JP5236854B2 - 構造化剥離ライナおよびそのコーティング方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液体組成物を構造化表面に適用する方法に関する。特に、本発明は、接着組成物を構造化剥離ライナに適用する方法に関する。
背景
感圧接着剤付きフィルムは、装飾の目的で画像形成され、基材に接合される。例えば、大きなグラフィックスや小さなデカールが車両に配置されたり、識別、宣伝や装飾の目的でサインとして用いられている。しかしながら、これらの用途に用いられる粘性の攻撃的な感圧接着剤には、取扱い上および適用上、かなりの問題がある。フィルムはコンフォーマルに、そして均一に適用基材へ接合されるのが理想的である。僅かに接触させて接合する、接着剤付き物品は、基材の所望でない位置に接合してしまった場合に、再適用するのが特に難しいことが多い。さらに、接着剤付き物品の一部分が基材に適切に配置され、フィルムがしっかりと接合していた場合であっても、空気その他流体が物品にトラップされる場合がある。トラップされた空気は物品中に泡を形成し、剥脱したり、物品に穿孔することなしに容易に除去することができない。
米国特許第5,897,930号、国際公開WO98/29516号および米国特許出願第09/311,101号(3MファイルNo.54528USA2A)に記載された接着剤付きグラフィック物品は、基材とのレジストレーション中に物品にトラップされた流体を排出することのできる複数の複製された埋込み型相互接続マイクロチャネルを有する接着層を含んでいる。このタイプの代表的な物品10を図1に示す。これは、対向する表面14および16を有するフィルム12を含んでいる。フィルム12の表面14は画像形成されてグラフィック13を形成する。感圧接着剤18の層がフィルム12の表面16にボンドされる。感圧接着剤18は、基材にボンド可能な表面20を含んでいる。感圧接着剤18は、チャネル24の網を画定する構造22を含んでいる。剥離ライナ26は、感圧接着剤18に剥離可能に付けられている。剥離ライナ26は、感圧接着剤18中に対応のチャネル24および構造22を形成する突出部28を含んでいる。部分的に除去された状態で示された剥離ライナ26は、矢印Aの方向に引っ張ると完全に取り外し可能で、基材に物品10を適用する前、感圧接着剤を保護するのに用いられる。
物品10を作製するのに用いるライナの主面の一部を図2に示す。ライナ26の表面は突条28のパターンを含む。ライナ26の表面は実質的に連続した突条28により分離された一連のランドエリア23を含む。突条28は実質的に半球の断面形状を有している。
接着剤付き物品10を作製する、ある従来の方法には、感圧接着剤の溶液を剥離ライナの構造化表面にナイフまたはバーコーティングすることが含まれる。図3に示す装置70は、接着物品10を製造するのに用いられる。突条28を含む構造化表面を備えた剥離ライナ26を、矢印Bの方向に回転するテークアップロール72と、矢印Cの方向に回転するバックアップロール74の間に供給する。保持タンク76からの液体接着剤75は回転しているテープアップロール72に接合し、剥離ライナ26の構造化側に適用される。ナイフまたはバー78が接着剤75の一部を除去し、剥離ライナ26の実質的に連続した接着層79を形成する。
概要
ナイフまたはバーコーティングプロセスを用いる接着剤付き物品の製造中に接着剤を構造化剥離ライナに適用すると、接着剤は、剥離ライナ表面の構造に流れ、構造間のランドエリアを埋める。このプロセスにおいて、コーティング速度を制御して、剥離ライナの構造間のランドエリアにおいて、個々のセル状領域に流れると接着剤に気泡がトラップまたは凝集するのを防がなければならない。トラップされた空気は、コートされた接着層の性能を下げ、特に高解像度の画像についてはフィルム層の外観および印刷性を減じる恐れがある。これらの欠陥は、接着剤付き物品に基づく製品の全体の外観を損なう。さらに、コーティング速度が減じると経済的ではなく、製造コストが増大する。
本発明のコーティングプロセスは、コーティング操作中の気泡の形成を減じ、コーティング速度を高めるために機械的に修正されたフィーチャーを有する剥離ライナを用いる。本発明のコーティングプロセスに用いられる剥離ライナは、最終グラフィックフィルム製品の適用、ボンディングおよび目視上の特性を損なうことなく、コーティング中の気泡の形成を減じ、コーティング速度を増大するために設計された形状寸法を備えた構造を有している。
第1の実施形態において、本発明は構造の配列を備えた表面に接着剤を適用する工程を含むコーティング方法である。この構造は、表面の平面から上方に伸張しており、表面の平面に対して、選択したレオロジーのコーティング溶液について気泡の形成を減じるために選択された、0°を超え90°未満の角度をなす少なくとも1つの側壁を有している。好ましくは、少なくとも1つの側壁は、表面の平面に対して約60°未満の角度をなしている。
第2の実施形態において、本発明は、構造の配列を含む剥離ライナに接着剤を適用する工程を含む、接着剤付き物品を作製する方法である。この構造は、表面の平面から上方に伸張しており、表面の平面に対して、選択したレオロジーのコーティング溶液について気泡の形成を減じるために選択された、0°を超え90°未満の角度をなす少なくとも1つの側壁を有している。
第3の実施形態において、本発明は構造の配列を備えた表面に接着剤を適用する工程を含む、コーティングプロセス中の空気のトラップを減少する方法である。この構造は、表面の平面から上方に伸張しており、表面の平面に対して、選択したレオロジーのコーティング溶液について気泡の形成を減じるために選択された、0°を超え90°未満の角度をなす少なくとも1つの側壁を有している。
本発明の1つ以上の実施形態の詳細を、添付の図面および以下の説明に示す。本発明のその他の特徴、目的および利点は、説明、図面および請求項から明白となろう。
様々な図面において同じ参照符号は同じ構成要素を示している。
詳細な説明
図4を参照すると、図3のコーティングプロセス中のランドエリア23により分離された突条状構造28を含む図2の剥離ライナ26の一部を示す。液体接着剤溶液75が方向Dへ進み、ライナ26の全表面をコートして、実質的に連続した接着層を作製する。コーティング速度が速いと、液体接着剤75の前縁91が突条状構造28に進むにつれて、気泡が構造28の前の領域90にトラップされる恐れがある。さらに、前縁91が構造28に進み、ランドエリア23を埋め始めると、気泡が構造28背後の領域92でトラップされる恐れもある。
本発明のコーティングプロセスは、コーティング操作中のこの気泡の形成を減じるために成形された構造を有する剥離ライナを用いる。コーティング中、フィーチャーの周囲の領域にトラップされる空気が少ないため、これらの剥離ライナは、従来の構造化剥離ライナよりも高速でコートされる。本発明のコーティングプロセスに用いられる剥離ライナは、最終グラフィックフィルム製品の適用、ボンディングおよび目視上の特性を大幅に損なうことなく、気泡の形成を減じるために設計された形状寸法を有している。
図5を参照すると、本発明のコーティングプロセスに用いられる代表的な剥離ライナ126が示されており、これは突条状構造128のパターンを有している。ライナ126の構造128は、国際公開WO98/29516号および米国特許第5,650,215号に記載されたようにして作製される。トポグラフィーは、鋳造、コーティングまたは圧縮のような接触技術によりライナ126に作製することができる。トポグラフィーは、(1)エンボス加工パターンを有するツールを用いた鋳造、(2)エンボス加工パターンを有するツールへのライナのコーティング、または(3)ライナをニップロールに通過させて、エンボス加工パターンを有するツールに対してライナを圧縮することのうち少なくとも一つにより作製される。剥離ライナ126にエンボス加工パターンを作製するのに用いるツールのトポグラフィーは、例えば、化学エッチング、機械エッチング、レーザーアブレーション、フォトリソグラフィ、ステレオリソグラフィ、微小機械加工、ローレット切り、切断またはスコーリングのような公知の技術を用いて作製される。
ライナ126は、上述した通りエンボス加工可能な当業者に知られた剥離ライナまたは転写ライナであればよい。ライナ126はまた、感圧接着剤と密着させて配置した後、接着層を損傷することなく除去可能でもなければならない。ライナとしては、Minnesota Mining & Manufacturing Company(3M)、St.Paul,MN、Rexam Corporation、Iowa City,IAまたはDaubert Coated Products、Westchester,IL製の材料が挙げられるがこれらに限られるものではない。ライナ126は、一般的に、シリコーン剥離コーティングを備えたポリマーコート紙、シリコーン剥離コーティングを備えたポリエチレンコートポリエチレンテレフタレート(PET)またはシリコーン剥離コーティングを備えた鋳造ポリプロピレンフィルムである。ライナ126はまた、例えば、3MよりControltacという商品名で入手可能な製品にあるような、接着物品の配置性を向上するのに設計された構造も含んでいてよい。
本発明のライナ126は、接着剤と接触するのに好適な露出表面に構造化パターンを含む。このパターンには、突出構造の構成が含まれており、少なくとも二次元構造が好ましくは微視的、すなわち、構造の局所および/または断面図が好ましくは微視的である。本明細書において用いる微視的という用語は、顕微鏡の補助なしに人間の目で解像できない寸法のことを指す。構造は構造のランダム配列または規則パターンのいずれかで存在させてもよい。選択したパターンは、直線パターン、極パターンおよびその他通常の矩形パターンを含むことができる。
ライナ126の構造は好ましくは実質的に連続している。本出願において用いる実質的に連続しているという用語は、接着剤付き構造中の剥離ライナに適用される接着層中に実質的に中断されていない網のチャネルを作製する構造のパターンのことを意味する。構造の連続パターンは、ライナの周辺部で終わっているか、またはライナの周囲部分で終わるその他の構造と連通している。連続構造は好ましくは実質的には直線で、重なっていても重なっていなくてもよい。ライナ126の構造はまた好ましくは実質的に規則的である。規則的という用語は、ライナの表面の少なくとも一部、好ましくはライナの全表面を覆う規則的な繰り返しパターンを有する構造のパターンを意味する。
好ましい実施形態において、規則的で連続した構造は、剥離ライナ126の表面の平面から上方に伸張した実質的にライナ突条128である。突条128は重なっていても重なっていなくてもよい。国際公開WO98/295,116号に記載した通り、突条128は以下の設計要件に従ったサイズとしなければならない。第1に、好ましくは、突条は物品の周囲に流体が流れ出るよう十分に大きいが、物品の下に望ましくない流体が流れるほど大きくしてはならない。第2に、突条128はまた、フィルム112の露出表面の外観を損なうほど大きくしてはならない。フィルム112に画像形成する場合はとりわけである。第3に、突条128は物品の接着ボンディング性能を損なうほど大きくしてはならない。ある好ましい実施形態において、突条128はクロスハッチパターンで互いに重なっており、クロスハッチパターンはライナ126の端部に対して約45°の角度をなしている。剥離ライナ126を接着層から除去し、物品110を基材に適用するとき、剥離ライナの突条により作製された接着層中のチャネルによって、接着剤と基材の間の界面で流体がトラップされて、物品の周囲へ逃がし、周囲雰囲気へ排気する。
突条128の断面形状は、それらを作製するのに用いる処理法によって大きく異なるが、交差方向から見たときに夫々V形または梯形断面を有しているのが好ましい。突条の寸法の限界はアスペクト比により説明することができる。アスペクト比は、(1)ライナ126の平面および(2)突条128の縦方向に対して垂直な断面図において、ライナの平面に対して水平な突条の最大微視的寸法(図6のW1を参照のこと)対ライナの平面に垂直な突条チャネルの最大微視的寸法(図6のW2を参照のこと)の比率と定義される。上記に概要を記した突条の特定の種類および突条設計条件に応じて、アスペクト比の限界は好ましくは約0.1〜約100、より好ましくは約1〜約10である。
本発明のコーティングプロセスで用いる剥離ライナにおいて、構造は、コーティングプロセス中の気泡の形成を減じ、コーティング速度を高めるような特定の形状およびサイズを有している。図6に、これらの特性を与える本発明のライナ126の表面の構造の寸法および特徴を示す。
図6を参照すると、ライナ126は、複数の突条128を形成する構造を有している。突条128間のピッチPは約125μm〜約2500μm、好ましくは約150μm〜約1300μmであり、好ましくは約170μmを超える、より好ましくは約250μmを超える。各突条128のライナ126の平面からの高さhは約3μm〜約45μm、好ましくは約10μm〜約30μmである。突条128W1の基部の幅は約200μm未満である。突条128の上部152を越える距離は約0μm〜約200μmである。突条128は、ライナ126の表面の平面に対して角度αをなす少なくとも1つの側壁132を含む。角度αは、ライナ126の表面の平面に対して測定したとき0°より大きく90°未満の角度から選んでよい。これは、選択したレオロジーのコーティング溶液について空気のトラップおよび気泡の形成を減じるのに必要である。角度αは、好ましくは約60°未満、より好ましくは約20°〜約60°、最も好ましくは約30°〜約50°である。この形状は、コーティング操作中、コーティングがライナ126を越えて動くに際してトラップされる空気を減じる。
いかなるコーティング溶液でも剥離ライナ126上にコートしてよい。本発明のコーティングプロセスに用いるコーティング溶液は好ましくは接着剤を含み、感圧接着剤の溶液が特に好ましい。感圧接着剤の部類としては、アクリル、粘着性ゴム、粘着性合成ゴム、エチレン酢酸ビニル、シリコーン等が挙げられる。好適なアクリル接着剤は、例えば、米国特許第3,239,478号、第3,935,338号、第5,169,727号、RE24,906号、第4,952,650号および第4,181,752号に開示されている。好適な部類の感圧接着剤は、少なくとも1種類のアルキルアクリレートと、少なくとも1種類の強化コモノマーの反応生成物である。好適なアルキルアクリレートは、約マイナス10℃未満のホモポリマーガラス転移温度を有するようなものであり、例えば、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、イソオクチルアクリレート、イソノニルアクリレート、オクタデシルアクリレート等が挙げられる。好適な強化モノマーとしては、例えば、アクリル酸、イタコン酸、イソボルニルアクリレート、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルピロリドン等が挙げられる。
本発明のプロセスに用いられる接着剤は、溶剤または水に分散して、選択されたレオロジーのコーティング溶液を与えるポリマーであるのが一般的である。溶液のレオロジーはまた、当業者に公知の様々な添加剤を用いて調整してもよい。コーティング溶液は、一般的に、図4に示すように剥離ライナ上にバーまたはナイフコートされた後、乾燥され、任意で架橋される。溶剤含有または水含有感圧接着剤組成物をコーティング溶液として用いる場合には、接着層は乾燥工程を経て、全てまたは大半のキャリア液体を除去してもよい。追加のコーティング工程が平滑な表面を得るために必要である。接着剤はまた、剥離ライナ上にホットメルトコートされていてもよい。さらに、モノマー予備接着剤組成物をライナにコートして、熱、UV放射線、e−ビーム放射線等のようなエネルギー源で重合することができる。
実施例
ライナおよび接着剤試料を、JENA JENAVERT(Jena、ドイツ)入射光顕微鏡またはBausch and Lomb立体顕微鏡(Bausch&Lomb、Rochester、NY)による光学顕微鏡、またはWYKO RST表面型彫機(WYKO Corp.,Tucson、AZ)を用いたインターフェロメトリー顕微鏡を用いて評価した。
試験:
泡係数試験:ライナにコートされ乾燥された接着層を、3.8mm×3.8mm平方の切抜き領域を有するテンプレートを通して低倍率で可視光顕微鏡で見る。泡の数を数え、サイズを評価する。少なくとも3箇所の代表的な領域において試験を繰り返し、泡の平均数を計算する。この試験はまた、フィルムを接着層にラミネーションし、ライナを除去した後でも行うことができる。
グラフィック対基材剥離接着力試験:グラフィック対基材の接着力試験は、ASTM法D3330(1992)および感圧接着テープ委員会法PSTC−1(1989)の変形である。苛性エッチングおよび酸脱スマットアルミニウム試験パネル(6061 T6、Q−Panel Co.,Phenix、Arizona)および塗装アルミニウム試験パネル(Fruehauf、Indianapolis、IN)をE.I.DuPont de Nemours(Wilmington、DE)よりPrepSolという商品名で入手可能な溶剤で清浄にし乾燥させた。感圧接着剤試料およびライナのフィルム試料を幅2.54cm片に切断する。剥離ライナを除去し、片をPA−1ハンドアプリケータ(Minnesota Mining and Manufacturing Company(3M)St.Paul、MN)を約2.5センチメートル/秒の速度で、あるいはVanquisherロールラミネータ(Stoughton Machine and Manufacturing Col,Inc.,Stoughton、Wisconsin)を40psiのゲージ圧および約2.5cm/秒の速度で用いてパネルに適用する。3MよりScotchcalシリーズ3650接着剤フィルムという商品名で3Mより入手可能な幅2.54センチメートルのフィルムの裏材片上に各試料片のレジストレーションでラミネートする。裏材フィルムは、試料フィルムおよび感圧接着剤が剥離バック試験中に過剰に伸張するのを防ぐ。22℃および相対湿度50%の一定温度および湿度の部屋で24時間後、または66℃で7日後に一定温度および湿度の部屋で24時間平衡させた後、剥離接着力を180°剥離バックとしてクロスヘッド速度30.5センチメートル/1分でロイド500引張り試験機(ロイドインスツルメンツ、イギリス、Segensworth Fareham)を用いて測定する。試料は処理しても未処理でもよい。処理済みフィルム試料に印刷インクおよび透明コーティングをコートする。
波形およびリベットのグラフィックのテンティングおよび重なり試験:直径12mm×高さ2.5mmの先丸リベットを4つ有する12インチ×4インチ(30.5cm×10cm)の波形Fruehauf塗装パネルに、2.5インチ×12インチ(6.4cm×30.5cm)の寸法を有する試験フィルムを適用する。フィルムをプラスチックスキージを用いて試験パネルに適用し、フィルムが波形に沿って、完全に4つのリベットヘッドをカバーするようにする。同じフィルムの1インチ×12インチ(2.5cm×30.5cm)の第2の片を同じやり方で、適用されたフィルムの第1の層の一端に適用し、幅約0.5インチ(1.3cm)の第2の片が第1のフィルムを覆って接合し、幅約0.5インチ(1.3cm)の第2の片がパネルのみに接合するようにする。リベットヘッド周りの周囲の領域を電熱ガンで加熱し、溶融することなくフィルムを軟化する。リベットブラシを用いて、フィルムのリベットヘッドの周りをブラシで擦り、フィルムが変形し、フィルム、リベットおよび周囲領域間に密でコンフォーマルなボンドを得る。谷にはフィルムのブリッジング(テンティング)は観察されない。試験パネルを24時間72°F(22℃)/相対湿度50%で静置する。24時間後、谷における隆起、リベットヘッド周りのテンティングおよび重なり片が自身に剥がれ戻る傾向を評価する。試験パネルを150°F(66℃)のオーブンに7日間入れ、再評価する。
インデントパネル試験:円形インデントを、先端直径2.5cmの半球ドロップハンマを用いて、厚さ0.7mmのアルミニウム試験パネルに作製する。インデントはパネルの平面で直径約2.8cmであり、深さは約0.6cmであった。試験する7.5cm×7.5cmの試験試料をインデントを覆うように中央に配置し、平らにして、パネルに適用し、インデントを覆うように張り付けた。保護スリーブ(SA−1、3Mより入手可能)を備えたPA−1ハンドアプリケータを用いて、約1kgの重りを用いて試料をパネルに押し付けた。次に、フィルムを親指で凹部インデントに押し付けた。少なくとも3kgの重りを適用した。インデントに沿って、凹部パネルインデントと均一に接触する試料の能力を次のようにして格付けした。
0:試料はトラップされた空気に対してほとんどインデントに沿っていない。
1:試料は約50%の範囲でインデントに押し付けられる。
2:試料は小さな気泡を残してインデントの大半に沿うように押し付けられる。
3:試料は、徐々に(5秒以上かかる)そして完全にインデントに沿うように押し付けられる。
4:試料は、即時に(5秒未満で)そして完全にインデントに沿うように押し付けられる。
リベットパネル試験:試験試料を、リベット中心から試料の3.8cmの端で始めて、直径12mm×高さ2.5mmの先丸リベットを覆うように手で、リベットを備えたFruehaufフラットパネルに押し付けた。試料を両親指を使って、親指の圧力(親指1本について約750g)により周囲で円形に動かして押し付け、フィルム下の大きな空気ポケットをトラップした。フィルムを空気ポケットの端部でリベットに向かって押し付け、親指がリベットの逆側にあるようにし、減少半径で交互の方向に半円で動かし、親指がポケットの境界に沿うようにした(親指1本について約750g)。フィルムが破けないよう力は制限した。この手順によって、大きな空気ポケットが試料下に形成され、感圧接着剤の剥がれにより、フィルム下で試料端へと押されるのを防ぐ。空気ポケットがなくなり、フィルムに2mm以内で沿うのに必要な時間を求めた。大きな空気ポケットがフィルム動作5分後に残っている場合には、空気ポケットの直径を求めた。空気消散が最良の試料は、フィルムがリベットまで沿うのに必要なのは約30〜60秒未満であった。最低の試料は動作適用5分後、約35mm(以上)の空気ポケットをトラップしていた。
リベット/波形パネル試験:直径12mm×高さ2.5mmの先丸リベット4個を有する10cm×30.5cmの塗装アルミニウムFuehauf波形パネルに手で試料を適用した。試料はパネルの大部分を覆うのに十分な大きさであった。空気のトラップを防ぐために、試料を谷に押し付け、リベットに沿わせるやり易さの程度を評価した。
実施例1〜4および参考例1〜8
剥離ライナにマイクロエンボス加工して、前側表面に突出する突条のパターンを形成した。ライナは約125c cm紙芯、裏側がマット仕上げの約25c cmポリエチレン、前側が光沢仕上げの25c cmポリエチレン、光沢ポリエチレン側に市販のシリコーンコーティングを有していた。パターンの各組は、銅版刷エンボス加工ツールを用いて、熱および圧力をかけて形成された。各銅版刷パターンは、2組の交差する平行溝の配列であり、ツールの軸から45度で配向した正方形格子配列を形成している。マイクロエンボス加工突条のない比較試料もまた評価した。平均寸法を以下の表1に示す。断面の顕微鏡検査により側壁傾きを求めた。
Figure 0005236854
粘度が2700〜3700cpの有機溶媒アクリル接着剤コーティング溶液(米国特許第5,296,277号の接着剤溶液1に記載され、Arizona Chemical Co.よりNirez2019という商品名で入手可能な樹脂18.5phrで変性したもの)を100フィート/分の速度でノッチバーコーターを用いてライナに適用し、オーブンで乾燥した。ノッチバーギャップは0.9〜1.3ミルの厚さの乾燥PSA層を与えるように設定した。これらの試料の露出した接着剤側を室温で、3MよりControltacプラスグラフィックマーキングフィルムシリーズ180という商品名で入手可能なフィルムに用いられているのと同一の、厚さ46ミクロンの可塑化可撓性コンフォーマルビニル(PVC)フィルムにラミネートした。各試料の接着層を、泡係数試験により評価し、各シリーズについて平均数を計算した。泡のサイズには、極小(約25μm)から、より一般的には直径約50μm〜100μmまである。大きな泡は直径150〜300μmまである。
果によれば、同じコーティング条件下で、側壁傾斜が少ない方が良好な接着剤レプリカである(泡が少なく小さい)。20lpiの材料については、傾斜が90度から60、45および30度に減少するにつれてコーティングが改善され、泡が少なく小さくなった。50lpiの材料については、30度の傾斜だと、54度の傾斜に比べてコーティングが改善した。より近接した間隔の形状寸法については、間隔が狭くなるにつれてコーティングレプリカは悪化した。しかしながら、30度の側壁の傾斜の試料は明らかに、コーティング品質が改善する傾向を示した。
ライナを除去したところ、比較的平らな接着剤ランドと連続したマイクロチャネルの実質的に逆のトポグラフィーを有する接着層が露出した。マイクロチャネルはライナ突条と実質的に同じ形状を有していた。接着剤付きフィルムの抽気適用性能(インデントパネル試験およびリベットパネル試験)および適用性能のし易さ(リベット/波形パネル試験)について評価した。接着力および保持性能は、グラフィック対基板剥離接着力試験および波形およびリベットのグラフィックのテンティングおよび重なり試験を用いて評価した。その結果によれば、本発明のライナから作製された試料については優れた適用、抽気および接着力性能特性が示され、参考例2のライナから作製された試料に匹敵、あるいはそれよりも良好であった。参考例1のライナからの試料は抽気特性が示されなかった。
構造について、コーティング泡が外観に与える影響を評価した。20lpi、30度の側壁傾斜試料(実施例2)は、20lpiの90度側壁傾斜試料(参考例2)よりも欠陥が少なかった。50lpi、30度の側壁傾斜試料(実施例3)は、より平滑な外観で、より粗い外観の50lpiの54度側壁傾斜試料(参考例4)に比べて目視上許容されるものであった。
参考例9および10:1インチ格子パターン当たり20ラインと、90度(参考例2)および30度(実施例2)の側壁角度を有する2つのライナに接着剤溶液をコートした。90度の突条側壁傾斜の付いたライナの場合、コーティング泡を制御するためにコーティング速度を90fpmに制限する必要があった。30度の傾斜の突条側壁傾斜の付いたライナに130fpmの速度でコートしたところ、少ないコーティング泡を与えた。
実施例5〜7および参考例11〜13:接着剤処方を、140部のUCARラテックス9168(Union Carbide Corporation、Danbury、CTより入手可能)、3.5部のArysol ASE−60(Rohm and Haas Co.、Philadelphia、PAより入手可能)、2部の7%水酸化アンモニウム水溶液、36.5部の脱イオン水、7.5部のn−オクタノール(Eastman Chemical Co.、Kingsport、TN)および0.10部のCE−N 2黒色顔料分散液(Ciba−Geigy、Hawthorne、NYより入手可能)から作製した。実施例1〜3および参考例2〜4と同様にしてライナ試料に、5ミル(0.013cm)のギャップおよび1分当たり60フィート(1.83m)の公称コーティング速度でノッチバーコーターを用いて接着剤でコートした。試料を約10分間66℃でオーブン乾燥した。PSA層を泡係数試験により評価した。少なくとも4回の判定から泡の平均数を表3に示してある。
Figure 0005236854
本発明の多くの実施形態について説明してきた。しかしながら、本発明の技術思想および範囲から逸脱することなく様々な変更が行えるものと考えられる。従って、これ以外の実施形態が請求項の範囲に含まれる。
接着剤付きグラフィック物品の断面図である。 構造化表面を接着層に形成するのに好適な剥離ライナの透視図である。 構造化表面を備えた剥離ライナ上の接着剤付き物品の製造に用いるコーティング装置の概略透視図である。 構造化表面を有する剥離ライナをコーティングするプロセスの概略断面図である。 本発明のコーティングプロセスに好適な剥離ライナの透視図である。 本発明のプロセスに用いるのに好適な剥離ライナの表面構成を示す断面図である。

Claims (3)

  1. 表面に接着剤を適用することを含むコーティング方法において、
    前記表面に構造群が配置され、該構造群が、約250μm〜約1300μmのピッチで該表面の平面から上方に延びて該表面に実質的に連続するパターンを形成するとともに、選択されたレオロジーのコーティング溶液に対する気泡の形成を減じるために選択された角度であって、約30°〜約50°の角度を、該表面の該平面に対して成す、少なくとも1つの側壁を有すること、
    を特徴とするコーティング方法。
  2. 前記構造群が、実質的に連続する実質的に規則的なパターンを前記表面に形成する複数の突状である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の突状が、実質的平坦な上面を備えた実質的台形の断面形状を有する、請求項2に記載の方法。
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