JP5247533B2 - 乳化装置及び乳化液の製造方法 - Google Patents
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公転軸線を中心に公転しながら、自転軸線を中心に自転することが可能に構成されて、ホルダ本体と、前記ホルダ本体に保持され、一端及び他端が夫々隣接し、かつ、平行に位置した2つの溝状の凹部を具備するアダプタとを含んだ容器ホルダの前記凹部に、夫々1つずつ、内部に乳化処理の対象となる材料が封入され、円形の底部を有して、該底部に垂直な方向に所定の高さを有する乳化容器を、その高さ方向が前記自転軸線に対して直交するように保持させる第1工程と、
前記容器ホルダを公転させながら自転させることにより、前記乳化容器内で前記材料を乳化させて乳化液を製造する第2工程と、
を含む。
前記第1工程にて、2つの乳化容器を、前記自転軸線と直交する一つの仮想平面上に位置させてもよい。
前記第1工程にて、2つの前記乳化容器を、前記自転軸線からの距離が一定となるように位置させてもよい。
公転軸線を中心に公転しながら、自転軸線を中心に自転することが可能に構成された容器ホルダと、
前記容器ホルダを公転させながら自転させる駆動装置と、
を含み、
前記容器ホルダは、ホルダ本体と、前記ホルダ本体に保持され、一端及び他端が夫々隣接し、かつ、平行に位置した2つの溝状の凹部を具備するアダプタとを含み、
前記凹部に夫々1つずつ、内部に乳化処理の対象となる材料が封入され、円形の底部を有して、該底部に垂直な方向に所定の高さを有する乳化容器を、その高さ方向が前記自転軸線に対して直交するように保持させ、
前記容器ホルダを公転させながら自転させることにより、前記乳化容器内で前記材料を乳化させる。
公転軸線を中心に公転しながら、自転軸線を中心に自転することが可能に構成された容器ホルダのホルダ本体に保持されて前記ホルダ本体と一体的に挙動するアダプタであって、
一端及び他端が夫々隣接し、かつ、平行に位置した2つの溝状の凹部を具備し、前記凹部に夫々1つずつ、内部に乳化処理の対象となる材料が封入され、円形の底部を有して、該底部に垂直な方向に所定の高さを有する乳化容器を、その高さ方向が前記自転軸線に対して直交するように保持する。
はじめに、本発明を適用した実施の形態に係る乳化装置1の構成について、図1〜図3(B)を参照しながら説明する。
態では、自転軸32は容器ホルダ30に固定されていることから、自転プーリー54と容器ホルダ30とは一体的に挙動する。自転駆動機構52は、回転軸10と同心軸に設けられた自転力付与プーリー56を有する。自転力付与プーリー56は、支持基板60に固定されて、回転不能に構成されている。また、自転駆動機構52は、ベルト58を含む。ベルト58は、自転プーリー54及び自転力付与プーリー56にかけまわされる。なお、ベルト58は、アイドラプーリー59によって屈曲し、自転プーリー54及び自転力付与プーリー56にかけまわされている。
次に、図4(A)及び図4(B)を参照して、本実施の形態に適用可能な乳化容器100の一例について説明する。なお、図4(A)は乳化容器100の断面図であり、図4(B)は乳化容器100の斜視図である。
次に、本実施の形態に係る乳化装置1の動作について説明する。
次に、図6を参照して、本実施の形態に係る材料Mの乳化方法(乳化液の製造方法)について説明する。図6は、材料Mの乳化方法を説明するためのフローチャート図である。
次に、本実施の形態が奏する作用効果について説明する。
次に、本実施の形態に関して行った実験結果を示す。
以下、本実施の形態の変形例について説明する。
本変形例では、乳化装置は、図8に示す、アダプタ70を有する。アダプタ70は、複数の乳化容器100を保持することが可能に構成されている。具体的には、アダプタ70は、二つの保持部72を有する。そして、アダプタ70では、二つの保持部72が、自転軸線L2と直交する仮想平面上に配置されている。また、アダプタ70では、二つの保持部72が、自転軸線L2から等距離に配置されている。ただし別の変形例として、アダプタを、3個以上の複数の保持部を有するように構成することも可能である(図示せず)。
本変形例では、乳化装置は、図9(A)及び図9(B)に示す、アダプタ80を有する。アダプタ80は、乳化容器100を保持するための保持部82を有する。保持部82は、第1の保持領域84と、第2の保持領域86とを含み、第1の保持領域84又は第2の保持領域86で、乳化容器100を保持することが可能に構成されている(図9(B)参照)。言い換えると、アダプタ80(保持部82)は、アダプタ80の直径方向に配置された上側保持部84−1及び下側保持部84−2と、上側保持部86−1及び下側保持部86−2とを含む。そして、アダプタ80は、上側保持部84−1及び下側保持部84−2で乳化容器100を保持するか、又は、上側保持部86−1及び下側保持部86−2で乳化容器100を保持するように構成されている。
本変形例では、乳化装置は、図10に示す、アダプタ90を有する。アダプタ90は、一つの保持部92を有する。そして、保持部92は、自転軸線L2(アダプタ90の中心)からずれた位置に配置される。すなわち、アダプタ90は、乳化容器100を、自転軸線L2からずれた位置に保持するように構成されている。
他の変形例として、乳化装置は、乳化容器100を、その高さ方向が自転軸線L2と斜めに交差するように保持するように構成されたアダプタを利用することも可能である。あるいは、乳化装置は、公転軸線L1と自転軸線L2とが平行になるように構成することも可能である。これらの変形例を採用した場合にも、乳化容器100内で材料Mに十分なエネルギーを作用させることができるため、乳化容器100内で材料Mを乳化させることが可能になる。あるいは、上記したホルダ本体38とアダプタ40とが一体的に構成された容器ホルダを利用することも可能である。
Claims (5)
- 公転軸線を中心に公転しながら、自転軸線を中心に自転することが可能に構成されて、ホルダ本体と、前記ホルダ本体に保持され、一端及び他端が夫々隣接し、かつ、平行に位置した2つの溝状の凹部を具備するアダプタとを含んだ容器ホルダの前記凹部に夫々1つずつ、内部に乳化処理の対象となる材料が封入され、円形の底部を有して、該底部に垂直な方向に所定の高さを有する乳化容器を、その高さ方向が前記自転軸線に対して直交するように保持させる第1工程と、
前記容器ホルダを公転させながら自転させることにより、前記乳化容器内で前記材料を乳化させて乳化液を製造する第2工程と、
を含む乳化液の製造方法。 - 請求項1に記載の乳化液の製造方法において、
前記第1工程にて、2つの前記乳化容器を、前記自転軸線と直交する一つの仮想平面上に位置させる乳化液の製造方法。 - 請求項1又は請求項2に記載の乳化液の製造方法において、
前記第1工程にて、2つの前記乳化容器を、前記自転軸線からの距離が一定となるように位置させる乳化液の製造方法。 - 公転軸線を中心に公転しながら、自転軸線を中心に自転することが可能に構成された容器ホルダと、
前記容器ホルダを公転させながら自転させる駆動機構と、
を含み、
前記容器ホルダは、ホルダ本体と、前記ホルダ本体に保持され、一端及び他端が夫々隣接し、かつ、平行に位置した2つの溝状の凹部を具備するアダプタとを含み、
前記凹部に夫々1つずつ、内部に乳化処理の対象となる材料が封入され、円形の底部を有して、該底部に垂直な方向に所定の高さを有する乳化容器を、その高さ方向が前記自転軸線に対して直交するように保持させ、
前記容器ホルダを公転させながら自転させることにより、前記乳化容器内で前記材料を乳化させる乳化装置。 - 公転軸線を中心に公転しながら、自転軸線を中心に自転することが可能に構成された容器ホルダのホルダ本体に保持されて前記ホルダ本体と一体的に挙動するアダプタであって、
一端及び他端が夫々隣接し、かつ、平行に位置した2つの溝状の凹部を具備し、前記凹部に夫々1つずつ、内部に乳化処理の対象となる材料が封入され、円形の底部を有して、該底部に垂直な方向に所定の高さを有する乳化容器を、その高さ方向が前記自転軸線に対して直交するように保持するアダプタ。
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