JP5239281B2 - 同軸ケーブルハーネス及び同軸ケーブルハーネスの接続構造 - Google Patents

同軸ケーブルハーネス及び同軸ケーブルハーネスの接続構造

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本発明は、互いに相対移動できるように連結された二つの基板を有し、同軸ケーブルを用いてこれら基板を電気的に接続するようにしたスライド式の携帯電話機等の電気接続に用いられる同軸ケーブルハーネス及びその接続構造に関する。
スライド式の携帯電話機においては、小型化の要求に応えるために、互いにスライド可能に連結された二つの筐体から構成され、使用状況に応じて二つの筐体をスライドさせて伸張させたり、コンパクトに重ねた状態とすることを可能としている。この二つの筐体には各種回路や素子を配列した基板が設けられており、この基板の位置関係は各筐体の動作に従って変わる。基板間の電気接続には、屈曲可能なフレキシブルプリント基板(FPC)が一般的に用いられている(例えば、特許文献1参照)。
図7に示したように、下側の基板100に設けられたコネクタ101と、上側の回路モジュール102に設けられたコネクタ103とが、FPC104で接続されている。このFPC104の一方面側には、グランド導体の確保とEMI対策を考慮して略全面にグランド導体層が形成されている。
特開2004−88020号公報
しかしながら、グランド導体層を有するFPCの場合、基板のスライドに応じて、屈曲する部分で割れが生じて断線する虞があった。そのため、屈曲部ではグランド導体を部分的に削除して、その裏面側にグランド導体を信号線と対峙しないように配置している。しかしながら、グランド導体層が形成されたFPCを上下の基板間に配置して屈曲させるには基板間にある程度の高さの隙間が必要である。したがって、機器の薄型化を実現するのが難しかった。
本発明の目的は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、搭載される機器の薄型化を図ることができる同軸ケーブルハーネス及びその接続構造を提供することである。
前述した目的を達成するために、本発明に係る同軸ケーブルハーネスは、複数の同軸ケーブルの一端部および他端部が成端処理され、U字状に屈曲配列されている同軸ケーブルハーネスであって、前記同軸ケーブルの前記一端部と前記他端部との間の中間部が、非結束で、且つ外側ケーブルが内側ケーブルより長くなるように非等長で平面状に配列されていることを特徴としている。
このように構成された同軸ケーブルハーネスによれば、同軸ケーブルの一端部と他端部との間の中間部が、非結束で且つ外側ケーブルが内側ケーブルより長くなるように非等長で平面状に配列されている。これにより、例えば、相対的にスライドする一対の基板間をこの同軸ケーブルハーネスで接続した場合、スライドに伴う同軸ケーブルの変位が平面内で行われるので、基板間の隙間を薄くでき、搭載される機器の薄型化を図ることができる。また、複数の同軸ケーブルを、例えば、2段に配列して用いた場合、U字状に屈曲配列され同軸ケーブルハーネスの横幅を小さくできるので、機器全体の小型化を図ることができる。なお、成端処理とは、同軸ケーブルの一端部及び他端部をコネクタ接続するか、基板に直付けできるように各同軸ケーブルのピッチを固定して同軸ケーブルの中心導体を露出することを云う。
本発明に係る同軸ケーブルハーネスは、前記同軸ケーブルの前記一端部および前記他端部が、二股又は横向きの平面状に配列されていることが好ましい。
本発明に係る同軸ケーブルハーネスの接続構造は、前記一端部が第1の筐体側に接続されているとともに、前記他端部が該第1の筐体に対してスライド移動自在に連結された第2の筐体側に接続されていることを特徴としている。
このように構成された同軸ケーブルハーネスの接続構造によれば、上記同軸ケーブルハーネスの構造により両基板間の隙間が薄いので、機器の薄型化を図ることができる。
本発明に係る同軸ケーブルハーネス及びその接続構造によれば、搭載される機器の薄型化を図ることができる同軸ケーブルハーネス及びその接続構造を提供できる。
以下、図を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1乃至図6は本発明に係る同軸ケーブルハーネスの一実施形態を示すもので、図1は本発明の一実施形態に係る同軸ケーブルハーネスを適用した携帯電話機の一部破断平面図、図2は図1の一部破断右側面図、図3は図1の第1筐体の右側面図、図4は図3の第1筐体の背面図、図5は図1の同軸ケーブルハーネスの動作を説明する一部破断平面図、図6は図5の一部破断右側面図である。
図1および図2に示すように、同軸ケーブルハーネス10は、複数の同軸ケーブル11と、同軸ケーブル11の一端部側で成端処理された一端部側成端処理部12と、同軸ケーブル11の他端部側で成端処理された他端部側成端処理部13と、を備えている。この同軸ケーブルハーネス10は、第1の筐体2と、この第1の筐体2にスライド自在に連結された第2の筐体3と、からなる携帯電話機1に適用されている。
同軸ケーブル11は、例えばAWG(American Wire Gauge)の規格によるAWG44等の屈曲自在な極細同軸ケーブルを平面状に屈曲整列させている。この同軸ケーブル11は、一端部側成端処理部12と他端部側成端処理部13との間の中間部14において、その内径部15の長さが短く、外径部16の長さが長い非等長に配列されており、バンドルテープ等で結束されずにU字状に屈曲自在に配列されている。
一端部側成端処理部12は、一端部側コネクタ17が接続されており、この一端部側コネクタ17は、横向き型であって正面側が嵌合口18になっている。また、他端部側成端処理部13は、他端部側コネクタ19が接続されており、この他端部側コネクタ19は、横向き型であって背面側が嵌合口20になっている。ここで云う横向きとは、コネクタの長さ方向の向きが同軸ケーブルの長さ方向(U字の直線部分に沿う方向)と平行な場合、すなわち同軸ケーブル端部がコネクタとの接続部分で90度曲げられている場合を云う。
なお、一端部側コネクタ17及び他端部側コネクタ19は、上記に代えて、複数の同軸ケーブル11の端部を二つの束に分けた二股形状に結束して、それぞれをコネクタに接続しても良い。この場合、2個の別体のコネクタに分けて接続する場合と、2段構成の1個のコネクタに2段重ねに分けて接続する場合がある。また、一端部側成端処理部12及び他端部側成端処理部13は、コネクタを接続せずに、不図示のグランドバーに各同軸ケーブルの外部導体を接続したものであっても良い。
携帯電話機1は、第1の筐体2の表面に、ディスプレイ4と不図示の受話用スピーカとが設けられ、第2の筐体3の表面に、キーボード5と不図示の送話用マイクとが設けられ、第2の筐体3上に第1の筐体2が重ねられた状態で携帯される。
第1の筐体2と第2の筐体3との間には、不図示のスライド機構が組み付けられているため、第2の筐体3に対して第1の筐体2を長さ方向に押圧することで、第2の筐体3のキーボード5が露出する使用状態位置(図5参照)まで、例えば45mm程度第1の筐体2がスライド移動されてロックされる。
第1の筐体2の裏面には、回路基板6が設けられており、この回路基板6上に設けられている不図示の相手側コネクタに一端部側コネクタ17の嵌合口18が嵌合接続される。一端部側コネクタ17は、図1中の左寄りに配置されている。
第2の筐体3の表面には、回路基板7が設けられており、この回路基板7上に設けられている不図示の相手側コネクタに他端部側コネクタ19の嵌合口20が嵌合接続される。他端部側コネクタ19は、図1中の右寄りに配置されている。
図3および図4に示すように、第1の筐体2の裏面の中央部には、回路基板6側から上端部に向けて凹状をなすハーネス収容部8が形成されており、このハーネス収容部8内に同軸ケーブルハーネス10の中間部14が図中上下方向に移動自在に収容されている。
このとき、ハーネス収容部8に収容される同軸ケーブル11の中間部14は、U字状に屈曲された状態で平面状に整列されているため、ハーネス収容部8の深さ寸法内に十分の余裕をもって収容されている。そのため、例えば、複数の3個の同軸ケーブルハーネス10を3段に積層して用いたとしても、中間部14がハーネス収容部8から飛び出すようなことはない。
同軸ケーブルハーネス10の製造方法は、例えば、特開2005−235690号公報に開示されている製造方法を用いる。
上記の製造方法では、平坦な整列面を有する矩形状のブロックで形成された整列治具が用いられ、整列面に複数本の長さの異なる電線収納溝が形成されている。この電線収納溝内に電線を押込んで整列させ、整列状態が維持された状態で電線を整列治具から取り出す。これにより、同軸ケーブル11の中間部14において、その内側の内径部15の長さが短く、外径部16の長さが長い非等長に形成された同軸ケーブルハーネス10を製造することができる。
次に、図5および図6を参照して、同軸ケーブルハーネス10の作用について説明する。
図5および図6に示すように、携帯電話機1において、第2の筐体3に対して第1の筐体2が長さ方向に押圧されることで、第2の筐体3のキーボード5が露出する使用状態に向けて第1の筐体2がスライド移動する。この際、同軸ケーブルハーネス10の一端部側コネクタ17は、他端部側コネクタ19に対して図5において上方に移動していく。
そのとき、非等長の同軸ケーブル11は、中間部14の屈曲部分がハーネス収容部8内で一端部側コネクタ17に近づく。
第1の筐体2が使用状態の所定位置までスライド移動したところで、第1の筐体2は第2の筐体3に対してロックされる。この状態が、中間部14の屈曲部分が一端部側コネクタ17に最も近づいた位置にある状態である。そして、中間部14がハーネス収容部8内で平面状に整列された状態で保持される。
また、逆に、第1の筐体2が第2の筐体3に重なる非使用状態の所定位置までスライド移動して戻る際に、一端部側コネクタ17が中間部14の屈曲部分から離れるように動く。そして、中間部14は、一端部側コネクタ17と他端部側コネクタ19との略中間位置で、平面状に整列された状態でハーネス収容部8内に保持される。
なお、本発明に係る同軸ケーブルハーネスは、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形や改良等が可能である。例えば、同軸ケーブルは、AWG44に代えて、AWG46型等の極細同軸ケーブルを用いても良い。
以上のように本発明に係る同軸ケーブルハーネス及びその接続構造は、複数本の同軸ケーブルを用いて、スライド移動できるように連結された二つの基板間を電気的に接続するようにしたスライド型の携帯電話などに利用可能である。
本発明の一実施形態に係る同軸ケーブルハーネスを適用した携帯電話機の一部破断平面図である。 図1の一部破断右側面図である。 図1の第1筐体の右側面図である。 図3の第1筐体の背面図である。 図1の同軸ケーブルハーネスの動作を説明する一部破断平面図である。 図5の一部破断右側面図である。 従来のフレキシブルプリント基板を用いた配線構造を示す側面図である。
符号の説明
1 携帯電話機(機器)
2 第1の筐体
3 第2の筐体
10 同軸ケーブルハーネス
11 同軸ケーブル
12 一端部側成端処理部(一端部)
13 他端部側成端処理部(他端部)
14 中間部

Claims (2)

  1. 複数の同軸ケーブルの一端部および他端部が成端処理され、U字状に屈曲配列されている同軸ケーブルハーネスであって、
    前記同軸ケーブルの前記一端部と前記他端部との間の中間部が、非結束で且つ外側ケーブルが内側ケーブルより長くなるように非等長で平面状に配列され
    一端部側の成端処理部には一端部側コネクタが接続され、他端部側の成端処理部には他端部側コネクタが接続され、
    前記一端部側コネクタは横向き型であって正面側が嵌合口になっており、前記他端部側コネクタは横向き型であって背面側が嵌合口になっていることを特徴とする同軸ケーブルハーネス。
  2. 請求項1に記載の同軸ケーブルハーネスを備えた同軸ケーブルハーネスの接続構造であって、
    前記一端部が第1の筐体側に接続されているとともに、前記他端部が該第1の筐体に対してスライド移動自在に連結された第2の筐体側に接続されていることを特徴とする同軸ケーブルハーネスの接続構造。
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