JP5235175B2 - 通信装置および通信装置における情報処理方法 - Google Patents

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本発明は、通信装置および通信装置における情報処理方法に関する。
近年、通信機能を備えたパーソナルコンピュータを利用する利用者の増加が著しく、ブロードバンド回線数も増加の一途を辿っている。また、通信機器は、このようなパーソナルコンピュータに限らず、例えば、ゲーム機器なども通信機能を有している。
こうして通信機器が多様化する中にあって、その設定や不具合に関する問い合わせが急増している。また、問い合わせを受けるメーカやサービスプロバイダやコンテンツプロバイダにあっては、サポートセンタの対応時間も急増している。
今後は、情報家電と称される通信機器を利用したサービスの普及に伴い、かかる問題の拡大が懸念されている。
ところで、通信機器の中には、その通信機器に関する機器情報を含むパケット(機器情報通知パケットという)を送信できるものがある。
例えば、ホームゲートウェイなどの通信装置がこの機器情報通知パケットを受信し、機器情報を記憶しておけば、サポートセンタなどから機器情報を通信により取り出せ、問い合わせに回答しやすくなる。
しかしながら、機器情報通知パケットを送信できない通信機器もあり、その通信機器については、ユーザから口頭で設定や不具合の内容などを聞かざるを得ない。
したがって、通信機器が機器情報通知パケットを送信できるか否かに関係なく、ホームゲートウェイなどの通信装置が、情報家電やパーソナルコンピュータなどの通信機器に関する機器情報を取得して記憶できるようにしておくのが好ましい。
UPnP Device Architecture 1.0、[online]、[平成21年7月21日検索]、インターネット<URL:http://www.upnp.org/specs/arch/UPnP-arch-DeviceArchitecture-v1.0.pdf> Link Layer Topology Discovery Protocol Specification、[online]、[平成21年7月21日検索]、インターネット<URL:http://download.microsoft.com/download/a/f/7/af7777e5-7dcd-4800-8a0a-b18336565f5b/LLTD-spec.doc> TR-069 CPE WAN Management Protocol v1.1、[online]、[平成21年7月21日検索]、インターネット<URL:http://www.broadband-forum.org/technical/download/TR-069Amendment1.pdf>
本発明は、上記に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、通信装置に接続された通信機器に関する機器情報を通信装置に記憶させる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、第1の本発明に係る通信装置は、前記通信装置に接続されうる通信機器に関する機器情報と該通信機器からのパケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報とを含む第1機器情報レコードが予め蓄積される第1機器情報データベースと、前記通信装置に接続された通信機器に関する機器情報を含む第2機器情報レコードが記憶される第2機器情報データベースと、前記通信装置に接続された通信機器からのパケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報を含む第1機器情報レコードを前記第1機器情報データベースから検索する検索手段と、前記検索された第1機器情報レコードから機器情報を読み出し、当該機器情報を含む第2機器情報レコードを前記第2機器情報データベースに記憶させる格納手段とを備えることを特徴とする。
第2の本発明に係る通信装置は、前記通信装置に接続されうる通信機器からのパケット内の当該通信機器のアドレスと、当該パケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報と、当該通信機器に関する機器情報と、当該機器情報が不完全なら第1の値に、完全なら第2の値に設定されるフラグ、と含む第1機器情報レコードが予め蓄積される第1機器情報データベースと、前記通信装置に接続された通信機器からのパケット内の当該通信機器のアドレスを含み、更に、当該通信機器に関する不完全な機器情報が含まれるまたは機器情報が含まれないなら第1の値に、完全な当該機器情報が含まれるなら第2の値に設定されるフラグ、を含む第2機器情報レコードが記憶される第2機器情報データベースと、前記通信装置に接続された通信機器からのパケット内の当該通信機器のアドレスを含む第2機器情報レコードを前記第2機器情報データベースから検索し、当該第2機器情報レコードが前記第1の値に設定されたフラグを含むなら、当該パケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報を含む第1機器情報レコードを前記第1機器情報データベースから検索する検索手段と、前記検索された第2機器情報レコードのフラグを前記検索された第1機器情報レコードのフラグに置き換え、当該第2機器情報レコードが機器情報を含むなら、当該機器情報を当該第1機器情報レコードの機器情報に置き換え、当該第2機器情報レコードが機器情報を含まないなら、当該第2機器情報レコードに当該第1機器情報レコード内の機器情報を含ませる格納手段とを備えることを特徴とする。
例えば、前記第1機器情報データベースにおける第1機器情報レコード内のキー情報は、当該第1機器情報レコードに該当する通信機器からのパケット内に予め定めたポート番号とともに含まれるキー情報であり、前記検索手段は、前記通信装置に接続された通信機器からのパケット内に前記ポート番号が含まれるなら検索を行うことを特徴とする。
例えば、前記格納手段は、前記第1機器情報データベースに該当の第1機器情報レコードがなかったなら、前記検索された第2機器情報レコードに、通信機器からのパケット内の情報を含ませることを特徴とする。
第3の本発明に係る通信装置における情報処理方法において、前記通信装置は、前記通信装置に接続されうる通信機器に関する機器情報と該通信機器からのパケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報とを含む第1機器情報レコードが予め蓄積される第1機器情報データベースと、前記通信装置に接続された通信機器に関する機器情報を含む第2機器情報レコードが記憶される第2機器情報データベースとを備え、前記情報処理方法は、前記通信装置の検索手段が、前記通信装置に接続された通信機器からのパケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報を含む第1機器情報レコードを前記第1機器情報データベースから検索し、前記通信装置の格納手段が、前記検索された第1機器情報レコードから機器情報を読み出し、当該機器情報を含む第2機器情報レコードを前記第2機器情報データベースに記憶させることを特徴とする。
第4の本発明に係る通信装置における情報処理方法において、前記通信装置は、前記通信装置に接続されうる通信機器からのパケット内の当該通信機器のアドレスと、当該パケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報と、当該通信機器に関する機器情報と、当該機器情報が不完全なら第1の値に、完全なら第2の値に設定されるフラグ、と含む第1機器情報レコードが予め蓄積される第1機器情報データベースと、前記通信装置に接続された通信機器からのパケット内の当該通信機器のアドレスを含み、更に、当該通信機器に関する不完全な機器情報が含まれるまたは機器情報が含まれないなら第1の値に、完全な当該機器情報が含まれるなら第2の値に設定されるフラグ、を含む第2機器情報レコードが記憶される第2機器情報データベースとを備え、前記情報処理方法は、前記通信装置の検索手段が、前記通信装置に接続された通信機器からのパケット内の当該通信機器のアドレスを含む第2機器情報レコードを前記第2機器情報データベースから検索し、当該第2機器情報レコードが前記第1の値に設定されたフラグを含むなら、当該パケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報を含む第1機器情報レコードを前記第1機器情報データベースから検索し、前記通信装置の格納手段が、前記検索された第2機器情報レコードのフラグを前記検索された第1機器情報レコードのフラグに置き換え、当該第2機器情報レコードが機器情報を含むなら、当該機器情報を当該第1機器情報レコードの機器情報に置き換え、当該第2機器情報レコードが機器情報を含まないなら、当該第2機器情報レコードに当該第1機器情報レコード内の機器情報を含ませることを特徴とする。
例えば、前記第1機器情報データベースにおける第1機器情報レコード内のキー情報は、当該第1機器情報レコードに該当する通信機器からのパケット内に予め定めたポート番号とともに含まれるキー情報であり、前記検索手段は、前記通信装置に接続された通信機器からのパケット内に前記ポート番号が含まれるなら検索を行う。
例えば、前記格納手段は、前記第1機器情報データベースに該当の第1機器情報レコードがなかったなら、前記検索された第2機器情報レコードに、通信機器からのパケット内の情報を含ませることを特徴とする。
本発明によれば、通信装置に接続された通信機器が機器情報通知パケットを送信できるか否かに関係なく、通信機器に関する機器情報を通信装置に記憶させることができ、その機器情報から、通信機器の種別などを把握できる。
図1は、本実施の形態に係る通信装置を含む通信システムの構成を示す図である。 図2は、パケットの構成を示す図である。 図3は、機器情報データベース18の内容例を示す図である。 図4は、機器情報データベース14の内容例を示す図である。 図5は、通信装置1の動作を示す第1のフローチャートである。 図6は、通信装置1の動作を示す第2のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係る通信装置を含む通信システムの構成を示す図である。
通信装置1には、例えば、ローカルエリアネットワークLを介して、複数の通信機器2が接続されている。ここでは、通信装置1は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を備えたルータであることとする。通信装置1は、ホームゲートウェイなどと称される。
通信装置1は、例えば、インターネットなどのワイドエリアネットワーク(図示せず)を介して、通信装置1から機器情報を取得する保守サーバ3に接続される。
通信装置1は、例えば、ワイドエリアネットワークを介して、ウェブサーバ4に接続される。
通信機器2は、例えば、ウェブサーバ4から送信されたページを表示可能なパーソナルコンピュータ、通信装置1にワイドエリアネットワークを介して接続された他の機器と通信で遊ぶことのできるゲーム機器、通信装置1にワイドエリアネットワークを介して接続された映像サーバから送信される映像を表示可能な表示装置、不審者の侵入を検知したら信号を通信装置1に送信するセンサ、設置された場所の映像を通信装置1に送信するカメラなどであるが、どのような通信機器2が接続されているか、およびその設定内容なども明らかでなく、以下、それを明らかにするための通信装置1の構成および動作を説明していく。
通信装置1は、通信機器2などからパケットを受信するパケット受信部11、通信機器2などにパケットを送信するパケット送信部12、パケットの監視などを行うパケット監視部13、通信装置1に接続された通信機器2に関する機器情報データベース14、パケットを処理するパケット処理部15、パケットから情報を抽出するパケット内部情報抽出部16、パケットの解析などを行う解析エンジン17、通信装置1に接続されうる通信機器2に関する機器情報データベース18を備える。なお、機器情報データベース18は、通信装置1から通信によりアクセス可能な別の装置に設けてもよい。
各通信機器2は、通信装置1などにパケットを送信するパケット送信部21、通信装置1などからパケットを受信するパケット受信部22、パケットを処理するパケット処理部23を備える。
図2は、通信機器2と通信装置1で送受信されるパケットの構成を示す図である。
パケットは、パケットの宛先のMACアドレスである宛先MACアドレス、パケットの送信元のMACアドレスである送信元MACアドレス、パケットの送信元のIPアドレスである送信元IPアドレス、パケットの宛先のIPアドレスである宛先IPアドレス、パケットのプロトコルのタイプを示すプロトコルタイプ、パケットの送信先のポート番号である送信先ポート番号、パケットの内容であるデータを含む。
図3は、機器情報データベース18の内容例を示す図である。
機器情報データベース18には、複数の機器情報レコード(機器情報レコードAという)が予め記憶される。
各機器情報レコードAは、通信装置1に接続されうる通信機器2に関する機器情報A1を含んでいる。
機器情報A1は、例えば、通信機器2を製造したメーカを示す製造メーカ情報、通信機器2に関する問い合わせ先を示す問い合わせ先情報、通信機器2のブランド名、通信機器2の型番、通信機器2の生産地を示す生産地情報といった複数の情報の内の1つ以上を含んでいる。
機器情報A1には、不完全なものと完全なものとがある。完全な機器情報A1とは、通信機器2から送信されるパケットの内容に基づいて特定できる最多の情報を含む機器情報A1をいう。不完全な機器情報A1とは、完全な機器情報A1内の情報より少ない情報を含む機器情報A1をいう。
例えば、ある通信機器2から送信されるパケットの内容に基づいて特定できる最多の情報の数が10であった場合、その10の内の8の情報を含む機器情報A1は、不完全な機器情報である。
一方、ある通信機器2から送信されるパケットの内容に基づいて特定できる最多の情報の数が5であった場合、その5の情報を含む機器情報A1は、完全な機器情報である。
このように、機器情報A1が完全か不完全かは、機器情報A1内の情報数によらないのである。
機器情報データベース18には、同一の通信機器2に関し、不完全な機器情報A1を含む機器情報レコードAと完全な機器情報A1を含む機器情報レコードAとが混在することがある。
また、機器情報レコードAは、通信機器2のインタフェース部を製造したメーカを示す製造メーカコード(OUIコード)、通信機器2から送信されるパケットのデータに含まれる関連情報、機器情報A1が不完全なら値「N」に、完全なら値「Y」に設定されるフラグA2を含む。製造メーカコードは、通信機器2から送信されるパケット内の送信元MACアドレスに含まれるものである。関連情報は、通信機器2から送信される、送信先ポート番号である80番を含むパケット内のデータに含まれるものである。関連情報は、例えば、送信先ポート番号である80番を含むパケット内のデータに含まれる、HTTPヘッダ内のUser−Agent文字列やHOST文字列を含んでいる。
図4は、機器情報データベース14の内容例を示す図である。
機器情報データベース14には、通信装置1に接続された通信機器2ごとに、その通信機器2に関する機器情報レコード(機器情報レコードBという)が生成され記憶される。
機器情報レコードBは、通信機器2のMACアドレスおよびIPアドレスを含む。
また、機器情報レコードBは更新されて、通信機器2に関する機器情報A1またはC1を含むようになる。機器情報A1は前述の機器情報レコードAに含まれていたものである。機器情報C1は後述の機器情報通知パケットに含まれているものである。機器情報A1やC1により、通信装置1に接続された通信機器2が明らかになる。
また、機器情報レコードBは、機器情報レコードBに不完全な機器情報A1が含まれるまたは機器情報A1、C1のいずれもが含まれないなら値「N」に、完全な機器情報A1または機器情報C1が含まれるなら値「Y」に設定されるフラグB2を含む。
また、機器情報レコードBは更新されて、通信機器2から送信される、送信先ポート番号である80番を含むパケット内のデータに含まれる関連情報を含むようになることがある。
次に、通信システムの動作を説明する。
まず、パケット処理部15は、パケット送信部12に指示し、通信装置1が機器情報を含むパケットの送信を通信機器2に要求していること示すプロトコルタイプを含むパケット(機器情報要求パケットという)を生成させ、各通信機器2に送信させる。パケットの送信は、時間間隔を開けて、複数回行ってもよい。
例えば、ある通信機器2は、この通信機器2に関する機器情報C1を含むパケットを送信できるようになっており、機器情報要求パケットを受信し、プロトコルタイプから、機器情報を含むパケットの送信が要求されていることを認識し、機器情報C1を含むデータと、そのような機器情報C1を含むデータに応じたプロトコルタイプとを含む通信装置1宛のパケット(機器情報通知パケットという)を送信する。
また、ある通信機器2は、機器情報要求パケットを受信しなくても、機器情報通知パケットを送信できるようになっており、実際、そのように機器情報通知パケットを送信する。
機器情報通知パケットを送信できない通信機器2は、機器情報要求パケットのプロトコルタイプから、そのようなパケットの送信が要求されていることを認識できず、機器情報通知パケットを送信しない。
また、ある通信機器2は、IPアドレスがユーザにより設定されず、例えば、IPアドレスの払い出しを要求することを示すプロトコルタイプを含む通信装置1宛のパケットを送信する。このパケットの送信元IPアドレスとしては、IPアドレスとして不適切な数字列が意図的に設定される。
また、ある通信機器2は、IPアドレスがユーザにより設定され、よって、前述のようなパケットを送信しない。
また、通信機器2は、例えば、ワイドエリアネットワークに接続された他の通信機器宛のパケットを通信装置1に送信する。
また、通信機器2は、例えば、ウェブサーバ4宛のパケット、つまり、送信先ポート番号である80番を含むパケットを通信装置1に送信する。
次に、通信装置1の動作について説明する。
図5は、通信装置1の動作を示す第1のフローチャートである。
パケット監視部13は、いずれかの通信機器2のパケット送信部21から送信されたパケットをパケット受信部11が受信して、そのパケットがパケット監視部13に転送されたなら、パケットをパケット処理部15に転送する。パケット処理部15は、パケットをパケット内部情報抽出部16に転送し、パケット内部情報抽出部16は、パケットから送信元IPアドレスを抽出し、その送信元IPアドレスをパケット処理部15に送信し、パケット処理部15は、送信元IPアドレスをパケット監視部13に送信する。パケット監視部13は、送信元IPアドレスを含む機器情報レコードBを機器情報データベース14から検索する(S1)。
パケット監視部13は、該当の機器情報レコードBの有無をパケット処理部15に通知する。
パケット処理部15は、該当の機器情報レコードBがないなら(S1:N)、パケット内部情報抽出部16を介して、パケット内のプロトコルタイプを取得し、プロトコルタイプがIPアドレスの払い出しを要求するものか否かを判定する(S3)。
パケット処理部15は、プロトコルタイプがIPアドレスの払い出しを要求するものなら(S3:Y)、IPアドレスの払い出す(S5)。
また、パケット処理部15は、パケット内部情報抽出部16を介して、パケット内の送信元MACアドレスを取得し、このMACアドレスと払い出したIPアドレス、ならびに、値「N」に設定されたフラグA2を含む機器情報レコードBを生成し、機器情報データベース14に記憶させる(S7)。
また、パケット処理部15は、払い出したIPアドレスをパケット送信部12に与え、パケット送信部12は、IPアドレスを含むパケットを通信機器2に送信し(S9)、これにて、受信したパケットに関する処理が終わる。
なお、通信機器2のパケット受信部22は、パケットを受信し、パケット処理部23に転送する。パケット処理部23は、パケットのIPアドレスが、パケット送信部21から送信されるパケットの送信元IPアドレスとなるように、以降、処理を行う。
一方、パケット処理部15は、プロトコルタイプがIPアドレスの払い出しを要求するものでないなら(S3:N)、パケット内部情報抽出部16を介して、パケット内の送信元MACアドレス、送信元IPアドレスを取得する(S11)。
パケット処理部15は、これらのアドレス、ならびに、値「N」に設定されたフラグA2を含む機器情報レコードBを生成し、機器情報データベース14に記憶させる(S13)。
また、パケット処理部15は、パケットをパケット送信部12に与え、パケット送信部12は、パケットを宛先IPアドレスにしたがって、例えば、ワイドエリアネットワークに送信(ルーチング)し(S15)、これにて、受信したパケットに関する処理が終わる。このパケットは、例えば、宛先IPアドレスにしたがって、相手の通信機器に送信される。
一方、パケット処理部15は、送信元IPアドレスを含む機器情報レコードBがあるなら(S1:Y)、その機器情報レコードBの更新などを行い(S2)、これにて、受信したパケットに関する処理が終わる。
図6は、通信装置1の動作を示す第2のフローチャートである。
ステップS2では、まず、パケット処理部15は、パケット監視部13に指示し、送信元IPアドレスを含む機器情報レコードB(以下、単に機器情報レコードBという)からフラグB2を読み出させ、これを取得する。
パケット処理部15は、フラグB2が値「N」か値「Y」かを判定する(S21)。
パケット処理部15は、フラグB2が値「N」なら(S21:N)、パケット内部情報抽出部16を介して、パケット内のプロトコルタイプ、データを取得し、これらに基づいて、パケットが機器情報通知パケットであるか否かを判定する(S23)。
パケット処理部15は、パケットが機器情報通知パケットであるなら(S23:Y)、内部情報抽出部16を介して、パケット内のデータから機器情報C1を取得し、機器情報レコードBに記憶させる(S25)。
なお、この機器情報の構成は、通信機器2に搭載されたプロトコルによって異なる。また、機器情報の構成は、通信機器2に搭載されたプロトコルに関する設定によっても異なる。
例えば、UPnP(Universal Plug and Play)を搭載する通信機器2は、そのプロトコルにしたがって、シリアル番号(製造順通番)を含む機器情報通知パケットを送信できるが、シリアル番号を通知するようになっていない通信機器2は、そのような機器情報通知パケットを送信できない。また、UPnPを搭載する通信機器2であっても、製造メーカが、シリアル番号を設定していなければ、機器情報通知パケットにシリアル番号は含まれない。
続いて、パケット処理部15は、機器情報レコードBのフラグB2を値「Y」に更新し(S27)、これにて、受信したパケットに関する処理が終わる。
一方、パケット処理部15は、パケットが機器情報通知パケットでないなら(S23:N)、パケット内部情報抽出部16を介して、パケット内の送信先ポート番号を取得し、これが予め定められたポート番号である80番であるか否かを判定する(S31)。
パケット処理部15は、ポート番号が80番でないなら(S31:N)、パケット送信部12に指示して、パケットを宛先IPアドレスに応じた送信先に送信(ルーチング)させ(S33)、これにて、受信したパケットに関する処理が終わる。
パケット処理部15は、ポート番号が80番なら(S31:Y)、パケット内部情報抽出部16を介して、パケット内のデータに含まれる例えば、HTTPヘッダ内のHOST文字列と、パケット内の送信元MACアドレスに含まれる製造メーカコードとを取得し、これら(キー情報という)を解析エンジン17に送信し、検索を指示する。
解析エンジン17は、キー情報を含む機器情報レコードAを機器情報データベース18から検索し(S35)、機器情報レコードAの有無をパケット処理部15に通知する。
パケット処理部15は、キー情報を含む機器情報レコードAがあるなら(S35:Y)、解析エンジン17を介して、機器情報レコードA内の機器情報A1とフラグA2と関連情報を取得する。
次に、パケット処理部15は、機器情報レコードBが機器情報A1を含むなら、これを、取得した機器情報A1に置き換え、機器情報レコードBが機器情報A1を含まないなら、機器情報レコードBに、取得した機器情報A1を含ませる(S37)。
次に、パケット処理部15は、機器情報レコードBに、取得した関連情報を含ませる(S39)。
次に、パケット処理部15は、機器情報レコードBのフラグB2を、取得したフラグA2の値が値「N」であるか値「Y」であるかに拘わらず、当該フラグA2の値に置き換える(S41)。
フラグB2が、例えば値「Y」に置き換えられたということは、機器情報レコードBの機器情報A1は完全なものなので、これを別の機器情報で置き換える必要はない。
また、フラグB2が値「Y」に置き換えられたなら、次に、通信機器2からパケットが送信された際には、ステップS21でフラグB2が値「Y」であると必ず判定される(S21:Y)。パケット処理部15は、パケット送信部12を介して、パケットを宛先IPアドレスに応じた送信先に送信させ(S33)、これにて、受信したパケットに関する処理が終わる。
つまり、フラグB2が値「Y」に置き換えられたなら、実際においても、ステップS37で機器情報を置き換えることはないのである。
一方、フラグB2が、例えば値「N」に置き換えられたということは、機器情報レコードBの機器情報A1は不完全なものなので、これを完全な機器情報で置き換えるのが好ましい。
また、フラグB2が値「N」に置き換えられたなら、次に、通信機器2からパケットが送信された際には、ステップS21でフラグB2が値「N」であると必ず判定される(S21:N)。この次のパケットから取りだしたキー情報は、処理中のパケットから取りだしたキー情報ととは異なる場合があり、これにより、ステップS37で不完全な機器情報A1が完全な機器情報A1に置き換えられるかもしれないのである。
つまり、フラグB2が値「N」に置き換えられたなら、ステップS37で不完全な機器情報A1が完全な機器情報A1に置き換えられるようにしているのである。
さて、パケット処理部15は、キー情報を含む機器情報レコードAがないなら(S35:N)、パケット内部情報抽出部16を介して、パケット内の関連情報(例えば、パケット内のデータに含まれる、HTTPヘッダ内のUser−Agent文字列やHOST文字列)を取得し、これを機器情報レコードBに含ませる(S43)。
そして、パケット処理部15は、ステップS39、S41が終わったなら、パケット送信部12を介して、パケットを宛先IPアドレスに応じた送信先に送信させ(S33)、これにて、受信したパケットに関する処理が終わる。
以上のように、本実施の形態によれば、通信装置1に接続された通信機器2が機器情報通知パケットを送信できるか否かに関係なく、通信機器2に関する機器情報を通信装置1に記憶させることができ、その機器情報から、通信機器2の種別などを把握できる。
また、本実施の形態では、機器情報要求パケットを送信したが、これを送信しなくてもよく、こうすることで、通信機器2における機器情報要求パケットの内容解析が不要となり、通信機器2の負担を軽減できる。
また、フラグB2が値「N」なら(S21:N)、ステップS23以降の処理は行われないので、通信装置1の負担を軽減できる。
また、例えば、ある通信機器2が故障し、ユーザからサポートセンタに電話があった場合、サポートセンタなどから機器情報レコードB内の機器情報を通信により取り出せる。よって、通信装置1に接続された通信機器2が機器情報通知パケットを送信できるか否かに関係なく、通信機器2に関する問い合わせに回答しやすくなる。
すなわち、通信装置1は、通信装置1に接続されうる通信機器2に関する機器情報A1と該通信機器2からのパケット内のキー情報(上記例では、HOST文字列と製造メーカコード)とを含む機器情報レコードAが予め蓄積される機器情報データベース18と、通信装置1に接続された通信機器2に関する機器情報A1またはC1を含む機器情報レコードBが記憶される機器情報データベース14と、通信装置1に接続された通信機器2からのパケット内のキー情報(上記例では、HOST文字列と製造メーカコード)を含む機器情報レコードAを機器情報データベース18から検索する(S35)検索手段と、検索された機器情報レコードAから機器情報A1を読み出し、機器情報A1を含む機器情報レコードBを機器情報データベース14に記憶させる(S37)格納手段とを備えるので、通信装置1に接続された通信機器2が機器情報通知パケットを送信できるか否かに関係なく、通信機器2に関する機器情報を通信装置1に記憶させることができる。
また、通信装置1は、通信装置1に接続されうる通信機器2からのパケット内の当該通信機器のアドレス(上記例では、IPアドレス)と、当該パケット内のキー情報(上記例では、HOST文字列と製造メーカコード)と、当該通信機器2に関する機器情報A1と、当該機器情報A1が不完全なら第1の値「N」に、完全なら第2の値「Y」に設定されるフラグA2、と含む機器情報レコードが予め蓄積される機器情報データベース18と、通信装置1に接続された通信機器2からのパケット内の当該通信機器2のアドレス(上記例では、IPアドレス)を含み、更に、当該通信機器2に関する不完全な機器情報A1が含まれるまたは機器情報A1が含まれないなら第1の値「N」に、完全な当該機器情報が含まれるなら第2の値「Y」に設定されるフラグB2、を含む機器情報レコードBが記憶される機器情報データベース14と、通信装置1に接続された通信機器2からのパケット内の当該通信機器2のアドレス(上記例では、IPアドレス)を含む機器情報レコードBを機器情報データベース14から検索し(S1)、当該機器情報レコードBが第1の値「N」に設定されたフラグB2を含むなら(S21:N)、当該パケット内のキー情報(上記例では、HOST文字列と製造メーカコード)を含む機器情報レコードAを機器情報データベース18から検索する(S35)検索手段と、検索された機器情報レコードBのフラグを検索された機器情報レコードAのフラグに置き換え(S41)、当該機器情報レコードBが機器情報A1を含むなら、当該機器情報A1を当該機器情報レコードAの機器情報A1に置き換え、当該機器情報レコードBが機器情報A1を含まないなら、当該機器情報レコードBに当該機器情報レコードA内の機器情報A1を含ませる(S37)格納手段とを備えるので、通信装置1に接続された通信機器2が機器情報通知パケットを送信できるか否かに関係なく、通信機器2に関する完全または不完全な機器情報を通信装置1に記憶させ、それが不完全な機器情報である場合、その不完全な機器情報であっても、通信機器2に関する事項を少なからずしかも早期に把握することができ、また、後から、完全な機器情報を通信装置1に記憶させることができ、よって、後からは通信機器2に関する詳しい事項を把握することができ、一方、それが完全な機器情報である場合、ステップS23以降の処理は行われないので、通信装置1の負担を軽減できる。
また、機器情報データベース18における機器情報レコードA内のキー情報(上記例では、HOST文字列と製造メーカコード)は、当該機器情報レコードAに該当する通信機器2からのパケット内に予め定めたポート番号(上記例では80番)とともに含まれるキー情報であり、検索手段は、通信装置1に接続された通信機器2からのパケット内にポート番号が含まれるなら(S31:Y)検索を行う(S35)ので、通信装置1に接続された通信機器2が機器情報通知パケットを送信できるか否かに関係なく、通信機器2に関する機器情報を、このポート番号を含むパケットを受信した際に、通信装置1に記憶させることができる。なお、ポート番号は、80番に限られないのは勿論である。
また、前記格納手段は、機器情報データベース18に該当の機器情報レコードAがなかったなら(S35:N)、前記検索された機器情報レコードBに、送信されたパケット内の関連情報(上記例では、パケット内のデータに含まれる、HTTPヘッダ内のUser−Agent文字列やHOST文字列)を含ませる(S43)ので、通信装置1に接続された通信機器2が機器情報通知パケットを送信できるか否かに関係なく、通信装置1に接続された通信機器2に関する関連情報を通信装置1に記憶させることができ、関連情報から通信機器2に関する事項を少なからずしかも早期に把握することができる。
なお、通信装置1としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムは、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録したり、インターネットなどの通信網を介して伝送させて、広く流通させることができる。
1…通信装置
2…通信機器
3…保守サーバ
4…ウェブサーバ
11、23…パケット受信部
12、21…パケット送信部
13…パケット監視部
14、18…機器情報データベース
15、23…パケット処理部
16…パケット内部情報抽出部
17…解析エンジン

Claims (10)

  1. 通信装置であって、
    前記通信装置に接続されうる通信機器に関する機器情報と該通信機器からのパケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報とを含む第1機器情報レコードが予め蓄積される第1機器情報データベースと、
    前記通信装置に接続された通信機器に関する機器情報を含む第2機器情報レコードが記憶される第2機器情報データベースと、
    前記通信装置に接続された通信機器からのパケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報を含む第1機器情報レコードを前記第1機器情報データベースから検索する検索手段と、
    前記検索された第1機器情報レコードから機器情報を読み出し、当該機器情報を含む第2機器情報レコードを前記第2機器情報データベースに記憶させる格納手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 通信装置であって、
    前記通信装置に接続されうる通信機器からのパケット内の当該通信機器のアドレスと、当該パケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報と、当該通信機器に関する機器情報と、当該機器情報が不完全なら第1の値に、完全なら第2の値に設定されるフラグ、と含む第1機器情報レコードが予め蓄積される第1機器情報データベースと、
    前記通信装置に接続された通信機器からのパケット内の当該通信機器のアドレスを含み、更に、当該通信機器に関する不完全な機器情報が含まれるまたは機器情報が含まれないなら第1の値に、完全な当該機器情報が含まれるなら第2の値に設定されるフラグ、を含む第2機器情報レコードが記憶される第2機器情報データベースと、
    前記通信装置に接続された通信機器からのパケット内の当該通信機器のアドレスを含む第2機器情報レコードを前記第2機器情報データベースから検索し、当該第2機器情報レコードが前記第1の値に設定されたフラグを含むなら、当該パケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報を含む第1機器情報レコードを前記第1機器情報データベースから検索する検索手段と、
    前記検索された第2機器情報レコードのフラグを前記検索された第1機器情報レコードのフラグに置き換え、当該第2機器情報レコードが機器情報を含むなら、当該機器情報を当該第1機器情報レコードの機器情報に置き換え、当該第2機器情報レコードが機器情報を含まないなら、当該第2機器情報レコードに当該第1機器情報レコード内の機器情報を含ませる格納手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
  3. 前記第1機器情報データベースにおける第1機器情報レコード内のキー情報は、当該第1機器情報レコードに該当する通信機器からのパケット内に予め定めたポート番号とともに含まれるキー情報であり、
    前記検索手段は、前記通信装置に接続された通信機器からのパケット内に前記ポート番号が含まれるなら検索を行う
    ことを特徴とする請求項1または2記載の通信装置。
  4. 前記格納手段は、前記第1機器情報データベースに該当の第1機器情報レコードがなかったなら、前記検索された第2機器情報レコードに、通信機器からのパケット内の情報を含ませる
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の通信装置。
  5. 通信装置における情報処理方法であって、
    前記通信装置は、
    前記通信装置に接続されうる通信機器に関する機器情報と該通信機器からのパケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報とを含む第1機器情報レコードが予め蓄積される第1機器情報データベースと、
    前記通信装置に接続された通信機器に関する機器情報を含む第2機器情報レコードが記憶される第2機器情報データベースとを備え、
    前記情報処理方法は、
    前記通信装置の検索手段が、前記通信装置に接続された通信機器からのパケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報を含む第1機器情報レコードを前記第1機器情報データベースから検索し、
    前記通信装置の格納手段が、前記検索された第1機器情報レコードから機器情報を読み出し、当該機器情報を含む第2機器情報レコードを前記第2機器情報データベースに記憶させる
    ことを特徴とする通信装置における情報処理方法。
  6. 通信装置における情報処理方法であって、
    前記通信装置は、
    前記通信装置に接続されうる通信機器からのパケット内の当該通信機器のアドレスと、当該パケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報と、当該通信機器に関する機器情報と、当該機器情報が不完全なら第1の値に、完全なら第2の値に設定されるフラグ、と含む第1機器情報レコードが予め蓄積される第1機器情報データベースと、
    前記通信装置に接続された通信機器からのパケット内の当該通信機器のアドレスを含み、更に、当該通信機器に関する不完全な機器情報が含まれるまたは機器情報が含まれないなら第1の値に、完全な当該機器情報が含まれるなら第2の値に設定されるフラグ、を含む第2機器情報レコードが記憶される第2機器情報データベースとを備え、
    前記情報処理方法は、
    前記通信装置の検索手段が、前記通信装置に接続された通信機器からのパケット内の当該通信機器のアドレスを含む第2機器情報レコードを前記第2機器情報データベースから検索し、当該第2機器情報レコードが前記第1の値に設定されたフラグを含むなら、当該パケットに含まれるHTTPヘッダ内のHOST文字列と当該パケットに含まれる送信元MACアドレス内の製造メーカコードとを含むキー情報を含む第1機器情報レコードを前記第1機器情報データベースから検索し、
    前記通信装置の格納手段が、前記検索された第2機器情報レコードのフラグを前記検索された第1機器情報レコードのフラグに置き換え、当該第2機器情報レコードが機器情報を含むなら、当該機器情報を当該第1機器情報レコードの機器情報に置き換え、当該第2機器情報レコードが機器情報を含まないなら、当該第2機器情報レコードに当該第1機器情報レコード内の機器情報を含ませる
    ことを特徴とする通信装置における情報処理方法。
  7. 前記第1機器情報データベースにおける第1機器情報レコード内のキー情報は、当該第1機器情報レコードに該当する通信機器からのパケット内に予め定めたポート番号とともに含まれるキー情報であり、
    前記検索手段は、前記通信装置に接続された通信機器からのパケット内に前記ポート番号が含まれるなら検索を行う
    ことを特徴とする請求項5または6記載の通信装置における情報処理方法。
  8. 前記格納手段は、前記第1機器情報データベースに該当の第1機器情報レコードがなかったなら、前記検索された第2機器情報レコードに、通信機器からのパケット内の情報を含ませる
    ことを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の通信装置における情報処理方法。
  9. 請求項1ないし4のいずれかに記載の通信装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
  10. 請求項9記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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