JP5245043B2 - 無線ワイド・エリア・ネットワークと無線ローカル・エリア・ネットワークの間のハンドオーバのための通信方法および装置 - Google Patents

無線ワイド・エリア・ネットワークと無線ローカル・エリア・ネットワークの間のハンドオーバのための通信方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、通信方法および装置に関し、より詳細には、無線ワイド・エリア・ネットワーク(WWAN)と無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN)の間のハンドオーバのための通信方法および装置に関する。
WLANは、データ伝送サービスを提供するために空港およびホテルなどのいわゆるホットスポットに通常は配備される柔軟なデータ通信システムである。人々は、無線アクセスを介して、WLAN内のネットワーク・リソースおよびWLANによって接続されるインターネット上のリソースにアクセスするため、移動電話またはラップトップなどの無線通信端末を使用することができる。
WWANは、より広い領域をカバーする通信システムであり、音声およびデータ・サービスを提供するために配備される。例えば、移動体通信用グローバル・システム(GSM)、汎用パケット無線サービス(GPRS)、符号分割多元接続(CDMA)、および第3世代移動体通信(3G)システムはすべて、WWANのカテゴリに入る。
一般に、WWANは音声サービスを提供し、一方、WLANはデータ・サービスを提供する。しかし、通信技術の進展に伴い、WWANにおいては、低速データ・サービスに対する要求が現れ、WLANにおいては、IPベースの音声サービス(VoIP)が新たな注目の的になってきた。
図1は、従来のWLANおよびWWAN移動コンボ製品(WLAN and WWAN mobile combo product)の典型的な使用を示しており、WWANサービス・エリアは(図1に示されるように)、WLANサービス・エリアと重なり合ってもよく、または重なり合わなくてもよい。WLANサービス・エリアの外にいる移動ユーザがWWANサービスを介して音声通話を行っている場合のプロセスでは、前記移動ユーザは、自らの居場所を変えることによって、WLANサービス・エリアに入ることができる。当事者双方がWLAN圏内にいながら、まだWWANサービスを利用しているならば、彼らの通信コストは低減されないが、WWANサービスがWLANサービスに切り替えられれば、WWAN無線リソースばかりでなく、エンド・ユーザにかかるコストも大幅に節約され得る。さらに、ビデオ通話など、より豊富なサービスが提供され得る。通信の一方の当事者がWLANサービス・エリアを離れた場合、通信が続行できるよう保証するため、WLANサービスからWWANサービスにハンドオーバし戻すべきである。
上で述べられたように、効果的にユーザにかかるコストを低減し、またWWANのネットワーク・リソースを節約するために、WWANとWLANの間でハンドオーバを行うための通信方法および装置が必要とされている。
本発明の目的は、WWANとWLANの間でのハンドオーバのための方法および装置を提供することである。提案される方法および装置を用いると、2人のエンド・ユーザの少なくとも一方がWLANサービス・エリアにいない場合、彼らはWWANを使用して通信を行い、双方がWLAN圏内に入った場合、彼らの通信はWLANサービスにハンドオーバすることができ、2人のエンド・ユーザのどちらかがWLANサービス・エリアを離れようとする場合、彼らの通信は再びWWANサービスにハンドオーバし戻すことができ、これらのことは、WWANリソースを節約し、WLANリソースをより効率的に利用し、またエンド・ユーザにかかる通信コストも同様に節約することができる。
本発明によるWWANおよびWLANインタフェースを備える移動端末によって実行される方法は、WWANインタフェースを介して通信するステップと、端末のWLANインタフェースが利用可能かどうか検出するステップと、端末のWLANインタフェースが利用可能であるならば、WWANアクティブ状態からWWAN−to−WLAN状態に入るステップと、前記WWAN−to−WLAN状態において端末の存在情報を既知のアドレスを有する公開サーバに提供するステップと、前記端末と通信する別の端末のアドレスを前記サーバから獲得するステップと、前記アドレスを使用して前記別の端末にWLAN呼要求を送信するステップと、前記別の端末からWLAN呼要求を受諾する旨のメッセージを受信した後、WLANアクティブ状態に入るステップとを備える。
WLANサービス・エリアに入る前にWWANインタフェースを介して通信し、WLANサービス・エリアに入った後にWLANインタフェースを介して通信するためにハンドオーバし、通信端末のどちらかがWLANサービス・エリアを離れる場合にWWANインタフェースを介して通信するためにハンドオーバする手順について詳述する以下の説明では、デュアル・インタフェース(WLANおよびWWAN)を備える移動端末が例として取られる。本発明のすべての実施形態において、すべての結論は、WWANインタフェースはどのような状況下でも利用可能であり、WLANインタフェースはWLANサービス・エリア内でのみ利用可能であり、移動端末はWLANサービス・エリアを離れた後はWWANインタフェースを介してのみ通信可能であるという仮定に基づいて下される。
したがって、本発明は、移動端末が異なるインタフェース間でハンドオーバする手順をより明瞭に説明するため、以下で6つの動作状態を導入する。異なる状態にあるとき、移動端末は、成功したハンドオーバおよび通常の通信を保証するため、異なる動作を実行する。最初に、図2を併用して、移動端末の6つの動作状態について説明する。
1.WWANアイドル状態
この場合、移動端末は、他の端末とどのような無線接続も行っておらず、WWANインタフェースだけが利用可能である。この状態では、移動端末は、別の端末からWWANインタフェースを介して送信される呼要求を待機するか、または前記別の端末に呼要求を送信するため、ユーザ・インタフェースから呼コマンドを受け入れるか、またはWLANインタフェースが利用可能な場合にWLANアイドル状態にハンドオーバするため、WLANインタフェースのステータスを検査する。
WWANアイドル状態にある移動端末は、検査の結果、WLANインタフェースが利用可能であった場合、WLANアイドル状態に入る。またWWANアイドル状態にある移動端末は、別の端末にWWAN呼要求を送信した場合、または前記別の端末からWWAN呼要求を受信した場合、通常モードでWWAN呼を確立し、WWANアクティブ状態に入る。
2.WLANアイドル状態
この場合、移動端末は、他の端末と無線接続を行っていないが、WLANおよびWWANインタフェースが利用可能である。この状態では、移動端末は、別の端末からWLANインタフェースもしくはWWANインタフェースを介して送信される呼要求を待機するか、または前記別の端末にWLANもしくはWWAN呼要求を送信するため、ユーザ・インタフェースから呼コマンドを受け入れ、WLANインタフェースが利用不可能な場合にWWANアイドル状態にハンドオーバするため、WLANインタフェースのステータスを検査し、かつその存在情報を既知のネットワーク・アドレスを有する公開サーバに登録/登録抹消するが、存在情報は少なくとも、ネットワーク・アドレス、接続タイプ、および移動端末のポート情報を含む。
WLANアイドル状態にある移動端末は、検査の結果、WLANインタフェースが利用不可能であった場合、WWANアイドル状態に入る。WLANアイドル状態にある移動端末は、別の端末にWLAN呼要求を送信した場合、または別の端末からWLAN呼要求を受信した場合、従来のWLAN呼手順を確立する。さらに、WLANアイドル状態にある移動端末は、WLAN呼を拒否した別の端末にWWAN呼要求を送信することができ、または前記別の端末からWWAN呼要求を受信することができる。前記移動端末がWWAN呼要求を送信した場合、またはWWAN呼要求を受信した場合、従来のWWAN呼手順が確立される。
3.WWANアクティブ状態
この場合、WWANインタフェースだけが利用可能であり、移動端末は、WWANインタフェースを介して他の端末と通信している。この状態では、移動端末は、(GSMおよびCDMAシステムの通信モードなど)WWANインタフェースを使用する従来の通信モードでWWANインタフェースを介して呼信号およびトラフィック情報を処理し、WWAN通信を終了するため、ユーザ・インタフェースから切断コマンドを受け入れ、かつWLANインタフェースが利用可能な場合にWWAN−to−WLAN状態に遷移するため、WLANインタフェースのステータスを検査する。
WWANアクティブ状態にある移動端末は、検査の結果、WLANインタフェースが利用可能であった場合、移動端末がそのユーザ・プロファイルによって通信中にWLANに遷移することを許可されているならば、WWAN−to−WLAN状態に入る。通信中端末またはその相手が呼を切断した場合、WWANアクティブ状態にある移動端末は、WWAN通信を中止し、WWANアイドル状態に入る。
4.WLANアクティブ状態
この場合、WLANおよびWWANインタフェースの両方が利用可能であり、移動端末は、WLANインタフェースを介して他の端末と通信している。この状態では、移動端末は、(H.323およびSIPシステムの通信モードなど)WLANインタフェースを使用する従来の通信モードで呼信号およびトラフィック情報を処理し、ユーザ・インタフェースから切断コマンドを受け入れ、かつWLANインタフェースが利用不可能になりつつある場合にWLAN−to−WWAN状態に遷移するため、WLANインタフェースのステータスを検査する。
WLANアクティブ状態にある移動端末は、検査の結果、WLANインタフェースが利用不可能であった場合、またはその相手からWWANへのハンドオーバ要求を受信した場合、そのユーザ・プロファイルが呼手順中のWWANへのハンドオーバを許可しているならば、WLAN−to−WWAN状態に遷移する。移動端末またはその相手が呼を切断した場合、WLANアクティブ状態にある移動端末は、WLAN通信を終了し、WLANアイドル状態に入る。
5.WWAN−to−WLAN状態
この状態は、WWANインタフェースからWLANインタフェースに呼を転送するための遷移状態である。この状態では、移動端末は、WWANインタフェースからの呼信号およびトラフィック情報を処理し、WWAN通信を終了するため、ユーザ・インタフェースから切断コマンドを受け入れ、WLANインタフェースが利用不可能な場合にWWANアクティブ状態に戻るため、WLANインタフェースのステータスを検査し、かつ端末の存在情報を既知のネットワーク・アドレスを有する公開サーバに登録/登録抹消するが、存在情報は少なくとも、ネットワーク・アドレス、接続タイプ、および移動端末のポート情報を含む。
WWANアクティブ状態からWLANアクティブ状態に遷移する準備をするとき、移動端末は、その通信相手のステータス情報(WLANサービス・エリアでの相手の利用可能性、ならびに相手のネットワーク・アドレス、通信プロトコル、およびポート番号など)をプッシュまたはプル方法を使用して上記の公開サーバから獲得する。前記相手のネットワーク・アドレスがステータス情報に含まれていない場合、移動端末は、その相手のネットワーク・アドレスを前記公開サーバに要求しなければならず、その相手のネットワーク・アドレスを獲得した後でWLAN呼確立手順を開始する責任も負う。
WWAN−to−WLANアクティブ状態にある移動端末は、検査の結果、WLANインタフェースが利用不可能であった場合、WWANアクティブ状態に遷移して戻る。通信中移動端末またはその相手が呼を切断した場合、移動端末は、通信を終了し、WWANアイドル状態に遷移する(原理的には、WLANアイドル状態に直接遷移することが可能だが、実装を考慮して、WWANアイドル状態を介するこの遷移を設計した)。双方の側がそれらのプライベート・ユーザ・プロファイルに基づいて呼手順中でのハンドオーバに同意した場合、移動端末は、WLANアクティブ状態に遷移する。
プッシュ/プル方法およびハンドオーバ手順の詳細なステップは以下で説明される。
6.WLAN−to−WWAN状態
この状態も遷移状態であり、すなわちWLANインタフェースからWWANインタフェースに呼を転送する。この状態では、移動端末は、WLANインタフェースからの呼信号およびトラフィック情報を処理し、WLAN呼を終了するため、ユーザ・インタフェースから切断コマンドを受け入れ、かつWLANインタフェースが利用可能な場合にWLANアクティブ状態に戻るため、WLANインタフェースのステータスを検査する。
WLANアクティブ状態からWWANアクティブ状態にハンドオーバする準備をするとき、移動端末は、その相手の関連情報(電話番号など)をローカル・プロファイルに事前保存された情報によって調べる責任を負い、その後、WWAN呼確立手順を開始する。
WLAN−to−WWANアクティブ状態にある移動端末は、検査の結果、WLANインタフェースが利用可能であった場合、WLANアクティブ状態に戻る。移動端末またはその相手が呼を切断した場合、または通信接続が切断された場合、移動端末は、通信を終了し、WLANアイドル状態に遷移する(原理的には、WLAN接続が切断された場合、WWANアイドル状態に直接遷移することが可能だが、実装を考慮して、WLANアイドル状態を介するこの遷移を設計した)。双方の側がそれらのプライベート・ユーザ・プロファイルに基づいて呼手順中でのハンドオーバに同意した場合、移動端末は、WWANアクティブ状態に遷移する。
ハンドオーバの詳細なステップは以下のセクションで説明される。
上で述べられたように、デュアル無線インタフェース(WWANおよびWLANインタフェース)を備えるUEは、WLANサービス・エリアに入ったとき、上記の6つの状態の間でハンドオーバする。1つの状態から別の状態にスムーズに遷移するため、ハンドオーバのための詳細なステップが、前記移動端末内のスマート・エージェント・モジュールと前記公開サーバ内のスマート・サーバ・モジュールとの連携によって実施される。したがって、最初に、前記移動端末内のスマート・エージェントおよびスマート・サーバに対する簡略な概論が提供され、その後、ハンドオーバ手順が詳細に説明される。
1.スマート・エージェント
スマート・エージェント100は、移動端末内で動作する機能ブロックであり、ローカル構成モジュール10と、接続/アドレス検出モジュール20と、WLANモジュール30とを備える。図3は、スマート・エージェント100の構造と、スマート・サーバ200との接続とを示している。スマート・エージェントのすべてのモジュールについての詳細な説明が以下に提供される。
(1)ローカル構成モジュールは、移動端末のユーザ・プロファイルに基づき、ユーザ命令に従って移動端末のローカル構成情報を設定するために使用される。ローカル構成情報は、各通信相手の接続タイプ、各接続タイプでのユーザid、および各接続タイプでのユーザ嗜好に関係する。
例えば、移動端末ユーザAは、ユーザBおよびユーザCを含む登録一覧を有する。その場合、ローカル構成モジュールの支援を受けて、ユーザAのローカル構成情報は、プログラミング言語で以下のように示され得る。
<self name='usera'>
<connection type='gsm'>
<priority>low</priority> <id>13000000000</id>
</connection>
<connection type='jabber'>
<priority>high</priority>
<id>usera@somejabberserver.com</id>
<pwd>password4usera</pwd>
</connection>
<connection type='MSN'>
<priority>high</priority>
<id>usera@hotmail.com</id>
<pwd> password4usera</pwd>
</connection>
</self>
<user name='userb'>
<connection type='gsm'>
<id>+86-13000000001 </id>
</connection>
<connection type='jabber'>
<id> userb@somejabberserver. com</id>
</connection>
</user>
<user name='userc'>
<connection type='gsm'>
<id>+86-13000000002</id>
</connection>
</user>
ユーザA用に構成された上記のローカル構成情報は、ユーザAが3つの接続タイプを有し、WLANインタフェースでのjabber接続およびMSN接続が、WWANインタフェースでのGSM接続よりも高い優先権をもつこと、ユーザBが利用可能な2つの接続タイプを有し、WLANインタフェースを介するjabber接続が、WWANインタフェースを介するGSM接続よりも高い優先権をもつこと、ユーザCがGSM接続だけを有することを意味する。ユーザAがユーザBと通信しようとする場合、ユーザAは、双方の側のWLANインタフェースが利用可能かどうかに応じて、すなわちユーザAおよびユーザBのWLANインタフェースが共に利用可能かどうかに応じて、異なるインタフェースを選択することができる。前記ローカル構成によればWLAN接続の方がより高い優先権をもつので、ユーザAは、WLANインタフェースを介してユーザBと交信する。しかし、ユーザBはWLANインタフェースを介するjabber接続しかサポートしないので、ユーザAは、jabber接続によってのみ、ユーザBのネットワーク・アドレスを見つけ、ユーザBと通信することができる。ユーザAもしくはユーザBのWLANインタフェースが利用不可能な場合、またはユーザAのMSN接続およびユーザBのjabber接続は利用可能であるが、ユーザAのjabber接続は利用不可能な場合、ユーザAは、GSM接続を介してのみ、ユーザBと交信することができる。ユーザAがユーザCと交信しようとする場合、ユーザCではGSM接続だけが利用可能であるので、ユーザAは、WWANインタフェースを介してのみ、ユーザCと交信することができる。
ユーザAがユーザBと通信しようとする場合に接続タイプを選択する上述のプロセスにおいて、2種類のインスタント・メッセージ・サーバ(MSNおよびjabber)が共にスマート・サーバに統合されており、これら2つのインスタント・メッセージ・サーバの情報が共有可能であるならば、すなわちjabber接続しかもたないユーザが、MSNでログインした別のユーザのネットワーク・アドレスを取得できるならば、その場合は、ユーザAのjabber接続が利用不可能であっても、ユーザAのMSN接続およびユーザBのjabber接続が利用可能な場合は、ユーザAとユーザBは、依然としてWLANインタフェースを介してWLAN呼を確立することができる。
その上、ユーザのGSM識別情報(IMSI:移動加入者識別番号)とMSNおよびjabberサーバでのユーザIDとの間でマッピング関係が確立されている場合、GSM識別情報を用いて、ユーザは、その通信相手がログインした任意のネットワーク(MSNまたはjabber)での通信相手のネットワーク・アドレスを直接取得することができ、その場合は、上の例におけるユーザAのローカル構成情報は単純に、その通信相手のGSM識別情報だけを含むことができる。
(2)接続/アドレス検出モジュールは、移動端末がWLANサービス・エリアに入るときもしくは離れるときに移動端末自体をその存在情報によってスマート・サーバに登録/登録抹消するために、またはWLANを介して移動端末と通信しようとしている相手のネットワーク・アドレスをスマート・サーバから獲得するために、移動端末によって使用される。
WWANインタフェースを介する通信システムでは、ユーザは、ユーザの移動と共に変化することのない自分用のIMSIを使用して無線接続を確立する。しかし、WLANインタフェースを介する通信システムでは、ユーザは、ユーザの移動のため、異なるホットスポットの異なるWLANエリアに入りまたは離れる。その場合、ユーザによって使用される端末のネットワーク・アドレス、すなわちユーザ端末のネットワーク・アドレスは、WLANサービス・エリアに入りまたは離れるときに変わることがあり得る。そのため、WLANインタフェースを介して通信を実施する際には、ユーザ端末のネットワーク・アドレスをタイムリに取得することが非常に重要である。したがって、本発明では、接続/アドレス検出モジュールが提案される。WLANインタフェースの利用可能性/利用不可能性を検出すると、ユーザ端末は、WLANサービス・エリアに入る/離れるときに、その存在情報についてスマート・サーバに通知することができる。これは、通信センタとしてのスマート・サーバが、すべての端末の存在情報および不在情報を維持し、WLANサービス・エリア内の各ユーザが、その各通信相手の現在のネットワーク・アドレスをスマート・サーバを介して取得できることを意味する。
スマート・サーバの異なる構成によれば、接続/アドレス検出モジュールは、通信相手のネットワーク・アドレスをプッシュ/プル方法を用いて取得することができる。以下で、これら2つの方法に対する詳細な説明が与えられる。
図4は、本発明において、プッシュ方法を用いてどのようにユーザ端末のネットワーク・アドレスを取得するかを示している。図4では、ユーザAがWLANサービス・エリアに入ると、ユーザAの端末の接続/アドレス検出モジュールが、端末のWLANインタフェースの利用可能性を検出し、WLANインタフェースが利用可能な場合は端末の存在情報をスマート・サーバに登録する。存在情報は、ユーザAのネットワーク・アドレス(IPアドレスなど)、接続タイプ(TCP:伝送制御プロトコル)、UDP(ユーザ・データグラム・プロトコル)、RTP(リアルタイム伝送プロトコル)、およびポート番号を含む。スマート・サーバは、各利用可能端末の存在情報を維持する。その場合、ユーザAは、その通信登録一覧を問い合せるための要求をスマート・サーバに送信し、その通信相手のステータス情報をスマート・サーバから受信した後、そのローカル構成情報内の各通信相手の存在ステータスを更新する(ステージ1)。図4では、ユーザAは、ユーザBがWLANサービス・エリアに入る前に、「利用不可能」というユーザBのステータスを取得する。ユーザBがWLANサービス・エリアに入ったとき、プッシュ方法では、スマート・サーバは、ユーザについての存在情報を取得すると、その存在情報をすべての関連通信相手にタイムリに送信する。そのため、ユーザAは、ユーザBの新しいステータス情報をスマート・サーバから直ちに受信することができ、したがって、ユーザAのローカル構成情報内のユーザBのステータスは、「利用可能」に更新されることができる(ステージ2)。スマート・サーバからユーザAに送信される存在情報は、ユーザBの利用可能性のほか、そのネットワーク・アドレスも含むことができる。ユーザBのネットワーク・アドレスが存在情報に含まれるならば、ユーザAは、ユーザBのネットワーク・アドレスを直接取得することができるが、ユーザBのネットワーク・アドレスが存在情報に含まれないならば、その場合、ユーザAは、ユーザBのアドレスを使用して無線接続を確立するため、ユーザAがユーザBにWLAN呼を発信しようとするときにユーザBのネットワーク・アドレスについての情報をスマート・サーバから受信しなければならない(ステージ3)。
図5は、本発明において、プル方法を用いてどのようにユーザ端末のネットワーク・アドレスを取得するかを示している。図5に示されるように、ユーザAがWLANサービス・エリアに入ると、プッシュ方法の場合と同様に、ユーザAの端末の接続/アドレス検出モジュールが、端末のWLANインタフェースの利用可能性を検出し、WLANインタフェースが利用可能な場合は端末の存在情報をスマート・サーバに登録する(ステップ10)。スマート・サーバは、ユーザAによって登録された存在情報を維持する。しかし、プッシュ方法とは異なり、プル方法では、スマート・サーバは、通信相手の利用可能性情報を主導的に各ユーザに公表せず、各ユーザの存在情報を維持するに過ぎない。WLANサービス・エリア内のユーザがWLAN呼を発信しようとする場合、または呼の最中にWLANサービスに移ろうとする場合だけ、被呼相手のステータス情報を求める要求が送信され、その結果、スマート・サーバに保存された被呼相手のステータス情報が前記ユーザに送信される。図5を参照すると、WLANサービス・エリアに入ったばかりのユーザAがユーザBにWLAN呼を発信しようとする場合、または通信中のユーザAがWLANインタフェースを介してユーザBと通信するために遷移を試みる場合、ユーザAは、ユーザBのステータス情報を取得するため、ステータス問い合わせ要求をスマート・サーバに送信する(ステップ20)。ユーザBがWLANサービス・エリア内にいない場合、ユーザAによって受信されるスマート・サーバからのユーザBについてのステータス情報は、「利用不可能」である。ユーザAがステータス問い合わせ要求をスマート・サーバに送信したときに(ステップ30)、ユーザBがWLANサービス・エリアに入ったところならば、ユーザAは、ユーザBによって使用されるネットワーク・アドレス、接続タイプ、ポート番号などを含むユーザBのステータス情報を受信する。スマート・サーバから受信されたユーザBについてのステータス情報に基づいて、ユーザAは、WLANインタフェースを介してユーザBとのWLAN接続を確立しようと試みる。上記のステップ10、20、および30はすべて、ユーザAによって実行される。
上記のプッシュ/プル方法を用いてユーザ端末のWLANインタフェースの利用可能性/利用不可能性を検出した後、接続/アドレス検出モジュールは、ユーザ端末の存在情報をスマート・サーバにタイムリに登録するほか、スマート・サーバからの端末の各通信相手のステータス情報に基づいて、各通信相手のステータス情報を取得および更新することもできる。このようにして、ユーザは、その通信相手の1つとWLAN接続を確立したいと望む場合、相手の正確なネットワーク・アドレスをタイムリに取得することができる。
(3)WLAN通信モジュールは、WLAN呼を確立または解放するため、および通信プロセス中に自動的にWWANからWLANにまたはWLANからWWANにハンドオーバするために設計されている。
WLANサービス・エリア内の移動端末がWLANサービス・エリア内の別の移動端末に呼を発信しようとする場合、双方の側のWLANインタフェースが利用可能であり、かつ双方の側のローカル構成情報が、WLANおよびWWANインタフェースの両方が利用可能なときはWLANインタフェースでの接続が好ましいことを示しているならば、移動端末のWLAN通信モジュールは、上記の接続/アドレス検出モジュールを介して相手のネットワーク・アドレスを取得し、特別なモードまたはH.323もしくはSIPシステムで説明されるモードでWLAN接続を確立しようと試みる。
WWANインタフェースを介して別の端末と通信している移動端末がWLANサービス・エリアに入った場合、双方の側のWLANインタフェースが利用可能であり、双方の側のローカル構成情報が、WWANおよびWLANインタフェースの両方が利用可能なときはWLANインタフェースが好ましいことを示しており、同時に双方の側のユーザ・プロファイルがWWANからWLANへのハンドオーバを許可しているならば、前記移動端末のWLAN通信モジュールは、接続/アドレス検出モジュールによって取得された相手のステータス情報(相手のネットワーク・アドレス、接続タイプ、およびポート番号を含む)に基づいて、接続タイプを選択し、選択された接続タイプに対応するネットワーク・アドレスを使用して相手とのWLAN接続を確立しようと試みる。WLAN通信モジュールは、前記WLAN接続が成功したかどうかに応じて、異なる無線インタフェースによって通信するよう移動端末に命令する。前記WLAN接続が成功した場合、例えば、相手からACKメッセージを受信した場合、通信のためにWLANインタフェースが使用される。前記WLAN接続が失敗した場合、例えば、WLANインタフェースの使用を拒否する旨のメッセージを受信した場合、またはWLANインタフェースが利用不可能になった場合、WWANインタフェースを使用する通信が続けられる。
WLANインタフェースを介する通信当事者の一方がWLANサービス・エリアから離れようとする場合、双方の当事者のユーザ・プロファイルがWLANからWWANへのハンドオーバを許可しているならば、WLAN通信モジュールは、離れようとする当事者がWLAN接続の開始者かどうかに応じて、異なるハンドオーバを実行する。離れる当事者がWLAN接続の開始者である場合、離れる当事者は、WWAN呼を確立するための要求をその相手に送信し、その後、ACKメッセージを受信した後、WWANインタフェースに移って通信を実行する。離れる当事者がWLAN接続の開始者でない場合、離れる当事者は最初に、WWANインタフェースにハンドオーバするための要求をその相手に送信する。ハンドオーバ要求の受信を知らせるACKメッセージおよびWWAN呼を確立するための要求を受信すると、前記端末は、WWANインタフェースに移り、相手もWWANインタフェースに移って通信を実行できるように、WWAN呼を確立するためのACKメッセージを送信する。
ローカル構成モジュール、接続/アドレス検出モジュール、およびWLAN通信モジュールに対する上述の説明によって、移動端末で動作するスマート・エージェントの機能が詳細に説明された。以下では、本発明におけるハンドオーバ機能に関する別の重要な構成要素―スマート・サーバが導入される。
2.スマート・サーバ
スマート・サーバは、公に知られたネットワーク・アドレスを有する公開サーバ内で動作する機能モジュールである。スマート・サーバは、各登録ユーザ毎に通信相手の登録一覧を設定する。一ユーザがWLANサービス・エリアに入るまたは離れるとき、前記サーバは、前記ユーザの存在または不在ステータス情報を登録し、その情報を当該WLANサービス・エリア内のすべての相手に通知する。
一例は、ユーザAの通信相手登録一覧をプログラミング言語で以下のように記述する。
<user id='userb@wlan_wwan_server.com'>
<status>available</status>
</user>
<user id='userrc@wlan_wwan_server.com'>
<status>unavailable</status>
</user>
<user id='userd@wlan_wwan_server.com'>
<status>unavailable</status>
</user>
ここで、user idは、WLAN内におけるユーザの一意の識別情報であり、statusは、前記ユーザがWLANサービス・エリア内にいるか、それともいないかを示す。上記の登録一覧は、ユーザAが、WLANサービス・エリア内に前記サーバに属する3人の通信相手―ユーザB、ユーザC、およびユーザDをもち、それぞれが識別情報としてuserb@wlan_wwan_server.com、userc@wlan_wwan_server.com、およびuserd@wlan_wwan_server.comを有することを示している。3人のうち、ユーザBだけが、今WLANサービス・エリア内におり、ユーザCおよびユーザDは、WLANサービス・エリア内にいない。この時点では、ユーザAは、ユーザBとだけWLANインタフェースを介して通信することができる。ユーザAがユーザCまたはユーザDと通信したいと望むならば、WWANインタフェースが唯一の手段である。ここでは、ユーザAとユーザBは、インターネットを介して接続された異なるホットスポット内の異なるWLANサービス・エリアにいてもよい。
異なる無線インタフェース間でのハンドオーバのための提案された方法による、移動端末内のスマート・エージェントの接続/アドレス検出モジュールを説明した上記のセクションでまさに説明されたように、スマート・サーバは、サービス・エリア内の異なるユーザがネットワーク・アドレスを交換するための中心である。WLANインタフェースを介して通信しようと試みるユーザは、スマート・サーバを介して相手のネットワーク・アドレスを取得することができ、その後、このアドレスを使用してWLAN接続を確立することができる。
スマート・サーバは、MSN、Yahooメッセンジャ、jabberなどのインスタント・メッセージ・サーバ、またはISPによって運営される独立サーバであることができる。
この実施形態では、ユーザAは、スマート・サーバ内の通信相手登録一覧を、ウェブ・ページを介して通信相手のエントリを追加または削除するなどして修正することができる。
通信中ユーザがWLANサービス・エリアに入るまたは離れるとき、移動端末は、前記ユーザ移動端末内のスマート・エージェントと公開サーバ内のスマート・サーバとの連携によって、上記の6つの動作状態の間でハンドオーバする。移動端末Aと移動端末BがWWANからWLANに、またWLANからWWANにハンドオーバする手順を説明するため、通信ユーザAおよびユーザBについての例が、図6および図7と併せてそれぞれ与えられる。
1.WWANインタフェースからWLANインタフェースへのハンドオーバ 図6に示されるように、WWANインタフェースを介してユーザBと通信しているユーザAがWLANサービス・エリアに入った場合、WLANインタフェースが利用可能であることを端末Aのスマート・エージェントが検出したならば、端末Aは、WWANアクティブ状態からWWAN−to−WLAN状態にハンドオーバする。ユーザAの通信相手であるユーザBもWLANサービス・エリアに入り、WLANインタフェースが利用可能であることを端末Bのスマート・エージェントが検出した場合、そのときは、端末Bも、WWANアクティブ状態からWWAN−to−WLAN状態にハンドオーバする。
WWAN−to−WLAN状態にある間、端末Aおよび端末Bはそれぞれ、端末AおよびBのネットワーク・アドレス、接続タイプ、およびポート番号を含むそれらの存在情報を前記スマート・サーバに提供する。WWANインタフェースからWLANインタフェースへのハンドオーバ手順が発呼端末Aによって開始された場合、詳細な手順は次のようになり、最初に、端末Aは、上で説明されたプッシュまたはプル方法を使用してスマート・サーバを介して被呼端末Bのネットワーク・アドレスを獲得する。端末Bのネットワーク・アドレスを獲得した後、端末Aは、WLANインタフェースを使用して端末Bと通信するかどうかをユーザ・プロファイルに応じて決定する。端末Aが通信するにはWLANインタフェースが好ましいことをローカル構成情報が示している場合、端末Aは、スマート・サーバから取得した端末Bのネットワーク・アドレスを使用して、端末BにWLAN呼要求を送信する。
端末Aから呼要求を受信すると、端末Bは、端末Bのユーザ・プロファイルが異なる無線インタフェース間でのハンドオーバを許可しているならば、WLAN呼要求を受諾する旨の応答メッセージを端末Aに送信し、WLANアクティブ状態に入る。端末Aは、WLAN呼要求を受諾する旨の応答メッセージを端末Bから受信した後、WLANアクティブ状態に入る。端末AおよびBが共にWLANアクティブ状態になると、それまでWWAN通信によって占有されていた無線リソースが解放され、2つの端末は、WLANインタフェースを介して通信することができる。WLANインタフェースを介して実行される通信は、ユーザ・プロファイルおよび利用可能なインターネット・リソースに応じて、音声またはビデオ情報に関係することができる。
しかし、ユーザBのプロファイルが異なる無線インタフェース間でのハンドオーバを通信中には許可しないならば、端末Bは、WLAN呼要求を拒否する旨のメッセージを端末Aに送信する。この場合、端末Aと端末Bは、WWAN−to−WLAN状態に留まらなければならない。端末Bのユーザがそのユーザ・プロファイルをユーザ・インタフェースを介して変更した(すなわち、無線インタフェース間でのハンドオーバが通信中にも許可された)場合、または端末Aがそのユーザ・インタフェースから命令を受け取った場合、端末Aは、WLAN呼要求を端末Bに再送する。
WWAN−to−WLAN状態において、端末AまたはBのWLANインタフェースが利用不可能に変わった場合、WLANインタフェースが利用不可能に変わった端末は、WWAN−to−WLAN状態からWWANアクティブ状態に戻る。
2.WLANインタフェースからWWANインタフェースへのハンドオーバ
図7に示されるように、WLAN通信を実行している被呼ユーザBがWLANサービス・エリアを離れようとしている場合について考える。端末Bのスマート・エージェントは、そのWLANインタフェースが利用不可能になりつつあることを見出し、その後、端末Bは、WLANアクティブ状態からWLAN−to−WWAN状態に遷移する。
遷移状態において、端末Bは最初、WWANへのハンドオーバのための要求を端末Aに送信する。端末Aは、この要求を受信すると、WLAN−to−WWAN状態に入る。この状態において、端末Aは、ハンドオーバ要求を受諾する旨のメッセージを端末Bに返信し、同時に端末Aは、WWAN呼要求を端末Bに送信する。WWAN呼要求を受信すると、端末Bは、WWANアクティブ状態に遷移し、WWAN呼要求を受諾する旨のメッセージを端末A送信する。WWAN呼要求を受諾する旨のメッセージを受信すると、端末Aは、WLAN−to−WWAN状態からWWANアクティブ状態に遷移する。端末Aと端末Bが共にWWANアクティブ状態になると、それらのそれまでのWLAN通信によって占有されていた無線リソースが解放され、2つの端末は、WWANインタフェースを介して通信することができる。同時に端末Bは、その不在情報についてスマート・サーバに速やかに通知する。
WLAN−to−WWAN状態において、端末BのWLANインタフェースが再び利用可能になった(すなわち、ユーザBがまだWLANサービス・エリアに留まっている)場合、端末AおよびBは、WLANアクティブ状態に戻る。
本発明におけるWWANインタフェースからWLANインタフェースまたはWLANインタフェースからWWANインタフェースへのハンドオーバ手順は、連携するユーザ端末内のスマート・エージェントと公開サーバ内のスマート・サーバとによって実現され、前記スマート・エージェントおよびスマート・サーバは、ソフトウェアまたはハードウェアの機能モジュールで実装され得る。
本発明の有益な結果 上で説明されたように、本発明において提案される、WLANおよびWWANインタフェース間でのハンドオーバのための方法および装置に関して、スマート・エージェントおよびスマート・サーバが導入され、それらを用いて、WLANサービス・エリアに入る前にWWAN通信を実行していた2つの移動端末は、WLANサービス・エリアに入った後にWLAN通信に遷移することができ、またWLANサービス・エリアを離れようとする場合はWWAN通信に戻ることができ、こうすることで、WLANリソースを十分に利用し、エンド・ユーザにかかるコストを節約し、また同様に通信業者のWWANリソースも節約することができる。
さらに、本発明において提案されるような、異なる無線インタフェースを介して通信するための方法は、WLANおよびWWAN無線インタフェースを備える2つのユーザ端末ばかりでなく、一方の当事者はWLANおよびWWANインタフェースを備えるが、その相手はネットワークおよび電話の機能を備える装置、例えば、電話およびコンピュータの機能を組み合わせた装置である、2つのユーザ端末にも適用可能である(この組合せは通常は論理的な組合せであり、すなわち相手のユーザ・プロファイル内の電話番号は公開サーバ内のユーザと組み合わされ、公開サーバ内のユーザはどこでもコンピュータを使用してこのサービスにアクセスすることができる)。しかし、通信の一方の当事者がインターネットにアクセスでき、音声通信をサポートできる装置である場合、WWANからWLANまたはWLANからWWANへのハンドオーバ手順は、WLANおよびWWANインタフェースを備えるユーザ端末によって開始されなければならない。
本発明において開示された、WWANおよびWLANの間でのハンドオーバのための方法および装置が、添付の特許請求の範囲によって確定される本発明の主旨および範囲から逸脱することなくかなり変更され得ることは、当業者であれば理解されるであろう。本発明の実施形態が添付の図面を参照してさらに説明される。図1は、本発明の第1の実施形態による光ディスクを示している。この実施形態の光ディスク1は、基板110と、保護層120とを備える。基板110は、成形プレスによって一体として形成された事前記録溝112を含む。基板110上の事前記録溝112の表面は、第1の記録層114によって被覆され、第1の記録層114は、事前記録溝112に沿って起伏するように形成され、その起伏によって、光ヘッドの位置づけ、アドレスの追跡、光ディスクの回転速度の制御などを行う。第1の記録層114上にさらに中間層115が設けられる。中間層115は、透明な粘着性の層であり、第1の記録層114上の起伏を実質的に埋めて、その高さを上げる。中間層115の上面は、実質的に平らで滑らかな第2の記録層116によって被覆され、データ情報が第2の記録層115上に記録される場合、光ヘッドの位置づけ、アドレスの追跡、および光ディスクの回転速度の制御は、第1の記録層114を基準に実施されるべきである。保護層120は、第2の記録層116を被う。
光ディスク1の第1の記録層114および第2の記録層116は共に、第1の誘電体層、機能層、第2の誘電体層、反射層(または半反射層)など、多くの副層を含み、従来技術の光ディスクの記録層と同じ構造であるので、図面には示されていない。
光ディスク1の個々の層のこれらの構造において、基板110は一般に、ポリカーボネート、またはガラス、PMMA、もしくは他の有機物質から形成される。
第1の記録層114および第2の記録層116に含まれる個々の副層において、反射層(または半反射層)は、金、銀、アルミニウムなどから形成されることができ、誘電体層は主として、SiO−ZnS、Si3N4、SiCなどから形成されることができ、機能層は通常、一回限りの記録材料または消去可能な記録材料から形成されることができ、一回限りの記録材料は通常、フタロシアニン、アゾなどの染料であることができ、消去可能な記録材料は、相変化合金またはフォトクロミック分子であることができる。
中間層115は一般に、透明樹脂から形成される。保護層120は主として、UV硬化ラッカから形成される。保護層120は、基板110と同じ材料から形成されることができる。
図2Aから図2Eは、第1の実施形態の光ディスク1の製造プロセスを示すフローチャートである。光ディスク1を製造する場合、最初に、事前記録溝112が、成形プレスによって基板110上に形成され、第2に、基板110内の事前記録溝112の表面が、事前記録溝112に沿って起伏する第1の記録層114によって被覆され、第3に、第1の記録層114が、中間層115によって被覆され、中間層の上面を実質的に平らで滑らかにするように、中間層は、第1の記録層114上の起伏を実質的に埋めて、その高さを上げ、次に、中間層の上面が、実質的に平らで滑らかな第2の記録層115によって被覆され、最後に、保護層120がさらに、実質的に平らで滑らかな第2の記録層116上に固着および付着されて、光ディスク1の製造を完了する。
上述の光ディスク1は、本発明の一実施形態であるに過ぎない。光ディスク1は、2つの記録層を備えるだけだが、実際には、第2の記録層116は、図3に示されるように、別の中間層117によって被覆されることができ、次に、中間層117の表面はさらに、実質的に平らで滑らかな第3の記録層118によって被覆され、次に、保護層120が、実質的に平らで滑らかな第3の記録層上に固着および付着されて、図3に示されるように、3記録層ディスク1’を形成する。同様に、4記録層光ディスク、さらには5記録層または6記録層光ディスクも作成されることができ、それによってマルチ記録層光ディスクが、非常に簡単な方法を使用して製造されることができる。
本発明の光ディスクにおいては、データ情報を記録する1つの層だけが起伏しており、データ情報を記録するその他の層は実質的に平らで滑らかであり、中間層はその他の層によって直接かつ個別に被覆されるので、新しい記録層が光ディスクに追加される必要がある場合、スタンパがもう一度使用されなければならない必要がなく、スタンパを節約するばかりでなく、生産性を向上でき、製造コストを低下できる。
本発明の光ディスクからどのようにデータ情報を読み取るか、また光ディスクにどのようにデータ情報を記録するかが、本発明の第1の実施形態による光ディスク1に関して説明される。
本発明の第1の実施形態による光ディスク1からデータ情報を読み取る方法は、従来技術のデュアル・レイヤ光ディスクで使用される方法と同じであり、デュアル・レイヤ光ディスク1の起伏面をもつ第1の記録層114にデータ情報を記録する方法は、従来技術のデュアル・レイヤ光ディスクで使用される方法と同じである。
しかし、光ディスク1の第2の記録層116にデータ情報を記録する方法は、従来技術のデュアル・レイヤ光ディスクにデータ情報を記録する方法とは異なる。その理由は、第2の記録層116の表面は平らで滑らかであり、アドレス情報が追跡されることができないので、図4に示されるのと類似の光装置2が、データ情報の記録を実現するために使用されなければならないからである。
図4に示される光装置2においては、第1の半導体レーザ装置21から送出されたデータ・レーザ・ビームAは、第1の照準レンズ22、偏光スペクトロスコープ23、4分の1波長板24、重複音スペクトロスコープ25、および対物レンズ26を順番に通過し、その後、光ディスク1の第2の記録層116に到達した後、反射されて戻り、次に、検出器レンズ27を通って光電コンバータ28に到達する。しかし、第2の記録層116の表面は平らで滑らかであり、アドレス情報が追跡されることができないので、データ・レーザ・ビームAだけで第2の記録層116にデータ情報を記録することは不可能であり、そのため、第2の記録層116にデータ情報を記録できるようにデータ・レーザ・ビームAを補助するため、サービス・レーザ・ビームBが光装置2に追加される。サービス・レーザ・ビームBは、実質的に平らで滑らかな第2の記録層116にデータ情報が記録されるときだけオンになる第2の半導体レーザ装置31によって送出され、ホログラフィック格子32、第2の照準レンズ33、重複音スペクトロスコープ25を順番に通過し、その後、データ・レーザ・ビームAと一緒に対物レンズ26を通過するが、サービス・レーザ・ビームBは、第1の記録層114上のアドレス情報を追跡するために第1の記録層114上に焦点を結び、第2の記録層116に入射するデータ・レーザ・ビームAが第2の記録層116にデータ情報を記録するのを補助する。反射されて戻るとき、サービス・レーザ・ビームBは、ホログラフィック格子32によって第2の光電コンバータ34の方に屈折される。
データ情報が実質的に平らで滑らかな第2の記録層116に記録されるとき、アドレス情報は、第2の記録層116の物理変化によって保存されることができるので、データ情報を読み取る場合は、サービス・レーザ・ビームBは不要である。
本発明が具体的な実施形態を参照して説明されたが、上述の説明に基づいて、当業者が何らかの代替、修正、および変更を行い得ることは明らかである。これらの代替、修正、および変更はすべて、添付の特許請求の範囲の主旨および範囲に収まる場合は、本発明に含まれるものとする。
従来のWLANおよびWWAN移動コンボ製品を示す概略図である。 本発明による、移動端末が6つの状態の間でハンドオーバする状態図である。 本発明による、スマート・エージェント・モジュールの構成と、スマート・サーバとの接続を示す概略図である。 本発明による、プッシュ方法を使用する通信端末間でのIPアドレス交換手順を示す概略図である。 本発明による、プル方法を使用する通信端末間でのIPアドレス交換手順を示す概略図である。 本発明による、WWANインタフェースからWLANインタフェースへのハンドオーバを示す概略図である。 本発明による、WLANインタフェースからWWANインタフェースへのハンドオーバを示す概略図である。

Claims (5)

  1. WWANおよびWLANインタフェースを備えるユーザ端末によって実行される方法であって、
    前記WWANインタフェースを介して通信することと、
    前記ユーザ端末と通信する別のユーザ端末からWLAN呼要求を受信することと、
    前記ユーザ端末のプロファイル情報に基づいて、前記ユーザ端末が通信実行中に無線インタフェースを切り替えることができることを前記プロファイル情報が示している場合、前記WLAN呼要求を受諾する旨の応答を前記別のユーザ端末に送信することと、
    WLANアクティブ状態に入ることとを備える方法。
  2. 前記ユーザ端末のプロファイル情報に基づいて、前記ユーザ端末が通信実行中に無線インタフェースを切り替えることができないことを前記プロファイル情報が示している場合、前記WLAN呼要求を拒否する旨の応答を前記別のユーザ端末に送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. インターネットにアクセスし、オンライン通信サービスをサポートするための、ユーザ端末によって実行される電話機能を伴う方法であって、
    前記ユーザ端末と通信するWLANおよびWWANインタフェースを備える別のユーザ端末からWLAN呼要求を受信することと、
    前記ユーザ端末のプロファイル情報に基づいて、前記ユーザ端末が通信手順中にインターネット経由の通信に切り替えることができることを前記プロファイル情報が示している場合、前記WLAN呼要求を受諾する旨の応答を前記別のユーザ端末に送信することと、
    インターネット経由で通信状態に入ることとを備える方法。
  4. 前記ユーザ端末が通信実行中にインターネット経由の通信に切り替えることができないことを前記プロファイル情報が示している場合、前記WLAN呼要求を拒否する旨の応答を前記別のユーザ端末に送信することをさらに備える、請求項3に記載の方法。
  5. WWANおよびWLANインタフェースを備えるユーザ端末であって、
    前記WWANインタフェースを介して通信するための通信ユニットと、
    前記ユーザ端末と通信する別のユーザ端末からWLAN呼要求を受信するための受信ユニットと、
    前記ユーザ端末のプロファイル情報に基づいて、前記ユーザ端末が通信実行中に無線インタフェースを切り替えることができることを前記プロファイル情報が示している場合、前記WLAN呼要求を受諾する旨の応答を前記別のユーザ端末に送信するための送信ユニットと、
    WLANアクティブ状態にハンドオーバするためのハンドオーバ・ユニットとを備えるユーザ端末。
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