JP5242575B2 - 5−チオキシロピラノースの新規誘導体 - Google Patents
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Description
a)化学式:
・ペンタピラノシル基は5−チオ−β−D−キシロピラノシル基を表し、
・Rは水素原子又はC2〜C6アシル基を表し、
・R’及びR”はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、又はC1〜C4アルキル基を表し、
・Aは、化学式:
・Xは窒素、酸素又は硫黄原子を表し、
・Yは炭素原子又は単結合を表し、
・Z1、Z2及びZ3は、それぞれ独立して炭素又は窒素原子を表し、
・R1、R2及びR3は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜C4アルキル基、ヒドロキシル基、C1〜C4アルコキシ基、トリフルオロメチル基、若しくはジアルキルアミノ基を表すか;又は、
・R1及びR2は、それらが結合している複素環の原子とともに、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、従ってこの場合は、Aが縮合二環式基、特にベンゾチアゾリル、ベンゾフラニル、インドリル若しくはベンゾチエニル基を表す)
の5又は6員環の芳香環を表す〕
の化合物、
b)その付加塩、
c)その代謝物
から選択されることを特徴とする。
a)文献“The Carbohydrate,Chemistry and Biochemistry”,第二版,Academic Press,New York−London,1972,Volume IA,pages 292−294に記載された、ルイス酸存在下で過アセチル化糖をフェノール誘導体と縮合させることによるHelferich法;
b)シアン化水銀、銀イミダゾレート又はトリフルオロメタンスルホン酸銀などのプロトン受容体存在下でハロゲン化アシロース(acylose)をフェノール性ヒドロキシル基と縮合させることによるKoenigs−Knorr法(同上,pages 295−299);
c)例えばトリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル又は三フッ化ホウ素エーテラート等のルイス酸存在下で、オシルトリクロロアセトイミダートをフェノール誘導体と縮合させることによるSchmidt法
を用いて調製できる。
a)化学式:
・Xは窒素、酸素又は硫黄原子を表し、
・Yは炭素原子又は単結合を表し、
・Z1、Z2及びZ3は、それぞれ独立して炭素又は窒素原子を表し、
・R1、R2及びR3は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜C4アルキル基、ヒドロキシル基、C1〜C4アルコキシ基、トリフルオロメチル基、若しくはジアルキルアミノ基を表すか;又は、
・R1及びR2は、それらが結合している複素環の原子とともに、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、従ってこの場合は、Aが縮合二環式基、特にベンゾチアゾリル、ベンゾフラニル、インドリル若しくはベンゾチエニル基を表す)
の5又は6員環の芳香環を表す〕
のフェノールを、化学式:
の5−チオキシロピラノース誘導体と、
アセトニトリル又はトルエン等の非プロトン性溶媒中で、無水媒体中の銀塩、特に酸化銀若しくは銀イミダゾレートの存在下、又は無水媒体中の亜鉛塩(特にその酸化物若しくはその塩化物)の存在下、25〜110℃の温度で1〜10時間反応させて、化学式:
の化合物を得る工程;
b)所望により、上記で得た化学式Iの化合物をアンモニアのメタノール溶液と反応させて、脱アシル化を行うことでアシル基を水素原子に置換し、化学式:
の化合物を得る工程;
c)所望により、上記で得た化合物I又はIaの1つを酸と、当業者に公知の方法に従って反応させて、相当する付加塩を得る工程
が実行される。
・Xは窒素、酸素又は硫黄原子を表し、
・Yは炭素原子又は単結合を表し、
・Z1、Z2及びZ3は、それぞれ独立して炭素又は窒素原子を表し、
・R1、R2及びR3は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜C4アルキル基、ヒドロキシル基、C1〜C4アルコキシ基、トリフルオロメチル基、若しくはジアルキルアミノ基を表すか;又は、
・R1及びR2は、それらが結合している複素環の原子とともに、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、従ってこの場合は、Aが縮合二環式基、特にベンゾチアゾリル、ベンゾフラニル、インドリル若しくはベンゾチエニル基を表す)
の5又は6員環の芳香環を表す〕
のフェノールと、
例えばジクロロメタン等の非プロトン性溶媒中で、四塩化スズ等のルイス酸型触媒の存在下、20〜60℃の温度で1〜2時間作用させて、化学式:
・Xは窒素、酸素又は硫黄原子を表し、
・Yは炭素原子又は単結合を表し、
・Z1、Z2及びZ3は、それぞれ独立して炭素又は窒素原子を表し、
・R1、R2及びR3は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜C4アルキル基、ヒドロキシル基、C1〜C4アルコキシ基、トリフルオロメチル基、若しくはジアルキルアミノ基を表すか;又は、
・R1及びR2は、それらが結合している複素環の原子とともに、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、従ってこの場合は、Aが縮合二環式基、特にベンゾチアゾリル、ベンゾフラニル、インドリル若しくはベンゾチエニル基を表す)
の5又は6員環の芳香環を表す〕
のフェノールと、
ジクロロメタン等の非プロトン性溶媒中で、トリフルオロメタンスルホン酸トリメチルシリル等の触媒の存在下、−25℃〜周囲温度の温度で1〜5時間反応させて、化学式:
a)化学式:
の化合物を、化学式:
・Xは窒素、酸素又は硫黄原子を表し、
・Yは炭素原子又は単結合を表し、
・Z1、Z2及びZ3は、それぞれ独立して炭素又は窒素原子を表し、
・R1、R2及びR3は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜C4アルキル基、ヒドロキシル基、C1〜C4アルコキシ基、トリフルオロメチル基、若しくはジアルキルアミノ基を表すか;又は、
・R1及びR2は、それらが結合している複素環の原子とともに、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、
・Alkは水素原子又はC1〜C4アルキル基を表し、さらに、以下の組み合わせ:
のヘテロアリールボロン酸アルキル又はヘテロアリールボロン酸と、
[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム・ジクロロメタン錯体などのパラジウム触媒、樹脂固定化パラジウム触媒、若しくはHerrmann触媒の存在下、かつ、メタノール等の極性溶媒存在下、かつ、フッ化セシウム若しくは炭酸ナトリウム若しくは他の無機塩基の存在下で、所望により塩化リチウムを添加して、70℃〜150℃の温度で、5分間〜72時間、電子レンジ若しくは従来の加熱方法を使用して反応させて、化学式:
R、R1、R2、R3、R’、R”、X、Y、Z1、Z2及びZ3は、出発物質と同じ意味のままである)
の化合物を得る工程;
b)所望により、上記で得た化学式Iの化合物をアンモニアのメタノール溶液と反応させて、脱アシル化を行うことでアシル基を水素原子に置換し、化学式:
の化合物を得る工程;
c)所望により、上記で得た化合物I又はIaの1つを酸と、当業者に公知の方法に従って反応させて、相当する付加塩を得る工程
が実行される。
・Alkは水素原子又はC1〜C4アルキル基を表し、さらに、以下の組み合わせ:
・R1、R2及びR3は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜C4アルキル基、ヒドロキシル基、C1〜C4アルコキシ基、トリフルオロメチル基、若しくはジアルキルアミノ基を表すか;又は
・R1及びR2は、それらが結合している複素環の原子とともに、6個の炭素原子を含む芳香環を形成する〕
のハロゲン化ヘテロアリールと、
上記と同じ条件下で反応させて、化学式:
mmol(又はmM)は、ミリモル(10−3モル)を意味する。
DMSOは、ジメチルスルホキシドを表す。
THFは、テトラヒドロフランを表す。
CHCl3は、クロロホルムを表す。
CH3OHは、メタノールを表す。
「ピナコラートボリル」基は、化学式:
3−ヨードフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
38.63g(0.28mol)の塩化亜鉛を反応器に入れアルゴン雰囲気下で溶解するまで加熱する。反応塊を冷却後、800mlのトルエン、800mlのアセトニトリル、及び、44gの4Åモレキュラーシーブを添加する。反応混合物を90分間室温で撹拌し、25g(0.113mol)の3−ヨードフェノールを添加する。反応混合物を90℃にする。2分後、39ml(0.28mol)のトリエチルアミン、及び、44.39g(0.12mol)の2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−α−D−キシロピラノシルブロミドを添加する。該反応混合物を30分間80℃で撹拌し続ける。冷却後、水及び酢酸エチルを添加し、不溶性化合物を濾別する。有機相を、水、1N水酸化ナトリウム溶液、及び、飽和塩化ナトリウム溶液の順で洗滌する。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、活性炭を使用して脱色し、濾過し、減圧下で溶媒を留去する。残留物をシリカカラムでクロマトグラフィーにより精製する。溶出には、シクロヘキサン/酢酸エチル混合物(70/30;v/v)を用いる。イソプロパノールから再結晶化して、所望の生成物を37%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.(融点)=127℃
[α]D 29=−11°(c=0.43;DMSO)
4−ヨードフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
白色粉末(収率=32%)
M.p.=148℃
[α]D 29=−7°C(c=0.35;DMSO)
4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
桃色粉末(収率=25%)
M.p.=159℃
[α]D 30=9.2°(c=0.1;DMSO)
2−ブロモフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
白色粉末(収率=33%)
M.p.=176℃
[α]D 29=−242°(c=0.2;CH3OH)
2−ブロモ−5−フルオロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
白色固体(収率=61%)
M.p.=174℃
[α]D 26=−109°(c=0.18;DMSO)
4−ブロモ−2−フルオロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
白色固体(収率=46%)
M.p.=131℃
[α]D 29=−27°(c=0.27;DMSO)
3−ブロモフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
白色固体(収率=32%)
M.p.=157℃
[α]D 32=−21°(c=0.44;DMSO)
5−ブロモ−2,3−ジフルオロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
クリーム色の粉末(収率=73%)
M.p.=135℃
[α]D 25=−62°(c=0.36;CHCl3)
3−ブロモ−4−クロロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
白色粉末(収率=37%)
M.p.=177℃(エチルエーテルから結晶化)
[α]D 27=−7°(c=0.16;DMSO)
5−ブロモ−2−クロロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
白色粉末(収率=35%)
M.p.=250℃(エチルエーテルから結晶化)
[α]D 30=−27°(c=0.21;DMSO)
5−ブロモ−2−フルオロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
白色固体(収率=56%)
M.p.=122℃
[α]D 35=43°(c=0.40;DMSO)
5−ブロモ−2−ピリジニルアセテート
5−ブロモ−2−ピリジノール0.5g(2.87mmol)をエチルエーテル10mlに添加して懸濁液を調製し、1ml(7.1mmol)のトリエチルアミン、次いで、1ml(14mmol)の塩化アセチルを室温で添加する。混合物を24時間室温で撹拌し、次いで、不溶性物質を濾別する。濾液を減圧下で濃縮し、粗生成物をシリカゲルでクロマトグラフィーにより精製する。溶出には、トルエン/2−プロパノール混合物(9/1;v/v)を用いる。所望の生成物を52%の収率で、浅黄色粉末として得る。
1H NMR(DMSO;300MHz)δ:8.52(d、1H);8.19(dd、1H);7.23(d、1H);2.30(s、3H)
3−(4−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製Iで得られた0.4g(0.809mmol)の3−ヨードフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドを、アルゴン雰囲気下で、磁気攪拌子を備え付けた容量10mlのマイクロ波反応器中に入れる。3.8ml(1.01mmol)の4−ピリジンボロン酸をジメトキシエタン6mlに溶解させて溶液として添加し、次いで2M炭酸カリウム溶液(2.18mmol)を添加する。最後に、62mg(0.08mmol)のトランス−ジ(μ−アセテート)ビス[2−(ジ−O−トリルホスフィノ)ベンジル]ジパラジウム(II)を添加し、反応器をクリンプ(crimp)する。電子レンジを用いて反応混合物を112℃で1時間加熱した後、濾過する。固体残渣をメタノールで洗滌し、集めた濾液を減圧下で濃縮する。留去後の残留物を酢酸エチルに溶かし、飽和塩化アンモニウム溶液で洗滌する。硫酸マグネシウムで乾燥後、有機相を減圧下で濃縮する。得られた生成物をシリカカラムでクロマトグラフィーにより精製する。溶出には、ジクロロメタン/酢酸エチル混合物(15/85〜20/80;v/v)を用いる。所望の生成物を91%の収率で、黄色粉末として得る。
M.p.=112℃
[α]D 27=−72°(c=0.42;CHCl3)
3−(4−ピリジニル)フェニル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例1で得られた0.435g(1.04mmol)の生成物を、8mlのTHFに溶解し、5.5mlの水及び307mg(7.28mmol)の水酸化リチウムを添加する。反応混合物を44℃で2時間撹拌する。THFを減圧下で留去し、留去後の残留物を水に溶かし、pHが中性になるまで1N塩酸を添加して中和する。沈殿物が形成され、その沈殿物を濾過により単離し、真空オーブン中で乾燥する。所望の生成物を96%の収率で、薄茶色粉末として得る。
M.p.=253℃
[α]D 28=−79°(c=0.31;DMSO)
5−フルオロ−2−(3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製Vで得られた2−ブロモ−5−フルオロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド0.930g(2mmol)をジメトキシエタン8mlに溶解させた溶液を電子レンジ対応の密閉反応器に入れ、炭酸ナトリウム0.318g(3mmol)を水2mlに溶解させた水溶液、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体0.163g(0.2mmol)、及び、3−ピリジンボロン酸0.492g(4mmol)を添加する。電子レンジを用いて反応混合物を110℃で20分間加熱し、冷却し、水を添加し、酢酸エチルで抽出を行う。有機相を0.5Mの炭酸ナトリウム溶液で、次いで水で洗滌してpHを中性にし、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮する。得られた残留物をシリカカラムでクロマトグラフィーにより精製する。溶出には、ジクロロメタン/酢酸エチル混合物(97/3;v/v)を用いる。所望の生成物を88%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=66℃
[α]D 30=−65°(c=0.24;DMSO)
5−フルオロ−2−(3−ピリジニル)フェニル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例3で得られた0.4g(0.86mmol)の生成物をアンモニアの7Mメタノール溶液10mlと共に3時間室温で攪拌する。反応混合物を減圧下で濃縮し、得られた固体生成物をCH3OH/H2O混合液(90/10;v/v)から再結晶化する。所望の生成物を91%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=110℃
[α]D 31=−69°(c=0.19;DMSO)
4−(3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製IIで得られた4−ヨードフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例1と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を79%の収率で、黄色固体として得る。
M.p.=150℃
[α]D 28=−47°(c=0.45;CHCl3)
4−(3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例5で得られた生成物から出発して、実施例2と同様の操作を行うことにより、4−(3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシドを83%の収率で、淡黄色粉末として得る。
M.p.=166℃
[α]D 29=−240°(c=0.37;DMSO)
4−(4−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製IIで得られた4−ヨードフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を78%の収率で、クリーム色の粉末として得る。
M.p.=180℃
[α]D 27=−46°(c=0.39;CHCl3)
4−(4−ピリジニル)フェニル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例7で得られた生成物から出発して、実施例2と同様の操作を行うことにより、4−(4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシドを89%の収率で、薄茶色粉末として得る。
M.p.=217℃
[α]D 28=−44°(c=0.28;DMSO)
4−(2−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製IIで得られた0.499g(0.101mmol)の4−ヨードフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドを、磁気攪拌子を備え付けた容量20mlのマイクロ波反応器に無水条件及びアルゴン雰囲気下で入れる。0.542g(2.02mmol)のN−フェニルジエタノールアミン2−ピリジルボロネートをジメトキシエタン12.5mlに溶解させて溶液として添加し、次いで1.38mlの2M炭酸カリウム溶液(2.76mmol)を添加する。最後に、ヨウ化銅(I)77mg(0.41mmol)、及び[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体83mg(0.101mmol)を添加し、反応器をクリンプする。反応混合物を電子レンジ中、112℃で1時間加熱する。冷却した反応混合物を、水及び酢酸エチルで希釈する。有機相を分離し、濾過し、減圧下で濃縮する。得られた生成物を酢酸エチルに溶かし、塩化アンモニウム溶液で洗滌して、pHを中性にする。次いで、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去する。得られた残留物をシリカカラムでクロマトグラフィーにより精製する。溶出には、ジクロロメタン/酢酸エチル混合物(0/100−6/94;v/v)を用いる。所望の生成物を49%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=125〜130℃
[α]D 26=−62°(c=0.24;CH3OH)
4−(2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例9で得られた生成物から出発して、実施例2と同様の操作を行うことにより、4−(2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシドを97%の収率で、浅黄色粉末として得る。
M.p.=197℃
[α]D 27=−55°(c=0.24;DMSO)
3−(2−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製Iで得られた3−ヨードフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、実施例9と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を60%の収率で、白色の薄片として得る。
M.p.=68〜97℃
[α]D 27=−46°(c=0.24;CH3OH)
3−(2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例11で得られた生成物から出発して、実施例2と同様の操作を行うことにより、3−(2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシドを79%の収率で、黄色粉末として得る。
M.p.=138〜139℃
[α]D 27=−88°(c=0.3;DMSO)
3,5−ジメチル−4−(4−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製IIIで得られた1g(2.1mmol)の4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドを、容量10mlのマイクロ波反応器中で0.310g(2.52mmol)の4−ピリジンボロン酸と混合し、次いで、MP−カーボネート樹脂〔3.03mmol/gの割合でグラフトされた樹脂(Argonaut社)〕1.6g(4.8mmol)、及び、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体0.182g(0.22mmol)を添加する。ジメトキシエタン/メタノール混合物(7ml/3ml)を添加し、反応混合物を電子レンジ中で30分間120°Cにする。冷却後、反応媒体を濾過し、濾液をメタノールで洗滌し、減圧下で濃縮する。得られた残留物をシリカカラムでクロマトグラフィーにより精製する。溶出には、トルエン/イソプロパノール混合物(9/1;v/v)を用いる。その後、イソプロピルエーテルから結晶化して、所望の生成物を31%の収率で、灰白色粉末として得る。
M.p.=170〜171℃
[α]D 30=−21°(c=0.2;DMSO)
3,5−ジメチル−4−(4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例13で得られた生成物0.3g(0.6mmol)をメタノール10mlに添加して懸濁液を調製する。ナトリウムメトキシドのメタノール溶液(3.47mol/l)0.3ml(1.04mmol)を添加し、反応混合物を室温で2時間撹拌する。懸濁液中の生成物が溶解した後、沈殿物が形成され、該沈殿物を濾別する。得られた固体を減圧下、70℃で3時間乾燥する。所望の生成物を28%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=106〜107℃
[α]D 30=−54°(c=0.16;DMSO)
2−(4−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製IVで得られた2−ブロモフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例1と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を65%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=165℃
[α]D 29=−108°(c=0.25;CH3OH)
2−(4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例15で得られた生成物から出発して、実施例2と同様の操作を行うことにより、2−(4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシドを52%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=134℃
[α]D 29=−138°(c=0.1;CH3OH)
2−(3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製IVで得られた2−ブロモフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例1と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を得る。該化合物は単離せず、次工程で直接使用する。
2−(3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例17で得られた生成物から出発して、実施例2と同様の操作を行うことにより、2−(3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシドを全収率(実施例17及び実施例18)27%で、白色粉末として得る。
M.p.=195℃
[α]D 28=−168°(c=0.1;CH3OH)
3,5−ジメチル−4−(3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製IIIで得られた4−ブロモ−3,5−ジメチルフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例13と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を45%の収率で、無色泡状体として得る。
M.p.=75〜80℃
[α]D 30=−1°(c=0.22;DMSO)
3,5−ジメチル−4−(3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例19で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を73%の収率で、茶色固体として得る。
M.p.=215℃
[α]D 30=−44°(c=0.21;DMSO)
3−(3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製Iで得られた3−ヨードフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を66%の収率で、薄茶色粉末として得る。
M.p.=123〜126℃
[α]D 27=−68°(c=0.4;CHCl3)
3−(3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例21で得られた生成物から出発して、実施例2と同様の操作を行うことにより、3−(3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシドを99%の収率で、クリーム色の粉末として得る。
M.p.=197℃
[α]D 28=−84°(c=0.29;DMSO)
2−フルオロ−4−(3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製VIで得られた4−ブロモ−2−フルオロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を61%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=122℃
[α]D 28=8°(c=0.36;DMSO)
2−フルオロ−4−(3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例23で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、2−フルオロ−4−(3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシドを73%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=207℃
[α]D 28=−27°(c=0.43;DMSO)
2−フルオロ−4−(4−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製VIで得られた4−ブロモ−2−フルオロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を51%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=179℃
[α]D 28=14°(c=0.38;DMSO)
2−フルオロ−4−(4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例25で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、2−フルオロ−4−(4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシドを73%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=215℃
[α]D 28=−24°(c=0.39;DMSO)
5−フルオロ−2−(4−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製Vで得られた2−ブロモ−5−フルオロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を79%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=187℃
[α]D 33=−72°(c=0.24;DMSO)
5−フルオロ−2−(4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例27で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、5−フルオロ−2−(4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシドを33%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=209℃
[α]D 31=−80°(c=0.29;DMSO)
3−(6−メチル−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製VIIで得られた500mg(1.12mmol)の3−ブロモフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、260mg(1.68mmol)の6−メチル−3−ピリジンボロン酸を好適なマイクロ波反応器に入れた後、500mgのPSトリフェニルホスフィンパラジウム樹脂(Argonaut社)、及び、730mg(2.24mmol)の炭酸セシウムを添加する。ジメトキシエタン7ml及びメタノール3mlの混合物を添加し、反応混合物を1時間120℃にする。冷却後、反応混合物を濾過し、濾液をメタノールで洗滌し、減圧下で濃縮する。残留物をシリカカラムでクロマトグラフィーにより精製する。溶出には、ジクロロメタン/メタノール混合物(90/10;v/v)を用いる。その後、水から再結晶化して、3−(6−メチル−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシドを65%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=177℃
[α]D 29=−89°(c=0.13;DMSO)
3−(6−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製Iで得られた3−ヨードフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、6−フルオロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を55%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=115℃
[α]D 29=−15°(c=0.13;DMSO)
3−(6−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例30で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、3−(6−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシドを73%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=170℃
[α]D 29=−70°(c=0.13;DMSO)
3−(2−メトキシ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製Iで得られた3−ヨードフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、2−メトキシ−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を66%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=179℃
[α]D 29=−26°(c=0.40;DMSO)
3−(2−メトキシ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例32で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、3−(2−メトキシ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシドを64%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=194℃
[α]D 30=−62°(c=0.22;DMSO)
3−(6−シアノ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製VIIで得られた3−ブロモフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、6−シアノ−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を45%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=130℃
[α]D 29=−6°(c=0.28;DMSO)
3−(6−シアノ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例34で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、3−(6−シアノ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシドを42%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=179℃
[α]D 30=−65°(c=0.21;DMSO)
3−(4−メチル−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3−ブロモ−4−メチルピリジン1g(5.81mmol)、DME8ml、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体0.142g(0.17mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン2.21g(8.72mmol)、及び、酢酸カリウム1.7g(17.4mmol)から成る混合物を不活性雰囲気下120℃で60分間、電子レンジを用いて加熱する。冷却後、反応媒体を濾過し、調製VIIで得られた3−ブロモフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド1.73g(3.86mmol)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体0.32g(0.39mmol)、及び、1M炭酸ナトリウム水溶液5.8mlを濾液に添加する。電子レンジを用いて混合物を120℃で30分間再加熱する。媒体を冷却し、水で希釈し、酢酸エチルで抽出する。有機相を重炭酸ナトリウム水溶液で、次いで水で洗滌し、硫酸マグネシウムで乾燥して、減圧下で濃縮する。留去後の残留物をシリカカラムでクロマトグラフィーにより精製する。溶出には、トルエン/アセトン混合物(80/20;v/v)を用いる。所望の生成物を21%の収率で、灰白色固体として得る。
M.p.=170℃
[α]D 29=−14°(c=0.40;DMSO)
3−(4−メチル−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例36で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を55%の収率で、淡褐白色粉末として得る。
M.p.=143℃
[α]D 30=−52°(c=0.34;DMSO)
3−(5−メトキシ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3−ブロモ−5−メトキシピリジンから出発して、実施例36と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を58%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=167℃
[α]D 29=−17°(c=0.39;DMSO)
3−(5−メトキシ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例38で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を82%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=194℃
[α]D 29=−69°(c=0.31;DMSO)
3−(2−メチル−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−メチル−3−ピリジニル トリフルオロメタンスルホネートから出発して、実施例36と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を38%の収率で、ベージュ色固体として得る。
M.p.=153℃
[α]D 29=−19°(c=0.32;DMSO)
3−(2−メチル−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例40で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を58%の収率で、淡褐白色固体として得る。
M.p.=162〜164℃
[α]D 25=−78°(c=0.40;DMSO)
3−(5−メチル−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3−ブロモ−5−メチルピリジンから出発して、実施例36と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を31%の収率で、ベージュ色固体として得る。
M.p.=156℃
[α]D 27=−17°(c=0.20;DMSO)
3−(5−メチル−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例42で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を55%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=239〜240℃
[α]D 29=−76°(c=0.19;DMSO)
3−(3−フルオロ−2−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−クロロ−3−フルオロピリジンから出発して、実施例36と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を7%の収率で、微細な白色固体として得る。
M.p.=51℃
[α]D 29=−32°(c=0.08;DMSO)
3−(3−フルオロ−2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例44で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を42%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=150℃
[α]D 29=−87°(c=0.09;DMSO)
3−(6−メトキシ−2−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−ブロモ−6−メトキシピリジンから出発して、実施例36と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を50%の収率で、ベージュ色粉末として得る。
M.p.=195℃(2−プロパノールから結晶化)
[α]D 27=−21°(c=0.40;DMSO)
3−(6−メトキシ−2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例46で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を63%の収率で、白色針状体として得る。
M.p.=206℃(エタノール/水混合液から結晶化)
[α]D 27=−86°(c=0.23;DMSO)
3−(2,4−ジメチル−5−チアゾリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
a)3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド:
調製VIIで得られた3−ブロモフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド8g(17.9mmol)、DME30ml、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体0.438g(0.537mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン6.8g(26.8mmol)、及び、酢酸カリウム5.2g(53.7mmol)から成る混合物を不活性雰囲気下150℃で35分間、電子レンジを用いて加熱する。次いで、反応混合物を減圧下で濃縮し、残留生成物をシリカカラムでクロマトグラフィーにより精製する。溶出には、トルエン/イソプロピルエーテル混合物(6/4;v/v)を用いる。所望の生成物を69%の収率で、白色結晶として得る。
M.p.=198〜200℃
[α]D 27=−16°(c=0.59;DMSO)
工程aで得られた化合物0.9g(1.82mmol)、5−ブロモ−2,4−ジメチルチアゾール0.437g(0.18mmol)、[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)・ジクロロメタン錯体0.15g(0.18mmol)、及び、2M炭酸カリウム水溶液1.36mlを不活性雰囲気下で混合する。混合物を120℃で30分間、電子レンジを用いて加熱する。該媒体を冷却し、水で希釈し、酢酸エチルで抽出する。有機相を塩化アンモニウム水溶液で、次いで水で洗滌し、硫酸マグネシウムで乾燥して、減圧下で濃縮する。留去後の残留物をシリカカラムでクロマトグラフィーにより精製する。溶出には、ジクロロメタン/酢酸エチル混合物(勾配:9/1−7/3;v/v)を用いる。所望の生成物を70%の収率で、浅黄色固体として得る。
M.p.=114〜120℃
[α]D 23=−23°(c=0.20;DMSO)
3−(2,4−ジメチル−5−チアゾリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例48で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を78%の収率で、灰白色結晶として得る。
M.p.=158〜164℃
[α]D 23=−74°(c=0.63;DMSO)
3−(4−クロロ−2−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−ブロモ−4−クロロピリジンから出発して、実施例48と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を35%の収率で、白色結晶として得る。
M.p.=152℃(エチルエーテルから結晶化)
[α]D 26=−19°(c=0.30;DMSO)
3−(4−クロロ−2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例50で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を94%の収率で、灰白色固体として得る。
M.p.=97〜105℃
[α]D 26=−76°(c=0.18;DMSO)
3−(5−メチル−2−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−ブロモ−5−メチルピリジンから出発して、実施例48と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を28%の収率で、白色結晶として得る。
M.p.=140℃(エチルエーテルから結晶化)
[α]D 26=−11°(c=0.17;DMSO)
3−(5−メチル−2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例52で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を76%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=185〜189℃
[α]D 26=−76°(c=0.15;DMSO)
3−(6−クロロ−2−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−ブロモ−6−クロロピリジンから出発して、実施例48と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を71%の収率で、白色結晶として得る。
M.p.=186〜189℃(エチルエーテルから結晶化)
[α]D 27=−19°(c=0.36;DMSO)
3−(6−クロロ−2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例54で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を44%の収率で、白色結晶として得る。
M.p.=180〜222℃
[α]D 27=−50°(c=0.36;DMSO)
3−(ピラジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
ヨードピラジンから出発して、実施例48と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を18%の収率で、灰白色固体として得る。
M.p.=92℃
[α]D 30=−13°(c=0.19;DMSO)
3−(ピラジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例56で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を86%の収率で、白色結晶として得る。
M.p.=206〜209℃(メタノールから結晶化)
[α]D 30=−80°(c=0.22;DMSO)
3−(6−ヒドロキシ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製XIIで得られた化合物から出発して、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドを単離せずに(実施例48aに係る当該化合物の調製において得られる溶液を、単純濾過後、直接使用する)、実施例48と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を29%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=131℃
[α]D 30=−15°(c=0.14;DMSO)
3−(6−ヒドロキシ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例58で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を44%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=200℃
[α]D 30=−60°(c=0.10;DMSO)
3−[1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
4−ブロモ−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾールから出発して、実施例58と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を24%の収率で、ベージュ色固体として得る。
M.p.=131〜133℃
[α]D 29=−25°(c=0.25;DMSO)
3−[1−メチル−3−(トリフルオロメチル)1H−ピラゾール−4−イル]フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例60で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を61%の収率で、ベージュ色固体として得る。
M.p.=182〜185℃
[α]D 29=−63°(c=0.22;DMSO)
3−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
4−ブロモ−5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾールから出発して、実施例58と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を20%の収率で、ベージュ色固体として得る。
M.p.=194℃
[α]D 30=−14°(c=0.19;DMSO)
3−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−イル]フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例62で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を60%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=104〜109℃
[α]D 30=−53°(c=0.21;DMSO)
3−(2−チアゾリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−ブロモチアゾールから出発して、実施例58と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を7%の収率で、ベージュ色固体として得る。
M.p.=65℃
[α]D 30=−17°(c=0.21;DMSO)
3−(2−チアゾリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例64で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を76%の収率で、白色の薄片として得る。
M.p.=209〜223℃
[α]D 30=−90°(c=0.27;DMSO)
3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−ブロモ−5−フルオロピリジンから出発して、実施例58と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を22%の収率で、白色結晶として得る。
M.p.=113℃(エチルエーテルから結晶化)
[α]D 24=−20°(c=0.24;DMSO)
3−(5−フルオロ−2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例66で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を40%の収率で、白色の薄片として得る。
M.p.=168〜201℃
[α]D 30=−93°(c=0.30;DMSO)
3−(3−クロロ−2−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2,3−ジクロロピリジンから出発して、実施例58と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を58%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=148℃(エチルエーテルから結晶化)
[α]D 29=−32°(c=0.11;DMSO)
3−(3−クロロ−2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例68で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を83%の収率で、茶色針状体として得る。
M.p.=217℃(エタノール/水混合液から結晶化)
[α]D 29=−68°(c=0.41;DMSO)
3−(5−メチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
5−メチル−4−ヨードイソオキサゾールから出発して、実施例58と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を69%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=60℃
[α]D 29=−43°(c=0.19;DMSO)
3−(5−メチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例70で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を47%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=180℃
[α]D 28=−90°(c=0.23;DMSO)
3−(4−メチル−2−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−ブロモ−4−メチルピリジンから出発して、実施例58と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を20%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=116℃
[α]D 29=−25°(c=0.26;DMSO)
3−(4−メチル−2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例72で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を23%の収率で、ベージュ色粉末として得る。
M.p.=194℃
[α]D 29=−112°(c=0.25;DMSO)
3−[6−(ジメチルアミノ)−3−ピリジニル]フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
5−ブロモ−2−(ジミチルアミノ)ピリジンから出発して、実施例58と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を粗生成物の形態で得て、該粗生成物をさらに精製することなく脱アセチル化工程で使用する。
3−[6−(ジメチルアミノ)−3−ピリジニル]フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例74で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を20%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=186℃
[α]D 30=−59°(c=0.17;DMSO)
3−[6−(ジメチルアミノ)−3−ピリジニル]フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド(塩酸塩)
実施例75で得られた化合物0.05g(0.248mmol)をメタノール3mlに溶解させた溶液を調製し、塩酸の1.25Mメタノール溶液0.2ml(0.25mmol)を添加する。混合物を室温で5分間撹拌し、減圧下で濃縮する。留去後の残留物を5mlの水に溶かし、得られた溶液を凍結乾燥する。凍結乾燥物をメタノール/エーテル混合液から結晶化し、次いで濾別し、乾燥する。所望の化合物を91%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=119℃
[α]D 31=−71°(c=0.18;DMSO)
2−クロロ−5−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製Xで得られた5−ブロモ−2−クロロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、3,5−ジメチル−4−ヨードイソオキサゾールから出発して、実施例58と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を粗生成物の形態で得て、該粗生成物をさらに精製することなく脱アセチル化工程で使用する。
2−クロロ−5−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例77で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を26%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=194℃
[α]D 31=−64°(c=0.12;DMSO)
2−クロロ−5−(5−メチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
5−メチル−4−ヨードイソオキサゾールから出発して、実施例77と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を粗生成物の形態で得て、該粗生成物をさらに精製することなく脱アセチル化工程で使用する。
2−クロロ−5−(5−メチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例79で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を15%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=183℃
[α]D 31=−28°(c=0.10;DMSO)
2−クロロ−5−(2−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−クロロピリジンから出発して、実施例77と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を粗生成物の形態で得て、該粗生成物をさらに精製することなく脱アセチル化工程で使用する。
2−クロロ−5−(2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例81で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を18%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=108℃
[α]D 31=−45°(c=0.10;DMSO)
2,3−ジフルオロ−5−(2−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製VIIIで得られた5−ブロモ−2,3−ジフルオロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、2−クロロピリジンから出発して、実施例58と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を粗生成物の形態で得て、該粗生成物をさらに精製することなく脱アセチル化工程で使用する。
2,3−ジフルオロ−5−(2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例83で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を39%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=162℃
[α]D 26=−55°(c=0.20;DMSO)
3−(6−メチル−2−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−クロロ−6−メチルピリジンから出発して、実施例58と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を粗生成物の形態で得て、該粗生成物をさらに精製することなく脱アセチル化工程で使用する。
3−(6−メチル−2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例85で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を16%の収率で、黄色固体として得る。
M.p.=143℃
[α]D 29=−34°(c=0.15;DMSO)
3−(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製VIIで得られた3−ブロモフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾールから出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を46%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=164℃
[α]D 29=−32°(c=0.24;DMSO)
3−(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例87で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を35%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=95℃
[α]D 32=−77°(c=0.27;DMSO)
3−(5−クロロ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
5−クロロ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンから出発して、実施例87と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を26%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=139〜141℃
[α]D 29=−23°(c=0.27;DMSO)
3−(5−クロロ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例89で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を89%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=239〜241℃
[α]D 29=−77°(c=0.19;DMSO)
3−(5−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
5−フルオロ−3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジンから出発して、実施例87と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を44%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=135℃
[α]D 26=−18°(c=0.31;DMSO)
3−(5−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例91で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を90%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=211〜212℃
[α]D 29=−75°(c=0.41;DMSO)
3−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピラゾールから出発して、実施例87と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を50%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=140℃
[α]D 29=−20°(c=0.18;DMSO)
3−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例93で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を39%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=213℃
[α]D 30=−73°(c=0.25;DMSO)
3−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾールから出発して、実施例87と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を59%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=195℃(エチルエーテルから結晶化)
[α]D 29=−32°(c=0.21;DMSO)
3−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例95で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を55%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=213℃(メタノールから結晶化)
[α]D 29=−99°(c=0.28;DMSO)
2−クロロ−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール、及び、調製Xで得られた5−ブロモ−2−クロロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、実施例87と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2−クロロ−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例97で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を54%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=158℃
[α]D 30=−54°(c=0.24;DMSO)
2,3−ジフルオロ−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製VIIIで得られた5−ブロモ−2,3−ジフルオロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、実施例97と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2,3−ジフルオロ−5−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例99で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を35%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=184℃
[α]D 27=−44°(c=0.18;DMSO)
2−クロロ−5−(3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製Xで得られた5−ブロモ−2−クロロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を57%の収率で、桃色粉末として得る。
M.p.=155℃(エチルエーテルから結晶化)
[α]D 30=−14°(c=0.30;DMSO)
2−クロロ−5−(3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例101で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を99%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=172℃
[α]D 30=−43°(c=0.60;DMSO)
4−クロロ−3−(3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製IXで得られた3−ブロモ−4−クロロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を50%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=133℃(イソプロピルエーテルから結晶化)
[α]D 27=−8°(c=0.23;DMSO)
4−クロロ−3−(3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例103で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を27%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=139℃
[α]D 27=−59°(c=0.21;DMSO)
2,3−ジフルオロ−5−(3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製VIIIで得られた5−ブロモ−2,3−ジフルオロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を87%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=134℃
[α]D 26=−23°(c=0.23;CHCl3)
2,3−ジフルオロ−5−(3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例105で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を93%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=177℃
[α]D 26=−31°(c=0.32;DMSO)
2−フルオロ−5−(3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製XIで得られた5−ブロモ−2−フルオロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシドから出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を25%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=152℃
[α]D 33=14°(c=0.40;DMSO)
2−フルオロ−5−(3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例107で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を71%の収率で、綿毛状白色固体として得る。
M.p.=100℃(水から結晶化)
[α]D 35=−42°(c=0.50;DMSO)
3−(2−フルオロ−4−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製VIIで得られた3−ブロモフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、2−フルオロ−4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を52%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=117℃
[α]D 29=−19°(c=0.19;DMSO)
3−(2−フルオロ−4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例109で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を74%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=199℃
[α]D 30=−82°(c=0.19;DMSO)
3−(3−クロロ−4−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3−クロロ−4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例109と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を12%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=169〜171℃
[α]D 25=−23°(c=0.24;DMSO)
3−(3−クロロ−4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3−クロロ−4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例29と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を23%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=158〜161℃
[α]D 25=−63°(c=0.37;DMSO)
3−(2−クロロ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−クロロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例109と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を48%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=146〜147℃
[α]D 29=−20°(c=0.34;DMSO)
3−(2−クロロ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例113で得られた化合物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を34%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=130℃
[α]D 29=−70°(c=0.27;DMSO)
3−(2−チエニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−チオフェンボロン酸から出発して、実施例109と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を18%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=122〜123℃
[α]D 28=−15°(c=0.21;DMSO)
3−(2−チエニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例115で得られた化合物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を92%の収率で、ベージュ色固体として得る。
M.p.=165〜166℃
[α]D 28=−65°(c=0.22;DMSO)
3−(2−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−フルオロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例109と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を78%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=116℃
[α]D 27=−28°(c=0.24;DMSO)
3−(2−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例117で得られた化合物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を25%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=160℃
[α]D 30=−74°(c=0.31;DMSO)
3−(3−チエニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製VIIで得られた3−ブロモフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、3−チオフェンボロン酸から出発して、実施例13と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を26%の収率で、白色結晶として得る。
M.p.=111℃(イソプロピルエーテルから結晶化)
[α]D 26=−11°(c=0.27;DMSO)
3−(3−チエニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例119で得られた化合物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を38%の収率で、白色結晶として得る。
M.p.=182℃
[α]D 27=−50°(c=0.31;DMSO)
3−(5−メチル−2−フリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
5−メチル−2−フランボロン酸から出発して、実施例109と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を31%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=132℃
[α]D 28=−10°(c=0.27;DMSO)
3−(5−メチル−2−フリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例121で得られた化合物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を46%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=156℃
[α]D 29=−75°(c=0.22;DMSO)
3−(6−クロロ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
6−クロロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例109と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を24%の収率で、白色泡状体として得る。
M.p.=129℃
[α]D 28=−14°(c=0.29;DMSO)
3−(6−クロロ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例123で得られた化合物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を83%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=189℃
[α]D 30=−67°(c=0.44;DMSO)
3−(6−メトキシ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
6−メトキシ−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例109と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を47%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=132℃
[α]D 30=−7°(c=0.26;DMSO)
3−(6−メトキシ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例125で得られた化合物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を74%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=174℃
[α]D 29=−80°(c=0.31;DMSO)
3−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製Iで得られた3−ヨードフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、3,5−ジメチル−4−イソオキサゾールボロン酸から出発して、実施例13と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を53%の収率で、桃色粉末として得る。
M.p.=167〜169℃
[α]D 28=−31°(c=0.13;DMSO)
3−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例127で得られた化合物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を66%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=170℃
[α]D 28=−86°(c=0.30;DMSO)
2,3−ジフルオロ−5−(4−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製VIIIで得られた5−ブロモ−2,3−ジフルオロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を81%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=139℃
[α]D 28=−36°(c=0.33;CHCl3)
2,3−ジフルオロ−5−(4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例129で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を99%の収率で、クリーム色の粉末として得る。
M.p.=151℃
[α]D 29=−52°(c=0.35;MeOH)
2,3−ジフルオロ−5−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3,5−ジメチル−4−イソオキサゾールボロン酸から出発して、実施例129と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2,3−ジフルオロ−5−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例131で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を30%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=171℃
[α]D 30=−82°(c=0.10;DMSO)
2,3−ジフルオロ−5−(6−メチル−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
6−メチル−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例129と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2,3−ジフルオロ−5−(6−メチル−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例133で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を56%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=186℃
[α]D 33=−46°(c=0.15;DMSO)
2,3−ジフルオロ−5−(2−メチル−4−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−メチル−4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例129と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2,3−ジフルオロ−5−(2−メチル−4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例135で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を25%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=171℃
[α]D 30=−45°(c=0.10;DMSO)
2,3−ジフルオロ−5−(2−メトキシ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−メトキシ−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例129と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2,3−ジフルオロ−5−(2−メトキシ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例137で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を75%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=127℃
[α]D 27=−45°(c=0.16;DMSO)
2,3−ジフルオロ−5−(2−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−フルオロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例129と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2,3−ジフルオロ−5−(2−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例139で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を21%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=170℃
[α]D 29=−18°(c=0.12;DMSO)
2,3−ジフルオロ−5−(5−ピリミジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
5−ピリミジンボロン酸から出発して、実施例129と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2,3−ジフルオロ−5−(5−ピリミジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例141で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を20%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=191℃
[α]D 29=−12°(c=0.10;DMSO)
2,3−ジフルオロ−5−(2−フルオロ−4−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−フルオロ−4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例129と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2,3−ジフルオロ−5−(2−フルオロ−4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例143で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を68%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=184℃
[α]D 30=−37°(c=0.10;DMSO)
2,3−ジフルオロ−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
6−フルオロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例129と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2,3−ジフルオロ−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例145で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を53%の収率で、灰白色固体として得る。
M.p.=179℃
[α]D 30=−121°(c=0.10;DMSO)
2−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製IVで得られた2−ブロモフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、3,5−ジメチル−4−イソオキサゾールボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を76%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=136〜138℃
[α]D 28=−61°(c=0.13;DMSO)
2−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例147で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を99%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=110〜117℃
[α]D 28=−55°(c=0.24;DMSO)
2−フルオロ−4−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製VIで得られた4−ブロモ−2−フルオロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、3,5−ジメチル−4−イソオキサゾールボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を59%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=177℃
[α]D 26=−1°(c=0.26;DMSO)
2−フルオロ−4−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例149で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を74%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=140℃
[α]D 30=−41°(c=0.37;DMSO)
2−フルオロ−4−(3−フリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3−フランボロン酸から出発して、実施例149と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を95%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=137℃
[α]D 28=1°(c=0.37;DMSO)
2−フルオロ−4−(3−フリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例151で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を40%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=155℃
[α]D 28=−26°(c=0.47;DMSO)
5−フルオロ−2−(3−フリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3−フランボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を61%の収率で、白色固体として得る。
[α]D 33=−93°(c=0.27;DMSO)
5−フルオロ−2−(3−フリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例153で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を91%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=139℃
[α]D 31=−105°(c=0.28;DMSO)
5−フルオロ−2−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3,5−ジメチル−4−イソオキサゾールボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を53%の収率で、ベージュ色固体として得る。
[α]D 30=−64°(c=0.24;DMSO)
5−フルオロ−2−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例155で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を78%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=192℃
[α]D 31=−50°(c=0.19;DMSO)
2−クロロ−5−(2−メチル−4−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製Xで得られた5−ブロモ−2−クロロフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、2−メチル−4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2−クロロ−5−(2−メチル−4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例157で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を31%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=137℃
[α]D 31=−49°(c=0.11;DMSO)
2−クロロ−5−(6−メチル−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
6−メチル−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例157と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2−クロロ−5−(6−メチル−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例159で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を48%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=201℃
[α]D 30=−84°(c=0.25;DMSO)
2−クロロ−5−(2−メトキシ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−メトキシ−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例157と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2−クロロ−5−(2−メトキシ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例161で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を43%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=119℃
[α]D 30=−55°(c=0.14;DMSO)
2−クロロ−5−(2−フルオロ−4−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−フルオロ−4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例157と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2−クロロ−5−(2−フルオロ−4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例163で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を40%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=162℃
[α]D 30=−65°(c=0.16;DMSO)
2−クロロ−5−(2−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−フルオロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例157と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2−クロロ−5−(2−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例165で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を15%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=165℃
[α]D 30=−49°(c=0.10;DMSO)
2−クロロ−5−(4−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例157と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2−クロロ−5−(4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例167で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を29%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=189℃
[α]D 30=−68°(c=0.16;DMSO)
2−クロロ−5−(5−ピリミジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
5−ピリミジンボロン酸から出発して、実施例157と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2−クロロ−5−(5−ピリミジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例169で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を31%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=186℃
[α]D 27=−58°(c=0.24;DMSO)
2−クロロ−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
6−フルオロ−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例157と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2−クロロ−5−(6−フルオロ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例171で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を38%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=185℃
[α]D 26=−59°(c=0.12;DMSO)
4−(2−フリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製IIで得られた4−ヨードフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、2−フランボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
4−(2−フリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例173で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を30%の収率で、黄色粉末として得る。
M.p.=200℃
[α]D 31=−49°(c=0.20;CH3OH)
3−(2−フリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製Iで得られた3−ヨードフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、2−フランボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
3−(2−フリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例175で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を30%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=138℃
[α]D 28=−96°(c=0.22;CH3OH)
3−(2−メトキシ−5−ピリミジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製VIIで得られた3−ブロモフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、2−メトキシ−5−ピリミジンボロン酸から出発して、実施例3と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
3−(2−メトキシ−5−ピリミジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例177で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を69%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=171℃
[α]D 30=−76°(c=0.12;DMSO)
4−クロロ−2−(5−イソオキサゾリル)−5−メチルフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
0.8g(5.87mmol)の塩化亜鉛、2gのモレキュラーシーブ13X、2g(5.6mmol)の2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−α−D−キシロピラノシルブロミド、1g(4.77mmol)の4−クロロ−2−(5−イソオキサゾリル)−5−メチルフェノール、1g(5.7mmol)の銀イミダゾレート、5mlのトルエン、及び、5mlのアセトニトリルの混合物を調製する。該混合物を90分間80℃で撹拌し続け、冷却し、濾過する。固体残渣をフィルター上でメタノールにより洗滌し、合わせた濾液を減圧下で濃縮する。得られた粗生成物をシリカゲルでクロマトグラフィーにより精製する。溶出には、ジクロロメタン/酢酸エチル混合物(9/1;v/v)を用いる。純粋な画分をエチルエーテルから結晶化する。このようにして、所望の化合物を10%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=203℃
[α]D 28=−49°(c=0.18;DMSO)
4−クロロ−2−(5−イソオキサゾリル)−5−メチルフェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例179で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を45%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=239℃
[α]D 29=−78°(c=0.17;DMSO)
4−クロロ−5−メチル−2−(1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
4−クロロ−5−メチル−2−(1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)フェノールから出発して、実施例179と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
4−クロロ−5−メチル−2−(1−フェニル−1H−ピラゾール−5−イル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例181で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を2%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=95〜99℃
[α]D 27=−109°(c=0.22;DMSO)
2−(5−イソオキサゾリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−(5−イソオキサゾリル)フェノールから出発して、調製Iと同様の操作を行うことにより、所望の化合物を18%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=75℃
[α]D 26=−92°(c=0.22;DMSO)
2−(5−イソオキサゾリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例183で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を70%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=200℃
[α]D 25=−106°(c=0.24;DMSO)
2−(1H−インドール−1−イル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−(1H−インドール−1−イル)フェノールから出発して、調製Iと同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2−(1H−インドール−1−イル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例185で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を10%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=70〜73℃
[α]D 29=−79°(c=0.22;DMSO)
2−(2−ベンゾチアゾリル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−D−キシロピラノース2.19g(7.5mmol)をTHF30mlに溶解させた溶液を調製し、1.136g(5mmol)の2−(2−ベンゾチアゾリル)フェノール、1.97g(7.5mmol)のトリフェニルホスフィン、及び、1.52g(7.5mmol)のジイソプロピルアゾジカルボキシレートを0℃で添加する。反応混合物を0℃で1時間、次いで室温で4時間攪拌し、濾過する。濾液を減圧下で濃縮し、得られた粗生成物をシリカゲルでクロマトグラフィーにより精製する。溶出には、トルエン/イソプロパノール混合物(98/2;v/v)を用いる。純粋な画分を酢酸エチル/エチルエーテル混合液から結晶化する。このようにして所望の化合物を32%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=168℃
[α]D 29=−81°(c=0.25;DMSO)
2−(2−ベンゾチアゾリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例187で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を60%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=196℃
[α]D 29=−47°(c=0.21;DMSO)
4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3g(22mmol)の塩化亜鉛、5gの4Åモレキュラーシーブ、6.5gの酸化亜鉛、9g(25mmol)の2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−α−D−キシロピラノシルブロミド、3.2g(20mmol)の4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェノール、70mlのトルエン、及び、70mlのアセトニトリルの混合物を調製する。該混合物を24時間55℃で撹拌し続け、冷却し、濾過する。固体残渣をフィルター上で酢酸エチルにより洗滌し、合わせた濾液を水、N水酸化ナトリウム溶液、再び水の順番で洗滌し、pHを中性にする。次いで、有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下で濃縮する。得られた粗生成物をシリカゲルでクロマトグラフィーにより精製する。溶出には、酢酸エチル/エチルエーテル混合物(8/5;v/v)を用いる。このようにして所望の化合物を粉末状固体として得る。該粉末状固体をさらに反応させることで、非アセチル化キシロシドを得る。
4−(1H−イミダゾール−1−イル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例189で得られた生成物から出発して、実施例14と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を5%の収率で、綿毛状白色固体として得る。
M.p.=180℃
[α]D 22=−62°(c=0.30;DMSO)
3−(3−メチル−2−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3−メチル−2−ピリジンボロン酸から出発して、実施例29と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を23%の収率で、淡灰色固体として得る。
M.p.=97〜109℃
[α]D 29=−50°(c=0.34;DMSO)
3−(4−メトキシ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
4−メトキシ−3−ピリジンボロン酸から出発して、実施例29と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を8%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=195℃
[α]D 27=−52°(c=0.22;DMSO)
3−(2−クロロ−4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−クロロ−4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例29と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を14%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=207℃(水/イソプロパノール混合液から結晶化)
[α]D 29=−79°(c=0.26;DMSO)
3−(2−メチル−4−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−メチル−4−ピリジンボロン酸から出発して、実施例29と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を50%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=223℃
[α]D 28=−76°(c=0.39;DMSO)
3−(5−ピリミジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
5−ピリミジンボロン酸から出発して、実施例29と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を46%の収率で、白色結晶として得る。
M.p.=241℃(水から結晶化)
[α]D 25=−87°(c=0.12;DMSO)
3−(2−ピリミジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
2−ピリミジンボロン酸から出発して、実施例29と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を33%の収率で、ベージュ色固体として得る。
M.p.=164〜166℃
[α]D 26=−69°(c=0.28;DMSO)
3−(3−フリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3−フランボロン酸から出発して、実施例29と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を65%の収率で、白色粉末として得る。
M.p.=152℃
[α]D 27=−73°(c=0.15;MeOH)
2−(3−フリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製IVで得られた2−ブロモフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、3−フランボロン酸から出発して、実施例29と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を57%の収率で、白色の薄片として得る。
M.p.=102℃
[α]D 32=−107°(c=0.16;MeOH)
4−(3,5−ジメチル−4−イソオキサゾリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製IIで得られた4−ヨードフェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド、及び、3,5−ジメチル−4−イソオキサゾールボロン酸から出発して、実施例29と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を63%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=175〜179℃
[α]D 30=−56°(c=0.26;DMSO)
4−(5−ピリミジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
5−ピリミジンボロン酸から出発して、実施例199と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を55%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=196〜200℃
[α]D 31=−34°(c=0.13;DMSO)
4−(3−フリル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
3−フランボロン酸から出発して、実施例199と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を84%の収率で、白色の薄片として得る。
M.p.=194℃
[α]D 31=−197°(c=0.30;CH3OH)
2,3−ジフルオロ−5−(6−シアノ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製VIIIで得られた化合物、及び、2−シアノ−5−(ピナコラートボリル)ピリジンから出発して、実施例97と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2,3−ジフルオロ−5−(6−シアノ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例202で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を33%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=173℃
[α]D 31=−71°(c=0.10;DMSO)
2−クロロ−5−(6−シアノ−3−ピリジニル)フェニル 2,3,4−トリ−O−アセチル−5−チオ−β−D−キシロピラノシド
調製Xで得られた化合物から出発して、実施例202と同様の操作を行うことにより、所望の生成物を得て、さらに精製することなく反応させ、非アセチル化キシロシドとする。
2−クロロ−5−(6−シアノ−3−ピリジニル)フェニル 5−チオ−β−D−キシロピラノシド
実施例204で得られた生成物から出発して、実施例4と同様の操作を行うことにより、所望の化合物を8%の収率で、白色固体として得る。
M.p.=192℃
[α]D 30=−28°(c=0.10;DMSO)
・R’及びR”の位置は、フェニル環の5−チオ−β−D−キシロピラノシド基の位置1に対して示される。
・A位は、5−チオ−β−D−キシロピラノシド基の位置1に対する複素環Aの位置を示す。
・Xは複素環Aの第一ヘテロ原子の性質を示し、その位置を、複素環Aとフェニル環との結合部に対する位置として示す。
・「sb」は単結合を意味する。
・R1、R2及びR3置換基において、数字は、ヘテロ原子Xに対する、複素環A上の置換基の位置を示す。
・
Claims (13)
- a)化学式:
・ペンタピラノシル基は5−チオ−β−D−キシロピラノシル基を表し、
・Rは水素原子又はC2〜C6アシル基を表し、
・R’及びR”はそれぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、又はC1〜C4アルキル基を表し、
・Aは、化学式:
・Xは窒素、酸素又は硫黄原子を表し、
・Yは炭素原子又は単結合を表し、
・Z1、Z2及びZ3は、それぞれ独立して炭素又は窒素原子を表し、
・R1、R2及びR3は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜C4アルキル基、ヒドロキシル基、C1〜C4アルコキシ基、トリフルオロメチル基、若しくはジアルキルアミノ基を表すか;又は、
・R1及びR2は、それらが結合している複素環の原子とともに、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、従ってこの場合は、Aが縮合二環式基を表す)
の5又は6員環の芳香環を表す〕
の化合物、
b)その付加塩
から選択されることを特徴とする、新規チオキシロース化合物。 - 前記5−チオ−β−D−キシロピラノシル基及びAは、ベンゼン環上の相対位置がメタ位であることを特徴とする、請求項1に記載の化合物。
- 前記5−チオ−β−D−キシロピラノシル基及びAは、ベンゼン環上の相対位置がパラ位であることを特徴とする、請求項1に記載の化合物。
- Aが、請求項1に記載されるようなR1、R2及びR3基の少なくとも1つにより置換されていてもよいピリジン環を表すことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。
- Aがベンゾチアゾリル、ベンゾフラニル、インドリル若しくはベンゾチエニル基を表すことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の化合物。
- Rが水素原子を表すことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
- RがCOCH3基を表すことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の化合物。
- 以下の工程:
a)化学式:
の化合物を、化学式:
・Xは窒素、酸素又は硫黄原子を表し、
・Yは炭素原子又は単結合を表し、
・Z1、Z2及びZ3は、それぞれ独立して炭素又は窒素原子を表し、
・R1、R2及びR3は、それぞれ独立して水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、C1〜C4アルキル基、ヒドロキシル基、C1〜C4アルコキシ基、トリフルオロメチル基、若しくはジアルキルアミノ基を表すか;又は、
・R1及びR2は、それらが結合している複素環の原子とともに、6個の炭素原子を含む芳香環を形成し、従ってこの場合は、Aが縮合二環式基を表し、
・Alkは水素原子又はC1〜C4アルキル基を表し、さらに、以下の組み合わせ:
のヘテロアリールボロン酸アルキル又はヘテロアリールボロン酸と、
パラジウム触媒存在下、かつ、極性溶媒存在下、かつ、フッ化セシウム若しくは炭酸ナトリウム若しくは他の無機塩基の存在下で、所望により塩化リチウムを添加して、70℃〜150℃の温度で、5分間〜72時間反応させて、化学式:
R、R1、R2、R3、R’、R”、X、Y、Z1、Z2及びZ3は、出発物質と同じ意味のままである)
の化合物を得る工程;
b)所望により、前記で得た化学式Iの化合物をメタノール中のアンモニア溶液と反応させて、脱アシル化を行うことでアシル基を水素原子に置換し、化学式:
の化合物を得る工程;
c)所望により、前記で得た化合物I又はIaの1つを酸と、当業者に公知の方法に従って反応させて、相当する付加塩を得る工程
が実行されることを特徴とする、
請求項1に記載の化合物を製造する方法。 - 薬理活性物質として使用するための請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物。
- 血栓症の予防又は治療を目的とした医薬品の調剤における、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物の使用。
- 静脈血栓症の予防又は治療を目的とした医薬品の調剤における、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物の使用。
- 血管形成術後の再狭窄の予防、又は血栓塞栓性病変の予防を目的とした医薬品の調剤における、請求項1〜7のいずれか一項に記載の化合物の使用。
- 心不全の予防又は治療を目的とした医薬品の調剤における、請求項1〜6のいずれか一項に記載の化合物の使用。
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