制部6に対し、さらに擬似波を記憶する記憶部21が備えられ、平均値演算部15Aは、中間周波数増幅部5から受信波が入力されるとともに遅延処理部11から遅延波が入力され、妨害波判定部13から妨害波判定信号が入力されると、これら受信波と遅延波との平均を演算し、さらにこれらの平均値と記憶部21の擬似波との平均を演算する。ここでは、受信波と遅延波の平均値と記憶部21の擬似波との平均を演算する例を挙げたが、受信波と遅延波の平均値と記憶部21の擬似波とにそれぞれ重み係数を掛けてもよい。ただし、重み係数の和は、1でなければならない。例えば、過去のサンプル数が多い場合には、記憶部21の擬似波に0.5よりも大きい重み係数を乗算することで、最も新しい通信信号の影響を小さくでき、擬似波の精度を上げることができる。0.5よりも大きな重み係数は、0.8のように固定値にしてもよいし、過去のサンプル数に応じて決定してもよい。平均値演算部15Aは、その出力を擬似波として減算処理部16および記憶部21へ出力する。記憶部21は、この擬似波を新たな擬似波として記憶する。
また、上述の実施形態では、1つの妨害波を探索し、受信波から1つの妨害波を抑圧したが、妨害波判定部13は、所定の幅を持った互いに異なる複数の範囲を設定することによって、複数の妨害波を判定するように構成されてよい。このように構成されることによって、複数の妨害波が判定されるので、受信波から複数の擬似波(妨害波)の抑制が可能となる。したがって、これによって受信波の妨害波成分がより抑圧される。
図8は、2つの妨害波と通信信号とが重なった場合における受信波を説明するための図である。図8の上段から下段に向かって順に、妨害波2、妨害波1、通信信号および受信波が示されている。図9は、2つの妨害波と通信信号とが重なった場合における受信波とその遅延波との相関値を示す図である。図9(A)は、前記受信波に対し第1範囲で時間的に周期性のある値を探索する場合を示し、図9(B)は、前記受信波に対し前記第1範囲と異なる第2範囲で時間的に周期性のある他の値を探索する場合を示す。図9の横軸は、遅延量(遅延時間)であり、その縦軸は、相関値である。
一例として、妨害波が2つである場合には、図8に示すように、通信信号の周波数よりも低周波であって互いに異なる周波数の妨害波1および妨害波2と通信信号とが重畳すると、受信波(これらの重畳波)は、図8の最下段の波形となる(妨害波2の周波数より妨害波1の周波数の方が低い)。このような波形の受信波に対し、この受信波とこの受信波の遅延波との相関値は、図9に示す波形となる。この図9に示す波形の相関値に対し、時間的な周期性を持つ極大値を探索すべく、最も大きな値で所定の幅を持った第1範囲で時間的に周期性を有する値が探索されると、図8に示す例では図9(A)に示すように、妨害波1に起因する極大値が探索され、そして、第1範囲の次に大きな値で所定の幅を持った第2範囲で時間的に周期性を有する値が探索されると、図8に示す例では図9(B)に示すように、妨害波2に起因する極大値が探索される。このように妨害波1に起因する極大値と妨害波2に起因する極大値は、互いに異なる範囲に含まれる。ここでは、妨害波1に起因する極大値と妨害波2に起因する極大値が、互いに異なる範囲に含まれる場合の例を示したが、妨害波1と妨害波2の強度関係によっては、同じ範囲に入ることもある。ただし、その場合でも周期性が異なるため、各々の妨害波を検出することが可能である。したがって、相関値の極大値が、通信信号の周期および既に探索された妨害波の周期を除いて、その周期性が探索された場合には、他の妨害波が受信波に含まれると判断される。このため、既に探索された妨害波と同様に上述の妨害波抑制処理が実行されることが好ましい。
図10は、実施形態のOFDM方式受信装置におけるノイズ抑制部のさらに他の構成を示すブロック図である。このような複数の妨害波を抑制可能なノイズ抑制部6Bは、例えば、図10に示すように、図2に示すノイズ抑制部6に対し、平均値演算部15に変え平均値演算部15Bを備え、記憶部21Bおよび第2減算処理部31がさらに備えられる。
第2減算処理部31は、当該ノイズ抑制部6Bの入力段に設けられる。このため、図2に示すノイズ抑制部6では、遅延処理部11、自己相関演算部12、平均値演算部15および減算処理部16は、中間周波数増幅部5の出力(受信波)が入力されたが、図10に示すノイズ抑制部6Bでは、第2減算処理部31の出力がこれら遅延処理部11、自己相関演算部12、平均値演算部15Bおよび減算処理部16へそれぞれ入力される。
記憶部21Bは、擬似波を記憶するとともに、この記憶した擬似波を平均値演算部15Bおよび第2減算処理部31へそれぞれ出力する。平均値演算部15Bは、第2減算処理部31の出力が入力されるとともに遅延処理部11から遅延波が入力され、妨害波判定部13から妨害波判定信号が入力されると、これら第2減算処理部31の出力と遅延波との平均を演算し、さらにこれらの平均値と記憶部21Bの擬似波との平均を演算する。ここでは、第2減算処理部31の出力と遅延波の平均値と記憶部21Bの擬似波との平均を演算する例を挙げたが、第2減算処理部31の出力と遅延波の平均値と記憶部21Bの擬似波とにそれぞれ重み係数を掛けてもよい。ただし、重み係数の和は、1でなければならない。例えば、過去のサンプル数が多い場合には、記憶部21Bの擬似波に0.5よりも大きい重み係数を乗算することで、最も新しい通信信号の影響を小さくでき、擬似波の精度を上げることができる。0.5よりも大きな重み係数は、0.8のように固定値にしてもよいし、過去のサンプル数に応じて決定してもよい。平均値演算部15Bは、その出力を擬似波として減算処理部16および記憶部21Bへ出力する。記憶部21Bは、この擬似波を新たな擬似波として記憶する。そして、第2減算処理部31は、中間周波数増幅部5から受信波が入力されるとともに記憶部21Bから擬似波が入力され、中間周波数増幅部5からの受信波と記憶部21Bからの擬似波との差を演算する。例えば、第2減算処理部31は、中間周波数増幅部5からの受信波から記憶部21Bからの擬似波を減算する。そして、この減算結果を、上述したように、第2減算処理部31は、遅延処理部11、自己相関演算部12、平均値演算部15Bおよび減算処理部16へそれぞれ出力する。
このような構成では、上述の実施形態と同様の妨害波抑制処理が実行されることによって、妨害波1に相当する擬似波が平均値演算部15Bから出力され、この妨害波1に相当する擬似波がまず記憶部21Bに記憶される。そして、第2減算処理部31で受信波からこの妨害波1に相当する擬似波が減算され、受信波から妨害波1が抑制される。
この妨害波1を抑制した受信波に対し、上述の実施形態と同様の妨害波抑制処理が実行されることによって、妨害波2に相当する擬似波が平均値演算部15Bから出力され、妨害波1および妨害波2の和に相当する擬似波が記憶部21Bに記憶される。以下、同様に上述の各処理が繰り返されることによって、他の妨害波が受信波に含まれる場合には、受信波から他の妨害波も抑制される。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
実施形態におけるOFDM方式受信装置の構成を示すブロック図である。 実施形態のOFDM方式受信装置におけるノイズ抑制部の構成を示すブロック図である。 実施形態のOFDM方式受信装置における妨害波判定処理を説明するための図である。 通信信号および妨害波間における強度の大小と相関値との関係を示す図である。 実施形態のOFDM方式受信装置におけるノイズ抑制部の動作を示しフローチャートである。 実施形態のOFDM方式受信装置におけるノイズ抑制部の動作を説明するための図である。 実施形態のOFDM方式受信装置におけるノイズ抑制部の他の構成を示すブロック図である。 2つの妨害波と通信信号とが重なった場合における受信波を説明するための図である。 2つの妨害波と通信信号とが重なった場合における受信波とその遅延波との相関値を示す図である。 実施形態のOFDM方式受信装置におけるノイズ抑制部のさらに他の構成を示すブロック図である。 ノイズが通信信号に重畳している場合における受信波とAGC制御された増幅器の出力とを示す図である。 特許文献1に開示のスペクトラム拡散通信方式の受信機の構成を示すブロック図である。
符号の説明
RV 受信装置
6 ノイズ抑制部
11 遅延処理部
12 自己相関演算部
13 妨害波判定部
14 遅延制御部
15、15A、15B 平均値演算部
16 減算処理部
21、21B 記憶部
31 第2減算処理部

Claims (5)

  1. 通信信号を受信する受信装置において、
    受信波を所定の時間だけ遅延させた遅延波を生成する遅延処理部と、
    受信波と前記遅延処理部で生成した遅延波との相関演算を行うことによってこれらの相関値を演算する相関演算部と、
    前記相関演算部で演算された相関値のうち、所定の幅を持った範囲内にあって時間的に周期性を有する値を探索することによって、前記通信信号の信号波を除いた妨害波が受信波に含まれているか否かを判定する妨害波判定部と、
    前記妨害波判定部で妨害波が含まれていると判定された場合に、受信波と前記遅延処理部で生成した遅延波とを、前記妨害波判定部で探索された値の周期に基づいてこれらの位相を合わせて平均することによって、擬似波として平均波を演算する平均値演算部と、
    受信波と前記平均値演算部で演算された擬似波との差を演算する減算処理部とを備え、
    前記妨害波判定部は、前記所定の幅を持った互いに異なる複数の範囲を設定することによって、複数の妨害波を判定すること
    を特徴とする受信装置。
  2. 前記平均値演算部は、複数の遅延波を用いて前記擬似波を演算すること
    を特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記平均値演算部は、前記妨害波判定部で妨害波が含まれていないと判定された場合に、信号レベルが0であるヌル信号を前記擬似波として前記減算処理部へ出力すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記妨害波判定部は、前記探索した時間的に周期性を有する値の該周期が前記通信信号の周期と一致する場合には、前記探索した時間的に周期性を有する値が妨害波による値ではないと判定すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の受信装置。
  5. 通信信号を受信する受信方法において、
    受信波を所定の時間だけ遅延させた遅延波を生成する遅延処理工程と、
    受信波と前記遅延処理工程で生成した遅延波との相関演算を行うことによってこれらの相関値を演算する相関演算工程と、
    前記相関演算工程で演算された相関値のうち、所定の幅を持った範囲内にあって時間的に周期性を有する値を探索することによって、前記通信信号の信号波を除いた妨害波が受信波に含まれているか否かを判定する妨害波判定工程と、
    前記妨害波判定工程で妨害波が含まれていると判定された場合に、受信波と前記遅延処理工程で生成した遅延波とを、前記妨害波判定工程で探索された値の周期に基づいてこれらの位相を合わせて平均することによって、擬似波として平均波を演算する平均値演算工程と、
    受信波と前記平均値演算工程で演算された擬似波との差を演算する減算処理工程とを備え、
    前記妨害波判定工程は、前記所定の幅を持った互いに異なる複数の範囲を設定することによって、複数の妨害波を判定すること
    を特徴とする受信方法。
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