JP5246010B2 - 携帯端末およびデータ表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、データの表示技術に係り、特に複数ページからなるデータを好適に表示する携帯端末およびデータの表示方法に関する。
今日、携帯電話機を一例とする携帯端末の多機能化が図られている。このような携帯端末は、デジタルテレビ放送の視聴や、パーソナルコンピュータで表示されるものと同様のWebページの閲覧などを可能とするため、表示画面の大型化が顕著である。
また、複数のページで構成されたデータ(テキストデータやイメージデータ)のページを進めたり戻したりしながら連続的に閲覧することもできるようになっている。この一例として、近年においては、紙媒体の書籍がデータ化された、いわゆる電子書籍と呼ばれるサービスが提供されている。この電子書籍は、携帯端末で書籍データをダウンロードしたり、ストリーミングを利用したりすることにより、ディスプレイに表示されたデータをあたかも現実の書籍を読むように利用される。
この電子書籍は、携帯端末の携帯性や表示画面の大型化により、より一層ニーズが増加することが考えられる。これに伴って、書籍データをディスプレイに表示して読む際に、視認性・操作性よく表示することが求められる。
また、電子書籍を読む際には、紙媒体の書籍に対する動作、例えばページを繰る動作などとも違和感なく、直感的に操作できることが望ましい。
ここで、従来、ディスプレイの頁めくりを制御するために使用される慣性感知装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この慣性感知装置は、手持ち入力デバイスであり、慣性感知装置を保持する手のスイングを検出し、頁めくりを制御するものであった。
特開2008−152751号公報
携帯端末には、一般的に操作キーなどの入力を受け付ける装置が構成されている。そこで、携帯端末に対して電子書籍のページを移動させる操作を入力するために、この操作キーを用いて行うことが考えられる。例えば、一の操作キーにページを進める指示を割り当て、他の操作キーにページを戻す指示を割り当てることができる。また、電子書籍を複数ページ間で移動させるためには、例えば移動先のページ数を操作キーで入力することにより、そのページに移動させる操作を入力することができる。
しかし、携帯端末において電子書籍を読む際には、直感的であり簡易な操作でページを移動できることが望ましい。上述した、操作キーで一ページずつ進めたり戻したりする操作や、移動先のページ数を入力する操作は、操作負担としては多くはないといえる。しかし、紙媒体の書籍を読む感覚で電子書籍のページを移動する操作を行うことができなかった。
また、上述した特許文献1に開示された慣性感知装置の頁めくりの制御は、表示装置と入力装置とが一体となった携帯端末に適用することは困難であった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、複数ページで構成されたデータに対して、操作性および視認性に優れたページ繰り操作を行うことができる携帯端末およびデータ表示方法を提供することを目的とする。
開示の一態様における携帯端末は、上述した課題を解決するために、複数のページで構成されたデータを表示する表示手段と、操作者より入力された操作の移動量及び前記操作者の複数の指の指紋を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記移動量及び前記指の種類に基づいて、繰られるページ量を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記ページ量分の前記データのページを繰る表示を行わせる表示制御手段とを備え、前記決定手段は、前記検出手段により検出された前記移動量の大きさに比例させた前記データの全ページ数に対する割合及び前記指の種類に対応させて、前記繰られるページ量を決定することを特徴とする。
また、開示の一態様における携帯端末は、前記検出手段は、前記操作者より入力された操作の移動速度を検出し、前記決定手段は、前記検出手段により検出された前記移動速度に基づいて、前記ページを繰る速度を決定し、前記表示制御手段は、前記決定手段により決定された前記速度で前記データのページを繰る表示を行わせることを特徴とする。
また、開示の一態様における携帯端末は、前記決定手段は、前記指の種類に基づいて、前記ページを繰る速度を決定し、前記表示制御手段は、前記決定手段により決定された前記速度で前記データのページを繰る表示を行わせることを特徴とする。
また、開示の一態様における携帯端末は、前記決定手段は、前記指の種類に基づいて、前記ページを繰る表示が開始される位置および終了される位置を決定し、前記表示制御手段は、前記決定手段により決定された前記開始される位置から前記データのページを繰る表示を開始させ、前記終了される位置で前記ページを繰る表示を終了させることを特徴とする。
また、開示の一態様における携帯端末は、前記決定手段は、前記検出手段により得られる前記指紋の検出が開始された位置と終了された位置とに基づいて、前記ページを繰る表示が開始される位置および終了される位置を決定し、前記表示制御手段は、前記決定手段により決定された前記開始される位置から前記データのページを繰る表示を開始させ、前記終了される位置で前記ページを繰る表示を終了させることを特徴とする。
また、開示の一態様におけるデータ表示方法は、複数のページで構成されたデータを表示する表示ステップと、操作者より入力された操作の移動量及び前記操作者の複数の指の指紋を検出する検出ステップと、前記検出ステップで検出した前記移動量及び前記指の種類に基づいて、繰られるページ量を決定する決定ステップと、前記決定ステップで決定した前記ページ量分の前記データのページを繰る表示を行う表示制御ステップとを備え、前記決定ステップは、前記検出ステップにより検出された前記移動量の大きさに比例させた前記データの全ページ数に対する割合及び前記指の種類に対応させて、前記繰られるページ量を決定することを特徴とするデータ表示方法。
また、開示の一態様におけるデータ表示方法は、前記検出ステップは、前記操作者より入力された操作の移動速度を検出し、前記決定ステップは、前記検出ステップで検出した前記移動速度に基づいて、前記ページを繰る速度を決定し、前記表示制御ステップは、前記決定ステップで決定した前記速度で前記データのページを繰る表示を行うことを特徴とする。
また、開示の一態様におけるデータ表示方法は、前記決定ステップは、前記指の種類に基づいて、前記ページを繰る速度を決定し、前記表示制御ステップは、前記決定ステップで決定した前記速度で前記データのページを繰る表示を行うことを特徴とする。
また、開示の一態様におけるデータ表示方法は、前記決定ステップは、前記検出ステップで検出した前記指の指紋より判別する前記指の種類に基づいて、前記ページを繰る表示を開始する位置および終了する位置を決定し、前記表示制御ステップは、前記決定ステップで決定した前記開始する位置から前記データのページを繰る表示を開始し、前記終了する位置で前記ページを繰る表示を終了する表示制御を行うことを特徴とする。
また、開示の一態様におけるデータ表示方法は、前記決定ステップは、前記検出ステップで得られる前記指紋の検出を開始した位置と終了した位置とに基づいて、前記ページを繰る表示を開始する位置および終了する位置を決定し、前記表示制御ステップは、前記決定ステップで決定した前記開始する位置から前記データのページを繰る表示制御を開始し、前記終了する位置で前記ページを繰る表示を終了する表示を行うことを特徴とする。

本発明に係る携帯端末およびデータの表示方法は、複数ページで構成されたデータに対して、操作性および視認性に優れたページ繰り操作を行うことができる。
本発明に係る携帯端末の一例であるスライド型の携帯電話機の外観の構成を示す図。 本実施形態における携帯電話機の主な機能構成を示す概略的な機能ブロック図。 本実施形態における携帯電話機により実行される第一のデータ表示処理を説明するフローチャート。 本実施形態における携帯電話機により実行される第二のデータ表示処理を説明するフローチャート。 本実施形態における携帯電話機により実行される第三のデータ表示処理を説明するフローチャート。 本実施形態における携帯電話機により実行される第四のデータ表示処理を説明するフローチャート。 本実施形態における携帯電話機により実行される第五のデータ表示処理を説明するフローチャート。 本実施形態における携帯電話機により実行される第六のデータ表示処理を説明するフローチャート。 指紋検出開始位置および終了位置を概念的に説明する図。
本発明に係る携帯端末の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
本実施形態においては、本発明に係る携帯端末を複数の筐体がスライド自在に連結されたスライド型の携帯電話機1を例に挙げて説明する。
図1は、本発明に係る携帯端末の一例であるスライド型の携帯電話機1の外観の構成を示す図である。図1(A)は、携帯電話機1の閉じた状態を示す斜視図、図1(B)は、携帯電話機1の開いた状態を示す斜視図である。
携帯電話機1は、矩形の板状の上筐体10と、この上筐体10とほぼ同形状をした下筐体11とで構成される。
上筐体10と下筐体11とは、閉じた状態(図1(A)参照)では相互に対向面を覆うように積層されて形成される。また、上筐体10と下筐体11とは、開いた状態(図1(B)参照)では下筐体11の数字キー22などが露出するように形成される。
これらの上筐体10と下筐体11とは、所定方向(例えば携帯電話機1の長手方向;図1の矢印X方向)に相互に所定長さだけスライド可能なように連結されている。上筐体10と下筐体11とは、相対的に矢印X方向にスライドされることにより、閉じた状態から開いた状態に、あるいは開いた状態から閉じた状態に変形する。
上筐体10の外表面(下筐体11に対面しない側の面)には、ディスプレイ12が設けられる。ディスプレイ12は、テキストデータやイメージデータなどの種々のデータを表示することができる。なお、ディスプレイ12は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイ、無機ELディスプレイにより構成されるディスプレイである。
上筐体10のディスプレイ12の上部の所定の位置にはレシーバ(受話器)13が設けられる。なお、携帯電話機1の所定の位置には、レシーバ13以外の音声出力部としてのスピーカ(図2のスピーカ35)も設けられている。
また、上筐体10のレシーバ13の図示左には、発光素子(LED:Light Emitting Diode)14が設けられている。この発光素子14は、着信やメールの受信時、あるいはアラーム鳴動時などに所定の周期で発光する。
上筐体10には、押下に伴い各種指示の入力を受け付ける操作キー15が設けられる。操作キー15は、例えば、発呼キー16、終話キー17、メールキー18、ブラウザキー19、および十字キー20である。発呼キー16は、音声通話の発呼の指示を受け付けるキー、終話キー17は、音声通話の終話指示を受け付けるキーである。メールキー18は、メール機能の起動の指示を受け付けるキー、ブラウザキー19は、Webブラウザを起動の指示を受け付けるキーである。十字キー20は、例えばディスプレイ12に表示されたカーソルなどを上下左右方向に移動させるための入力を受け付けるキーである。
ディスプレイ12、レシーバ13、および操作キー15は、携帯電話機1が閉じた状態であっても開いた状態であっても外部に露出するように設けられる。このため、携帯電話機1が閉じた状態であっても開いた状態であっても、操作者はディスプレイ12の画面を視認したり操作キー15を介して指示を入力したりすることができる。
図1(B)に示すように、下筐体11の携帯電話機1が開いた状態に移行した場合に露出する表面(上筐体10に対面する側の面)上には、数字キー22が設けられる。数字キー22は、押下に伴い数字や文字などの入力を受け付ける。数字キー22は、特に、「0」から「9」の数字や「あ」行から「わ」行のかな文字、「A」から「Z」のアルファベットの入力が可能となっている。なお、数字キー22を用いた入力操作は、携帯電話機1を開いた状態に変形させてから行われる操作である。
数字キー22の図示下部には、音声を集音するためのマイクロフォン23が設けられる。操作者は、レシーバ13とマイクロフォン23とを利用することにより、音声通話することが可能となる。
下筐体11の側面には、指紋センサ25が配置される。指紋センサ25は、圧力や静電容量を感知することにより、操作者の指の指紋の隆起や特徴的な部分を検出するセンサである。また、指紋センサ25には、圧力や静電容量を感知することにより、指の移動量や移動速度を検出するセンサとしても用いられる。
なお、下筐体11は、背面側に図示しないバッテリパックが挿着されており、所定のキーが押下されてオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
図2は、本実施形態における携帯電話機1の主な機能構成を示す概略的な機能ブロック図である。携帯電話機1は、主制御部30、電源回路部31、入力制御部32、表示制御部33、音声制御部34、記憶部36、通信制御部37がバスによって相互に通信可能に接続されて構成されている。
主制御部30は、CPU(Central Processing Unit)を具備する。主制御部30は、記憶部36に記憶された各種プログラムに基づき動作して、携帯電話機1の総括的な制御を行う。電源回路部31は、操作キー15のうち電源をオン・オフさせる指示の入力を受け付ける所定のキーに対する入力インタフェースを備える。電源回路部31は、操作者によりこのキーが押されたことを検知すると、その旨を示す信号を生成して主制御部30に伝送する。また、電源回路部31は、電力供給源(バッテリパック)を備える。電源回路部31は、電源をオン・オフさせるキーを介した入力に基づいて携帯電話機1の電源のON/OFF状態を切り替える。電源回路部31は、電源がON状態の場合に電力供給源から各部に対して電力を供給して、携帯電話機1を動作可能にする。
入力制御部32は操作キー15、数字キー22に対する入力インタフェースを備える。入力制御部32は、操作キー15、数字キー22のいずれかが押下されたことを検知すると、押されたキーを示す信号を生成して主制御部30に伝送する。
表示制御部33はディスプレイ12に対する表示インタフェースを備える。表示制御部33は、主制御部30の制御に基づいて、テキストデータやイメージデータをディスプレイ12に表示する。
音声制御部34は、主制御部30の制御に基づいて、マイクロフォン23で集音された音声からアナログ音声信号を生成し、このアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換する。また音声制御部34は、デジタル音声信号を取得すると、主制御部30の制御に基づいて、このデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、レシーバ13またはスピーカ35から音声として出力する。
記憶部36は、主制御部30が行う処理について、処理プログラムや処理に必要なデータなどを格納するROM(Read Only Memory)やハードディスク、不揮発性メモリや、主制御部30が処理を行う際に使用されるデータを一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)などから構成される。
通信制御部37は、主制御部30の制御に基づいて、基地局からアンテナ38を介して受信した受信信号をスペクトラム逆拡散処理してデータを復元する。このデータは、主制御部30の指示により、音声制御部34に伝送されてレシーバ13やスピーカ35から出力されたり、表示制御部33に伝送されてディスプレイ12に表示されたり、または記憶部36に記録されたりする。また通信制御部37は、主制御部30の制御に基づいて、マイクロフォン23で集音された音声データや、操作キー15および数字キー22を介して入力されたデータや、記憶部36に記憶されたデータを取得すると、これらのデータに対してスペクトラム拡散処理を行う。通信制御部37は、スペクトラム拡散処理が行われたデータを、基地局に対してアンテナ38を介して送信する。
指紋センサ25は、静電容量や圧力の変化を感知すると、主制御部30に得られたデータを出力する。また、発光素子14は、主制御部30より制御信号を受け取ると、点灯または消灯を行う。
本実施形態における携帯電話機1は、あたかも紙媒体の書籍を閲覧するように、ディスプレイ12を介して書籍コンテンツを閲覧することができる、いわゆる電子書籍の閲覧機能を備える。この電子書籍は、通信制御部37を介したダウンロードや、ストリーミングを利用して取得することができる。
この携帯電話機1における、電子書籍の閲覧中における電子書籍の表示方法について説明する。以下に説明する表示方法では、特に電子書籍のページ繰り操作を、あたかも紙媒体の書籍に対してページ繰り動作を行っているかのように行うための方法(処理)を説明する。
また、以下に説明する第一〜第六のデータ表示処理は、携帯電話機1が操作者より電子書籍を表示する指示を受け付けた後に、主制御部30により実行される処理として説明する。第一〜第六のデータ表示処理は、携帯電話機1で個別に実行されてもよいし、適宜組み合わせて実行されてもよい。また、ユーザより受け付けた設定により、実行されるデータ表示処理を選択可能にしてもよい。
各データ表示処理の説明の前に、電子書籍の任意のページにマーキングすることができるマーキング機能について説明する。
このマーキング機能は、例えば紙媒体の書籍にしおりを挟んだり付箋をつけたりするように、電子書籍の任意のページに印をつけることができる機能である。マーキングは、電子書籍の閲覧中などにおいて、操作キー15などを介したユーザ操作により行われるようになっている。マーキングされたページに関する情報は、記憶部36などに記憶され、必要に応じて読み出される。
まず、指紋センサ25で検出された操作の移動量に基づいて、電子書籍の書籍データのページ繰り量を決定する第一のデータ表示処理を説明する。
図3は、本実施形態における携帯電話機1により実行される第一のデータ表示処理を説明するフローチャートである。
ステップS1において、主制御部30は、電子書籍を表示する指示を受け付けたことに伴い、電子書籍の書籍データを表示手段としてのディスプレイ12に表示する。このとき表示される書籍データのページは、操作者により選択された任意のページであってもよいし、携帯電話機1に記憶された前回の閲覧終了位置に該当するページであってもよい。操作者は、ディスプレイ12に表示された書籍データを、紙媒体の書籍と同様にページを順に進めたり戻したりしながら、閲覧することができる。携帯電話機1は、ページを進めたり戻したりする指示を指紋センサ25や操作キー15を介して受け付けることができる。または、携帯電話機1が傾きセンサなどの姿勢を検出できる機能を備えている場合には、姿勢からページを進めたり戻したりする指示を検出してもよい。
ステップS2において、主制御部30は、検出手段としての指紋センサ25において操作者の指の移動量が検出されたか否かの判定を行う。指紋センサ25は、圧力または静電容量の変化に応じて、指の移動量を検出する。主制御部30は、指紋センサ25において操作者の指の移動量が検出されていないと判定した場合、検出するまで待機する。
一方、指紋センサ25において操作者の指の移動量が検出されたと判定された場合、ステップS3において、決定手段としての主制御部30は、検出された移動量に基づいて繰られるページ量(ページ繰り量)を決定する。ページ繰り量は、例えば第一の移動量を検出した場合には、書籍データの全ページ数における20%に相当するページ、第一の移動量よりも大きい第二の検出量を移動した場合には、書籍データの全ページ数における40%に相当するページのように、移動量に比例して決定されるのが好ましい。
ステップS4において、表示制御手段としての主制御部30は、決定されたページ繰り量分に相当する書籍データのページを繰る表示を行わせる。これに伴い、ディスプレイ12にはページ繰り量分に相当する書籍データのページを繰る表示が行われる。このページを繰る表示は、例えば紙媒体の書籍をパラパラと中身を確認しながらめくるような表示であって、実際の書籍を閲覧しているような視覚効果を演出した表示が好ましい。
ステップS5において、主制御部30は、ステップS4において繰る表示が行われるページの中に、マーキングされたページが存在するか否かを判定する。主制御部30は、マーキングされたページが存在しないと判定した場合、全ページ繰り量のページ繰り表示の終了に伴い処理を終了する。
一方、マーキングされたページが存在すると判定した場合、ステップS6において、主制御部30は、所定の処理を実行する。所定の処理は、例えばマーキングされたページの存在を、発光素子14による点滅や、バイブレーションの発生、ディスプレイ12に表示されたページの色彩の変更、ポップアップの表示などの通知手段を用いた通知処理が該当する。また、他の所定の処理としては、例えば、マーキングされたページの近傍におけるページを繰る速度を小さくする処理が該当する。速度を小さくすることで、ユーザがマーキングされたページを閲覧しやすくするためである。
以上で、指の移動量に応じてページ繰り量が決定される第一のデータ表示処理の説明を終了する。
次に、指紋センサ25で検出された操作の移動速度に基づいて、電子書籍の書籍データのページ繰り速度を決定する第二のデータ表示処理について説明する。
図4は、本実施形態における携帯電話機1により実行される第二のデータ表示処理を説明するフローチャートである。第一のデータ表示処理と重複する説明については、詳細な説明を省略する。
ステップS11は、図3の第一のデータ表示処理のステップS1とほぼ同様であるため、詳細な説明を省略する。
ステップS12において、主制御部30は、検出手段としての指紋センサ25において操作者の指の移動速度が検出されたか否かの判定を行う。指紋センサ25は、圧力または静電容量の変化に応じて、指の移動速度を検出する。主制御部30は、指紋センサ25において操作者の指の移動速度が検出されていないと判定した場合、検出するまで待機する。
一方、指紋センサ25において操作者の指の移動速度が検出されたと判定された場合、ステップS13において、決定手段としての主制御部30は、検出された移動速度に基づいてページを繰る速度(ページ繰り速度)を決定する。ページ繰り速度は、例えば第一の移動速度を検出した場合には、第一のページ繰り速度、第一の移動速度よりも大きい第二の検出速度を移動した場合には、第一のページ繰り速度よりも大きい第二のページ繰り速度のように、移動量に比例して決定されるのが好ましい。
ステップS14において、表示制御手段としての主制御部30は、決定されたページ繰り速度で、書籍データのページを繰る表示を行わせる。これに伴い、ディスプレイ12にはページ繰り速度で書籍データのページを繰る表示が行われる。この決定されたページ繰り速度でページを繰る表示は、例えば、ユーザより所定の入力操作を受け付けるまで継続させるようにしてもよいし、予め設定されたページ量が繰られるまで表示を継続させるようにしてもよい。
ステップS15およびS16は、図3のステップS5およびS6とほぼ同様の処理であるため、詳細な説明を省略する。
以上で、指の移動速度に応じてページの繰り速度が決定される第二のデータ表示処理の説明を終了する。
次に、指紋センサ25で検出された操作に用いられた指の種類に基づいて、電子書籍の書籍データのページ繰り量を決定する第三のデータ表示処理について説明する。
図5は、本実施形態における携帯電話機1により実行される第三のデータ表示処理を説明するフローチャートである。第一および第二のデータ表示処理と重複する説明については、詳細な説明を省略する。
ステップS21は、図3の第一のデータ表示処理のステップS1とほぼ同様であるため、詳細な説明を省略する。
ステップS22において、判定手段としての主制御部30は、指紋検出手段としての指紋センサ25において、検出された一の指の指紋より、操作に用いられた指の種類が判別されたか否かの判定を行う。
なお、主制御部30により指の種類が判別されるために、データ表示処理の前に予め使用者の必要な指紋パターンの登録が行われる。指紋センサ25は、圧力または静電容量の変化に応じて検出された指の凹凸や特徴点から指紋パターンを検出する。主制御部30は、予め登録された複数の指の指紋パターンと、ステップS22において検出された指紋パターンとを照合することで、指の種類の判別を行う。
主制御部30は、指紋センサ25において操作者の指紋が検出されないと判定した場合、検出するまで待機する。
一方、指紋センサ25において操作者の指の指紋が検出され、指の種類が判別されたと判定された場合、ステップS23において、決定手段としての主制御部30は、判別された指の種類に基づいてページを繰る量(ページ繰り量)を決定する。ページ繰り量は、例えば操作に用いられた指が親指であると判別された場合には、書籍データの全ページ数における20%に相当するページ、操作に用いられた指が人差し指であると判別された場合には、書籍データの全ページ数における40%に相当するページのように、指の種類に応じて決定されるのが好ましい。各指に対するページ繰り量の割り当ては、予め設定された固有値であってもよいし、ユーザによって任意に設定可能に構成してもよい。
ステップS24において、表示制御手段としての主制御部30は、決定されたページ繰り量分に相当する書籍データのページを繰る表示を行わせる。これに伴い、ディスプレイ12にはページ繰り量分に相当する書籍データのページを繰る表示が行われる。
ステップS25およびS26は、図3のステップS5およびS6とほぼ同様の処理であるため、詳細な説明を省略する。
以上で、指の種類に応じてページの繰り量が決定される第三のデータ表示処理の説明を終了する。
次に、指紋センサ25で検出された操作に用いられた指の種類に基づいて、電子書籍の書籍データのページ繰り速度を決定する第四のデータ表示処理について説明する。
図6は、本実施形態における携帯電話機1により実行される第四のデータ表示処理を説明するフローチャートである。第一〜第三のデータ表示処理と重複する説明については、詳細な説明を省略する。
ステップS31は、図3の第一のデータ表示処理のステップS1とほぼ同様であるため、詳細な説明を省略する。
ステップS32において、判定手段としての主制御部30は、指紋検出手段としての指紋センサ25において、検出された一の指の指紋より、操作に用いられた指の種類が判別されたか否かの判定を行う。主制御部30は、指紋センサ25において操作者の指紋が検出されないと判定した場合、検出するまで待機する。
一方、指紋センサ25において操作者の指の指紋が検出され、指の種類が判別されたと判定された場合、ステップS33において、決定手段としての主制御部30は、判別された指の種類に基づいてページを繰る速度(ページ繰り速度)を決定する。ページ繰り速度は、例えば操作に用いられた指が親指であると判別された場合には、第一のページ繰り速度、操作に用いられた指が人差し指であると判別された場合には、第一のページ繰り速度よりも大きい第二のページ繰り速度のように決定される。
ステップS34において、表示制御手段としての主制御部30は、決定されたページ繰り速度で、書籍データのページを繰る表示を行わせる。これに伴い、ディスプレイ12にはページ繰り速度で書籍データのページを繰る表示が行われる。
ステップS35およびS36は、図3のステップS5およびS6とほぼ同様の処理であるため、詳細な説明を省略する。
以上で、指の種類に応じてページの繰り速度が決定される第四のデータ表示処理の説明を終了する。
次に、指紋センサ25で検出された操作に用いられた指の種類に基づいて、電子書籍の書籍データのページ繰り表示の開始位置および終了位置を決定する第五のデータ表示処理について説明する。
図7は、本実施形態における携帯電話機1により実行される第五のデータ表示処理を説明するフローチャートである。第一〜第四のデータ表示処理と重複する説明については、詳細な説明を省略する。
ステップS41は、図3の第一のデータ表示処理のステップS1とほぼ同様であるため、詳細な説明を省略する。
ステップS42において、判定手段としての主制御部30は、指紋検出手段としての指紋センサ25において、検出された一の指の指紋より、操作に用いられた指の種類が判別されたか否かの判定を行う。主制御部30は、指紋センサ25において操作者の指紋が検出されないと判定した場合、検出するまで待機する。
一方、指紋センサ25において操作者の指の指紋が検出され、指の種類が判別されたと判定された場合、ステップS43において、決定手段としての主制御部30は、判別された指の種類に基づいてページを繰る表示が開始される位置(開始位置)および終了される位置(終了位置)を決定する。ページを繰る表示の開始位置および終了位置は、例えば操作に用いられた指が親指であると判別された場合には、書籍データの全ページ数における0%の位置を開始位置、20%に相当する位置を終了位置、操作に用いられた指が人差し指であると判別された場合には、書籍データの全ページ数における20%に相当する位置を開始位置、40%に相当する位置を終了位置のように、指の種類に応じて決定されるのが好ましい。各指に対する開始位置および終了位置の割り当ては、予め設定された固有値であってもよいし、ユーザによって任意に設定可能に構成してもよい。
ステップS44において、表示制御手段としての主制御部30は、決定された開始位置および終了位置に応じてページを繰る表示を行わせる。すなわち、主制御部30は、開始位置から書籍データのページを繰る表示を開始させ、終了位置でページを繰る表示を終了させる。これに伴い、ディスプレイ12には開始位置および終了位置に応じて書籍データのページを繰る表示が行われる。
ステップS45およびS46は、図3のステップS5およびS6とほぼ同様の処理であるため、詳細な説明を省略する。
以上で、指の種類に応じてページの繰り表示の開始位置および終了位置が決定される第五のデータ表示処理の説明を終了する。
次に、指紋センサ25で検出された操作に用いられた指の種類に基づいて、電子書籍の書籍データのページ繰り表示の開始位置および終了位置を決定する第五のデータ表示処理について説明する。
図8は、本実施形態における携帯電話機1により実行される第六のデータ表示処理を説明するフローチャートである。第一〜第五のデータ表示処理と重複する説明については、詳細な説明を省略する。
ステップS51は、図3の第一のデータ表示処理のステップS1とほぼ同様であるため、詳細な説明を省略する。
ステップS52において、判定手段としての主制御部30は、指紋検出手段としての指紋センサ25において検出された指紋より、検出が開始された位置および終了された位置が判別されたか否かの判定を行う。
なお、主制御部30により検出が開始された位置および終了された位置の判別を行うために、データ表示処理の前に予め使用者の必要な指紋パターンの登録が行われる。指紋センサ25は、圧力または静電容量の変化に応じて検出された指の凹凸や特徴点から指紋パターンを検出する。主制御部30は、予め登録された指の指紋パターンと、ステップS52において検出された指紋パターンとを照合することで、指紋全体における検出開始および終了位置の判別を行う。
図9は、指紋検出開始位置および終了位置を概念的に説明する図である。なお、図9の指Fには指紋は図示されていない。
携帯電話機1には、予め指紋センサ25で検出された指紋パターンが登録される。この指紋パターンには、例えば図9に示すように、指Fの根元側に位置する第一の地点が0%位置、指Fの長さ方向に向かった先端側に位置する第二の地点が100%位置として設定されており、データ表示処理において検出された指紋パターンの位置情報(長さ方向何%の位置であるかに関する情報)を得ることができるようになっている。
データ表示処理において指紋センサ25より検出された指紋は、指紋の凹凸や特徴点を用いて予め登録された指紋パターンと照合される。主制御部30は、この照合結果に基づいて検出開始位置と終了位置との位置情報の判別を行う。
例えば、図9に図示されたA地点から指Fが指紋センサ25に接触して検出が開始され、B地点で接触が終了して検出が終了した場合を想定する。主制御部30は、指FのA地点からB地点の間で検出され得られた指紋パターンと、予め登録された指紋パターンとの照合を行う。主制御部30は、照合の結果、検出が開始された位置を指紋全体における20%の位置(A地点)であると判別する。また、主制御部30は、検出が終了された位置を指紋全体における60%の位置(B地点)であると判別する。
主制御部30は、指紋センサ25において操作者の指紋が検出されないと判定した場合、検出するまで待機する。
一方、指紋センサ25において操作者の指の指紋が検出され、検出の開始位置および終了位置が判別されたと判定された場合、ステップS53において、決定手段としての主制御部30は、判別された開始位置および終了位置に基づいてページを繰る表示が開始される位置(開始位置)および終了される位置(終了位置)を決定する。ページを繰る表示の開始位置および終了位置は、例えば検出が開始された位置が指Fの長さ方向において20%、終了された位置が60%であると判別された場合には、書籍データの全ページ数における20%に相当する位置を開始位置、60%に相当する位置を終了位置として、検出開始位置および終了位置に対応して決定されるのが好ましい。検出に用いられる指は、複数の指に対応するように構成してもよい。なお、第一の地点(0%位置)と第二の地点(100%位置)とは、図9の例に限らない。
ステップS54において、表示制御手段としての主制御部30は、決定された開始位置および終了位置に応じてページを繰る表示を行わせる。すなわち、主制御部30は、開始位置から書籍データのページを繰る表示を開始させ、終了位置でページを繰る表示を終了させる。これに伴い、ディスプレイ12には開始位置および終了位置に応じて書籍データのページを繰る表示が行われる。
ステップS55およびS56は、図3のステップS5およびS6とほぼ同様の処理であるため、詳細な説明を省略する。
以上で、指紋の検出開始位置および終了位置に応じてページの繰り表示の開始位置および終了位置が決定される第六のデータ表示処理の説明を終了する。
この携帯電話機1によれば、電子書籍に代表される、複数のページで構成されたデータに対して、操作性および視認性に優れたページ繰り操作を行うことができる。
具体的には、指紋センサ25に対する指の移動量や移動速度の大小に応じて、ページ繰り量やページ繰り速度を制御することにより、指紋センサ25に対して入力した直感的な操作に伴うページ繰り表示を実現することができる。
また、指の検出開始位置と検出終了位置を判別することにより、ユーザが指を用いて直感的に入力した操作から、ページ繰り量を決定することができる。
さらに、指の種類に応じて、異なるページ繰り量やページ繰り速度の入力を受け付けるため、ページ繰り表示に対する操作性を向上させることができる。
また、任意のページにマーキングを行うことができるマーキング機能を備えることで、紙媒体の書籍にしおりや付箋をつけるような感覚で電子書籍を扱うことができる。また、ページ繰り表示中においてマーキングされたページが存在する場合には、通知を行ったりページ繰り速度を小さくしたりすることで、視認性も向上させることができる。
なお、本発明に係る携帯端末およびデータ表示方法を、携帯電話機1に表示される電子書籍を閲覧する場合を例として説明したが、これに限らず、複数ページからなるテキストや画像データを表示する携帯端末や、その表示方法にも適用してもよい。
携帯電話機1で実行されたページ繰り表示は、繰り途中に任意の位置での停止操作、およびその後の再開操作が可能なようにしてもよい。
また、移動量や移動速度を検出する手段に指紋センサ25を適用した例を説明したが、これに換えてジョグダイヤルや感圧センサなどの他の入力手段を用いてもよい。
また、本発明は、携帯電話機1以外にも、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機、その他の携帯端末にも適用することができる。
また、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
さらに、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
1 携帯電話機
10 上筐体
11 下筐体
12 ディスプレイ
14 発光素子
15 操作キー
22 数字キー
25 指紋センサ
30 主制御部
31 電源回路部
32 入力制御部
33 表示制御部
34 音声制御部
35 スピーカ
36 記憶部
37 通信制御部
38 アンテナ

Claims (12)

  1. 複数のページで構成されたデータを表示する表示手段と、
    操作者より入力された操作の移動量及び前記操作者の複数の指の指紋を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記移動量及び前記指の種類に基づいて、繰られるページ量を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記ページ量分の前記データのページを繰る表示を行わせる表示制御手段とを備え、
    前記決定手段は、前記検出手段により検出された前記移動量の大きさに比例させた前記データの全ページ数に対する割合及び前記指の種類に対応させて、前記繰られるページ量を決定することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記検出手段は、前記操作者より入力された操作の移動速度を検出し、
    前記決定手段は、前記検出手段により検出された前記移動速度に基づいて、前記ページを繰る速度を決定し、
    前記表示制御手段は、前記決定手段により決定された前記速度で前記データのページを繰る表示を行わせることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記決定手段は、前記指の種類に基づいて、前記ページを繰る速度を決定し、
    前記表示制御手段は、前記決定手段により決定された前記速度で前記データのページを繰る表示を行わせることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。
  4. 前記決定手段は、前記指の種類に基づいて、前記ページを繰る表示が開始される位置および終了される位置を決定し、
    前記表示制御手段は、前記決定手段により決定された前記開始される位置から前記データのページを繰る表示を開始させ、前記終了される位置で前記ページを繰る表示を終了させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の携帯端末。
  5. 前記決定手段は、前記検出手段により得られる前記指紋の検出が開始された位置と終了された位置とに基づいて、前記ページを繰る表示が開始される位置および終了される位置を決定し、
    前記表示制御手段は、前記決定手段により決定された前記開始される位置から前記データのページを繰る表示を開始させ、前記終了される位置で前記ページを繰る表示を終了させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の携帯端末。
  6. 前記データの任意のページにマーキングするマーキング手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、繰る表示が行われるページの中にマーキングされた前記ページが存在する場合、前記マーキング手段によりマーキングされた前記ページ近傍におけるページを繰る速度を小さくする請求項1乃至のいずれか一項に記載の携帯端末。
  7. 複数のページで構成されたデータを表示する表示ステップと、
    操作者より入力された操作の移動量及び前記操作者の複数の指の指紋を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで検出した前記移動量及び前記指の種類に基づいて、繰られるページ量を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップで決定した前記ページ量分の前記データのページを繰る表示を行う表示制御ステップとを備え、
    前記決定ステップは、前記検出ステップにより検出された前記移動量の大きさに比例させた前記データの全ページ数に対する割合及び前記指の種類に対応させて、前記繰られるページ量を決定することを特徴とするデータ表示方法。
  8. 前記検出ステップは、前記操作者より入力された操作の移動速度を検出し、
    前記決定ステップは、前記検出ステップで検出した前記移動速度に基づいて、前記ページを繰る速度を決定し、
    前記表示制御ステップは、前記決定ステップで決定した前記速度で前記データのページを繰る表示を行うことを特徴とする請求項に記載のデータ表示方法。
  9. 前記決定ステップは、前記指の種類に基づいて、前記ページを繰る速度を決定し、
    前記表示制御ステップは、前記決定ステップで決定した前記速度で前記データのページを繰る表示を行うことを特徴とする請求項7又は8に記載のデータ表示方法。
  10. 前記決定ステップは、前記検出ステップで検出した前記指の指紋より判別する前記指の種類に基づいて、前記ページを繰る表示を開始する位置および終了する位置を決定し、
    前記表示制御ステップは、前記決定ステップで決定した前記開始する位置から前記データのページを繰る表示を開始し、前記終了する位置で前記ページを繰る表示を終了する表示制御を行うことを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載のデータ表示方法。
  11. 前記決定ステップは、前記検出ステップで得られる前記指紋の検出を開始した位置と終了した位置とに基づいて、前記ページを繰る表示を開始する位置および終了する位置を決定し、
    前記表示制御ステップは、前記決定ステップで決定した前記開始する位置から前記データのページを繰る表示制御を開始し、前記終了する位置で前記ページを繰る表示を終了する表示を行うことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項に記載のデータ表示方法。
  12. 前記データの任意のページにマーキングするマーキングステップをさらに備え、
    前記表示制御ステップは、繰る表示を行うページの中に、前記マーキングステップにおいてマーキングされた前記ページが存在する場合、マーキングされた前記ページ近傍におけるページを繰る速度を小さくする請求項7乃至11のいずれか一項に記載のデータ表示方法。
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