JP5238371B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体基板、液晶表示装置用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等(以下、単に「基板」と称する)に対して処理を施す基板処理装置に関するもので、特に、基板に照射される光を供給する光源の発光状況の判定に関する。
従来より、キセノンフラッシュランプから出射される閃光によって、基板に加熱処理を施す基板処理装置が知られている(例えば、特許文献1)。この特許文献1の装置において、キセノンフラッシュランプから出射される閃光は、極めて高いエネルギーを有している。そして、この光が基板に照射されると、基板表面のみが極めて短時間(数ミリ秒以下)に昇温し、基板表面のみが急速に熱膨張する。
これにより、キズあるいはプロセス不良等を有する不良基板に対してキセノンフラッシュランプによる加熱処理が施されると、この熱膨張のため基板が割れ、熱処理チャンバー内に基板の破片が飛散して散在するという問題が生ずることになる。
このような問題を解消するため、従来より、加熱処理が施される前の段階において、基板の良否判定を行い、不良基板に対して加熱処理が施されることを未然に防止する技術が知られている(例えば、特許文献2)。特許文献2の装置では、基板で反射された反射光の反射光スペクトルに基づいて、基板の良否判定が行われている。
特開2004−186542号公報 特開2007−292726号公報
したがって、基板に向けて照射される光を供給する光源の発光状況が良好でないと、基板の良否判定を良好に実行することができない。
そこで、本発明では、基板の良否判定用の光を基板に向けて良好に照射することができる基板処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、基板処理装置であって、第1基板に対して処理を施す処理部と、前記第1基板の搬送方向から見て前記処理部の上流側に設けられており、前記第1基板で反射された反射光に基づいて前記第1基板を検査する検査部とを備え、前記検査部は、光源から供給された光を、前記検査部内の第2基板に向けて照射する照射部と、前記第2基板で反射された反射光を受光する受光部と、前記受光部で受光された反射光について、各波長に対応するスペクトル強度を計測することにより反射光スペクトルを取得する分光器と、前記分光器により取得された前記反射光スペクトルを、波長について積分する積分演算部と、前記積分演算部で演算された積分演算値に基づいて、前記光源の発光状況を判定する判定部とを有し、前記判定部は、同一の前記第2基板で反射された複数の反射光について、各反射光の前記反射光スペクトルから演算される各積分演算値の偏差に基づいて前記光源の発光状況を判定することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の基板処理装置において、前記複数の反射光に基づいて演算される各積分演算値について、(i) 各積分演算値の平均を積分平均値と、(ii) 各積分演算値を前記積分平均値で除したものを正規化積分値と、(iii) 各正規化積分値のうち最大のものを正規化最大値と、(iv) 各正規化積分値のうち最小のものを正規化最小値と、それぞれ定義する場合、前記偏差は、前記正規化最大値から前記正規化最小値を減じたものであることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1に記載の基板処理装置において、前記複数の反射光に基づいて演算される各積分演算値について、(i) 各積分演算値の平均を積分平均値と、定義する場合、前記偏差は、各積分演算値の標準偏差を3倍し、前記積分平均値で除したものであることを特徴とする。
また、請求項4の発明は、基板処理装置であって、(a) 第1基板に対して処理を施す処理部と、(b) 前記第1基板の搬送方向から見て前記処理部の上流側に設けられており、前記第1基板で反射された反射光に基づいて前記第1基板を検査する検査部と、を備え、前記検査部は、(b-1) 光源から供給された光を、前記検査部内の第2基板に向けて照射する照射部と、(b-2) 前記第2基板で反射された反射光を受光する受光部と、(b-3) 前記受光部で受光された反射光について、各波長に対応するスペクトル強度を計測することにより反射光スペクトルを取得する分光器と、(b-4) 前記分光器により取得された前記反射光スペクトルを、波長について積分する積分演算部と、(b-5) 前記積分演算部で演算された積分演算値に基づいて、前記光源の発光状況を判定する判定部と、を有し、前記判定部は、同一の前記第2基板で反射された複数の反射光について、各反射光の前記反射光スペクトルから演算される各積分演算値に基づいて前記光源の発光状況を判定し、前記第2基板で反射された前記複数の反射光の各積分演算値について、(i) 各積分演算値の平均を積分平均値と、(ii) 各積分演算値のうち最大となるものを積分最大値と、(iii) 各積分演算値の最小となるものを積分最小値と、それぞれ定義する場合、前記判定部は、前記積分最大値を前記積分平均値で除したもの、および前記積分最小値を前記積分平均値で除したもの、のそれぞれが許容範囲内となる場合に、前記光源の発光状況が良好であると判定することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、基板処理装置であって、(a) 第1基板に対して処理を施す処理部と、(b) 前記第1基板の搬送方向から見て前記処理部の上流側に設けられており、前記第1基板で反射された反射光に基づいて前記第1基板を検査する検査部と、を備え、前記検査部は、(b-1) 光源から供給された光を、前記検査部内の第2基板に向けて照射する照射部と、(b-2) 前記第2基板で反射された反射光を受光する受光部と、(b-3) 前記受光部で受光された反射光について、各波長に対応するスペクトル強度を計測することにより反射光スペクトルを取得する分光器と、(b-4) 前記分光器により取得された前記反射光スペクトルを、波長について積分する積分演算部と、(b-5) 前記積分演算部で演算された積分演算値に基づいて、前記光源の発光状況を判定する判定部と、を有し、前記判定部は、同一の前記第2基板で反射された複数の反射光について、各反射光の前記反射光スペクトルから演算される各積分演算値に基づいて前記光源の発光状況を判定し、前記第2基板で反射された前記複数の反射光の各積分演算値について、(i) 各積分演算値のうち最大となるものを積分最大値と、(ii) 各積分演算値の最小となるものを積分最小値と、それぞれ定義する場合、前記判定部は、前記積分最大値に対する前記積分最小値の比率が許容範囲内となる場合に、前記光源の発光状況が良好であると判定することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の基板処理装置において、前記第2基板は、前記搬送方向から見て前記検査部の上流側から搬送され、前記検査部内に搬入されることを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の基板処理装置において、前記第2基板は、前記検査部内に固定されていることを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項7に記載の基板処理装置において、前記検査部は、前記搬送方向から見て前記検査部の上流側から搬送され、前記検査部内に搬入される前記第1基板を支持する複数の支持ピン、をさらに備え、前記第2基板は、前記複数の支持ピンにより囲まれる囲繞領域内に固定されていることを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の基板処理装置において、前記第2基板は、ベアウエハであることを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の基板処理装置において、前記積分演算部は、前記反射光スペクトルのうち、一部の波長範囲のスペクトルに基づいて、積分演算値を演算することを特徴とする。
請求項1ないし請求項10に記載の発明において、判定部は、同一の第2基板で反射された複数の反射光について、各反射光に対応する反射光スペクトルの各積分演算値に基づいて光源の発光状況を判定することができる。これにより、光源の交換時期を容易に把握することができる。そのため、光源交換時から次回の交換時までの間、反射光に基づいた第1基板の検査を良好に実行することができ、第1基板の検査精度を良好に維持することができる。
また、請求項1ないし請求項10に記載の発明において、光源の発光状況の判定には、第1基板の検査と同様に、基板で反射された反射光が使用される。すなわち、光源の発光状況の判定のためのハードウェアを、別途付加する必要がない。そのため、基板処理装置のサイズおよび製造コストを増大させることなく、光源の発光状況を判定することができる。
特に、請求項1に記載の発明によれば、複数の反射光に基づいた各積分演算値の偏差から、光源の発光状況を判定することができる。そのため、さらに良好に光源の交換時期を把握することができる。
特に、請求項2および請求項3に記載の発明によれば、光源の発光状況の判定には、各積分演算値の積分平均値により正規化された偏差が使用される。そのため、第2基板の表面の照度によらず、良好に光源の発光状況を判定することができる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、光源の発光状況の判定には、各積分演算値の積分平均値により正規化された積分最大値および積分最小値が使用される。そのため、請求項2および請求項3に記載された発明と同様に、第2基板の表面の照度によらず、良好に光源の発光状況を判定することができる。
特に、請求項6に記載の発明によれば、処理部で基板処理の対象となる第1基板を、光源の発光状況の判定のための第2基板として使用することができる。すなわち、基板の検査と併せて光源の発光状況を判定することができる。これにより、光源の発光状況が良好でないと判断される場合、基板検査が良好に実行されていないと判断することができる。そのため、本来不良基板と判断されるべき基板が、良品基板と判断され、処理部で基板処理されることを、未然に防止することができる。
特に、請求項7に記載の発明によれば、基板処理装置の電源投入時等のように基板処理装置内に処理対象となる基板が投入されていない場合であっても、光源の発光状況を判定することができる。
特に、請求項8に記載の発明によれば、検査部内に固定される第2基板は、複数の支持ピンにより囲まれる囲繞領域内に配置されている。したがって、第2基板は、複数の支持ピンの取付位置に関わらず、容易に検査部内に配置される。
特に、請求項9に記載の発明によれば、第2基板は、基板上に配線パターンが形成されていないベアウエハにより構成されており、同一の第2基板で反射された反射光の反射スペクトルは繰返し再現性良く取得される。そのため、光源の発光状況をさらに良好に判定することができる。
特に、請求項10に記載の発明によれば、反射光スペクトルの全波長範囲について積分演算をする必要がなく、積分演算値の計算コストを低減させることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<1.第1の実施の形態>
<1.1.基板処理装置の構成>
図1は、本実施の形態における基板処理装置100の構成の一例を示す平面図である。なお、図1および以降の各図には、それらの方向関係を明確にすべく必要に応じて適宜、Z軸方向を鉛直方向とし、XY平面を水平面とするXYZ直交座標系が付されている。
基板処理装置100は、いわゆる枚葉式の装置であり、キセノンフラッシュランプから極めて短い光パルスを出射させ、各処理基板W1に対して極めて強い光を照射することによって、処理基板W1を1枚ずつ加熱する。図1に示すように、基板処理装置100は、主として、インデクサ部110と、受渡ロボット120と、アライメント部130と、冷却部140と、搬送ロボット150と、加熱処理部160と、を備えている。
ここで、インデクサ部110に搬入される各処理基板W1は、受渡ロボット120および搬送ロボット150により搬送経路(図1中の破線に沿った経路)Pに沿って搬送される。すなわち、各処理基板W1は、インデクサ部110、アライメント部130、加熱処理部160、冷却部140およびインデクサ部110に、この順番で受け渡される。
インデクサ部110は、未処理の処理基板W1を基板処理装置100内に搬入するとともに、処理済みの処理基板W1を基板処理装置100外に搬出する。図1に示すように、インデクサ部110には、複数(本実施の形態では2つ)のキャリア91が載置可能とされている。これらキャリア91は、複数の処理基板W1を収納可能とされており、無人搬送車(AGV:図示省略)等によって装置100外から搬送される。
受渡ロボット120は、図1に示すように、処理基板W1の搬送方向AR1から見てインデクサ部110の下流側に設けられている。受渡ロボット120は、矢印120S方向(略Y軸方向)にスライド移動可能であるとともに、矢印120R方向に回動可能とされている。また、処理基板W1を支持するハンド121は、X軸方向に進退可能とされている。
これにより、受渡ロボット120は、(1)キャリア91との間で任意の処理基板W1を出し入れすること、(2)キャリア91から取り出された処理基板W1をアライメント部130に受け渡すこと、および、(3)冷却処理が完了した処理基板W1を冷却部140から取り出すこと、を実行できる。
アライメント部130は、図1に示すように、受渡ロボット120と搬送室170との間であって、搬送方向AR1から見て加熱処理部160および冷却部140(以下、これらを「処理部」とも呼ぶ)の上流側に設けられている。アライメント部130は、受渡ロボット120から受け渡された処理基板W1(第1基板)に対してアライメント処理を実行する。
ここで、アライメント処理とは、処理基板W1に設けられた基準位置に基づいて、処理基板W1の回転位置を調整することを言う。また、処理基板W1の回転位置とは、例えば、処理基板W1の回転中心点、および、処理基板W1上の他の地点を結ぶ直線と、X軸と、のなす角度をいう。
また、アライメント部130は、処理基板W1で反射された反射光に基づいて、処理基板W1の良否判定も実行する。このように、アライメント部130は、処理基板W1を検査する検査部としての機能も有する。なお、処理基板W1の良否判定は、キズあるいはプロセス不良等を有する不良基板の発見を目的として行われる。これにより、不良基板が、加熱処理部160内で加熱処理され、加熱処理部160内で割れることを未然に防止することができる。
図2は、本実施の形態のアライメント部130を図1のV1−V1線から見た断面図である。図3は、本実施の形態のアライメント部130の構成の一例を示す平面図である。図2および図3に示すように、アライメント部130は、主として、アライメントヘッド132と、定置台133と、複数の支持ピン134と、入出射部171と、光源171aと、分光器176と、を有している。なお、図3について、図示の便宜上、アライメントチャンバー131は記載されていない。
アライメントチャンバー131は、図2に示すように、主として、上方に開口を有するハウジング131aと、有底円筒状の蓋部131bと、を有している。ハウジング131aの開口が蓋部131bによって塞がれることによって、アライメントチャンバー131は、アライメント処理および良否判定処理の対象となる処理基板W1を密閉する。
アライメントヘッド132は、一対の投光部および受光部からなるセンサ(図示省略)を備えている。このセンサによって処理基板W1のノッチやオリフラ等の基準位置が検出される。
定置台133は、冷却部140で施される冷却処理、および加熱処理部160で施される加熱処理の対象となる処理基板W1と、光源171aの発光状況の判定処理で使用される検査用基板W2(第2基板)と、が配置されるウェハーステージである。図2に示すように、検査用基板W2は、XY平面と略平行な水平姿勢にて定置台133の上面に定置されている。
複数(本実施の形態では3本)の支持ピン134は、定置台133上に設けられた支持部であり、定置台133の上面から入出射部171側に立設されている。処理基板W1は、これら支持ピン134によって、XY平面と略平行な水平姿勢にて支持される。そのため、処理基板W1の下面は、定置台133の上面から離隔させられ、検査用基板W2の上方にて容易に支持される。
また、図3に示すように、検査用基板W2は、複数の支持ピン134に囲まれる囲繞領域134a内に定置されている。そのため、検査用基板W2は、各支持ピン134の立設位置(取付位置)に関わらず、アライメント部130内の定置台133上に容易に固定される。
モータ135は、図2に示すように、鉛直方向(略Z軸方向)に延びる回転軸135aを介して定置台133と連動連結されている。したがって、モータ135から回転力が伝達されると、定置台133は、回転軸心135bを中心としてXY平面内で回転させられる。このように、モータ135は、定置台133を回転させる回転駆動部としての機能を有している。
入出射部171は、図3に示すように、アライメントヘッド132と離隔しており、アライメントヘッド132と干渉しない位置に設けられている。アーム部173bは、図2に示すように、水平方向に延びる梁部材である。アーム部173bの一端部は、入出射部171が取り付けられており、他端部は、垂直方向に延びる支持部材173aの上部付近に取り付けられている。したがって、入出射部171は、定置台133の上方において、支持部材173aおよびアーム部173bにより片持ち梁状に支持される。
図4は、本実施の形態の入出射部171の構成を模式的に示す側断面図である。図4に示すように、入出射部171は、主として、球面レンズ171bと、ハーフミラー171cと、を有している。
ここで、光源171aは、例えばハロゲンランプによって構成されている。光源171aから供給される光は、図4に示すように、光ファイバー171dを介して入出射部171の本体部171eに導入される。
光ファイバー171dを介して本体部171eに導入された光は、図4に示すように、光路LP11に沿って進み、ハーフミラー171cを透過し、球面レンズ171bに到達する。そして、球面レンズ171bに供給された光は、球面レンズ171bで集光され、略点状の光として定置台133側に照射される。
また、球面レンズ171bから照射された光は、(1)複数の支持ピン134に処理基板W1が支持されていない場合には、光路LP11、光路LP12に沿って進み、検査用基板W2上の反射領域RR1で反射される。一方、(2)複数の支持ピン134に処理基板W1が支持されている場合には、処理基板W1上の反射領域RR2で反射される。
また、検査用基板W2上の反射領域RR1で反射された反射光は、光路LP21、LP22に沿って進み、球面レンズ171bで受光および集光される。一方、処理基板W1上の反射領域RR2で反射された反射光は、光路LP22に沿って進み、球面レンズ171bで受光される。
そして、球面レンズ171bで受光された反射光は、入出射部171の本体部171e内を光路LP22に沿って進み、ハーフミラー171cで反射されることによって、光ファイバー175に導入される。
このように、入出射部171は、光源171aから供給される光を、定置台133側の処理基板W1または検査用基板W2に向けて照射する照射部としての機能、および定置台133側に配置される処理基板W1および検査用基板W2で反射される反射光を受光する受光部としての機能、をそれぞれ有している。換言すれば、入出射部171は、照射部および受光部を一体的に構成したものである。
分光器176は、図2および図4に示すように、球面レンズ171bで受光および集光され、光ファイバー175に導入された反射光について、分散系(例えばプリズム)により各波長に分解するとともに、各波長に対応するスペクトル強度を計測する。これにより、処理基板W1または検査用基板W2で反射された反射光のスペクトル強度−波長曲線(以下、「反射光スペクトル」とも呼ぶ)が取得される。
図5は、反射光スペクトルの一例を示すグラフである。図5の縦軸は、各波長における反射光スペクトルの強度を、横軸は反射光の波長を表す。また、図5の実線RSは、検査用基板W2で反射された反射光の反射光スペクトルを表す。
搬送ロボット150は、図1に示すように、搬送室170内に設けられている。また、搬送室170は、アライメント部130および冷却部140と、加熱処理部160との間に配設されている。そして、アライメント部130、冷却部140、および加熱処理部160は、それぞれの内側空間が搬送室170の内側空間と連通可能なように、搬送室170と連結して配置されている。これにより、搬送ロボット150は、アライメント部130、冷却部140、および加熱処理部160との間で処理基板W1の受け渡しを行うことができる。
ここで、搬送ロボット150は、図1に示すように、鉛直方向を向く軸(Z軸と略平行)を中心に矢印150R方向に旋回可能とされている。また、搬送ロボット150は、複数のアームセグメントからなる2つのリンク機構を有し、2つのリンク機構の末端にはそれぞれ処理基板W1を保持する搬送アーム151a、151bが設けられている。これら搬送アーム151a、151bは上下に所定のピッチだけ隔てて配置され、リンク機構によりそれぞれ独立して同一水平方向に直線的にスライド移動可能とされている。さらに、搬送ロボット150は、搬送アーム151a、151b間のピッチを維持した状態で、昇降可能とされている。
したがって、搬送ロボット150がアライメント部130、加熱処理部160、および冷却部140のいずれかを受け渡し相手として、処理基板W1の受け渡し(出し入れ)を行う際には、まず、両搬送アーム151a、151bが受け渡し相手と対向するように旋回する。その後(または旋回している間に)昇降移動して、いずれかの搬送アームが受け渡し相手との間で処理基板W1を受け渡しする高さに位置する。そして、搬送アーム151a(151b)を水平方向に直線的にスライド移動させて、処理基板W1の受け渡しを行う。
図6は、加熱処理部160の構成の一例を示す正面図である。加熱処理部160は、処理基板W1に対して極めて強い光を照射することによって、処理基板W1の表面に対して加熱処理を実行する。加熱処理部160は、図1に示すように、搬送室170を挟んでアライメント部130および冷却部140と逆側に配設されており、図6に示すように、主として、光照射部5と、チャンバー6と、保持部7と、を有している。
ここで、加熱処理部160による加熱処理の対象となる処理基板W1は、例えばイオン注入法により不純物が添加されたものであり、添加された不純物は、この加熱処理によって活性化する。
光照射部5は、図6に示すように、チャンバー6の上部に設けられており、主として、複数(本実施の形態においては30本)のキセノンフラッシュランプ(以下、単に「フラッシュランプ」と呼ぶ)69と、リフレクタ52と、光拡散板53と、を有している。
複数のフラッシュランプ69は、それぞれが長尺の円筒形状を有する棒状ランプであり、それぞれの長手方向が保持部7に保持される処理基板W1の主面に沿って互いに平行となるように平面状に配列されている。
リフレクタ52は、複数のフラッシュランプ69の上方にそれら全体を覆うように設けられている。また、リフレクタ52の表面は、ブラスト処理により粗面化加工が施されており、梨地模様を呈している。
光拡散板53は、表面に光拡散加工が施された石英ガラスにより形成されている。図6に示すように、複数のフラッシュランプ69の下方に配置された透光板61と、光拡散板53と、の間には、所定の間隙が設けられている。これにより、フラッシュランプ69から出射されて光拡散板53に入射した光は、光拡散板53により拡散され、透光板61に到達する。
チャンバー6は、略円筒形状を有する処理室であり、その内側空間(熱処理空間65)に処理基板W1を収納することができる。また、チャンバー6上部の開口60には、透光板61が設けられている。
透光板61は、例えば、石英等により形成されており、透光板61は、光照射部5から出射された光を透過して熱処理空間65に導くチャンバー窓として機能する。そして、フラッシュランプ69から出射される閃光が、透光板61を透過し、処理基板W1に照射されることによって、該処理基板W1に対して熱処理が施される。
保持部7は、図6に示すように、主として、処理基板W1を予備加熱(いわゆるアシスト加熱)するホットプレート71と、サセプタ72と、を有しており、加熱対象となる処理基板W1を保持する。
サセプタ72は、ホットプレート71の上面(処理基板W1側の面)を覆うように配設されており、石英(あるいは、窒化アルミニウム(AIN)等であってもよい)により形成されている。また、サセプタ72の上部周縁付近には、処理基板W1の位置ズレを防止するピン75が設けられている。
また、図6に示すように、保持部7の下部には、シャフト41が接続されている。シャフト41は、略円筒形状を有しており、保持部昇降機構4によってZ軸方向に昇降可能とされている。
これにより、複数の支持ピン70に処理基板W1が支持された状態でシャフト41が上昇させられると、処理基板W1は、保持部7に対して相対的に下降して、保持部7に載置される。一方、処理基板W1が保持部7に載置された状態でシャフト41が下降させられると、処理基板W1は、保持部7に対して相対的に上昇し、保持部7から離隔する。
なお、本実施の形態の加熱処理部160による加熱処理は、以下の手順により実行される。まず、保持部昇降機構4によって保持部7が受渡位置まで下降させられる。次に、チャンバー6内に常温の窒素ガスが導入され、熱処理空間65は窒素ガス雰囲気とされる。
続いて、ゲートバルブ185が開放されると、アライメント処理の完了した処理基板W1は、搬送ロボット150により搬送室170から加熱処理部160に搬入され、支持ピン70に支持される。そして、搬送ロボット150の搬送アーム151aが後退してチャンバー6内から退室すると、ゲートバルブ185が閉鎖される。
続いて、支持ピン70に処理基板W1が支持されると、保持部7は、保持部昇降機構4によって処理位置まで上昇させられる。これにより、支持ピン70に支持された処理基板W1は、サセプタ72に受け渡されて載置・保持される。そして、載置・保持された処理基板W1は、ホットプレート71によって予備加熱され、処理基板W1の温度は、処理基板W1に添加された不純物が熱により拡散する恐れのない温度(予備加熱温度)T1まで昇温させられる。
続いて、保持部7が処理位置まで上昇させられると、光照射部5から処理基板W1に向け、短い光パルスのフラッシュ光が照射される。この光の照射によって、処理基板W1のフラッシュ加熱が行われる。これにより、処理基板W1の表面温度は、瞬間的に1000℃ないし1100℃程度の処理温度T2まで急速に上昇し、処理基板W1に添加された不純物が活性化され、その後、表面温度は急速に下降する。そのため、処理基板W1に添加された不純物の熱による拡散(この拡散現象を、処理基板W1中の不純物のプロファイルがなまる、ともいう)を抑制しつつ不純物の活性化を行うことができる。
フラッシュ加熱が完了すると、保持部7が再び受渡位置まで下降させられ、処理基板W1は支持ピン70に受け渡される。そして、ゲートバルブ185が開放されて、支持ピン70上の処理基板W1が搬送ロボット150により搬出されることによって、加熱処理部160での加熱処理が完了する。
冷却部140は、図1に示すように、受渡ロボット120と搬送室170との間であって、搬送方向AR1から見て搬送室170の下流側に設けられている。冷却部140は、加熱処理部160での加熱処理により昇温した処理基板W1を冷却する。冷却部140にて冷却された処理基板W1は、受渡ロボット120によって冷却部140から取り出され、処理済の処理基板W1として受渡ロボット120からキャリア91に返却される。
ここで、搬送室170は、図1に示すように、アライメント部130、冷却部140および加熱処理部160と、それぞれゲートバルブ183、184、185を介して接続されている。また、アライメント部130および冷却部140と、受渡ロボット120とは、それぞれゲートバルブ181、182を介して接続されている。したがって、処理基板W1が搬送される際には、適宜これらのゲートバルブが開閉される。また、アライメント部130、冷却部140、加熱処理部160、および搬送室170の内側空間は、対応するゲートバルブ181〜185が閉鎖されることにより、密閉空間となる。
また、アライメント部130、冷却部140、および搬送室170内には、それぞれ窒素ガス供給部(図示省略)からの高純度の窒素ガスが供給され、余剰の窒素ガスは適宜排気管(図示省略)から排気される、したがって、アライメント部130、冷却部140および搬送室170内は清浄に維持される。
<1.2.基板処理装置の機能構成>
図7は、基板処理装置100(および後述する基板処理装置200)の機能構成の一例を示すブロック図である。ここでは、主として図7を参照しつつ、基板処理装置100の機能構成について説明する。
搬送処理制御部31は、受渡ロボット120および搬送ロボット150の動作を制御することによって、処理基板W1の搬送処理を所定のタイミングで実行させる。アライメント処理制御部32は、インデクサ部110からアライメント部130に搬入される処理基板W1について、アライメント処理を所定のタイミングで実行させる。また、加熱処理制御部33は、アライメント処理が完了し、加熱処理部160に搬入された処理基板W1について、所定のタイミングで加熱処理(フラッシュ加熱)を実行させる。また、冷却処理制御部34は、加熱処理が完了し、冷却部140に搬入された処理基板W1について、所定のタイミングで冷却処理を実行させる。
受光処理制御部35は、入出射部171の光源171a(図2および図4参照)から出射される光の発光動作を制御することによって、処理基板W1または検査用基板W2で反射された反射光を入出射部171に受光させる。なお、受光処理制御部35により実現される受光処理の詳細については、後述する。
積分演算部36は、分光器176により取得された反射光スペクトルを、各波長について積分する演算処理を実行する。例えば、積分演算部36は、反射光スペクトルの全波長範囲について積分演算値を求める。また、判定部37で実行される判定処理に必要な波長範囲が、反射光スペクトルの全波長範囲のうち一部の波長範囲となる場合、積分演算部36は、この一部の波長範囲について積分演算値を演算してもよい。この場合、積分演算値の計算コストを低減させることができ、制御部3の処理負担を軽減させることができる。
判定部37は、積分演算部36で演算された積分演算値に基づいて、光源171aの発光状況を判定する。例えば、判定部37は、定置台133上の検査用基板W2で反射された複数の反射光について、各反射光の反射光スペクトルから演算される各積分演算値に基づいて光源171aの発光状況を判定する。また、判定部37は、受渡ロボット120から受け渡され、アライメント部130に搬入された同一の処理基板W1について、この同一の処理基板W1で反射された複数の反射光の各積分演算から光源171aの発光状況を判定してもよい。
また、判定部37は、光源171aの発光状況が良好でなく、交換時期が迫っている、または、交換時期が到来していると判断される場合、光源171aの交換が必要な旨を使用者に報知する報知処理を実行する。
ここで、本実施の形態において、検査用基板W2は、ベアウエハ(基板上に配線パターンが形成されていないシリコンウエハ)によって構成されている。すなわち、検査用基板W2の表面は、配線パターンの形成された基板と比較して、表面凹凸がほとんどなく、平坦である。また、検査用基板W2を使用した光源171aの発光状況の判定では、定置台133に定置された同一の検査用基板W2が使用される。
これにより、検査用基板W2で反射された反射光の反射光スペクトルの計測精度(繰返し再現性)は、処理基板W1に基づく反射光スペクトルのものと比較して向上する。そのため、処理基板W1を使用した場合、判定部37は、光源171aの発光状況をさらに良好に判定することができる。
また、本実施の形態において、基板処理装置100は、処理基板W1に代えてベアウエハで構成された同一の検査用基板W3(第2基板)を使用して各反射光の反射光スペクトルを取得し、光源171aの発光状況を判定してもよい。この場合、検査用基板W3は、受渡ロボット120によりアライメント部130に搬送され、受光処理が完了した後に搬送ロボット150により搬送室170側に搬出される。
すなわち、検査用基板W3は、処理基板W1と同様に、搬送方向AR1から見てアライメント部130の上流側に配置されているインデクサ部110側から、アライメント部130に搬入される。また、検査用基板W3は、処理基板W1と同様に、搬送方向AR1から見てアライメント部130の下流側に配置されている加熱処理部160および冷却部140側(処理部側)に搬出される。
このように、検査用基板W3は、処理基板W1と同様な手順により搬送される。そのため、検査用基板W3を使用した発光状況の判定処理のために特別な搬送手順を構築する必要がなく、搬送手順の構築および管理に要する工数を低減させることができる。
また、検査用基板W3は、ベアウエハにより構成されており、検査用基板W3に基づいた反射光スペクトルの計測精度は、処理基板W1と比較して向上する。そのため、検査用基板W3を使用した場合、判定部37は、光源171aの発光状況をさらに良好に判定することができる。
さらに、判定部37は、反射光の反射スペクトルに基づいて、加熱処理部160および冷却部140側で処理される処理基板W1の良否判定を実行する。ここで、本実施の形態で実行される処理基板W1の良否判定(判定処理)は、例えば、判定対象となる処理基板W1の反射光スペクトルと、良品基板の反射光スペクトルと、を比較し、処理基板W1の表面状況を判定することによって実行される。
そして、良否判定の結果、判定対象の処理基板W1が不良基板と判断される場合、判定部37は、その旨を使用者に対して報知する。
なお、発光状況の判定結果および処理基板W1の良否判定結果に基づいて実行される報知は、例えば、警告音や、警告灯の点灯であってもよいし、表示部(図示省略)に表示される警告画面であってもよい。
<1.3.反射光の受光処理>
ここでは、受光処理制御部35により実現される反射光の受光処理を、処理基板W1および検査用基板W3を使用した場合と、検査用基板W2を使用した場合と、のそれぞれについて説明する。なお、検査用基板W3を使用した受光処理は、処理基板W1を使用した場合と同様な手順により実行される。そこで、以下では、処理基板W1および検査用基板W2を使用した場合の受光処理のみを説明する。
まず、処理基板W1および検査用基板W3で反射された反射光の受光処理について説明する。処理基板W1がアライメント部130に搬入され、複数の支持ピン134に支持された後において、処理基板W1のアライメント処理が完了すると、受光処理制御部35は、光源171aを発光させる。
これにより、入出射部171は、光源171aが点灯している間、処理基板W1の反射領域RR2で反射された反射光を受光する。そして、受光された反射光は、分光器176により1つの反射光スペクトルとされる。
ここで、図2および図3に示すように、処理基板W1(および検査用基板W3)は、その直径D1が検査用基板W2の直径D2以上となるように設定されており、検査用基板W2の上方を覆い隠するように配置可能とされている。これにより、処理基板W1が支持ピン134に支持された状態で受光される反射光には、検査用基板W2で反射された反射光は含まれない。すなわち、受光される反射光の大部分は、処理基板W1で反射された反射光となる。そのため、判定部37は、処理基板W1を使用した場合においても、光源171aの発光状況を良好に判定することができる。
次に、検査用基板W2で反射された反射光の受光処理について説明する。アライメント部130に処理基板W1が搬入されていない状態で、受光処理制御部35は、光源171aを発光させる。
これにより、入出射部171は、光源171aが点灯している間、検査用基板W2上の反射領域RR1で反射された反射光を受光する。そして、受光された反射光は、処理基板W1の場合と同様に、分光器176により1つの反射光スペクトルとされる。
なお、検査用基板W2は、上述のように、アライメント部130内に配置されている。そのため、基板処理装置100の電源投入時等のように基板処理装置内に処理対象となる処理基板W1や検査用基板W3が投入されていない場合であっても、検査用基板W2からの反射光は受光され、光源171aの発光状況は、この反射光に基づいて判定できる。
<1.4.光源の発光状況の判定処理>
上述のように、判定部37は、処理基板W1、検査用基板W2、または検査用基板W3で反射された反射光の反射光スペクトルに基づいて、光源171aの発光状況を判定する。以下では、反射光スペクトルに基づく発光状況の判定原理を説明するとともに、判定部37により実現される発光状況の判定手法を説明する。
図8および図9は、本実施の形態における光源171aの発光状況の判定原理を説明するためのグラフである。図8および図9中の縦軸は、正規化積分値を表す。ここで、正規化積分値は、同一の検査用基板W2、W3で反射された複数の反射光に基づいて演算される各積分演算値について、各積分演算値の平均値(積分平均値)で、各積分演算値を除することにより求められる。
また、図8および図9中の「◇」(白抜き菱形)、「◆」(黒塗り菱形)、「△」(白抜き三角)、「×」、「□」(白抜き四角)、「+」、「○」(白抜き丸)、および「●」(黒塗り丸)のそれぞれは、光源171aから供給され、同一の検査用基板W2、W3で反射された複数(本実施の形態では、6つ)の反射光について、各反射光に対応する正規化積分値をプロットしたものである。
また、図8中の一点鎖線で囲まれる各領域AL01〜AL04内のプロット点は、それぞれ異なる検査用基板W2の正規化積分値に対応する。すなわち、ベアウエハで構成された同種の4枚の検査用基板W2が、1枚ずつ定置台133に定置され、各検査用基板W2毎に正規化積分値が演算される。
一方、図9中の一点鎖線で囲まれる各領域WF01〜WF04内のプロット点は、それぞれ異なる検査用基板W3の正規化積分値に対応する。すなわち、ベアウエハで構成された同種の4枚の検査用基板W3が、1枚ずつアライメント部130に搬入され、各検査用基板W3毎に正規化積分値が演算される。
また、同一領域AL01〜AL04、WF01〜WF04に含まれるプロット列のうち、左側のプロット列(図8および図9の「◇」列、「△」列、「□」列、および「○」列に対応)は、一定期間使用された光源171aの正規化積分値に対応する。一方、右側のプロット列(図8および図9の「◆」列、「×」列、「+」列、および「●」列に対応)は、交換直後の(新品の)光源171aの正規化積分値に対応する。
例えば、図8の一点鎖線領域AL02の各「△」は、一定期間使用された光源171aから出射され、同一の検査用基板W2上の略同一部分で反射された6つの反射光に対応する各正規化積分値をプロットしたものである。
なお、図8および図9の「△」と、図9の「○」以外のプロット点について、隣接するプロット点の正規化積分値が略同一となり、隣接するプロット点同士がほぼ重なり合うものが含まれている。そのため、図8および図9には、実際には6点プロットされているにも関わらず、見かけ上、5点以下(例えば、図8の「◆」の場合、3点)のプロット点が表示されている。
図10および図11は、それぞれ検査用基板W2、W3の正規化積分値の偏差を説明するための図である。図10および図11の「ウエハNO」は、各検査用基板W2、W3を識別するための情報である。
ここで、「ウエハNO」=「101」、「102」、「103」、「104」(図10参照)に対応する検査用基板W2の正規化積分値は、それぞれ図8の領域AL01、領域AL02、領域AL03、および領域AL04にプロットされている。また、「ウエハNO」=「201」、「202」、「203」、「204」(図11参照)に対応する検査用基板W2の正規化積分値は、それぞれ図9の領域WF01、領域WF02、領域WF03、および領域WF04にプロットされている。
また、図10および図11の偏差ΔD1は、一定期間使用された光源171aの反射光スペクトルから演算された各正規化積分値について、各正規化積分値のうち最大となるもの(正規化最大値)から、各正規化積分値のうち最小となるもの(正規化最小値)を減じたものである。一方、図10および図11の偏差ΔD2は、交換直後の光源171aの反射光スペクトルから演算された各正規化積分値について、正規化最大値から正規化最小値を減じたものである。
図10および図11に示すように、偏差ΔD1(交換前)に対する偏差ΔD2(交換直後)の比率は、定置台133上に固定された検査用基板W2、搬送されて支持ピン134に支持される検査用基板W3、のいずれについても、0.2以下となった。
この結果より、以下のような知見が得られる。すなわち、光源171aの発光状況は、交換直後が最も良好となり、使用にしたがって光源171aから出射される光のバラツキ(例えば、各波長におけるスペクトル強度のバラツキ)が大きくなり、光源171aの発光状況が変化する。その結果、検査用基板W2、検査用基板W3の相違に関わらず、光源171aの交換直後の偏差ΔD2が最小値となり、光源171aの使用にしたがって偏差偏差ΔD2が増大するものと考えられる。
そこで、本実施の形態において、判定部37は、同一の検査用基板W2、W3、または同一の処理基板W1から得られる正規化積分値の偏差に基づいて、光源171aの発光状況を判定している。これにより、処理基板W1、検査用基板W2、W3の表面の照度によらず、良好に光源の発光状況を判定することができる。
例えば、正規化積分値の偏差が許容範囲内となる場合(例えば、偏差が所定の閾値以下となる場合)、判定部37は、光源171aの発光状況が良好であると判断することができる。一方、正規化積分値の偏差が許容範囲外となる場合(例えば、偏差が、所定の閾値より大きい場合)、判定部37は、光源171aの発光状況が良好とは言えず、光源171aの交換が必要であると判断することができる。なお、正規化積分値の偏差の許容範囲(閾値)は、予め実験等により求めても良い。
<1.5.第1の実施の形態の基板処理装置の利点>
以上のように、本実施の形態の基板処理装置100は、定置台133上の検査用基板W2、またはアライメント部130に搬送され、支持ピン134に支持される処理基板W1、検査用基板W3の積分演算値に基づいて、光源の発光状況を判定することができる。これにより、光源171aの交換時期を容易に把握することができる。そのため、光源171a交換時から次回の交換時までの間、反射光に基づいた処理基板W1の検査を良好に実行することができ、処理基板W1の検査精度を良好に維持することができる。
また、本実施の形態の基板処理装置100において、光源171aの発光状況の判定には、処理基板W1の検査と同様に、処理基板W1、検査用基板W2、または検査用基板W3で反射された反射光が使用される。すなわち、光源171aの発光状況の判定ためにのハードウェアを別途付加する必要がない。そのため、基板処理装置100のサイズおよび製造コストを増大させることなく、光源171aの発光状況を判定することができる。
<2.第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図12は、本実施の形態のアライメント部230を図1のV1−V1線から見た断面図である。図13は、本実施の形態におけるアライメント部230の構成の一例を示す平面図である。
第2の実施の形態における基板処理装置200は、第1の実施の形態の基板処理装置100と比較して、入出射部271のハードウェア構成が相違する点を除いては、第1の実施の形態と同様である。そこで、以下では、この相違点を中心に説明する。
なお、以下の説明において、第1の実施の形態の基板処理装置100における構成要素と同様な構成要素については、同一符号が付されている。これら同一符号の構成要素は、第1の実施の形態において説明済みであるため、本実施の形態では説明を省略する。
アライメント部230は、図12および図13に示すように、主として、アライメントヘッド132と、定置台133と、複数の支持ピン134と、光源171aと、分光器176と、入出射部271と、を有している。なお、図13には、図示の便宜上、アライメントチャンバー131は記載されていない。
入出射部271は、入出射部171と同様に、光源171aから供給される光を定置台133側に照射する照射部としての機能、および定置台133側に配置される処理基板W1、および検査用基板W2、W3で反射される反射光を受光する受光部としての機能、をそれぞれ有している。すなわち、入出射部271は、照射部および受光部を一体的に構成したものである。
図13に示すように、入出射部271は、アライメントヘッド132と離隔しており、アライメントヘッド132と干渉しない位置に設けられている。また、図12および図13に示すように、入出射部271の長手方向(図12においては略Y軸方向)から見た両端は、それぞれ支持部材273a、273bの上部付近に取り付けられており、入出射部271は、定置台133の上方に配置されている。
光源171aから供給され、光ファイバー171dを介して入出射部271に供給された光は、入出射部271の長手方向(略Y軸方向)に延びるシリンドリカルレンズ(円柱レンズ)271bで集光され、略線状の光として定置台133側に照射される。
また、シリンドリカルレンズ271bから照射された光は、複数の支持ピン134に処理基板W1(または検査用基板W3)が支持されている場合には、処理基板W1(または検査用基板W3)で反射される。一方、処理基板W1(または検査用基板W3)が支持されていない場合には、定置台133上の検査用基板W2で反射される。そして、処理基板W1、検査用基板W2、W3で反射された反射光は、シリンドリカルレンズ271bで受光され、光ファイバー175を介して、分光器176に導入される。
このように、第2の実施の形態の基板処理装置200(より具体的には、アライメント部230の入出射部271)は、上述のような構成を有することにより、定置台133上の検査用基板W2で反射された反射光と、定置台133上の処理基板W1、検査用基板W3で反射された反射光と、を受光することができる。
これにより、本実施の形態の基板処理装置200は、第1の実施の形態の基板処理装置100と同様に、処理基板W1、検査用基板W2、W3で反射された複数の反射光について、各反射光の反射光スペクトルから演算される各積分演算値に基づいて光源171aの発光状況を判定することができる。
そのため、本実施の形態の基板処理装置200は、第1の実施の形態の場合と同様に、光源171aの交換時期を容易に把握することができ、光源171a交換時から次回の交換時までの間、反射光に基づいた処理基板W1の検査を良好に実行することができる。また、基板処理装置200のサイズおよび製造コストを増大させることなく、光源171aの発光状況を判定することができる。
<3.変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
(1)第1および第2の実施の形態において、受光処理制御部35は、入出射部171の光源171aから出射される光の発光動作を制御することによって、処理基板W1または検査用基板W2、W3で反射された反射光を入出射部171に受光させるものとして説明したが、反射光の受光処理は、これに限定されるものでない。例えば、受光処理制御部35は、モータ135による定置台133の回転動作と、光源171aから出射される光の発光動作と、を同期させることによって、定置台133を回転させつつ、処理基板W1、検査用基板W2、W3で反射された反射光を入出射部171に受光させてもよい。
この場合、入出射部171は、処理基板W1、検査用基板W2、W3上の広い領域で反射された反射光を受光することができる。これにより、分光器176は、処理基板W1、検査用基板W2、W3上の局所的な影響を受けず、繰返し再現性の高い反射光スペクトルを取得することができる。そのため、判定部37は、光源171aの発光状況をさらに良好に判定することができる。
(2)また、第1および第2の実施の形態において、判定部37は、正規化積分値の偏差として、正規化積分値の最大値から最小値を減じたものを使用しているが、これに限定されるものでない。例えば、積分演算部36で演算された各積分演算値の標準偏差を3倍し、積分平均値で除したもの(商)が、正規化積分値の偏差として使用されてもよい。この場合も、光源171aの交換時期を容易に把握することができる。
(3)また、第1および第2の実施の形態において、判定部37は、正規化積分値の偏差を使用して光源171aの発光状況を判定するものとして説明したが、これに限定されるものでない。
ここで、積分演算部36で演算された各積分演算値について、各積分演算値のうち最大となるものを積分最大値と、各積分演算値のうち最小となるものを積分最小値と、各積分演算値の平均値を積分平均値と、積分最大値を積分平均値で除したものを正規化最大値と、積分最小値を積分平均値で除したものを正規化最小値と、それぞれする。
そして、判定部37は、正規化最大値および正規化最小値のそれぞれが許容範囲となる場合に、光源171aの発光状況が良好であると判定してもよい。また、判定部37は、積分最大値に対する積分最小値の比率が許容範囲内となる場合に、光源171aの発光状況が良好であると判定してもよい。いずれの場合においても、光源171aの交換時期を容易に把握することができる。なお、正規化最大値および正規化最小値の許容範囲、および積分最大値に対する積分最小値の比率の許容範囲は、予め実験等により求めても良い。
(4)また、第1および第2の実施の形態において、処理基板W1に基づいた光源171aの発光状況の判定は、同一の処理基板W1を使用して実行されるものとして説明したが、これに限定されるものでない。例えば、同種(同一体ではないが、性質や形状等が同じ)の処理基板W1が発光状況の判定に使用されてもよい。
この場合、発光状況の判定と基板の良否判定とを同時に実行することができる。そして、光源171aの発光状況が良好でないと判断される場合、処理基板W1の検査(良否判定)が良好に実行されていないと判断することができる。そのため、本来不良基板と判断されるべき処理基板W1が、良品基板と判断され、加熱処理部160や冷却部140で処理されることを、未然に防止することができる。
(5)さらに、第1および第2の実施の形態において、判定部37は、反射光スペクトルについて、計測されたすべての波長範囲を使用して発光状況の判定処理を実行しているものとして説明したが、判定処理の対象となる波長範囲は、これに限定されるものでない。例えば、一部の波長範囲(例えば、500nm〜700nm)のスペクトルに基づいて発光状況を判定してもよい。これにより、判定処理に要する計算コストを低減させることができる。
本発明の第1および第2の実施の形態における基板処理装置の全体構成の一例を示す平面図である。 第1の実施の形態のアライメント部を図1のV1−V1線から見た断面図である。 第1の実施の形態におけるアライメント部の構成の一例を示す平面図である。 第1の実施の形態の入出射部の構成を模式的に示す側断面図である。 反射光スペクトルの一例を示すグラフである。 第1および第2の実施の形態における加熱処理部の一例を示す正面図である。 第1および第2の実施の形態の基板処理装置における機能構成の一例を示すブロック図である。 第1および第2の実施の形態における光源の発光状況の判定原理を説明するための図である。 第1および第2の実施の形態における光源の発光状況の判定原理を説明するための図である。 正規化された積分演算値の偏差を説明するための図である。 正規化された積分演算値の偏差を説明するための図である。 第2の実施の形態のアライメント部を図1のV1−V1線から見た断面図である。 第2の実施の形態におけるアライメント部の構成の一例を示す平面図である。
符号の説明
3 制御部
36 積分演算部
37 判定部
100、200 基板処理装置
110 インデクサ部
120 受渡ロボット
130、230 アライメント部(検査部)
133 定置台
134 支持ピン
134a 囲繞領域
140 冷却部
160 加熱処理部
171、271 入出射部
171a 光源
176 分光器
RS 反射光スペクトル
W1 処理基板(第1基板)
W2、W3 検査用基板(第2基板)
ΔD1、ΔD2 偏差

Claims (10)

  1. 基板処理装置であって、
    (a) 第1基板に対して処理を施す処理部と、
    (b) 前記第1基板の搬送方向から見て前記処理部の上流側に設けられており、前記第1基板で反射された反射光に基づいて前記第1基板を検査する検査部と、
    を備え、
    前記検査部は、
    (b-1) 光源から供給された光を、前記検査部内の第2基板に向けて照射する照射部と、
    (b-2) 前記第2基板で反射された反射光を受光する受光部と、
    (b-3) 前記受光部で受光された反射光について、各波長に対応するスペクトル強度を計測することにより反射光スペクトルを取得する分光器と、
    (b-4) 前記分光器により取得された前記反射光スペクトルを、波長について積分する積分演算部と、
    (b-5) 前記積分演算部で演算された積分演算値に基づいて、前記光源の発光状況を判定する判定部と、
    を有し、
    前記判定部は、同一の前記第2基板で反射された複数の反射光について、各反射光の前記反射光スペクトルから演算される各積分演算値の偏差に基づいて前記光源の発光状況を判定することを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記複数の反射光に基づいて演算される各積分演算値について、
    (i) 各積分演算値の平均を積分平均値と、
    (ii) 各積分演算値を前記積分平均値で除したものを正規化積分値と、
    (iii) 各正規化積分値のうち最大のものを正規化最大値と、
    (iv) 各正規化積分値のうち最小のものを正規化最小値と、
    それぞれ定義する場合、
    前記偏差は、前記正規化最大値から前記正規化最小値を減じたものであることを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記複数の反射光に基づいて演算される各積分演算値について、
    (i) 各積分演算値の平均を積分平均値と、
    定義する場合、
    前記偏差は、各積分演算値の標準偏差を3倍し、前記積分平均値で除したものであることを特徴とする基板処理装置。
  4. 基板処理装置であって、
    (a) 第1基板に対して処理を施す処理部と、
    (b) 前記第1基板の搬送方向から見て前記処理部の上流側に設けられており、前記第1基板で反射された反射光に基づいて前記第1基板を検査する検査部と、
    を備え、
    前記検査部は、
    (b-1) 光源から供給された光を、前記検査部内の第2基板に向けて照射する照射部と、
    (b-2) 前記第2基板で反射された反射光を受光する受光部と、
    (b-3) 前記受光部で受光された反射光について、各波長に対応するスペクトル強度を計測することにより反射光スペクトルを取得する分光器と、
    (b-4) 前記分光器により取得された前記反射光スペクトルを、波長について積分する積分演算部と、
    (b-5) 前記積分演算部で演算された積分演算値に基づいて、前記光源の発光状況を判定する判定部と、
    を有し、
    前記判定部は、同一の前記第2基板で反射された複数の反射光について、各反射光の前記反射光スペクトルから演算される各積分演算値に基づいて前記光源の発光状況を判定し、
    前記第2基板で反射された前記複数の反射光の各積分演算値について、
    (i) 各積分演算値の平均を積分平均値と、
    (ii) 各積分演算値のうち最大となるものを積分最大値と、
    (iii) 各積分演算値の最小となるものを積分最小値と、
    それぞれ定義する場合、
    前記判定部は、前記積分最大値を前記積分平均値で除したもの、および前記積分最小値を前記積分平均値で除したもの、のそれぞれが許容範囲内となる場合に、前記光源の発光状況が良好であると判定することを特徴とする基板処理装置。
  5. 基板処理装置であって、
    (a) 第1基板に対して処理を施す処理部と、
    (b) 前記第1基板の搬送方向から見て前記処理部の上流側に設けられており、前記第1基板で反射された反射光に基づいて前記第1基板を検査する検査部と、
    を備え、
    前記検査部は、
    (b-1) 光源から供給された光を、前記検査部内の第2基板に向けて照射する照射部と、
    (b-2) 前記第2基板で反射された反射光を受光する受光部と、
    (b-3) 前記受光部で受光された反射光について、各波長に対応するスペクトル強度を計測することにより反射光スペクトルを取得する分光器と、
    (b-4) 前記分光器により取得された前記反射光スペクトルを、波長について積分する積分演算部と、
    (b-5) 前記積分演算部で演算された積分演算値に基づいて、前記光源の発光状況を判定する判定部と、
    を有し、
    前記判定部は、同一の前記第2基板で反射された複数の反射光について、各反射光の前記反射光スペクトルから演算される各積分演算値に基づいて前記光源の発光状況を判定し、
    前記第2基板で反射された前記複数の反射光の各積分演算値について、
    (i) 各積分演算値のうち最大となるものを積分最大値と、
    (ii) 各積分演算値の最小となるものを積分最小値と、
    それぞれ定義する場合、
    前記判定部は、前記積分最大値に対する前記積分最小値の比率が許容範囲内となる場合に、前記光源の発光状況が良好であると判定することを特徴とする基板処理装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記第2基板は、前記搬送方向から見て前記検査部の上流側から搬送され、前記検査部内に搬入されることを特徴とする基板処理装置。
  7. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記第2基板は、前記検査部内に固定されていることを特徴とする基板処理装置。
  8. 請求項7に記載の基板処理装置において、
    前記検査部は、前記搬送方向から見て前記検査部の上流側から搬送され、前記検査部内に搬入される前記第1基板を支持する複数の支持ピン、
    をさらに備え、
    前記第2基板は、前記複数の支持ピンにより囲まれる囲繞領域内に固定されていることを特徴とする基板処理装置。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記第2基板は、ベアウエハであることを特徴とする基板処理装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記積分演算部は、前記反射光スペクトルのうち、一部の波長範囲のスペクトルに基づいて、積分演算値を演算することを特徴とする基板処理装置。
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