JP5245058B2 - 変流器内蔵据置端子 - Google Patents

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本発明は、例えば電力量計の計器に使用される、変流器内蔵据置端子に関し、特に従来の計器の設置スペース内に容易に収めることができ、且つ、無停電での計器交換を、異極の電線どうしを接触させる等の虞なく容易に且つ確実に行うことのできる、変流器内蔵据置端子に関する。
電力量計の計器は、電流および電圧を検出し、処理し易い信号に変換する電流センサおよび電圧センサと、電流センサおよび電圧センサで変換された信号を乗算処理する乗算部と、乗算値を基に電力量を表示する表示部とを備えており、これらは、計器用変成器と組み合わせず単独で使用される単独計器と、変流器または計器用変成器と組み合わせて使用される変成器付計器とに分類される。計器の取り付けに使用できる壁面の面積は限られているため、従来、比較的大型の変流器または計器用変成器は、計器とは別の設置スペースに離れて配置され、両者は電線によるねじ締めで接続されている。
しかし、計器は、検定期限が定められており、所定期間ごとの交換が義務付けられている。計器交換時、ねじ締めにより固定された電線を計器から着脱する作業は煩雑であり、また、計器から外された異極の電線同士を接触させる虞等がある。また、無停電での計器交換作業をする場合、従来のバイパス工事は費用も時間もかかり、非熟練者にとっては難しい高度な技術を必要とする。また、変成器付計器と変流器、または変成器付計器と計器用変成器とを接続する場合、乗率を合わせる必要があるが、従来、乗率の確認は目視で行われており、変流器または計器用変成器と乗率の異なる計器を接続してしまう虞がある。変成器付計器と変流器、または変成器付計器と計器用変成器のねじ締めによる接続では、構造上、異なる乗率の組み合わせでも接続できてしまうことから、これを効果的に防止することが難しかった。
特開平7−167894号は、コネクタの着脱による計器交換が可能な電力量計を開示している。この電力量計では、計器を、電流センサおよび電圧センサを内蔵する基礎変換部と、基礎変換部からの電圧信号と電流信号を乗算し電力量を表示する静止形演算表示部に分割し、両者をコネクタにより接続している。これにより、経年的に劣化する要素を含み検定期限の短い静止形演算表示部を、検定期限の長い基礎変換部から容易に分離・結合可能としている。また、基礎変換部内に安全回路を設けることにより、二次側の高電圧の発生を防止し、コネクタによる着脱のみで、無停電での静止形演算表示部の交換作業を可能にしている。
しかし、特開平7−167894号のように、計器を分割し別々に検定する方法は、現行の制度では認められていない。
特開平7−167894号
本願発明は、現行制度に合った方法で計器端子部との接続にコネクタを使用し、異極の電線同士を接触させる等の虞なく、計器交換の作業性を向上させることを目的とする。さらに、本願発明は、短絡部にコネクタを使用し、無停電での計器交換の作業性を向上させることを目的とする。さらに、本願発明は、変流器または計器用変成器に、乗率の異なる計器が接続されることを防止することを目的とする。
請求項1の発明によれば、計器に接続される計器接続部と配電線に接続される電線接続部を有する本体と、外部カバーとを備えており、前記本体内に変流器または計器用変成器のいずれか一方が収容されている、変流器内蔵据置端子であって、前記計器接続部がコネクタを備えている、変流器内蔵据置端子が提供される。この構成によれば、変流器または計器用変成器を据置端子の密閉空間内に保持できるので、変流器または計器用変成器自体を小型化でき、変流器等と計器を含む全体を、従来の計器の設置スペース内に収め、据置端子と計器とを小型のコネクタで接続することができる。これにより、従来のねじ締めによる接続に比べて、計器交換を容易に行うことができ、また、計器を分割することなく、現行制度に合った方法で計器交換作業を行うことができる。
請求項2の発明によれば、請求項1に記載の変流器内蔵据置端子において、前記計器は電力量計であり、前記コネクタの外形は乗率ごとに異なっている。この構成により、変流器または計器用変成器が乗率の異なる計器と接続されることを、確実に防止することができる。
請求項3の発明によれば、請求項1または2に記載の変流器内蔵据置端子において、前記コネクタは計器プラグ用ヘッダを備えており、前記計器プラグ用ヘッダは、前記計器の接続コードに取り付けられた計器プラグに接続される。この構成によれば、計器の接続コードに取り付けられた計器プラグを、据置端子の計器プラグ用ヘッダに抜き差しするだけで、異極の電線同士の接触や電線の誤接続等の虞なく、容易に計器交換作業を行うことができる。
請求項4の発明によれば、請求項3に記載の変流器内蔵据置端子において、前記外部カバーは、前記計器プラグを前記計器プラグ用ヘッダに向けて押し込み可能な突起を備えている。この構成によれば、計器プラグの計器プラグ用ヘッダへの差し込みが不完全であっても、外部カバーの突起によって、計器プラグを計器プラグ用ヘッダに完全に押し込むことができ、計器と据置端子を確実に接続することができる。
請求項5の発明によれば、請求項3または4に記載の変流器内蔵据置端子において、前記本体は、前記変流器の二次側または前記計器用変成器の変流器の二次側に対して並列に接続される前記計器プラグ用ヘッダ及び短絡プラグ用ヘッダを備えており、前記短絡プラグ用ヘッダは、短絡プラグに接続される。この構成によれば、短絡プラグを、据置端子の短絡プラグ用ヘッダに抜き差しするだけで、容易に変流器の二次側を短絡させることができる。従って、無停電での計器交換作業中に電圧を発生させる虞がない。また、煩雑なバイパス工事等を行うことなく、無停電での計器交換作業を容易に行うことができる。
請求項6の発明によれば、請求項5に記載の変流器内蔵据置端子において、前記外部カバーは、前記短絡プラグ用ヘッダに接続された前記短絡プラグに当接可能な突起を備えている。この構成によれば、短絡プラグが据置端子の短絡プラグ用ヘッダに接続されている間は、外部カバーの突起が短絡プラグに当接することにより、外部カバーを閉じることが妨げられる。これにより、作業者の短絡プラグの外し忘れを防止し、無停電での計器交換終了後に変流器の二次側が短絡されたまま放置されることを防止することができる。
請求項7の発明によれば、請求項5または6に記載の変流器内蔵据置端子において、前記本体は、内部カバーを備えている。
請求項8の発明によれば、請求項7に記載の変流器内蔵据置端子において、前記内部カバーは、前記短絡プラグを前記計器の前記接続コードに重なる位置で固定するように位置決めされたホルダーを備えている。この構成によれば、内部カバーのホルダーによって、短絡プラグを、計器の接続コードの上に重ねて固定することができる。これにより、変流器の二次側が短絡される前に計器プラグが計器プラグ用ヘッダから外されることを防止することができる。
請求項9の発明によれば、請求項7または8に記載の変流器内蔵据置端子において、前記内部カバーは、前記計器プラグ用ヘッダに接続された前記計器プラグを覆う計器プラグカバーと、前記短絡プラグと協働して前記計器プラグカバーを開閉するための開閉機構とを備えている。この構成によれば、計器プラグカバーは、短絡プラグと協働して開閉されるので、短絡プラグを関係者のみが所持し、第三者が変流器の二次側を短絡して盗電することを防止することができる。また、計器交換時に、変流器二次側が開放されることを防止することができる。
請求項10の発明によれば、請求項7乃至9のいずれか一項に記載の変流器内蔵据置端子において、前記内部カバーは、通信装置が収容される通信装置収容部を備えている。この構成により、将来の自動検針等に備えて、通信装置の収納スペースを確保することができ、また、通信装置を電力封印内におくことにより、関係者のみが容易にアクセスできるようにすることができる。
請求項11の発明によれば、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の変流器内蔵据置端子において、前記計器と前記外部カバーは、強化耐侯形である。この構成により、計器と外部カバーに優れた耐侯性能を付与することができる。
請求項12の発明によれば、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の変流器内蔵据置端子において、前記本体内において、前記計器接続部と、前記変流器または前記計器用変成器と、内部一次導体とが一体化されている。この構成により、設置状態から据置端子を外すことなく、変流器または計器用変成器を交換することができるので、変流器または計器用変成器の容量変更等を容易に行うことができる。
請求項13の発明によれば、請求項12に記載の変流器内蔵据置端子において、前記電線接続部は、前記配電線を短絡させる短絡装置に対する接続部を形成することができる。この構成により、無停電での変流器または計器用変成器の交換を容易に行うことができる。
本願発明によれば、現行制度に合った方法で計器端子部との接続にコネクタを使用し、異極の電線同士を接触させる等の虞なく、計器交換の作業性を向上させることができる。さらに、短絡部にコネクタを使用し、無停電での計器交換の作業性を向上させることができる。さらに、本願発明によれば、変流器または計器用変成器に、乗率の異なる計器を接続することを防止することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。
[変流器内蔵据置端子の全体概要]
図1は、本実施形態の変流器内蔵据置端子1を、これが接続される計器100と共に示す分解斜視図である。本実施形態の変流器内蔵据置端子1(以下、「据置端子1」と称する)は、計器100に接続される計器接続部と配電線(図示せず)に接続される電線接続部を有する本体2と、外部カバー3とを備えている。本体2は、さらに、内部カバー5を備えており(図2参照)、図1は、本体2に内部カバー5が取り付けられた状態を示している。図3は、本体2に計器100が接続され且つ外部カバー3が取り付けられた、据置端子1の組み立て完成図である。図3に示す状態で、本実施形態の据置端子1は、計器100と一体的に建造物の壁面等に取り付けられる。尚、以下の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」、「前」、「後」、「正面」、「背面」、「裏面」等の方向を示す用語は、特に断りのない限り、据置端子1の図3に示す取付状態に関して用いられる。
[本体2について]
図2は、内部カバー5が外された本体2の内部を示す。図2に示すように、本体2には、変流器4が内蔵されている。具体的には、本体2は、前面が開放されたケース部35を備えており、変流器4は、ケース部35の内部に配置される。尚、変流器4は、計器用変成器(換言すれば、変流器及び変圧器)であってもよい。さらに、ケース部35内では、計器プラグ用ヘッダ(コネクタ)6と短絡プラグ用ヘッダ(コネクタ)8が保持部14によって保持されている。保持部14は、ケース部35の後壁から前方に延びる2枚の板状部(符号省略)であり、これら板状部の上下方向略中央に設けられた突起と、該板状部の上下方向端部にこれと一体的に形成されている取付ボス部21(後述)との間で、計器プラグ用ヘッダ6及び短絡プラグ用ヘッダ8が、それぞれの位置に保持される。計器プラグ用ヘッダ6と短絡プラグ用ヘッダ8は、それぞれ、変流器4の二次側に並列に接続されており(図4参照)、各ヘッダ6、8に接続された変流器4の二次側導体等は、2枚の板状部の間の空間内を通って配置される。本実施形態では、計器プラグ用ヘッダ6は、計器100の接続コード102に取り付けられた計器プラグ101(図1)に接続されるものであり、本体2の計器接続部を構成している。短絡プラグ用ヘッダ8は、計器100を無停電で交換するために、後述する短絡プラグ18に接続される。
図1に示すように、本体2の上部には、貫通穴11が形成されており、計器100の接続コード102に取り付けられた計器プラグ101は、貫通穴11を通って、計器プラグ用ヘッダ6に接続される。尚、200は、据置端子1を計器100と共に壁面等に取り付けるための取付穴(符号省略)を有する取付板である。
本体2の下端部は、配電線が挿入される配電線挿入穴12(図11(A)(B)参照)とねじ締め開口13とを備える電線接続部を形成している。配電線挿入穴12には端子金具が配置されており、配電線挿入穴12から端子金具に挿入された配電線は、ねじ締め開口13において、ねじ15で端子金具に締め付け固定されている。本実施形態では、各ねじ締め開口13に、2本のねじ15が配置されている。
図4に、据置端子1と短絡プラグ18の回路構成を示す。図4中、1S、2S、3Sは、電源側の電線接続部の端子、3L、2L、1Lは、負荷側の電線接続部の端子を示す。CT1は、電線接続部の端子1Sから1Lへ流れる電流を変換する変流器4を示し、CT2は、電線接続部の端子3Sから3Lへ流れる電流を変換する変流器4を示す。P1、P2、P3は、線間の電圧検出と計器100の回路電源の生成に使用される電圧端子を示す。1S’、1L’、3S’3L’は電流端子を示す。図4に示すように、変流器4(CT1、CT2)の二次側では、計器プラグ用ヘッダ6と短絡プラグ用ヘッダ8の2つのコネクタが並列に設けられている。短絡プラグ18の内部では、短絡コード18aを介して同極同士が短絡されている。
本実施形態では、計器100の定格電流は5Aであり、定格電圧は、例えば、100V、200Vである。このため、計器接続部に小型のコネクタを用いることができる。変流器4(CT1、CT2)の定格二次電流は、計器100の定格電流に合わせて5Aである。
尚、本体2に内蔵される変流器4は、計器から離れて電線によるねじ締めで接続される従来の変流器と比べて、寸法が小型化されている。従来の変流器は、鉄心が外気に触れないように樹脂モールド等されているため比較的大きな寸法を有しているが、本発明では、変流器を据置端子1の本体2の密閉空間内に保持できるため、外気に触れないように鉄心部分をモールドする必要がない。さらに、外部配線による損失を考慮する必要がないので、鉄心自体の大きさも小さくすることができる。一方、従来の計器は、電子部品の小型化や削減により既に内部に、余剰スペースを含んでいる。本願発明では、変流器の小型化と共に、従来、内部に余剰空間を含んでいた計器部分も縦方向に小型化し、変流器と計器を含む全体を、従来の計器の設置スペース内に収めている。
このように、本実施形態の変流器内蔵据置端子1では、変流器4を据置端子1の密閉空間内に保持できるので、変流器4を従来のものに比べて小型化でき、変流器4と計器100を含む全体を、従来の計器の設置スペース内に収め、据置端子1と計器100とを小型のコネクタで接続することができる。これにより、従来のねじ締めによる接続に比べて、電線の誤接続や異極の電線同士の接触等の虞なく、計器交換を容易に行うことができる。また、計器を分割することなく、現行制度に合った方法で計器交換作業を行うことができる。
また、本発明によれば、計器プラグ用ヘッダ(コネクタ)6の外形を乗率ごとに変えることができる。計器が、変流器または計器用変成器と組み合わせて使用される場合、実際に需要家が使用した電気使用量を算定する際に、計器の指示値に電圧比や電流比(乗率)をそれぞれ乗じる必要がある。コネクタの外形を変える例として、例えば、ヘッダ側のコネクタ(計器プラグ用ヘッダ6)にコーディングキーを取り付け、このコーディングキーに対応する位置にあるプラグ側のコネクタ(計器プラグ101)のコーディングフィンガーを折る。こうして、コーディングキーの位置とコーディングフィンガーの折られた位置とが一致する場合のみ、計器プラグ用ヘッダ6と計器プラグ101を接続できるようにする。乗率によってこれらの位置を変えることにより、計器100を交換する際、据置端子1に内蔵された変流器4の乗率と異なる乗率の計器を接続させることが防止される。尚、コネクタの外形の例は、上記の例に限られない。
尚、後述するように、本発明によれば、計器接続部と、変流器及び内部一次導体とを一体化させることができる(図11(A)(B)参照)。この場合、設置状態から据置端子1を外すことなく、変流器の容量変更等を容易に行うことができる。
[内部カバー5について]
図2に示すように、内部カバー5は、取り付けねじ20、60を介してケース部35に取り付けられる。ケース部35の後壁には、取り付けねじ20、60を受け入れるための取付ボス部21、61が形成されており、取り付けねじ20、60は、取付ボス部21、61の内側に螺合される。尚、取付けねじ60は、本体2を封印するための封印ねじとしても機能する。
また、図2に示すように、内部カバー5は、計器プラグ用ヘッダ6を受け入れるための開口7と、短絡プラグ用ヘッダ8を受け入れるための開口9を備えている。図1に示されるように、ケース部35に内部カバー5が取り付けられると、計器プラグ用ヘッダ6と短絡プラグ用ヘッダ8のプラグ側が、開口7、9を通して露出される。
内部カバー5の前面において、開口7の上端部を除く周囲には隔壁が形成されており、開口9の下端部を除く周囲にも隔壁が形成されている。
さらに、内部カバー5の前面には、開口7の上側に、短絡プラグ18を保持するホルダー19が形成されている。本実施形態では、ホルダー19は、内部カバー5の前面から延びる2本のフック状の突起19a、19bと、その間に形成される小突起62a、62bを備えている。小突起62a、62bは、突起19a、19bよりも前後方向の長さが小さく設定されており、短絡プラグ18は、フック状の突起19a、19bの爪部(符号省略)と小突起62a、62bの前端面との間に嵌め込まれた状態で保持される。ホルダー19は、内部カバー5において、短絡プラグ18を計器100の接続コード102に重なる位置で固定するように位置決めされている。即ち、小突起62a、62bの間の空間に接続コード102が配置される。図5に、計量時における、ホルダー19に保持された短絡プラグ18と、接続コード102及び計器プラグ101(開口7を通して計器プラグ用ヘッダ6に接続されている)との位置関係を示す。
短絡プラグ18が計器100の接続コード102に重なる位置で固定されているため、短絡プラグ18をホルダー19から外さなければ、計器プラグ101を計器プラグ用ヘッダ6から外すことができない。これにより、変流器4の二次側が短絡される前に計器プラグ101が計器プラグ用ヘッダ6から外されることを防止することができる。
尚、内部カバー5は、ホルダー19に代えて、計器プラグ用ヘッダ6に接続された計器プラグ101を覆う計器プラグカバー24と、短絡プラグ18と協働して計器プラグカバー24を開閉するための開閉機構を備えることができる。開閉機構は、開口7の周囲の隔壁内に形成することができる。図6(A)(B)に示す例では、隔壁の一端に計器プラグカバー24の端部を枢動可能に保持するヒンジ部が設けられ、隔壁の他端には、上下に2つの穴50、51が形成されている。穴50、51は、それぞれ、計器プラグカバー24のフック部52と短絡プラグ18の突起部53を受け入れ可能である。隔壁内には、例えば、計器プラグカバー24のフック部52と係合可能な係合部材(図示せず)が配置され、短絡プラグ18の突起部53の抜き差しによって、該係合部材がフック部52と係合/非係合状態に置かれる。しかし、開閉機構の例はこれに限られない。開閉機構は、計器プラグカバー24の開閉に短絡プラグ18を必要とさせるものであればよい。これにより、変流器4の二次側を短絡させる前に計器プラグ101が外されることを防止することができる。また、短絡プラグ18を関係者のみが所持すれば、第三者が変流器の二次側を短絡して盗電することを防止することができる。
また、本実施形態では、内部カバー5は、通信装置110を収容するための通信装置収容部10を備えている。これにより、通信装置110を計器100の外側の、外部カバー3による電力封印内に設置することができるので、必要に応じて通信装置110を容易に着脱でき、更新やメンテナンスを効率的に行うことができる。通信装置プラグ25は、本体2の貫通穴11を通じて計器側のヘッダ(符号省略)に接続される(図1、図10参照)。
[外部カバー3について]
据置端子1の本体2を計器100に接続し、さらに外部カバー3を取り付けた状態を図3に示す。この状態で、外部カバー3は、計器100に接続された据置端子1の本体2の前面及び左右側面を完全に覆う前壁及び左右側壁を備えている。外部カバー3の下壁は、本体2の下面に形成された配電線挿入穴にアクセス可能な開口部(図7参照)を備えている。また、外部カバー3の上面は、計器100の接続コード102が貫通穴11を通過することを許容するように開放されている。計器100と外部カバー3は、強化耐候形である(JIS C 1281)。
図7に示すように、外部カバー3は、裏面に、短絡プラグ用ヘッダ8に接続された短絡プラグ18に当接可能な突起22を備えている。計器交換の終了後、短絡プラグ18を短絡プラグ用ヘッダ8から引き抜く必要があるが、このような突起22を設けることによって、計器交換の終了後、短絡プラグ18を短絡プラグ用ヘッダ8から外し忘れることを防止することができる。即ち、短絡プラグ18が短絡プラグ用ヘッダ8に接続された状態では、外部カバー3の突起22が短絡プラグ18に当たって、外部カバー3を完全に閉じることができない(図8(A))。短絡プラグ18を引き抜いてホルダー19に戻した状態では、外部カバー3を完全に閉じることができる(図8(B))。突起22の形状及び数は、図7に示すものに限られない。図7の例では、突起22は、中空の角柱形状であり、中空部周囲の突起部が短絡プラグ18に当接する。このとき、突起22の中空部内には、短絡プラグ18の前面に位置する短絡コード18aが受け入れられる。突起22は、外部カバー3の裏面において、短絡プラグ用ヘッダ8に実質的に対向する位置に形成されていればよく、突起22の突出長さは、短絡プラグ18が短絡プラグ用ヘッダ8に接続されている時は、短絡プラグ18に当接して外部カバー3の取り付けを妨げることができ、短絡プラグ18が短絡プラグ用ヘッダ8から外された時には、外部カバー3が完全に閉じられることを妨げない長さであればよい。尚、説明の簡単のため、図7及び8(A)(B)に示す外部カバー3では、後述する突起23は省略されている。
図9に示すように、外部カバー3は、さらに、計器プラグ101を計器プラグ用ヘッダ6に向けて押し込み可能な突起23を備えることができる。外部カバー3を閉じる際、計器プラグ101の計器プラグ用ヘッダ6への差し込みが不完全であった場合、突起23が計器プラグ101に当接し、これを完全に押し込むように機能する。突起23の数および外形は特に限られない。突起23は、外部カバー3の裏面において、計器プラグ用ヘッダ6に実質的に対向する位置に形成されていればよく、突起23は、外部カバー3が完全に閉じられた状態で、計器プラグ用ヘッダ6に接続された計器プラグ101と接触する程度の突出長さを有していればよい。このような突出長さであれば、外部カバー3を閉じる際に、計器プラグ101を計器プラグ用ヘッダ6に完全に差し込むことができる。しかし、接続コード102に過度な押圧力を加えることを避けるため、図9に示すように、計器プラグ101の本体の、接続コード102が存在しない部分と接触するように、例えば、4本の略円柱状の突起23を形成することが好ましい。このような突起23を形成することにより、計器100と据置端子1の電気的接続を確実に行うことができる。
図3等に示されるように、外部カバー3は、外部カバー3を計器100に固定するための一対の計器固定ねじ17と、本体2に固定するための一対の本体固定ねじ17´を備えている(尚、図3では右側端部の計器固定ねじ17、本体固定ねじ17´のみが示されているが、左側端部にも同様の計器固定ねじ17、本体固定ねじ17´が設けられている)。また、図1及び図2に示されるように、本体2は、その上端部の左右両側に、本体2を計器100に固定するための計器固定ねじ38を備えている(図1及び図2では、右側の計器固定ねじ38のみが示されている)。さらに、図1に示すように、計器100の下端部の左右両側には、2枚の取り付け金具103が取り付けられており、各取り付け金具103には、計器固定ねじ38を受け入れるねじ穴104と、外部カバー3の計器固定ねじ17を受け入れるねじ穴105が形成されている。本体2の下端部の左右両側には、外部カバー3の本体固定ねじ17´を受け入れるねじ穴37を有する取り付け金具36が取り付けられている(図1及び図2では右側の取り付け金具36のみ示す)。据置端子1の組み立て時、内部カバー5が取り付けられた本体2は、計器100の取り付け金具103のねじ穴104及び計器固定ねじ38を介して計器100に固定され、次に、外部カバー3が、計器100の取り付け金具103のねじ穴105及び計器固定ねじ17と、本体2の取り付け金具36のねじ穴37及び本体固定ねじ17´によって計器100と本体2に固定される。組み立て完成時、各部はパッキンにより防水構造となっている。
[無停電による計器交換方法]
本発明の実施形態の据置端子1における、無停電での計器交換方法の一例を示す。
外部カバー3の計器固定ねじ17と本体固定ねじ17´をゆるめて外部カバー3を計器100と本体2から外し(この状態を図10に示す)、さらに、通信装置プラグ25を計器100から外す。
次に、計器100を据置端子1から外す必要があるが、ここで、変流器4の二次側を短絡せずに計器100を据置端子1から外した場合、変流器4の一次側は通電状態にあるため、二次側に電圧が発生する。このため、計器100を外す前に変流器4の二次側を短絡させる必要がある。そこで、ホルダー19に固定されている短絡プラグ18をホルダー19から外し、短絡プラグ用ヘッダ8に接続する。
このとき、短絡前に計器プラグ101を計器プラグ用ヘッダ6から外すことを防ぐため、上述のように、本実施形態の据置端子1では、ホルダー19が、短絡プラグ18を計器100の接続コード102に重なる位置で固定するように位置決めされている。これにより、計量時の状態では短絡プラグ18はホルダー19に固定されているが、この状態で計器プラグ101を計器プラグ用ヘッダ6から外そうとすると、接続コード102上の短絡プラグ18が邪魔になり、計器プラグ101を外すことができない。即ち、短絡プラグ18をホルダー19から外した後でなければ、計器プラグ101を外すことができないようになされている。
短絡プラグ18をホルダー19から外した後、短絡プラグ18を短絡プラグ用ヘッダ8に接続する。次に、計器プラグ101を計器プラグ用ヘッダ6から外し、計器固定ねじ38を外して、計器100を本体2から外す。
尚、上述のように、本発明の据置端子1では、ホルダー19に代えて、計器プラグ用ヘッダ6に接続された計器プラグ101を覆う計器プラグカバー24と、短絡プラグ18と協働して計器プラグカバー24を開閉するための開閉機構とを設けることができる(図6(A)(B))。計器プラグカバー24の開閉に短絡プラグ18を必要とするため、短絡プラグ18の接続前に計器プラグ101が外されて、変流器4の二次側が開放されることを防止することができる。さらに、関係者だけが短絡プラグ18を所持することにより、第三者が計器プラグカバー24を開いて計器プラグ101を外し、盗電することを防止することができる。
計器交換後、交換後の計器100の計器プラグ101を、計器プラグ用ヘッダ6に接続する。このとき、計器プラグ用ヘッダ6の外形を乗率ごとに異なるものとしておくことにより、異なる乗率の計器との誤接続を防止することができる。
短絡プラグ18を短絡プラグ用ヘッダ8から外してホルダー19に戻した後、計器100の取り付け金具103のねじ穴104及び本体2の計器固定ねじ38を介して本体2と計器100を接続し、次に、外部カバー3を本体2と計器100に取り付ける。このとき、短絡プラグ18が短絡プラグ用ヘッダ8に接続されたままであると、外部カバー3の突起22が短絡プラグ18に当接し、外部カバー3を正常に取り付けることができないので、短絡プラグ18の外し忘れが防止される(図8(A)(B))。また、計器プラグ101の計器プラグ用ヘッダ6への差し込みが不十分であった場合、外部カバー3の突起23によって、計器プラグ101が計器プラグ用ヘッダ6に向けて押し込まれ、確実に接続される(図9)。最後に計器固定ねじ17と本体固定ねじ17´を、それぞれ、計器100の取り付け金具103のねじ穴105と本体2の取り付け金具36のねじ穴37に締め付けて、計器交換作業が終了する。
[変流器交換方法]
また、上記したように、本発明では、本体2内において、計器接続部と、変流器4および内部一次導体とを一体化することができる。この場合の構成を、図11(A)〜図12(C)に示す。この構成では、上記実施形態とは異なり、ケース部35とほぼ対応する外形を有する内部ケース26を、本体2に着脱可能に配置する。具体的には、内部ケース26は、端子部32を本体2の電線接続部の端子金具に接続することにより本体2に固定される。即ち、端子部32は、変流器4を配電線と電気的に接続すると共に、内部ケース26を本体2に固定する機能を有している。内部ケース26内には、計器プラグ用ヘッダ6を含む計器接続部と、短絡プラグ用ヘッダ8と、変流器4および内部一次導体が配置されている。さらに、計器プラグ用ヘッダ6と短絡プラグ用ヘッダ8を保持する保持部が、内部ケース26の後壁に形成されており、この保持部は、内部ケース26の後壁に形成されているという点を除いて、上述の保持部14と実質的に同様の構成を有している。内部ケース26の前面には、短絡プラグ18を保持するホルダー28、計器プラグ用ヘッダ6を受け入れる開口29、短絡プラグ用ヘッダ8を受け入れる開口30、及び通信装置収容部31が形成されており、これらは、内部ケース26の前面に形成されているという点を除いて、上述のホルダー19、開口7、開口9、及び通信装置収容部10と実質的に同様の構成を有している。32は、電源側(1S、3S)端子部及び負荷側(1L、3L)端子部であり、内部ケース26内の内部一次導体に接続されると共に、本体2の電線接続部の、対応する端子金具に着脱可能に接続される。この構成により、据置端子1の本体2を建造物の壁面等に取り付けられた設置状態から外すことなく、変流器4を交換することができるので、変流器の容量変更等を容易に行うことができる。また、変流器の交換は、後述するように、短絡装置33を用いて無停電で行うことができる。
無停電で変流器4を交換するときは、外部カバー3の計器固定ねじ17と本体固定ねじ17´をゆるめて外部カバー3を計器100と本体2から外す。次に、短絡プラグ18を、開口30の短絡プラグ用ヘッダ8に接続し、開口29の計器プラグ101を計器プラグ用ヘッダ6から外す。さらに、通信装置プラグ25を計器100から外して通信装置110を内部ケース26の通信装置収容部31から取り除く。この時、計器100は、計器固定ねじ38をゆるめることにより本体2から外すことができるが、必ずしも本体2から外さなくてもよい。本実施形態では、計器100は、本体2から外されている(この状態を図11(B)に示す)。次に、1S、3S、1L、3L側の電線接続部(図4に示す配列に対応する)のねじ締め開口13における上側のねじ15を外す(図12(A))。ねじ15が外されたねじ穴(符号省略)に、短絡装置33を取り付け、次に、端子部32を本体2の電線接続部の端子金具から外して、変流器4を内部ケース26ごと、本体2のケース部35から取り出す(図12(B)(C))。尚、2S、2L側の配電線は、据置端子1の内部で短絡されている。変流器4を交換後、内部ケース26をケース部35内に戻し、端子部32を接続して内部ケース26を本体2に固定した後、上記と逆の手順で計量状態に戻す。このときも、計器交換時と同様に、外部カバー3の突起22によって短絡プラグ18の外し忘れが防止され(図8(A)(B))、外部カバー3の突起23によって計器プラグ101と計器プラグ用ヘッダ6との接続が確実に行われる(図9)。
尚、電圧も小さく変換する必要がある場合、本発明の据置端子1では、変流器4に代えて、計器用変成器(換言すれば、変圧器と変流器)を本体2に内蔵してもよい。この場合も、変流器の定格二次電流は、計器の定格電流に合わせて5Aとし、変圧器の定格二次電圧は、計器の定格電圧に合わせて、例えば、110V(三相3線式の場合)とする。この場合も、計器接続部に小型のコネクタを使用可能である。
産業上の利用分野
本発明は、電力量計等の、変流器または計器用変成器と組み合わせて使用される変成器付計器に使用される据置端子、及び変成器付計器の無停電による計器交換方法、乗率の異なる計器の誤接続防止に関連する機器等に適用される。
本実施形態の変流器内蔵据置端子を、計器と共に示す分解斜視図である。 本実施形態の変流器内蔵据置端子の本体を、内部カバーを外した状態で示す斜視図である。 本実施形態の変流器内蔵据置端子の組み立て完成図である。 本実施形態の変流器内蔵据置端子の回路構成図である。 内部カバーの部分拡大斜視図である。 計器プラグカバーの使用方法を説明する図である。 外部カバーの裏面側を示す図である。 外部カバーの突起の作用を説明する図である。 外部カバーの突起の作用を説明する図である。 本実施形態の変流器内蔵据置端子を、外部カバーを外した状態で示す斜視図である。 (A)は、変流器を内蔵した内部ケースが、本体から外された状態を示す分解斜視図であり、(B)は内部ケースを本体に取り付けた状態を示す図である。 変流器の交換方法を説明する図である。
符号の説明
1 変流器内蔵据置端子
2 本体
3 外部カバー
4 変流器
5 内部カバー
6 計器プラグ用ヘッダ
7 開口
8 短絡プラグ用ヘッダ
9 開口
10 通信装置収容部
11 貫通穴
12 配電線挿入穴
13 ねじ締め開口
14 保持部
15 ねじ
17、17´ 固定ねじ
18 短絡プラグ
18a 短絡コード
19 ホルダー
19a、19b 突起
20 取り付けねじ
21 取付ボス部
22、23 突起
24 計器プラグカバー
25 通信装置プラグ
26 内部ケース
27 ねじ
28 ホルダー
29 開口
30 開口
31 通信装置収容部
32 端子部
33 短絡装置
35 ケース部
36 取り付け金具
37 ねじ穴
38 計器固定ねじ
50、51 穴
52 フック部
53 突起部
60 取り付けねじ
61 取付ボス部
62a、62b 小突起
100 計器
101 計器プラグ
102 接続コード
103 取り付け金具
104、105 ねじ穴
110 通信装置
200 取付板

Claims (11)

  1. 計器に接続される計器接続部と配電線に接続される電線接続部を有する本体と、外部カバーとを備えており、前記本体内に変流器または計器用変成器のいずれか一方が収容されている、変流器内蔵据置端子であって、前記本体の前記計器接続部がコネクタを備えており、
    前記コネクタは計器プラグ用ヘッダを備えており、前記計器プラグ用ヘッダは、前記計器の接続コードに取り付けられた計器プラグに接続され、
    前記本体は、前記変流器の二次側または前記計器用変成器の変流器の二次側に対して並列に接続される前記計器プラグ用ヘッダ及び短絡プラグ用ヘッダを備えており、前記短絡プラグ用ヘッダは、短絡プラグに接続される、変流器内蔵据置端子。
  2. 前記計器は電力量計であり、前記コネクタの外形は乗率ごとに異なっている、請求項1に記載の変流器内蔵据置端子。
  3. 前記外部カバーは、前記計器プラグを前記計器プラグ用ヘッダに向けて押し込み可能な突起を備えている、請求項1または2に記載の変流器内蔵据置端子。
  4. 前記外部カバーは、前記短絡プラグ用ヘッダに接続された前記短絡プラグに当接可能な突起を備えている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の変流器内蔵据置端子。
  5. 前記本体は、内部カバーを備えている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の変流器内蔵据置端子。
  6. 前記内部カバーは、前記短絡プラグを前記計器の前記接続コードに重なる位置で固定するように位置決めされたホルダーを備えている、請求項に記載の変流器内蔵据置端子。
  7. 前記内部カバーは、前記計器プラグ用ヘッダに接続された前記計器プラグを覆う計器プラグカバーと、前記短絡プラグと協働して前記計器プラグカバーを開閉するための開閉機構とを備えている、請求項またはに記載の変流器内蔵据置端子。
  8. 前記内部カバーは、通信装置が収容される通信装置収容部を備えている、請求項乃至のいずれか一項に記載の変流器内蔵据置端子。
  9. 前記計器と前記外部カバーは、強化耐侯形である、請求項1乃至のいずれか一項に記載の変流器内蔵据置端子。
  10. 前記本体内において、前記計器接続部と、前記変流器または前記計器用変成器と、内部一次導体とが一体化されている、請求項1乃至のいずれか一項に記載の変流器内蔵据置端子。
  11. 前記電線接続部は、前記配電線を短絡させる短絡装置に対する接続部を形成することができる、請求項10に記載の変流器内蔵据置端子。
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