JP5243917B2 - ガス圧監視装置及びガス配管網の工事方法 - Google Patents

ガス圧監視装置及びガス配管網の工事方法 Download PDF

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Description

本発明は、ガス配管網のうち工事のために遮断される遮断部の両側の各ガス圧を監視するためのガス圧監視装置及び、そのガス圧監視装置を用いたガス配管網の工事方法に関する。
従来、ガス配管網の一部を遮断して工事を行う場合に、例えば、5〜20[m]の工事施工範囲の両端部を遮断し、その遮断部を間に挟んだ2位置の間を代替ガス管でバイパスしていた。これにより、ガス配管網に連なる住居、工場等のガス器具でガスを使用することが可能になっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−203482号公報(段落[0001],[0002]、第8図)
ところで、ガス配管網は、文字通り、ガス管が網の目のように接続されて互いに連通している。また、ガス配管網に連なる各ガス器具におけるガス使用量及びガス管の管径等は、ガス配管網の部位によって異なる。さらに、ガス配管網におけるある部位では、例えば複数のガス管から1つのガス管にガスが流れ、また、別のある部位では、1つのガス管から複数のガス管にガスが流れる等、ガスの流れも様々である。そして、ガス配管網の一部を遮断してもその遮断部の両側で通常通りガスを使用することができる部位も存在し、そのような部位では、遮断部の両側を上記代替ガス管でバイパスせずに、工事を行うことができる。
ここで、代替ガス管は設置しない方が好ましく、設置した場合にはその設置期間は短い方が好ましい。なぜなら、ガス管は通常、道路に沿って埋設されている場合が多く、代替ガス管を設置すると、ガス管工事領域の幅が広がり、安全柵も増え、工事費が増すと共に道路の交通規制も大規模になるからである。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、道路におけるガス管工事領域を小さくし、交通規制の緩和及び工事費の削減を図ることが可能なガス圧監視装置及びガス配管網の工事方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係るガス圧監視装置は、ガス配管網のうち工事のために遮断される遮断部の両側の各ガス圧を監視するためのガス圧監視装置であって、ガス配管網のうち遮断部の両側の1対のガス管末端部に両端部が連結されて、それら1対のガス管末端部を連通可能なバイパス管と、バイパス管に設けられ、通常は閉じてバイパス管を遮断している電動バルブと、1対のガス管末端部内の各ガス圧を検出するための1対の圧力センサと、1対の圧力センサの何れかで検出したガス圧が予め定められた基準値を超えて低下した場合に、電動バルブを開いてバイパス管を開通させるバルブ制御部とを備えたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のガス圧監視装置において、バイパス管の中間部分に1対の分岐管を並列に設けて、一方の分岐管に電動バルブを配置する一方、他方の分岐管に通常は閉じている手動バルブを設け、ガス圧が基準値を超えて低下したことを報知するガス圧低下報知手段を備えたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のガス圧監視装置において、バルブ制御部とガス圧低下報知手段とを一体化したコントローラユニットと、バイパス管に圧力センサと電動バルブとを一体化したバイパス管ユニットとを別々に設けて、それらコントローラユニットとバイパス管ユニットとの間をケーブルで連絡したところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載のガス圧監視装置において、基準値を任意の値に設定するための基準値設定手段を備えたところに特徴を有する。
請求項5の発明に係るガス配管網の工事方法は、ガス配管網を構成するガス管を所定の工事施工範囲に亘って遮断して工事を行う工事実施工程の前に、工事施工範囲より短い工事施工範囲の一部でガス管を遮断して、その遮断部の両側に位置した1対のガス管末端部に、請求項1乃至4の何れかに記載のガス圧監視装置におけるバイパス管の両端部を連結し、予め設定した調査期間に亘って1対のガス管末端部の何れかのガス圧が基準値を超えて低下するか否かの事前調査を行い、調査期間中にガス圧が基準値を超えて低下した場合にのみ、工事実施工程の実施中に、ガス配管網のうち工事施工範囲を間に挟んだ2位置を代替ガス管で常時連通させるところに特徴を有する。
請求項6の発明に係るガス配管網の工事方法は、ガス配管網を構成するガス管を所定の工事施工範囲に亘って遮断して工事を所定の工事実施期間に亘って行うと共に、工事開始時に、工事施工範囲の両側に位置した1対のガス管末端部に、請求項1乃至4の何れかに記載のガス圧監視装置におけるバイパス管を一部に含んだ代替ガス管の両端部を連結し、工事開始時から工事実施期間の途中までに設定した調査期間に亘って、1対のガス管末端部の何れかのガス圧が基準値を超えて低下するか否かの調査を行い、調査期間中にガス圧が基準値を超えて低下した場合に、調査期間後、工事実施期間の終了まで、代替ガス管で常時開通させる一方、調査期間中にガス圧が基準値を超えて低下しなかった場合に、調査期間後、工事実施期間の終了まで、代替ガス管を撤去した状態で工事を行うところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1のガス圧監視装置を使用するには、そのガス圧監視装置に備えたバイパス管の両端部をガス配管網のうち遮断部の両側に位置した1対のガス管末端部に連結する。このときバイパス管は、電動バルブにて遮断されているので、1対のガス管末端部の間では、バイパス管を通してガスが流れない状態に保持される。この状態で、所定期間に亘ってガス圧監視装置に備えた1対の圧力センサによって1対のガス管末端部内の各ガス圧を検出する。そして、所定期間中に両ガス管末端部ともガス圧が基準値を超えて低下することがなかった場合には、ガス配管網のうちガス圧監視装置のバイパス管を取り付けた部位が、遮断によりガス機器の使用が不可能にならない部位であることが推定できる。一方、所定期間中に両ガス管末端部の一方でもガス圧が基準値を超えて低下した場合には、同部位が、遮断によりガス機器の使用が不可能になる部位である、と確認することができる。
このように、本発明のガス圧監視装置を使用することで、ガス配管網における任意の部位が、遮断によりガス機器の使用が不可能にならない部位であるか否かを、調査することができる。そして、その調査結果を利用すれば、遮断によりガス機器の使用が不可能にならない部位に、不必要な代替ガス管を設置せずに済み、道路におけるガス管工事領域を小さくして、交通規制の緩和及び工事費の削減を図ることが可能になる。
[請求項2の発明]
請求項2の構成によれば、両ガス管末端部の一方でもガス圧が基準値を超えて低下したときに、電動バルブで迅速にバイパス管を開通させた後、報知に応じて手動にて手動バルブを開いて確実にバイパス管を開通させた状態に維持することができる。また、手動バルブを開いた後は、電動バルブを閉止することで電力の消費を抑えることができる。
[請求項3の発明]
請求項3の構成によれば、バイパス管ユニットはガス配管網の遮断部の近傍に配置する一方、そこから離れた場所にコントローラユニットを配置することができ、コントローラユニットの保護が図られると共に、作業者によるコントローラユニットの操作を比較的快適な環境下で行うことができる。
[請求項4の発明]
請求項4のガス圧監視装置によれば、基準値を任意の値に設定するための基準値設定手段を備えたので、基準値を経験則に基づいて任意の最適な値に設定することができる。
[請求項5の発明]
請求項5のガス配管網の工事方法では、工事施工範囲全体より短い工事施工範囲の一部でガス管を遮断して遮断部を設け、その遮断部の両側のガス管末端部の圧力が基準値を超えて低下するか否かの事前調査を、本発明に係るガス圧監視装置にて行うことができる。そして、調査期間中にガス圧が基準値を超えて低下した場合にのみ、工事実施工程の実施中に代替ガス管を設置し、そうでない場合には、代替ガス管を設置せずに工事を実施することができる。これにより、道路におけるガス管工事領域を小さくして、交通規制の緩和及び工事費の削減を図ることが可能になる。また、事前調査の際には、実際の工事施工範囲より短い範囲に遮断部を設けるので、事前調査のための交通規制や経費は抑えられる。
[請求項6の発明]
請求項6のガス配管網の工事方法では、工事実施期間のうち工事開始時に、本発明に係るガス圧監視装置におけるバイパス管を一部に含んだ代替ガス管を設置して、工事開始時から工事実施期間の途中までに設定した調査期間に亘って、ガス圧の低下を監視し、その調査期間中にガス圧が基準値を超えて低下した場合に、調査期間後、工事実施期間の終了まで、代替ガス管で常時開通させる。一方、調査期間中にガス圧が基準値を超えて低下しなかった場合には、調査期間後、工事実施期間の終了まで、代替ガス管を撤去した状態で工事を行う。これにより、代替ガス管の設置期間を短くすることができ、調査期間後のガス管工事領域が小さくなり、交通規制の緩和及び工事費の削減を図ることが可能になる。
[第1実施形態]
以下、本発明の本実施形態について、図1〜図3に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のガス圧監視装置10は、バイパス管ユニット20とコントローラユニット30とをケーブル11で接続してなる。バイパス管ユニット20には、本発明に係るバイパス管21が備えられている。
バイパス管21は、1対の樹脂パイプ23,23の間を金属パイプ22で接続した構造になっている。金属パイプ22は、環状部22Aから1対の末端部22C,22Cを延ばして備え、それら末端部22C,22Cの各先端に各樹脂パイプ23,23の基端部がそれぞれ接続されている。環状部22Aは、略長方形の枠状になっており、その略長方形における1対の長辺は、水平方向に延びかつ上下に並べて配置され、1対の短辺は上下に延びている。そして、1対の末端部22C,22Cが、例えば、環状部22Aにおける下側の長辺部分の延長線上に延びている。
環状部22Aのうち下側の長辺部分は、本発明に係る一方の分岐管22Bを構成し、上側の長辺部分と1対の短辺とは、本発明に係る他方の分岐管22Bを構成している。即ち、金属パイプ22は、1対の末端部22C,22Cの間に、本発明に係る1対の分岐管22B,22Bを並列接続した構造になっている。そして、一方の分岐管22Bの途中に手動バルブ24が設けられ、他方の分岐管22Bの途中に電動バルブ25が設けられている。なお、手動バルブ24は、環状部22Aのうち下側の長辺部分の途中に配置され、電動バルブ25は、環状部22Aのうち上側の長辺部分における手動バルブ24の真上に配置されている。
手動バルブ24は、例えば、ボールバルブであって、外面上部にハンドル24Hを備えている。ハンドル24Hは、全体が水平方向に延び、一端部を中心にして水平に回動する。そして、例えば、ハンドル24Hを環状部22Aの長辺部分と平行に延ばした位置に配置すると手動バルブ24が開き、そこからハンドル24Hを90度回動すると手動バルブ24が閉まる。
電動バルブ25は、例えば電磁弁であって通常は閉じており、通電すると開き、通電を止めると閉じる。また、バイパス管ユニット20には、電動バルブ25に通電するためのバッテリー26が備えられている。そして、図2に示すように、バッテリー26がリレー26Sを介して電動バルブ25に接続され、リレー26Sはコントローラユニット30によりオンオフ制御される。
金属パイプ22の環状部22Aにおける短辺部分には、それぞれ圧力センサ27,27が取り付けられている。これにより、手動バルブ24及び電動バルブ25を閉じた状態で、それら手動バルブ24及び電動バルブ25によって2分された金属パイプ22内のガス圧を検出することができる。
1対の樹脂パイプ23,23は、ポリエチレン製であって、螺旋状の補強線材を有した蛇腹構造になっている。そして、前述の通り、各樹脂パイプ23,23の基端部が金属パイプ22のうち両末端部22C,22Cの先端部に連結されてバイパス管21が構成されている。
各樹脂パイプ23の先端部には、例えば、図2に示した雄側パイプジョイント23Jが取り付けられている。雄側パイプジョイント23Jは、図示しない雌側パイプジョイントにワンタッチで着脱可能な公知な構造になっている。具体的には、雄側パイプジョイント23Jは、パイプ部の外周に直動スリーブを備え、その直動スリーブがバネによってパイプ部の先端側に付勢されている。一方、雌側パイプジョイントは、常閉の弁を内蔵している。そして、雌側パイプジョイントの内側に雄側パイプジョイント23Jを押し込むと、雌側パイプジョイントと雄側パイプジョイント23Jとが離脱不能に連結されると共に雌側パイプジョイントの弁が開放する。また、直動スリーブをバネに抗して引くと、雌側パイプジョイントと雄側パイプジョイント23Jとが離脱する共に、雌側パイプジョイントの弁が閉じる。即ち、雄側パイプジョイント23Jと雌側パイプジョイントとは、家庭用のガス栓とガスホースとを接続するための公知なワンタッチジョイントと同様の構造になっている。
上記した金属パイプ22は、図1に示した台車28に固定されている。台車28は、矩形平板状のベース板28Aの下面四隅に車輪28Bを備えると共に、ベース板28Aの上面から1対のアングル材28C,28Cが起立した構造になっている。そして、そのアングル材28C,28Cに金属パイプ22の環状部22Aにおける上側長辺部分の両端部が固定されると共に、下側長辺部分がベース板28Aに固定されている。また、バッテリー26は、ベース板28Aに固定されている。
コントローラユニット30は、外側全体が直方体状のケース31にて覆われている。ケース31の一側面は操作パネル31Pになっており、その操作パネル31Pには、モニタ36、警報用のLED37、スピーカ35、基準値設定摘み40、開ボタン41及び閉ボタン42が取り付けられている。なお、モニタ36とLED37とスピーカ35は、本発明の「ガス圧低下報知手段」に相当する。
図2に示すように、ケース31の内部には、本発明の「バルブ制御部」に相当するマイクロコンピュータ32(以下、「マイコン32」という)が備えられている。マイコン32には、入力インターフェース回路33Aを介して、スピーカ35及びモニタ36の駆動回路(図示せず)、LED37、さらには、バイパス管ユニット20の圧力センサ27,27が接続されている。また、マイコン32には、出力インターフェース回路33Bを介して、基準値設定摘み40、開ボタン41及び閉ボタン42、さらには、バイパス管ユニット20のリレー26Sが接続されている。また、EEPROM34もマイコン32に接続されている。そして、操作パネル31Pに備えた図示しない起動スイッチをオンすると、ケース31内の電池38(例えば、4個直列の電池)の出力を昇圧回路39が昇圧して各回路に給電する。
マイコン32は、起動すると、EEPROM34に記憶されている信号処理プログラムを実行し、所定周期(例えば、0.2[sec])で圧力センサ27,27の検出結果を取り込む。そして、マイコン32は、圧力センサ27,27が検出したガス圧の時間的な推移をモニタ36に表示すると共に、EEPROM34に記憶されている所定の基準値と、圧力センサ27,27が検出したガス圧とを比較する。ここで、圧力センサ27,27が検出した少なくとも一方のガス圧が基準値を超えて低下した場合には、マイコン32は、リレー26Sをオンして電動バルブ25を開くと共に、スピーカ35から報知音を出力させ、さらに、警報用のLED37を点灯させる。
また、マイコン32は、基準値設定摘み40の操作に応じて前記基準値を変更してEEPROM34に更新記憶する。本実施形態では、これら基準値設定摘み40とマイコン32とによって、本発明に係る「基準値設定手段」が構成されている。
さらに、マイコン32は、圧力センサ27,27が検出したガス圧の大小に拘わらず、開ボタン41の操作に応じて、リレー26Sをオンして電動バルブ25を強制的に開くと共に、閉ボタン42の操作に応じて、電動バルブ25を強制的に閉じる。これにより、電動バルブ25の動作確認や、異常時におけるマニュアル操作での対応が可能になっている。
本実施形態のガス圧監視装置10の構成に係る説明は以上である。次に、本実施形態のガス圧監視装置10の作用効果について説明する。ガス配管網を構成するガス管45の一部を遮断して工事を行う場合、ガス圧監視装置10を使用するには、工事用に遮断された遮断部46の両側の1対のガス管末端部47,47に、前述した雌側パイプジョイント(図示せず)をそれぞれ取り付けておく。そして、それら雌側パイプジョイントにガス圧監視装置10の雄側パイプジョイント23J,23Jを連結することで、図3(A)に示すように、1対のガス管末端部47,47にバイパス管21の両端部を接続する。このとき、バイパス管21は、手動バルブ24及び電動バルブ25にて遮断されているので、1対のガス管末端部47,47の間では、バイパス管21を通してガスは流れない。また、バイパス管21内の空間のうち手動バルブ24及び電動バルブ25より一端側は一方のガス管末端部47と連通し、他端側は他方のガス管末端部47と連通するので、それら各ガス管末端部47,47内のガス圧を、ガス圧監視装置10に備えた圧力センサ27,27にて検出可能な状態になる。
この状態で、ガス圧監視装置10は、所定期間(例えば、24時間)に亘って1対のガス管末端部47,47の何れかのガス圧が基準値を超えて小さくなるか否かを監視する。そして、1対のガス管末端部47,47の少なくとも一方のガス圧が基準値を超えて小さくなった場合に、マイコン32が、リレー26Sをオンして電動バルブ25を開き、バイパス管21を開通させる。ここで、ガス圧が基準値を超えて小さくなったても、バイパス管21を開通させないとすると、ガス配管網に連なるガス器具でガスの使用が不可能になるが、本実施形態のガス圧監視装置10を使用すれば、そのような事態を回避することができる。また、ガス圧監視装置10は、図3(B)に示すように、電動バルブ25を開くと共にスピーカ35から報知音を出力すると共に、警報用のLED37を点灯する。これにより、作業者が手動にて手動バルブ24を開いて確実にバイパス管21を開通させた状態に維持することができる。そして、手動バルブ24を開いた後は、閉ボタン42を操作して電動バルブ25を閉止することで、バッテリー26の電力の消費を抑えることができる。
一方、所定期間に亘って1対のガス管末端部47,47の両方のガス圧が基準値より高く保持されている場合には、ガス圧監視装置10は、電動バルブ25を閉じた状態に維持する。また、この場合は、ガス配管網を遮断部46で遮断しても、ガス配管網に連なるガス器具によるガス使用は可能であると推定することができる。即ち、本実施形態のガス圧監視装置10によれば、ガス配管網における任意の部位が、遮断によってガス使用が不可能になる部位であるか否かを調査することができる。そして、その調査結果を利用すれば、ガス管の遮断によってガスの使用が不可能にならない部位に、不必要な代替ガス管のバイパスを設置せずに済み、道路におけるガス管工事領域を小さくして、交通規制の緩和及び工事費の削減を図ることが可能になる。
また、本実施形態のガス圧監視装置10は、バイパス管ユニット20とコントローラユニット30とをケーブル11で連絡した構造になっているので、バイパス管ユニット20はガス管45の遮断部46の近傍に配置する一方、そこから離れた場所にコントローラユニット30を配置することができる。これにより、コントローラユニット30の保護が図られると共に、作業者によるコントローラユニット30の操作を比較的快適な環境下で行うことができる。その上、1対の圧力センサ27,27の検出結果と比較する基準値を基準値設定摘み40の操作にて任意の値に変更することができるので、経験則に基づいて任意の最適な基準値を設定することができる。
[第2実施形態]
本実施形態は、図4〜図6に示されており、図4(A)には、ガス配管網50の一部が模式的に示されている。このガス配管網50には、例えば、環状をなした基幹路ガス管52が備えられ、その基幹路ガス管52から複数の分岐路ガス管52Xが延びている。そして、ガスを供給するガス会社51が基幹路ガス管52に接続されると共に、ガスを使用する複数の住宅58や複数の工場59等が、基幹路ガス管52又は分岐路ガス管52Xに接続されている。また、基幹路ガス管52における複数箇所には、メンテナンス、追加工事等のために複数のバルブ52A,52B,52C,・・(以下、「設備バルブ52A,52B,52C,・・」という)が備えられている。
本実施形態では、図4(B)に示すように、基幹路ガス管52の一部である補修範囲L1(例えば、5〜20[m])を、新規のガス管に取り替えると共に、その新規のガス管に複数の分岐路ガス管53,54を接続する工事を行う場合を一例に挙げて、本発明に係るガス配管網の工事方法について説明する。
本実施形態のガス配管網の工事方法では、先ず、前記第1実施形態で説明したガス圧監視装置10を用いて事前調査を行う。そのために、ガス配管網50のうち工事施工範囲の全体より短い一部を遮断して遮断部46(図5(A)参照)を設ける。ここで、本実施形態では、基幹路ガス管52に、例えば、補修範囲L1を間に挟んだ好適な2位置に設備バルブ52A,52Cが備えられ、補修範囲L1内に1つの設備バルブ52Bが備えられているとする。この場合、補修範囲L1の両外側の2位置の設備バルブ52A,52Cの間が、最大の工事施工範囲と考えればよい。そして、補修範囲L1に含まれる設備バルブ52Bを閉めることで、その設備バルブ52Bを上記遮断部46とすればよい。なお、設備バルブ52A,52B,52Cが備えられていなければ、事前調査用にバルブや遮断部を基幹路ガス管52に設ければよい。
遮断部46を設けたら、次いで、図5(A)に示すように、遮断部46の両側の1対のガス管末端部47,47に、ガス圧監視装置10におけるバイパス管21の両端部を接続する。そのために、補修範囲L1の両外側の2位置の設備バルブ52A,52Cを閉じ、例えば、1対のガス管末端部47,47に前記第1実施形態と同様の雌形パイプジョイントを取り付ける。そして、図3(A)に示すように、バイパス管21の両端部の雄側パイプジョイント23J,23Jをガス管末端部47,47に連結してから、設備バルブ52A,52Cを開く。このとき、バイパス管21は、手動バルブ24及び電動バルブ25にて遮断されているので、1対のガス管末端部47,47の間では、バイパス管21を通してガスが流れない状態に保持される。
この状態で、ガス圧監視装置10により、予め設定した調査期間(例えば、24時間)に亘って1対のガス管末端部47,47の何れかのガス圧が基準値を超えて低下するか否かの事前調査を行う。そして、1対のガス管末端部47,47の少なくとも一方のガス圧が基準値を超えて小さくなった場合には、前記第1実施形態と同様に、ガス圧監視装置10は、電動バルブ25を迅速に開き、バイパス管21を開通させる。これにより、ガス管末端部47,47の間が連通し、ガス配管網50に連なる住宅58、工場59等でガスが使用不能になる事態を回避することができる。また、ガス圧監視装置10は、スピーカ35から報知音を出力すると共に、警報用のLED37を点灯する。これにより、作業者が手動にて手動バルブ24を開いて確実にバイパス管21を開通させた状態に維持することができる。そして、手動バルブ24を開いた後は、電動バルブ25を閉止することで、バッテリー26の電力の消費を抑えることができる。
また、上述の如く、調査期間中にガス圧が基準値を超えて小さくなったことにより、前記工事施工範囲を遮断することで、ガス配管網50に連なる住宅58、工場59等でガスが使用不能になるという結論を得ることができる。この場合、事前調査後の工事実施工程中は、図6(A)に示すように、1対のガス管末端部47,47の間を代替ガス管61で常時連通させた状態にする。具体的には、まず、代替ガス管61を設置するために、その代替ガス管61の配置領域を考慮して安全柵90を設置し、必要に応じて交通規制を行う。その状態で、例えば、補修範囲L1の両外側の設備バルブ52A,52Cを閉じる。そして、一方の設備バルブ52Aの近傍かつ補修範囲L1側に工事用バルブ60Aを設けてその工事用バルブ60Aを閉じると共に、他方の設備バルブ52Cの近傍かつ補修範囲L1側に工事用バルブ60Bを設けてその工事用バルブ60Bを閉じる。次いで、設備バルブ52Aと工事用バルブ60Aとの間に代替ガス管61の一方を接続し、設備バルブ52Cと工事用バルブ60Bとの間に代替ガス管61の他方を接続してから、設備バルブ52A,52Cを開く。これにより、1対のガス管末端部47,47の間が代替ガス管61によって常時連通された状態になる。
図6(B)に示すように、基幹路ガス管52の補修範囲L1を、新規のガス管に取り替えると共に、その新規のガス管への複数の分岐路ガス管53,54の接続が終了したら、設備バルブ52A,52Bを閉じて代替ガス管61を撤去した後、設備バルブ52A,52B及び工事用バルブ60A,60Bを開く。そして、安全柵90を撤去し、工事が完了する。
一方、上記した調査期間中にガス圧が基準値を超えて低下しなかった場合には、代替ガス管61を設置せずに工事を実施することができる。即ち、図5(B)に示すように、設備バルブ52A,52Bを閉じ、代替ガス管61の配置領域を考慮せずに安全柵90を設置し、必要に応じて交通規制を行えばよい。その状態で、例えば、補修範囲L1の両外側の設備バルブ52A,52Cを閉じる。次いで、図4(B)に示すように、基幹路ガス管52の補修範囲L1を、新規のガス管に取り替えると共に、その新規のガス管への複数の分岐路ガス管53,54の接続が終了したら、設備バルブ52A,52Bを開き、安全柵90を撤去して、工事が完了する。このように、ガス圧監視装置10を用いた事前調査により、代替ガス管61を設けずに済んだことで、道路におけるガス管工事領域を小さくして、安全柵90も少なくすることができ、交通規制の緩和、工事費の削減、工事期間の短縮を図ることが可能になる。また、事前調査は、実際の工事施工範囲より短い範囲でガス管を遮断するだけでよいので、事前調査のための交通規制や経費は抑えられる。
[第3実施形態]
次に、図7を参照しつつ、前記第2実施形態と同様の工事を、第2実施形態とは別のガス配管網の工事方法で行う実施形態について説明する。本実施形態のガス配管網の工事方法では、事前調査は行わず、工事期間における初期段階に工事を並行して調査を行う。即ち、基幹路ガス管52の工事を、数日間に亘る工事実施期間で行う場合、工事開始時に、図7(A)に示すように、ガス圧監視装置10のバイパス管21を一部に含んだ代替ガス管61Wを基幹路ガス管52に接続する。その代替ガス管61Wの接続方法に関しては、前記第2実施形態の代替ガス管61の接続と同様である。そして、工事開始時から工事実施期間の途中までに設定した調査期間(例えば、24時間)に亘って、1対のガス管末端部47,47の何れかのガス圧が基準値を超えて低下するか否かの調査を行う。その調査期間中にガス圧が基準値を超えて低下した場合には、調査期間後、工事実施期間の終了まで、代替ガス管61Wで常時開通させる。一方、調査期間中にガス圧が前記基準値を超えて低下しなかった場合には、調査期間後、工事実施期間の終了まで、図7(B)に示すように、代替ガス管61Wを撤去した状態で工事を行う。これにより、代替ガス管61Wの設置期間を短くすることができ、調査期間後に道路におけるガス管工事領域を小さくし、交通規制の緩和及び工事費の削減を図ることが可能になる。
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態のガス圧監視装置10には、バイパス管21の中間部分に電動バルブ25と手動バルブ24とを並列に設けた構造になっていたが、電動バルブ25のみを備え、手動バルブ24を排除した構造であってもよい。
(2)前記実施形態のガス圧監視装置10は、バイパス管ユニット20がバッテリー26を備えていたが、バッテリー26をコントローラユニット30に設けた構成にしてもよい。
本発明の第1実施形態に係るガス圧監視装置の斜視図 ガス圧監視装置の回路図 ガス圧監視装置をガス管に取り付けた状態の概念図 第2実施形態のガス配管網の概念図 ガス配管網の概念図 ガス配管網の概念図 第3実施形態のガス配管網の概念図
符号の説明
10 ガス圧監視装置
11 ケーブル
20 バイパス管ユニット
21 バイパス管
22B 分岐管
24 手動バルブ
25 電動バルブ
27 圧力センサ
30 コントローラユニット
32 マイコン(バルブ制御部,基準値設定手段)
35 スピーカ(ガス圧低下報知手段)
36 モニタ(ガス圧低下報知手段)
37 LED(ガス圧低下報知手段)
40 基準値設定摘み(基準値設定手段)
46 遮断部
47 ガス管末端部
50 ガス配管網
61,61W 代替ガス管
90 安全柵

Claims (6)

  1. ガス配管網のうち工事のために遮断される遮断部の両側の各ガス圧を監視するためのガス圧監視装置であって、
    前記ガス配管網のうち前記遮断部の両側の1対のガス管末端部に両端部が連結されて、それら1対のガス管末端部を連通可能なバイパス管と、
    前記バイパス管に設けられ、通常は閉じて前記バイパス管を遮断している電動バルブと、
    前記1対のガス管末端部内の各ガス圧を検出するための1対の圧力センサと、
    前記1対の圧力センサの何れかで検出したガス圧が予め定められた基準値を超えて低下した場合に、前記電動バルブを開いて前記バイパス管を開通させるバルブ制御部とを備えたことを特徴とするガス圧監視装置。
  2. 前記バイパス管の中間部分に1対の分岐管を並列に設けて、一方の前記分岐管に前記電動バルブを配置する一方、他方の前記分岐管に通常は閉じている手動バルブを設け、
    前記ガス圧が前記基準値を超えて低下したことを報知するガス圧低下報知手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のガス圧監視装置。
  3. 前記バルブ制御部と前記ガス圧低下報知手段とを一体化したコントローラユニットと、前記バイパス管に前記圧力センサと前記電動バルブとを一体化したバイパス管ユニットとを別々に設けて、それらコントローラユニットとバイパス管ユニットとの間をケーブルで連絡したことを特徴とする請求項2に記載のガス圧監視装置。
  4. 前記基準値を任意の値に設定するための基準値設定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のガス圧監視装置。
  5. ガス配管網を構成するガス管を所定の工事施工範囲に亘って遮断して工事を行う工事実施工程の前に、前記工事施工範囲全体より短い前記工事施工範囲の一部で前記ガス管を遮断して、その遮断部の両側に位置した1対のガス管末端部に、請求項1乃至4の何れかに記載のガス圧監視装置における前記バイパス管の両端部を連結し、予め設定した調査期間に亘って前記1対のガス管末端部の何れかのガス圧が前記基準値を超えて低下するか否かの事前調査を行い、
    前記調査期間中に前記ガス圧が前記基準値を超えて低下した場合にのみ、前記工事実施工程の実施中に、前記ガス配管網のうち前記工事施工範囲を間に挟んだ2位置を代替ガス管で常時連通させることを特徴とするガス配管網の工事方法。
  6. ガス配管網を構成するガス管を所定の工事施工範囲に亘って遮断して工事を所定の工事実施期間に亘って行うと共に、工事開始時に、前記工事施工範囲の両側に位置した1対のガス管末端部に、請求項1乃至4の何れかに記載のガス圧監視装置における前記バイパス管を一部に含んだ代替ガス管の両端部を連結し、工事開始時から前記工事実施期間の途中までに設定した調査期間に亘って、前記1対のガス管末端部の何れかのガス圧が前記基準値を超えて低下するか否かの調査を行い、
    前記調査期間中に前記ガス圧が前記基準値を超えて低下した場合に、前記調査期間後、前記工事実施期間の終了まで、前記代替ガス管で常時開通させる一方、前記調査期間中に前記ガス圧が前記基準値を超えて低下しなかった場合に、前記調査期間後、前記工事実施期間の終了まで、前記代替ガス管を撤去した状態で工事を行うことを特徴とするガス配管網の工事方法。
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