JP5237000B2 - スパイク金具及びスパイク金具を備えた運動靴 - Google Patents

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Description

本発明は、運動靴の底部に固定されるスパイク金具及びスパイク金具を備えた運動靴に関するものである。
従来より、取付座板の一部に所定の幅を有する一本乃至三本のスパイクを折曲起立形成してなり、スパイクを起立した折曲部であってスパイク幅の中心の一箇所に、取付座板からスパイクにかけて折曲ラインと直交するリブが形成された構成の野球用スパイク金具が公知である。
更に、直交するリブを二箇所に設けることで、スパイクの根元の強度をより強くするとともに、捩りに対する抵抗力を増大させ、スパイクの捩れを防止してスパイク効果を確保するとともに、運動時に生じる履き心地の違和感を解消できる野球用スパイク金具も公知である(例えば、特許文献1参照)。
実開平6−26515号公報
一般に、曲げ強度は当該リブの大きさに左右されるものであるが、過剰に大きい際には、スパイクの変形要素も大きくなる。
また、当該リブを一箇所に設ける際には、スパイク幅に対して中央部に設けることが必須要件であり、当該設置位置がずれてしまうと、プレス加工時にスパイクを折曲させる際に変形が生じてしまう。
更に、特許文献1のように当該リブを二箇所に設けることもできるが、スパイク幅が狭い場合には、プレス加工時に引き伸ばされることでスパイクの強度が低減する虞もある。
また、取付座板には、野球靴の底部に固定する為の取付孔が設けられているが、当該リブ付近に設置される際には、プレス加工時に取付孔の変形が生じやすくなる。
そこで、本発明はこのような問題点を解決するものであって、運動靴の底部に固定されるスパイク金具及びスパイク金具を備えた運動靴に関するものであって、スパイク幅等に影響されることなく、曲げ強度を向上させるスパイク金具及びスパイク金具を備えた運動靴を提供することを課題とする。
前記問題点を解決するために、本発明の請求項1に記載の発明のスパイク金具は、金属板からなる取付座板の外周縁部を延設して、一本乃至三本のスパイクが同一方向に略L字状に折曲して形成されるスパイク金具において、略L字状に折曲されたスパイクにおける折曲部の幅方向の一端部又は両端部には、取付座板及びスパイクによって形成される角部を面取りするようにして押圧した押圧部を具備したことを特徴とするものである。
請求項1記載のスパイク金具に係る発明では、略L字状に折曲されたスパイクにおける折曲部の幅方向の一端部又は両端部に、取付座板及びスパイクによって形成される角部を面取りするようにして押圧した押圧部を具備するので、従来のように、スパイクにおける折曲部であってスパイクの幅の中心の一箇所に、取付座板からスパイクにかけて折曲ラインと直交するリブを設けないので、プレス加工時にスパイクを折曲させる際に変形が生じる虞がない。
更に、略L字状に折曲されたスパイクにおける折曲部の幅方向の一端部又は両端部に押圧部を設けるので、スパイクにおける折曲部を補強し、スパイクにおける曲げ強度を向上させることができる。また、スパイクに作用する捩れを防止することもできる。これにより、スパイクの幅に影響されることなく、従来からのリブと同等以上の曲げ強度を有することができ、取付座板の板厚を薄くしたり、スパイクの折曲長さを短くしたり、軽量化を図ることができる。
請求項2に記載のスパイク金具を具備する運動靴に係る発明では、スパイクにおける折曲部が補強され、スパイクにおける曲げ強度を向上させることができ、スパイクに作用する捩れを防止することができるので、当該スパイクを備える運動靴を長期に亘り使用することができる。
以下、本発明の実施の形態におけるスパイク金具を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るスパイク金具における正面図である。図2は、本発明に係るスパイク金具における右側面図である。図3は、本発明に係るスパイク金具における平面図である。図4は、本発明に係るスパイク金具におけるスパイクの一部拡大斜視図である。
本発明のスパイク金具の実施例について、図1乃至図4に基づいて説明する。
本願発明の実施の形態に係るスパイク金具1は、三本のスパイクを有するスパイク金具であって、図1乃至図3に示すように、取付座板2と、取付座板2の端部を折曲させた三本のスパイク3とによって構成されている。
図1乃至図3に示すように、取付座板2は、鉄、鋼等の材料から形成され、略中央部には軽量化を図る為の貫通孔6が設けられている。また、取付座板2の外周縁部には等間隔を有して、所定寸法のスパイク3が延設して設けられており、プレス加工によって、同一方向に略L字状に折曲して形成される。更に、取付座板2における貫通孔6の外周であって、スパイク3の近傍には、例えば野球用、ソフトボール用の運動靴の底部に固定する為の取付孔4が複数設けられている。
図2乃至図4に示すように、略L字状に折曲されたスパイク3における折曲部の幅方向の両端部には、別途プレス加工によって押圧部5が形成されている。
具体的には、取付座板2及びスパイク3によって形成される角部を面取りするようにして押圧し、図2に示すように、折曲部に対して均等に押圧される。このとき、図3に示すように押圧部5は、スパイク3における幅方向の両端部から略5分の1が押圧されていればよい。また、当該押圧部5は、スパイク3における負荷がかかりやすい方の幅方向の一端部にのみ設けることもできる。その後、スパイク金具1は熱処理が施され、運動靴の底部に固定される。
以上、説明した本発明の実施例に係るスパイク金具1によれば、従来のように、スパイク3における折曲部であってスパイク3の幅の中心の一箇所に、取付座板2からスパイク3にかけて折曲ラインと直交するリブを設けないので、プレス加工時にスパイク3を折曲させる際に変形が生じる虞がない。
更に、略L字状に折曲されたスパイク3における折曲部の幅方向の両端部に押圧部5を設けるので、スパイク3における折曲部を補強し、スパイク3における曲げ強度を向上させることができる。また、スパイク3に作用する捩れを防止することもできる。これにより、スパイク3の幅に影響されることなく、従来からのリブと同等以上の曲げ強度を有することができ、取付座板2の板厚を薄くしたり、スパイク3の折曲長さを短くしたり、軽量化を図ることができる。
また、スパイク3を備えた運動靴にあっては、スパイク3における折曲部が補強され、スパイク3における曲げ強度を向上させることができ、スパイク3に作用する捩れを防止することができるので、当該運動靴を長期に亘り使用することができる。
上記実施例においては、三本のスパイク3を形成したスパイク金具1について説明したが、一本或いは二本のスパイク3を形成した場合にも適用することができるのは勿論であり、取付座板2の形状に影響されるものではない。
本発明に係るスパイク金具における正面図である。 本発明に係るスパイク金具における右側面図である。 本発明に係るスパイク金具における平面図である。 本発明に係るスパイク金具におけるスパイクの一部拡大斜視図である。
符号の説明
1 スパイク金具
2 取付座板
3 スパイク
4 取付孔
5 押圧部
6 貫通孔

Claims (2)

  1. 金属板からなる取付座板の外周縁部を延設して、一本乃至三本のスパイクが同一方向に略L字状に折曲して形成されるスパイク金具において、
    略L字状に折曲されたスパイクにおける折曲部の幅方向の一端部又は両端部には、取付座板及びスパイクによって形成される角部を面取りするようにして押圧した押圧部を具備したことを特徴とするスパイク金具。
  2. 請求項1に記載のスパイク金具を具備したことを特徴とする運動靴。
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