JP5247210B2 - 動画像符号化装置及び動画像符号化方法 - Google Patents
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をコンピュータに実行させることを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る動画像符号化装置の構成例を示すブロック図である。本実施形態においては、映像記録装置に設けた例を示している。本実施形態の動画像符号化装置は、画面を符号化単位である符号化ブロックに分割し、前記符号化ブロックを動き補償単位である動き補償ブロックに分割する。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る動画像符号化装置が備える動きベクトル探索部103の動作を説明するフローチャートである。
ステップS21で動作が開始されると、ステップS22において、粗探索用パーティションを複数個設定する処理を行う。これは、符号化対象となる符号化ブロックの画像データをフレームメモリ102から読み出すと共に、動きベクトルの探索範囲の画像データをフレームメモリ102から読み出す。前述した符号化ブロックの画像データ、及び前述した探索範囲の画像データは、所定の縮小率で縮小処理が施される。
次に、ステップS25においては、前述した各パーティション分割方法毎の、符号化ブロック単位での評価値のうち、2番目に小さい値の評価値を、最も小さい値の評価値で除算して得られる値が、あらかじめ定められている閾値よりも大きいか否かを判断する。この判断の結果、大きい場合は、評価値の信頼性が高いと判断し、ステップS26に進む。ステップS26においては、最も小さい評価値となるパーティション分割方法を設定する。なお、評価値の信頼性を判断する場合に、評価値の値がある閾値より小さい場合に、信頼性が高いと判断するようにしてもよい。
ステップS26またはステップS27の処理が終了したら、次に、ステップS28に進む。ステップS28においては、前述のように決定されたパーティション分割方法により分割したパーティションごとに動きベクトルを決定する。これは、前述した粗探索で求めた当該パーティションの動きベクトルが指し示す座標を中心として、縮小処理をしていない画像において、水平、垂直ともに±3画素の範囲を粗探索と同様に評価値を算出して動きベクトルの探索を行い、動きベクトルを決定する。
前述した本発明の実施の形態における画像符号化装置を構成する各手段は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
101 撮像部
102 フレームメモリ
103 動きベクトル探索部
104 フレーム間動き補償部
105 イントラ予測部
106 スイッチ
107 減算器
108 整数変換部
109 量子化部
110 逆量子化部
111 逆整数変換部
112 加算器
113 ループ内フィルタ
115 エントロピー符号化部
116 符号量制御部
117 記録部
118 記録媒体
Claims (14)
- 画面を符号化単位である符号化ブロックに分割し、前記符号化ブロックを動き補償単位である動き補償ブロックに分割し、符号化対象の動き補償ブロックに対して過去または未来の画像を参照画像として参照することによって動きベクトルを探索する動きベクトル探索手段と、前記動きベクトル探索手段によって得られた動きベクトルに基づいた予測画像と前記符号化対象の動き補償ブロックとの差分値を符号化する符号化手段とを有する動画像符号化装置であって、
前記動きベクトル探索手段は、前記動き補償ブロックに対する動きベクトルを、粗い探索精度から詳細な探索精度へ段階的に探索精度を変えて探索するものであって、
前記参照画像の縮小画像を用いて前記動きベクトルを粗く探索する際に、前記符号化ブロックに対して複数個の前記動き補償ブロックを設定する設定手段と、
前記設定手段によって設定された複数個の動き補償ブロックのそれぞれについて前記縮小画像を用いて動きベクトルを探索し、探索された複数の動きベクトルに基づいて前記複数個の動き補償ブロックのそれぞれについての評価値を算出する評価値算出手段と、
前記評価値算出手段によって算出された複数の評価値のうち、最も評価の高かった評価値の信頼度に応じて、前記最も評価の高かった評価値が得られた動き補償ブロックの分割方法を、前記参照画像を用いて前記動きベクトルを詳細に探索する際の動き補償ブロック分割方法とするか否かを決定する決定手段と
を有することを特徴とする動画像符号化装置。 - 前記決定手段は、最も評価の高かった評価値の信頼度が高い場合は、前記評価値のなかで最も評価が高くなる動き補償ブロック分割方法を用いて次の探索精度の動きベクトル探索で探索し、前記最も評価が高かった評価値の信頼度が低い場合は、あらかじめ設定してある動き補償ブロック分割方法を次の探索精度の動きベクトル探索で探索することを特徴とする請求項1に記載の動画像符号化装置。
- 前記あらかじめ設定してある動き補償ブロック分割方法は、動き補償ブロックの大きさが最も大きい動き補償ブロック分割方法であることを特徴とする請求項2に記載の動画像符号化装置。
- 前記あらかじめ設定してある動き補償ブロック分割方法は、統計的に出現する確率が高い動き補償ブロック分割方法であることを特徴とする請求項2に記載の動画像符号化装置。
- 前記評価値の信頼度を判断する場合には、評価値の値がある閾値より小さい場合に、信頼度が高いと判断することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の動画像符号化装置。
- 前記評価値の信頼度を判断する場合には、2番目に評価の高かった評価値を、最も評価の高かった評価値で割った値がある閾値よりも大きい場合に、信頼度が高いと判断することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の動画像符号化装置。
- 画面を符号化単位である符号化ブロックに分割し、前記符号化ブロックを動き補償単位である動き補償ブロックに分割し、符号化対象の動き補償ブロックに対して過去または未来の画像を参照画像として参照することによって動きベクトルを探索する動きベクトル探索工程と、前記動きベクトル探索工程において得られた動きベクトルに基づいた予測画像と前記符号化対象の動き補償ブロックとの差分値を符号化する符号化工程とを有する動画像符号化方法であって、
前記動きベクトル探索工程は、前記動き補償ブロックに対する動きベクトルを、粗い探索精度から詳細な探索精度へ段階的に探索精度を変えて探索するものであって、
前記参照画像の縮小画像を用いて前記動きベクトルを粗く探索する際に、前記符号化ブロックに対して複数個の前記動き補償ブロックを設定する設定工程と、
前記設定工程において設定された複数個の動き補償ブロックのそれぞれについて前記縮小画像を用いて動きベクトルを探索し、探索された複数の動きベクトルに基づいて前記複数個の動き補償ブロックのそれぞれについての評価値を算出する評価値算出工程と、
前記評価値算出工程において算出された複数の評価値のうち、最も評価の高かった評価値の信頼度に応じて、前記最も評価の高かった評価値が得られた動き補償ブロックの分割方法を、前記参照画像を用いて前記動きベクトルを詳細に探索する際の動き補償ブロック分割方法とするか否かを決定する決定工程と
を有することを特徴とする動画像符号化方法。 - 前記決定工程は、最も評価の高かった評価値の信頼度が高い場合は、前記評価値のなかで最も評価が高くなる動き補償ブロック分割方法を用いて次の探索精度の動きベクトル探索で探索し、前記最も評価が高かった評価値の信頼度が低い場合は、あらかじめ設定してある動き補償ブロック分割方法を次の探索精度の動きベクトル探索で探索することを特徴とする請求項7に記載の動画像符号化方法。
- 前記あらかじめ設定してある動き補償ブロック分割方法は、動き補償ブロックの大きさが最も大きい動き補償ブロック分割方法であることを特徴とする請求項8に記載の動画像符号化方法。
- 前記あらかじめ設定してある動き補償ブロック分割方法は、統計的に出現する確率が高い動き補償ブロック分割方法であることを特徴とする請求項8に記載の動画像符号化方法。
- 前記評価値の信頼度を判断する場合には、評価値の値がある閾値より小さい場合に、信頼度が高いと判断することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の動画像符号化方法。
- 前記評価値の信頼度を判断する場合には、2番目に評価の高かった評価値を、最も評価の高かった評価値で割った値がある閾値よりも大きい場合に、信頼度が高いと判断することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の動画像符号化方法。
- 画面を符号化単位である符号化ブロックに分割し、前記符号化ブロックを動き補償単位である動き補償ブロックに分割し、符号化対象の動き補償ブロックに対して過去または未来の画像を参照画像として参照することによって動きベクトルを探索する動きベクトル探索工程と、前記動きベクトル探索工程において得られた動きベクトルに基づいた予測画像と前記符号化対象の動き補償ブロックとの差分値を符号化する符号化工程とをコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記動きベクトル探索工程は、前記動き補償ブロックに対する動きベクトルを、粗い探索精度から詳細な探索精度へ段階的に探索精度を変えて探索するものであって、
前記参照画像の縮小画像を用いて前記動きベクトルを粗く探索する際に、前記符号化ブロックに対して複数個の前記動き補償ブロックを設定する設定工程と、
前記設定工程において設定された複数個の動き補償ブロックのそれぞれについて前記縮小画像を用いて動きベクトルを探索し、探索された複数の動きベクトルに基づいて前記複数個の動き補償ブロックのそれぞれについての評価値を算出する評価値算出工程と、
前記評価値算出工程において算出された複数の評価値のうち、最も評価の高かった評価値の信頼度に応じて、前記最も評価の高かった評価値が得られた動き補償ブロックの分割方法を、前記参照画像を用いて前記動きベクトルを詳細に探索する際の動き補償ブロック分割方法とするか否かを決定する決定工程と
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 請求項13に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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