JP5246554B2 - 通信ネットワークおよび通信ネットワーク用の方法 - Google Patents

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Description

関連出願
本願は、米国仮特許出願第61/071,519号(出願日:2008年5月2日、発明の名称:「無線通信システムにおける時間をずらしたフレーム伝送の方法およびメカニズム」)に関連し、当該仮出願に基づき優先権の恩恵を主張する。当該仮出願の内容はすべて、参照により本願に組み込まれる。
本発明は概して、無線通信の方法および装置に関する。
今日では通信ネットワークにはいくつかの種類がある。例えば、ワイドエリアネットワーク(WAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、およびパーソナルエリアネットワーク(PAN)などのコンピュータネットワーク、ならびに携帯電話ネットワークなどが挙げられる。ユーザ端末とネットワークとの間では無線で通信が行われるとしてもよく、例えば、無線周波数(RF)接続または赤外線(IF)接続を介して通信が行われ得る。そのような無線ユーザ端末とネットワークとの間のインターフェースは一般的に、無線インターフェースと呼ばれる。インターフェース素子は、無線インターフェースの両側に設けられている。ユーザ端末側のインターフェース素子は、無線アダプタ、携帯電話等であってよい。ネットワーク側のインターフェース素子は、基地局、フェムトセル基地局、家庭用基地局、中継局、アクセスポイント、アクセスネットワーク等であってよい。ネットワークは一般的に、複数のネットワークインターフェースデバイスを含んでおり、それぞれのネットワークインターフェースデバイスはセルと呼ばれる所定の領域をカバーすると共にその領域内のユーザ端末と通信する。
ネットワークインターフェースデバイスとユーザ端末とは、フレームを用いてデータをやり取りする。フレームは、特定の時間間隔で特定の時刻に送信される。フレームまたは無線フレームは、ネットワーク動作のデータ単位であり、ユーザデータおよび/またはオーバーヘッド情報を含む複数ビットの情報から成る。フレーム構成、つまり、無線フレームの構造およびタイミングに関する知識を共有することにより、ネットワークインターフェースデバイスおよびユーザ端末は、互いに高度な通信を執り行うことができる。
通常は、あるネットワーク内の複数のネットワークインターフェースデバイスは、同一のフレーム構造および同一のフレームタイミングで動作する。図1は、4つのネットワークインターフェースデバイスNID1、NID2、NID3、およびNID4を有するネットワークで利用される従来のフレーム構成を示す図である。ネットワークインターフェースデバイスNID1、NID2、NID3、およびNID4のフレームは、サイズが同一なだけではなく、時間も互いに略同じである。
図1に示すように、各フレーム構成は複数の無線フレームを有する。各無線フレームは、制御部分とデータ部分とを含むとしてもよい。フレームの制御部分ではオーバーヘッド情報が送信され、フレームのデータ部分ではユーザデータが送信される。オーバーヘッド情報には、プリアンブル、ミッドアンブル、ポストアンブル、基準信号等の同期信号が含まれるとしてもよい。このような同期信号によって、ユーザ端末とネットワークインターフェースデバイスとは、互いに同期を取ると共に両者間の同期を維持することができる。オーバーヘッド情報にはさらに、ネットワークインターフェースデバイスの識別子、ネットワークインターフェースデバイスがサポートするサービスオプション、およびシステムパラメータ等のシステム情報が含まれているとしてもよい。オーバーヘッド情報にはさらに、無線フレーム内におけるアップリンクおよびダウンリンクのスロット割り当てを示す、ダウンリンクマップ(DL−MAP)、アップリンクマップ(UP−MAP)、マルチキャストおよびブロードキャストサービスマップ(MBS−MAP)等のリソース割り当て情報が含まれているとしてもよい。ネットワークインターフェースデバイスは、自身のセル内に存在する全てのユーザ端末がオーバーヘッド情報を受信できるように、オーバーヘッド情報をブロードキャストするとしてもよい。
米国電気電子学会(IEEE)802.16e規格で定義されている無線通信システムのフレーム構成は、図1に示したフレーム構成と同様である。IEEE802.16e規格に準拠したシステムでは、各無線フレームが2つのサブフレームに分割される。一方のサブフレームがアップリンク送信に用いられ、他方のサブフレームがダウンリンク送信に用いられる。アップリンク送信とは、ユーザ端末からネットワークインターフェースデバイスへの送信を意味し、ダウンリンク送信とは、ネットワークインターフェースデバイスからユーザ端末への送信を意味する。
ユーザ端末は、ネットワークとの間で通信を行う前に、ネットワークインターフェースデバイスからの制御部分に含まれるオーバーヘッド情報を検索することによって、まずネットワークインターフェースデバイスを検出するとしてもよい。ユーザ端末は、制御部分の同期信号に基づいてネットワークインターフェースデバイスと同期を取り、システムパラメータやサポートしているサービス等のその他のシステム情報を取得するとしてもよい。この後、ユーザ端末は、ネットワークインターフェースデバイスを介してネットワークと通信セッションを構築するとしてもよい。
ユーザ端末は、通信セッションが構築されると、無線フレームの制御部分のオーバーヘッド情報を利用して、ネットワークインターフェースデバイスとの同期を維持すると共に通信セッションに関するシステム情報を更新するとしてもよい。移動可能なユーザ端末であれば、複数のネットワークインターフェースデバイスからの無線フレームの制御部分のブロードキャスト信号を測定することによって、ネットワークインターフェースデバイスの信号強度を評価するとしてもよい。評価の結果によってユーザ端末が現在通信しているネットワークインターフェースデバイス以外のネットワークインターフェースデバイスがより良好な接続品質を示していることが分かった場合には、ユーザ端末またはネットワークが、接続品質が良好な方のネットワークインターフェースデバイスを介して通信セッションを継続すると判断してもよい。このように、あるネットワークインターフェースデバイスから別のネットワークインターフェースデバイスへと通信セッションを切り替えるプロセスを通常、ハンドオーバーと呼ぶ。
ハンドオーバーが必要になるのは、移動可能なユーザ端末が、現在通信しているネットワークインターフェースデバイスのセルを出て、隣接するネットワークインターフェースデバイスのセルに入る場合が多い。ユーザ端末が現在通信しているネットワークインターフェースデバイスを使用中ネットワークインターフェースデバイスと呼び、隣接するネットワークインターフェースデバイスをターゲットネットワークインターフェースデバイスと呼ぶとしてもよい。ユーザ端末が使用中ネットワークインターフェースデバイスから遠ざかるにつれて使用中ネットワークインターフェースデバイスの信号強度が弱くなると、ユーザ端末およびネットワークはターゲットネットワークインターフェースデバイスを介して通信セッションを継続する方が望ましいとしてもよい。
ユーザ端末は、ハンドオーバーが実行される前に、使用中ネットワークインターフェースデバイスの近くの複数のネットワークインターフェースデバイスの信号強度を決定して、適切なターゲットネットワークインターフェースデバイスを特定するとしてもよい。一般的に、使用中ネットワークインターフェースデバイスは、複数の隣接するネットワークインターフェースデバイスの信号をユーザ端末が測定できるように、ネットワークとユーザ端末との間の通信を一時的に停止する一定の期間をスケジューリングしてもよい。このように実行される測定処理を、以下ではハンドオーバー測定処理と呼ぶ。測定結果に基づいて、ユーザ端末、使用中ネットワークインターフェースデバイス、またはネットワークが、ハンドオーバーを実行すべきか否か判断する。
以下では、図2を参照にしつつ、従来のハンドオーバー手順を説明する。図2は、IEEE802.16e規格において定義されているハンドオーバー測定処理を説明するための図である。
IEEE802.16e規格では、ネットワークインターフェースデバイスは基地局で、ユーザ端末は移動局である。移動局(MS)が、ハンドオーバーに備えて、複数の隣接する基地局から受信する信号を測定する必要がある場合、使用中の基地局を介したネットワークとの通信は一時的に停止されるとしてもよい。測定結果は、使用中の基地局に報告されるとしてもよい。測定結果に基づき、ネットワーク、使用中の基地局、またはユーザ端末が、ハンドオーバーを実行するべきか否か判断する。
MSは、使用中の基地局に対して要求を送信することによってハンドオーバー測定処理を開始するとしてもよい。これに代えて、使用中の基地局がMSに対して測定処理を開始させるコマンドを発行するとしてもよい。ハンドオーバー測定処理の開始から全ての測定処理の完了まで、および、その測定結果の報告にかかる期間は、ハンドオーバー測定期間と呼ばれる。
図2に示す例では、ハンドオーバー測定処理は基地局によって開始される。使用中の基地局は基地局BS1であって、隣接する基地局は基地局BS2およびBS3である。BS1は、MSに対してコマンド「MOB_SCN−RSP」を発行して、隣接する基地局BS2およびBS3から受信する信号を測定するようにMSに指示する(201)。MOB_SCN−RSPコマンドは、いくつかのパラメータを含んでいる。具体的には、「開始フレーム」、「走査期間」、「インターリーブ期間」、および「繰り返し」というパラメータである。「開始フレーム」は、MSが測定処理をいつ開始すべきかを示すパラメータである。「走査期間」は、測定に必要な時間を示すパラメータである。「繰り返し」は、測定処理に対して割り当てられている走査期間の数を示すパラメータである。「インターリーブ期間」は2つの隣接する走査期間の間の時間間隔を示すパラメータである。MSとBS1との間の通常の通信は、走査期間の間は一時的に停止されて、インターリーブ期間において再開されるとしてもよい。測定結果を報告する必要がある場合、インターリーブ期間において報告する。「開始フレーム」、「走査期間」、および「インターリーブ期間」はすべて、多くの無線フレームで特定されている。IEEE802.16eに準拠したネットワークでは、フレームサイズは5ミリ秒であってもよい。図2に示す例では、MSは、MOB_SCN−RSPコマンドを受信してからM番目のフレームで測定処理を開始して、N個のフレームに相当する走査期間内にBS2およびBS3から受信する信号を測定して、BS1との通信を再開してP個のフレームに相当する期間の間維持しなければならない。更なる走査期間においてさらに別の隣接する基地局からの信号を測定するとしてもよい。
走査期間において、MSはBS2からの同期信号を検出して、BS2と同期を取り、BS2からの信号を測定する(202)。続いて、MSはBS3からの同期信号を検出するまで待ち、BS3についても上記と同じ処理を繰り返す(203)。基地局同士のフレームは略並んでいるので、BS2およびBS3の測定処理の間の待機時間は、無線フレーム1個分、例えば5ミリ秒、に略等しい。
隣接する基地局からの信号が弱い場合、MSは測定結果をBS1に報告する必要はない。隣接する基地局からの信号が強い場合には、ハンドオーバーが可能となり、MSはBS1に報告する必要があるとしてもよい。報告しなければならないか否かを判断する信号強度しきい値は、ネットワークによって設定されるとしてもよい。図2では、BS2およびBS3のうち少なくとも一方から受信する信号の強度が当該しきい値を超えているものと仮定するので、MSはBS1に報告しなければならない。
インターリーブ期間の開始時において、MSとネットワークとの間のBS1を介した通常の通信が再開され、MSは報告用の追加帯域幅の要求をBS1に送信する(204)。MSは、報告用のリソースの割り当てを受信すると(205)、割り当てられたリソースを用いてBS1に測定結果を送信する(206)。報告に基づいて、ネットワークまたはBS1は、BS2またはBS3を介して通信を継続すべきか否かを判断する。これに代えて、MSは、測定結果に基づいてハンドオーバーが所望されているか否かを判断するとしてもよく、報告にハンドオーバーの要求を含めるとしてもよい。尚、基地局同士のフレームは並んでいるので、そして、移動局は報告用にリソース割り当てを取得する必要があるので、測定処理完了と報告との間の待機時間は1フレーム、つまり5ミリ秒、よりも長くなる。
走査期間が複数割り当てられている場合、MSは、インターリーブ期間の終了時に別の走査期間に入って、別の隣接する基地局から受信する信号を測定する。
同期信号およびシステム情報などのオーバーヘッド情報は、通常のデータ送信にも利用可能であるリソースを消費してしまう。オーバーヘッド情報を最低限に抑えること、つまり、無線フレームの制御部分を最低限に抑えることが望ましい。例えば、IEEE802.16m規格ではいわゆるスーパーフレームを導入して、フレーム内でデータ部分に対して制御部分を少なくしている。図3は、IEEE802.16m規格で定義されているスーパーフレームの構成を示す図である。
図3の最上部では、IEEE802.16m規格に準拠する基地局から見たフレーム構成を示している。基地局は、IEEE802.16e規格に対して下位互換性を有する。基地局はインターリーブフレームを2つ利用する。一方のフレームは、IEEE802.16e規格で定義されているフレームとサイズが同じで、「802.16eフレーム」と呼ぶ。もう一方のフレームは、IEEE802.16m規格で定義されているように、「スーパーフレーム」と呼ばれており、5msの「802.16mフレーム」を4つ含む。各スーパーフレームは、802.16mのプリアンブルおよび/またはその他のシステムパラメータを含み得るスーパーフレームヘッダ(SFH)で始まっている。図3に示すように、802.16mフレームと802.16eフレームは、全体的に関連する期間を構成しているが、別々にすると各フレームは不連続の期間を含む。また、スーパーフレームの開始時点は802.16eフレームに対してオフセットされている。
802.16mフレームおよび802.16eフレームはそれぞれ、制御部分およびデータ部分を有しており、それぞれを「802.16m制御」または「802.16e制御」、および、「802.16mデータ」または「802.16eデータ」と呼ぶ。802.16eフレームの制御部分は、IEEE802.16e規格の基地局の動作に対するオーバーヘッド情報を含む。802.16eフレームのデータ部分は、IEEE802.16e規格に準拠して動作する移動局と基地局との間のデータ通信に利用される。802.16mフレームの制御部分は、IEEE802.16m規格の基地局の動作に対するオーバーヘッド情報を含む。802.16mフレームのデータ部分は、IEEE802.16m規格に準拠して動作する移動局と基地局との間のデータ通信に利用される。
図3の「802.16eMS」と示している中央部は、IEEE802.16e規格に準拠して動作する移動局から見たフレーム構成を示す。図3の「802.16mMS」と示している最下部は、IEEE802.16m規格に準拠して動作する移動局から見たフレーム構成を示す。これらのフレーム構成は、当業者であれば理解できるはずであるので、詳細な説明は本明細書では省略する。
プリアンブルが5ミリ秒毎に見られるIEEE802.16eフレームに比べて、スーパーフレームのプリアンブルは20ミリ秒に1度しか見られない。このため、IEEE802.16m規格で定義されているスーパーフレーム構成では、IEEE802.16e規格で定義されているフレーム構成に比べて、必要なオーバーヘッド情報がかなり少なくなり、システム効率が向上する。
しかし、ハンドオーバーに備えて移動局がハンドオーバー測定処理を実行する必要がある場合に問題が生じる。IEEE802.16e規格に準拠する移動局は、2つの隣接する基地局に対する測定処理の間の待機時間は5ミリ秒以下と考えている。しかし、IEEE802.16m規格に準拠する移動局は、隣接する基地局に対する測定処理の間において最高で20ミリ秒もの間待機しなければならない可能性がある。このため、ハンドオーバー測定処理は、IEEE802.16eネットワークよりもIEEE802.16mネットワークにおいて、著しく長い時間がかかってしまう可能性がある。待機時間が長くなると、移動局がタイミングよくターゲット基地局と接続できない場合には、強制的に電話が切れてしまう可能性がある。同様に、測定処理の完了から測定結果の報告までの遅延時間が、IEEE802.16eネットワークよりもIEEE802.16mネットワークにおいて、はるかに長くなってしまう。このように遅延時間が長くなると、不正確な報告がなされたり、ハンドオーバーについて間違った判断が下されてしまう可能性がある。
実施形態に従って、複数のセルのうち対応する1つのセルをそれぞれがカバーする、複数のネットワークインターフェースデバイスを備える通信ネットワークが提供される。複数のネットワークインターフェースデバイスのそれぞれは、対応するセルの無線フレームを用いて、対応するセルの通信要素と通信する。複数のセルのうちの第1のセルの無線フレームと、前記複数のセルのうちの第2のセルの無線フレームとは、時間軸上でずれている。
実施形態に従って、複数のセルのうち対応する1つのセルをそれぞれがカバーする、複数のネットワークインターフェースデバイスを備える通信ネットワークがさらに提供される。複数のネットワークインターフェースデバイスのそれぞれは、対応するセルの無線フレームを用いて、対応するセルの通信要素と通信する。複数のセルのうち第1のセルおよび第2のセルそれぞれの無線フレームは、第1のタイプの無線フレームおよび第2のタイプの無線フレームを含む。第1のセルの第1のタイプの無線フレームと、第2のセルの第1のタイプの無線フレームとは、時間軸上で略並んでいる。第1のセルの第2のタイプの無線フレームと、第2のセルの第2のタイプの無線フレームとは、時間軸上でずれている。
実施形態に従って、通信ネットワーク用の方法がさらに提供される。当該方法は、複数のネットワークインターフェースデバイスのうち対応する1つのネットワークインターフェースデバイスによってそれぞれがカバーされている、複数のセルを提供する段階と、複数のセルのうち第1のセルについて第1の無線フレームを提供する段階と、複数のセルのうち第2のセルについて第2の無線フレームを提供する段階と、第1の無線フレームと、第2の無線フレームとを互いに時間軸上でずらす段階とを備える。
実施形態に従って、無線通信ネットワークに含まれる移動局用の方法がさらに提供される。無線通信ネットワークは、複数のネットワークインターフェースデバイスを有し、各ネットワークインターフェースデバイスは、対応するセルをカバーすると共に対応する無線フレームにおいてデータ通信を行い、各無線フレームは、ブロードキャスト信号用の制御部分と、ユーザデータ用のデータ部分とを含み、複数のネットワークインターフェースデバイスのうち第1のネットワークインターフェースデバイスおよび第2のネットワークインターフェースデバイスの無線フレームは互いに時間軸上でずれている。当該方法は、第1のネットワークインターフェースデバイスを介して無線通信ネットワークと通信する段階と、第2のネットワークインターフェースデバイスの無線フレームの信号を測定するか、または、無線フレームの制御部分に含まれる情報を読み出す段階とを備える。
実施形態に従って、複数のセルのうち対応する1つのセルをそれぞれがカバーする、複数のネットワークインターフェースデバイスを備える通信ネットワークがさらに提供される。複数のネットワークインターフェースデバイスのうち少なくとも1つのネットワークインターフェースデバイスは、1以上の周波数キャリアを用いて、対応するセル内の通信要素と通信し、各周波数キャリアは無線フレームと対応付けられている。少なくとも1つのネットワークインターフェースデバイスの1以上の周波数キャリアのうち第1の周波数キャリアの無線フレームと、少なくとも1つのセルの1以上の周波数キャリアのうち第2の周波数キャリアの無線フレームとは、互いに時間軸上でずれている。
本発明の更なる特徴および利点は、その一部は以下の説明において記載すると共に、以下の説明から明らかになるか、または、本発明を実施することによって理解され得る。本発明の特徴および利点は、本願特許請求の範囲に具体的に記述した構成要素および組み合わせに基づき実現および達成される。
上述した一般的な説明および後述する詳細な説明はどちらも本発明を例示および説明するためのもので、必要に応じて本発明についてはさらなる説明をするものと理解されたい。
添付図面は、本明細書に組み込まれてその一部を成すものであり、本発明の実施形態を図示すると共に、以下の説明と組み合わせることによって本発明の特徴、利点、および原理を説明する。
図面は以下の通りである。
無線ネットワークにおける従来のフレーム構成を示す図である。
米国電気電子学会(IEEE)802.16e規格で定義されている従来のハンドオーバー測定手順を示す図である。
IEEE802.16m規格で定義されているフレーム構成を示す図である。
実施形態例に係るフレームずれ構成を示す図である。 実施形態例に係るフレームずれ構成を示す図である。 実施形態例に係るフレームずれ構成を示す図である。
実施形態例に係るフレームずれ構成の実施例を示す図である。 実施形態例に係るフレームずれ構成の実施例を示す図である。 実施形態例に係るフレームずれ構成の実施例を示す図である。
実施形態例に係るフレームずれ構成の実施例を示す図である。
実施形態例に係るフレームずれ構成の別の実施例を示す図である。
周波数再利用方法を示す。 別の周波数再利用方法を示す。
以下では本発明の実施形態について詳細に記載する。本発明の実施形態の例は添付図面に図示されている。可能な限り、全図にわたって、同一または同様の構成要素について同一の参照番号を用いる。
実施形態例に従って、無線通信システムにおいて、ずらした無線フレームに基づく通信用の方法および装置を提供する。
無線ネットワークまたは無線システムは通常、基地局、中継局、フェムトセル基地局、家庭用基地局等のネットワークインターフェースデバイスを複数備える。各ネットワークインターフェースデバイスは、セルと呼ばれる特定の領域をカバーしており、対応するセル内に位置するユーザ端末と通信する。実施形態例によると、無線ネットワークは、複数のセルの間でフレームずれ構成を採用するとしてもよい。より具体的に説明すると、任意のセル内で動作するデバイスは同一のフレーム構成を持つが、互いに異なるセルで動作するデバイス同士は互いにオフセットされたフレームを持つとしてもよい。図4Aは、実施形態例に係る無線ネットワークのフレームずれ構成を示す図である。同図では、4つのネットワークインターフェースデバイスを示す。しかし、ネットワークが備えるネットワークインターフェースデバイスの数は変更するとしてもよい。
無線ネットワークの一例において、4つのネットワークインターフェースデバイスNID1、NID2、NID3、およびNID4は4つのセルをカバーする。これら4つのセルは、互いに隣接するとしてもしなくてもよく、あるセルと別のセルとが部分的または完全に重複してもよい。例えば、標準的な基地局がカバーするセルは、1以上の基地局がカバーする1以上のフェムトセルを含むとしてもよい。各セル内では、共通するフレーム構成を利用する。つまり、これら4つのネットワークインターフェースデバイスのそれぞれと、対応するセル内のユーザ端末とが利用する無線フレームは、セル毎にサイズ、構造、およびタイミングが同一である。しかし、異なるセル間では、フレームは互いにタイミングが異なっている。尚、フレームのサイズおよび構造は同一であってもよい。具体的には、任意のセルのフレームは、別のセルのフレームに対して、ずれているとしてもよい。さらに図4Aを参照しつつ詳細に説明すると、ネットワークインターフェースデバイスNID2のセルで利用されるフレームは、ネットワークインターフェースデバイスNID1のセルで利用されるフレームに比べて遅延している。ネットワークインターフェースデバイスNID3のセルで利用されるフレームは、ネットワークインターフェースデバイスNID2のセルで利用されるフレームに比べて、さらに遅延している。ネットワークインターフェースデバイスNID4のセルで利用されるフレームは、ネットワークインターフェースデバイスNID3のセルで利用されるフレームに比べて、さらに遅延している。このように、ネットワークは、一連のずらされた無線フレームに従って動作する。
図4Aはさらに、各無線フレームが制御部分およびデータ部分を含み得ることを示す。制御部分は、同期信号、システム情報、およびリソース割り当て情報等のオーバーヘッド情報を送信するべく利用される。データ部分は、ユーザデータを送信するべく利用される。ネットワークインターフェースデバイスは制御部分のオーバーヘッド情報をブロードキャストするとしてもよい。
一側面によると、複数のセル間において、フレームは均等にずらされており、隣接するセル同士でフレームのずれは均一である。例えば、NID1およびNID2に対応付けられるフレーム間でのずれは、NID2およびNID3に対応付けられるフレーム間でのずれと同一であり、他のNID間でも同様である。別の側面によると、ネットワークインターフェースデバイス間でフレームは均等にずらされておらず、あるネットワークのセル間でフレームのずれはさまざまな値に設定される。
実施形態によると、セル間でフレームをずらすことによって、ユーザ端末は、1つのネットワークインターフェースデバイスのハンドオーバー測定処理を完了して、別のネットワークインターフェースデバイスのハンドオーバー測定処理を開始するのに十分な時間を与えられる。ずれの量を決定する要因としては、ネットワークインターフェースデバイス同士の距離、ネットワークインターフェースデバイス同士が同一周波数帯で動作しているか否か、あるネットワークインターフェースデバイスの周波数から別のネットワークインターフェースデバイスの周波数へと動作を切り替える際にユーザ端末が必要とする時間、ユーザ端末があるネットワークインターフェースデバイスから受信する信号を検出してから当該ネットワークインターフェースデバイスの測定を完了するまでにユーザ端末が必要とする時間、および、ネットワークインターフェースデバイスから必要なシステムパラメータを受信するまでにユーザ端末が必要とする時間等が挙げられる。
実施形態例によると、オーバーヘッド情報のある一部分は1フレーム毎に1度送信されるが、別の一部分は1フレーム毎に2回以上送信される、フレームずれ構成も提供される。
一例として、図4Bは実施形態例に係るフレームずれ構成を示す。図4Bに示すように、各フレームの制御部分は2つの部分に分割されたオーバーヘッド情報を含み、それぞれ「オーバーヘッド 部分1」および「オーバーヘッド 部分2」と示している。「オーバーヘッド 部分1」情報は、1フレーム毎に1度のみ送信され、制御部分に含まれる。一方、「オーバーヘッド 部分2」情報は、1フレーム毎に2度送信される。用途に応じて、所定のオーバーヘッド情報は「オーバーヘッド 部分2」情報として、無線フレーム内で繰り返されるとしてもよく、一方で、その他のオーバーヘッド情報は「オーバーヘッド 部分1」情報として制御部分内で1度のみ送信するだけでよい。例えば、同期信号は「オーバーヘッド 部分2」情報として無線フレーム内で繰り返され、その他のシステム情報は「オーバーヘッド 部分1」情報として制御部分内で1フレームにつき1度のみ送信してよい。
図4Cは、「オーバーヘッド 部分2」情報を1フレームにつき4回送信する、実施形態例に係るフレームずれ構成を示す図である。図4Cに示すように、「オーバーヘッド 部分2」の送信はネットワークインターフェースデバイス間で互いに略同じ時間であるが、「オーバーヘッド 部分1」の送信は互いに時間軸でずれている。
図5Aは、IEEE802.16m規格で導入されたスーパーフレームのように、フレームサイズを大きくしたフレームずれ構造を示す図である。図5Aに示すように、4つのネットワークインターフェースデバイスNID1、NID2、NID3、およびNID4は、4つの対応するセルをカバーしている。各セルは、例えばIEEE802.16eフレームのような従来の無線フレームの数倍のサイズを持つスーパーフレームを利用する。NID1のセルで利用されているスーパーフレームは時刻tで始まり、NID2のセルで利用されているスーパーフレームは時刻tで始まり、NID3のセルで利用されているスーパーフレームは時刻tで始まり、NID4のセルで利用されているスーパーフレームは時刻tで始まる。時刻t、t、t、およびtは互いに離間している。例えば、2つのネットワークインターフェースデバイスのセル間でのスーパーフレームの時間差によって、一方のセルのハンドオーバー測定処理を完了して他方のセルのハンドオーバー測定処理を開始するための十分な時間がユーザ端末に与えられる。一側面によると、時刻t、t、t、およびtは等間隔で離間している。従来の無線フレームの長さは5ミリ秒であると仮定すると、tとtとの間の時間差、tとtとの間の時間差、およびtとtとの間の時間差はすべて、5ミリ秒となる。別の側面によると、時刻t、t、t、およびtの離間間隔は均一ではない。図5Aのフレームずれ構成によれば、ユーザ端末が走査期間においてハンドオーバー測定処理を実行する場合、2つのネットワークインターフェースデバイスの測定処理間での平均待機時間は、スーパーフレームのサイズよりも短くなり得る。例えば、IEEE802.16m規格で定義されているスーパーフレームのサイズは20ミリ秒である。
図5Aに示すように、各スーパーフレームは制御部分とデータ部分とを有する。一側面によると、ネットワークインターフェースデバイスは、各スーパーフレームの制御部分において同期信号を送信するとしてもよい。別の側面によると、ネットワークインターフェースデバイスは、各スーパーフレームの制御部分においてシステム情報を送信するとしてもよい。ネットワークインターフェースデバイスはさらに、制御部分においてリソース情報を送信するとしてもよい。制御部分は、図5Aに示すように、1つのスーパーフレームにつき1つの部分において送信されるとしてもよい。これに代えて、制御部分は、図5Bおよび図5Cに示すように、1つのスーパーフレーム内の複数の部分に分配されるとしてもよい。
別の一例を挙げると、図5Bは、オーバーヘッド情報の一部、つまり「オーバーヘッド 部分2」がスーパーフレーム毎に2度送信される、フレームサイズが大きくなったフレームずれ構成を示す。図5Cは、オーバーヘッド情報の一部、つまり「オーバーヘッド 部分2」がスーパーフレーム毎に4度送信される、フレームサイズが大きくなったフレームずれ構成を示す。
図5Aから図5Cはさらに、ネットワークインターフェースデバイス間で無線フレームが互いに並んでいる一方、ネットワークインターフェースデバイス間でスーパーフレームは互いに時間軸でずらされていることを示す。
実施形態例によると、図5Aから図5Cに示したフレームずれ構成は、複数のシステムが共存するネットワーク内で用いられるとしてもよい。例えば、図6は、IEEE802.16mシステムおよびIEEE802.16eシステムを共に備えるネットワーク内で図5Aに示したフレームずれ構成を実施する例を示す。4つのセルをカバーする4つの基地局BS1、BS2、BS3、およびBS4を示す。各セルでは、インターリーブされた2種類の異なるフレームが利用される。「802.16eフレーム」と示されている標準的なフレームは、IEEE802.16e規格で定義されているものである。「802.16mスーパーフレーム」と示されているスーパーフレームは、IEEE802.16m規格で定義されているものである。802.16eフレームと802.16mスーパーフレームとのインターリーブは、図3を参照しつつ既に説明している。
図6に示すように、4つ全ての基地局のセルにおける802.16eフレームは互いに時間軸について略並んでいる。しかし、4つのセルのスーパーフレームは互いにずれている。具体的に説明すると、BS2のスーパーフレームは、BS1のスーパーフレームに対して遅延しており、BS3のスーパーフレームはBS2のスーパーフレームに対してさらに遅延しており、同様の構成が続く。このように、4つの基地局間のスーパーフレームの制御部分が送信される時刻は、互いに異なる。
図6では基地局間で802.16eフレームが互いに時間が同じとなっている例を示したが、当業者におかれては、802.16eフレームもまたずらすことが可能であると理解されたい。
さらに、図6は、802.16e規格および802.16m規格に準拠する動作を両方サポートするシステムを示している。しかし、フレームずれ構成は、さまざまな通信プロトコルをサポートするシステムに応用可能であると理解されたい。例えば、802.16m規格、および、無線MAN−OFDMA規格の両方をサポートするシステムであってもよいし、本明細書に記載した実施形態に係るフレームずれ構成は、当該システムの、802.16m部分および無線MAN−OFDMA部分の片方または両方に応用されるとしてもよい。
図4Aから図4C、図5Aから図5C、および図6は4つのネットワークインターフェースデバイスまたはセルに関するフレーム構成を示しているのみであるが、ネットワークが有するセルの数は通常、これよりも多い。一側面によると、ネットワークに含まれるセルの数が多くなると、採用するフレームずれ構成はより細かくずらされたものになるとしてもよい。つまり、別のフレームを待つことなく、ユーザ端末があるネットワークインターフェースデバイスのハンドオーバー測定処理を完了して別のネットワークインターフェースデバイスのハンドオーバー測定処理を開始するのに十分な時間ずれである限りにおいて、異なるセル間でのフレームの時間ずれはより小さい値に設定されて、ずれた無線フレームの数が多くなるようにするとしてもよい。
別の側面によると、あるネットワークに含まれる複数のセルはいくつかのグループに分割されるとしてもよい。それぞれのグループのセルが利用するフレームタイミングは、同一である。例えば、ネットワークに含まれるセルは4つのグループに分割されて、図4Aから図4C、図5Aから図5C、および図6に示したフレーム構成のうちいずれを採用するとしてもよい。具体的には、第1グループのセルはNID1またはBS1のフレームを用いて、第2のグループのセルはNID2またはBS2のフレームを用いる。フレームの時間ずれがより小さい値に設定されて、ずれたフレームの数が多くなると、ネットワークに含まれるセルは5以上のグループに分割されて、各グループで、ずらされたフレームのうち1つを利用する。
ハンドオーバーが通常発生するのは隣接または重複するセルおよび/またはフェムトセルの間に限られるので、ハンドオーバーに備えてユーザ端末が信号測定および/またはシステム情報読み出しを実行する必要があるのは、使用中のネットワークインターフェースデバイスに隣接するネットワークインターフェースデバイスのみである。このため、すべてのセルがそれ以外のセルとは異なるフレームタイミングを持つ必要はない。互いに十分な距離をはさんで離れているセル同士については同一のフレーム構成を利用することができる。図7は、セルの数が4個よりも多いネットワークにおいてずれたフレームの数が4つのみである、実施形態例の実施例を示す図である。
図7を参照しつつ説明すると、各六角形は、基地局等のネットワークインターフェースデバイスがカバーするセルを表している。ネットワークインターフェースデバイスは4つのグループに分類されており、各グループは六角形内のパターンを異ならせることによって区別している。一側面によると、4つのグループはそれぞれ、図4Aから図4C、図5Aから図5C、および図6に示したような4つのずらされたフレームのうち1つを用いる。例えば、点描で示される六角形が表すセルでは、図4Aに示したNID1のフレーム構成を利用して、斜線で示される六角形が表すセルでは図4AのNID2のフレーム構成を利用するとしてもよい。
図7に示す構成によると、各セルは4つのずらされたフレームのうち1つを利用して、当該セルに隣接する6つのセルはそれぞれ、残り3つのずらされたフレームを利用する。このような構成とすることによって、任意のセル内のユーザ端末は、略1つの無線フレーム内で、6つの隣接するセルのうち3つのセルに対してハンドオーバー測定処理を実行して、残り3つのセルに対するハンドオーバー測定処理を2番目の無線フレームで完了することができる。これに比べ、従来のフレーム構成では、すべてのネットワークインターフェースデバイスの無線フレームは互いに並んでおり、隣接する6つのセル全てから受信する信号を測定するには、6つの無線フレームが必要となり得る。
以上の説明より、当業者であれば、フレームずれ構成によって、使用中のネットワークインターフェースデバイスはネットワークにおけるハンドオーバー測定処理をより効率よくスケジューリングできることが理解できるであろう。例えば、従来のシステムに比べて、走査期間を短くすることができ、および/または、繰り返しを少なくすることができる。さらに、1つのネットワークインターフェースデバイスに対する信号測定および/またはシステム情報読み出しについてユーザ端末が必要とする時間に応じて、使用中のネットワークインターフェースデバイスは、ユーザ端末に対して、高効率と思われる任意の順序で複数のネットワークインターフェースデバイスに対する信号測定および/またはシステム情報読み出しを実行するように指示するとしてもよい。
図7では六角形でセルを図示しているが、実際のネットワークにおいてセルは通常、完全な六角形ではない奇妙な形状を取ると理解されたい。実際の形状は、ネットワークインターフェースデバイスが配置される環境に応じて決まる。また、実際のネットワークでは、セルは必ずしもサイズが同一である必要はないと理解されたい。例えば、農村地域のセルは都市地域のセルよりも大きいとしてもよいし、2つのセルが互いに重複するとしてもよいし、および/または、1つのセルが別のセルを覆っているとしてもよい。セルの形状およびサイズに関わらず、本明細書に記載した実施形態例は応用されて、上述したように、いくつかの点で改善を実現するとしてもよい。
図7に戻って、それぞれの六角形内にある3つの矢印は3つのセクタを表す。セルの3つのセクタはすべて、同一周波数を利用するとしてもよい。これに代えて、3つのセクタには異なる周波数が割り当てられるとしてもよい。図8Aおよび図8Bは、異なる周波数再利用方法を示す図である。図8Aおよび図8Bでは、「RF1」、「RF2」、および「RF3」は3つの異なる周波数を表す。図8Aでは、各セクタが平行四辺形で表されていて、セル802、804、および806それぞれの3つのセクタの周波数が異なっているが、隣接するセル同士は対応するセクタについて同じ方法で周波数を割り当てている。図8Bでは、セル808、810、および812すべての周波数が同じであるだけでなく、各セルの3つのセクタ同士も周波数が同一である。
実施形態例によると、図7に示したフレームずれ構成は、図8Aの各セルを図7のセルとして、図8Aに示す周波数再利用方法を採用しているネットワークに適用することができる。また、図7に示したフレームずれ構成は、図8Bのセルの各セクタを図7のセルとして、図8Bに示す周波数再利用方法を採用しているネットワークに適用することができる。つまり、セルの各セクタは、隣接するセクタとは異なる時間だけずらされたフレームを利用する。このようなフレーム構成を、図8Aまたは図8Bに示すような周波数再利用方法を採用しているネットワークに適用することは、当業者であれば理解できると思われるので、本明細書ではこれ以上詳細な説明は省略する。
しかし、セルが含むセクタの数は常に3つとは限らないことを理解されたく、当業者であれば、本発明の実施形態例は、セクタの数がこれよりも多いまたは少ないセルを採用する任意のシステムにおいて実施され得ることに想到するであろう。
また、各セルまたは各セクタは、複数の無線周波数(RF)キャリアを利用するとしてもよい。このような複数のRFキャリアは、帯域幅が同じであってもよいし違ってもよく(例えば、5MHz、10MHz、20MHz、または40MHz等)、周波数が連続していてもいなくてもよいし、属する周波数帯が異なるとしてもよい。RFキャリアは、任意のデュプレックスモード(例えば、周波数分割デュプレックス:FDD、または時分割デュプレックス:TDD)でも利用するとしてよいし、または、双方向性キャリアおよびブロードキャストのみが可能なキャリアを混在させて利用されるとしてもよい。
本明細書に開示した実施形態に係るフレームずれ構成は、セル毎またはセクタ毎に複数の周波数キャリアを利用して、異なる周波数キャリア間で無線フレームが互いにずらされるネットワークに適用されるとしてもよい。例えば、あるネットワークインターフェースデバイスの周波数キャリアは、同一ネットワークインターフェースデバイスの別の周波数キャリアとは異なる時間だけずらされたフレームを利用するとしてもよい。当業者であればこのような構成は以上の説明から理解できると思われるので、ここでは詳細な説明は省略する。
上述の実施形態例の説明では一例としてIEEE802.16e規格およびIEEE802.16m規格に言及しているが、本発明はこれらに限定されないと理解されたい。例えば、IEEE802.16e規格では無線フレームがアップリンク送信およびダウンリンク送信について異なるサブフレームを含む時分割デュプレックス(TDD)スキームを定義している。しかし、アップリンク送信およびダウンリンク送信が異なる周波数で実行される周波数分割デュプレックス(FDD)スキームを採用しているシステムもまた、実施形態例に係るフレームずれ構成を採用することができる。例えば、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)、次世代高速パケットアクセス(HSPA Evolution)、ロング・ターム・エボリューション(LTE)、次世代LTE(LTE Advanced)等の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:登録商標)が推奨しているシステムもまた、本明細書に記載する実施形態例に係るフレームずれ構成を採用することができる。
本発明の範囲または精神を逸脱することなく開示した実施形態についてさまざまな変形例および変更例を実施できることは当業者には明らかである。本発明の上記以外の実施形態は、本明細書に開示された発明の説明および実行を鑑みれば、当業者には明らかである。本明細書に記載した説明および例は本発明を例示することのみを目的とし、本発明の真の範囲および精神は本願特許請求の範囲によって定義されるものである。

Claims (14)

  1. 複数のセルのうち対応する1つのセルをそれぞれがカバーする、複数のネットワークインターフェースデバイス
    を備え、
    前記複数のネットワークインターフェースデバイスのそれぞれは、前記対応するセルの無線フレームを用いて、前記対応するセルの通信要素と通信し、
    前記複数のセルのうちの第1のセルの無線フレームと、前記複数のセルのうちの第2のセルの無線フレームとは、時間軸上でずれており、
    各無線フレームは、ブロードキャスト信号用の制御部分を含み、
    前記ブロードキャスト信号の第1の部分は無線フレーム毎に一回送信され、前記ブロードキャスト信号の第2の部分は無線フレーム毎に複数回送信され、
    前記第1のセルの無線フレームにおける前記ブロードキャスト信号の前記第2の部分の送信と、前記第2のセルの無線フレームにおける前記ブロードキャスト信号の前記第2の部分の送信とは、同じ時間に実行され
    前記第1のセルの無線フレームにおける前記ブロードキャスト信号の前記第1の部分の送信と、前記第2のセルの無線フレームにおける前記ブロードキャスト信号の前記第1の部分の送信とは、時間軸上でずれている通信ネットワーク。
  2. 前記第1のセルの無線フレームのサイズは、前記第2のセルの無線フレームのサイズと同一である
    請求項1に記載の通信ネットワーク。
  3. 前記各無線フレームは、ユーザデータ用のデータ部分を含む
    請求項1又は2に記載の通信ネットワーク。
  4. 前記第1のセルおよび前記第2のセルは、互いに重複する
    請求項1からのいずれか一項に記載の通信ネットワーク。
  5. 前記第1のセルは前記第2のセルをカバーする
    請求項1に記載の通信ネットワーク。
  6. 前記第1のセルの無線フレームと前記第2のセルの無線フレームとの間の時間軸上のずれは、前記第2のセルの無線フレームと前記複数のセルのうち第3のセルの無線フレームとの間の時間軸上のずれとは異なる
    請求項1からのいずれか一項に記載の通信ネットワーク。
  7. 前記複数のセルのうち前記第1のセルおよび前記第2のセルにおけるそれぞれの無線フレームは、第1のタイプの無線フレームおよび第2のタイプの無線フレームを含み、
    前記第1のセルの前記第1のタイプの無線フレームと、前記第2のセルの前記第1のタイプの無線フレームとは、時間軸上の同じタイミングで並んでおり
    前記第1のセルの前記第2のタイプの無線フレームと、前記第2のセルの前記第2のタイプの無線フレームとは、時間軸上でずれている
    請求項1からのいずれか一項に記載の通信ネットワーク。
  8. 複数のネットワークインターフェースデバイスのうち対応する1つのネットワークインターフェースデバイスによってそれぞれがカバーされている、複数のセルを提供する段階と、
    前記複数のセルのうち第1のセルについて第1の無線フレームを提供する段階と、
    前記複数のセルのうち第2のセルについて第2の無線フレームを提供する段階と、
    前記第1の無線フレームと、前記第2の無線フレームとを互いに時間軸上でずらす段階とを備え、
    各無線フレームは、ブロードキャスト信号用の制御部分を含み、
    前記ブロードキャスト信号の第1の部分は無線フレーム毎に一回送信され、前記ブロードキャスト信号の第2の部分は無線フレーム毎に複数回送信され、
    前記第1のセルの無線フレームにおける前記ブロードキャスト信号の前記第2の部分の送信と、前記第2のセルの無線フレームにおける前記ブロードキャスト信号の前記第2の部分の送信とは、同じ時間に実行され
    前記第1のセルの無線フレームにおける前記ブロードキャスト信号の前記第1の部分の送信と、前記第2のセルの無線フレームにおける前記ブロードキャスト信号の前記第1の部分の送信とは、時間軸上でずれている通信ネットワーク用の方法。
  9. 前記第1のセルは3つのセクタを含み、前記方法はさらに、
    前記第1のセルについて第3の無線フレームおよび第4の無線フレームを提供する段階と、
    前記第1の無線フレーム、前記第3の無線フレーム、および前記第4の無線フレームのうち対応する無線フレームにおいて、前記第1のセルの前記3つのセクタにある通信要素と、前記複数のネットワークインターフェースデバイスのうち対応する1つのネットワークインターフェースデバイスとの間で、データ通信を行う段階と、
    前記第1の無線フレーム、前記第3の無線フレーム、および前記第4の無線フレームを、互いに時間軸上でずらす段階と
    を備える、請求項に記載の通信ネットワーク用の方法。
  10. 前記複数のセルをグループ化する段階と、
    同一グループに含まれるセルについて、無線フレームを互いに時間軸上の同じタイミングで並べる段階と、
    異なるグループに含まれるセルについて、無線フレームを互いに時間軸上でずらす段階と
    さらに備える、請求項またはに記載の通信ネットワーク用の方法。
  11. 前記第1のセルについて第3の無線フレームを提供する段階と、
    前記第2のセルについて第4の無線フレームを提供する段階と、
    前記第3の無線フレームおよび前記第4の無線フレームのフレームサイズを、前記第1の無線フレームおよび前記第2の無線フレームのフレームサイズとは異ならせる段階と
    をさらに備える、請求項に記載の通信ネットワーク用の方法。
  12. 前記第3の無線フレームおよび前記第4の無線フレームを互いに、時間軸上の同じタイミングで並んだ状態とする段階
    をさらに備える、請求項11に記載の通信ネットワーク用の方法。
  13. 前記複数のネットワークインターフェースデバイスのうち少なくとも1つのネットワークインターフェースデバイスは、1以上の周波数キャリアを用いて、対応するセル内の前記通信要素と通信し、各周波数キャリアは無線フレームと対応付けられており、
    前記少なくとも1つのネットワークインターフェースデバイスの前記1以上の周波数キャリアのうち第1の周波数キャリアの無線フレームと、前記少なくとも1つのネットワークインターフェースデバイスの前記1以上の周波数キャリアのうち第2の周波数キャリアの無線フレームとは、互いに時間軸上でずれている
    請求項1に記載の通信ネットワーク。
  14. 前記複数のネットワークインターフェースデバイスのうち少なくとも第2のネットワークインターフェースデバイスは、1以上の周波数キャリアを用いて、対応するセル内の前記通信要素と通信し、各周波数キャリアは無線フレームと対応付けられており、前記少なくとも1つのネットワークインターフェースデバイスの前記1以上の周波数キャリアのうち前記第1の周波数キャリアの無線フレームと、前記少なくとも第2のネットワークインターフェースデバイスの前記1以上の周波数キャリアのうち第1の周波数キャリアの無線フレームとは、時間軸上でずれている
    請求項13に記載の通信ネットワーク。
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