JP5247943B1 - 放電加工装置 - Google Patents

放電加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5247943B1
JP5247943B1 JP2012557099A JP2012557099A JP5247943B1 JP 5247943 B1 JP5247943 B1 JP 5247943B1 JP 2012557099 A JP2012557099 A JP 2012557099A JP 2012557099 A JP2012557099 A JP 2012557099A JP 5247943 B1 JP5247943 B1 JP 5247943B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge
standard deviation
machining
boundary
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012557099A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2014016923A1 (ja
Inventor
康雄 小野寺
博紀 彦坂
一成 森田
英隆 加藤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP5247943B1 publication Critical patent/JP5247943B1/ja
Publication of JPWO2014016923A1 publication Critical patent/JPWO2014016923A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H1/00Electrical discharge machining, i.e. removing metal with a series of rapidly recurring electrical discharges between an electrode and a workpiece in the presence of a fluid dielectric
    • B23H1/02Electric circuits specially adapted therefor, e.g. power supply, control, preventing short circuits or other abnormal discharges
    • B23H1/024Detection of, and response to, abnormal gap conditions, e.g. short circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

放電状態を正確に判別可能とし、加工性能の低下を抑制可能とする放電加工装置を得るために、本発明の放電加工装置における放電状態判別部では、放電状態の判別のための指標である放電状態判別指標を記憶する記憶部(15)と、放電状態判別指標の標準偏差を算出する標準偏差算出部(16)と、放電状態判別部(21)での判別に適用される境界を、放電状態判別指標を基に算出する境界算出部(20)と、をさらに有し、境界算出部(20)における境界の算出のための準備加工において、加工条件切替部(19)は、標準偏差算出部(16)で算出された標準偏差と、標準偏差の規格として設定された標準偏差規格との比較結果に応じて、加工条件を切り替え、境界算出部(20)は、標準偏差算出部(16)で算出された標準偏差が標準偏差規格より小さいときに、境界を算出する構成とした。

Description

本発明は、放電加工装置に関する。
形彫放電加工装置は、電極送りの応答時間より短い時間で生じる放電集中により加工が不安定化し(アーク状態)、被加工物にアーク痕を生じさせることがある。アーク痕が生じると、面粗さや形状の精度が悪化する。これを回避するために、従来、加工電極と被加工物との間の放電状態を判別し、放電状態に応じて加工条件を制御することが行われている。例えば、特許文献1には、放電状態を正常放電と異常放電とに分類し、異常放電を検知したときに加工条件の設定を切り替える技術が開示されている。
放電状態を正常放電と異常放電とに分類するには、正常放電と異常放電との境界(以下にて、単に「境界」と称することがある)をあらかじめ求めておく必要がある。これまでにおいて、境界は、作業者によるノウハウを要する作業によって求められている。設定される境界には作業者によるばらつきが生じることになるため、加工性能の低下が潜在することが問題となっている。また、境界を求めるには、一般に、異常放電が多く含まれた状態とされることから、加工電極や被加工物に損傷を与える可能性があることも問題となる。
特許第2858515号公報
上述の問題に対して、例えば、極間の放電状態を示す加工データの確率密度分布を求め、確率密度分布を基に境界を決定する措置を取りうる。正常放電のみの加工データを使用して、自動演算により境界を求めることができるため、作業者のノウハウに依存する作業を排除可能とする。また、加工電極や被加工物の損傷を低減可能とする。ただし、その場合、正常放電の加工データに異常放電の加工データが混在することで、境界の算出誤差が生じることが問題となる。加工データに混在する異常放電が多くなるほど、境界の算出誤差は大きくなる。境界の算出誤差が大きいために放電状態を正しく判別できなくなると、放電状態について誤った判別結果を基に加工条件が制御されることで、加工性能を低下させることとなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、放電状態を正確に判別可能とし、加工性能の低下を抑制可能とする放電加工装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、加工電極および被加工物の間の放電状態が、正常放電および異常放電のいずれであるかを判別する放電状態判別部と、前記放電状態判別部での判別結果に応じて、前記被加工物の加工における加工条件を切り替える加工条件切替部と、を備える放電加工装置であって、前記放電状態に応じた状態量を、前記放電状態の判別のための指標である放電状態判別指標として記憶する記憶部と、前記記憶部から読み出された前記放電状態判別指標の標準偏差を算出する標準偏差算出部と、前記放電状態判別部での前記正常放電および前記異常放電の判別に適用される境界を、前記放電状態判別指標を基に算出する境界算出部と、をさらに有し、前記境界算出部における前記境界の算出のための準備加工において、前記加工条件切替部は、前記標準偏差算出部で算出された前記標準偏差と、前記標準偏差の規格として設定された標準偏差規格との差分に応じて、前記加工条件を切り替え、前記境界算出部は、前記標準偏差算出部で算出された前記標準偏差が前記標準偏差規格より小さいときに、前記境界を算出することを特徴とする。
本発明にかかる放電加工装置において、境界算出部は、放電状態判別指標の標準偏差が標準偏差規格より小さいときに境界を算出する。境界算出部は、異常放電の混在を抑止した状態にて、境界を算出可能とする。放電状態判別部は、算出誤差が抑制された境界を基に、放電状態を正確に判別可能とする。これにより、放電加工装置は、正確に判別された放電状態に応じて加工条件を制御することで、加工性能の低下を抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる放電加工装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、正常放電に異常放電が混在していない安定した状態での加工における、放電状態判別指標のヒストグラムの例を示す図である。 図3は、正常放電に異常放電が混在している不安定な状態での加工における、放電状態判別指標のヒストグラムの例を示す図である。 図4は、正常放電と異常放電との境界を求める手法について説明する図である。 図5は、正常放電に異常放電の混在があった場合における境界の変動について説明する図である。 図6は、正常放電に異常放電の混在があった場合における境界の変動について説明する図である。 図7は、準備加工において境界を求めるまでの手順を示すフローチャートである。 図8は、本加工の手順を示すフローチャートである。 図9は、本発明の実施の形態2にかかる放電加工装置の概略構成を示すブロック図である。
以下に、本発明にかかる放電加工装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる放電加工装置の概略構成を示すブロック図である。加工電極1は、主軸4に取り付けられている。被加工物2は、加工テーブル3に搭載される。加工テーブル3は、水平方向であるX軸方向およびY軸方向に駆動される。主軸4は、垂直方向であるZ軸方向に駆動される。
駆動部5は、加工テーブル3および主軸4をそれぞれ駆動する。駆動制御器6は、駆動部5を制御する。加工電源7は、加工電極1および被加工物2の間にパルス電圧を印加する。発振器8は、加工電源7へパルス指令を送出する。数値制御(NC)部9は、駆動制御器6および発振器8を上位にて制御する。放電加工装置100は、加工電極1および被加工物2を所定の速度で相対移動させながら、加工電極1と被加工物2との間にパルス放電を発生させて、被加工物2を加工する。
放電電圧検出部10は、加工電極1および被加工物2の間の放電電圧を検出する。ハイパスフィルタ11は、放電電圧検出部10で検出された放電電圧の高周波成分を抽出する。整流器12は、ハイパスフィルタ11にて抽出された高周波成分を整流する。積分器13は、整流器12での整流を経た高周波成分を積算する。
A/D変換器14は、積分器13からの積分値を、アナログデータからデジタルデータへ変換する。記憶部15は、A/D変換器14からの積分値を記憶する。標準偏差算出部16は、記憶部15から読み出された積分値の標準偏差を算出する。標準偏差規格設定部17は、標準偏差規格を設定する。標準偏差規格の詳細については、後述する。比較器18は、標準偏差算出部16で算出された標準偏差と、標準偏差規格設定部17に設定されている標準偏差規格とを比較する。
加工条件切替部19は、放電状態判別部21での判別結果に応じて、数値制御部9に対して加工条件の切り替えを指令する。また、加工条件切替部19は、境界を求める準備加工において、比較器18での比較結果に応じて、数値制御部9に対して加工条件の切り替えを指令する。
境界算出部20は、比較器18での比較結果と、記憶部15から読み出された積分値とに応じて、境界を算出する。この境界とは、放電状態判別部21での正常放電および異常放電の判別に適用される境界とする。放電状態判別部21は、A/D変換器14からの積分値と、境界算出部20が算出した境界とに応じて、加工電極1および被加工物2の間の放電状態を判別する。
ここで、実施の形態1における、放電状態に応じた加工条件の調整の原理を説明する。放電パルスには、加工に寄与する正常放電と、加工に寄与しない異常放電とが存在する。加工電極1および被加工物2の極間における放電状態が正常および異常のいずれであるかを判別する指標としては、放電電圧の低周波成分(アーク電位)や高周波成分、休止時間における極間の平均電圧などの状態量が挙げられる。以下、放電状態の判別のための指標を、放電状態判別指標と称する。
図2は、正常放電に異常放電が混在していない安定した状態での加工における、放電状態判別指標のヒストグラムの例を示す図である。図3は、正常放電に異常放電が混在している不安定な状態での加工における、放電状態判別指標のヒストグラムの例を示す図である。図2および図3は、十分な数の放電パルス、例えば1000発程度の放電パルスについての、放電状態判別指標の度数分布を表すものとする。
図2に示すヒストグラムでは、度数分布に1つのピークが現れている。このピークは、正常放電を示している。図3に示すヒストグラムでは、度数分布に2つのピークが現れている。2つのピークのうち、高レベル側に現れたピークが正常放電を示し、低レベル側に現れたピークが異常放電を示している。
図4は、正常放電と異常放電との境界を求める手法について説明する図である。図3に示すヒストグラムにおける正常放電と異常放電との境界は、図2に示す正常放電についての放電状態判別指標から求められる。境界とする閾値をTh、正常放電における放電状態判別指標の平均値をxc、正常放電における放電状態判別指標の標準偏差をσ、所定の係数をkとすると、Thは、以下の式(1)により算出される。
Th=xc−k×σ ・・・(1)
かかる手法によると、異常放電を混在させない状態として、加工電極1および被加工物2を損傷させずに、境界を求めることができる。また、正常放電についての放電状態判別指標のデータ群からxcおよびσを取得し、自動演算によりThを算出できるため、作業者による算出結果のばらつきや誤差を抑制可能とする。
ただし、かかる手法の場合、正常放電の加工データに異常放電の加工データが含まれることで、求められる境界に誤差が生じることが問題となる。図5および図6は、正常放電に異常放電の混在があった場合における境界の変動について説明する図である。図6に示すヒストグラムは、図5に示すヒストグラムよりも異常放電の混在が多いことを表している。
正常放電に異常放電が混在すると、異常放電の混在が無い場合に比べて、式(1)におけるxcは小さい値となり、σは大きい値となる。異常放電が混在する場合に式(1)から算出される閾値Th’は、真の閾値Thより小さい値となる。また、異常放電の混在が多いほど、閾値の誤差(Th−Th’)は大きくなる。
境界として採用する値が真の閾値Thに対して低いほど、異常放電を正常放電と誤検出する可能性は高くなる。真の閾値Thに対して大きくずれた値を境界として放電状態を判別し加工条件を制御すると、異常放電を正常放電とする誤検出により、異常放電を回避するような加工条件の十分な切り替えが困難となる。異常放電の回避が不十分となることで、加工状態が不安定となり、加工性能を低下させることとなる。このように、放電状態の判別のための境界を正確に求めるためには、異常放電の加工データを混在させないことが望まれる。
図2および図3のヒストグラムを比較すると、放電状態判別指標の標準偏差は、正常放電に異常放電が混在していないときに比べて、正常放電に異常放電が混在しているときのほうが大きくなる。ここで、発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、正常放電に異常放電が混在していないときの放電状態判別指標の標準偏差には上限が存在し、かかる上限より放電状態判別指標の標準偏差が大きいときは異常放電が混在しているものと判断できることを見出した。かかる上限を、適宜、標準偏差規格と称する。
そして、異常放電が混在していると判断したときは、放電状態判別指標の標準偏差が標準偏差規格よりも小さくなるまで加工条件を変更することにより、異常放電が混在しない状態とした上で、境界算出部20が境界を求めることとする。これにより、境界の誤差を抑制可能とし、境界の誤差に起因する加工性能の低下を回避することができる。
次に、実施の形態1にかかる放電加工装置100の、準備加工と本加工とに共通した動作を、図1を参照して説明する。数値制御部9には、加工開始前に、NCプログラムと加工条件とが入力される。数値制御部9は、NCプログラムと加工条件とに応じて、駆動制御器6に位置指令を送出する。駆動制御器6は、数値制御部9からの位置指令に従って駆動部5を制御する。
駆動部5は、加工テーブル3をX軸方向およびY軸方向へ移動させる。駆動部5は、主軸4をZ軸方向へ移動させる。これにより、加工電極1と被加工物2とは、X,YおよびZの各軸方向において相対移動する。
また、数値制御部9は、入力された加工条件を発振器8へ送出する。発振器8は、加工条件に応じた放電パルス指令を生成し、加工電源7に放電パルス指令を送出する。加工電源7は、発振器8からの放電パルス指令に従って、加工電極1と被加工物2との間にパルス電圧を印加する。放電加工装置100は、加工電極1と被加工物2との間のパルス放電により、被加工物2の放電加工を実施する。
次に、境界を求めるための準備加工時の放電加工装置100の動作について、図1および図7を参照して説明する。図7は、準備加工において境界を求めるまでの手順を示すフローチャートである。準備加工の開始時に、作業者は、加工モード選択手段(図示省略)により、準備加工モードを選択する。準備加工モードを選択すると、放電加工装置100は、準備加工のための加工条件を数値制御部9に設定する(ステップS1)。
次に、放電加工装置100は、標準偏差規格設定部17において、放電状態判別指標の標準偏差規格を設定する(ステップS2)。標準偏差規格設定部17による標準偏差規格の決定の手法については、後述する。なお、この標準偏差規格は、準備加工の開始時に設定されるほか、例えば、放電加工装置100の出荷前に設定された固定値としても良い。標準偏差規格を固定値とする場合、放電加工装置100は、ステップS2を省略する。放電加工装置100は、標準偏差規格の設定を経て、被加工物2に対する加工動作を開始する(ステップS3)。
放電加工装置100が加工動作を開始すると、放電電圧検出部10は、加工電極1および被加工物2の間の放電電圧を検出する。放電電圧検出部10は、放電電圧の検出結果をハイパスフィルタ11へ送出する。ハイパスフィルタ11は、放電電圧検出部10で検出された放電電圧の高周波成分を抽出する。ハイパスフィルタ11におけるカットオフ周波数としては、例えば、放電直後に極間電圧が無負荷電圧からアーク電位へ立ち下がるときの応答周波数より大きい値を設定する。
整流器12は、ハイパスフィルタ11にて抽出された高周波成分の全波整流あるいは半波整流を実施し、整流後の高周波成分を積分器13へ送出する。積分器13は、整流器12での整流を経た高周波成分を積分し、積分値としてA/D変換器14へ送出する。A/D変換器14は、高周波成分の積分値をアナログデータからデジタルデータへ変換する。
A/D変換器14は、デジタルデータへ変換した積分値を、放電状態判別指標として記憶部15へ送出する。このように、放電加工装置100は、放電電圧検出部10で検出された放電電圧に、ハイパスフィルタ11からA/D変換器14までの各要素での処理を施すことで、放電状態判別指標を算出する(ステップS4)。放電状態判別指標は、放電状態に応じた状態量であって、この例では、放電電圧の高周波成分を積分して得られた積分値とする。
放電状態判別指標は、放電電圧の高周波成分を積分して得られた積分値である場合に限られない。放電状態判別指標は、放電状態に応じた他の状態量、例えば、放電電圧の低周波成分(アーク電位)や、休止時間における極間平均電圧などとしても良い。
記憶部15は、準備加工の期間に算出される放電状態判別指標を記憶する(ステップS5)。標準偏差算出部16は、記憶部15から放電状態判別指標を読み出し、放電状態判別指標の標準偏差を算出する(ステップS6)。標準偏差算出部16は、算出した標準偏差を比較器18へ送出する。
比較器18は、標準偏差算出部16からの標準偏差と、標準偏差規格設定部17に設定されている標準偏差規格とを比較する(ステップS7)。放電状態判別指標の標準偏差が標準偏差規格以上である場合(ステップS7、Yes)、比較器18は、加工条件切替部19に対し、加工条件の切り替えのための指令を送出する。加工条件切替部19は、比較器18からの指令を受けて、数値制御部9に対し加工条件の切り替えを指示する(ステップS8)。
ステップS8へ進む場合とは、異常放電が混在していることを示している。ステップS8において、加工条件切替部19は、異常放電を混在させないようにするような加工条件の切り替えを実施する。異常放電を混在させないようにするための加工条件の切り替えとは、例えば、休止時間の延長、放電時間の短縮、ジャンプ量の増大、ジャンプダウン時間の短縮などとする。加工条件切替部19は、加工条件として、例えば、休止時間の設定、放電時間の設定、ピーク電流値、パルス幅、ジャンプダウン時間、ジャンプアップ距離、および加工深さのうち少なくとも1つを切り替えるものとしても良い。放電加工装置100は、加工条件切替部19による加工条件の切り替えの後、ステップS4からの手順を繰り返す。
放電状態判別指標の標準偏差が標準偏差規格未満である場合(ステップS7、No)、比較器18は、境界を算出する旨の指令を境界算出部20へ送出する。放電加工装置100は、被加工物2に対する加工動作を終了する(ステップS9)。
境界算出部20は、比較器18からの指令を受けて、正常放電および異常放電の境界を算出する(ステップS10)。境界算出部20は、記憶部15から読み出した放電状態判別指標の標準偏差および平均値を上述の式(1)に適用して、境界を算出する。放電状態判別部21は、境界算出部20で算出された境界を記憶する(ステップS11)。以上により、放電加工装置100は、境界を求めるための動作を終了する。放電状態判別部21は、記憶した境界を、本加工における加工制御において使用する。
ここで、標準偏差規格を算出する手順を説明する。標準偏差規格設定部17は、記憶部15に記憶された放電状態判別指標のヒストグラムにおいて、度数分布のピークが1つであるか否かを確認する。ピークが1つである場合とは、異常放電が混在していないことを示す。標準偏差規格設定部17は、ピークが1つであることが確認されたときの放電状態判別指標の標準偏差を、標準偏差規格とする。
度数分布のピークが1つではない場合とは、異常放電が混在していることを示す。ピークが1つではないことが確認されると、加工条件切替部19は、正常放電を示すピークのみが残りかつ異常放電を示すピークが無くなるまで、加工条件を変更する。標準偏差規格設定部17は、加工条件の変更を経て、ピークが1つであることが確認されたときの放電状態判別指標の標準偏差を、標準偏差規格とする。
異常放電を混在させないようにするための加工条件の切り替えとは、例えば、休止時間の延長、放電時間の短縮、ジャンプ量の増大、ジャンプダウン時間の短縮などとする。加工条件切替部19は、加工条件として、例えば、ピーク電流値、パルス幅、休止時間、ジャンプダウン時間、ジャンプアップ距離、および加工深さのうち少なくとも一つを切り替えるものとしても良い。
次に、本加工時の放電加工装置100の動作について、図1および図8を参照して説明する。図8は、本加工の手順を示すフローチャートである。放電加工装置100は、準備加工において算出した境界を用いて加工条件を制御しながら、本加工を実施する。
本加工の開始時に、作業者は、加工モード選択手段(図示省略)により、本加工モードを選択する。本加工モードを選択すると、放電加工装置100は、本加工のための加工条件を数値制御部9に設定する(ステップS21)。放電加工装置100は、被加工物2に対する加工動作を開始する(ステップS22)。
放電加工装置100が加工動作を開始すると、放電電圧検出部10は、加工電極1および被加工物2の間の放電電圧を検出する。放電加工装置100は、準備加工のときと同様の処理により、放電状態判別指標を算出する(ステップS23)。A/D変換器14は、デジタルデータへ変換した積分値を、放電状態判別指標として放電状態判別部21へ送出する。
放電状態判別部21は、A/D変換器14からの放電状態判別指標を、準備加工にて算出された境界と比較し、加工電極1および被加工物2の間の放電状態が正常放電および異常放電のいずれであるかを判別する(ステップS24)。具体的には、放電電圧の高周波成分の積分値を放電状態判別指標とする場合、放電状態判別部21は、放電状態判別指標が境界より小さい場合は異常放電と判別する。放電状態判別部21は、放電状態判別指標が境界より大きい場合は正常放電と判別する。放電状態判別部21は、放電状態の判別結果を加工条件切替部19へ送出する。
放電状態判別部21が異常放電と判別した場合(ステップS24、Yes)、加工条件切替部19は、異常放電を混在させないようにするような加工条件の切り替えを実施する(ステップS25)。異常放電を混在させないようにするための加工条件の切り替えとは、例えば、休止時間の延長、放電時間の短縮、ジャンプ量の増大、ジャンプダウン時間の短縮などとする。加工条件切替部19は、加工条件として、例えば、ピーク電流値、パルス幅、休止時間、ジャンプダウン時間、ジャンプアップ距離、および加工深さのうち少なくとも一つを切り替えるものとしても良い。
加工条件切替部19が加工条件を切り替えてから(ステップS25)、および放電状態判別部21が正常放電と判別してから(ステップS24、No)、放電加工装置100は、数値制御部9が加工動作を終了する旨の指示を受けたか否かを判断する(ステップS26)。数値制御部9が加工動作を終了する旨の指示を受けた場合(ステップS26、Yes)、放電加工装置100は、本加工による加工動作を終了する。数値制御部9が加工動作を終了する旨の指示を受けていない場合(ステップS26、No)、放電加工装置100は、加工動作を継続し、ステップS23からの動作を繰り返す。
実施の形態1にかかる放電加工装置100では、境界算出部20は、放電状態判別指標の標準偏差が標準偏差規格より小さいときに境界を算出する。境界算出部20は、異常放電の混在を抑止した状態にて、境界を算出可能とする。放電状態判別部21は、算出誤差が抑制された境界を基に、放電状態を正確に判別可能とする。これにより、放電加工装置100は、正確に判別された放電状態に応じて加工条件を制御することで、加工性能の低下を抑制することができる。放電加工装置100は、加工性能の低下の抑制により、歩留まりの向上を図り得る。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2にかかる放電加工装置の概略構成を示すブロック図である。上記実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を適宜省略する。放電加工装置200は、図1に示す放電加工装置100の各要素に加えて、不調検出部22が設けられている。不調検出部22は、放電加工装置200の不調の発生を検出する。
ここで、実施の形態2における、不調の検出の原理を説明する。放電加工装置200は、何らかの原因により不調が発生した場合に、正常時に比べて加工速度が低下する、容易にアーク状態に陥るなどの不具合を引き起こすことがある。放電加工装置200のこのような不調の多くが作業者に認識されず、生産性が低下したまま加工が継続されることが十分にあり得る。
放電加工装置200に不調が発生しているときは、正常時であれば異常放電が混在しないような加工条件での加工であっても、異常放電の混在を起こすことがあり得る。実施の形態1にて述べたように、放電状態判別指標の標準偏差は、正常放電に異常放電が混在していないときに比べて、正常放電に異常放電が混在しているときのほうが大きくなる。実施の形態2では、放電加工装置200は、以前と同じ加工条件での加工を継続しているにもかかわらず、放電状態判別指標の標準偏差が以前の加工時に比べて現在の加工時のほうが大きい場合に、不調が発生したものと判断する。
不調検出部22は、準備加工時において、標準偏差算出部16で算出された標準偏差を記憶する。不調検出部22が記憶する標準偏差は、例えば放電加工装置200の出荷直前など、不調が無いことが確認されている時点にて、標準偏差算出部16で算出されたものであることが望ましい。
不調検出部22に記憶させる標準偏差を標準偏差算出部16で算出するときの加工条件は、わずかに異常放電が混在する条件であることが望ましい。過度に安定した加工条件における標準偏差を採用した場合、不調が発生していても異常放電の混在が現れにくくなり、不調検出部22において不調を検出する感度が低められることになる。そこで、不調検出部22は、わずかに異常放電が混在する加工条件における標準偏差を不調検出に採用することで、不調を検出する感度を高めることができる。
不調検出部22は、わずかに異常放電が混在しているか否かを、例えば、記憶部15に記憶された放電状態判別指標のヒストグラムを参照することにより確認する。不調検出部22に記憶させる標準偏差を標準偏差算出部16で算出するときの加工条件は、1つである場合に限られない。不調検出部22は、放電加工装置200が常用する複数の加工条件について算出された標準偏差を記憶することが好ましい。
不調検出部22は、記憶している過去の標準偏差と、同じ加工条件での加工において標準偏差算出部16が現在算出した標準偏差とを比較する。例えば、過去の標準偏差に所定の許容値を加算したものに比べて、現在の標準偏差が大きい場合、不調検出部22は、放電加工装置200に不調が発生しているものと判断する。不調検出部22は、不調の発生を検出すると、不調の発生を報知するためのアラーム出力手段(図示省略)へ、アラームの出力を指示する。
実施の形態2にかかる放電加工装置200は、実施の形態1にかかる放電加工装置100と同様、正確に判別された放電状態に応じて加工条件を制御することで、加工性能の低下を抑制することができる。放電加工装置200は、加工性能の低下の抑制により、歩留まりの向上を図り得る。さらに、放電加工装置200は、不調検出部22において不調の発生を検知することで、生産性が低下したままの加工の継続を抑制させることができる。これにより、放電加工装置200は、効率的な稼働を継続し得る。
1 加工電極、2 被加工物、3 加工テーブル、4 主軸、5 駆動部、6 駆動制御器、7 加工電源、8 発振器、9 数値制御部、10 放電電圧検出部、11 ハイパスフィルタ、12 整流器、13 積分器、14 A/D変換器、15 記憶部、16 標準偏差算出部、17 標準偏差規格設定部、18 比較器、19 加工条件切替部、20 境界算出部、21 放電状態判別部、22 不調検出部、100,200 放電加工装置。

Claims (5)

  1. 加工電極および被加工物の間の放電状態が、正常放電および異常放電のいずれであるかを判別する放電状態判別部と、
    前記放電状態判別部での判別結果に応じて、前記被加工物の加工における加工条件を切り替える加工条件切替部と、を備える放電加工装置であって、
    前記放電状態に応じた状態量を、前記放電状態の判別のための指標である放電状態判別指標として記憶する記憶部と、
    前記記憶部から読み出された前記放電状態判別指標の標準偏差を算出する標準偏差算出部と、
    前記放電状態判別部での前記正常放電および前記異常放電の判別に適用される境界を、前記放電状態判別指標を基に算出する境界算出部と、をさらに有し、
    前記境界算出部における前記境界の算出のための準備加工において、前記加工条件切替部は、前記標準偏差算出部で算出された前記標準偏差と、前記標準偏差の規格として設定された標準偏差規格との比較結果に応じて、前記加工条件を切り替え、
    前記境界算出部は、前記標準偏差算出部で算出された前記標準偏差が前記標準偏差規格より小さいときに、前記境界を算出することを特徴とする放電加工装置。
  2. 前記境界算出部は、前記標準偏差算出部で算出された前記標準偏差が前記標準偏差規格より大きい場合、前記標準偏差が前記標準偏差規格より小さくなるまで前記加工条件が変更された後に前記境界を算出することを特徴とする請求項1に記載の放電加工装置。
  3. 前記放電加工装置の不調の発生を検出する不調検出部をさらに有し、
    前記不調検出部は、前記標準偏差算出部で過去に算出された前記標準偏差より、前記標準偏差算出部で現在算出された前記標準偏差のほうが大きい場合に、前記不調が発生しているものと判断することを特徴とする請求項1または2に記載の放電加工装置。
  4. 前記加工条件切替部は、前記加工条件である休止時間の設定を切り替えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の放電加工装置。
  5. 前記加工条件切替部は、前記加工条件である放電時間の設定を切り替えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の放電加工装置。
JP2012557099A 2012-07-25 2012-07-25 放電加工装置 Active JP5247943B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2012/068867 WO2014016923A1 (ja) 2012-07-25 2012-07-25 放電加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5247943B1 true JP5247943B1 (ja) 2013-07-24
JPWO2014016923A1 JPWO2014016923A1 (ja) 2016-07-07

Family

ID=49041868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012557099A Active JP5247943B1 (ja) 2012-07-25 2012-07-25 放電加工装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9278400B2 (ja)
JP (1) JP5247943B1 (ja)
CN (1) CN103796785B (ja)
DE (1) DE112012006730B4 (ja)
WO (1) WO2014016923A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6227599B2 (ja) * 2015-08-25 2017-11-08 ファナック株式会社 極間距離を一定にするワイヤ放電加工機

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53101194A (en) * 1977-02-16 1978-09-04 Inoue Japax Res Inc Discharge processing apparatus
JPS59205233A (ja) * 1983-05-04 1984-11-20 Mitsubishi Electric Corp 放電加工装置
JPS61109620A (ja) * 1984-11-05 1986-05-28 Mitsubishi Electric Corp ワイヤカツト放電加工装置
JPH0265926A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Mitsubishi Electric Corp 放電加工機適応制御装置
JPH04183525A (ja) * 1990-11-15 1992-06-30 Mitsubishi Electric Corp 放電加工機の制御装置
JPH0911043A (ja) * 1995-06-29 1997-01-14 Nec Corp 放電加工方法及び放電加工装置
JP2002154014A (ja) * 2000-11-15 2002-05-28 Mitsubishi Electric Corp 放電加工装置
WO2008047451A1 (fr) * 2006-10-20 2008-04-24 Mitsubishi Electric Corporation Unité de commande d'alimentation électrique d'une machine à décharge électrique
WO2008047452A1 (fr) * 2006-10-20 2008-04-24 Mitsubishi Electric Corporation Unité de commande d'alimentation électrique d'une machine à décharge électrique

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4236057A (en) * 1976-12-14 1980-11-25 Inoue-Japax Research Incorporated Apparatus for detecting gap conditions in EDM processes with monitoring pulses
US4510364A (en) * 1980-01-22 1985-04-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Electric discharge machining apparatus
DE3416249A1 (de) * 1983-05-02 1984-11-08 Mitsubishi Denki K.K., Tokio/Tokyo Einrichtung zum bearbeiten mittels einer entladung
DD216400A1 (de) * 1983-06-30 1984-12-12 Steremat Veb Schaltungsanordnung zur optimierung der vorschubreglerparameter bei der funkenerosion
JPH0276624A (ja) * 1988-09-13 1990-03-16 Mitsubishi Electric Corp 放電加工装置
JP2858515B2 (ja) * 1992-01-07 1999-02-17 三菱電機株式会社 放電加工方法及びその装置
US5496984A (en) 1992-01-07 1996-03-05 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Electrical discharge machine and machining method therefor
JP4037017B2 (ja) * 1999-10-18 2008-01-23 三菱電機株式会社 ワイヤ放電加工装置
WO2010116412A1 (ja) * 2009-04-07 2010-10-14 三菱電機株式会社 ワイヤ放電加工機のワイヤ走行系保全システム
WO2011004426A1 (ja) * 2009-07-07 2011-01-13 三菱電機株式会社 ワイヤ放電加工装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53101194A (en) * 1977-02-16 1978-09-04 Inoue Japax Res Inc Discharge processing apparatus
JPS59205233A (ja) * 1983-05-04 1984-11-20 Mitsubishi Electric Corp 放電加工装置
JPS61109620A (ja) * 1984-11-05 1986-05-28 Mitsubishi Electric Corp ワイヤカツト放電加工装置
JPH0265926A (ja) * 1988-08-31 1990-03-06 Mitsubishi Electric Corp 放電加工機適応制御装置
JPH04183525A (ja) * 1990-11-15 1992-06-30 Mitsubishi Electric Corp 放電加工機の制御装置
JPH0911043A (ja) * 1995-06-29 1997-01-14 Nec Corp 放電加工方法及び放電加工装置
JP2002154014A (ja) * 2000-11-15 2002-05-28 Mitsubishi Electric Corp 放電加工装置
WO2008047451A1 (fr) * 2006-10-20 2008-04-24 Mitsubishi Electric Corporation Unité de commande d'alimentation électrique d'une machine à décharge électrique
WO2008047452A1 (fr) * 2006-10-20 2008-04-24 Mitsubishi Electric Corporation Unité de commande d'alimentation électrique d'une machine à décharge électrique

Also Published As

Publication number Publication date
US20140027409A1 (en) 2014-01-30
JPWO2014016923A1 (ja) 2016-07-07
DE112012006730B4 (de) 2020-12-10
US9278400B2 (en) 2016-03-08
DE112012006730T5 (de) 2015-05-07
WO2014016923A1 (ja) 2014-01-30
CN103796785A (zh) 2014-05-14
CN103796785B (zh) 2016-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10391571B2 (en) Wire electric discharge machine controller having wire electrode replacement function
JP5168352B2 (ja) 加工機における衝突検出装置及び衝突検出方法
JP5460739B2 (ja) 数値制御装置、これを用いたワイヤ放電加工装置、及びこれを用いたワイヤ放電加工方法
JP4850316B1 (ja) 放電加工装置
JP4605017B2 (ja) 放電加工装置及び放電加工方法
JP5247943B1 (ja) 放電加工装置
EP2832486B1 (en) Arc welding control method and arc welding device
JP5084974B1 (ja) 放電加工機の制御装置
CN112643406A (zh) 检测装置和记录有程序的记录介质
JP5510616B1 (ja) 放電加工装置
CN109387694B (zh) 电压异常检测装置
US20230405697A1 (en) Wire electric discharge machine, and control method for wire electric discharge machine
JPWO2018189809A1 (ja) 放電加工機の電源制御装置
CN111624945A (zh) 机床以及加工变更方法
EP4219053A1 (en) Wire electrical discharge machining apparatus and control method for wire electrical discharge machining apparatus
JP2001058271A (ja) プラズマ加工機における切断不良検出方法およびその装置
WO2022219760A1 (ja) 数値制御装置及びコンピュータが読み取り可能な記憶媒体
JP5968019B2 (ja) ワイヤ放電加工装置
US20240012386A1 (en) Machine tool control device
JPH06126534A (ja) 放電加工装置
JP2762198B2 (ja) 放電加工方法及び装置
JP5056907B2 (ja) 放電加工装置および放電加工方法
JPWO2014188567A1 (ja) 数値制御装置
KR20120068138A (ko) 와이어 방전기의 서보추종제어장치 및 방법
JPH10146722A (ja) 放電加工制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5247943

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250