JP5239820B2 - ポンプ装置 - Google Patents
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Description
実施例1のポンプ装置1の構成について説明する。
図1,2は、実施例1のポンプ装置1の構成を示す図である。図1(a)は、ポンプ装置1の側面図、図1(b)は図1(a)のA-A断面図、図2は図1の断面図である。
ポンプ装置1は、回転駆動するモータ2と、モータ2により回転軸21を介して駆動されるポンプ4と、モータ2とポンプ4との間に配置されるオイルクーラ3とを有している。
モータ2は、モータケース20に固定されるステータ22と、回転軸21と一体に回転するロータ23とを有している。
モータケース20は有底カップ状に形成され、モータケース20の開口部には大径部20aが形成されている。モータハウジング24も有底カップ状に形成され、外周には小径部24aが形成されている。モータケース20の大径部2aと、モータハウジング24の小径部24aとが嵌合してできる内部空間内にステータ22とロータ23が収容されている。
モータケース20とモータハウジング24はネジ60により、オイルクーラ3の側面に固定されている。
オイルクーラ3は、中心部を軸方向に貫通する中空部32と、中空部32の外周に形成した潤滑油室31と、潤滑油室31の外周に形成した冷却水室30とを有している。
冷却水室30には、冷却水室30内に冷却水を供給する供給水路30aと、冷却水室30内の冷却水を排出する排出水路30bとを有している。
ポンプ4は、モータ2の回転軸21の端部に一体回転するように取り付けられたギヤ41と、ギヤ41を収容するギヤスリーブ40と、吸入ポート46、吐出ポート47や各種油路が形成されたポンプアダプタ42とを有している。
ポンプアダプタ42とギヤスリーブ40とはネジ64により、オールクーラ3の側面に固定されている。
オイルストレーナ7は、フィルタカートリッジ70と、フィルタカートリッジ70を内部に収容するオイルストレーナケース71とから形成されている。
オイルストレーナケース71は有底カップ状に形成されており、内部にフィルタカートリッジ70を収容して、ネジ65によりポンプアダプタ42の側面に固定されている。
実施例1のポンプ装置1は、変速機のクラッチ、ブレーキの制御圧油、および変速機のクラッチ、ブレーキ、回転要素の潤滑油を供給する装置である。
実施例1のポンプ装置1の作用について説明する。
高温部をモータとポンプとの間に、モータ回転軸方向に並んで回転軸周りに配置することにより、高温部の回転軸方向はモータとポンプが外部からの熱を遮断される。しかしながら高温部の外周は外部からの熱を遮断する手段がない場合には、高温部を効率良く冷却をすることができない。
この構成により、高温部(潤滑油室31)の外周も外部からの熱を遮断することができ、高温部を効率良く冷却することができる。
この構成により、変速機とオイルクーラ3間の潤滑油の流入出を容易にすることができる。また、オイルクーラ3により潤滑油の温度が低下するため、油圧性能が安定し、潤滑油の劣化を抑制することができる。また、貫通油路51がギヤスリーブ40を通るため、ギヤ41の冷却を行うことができる。
この構成により、流入油路50、貫通油路51、流出油路54、吸入油路44、吐出油路45をポンプアダプタ42にまとめて構成することができるため、油路系をコンパクトに収めることができる。
この構成により、駆動時に発熱するモータ2とギヤ41に対して、モータ2やギヤ41内部に冷却手段を設けることなく、モータ2とギヤ41を冷却することが可能となるため、モータ2やギヤ41の構成を大きく変更することがなく、またモータ2、ギヤ41の製品寿命を高めることができる。
この構成により、貫通油路51を通る潤滑油によりギヤ41を冷却することができるため、ギヤ41の熱膨張を抑制しギヤ同士のかじりや、焼きつきを防止することができる。
この構成により、モータ2とギヤ41を冷却することができるため、モータ2の熱影響、ギヤ41のかじりや、焼きつきを防止することができる。
実施例1のポンプ装置1の効果を以下に列記する。
よって、潤滑油室31(高温部)の外周も外部からの熱を遮断することができ、潤滑油室31を効率良く冷却することができる。
よって、変速機とオイルクーラ3間の潤滑油の流入出を容易にすることができる。また、オイルクーラ3により潤滑油の温度が低下するため、油圧性能が安定し、潤滑油の劣化を抑制することができる。また、貫通油路51がギヤスリーブ40を通るため、ギヤ41の冷却を行うことができる。
よって、流入油路50、貫通油路51、流出油路54、吸入油路44、吐出油路45をポンプアダプタ42にまとめて構成することができるため、油路系をコンパクトに収めることができる。
よって、駆動時に発熱するモータ2とギヤ41に対して、モータ2やギヤ41内部に冷却手段を設けることなく、モータ2とギヤ41を冷却することが可能となるため、モータ2やギヤ41の構成を大きく変更することがなく、またモータ2、ギヤ41の製品寿命を高めることができる。
よって、貫通油路51を通る潤滑油によりギヤ41を冷却することができるため、ギヤ41の熱膨張を抑制しギヤ同士のかじりや、焼きつきを防止することができる。
よって、モータ2とギヤ41を冷却することができるため、モータ2の熱影響、ギヤ41のかじりや、焼きつきを防止することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1に基づいて説明したが、本発明の具体的な構成は、実施例1に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
2 モータ
3 オイルクーラ
4 ポンプ
21 回転軸
30 冷却水室
31 潤滑油室
40 ギヤスリーブ
41 ギヤ
42 ポンプアダプタ
44 吸入油路
45 吐出油路
50 流入油路
51 貫通油路
54 流出油路
Claims (5)
- 回転駆動するモータと、
前記モータにより回転軸を介して駆動されるポンプと、
前記モータと前記ポンプとの間に、前記回転軸方向に並んで回転軸周りに配置された高温部と、
前記高温部の外周を覆う冷却手段と、
を設け、
前記ポンプは、前記モータの回転軸と一体に回転するギヤと、前記ギヤを収容するギヤスリーブと、前記ギヤおよび前記ギヤスリーブを収容するポンプアダプタと、を有し、
変速機内を潤滑する潤滑油を冷却するオイルクーラを設け、
前記高温部は、前記潤滑油が流入する前記オイルクーラ内の潤滑油室であって、
前記冷却手段は、前記潤滑油室の外周に設けた冷却水が流入する冷却水室であって、
前記ポンプアダプタと前記ギヤスリーブに、前記変速機内から前記オイルクーラの前記潤滑油室へ前記潤滑油が流入する流入油路と、前記オイルクーラの前記潤滑油室から前記変速機内へ前記潤滑油が流出する流出油路と、を形成したことを特徴とするポンプ装置。 - 請求項1に記載のポンプ装置において、
前記ポンプアダプタに、前記ポンプの吸入側に接続する吸入油路と、前記ポンプの吐出側に接続する吐出油路と、を形成したことを特徴とするポンプ装置。 - 請求項1または請求項2に記載のポンプ装置において、
前記オイルクーラを、前記モータと前記ギヤに近接して配置したことを特徴とするポンプ装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のポンプ装置において、
前記ギヤの外周側に前記流出油路を配置したことを特徴とするポンプ装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のポンプ装置において、
前記冷却水室を、前記モータと前記ギヤに接して配置したことを特徴とするポンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008320355A JP5239820B2 (ja) | 2008-12-17 | 2008-12-17 | ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008320355A JP5239820B2 (ja) | 2008-12-17 | 2008-12-17 | ポンプ装置 |
Publications (2)
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---|---|
JP2010144543A JP2010144543A (ja) | 2010-07-01 |
JP5239820B2 true JP5239820B2 (ja) | 2013-07-17 |
Family
ID=42565235
Family Applications (1)
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JP2008320355A Active JP5239820B2 (ja) | 2008-12-17 | 2008-12-17 | ポンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP5239820B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4493061B2 (ja) * | 1999-04-22 | 2010-06-30 | 油研工業株式会社 | 電動機内蔵油圧ポンプ |
-
2008
- 2008-12-17 JP JP2008320355A patent/JP5239820B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010144543A (ja) | 2010-07-01 |
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