JP5014056B2 - サーバ機器、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク上で提供するコンテンツの情報を通知するサーバ機器、その制御方法及びプログラムに関する。
近年のデジタル製品の普及に伴い、デジタル製品をネットワークに接続してホームネットワークを構築し、連携動作させようとする動きが一般的になっている。ホームネットワークを構築することで、例えば音楽や映像といったAVコンテンツをホームネットワーク上に存在する機器で共有することが可能になる。このようなホームネットワークを構築する際の機器に対する相互接続性がDLNA(Digital Living Network Alliance)によって規定されている。
DLNAでは、AVコンテンツを管理するサーバ機器と、サーバ機器を制御するクライアント機器とによりネットワークが構成される。DLNAに対応したサーバ機器は、DLNAに対応したクライアント機器からの要求に応じて該サーバ機器が管理するAVコンテンツの情報を通知する。クライアント機器では、サーバ機器から受け取ったAVコンテンツの情報により、AVコンテンツの一覧を表示等することができる。
例えばデジタルカメラがDLNAのサーバ機器、テレビがDLNAのクライアント機器として動作するネットワーク構成を説明する。かかるネットワーク構成において、テレビは、デジタルカメラに対して該デジタルカメラが保存している各映像のタイトル、撮影日時、データサイズ、解像度等の情報を問い合わせる。問い合わせを受けたデジタルカメラは、記憶領域に記憶されている映像データからこれらの情報を読み出し、XML(Extensible Markup Language)形式のデータとしてテレビに通知する。テレビは、デジタルカメラから受け取ったXML形式のデータを参照して、例えば映像の一覧を撮影日時順でディスプレイに表示する。これにより、ユーザは所望の映像を選択し、デジタルカメラからその映像データを取得して閲覧することができる。
このようなホームネットワーク上でクライアント機器からの問い合わせに対してサーバ機器が応答する従来技術として、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。特許文献1では、クライアント機器がサーバ機器を検索する際に、検索に適用可能なプロパティ情報と演算子情報を取得して検索式の設定を誤りなく的確に実行する構成が示されている。
特開2004−246480号公報
しかしながら、従来、サーバ機器がクライアント機器からの要求に応じて自機器が保存しているAVコンテンツの情報を通知する場合に、要求を受信してからAVコンテンツから情報を逐一読み出して、XML形式のデータを生成している。そのため、サーバ機器がクライアント機器に対して応答するまでに時間がかかってしまう。特にサーバ機器に大量のAVコンテンツが保存されている場合、この傾向が顕著となる。
サーバ機器が保存している全てのAVコンテンツについて、要求に対する応答の形式であるXML形式のデータを予め生成しておく方式も考えられるが、サーバ機器に大量のAVコンテンツが保存されている場合、メモリを大量に消費してしまう。しかも、サーバ機器が生成するこれらのXML形式のデータには、必ずしもクライアントが必要としている情報が過不足なく列挙されているとはいえない。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、サーバ機器がコンテンツの情報をクライアントに通知するに際して、応答時間を短縮化し、必要な情報を効率的に通知できるようにすることを目的とする。
本発明のサーバ機器は、ネットワーク上のクライアント機器の要求に応じて自機器或いは外部機器が保存しているコンテンツを提供するサーバ機器であって、前記クライアント機器の種別を判別する判別手段と、前記判別手段により判別したクライアント機器の種別に基づいて、前記コンテンツから取得するコンテンツ情報の項目を決定する決定手段と、前記決定手段により決定した項目に対応するコンテンツ情報を取得する取得手段と、前記クライアント機器からコンテンツ情報の要求を受信する受信手段と、前記受信手段により前記要求を受信した場合、前記取得手段により取得したコンテンツ情報を用いて、前記クライアント機器から要求された前記コンテンツ情報を前記クライアント機器に送信する送信手段とを有し、前記取得手段は、前記判別手段による前記クライアント機器の判別後であって、かつ前記受信手段により前記要求を受信する前に、前記決定手段により決定した項目に対応するコンテンツ情報を取得することを特徴とする。
本発明のサーバ機器の制御方法は、ネットワーク上のクライアント機器の要求に応じて自機器或いは外部機器が保存しているコンテンツを提供するサーバ機器の制御方法であって、前記クライアント機器の種別を判別する判別手順と、前記判別したクライアント機器の種別に基づいて、前記コンテンツから取得するコンテンツ情報の項目を決定する決定手順と、前記決定した項目に対応するコンテンツ情報を取得する取得手順と、前記クライアント機器からコンテンツ情報の要求を受信する受信手順と、前記要求を受信した場合、前記取得したコンテンツ情報を用いて、前記クライアント機器から要求された前記コンテンツ情報を前記クライアント機器に送信する送信手順とを有し、前記取得手順では、前記判別手順による前記クライアント機器の判別後であって、かつ前記受信手順により前記要求を受信する前に、前記決定手順により決定した項目に対応するコンテンツ情報を取得することを特徴とする。
本発明のプログラムは、ネットワーク上のクライアント機器の要求に応じて自機器或いは外部機器が保存しているコンテンツを提供する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記クライアント機器の種別を判別する判別処理と、前記判別したクライアント機器の種別に基づいて、前記コンテンツから取得するコンテンツ情報の項目を決定する決定処理と、前記決定した項目に対応するコンテンツ情報を取得する取得処理と、前記クライアント機器からコンテンツ情報の要求を受信する受信処理と、前記要求を受信した場合、前記取得したコンテンツ情報を用いて、前記クライアント機器から要求された前記コンテンツ情報を前記クライアント機器に送信する送信処理とをコンピュータに実行させ、前記取得処理では、前記判別処理による前記クライアント機器の判別後であって、かつ前記受信処理により前記要求を受信する前に、前記決定処理により決定した項目に対応するコンテンツ情報を取得することを特徴とする
本発明によれば、サーバ機器がコンテンツの情報をクライアントに通知するに際して、応答時間を短縮化し、必要な情報を効率的に通知することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、図1に示すように、サーバ機器として動作するデジタルカメラ1と、クライアント機器として動作するテレビ201、301とを含むかたちでホームネットワークを構築している。デジタルカメラ1は、デジタルカメラ1が保存しているAVコンテンツである撮影画像の情報(タイトル、日付、サイズ・・・等)をテレビ201、301に通知することができる。
本実施形態では、これらデジタルカメラ1及びテレビ201、301が無線LANによるネットワークを構築する。その場合、一般的な無線LANで使用されるネットワーク識別情報であるSSID(Service Set Identifier)や無線通信チャネル、暗号化のキー等の無線パラメータについて予め共通の情報をメモリに記憶しておく。もちろん、ネットワークの形態は限定されるものではなく、ネットワークハブ等を介した有線LANであってもよい。
図2は、本実施形態におけるデジタルカメラ1の構成を示すブロック図である。デジタルカメラ1において、2は撮影レンズである。3は絞り機能を備えるシャッターである。4は光学像を電気信号に変換する撮像素子である。5はA/D変換器であり、撮像素子4のアナログ信号出力をデジタル信号に変換する。6はタイミング発生回路であり、撮像素子4、A/D変換器5、D/A変換器7にクロック信号や制御信号を供給する。タイミング発生回路6は、メモリ制御回路8及びシステム制御回路9により制御される。これらの制御回路は、入力される信号やプログラムに従い、デジタルカメラ1の各部を制御する。7はD/A変換器である。
8はメモリ制御回路であり、A/D変換器5、タイミング発生回路6、画像処理回路10、画像表示メモリ11、D/A変換器7、メモリ12を制御する。A/D変換器5のデータが画像処理回路10、メモリ制御回路8を介して、或いはA/D変換器5のデータが直接メモリ制御回路8を介して、画像表示メモリ11或いはメモリ12に書き込まれる。9はシステム制御回路であり、デジタルカメラ1全体を制御する。10は画像処理回路であり、A/D変換器5からのデータ或いはメモリ制御回路8からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
11は画像表示メモリである。12はメモリであり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像のデータを格納するのに十分な記憶量を有する。13はTFT LCD等からなる画像表示部であり、画像表示メモリ11に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器7を介して画像表示部13により表示される。画像表示部13を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ファインダ機能を実現することが可能である。
14は露光制御部であり、絞り機能を備えるシャッター3を制御する。露光制御部14は、フラッシュ17と連携することによりフラッシュ調光機能も有する。15は測距制御部であり、撮影レンズ2のフォーカシングを制御する。16はズーム制御部であり、撮影レンズ2のズーミングを制御する。17はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
18は電源制御部であり、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成される。電源制御部18は、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路9の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。19は電源であり、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる。
20はメモリであり、システム制御回路9の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。21は表示部であり、システム制御回路9でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を表示する液晶表示装置、スピーカー等からなる。表示部21は、デジタルカメラ1の操作部近辺の視認し易い位置に単数或いは複数個所設置され、例えばLCDやLED、発音素子等の組み合わせにより構成される。22は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、機器の無線設定情報を記憶することができる。
23はメモリカードを接続するためのメモリカードインタフェースである。24は外部機器とUSBを用いて接続するためのUSBインタフェースである。25はシステム制御回路9の各種の動作指示を入力するための操作部であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせで構成される。26はシャッタースイッチであり、撮像素子4から読み出した信号をA/D変換器5、メモリ制御回路8を介してメモリ12に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路10やメモリ制御回路8での演算を用いた現像処理という一連の処理の動作開始を指示する。27は無線通信回路であり、無線信号を送受信し、無線通信を制御する。28は他の機器と無線通信を行うためのアンテナである。
図3は、本実施形態におけるテレビ201の構成を示すブロック図である。テレビ201において、202は出力部であり、音声処理部205からの出力を受けて音声等を出力する。203は表示部であり、表示処理部206からの出力を受けて情報を表示する。204は操作部であり、システムコントローラ207を介してユーザによる各種の動作指示を入力するための操作手段である。205は音声処理部である。206は表示処理部である。207はシステムコントローラである。システムコントローラ207は、入力される信号やプログラムに従い、デジタルカメラ1の各部を制御する。208は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、機器の無線設定情報を記憶する。209はメモリであり、テレビの動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。
210は無線通信回路であり、無線信号を送受信し、無線通信を制御する。215は他の機器と無線通信を行うためのアンテナである。211は外部機器からのデータ入力部である。212は外部機器へのデータ出力部である。213はチューナであり、放送信号を受信して音声処理部205、表示処理部206へ与える。214はテレビ201に電源を供給する電源部である。
なお、テレビ301の構成も、図2に示した構成と同様であり、ここではその説明を省略する。
以下、本実施形態においてサーバ機器(デジタルカメラ1)が、クライアント機器(テレビ201、301)に、該サーバ機器が保存しているAVコンテンツの情報を通知する動作について説明する。デジタルカメラ1及びテレビ201、301の動作は、いずれも図1、図2に示した不揮発性メモリ22、208に記憶されたソフトウェアによって実行される。なお、図7には、以下の動作中にやり取りされるパケットの例を示す。各パケットには、図示されているフィールド以外にも明示されていない通信プロトコル特有のヘッダフィールド等が付加される。
図4を参照して、クライアント機器がネットワーク上でサーバ機器を発見し、該サーバ機器からAVコンテンツの情報を取得する動作について説明する。なお、図4のフローチャートに示す動作は、テレビ201や301のシステムコントローラ207が各部を制御することにより実行される。
クライアント機器が起動すると、ステップS401で、サーバ機器から告知パケット701を受信したかどうかを確認する。告知パケット701を受信した場合、ステップS404に進む。告知パケット701を受信していない場合、ステップS402に進み、検索パケット702を送信する。ここでは、クライアント機器が検索するサーバ機器のタイプを検索パケット702の検索ターゲットフィールドに指定する。例えばクライアント機器は、ネットワーク上に複数のサーバ機器が存在する場合でも、映像や音声を扱うサーバ機器を指定して検索することができる。
ステップS403で、サーバ機器から検索応答パケット703を受信したかどうかを確認する。一定時間検索応答パケット703を受信しない場合、ステップS401に戻り、告知パケット701又は検索応答パケット703の受信を待機する。告知パケット701又は検索応答パケット703を受信した場合、ステップS404に進み、告知パケット701又は検索応答パケット703の機器タイプフィールドを参照して、送信元サーバ機器のタイプを確認する。
ステップS405で、送信元サーバ機器が目的とする動作に必要な機器であるかどうかを判断する。すなわち、クライアント機器は、告知パケット701又は検索応答パケット703の機器タイプフィールドを参照して、送信元サーバ機器が、映像や音声を扱うサーバ機器であるかどうかを確認する。送信元サーバ機器が目的とする動作に必要な機器(映像や音声を扱うサーバ機器)である場合、告知パケット701又は検索応答パケット703の機器情報のURLを記憶して、ステップS406に進む。それに対して、送信元サーバ機器が目的とする動作に必要な機器でない場合、ステップS401に戻り、目的とする動作に必要な機器を発見するまで検索動作を繰り返す。
次に、ステップS406で、ステップS405にて目的とする動作に必要と判断されたサーバ機器に機器情報要求パケット704を送信し、そのサーバ機器やサーバ機器が提供できるサービスについての詳細情報を要求する。機器情報要求パケット704の送信は、ステップS405にて記憶した機器情報のURLを参照して実行する。機器情報要求パケット704を送信してサーバ機器に詳細情報を要求する際に、機器情報要求パケット704のプロトコルヘッダに自機器を特定する情報を付加してもよい。例えば機器情報要求パケット704のHTTPヘッダ部に「USER-AGENT」フィールドを付加して、自機器を特定できるユニークなIDを付加することができる。これにより、サーバ機器にクライアント機器を特定させることができる。
ステップS407で、サーバ機器から機器情報パケット705を受信したかどうかを確認する。一定時間機器情報パケット705を受信しない場合、ステップS406に戻り、再度機器情報要求パケット704を送信する。機器情報パケット705を受信した場合、ステップS408に進み、機器情報パケット705に記述されている機器情報から、送信元サーバ機器や送信元サーバ機器が提供できるサービスについての詳細情報を確認する。例えばデジタルカメラ1から機器情報パケット705を受信した場合、機器情報パケット705の機器情報フィールドには、デジタルカメラ1の機器名や、デジタルカメラ1が提供するAVコンテンツについて公開・検索するサービスの情報が記述されている。
ステップS409で、確認したサービスが意図する(必要とする)サービスであるかどうかを判断する。意図するサービスでなかった場合、処理を終了する。それに対して、意図するサービスであった場合、機器情報パケット705の機器名等の詳細情報を記憶する。
次に、ステップS410で、サーバ機器に、該サーバ機器のサービスの状態変化等の通知を受けるためにイベント登録要求パケット708を送信し、イベント登録の要求を行う。イベント登録要求パケット708の通知先フィールドには、イベントの通知先が記述されている。サーバ機器側のサービスで状態変化等があったときは、サーバ機器はこのイベントの通知先にイベントを送信する。
次に、ステップS411で、サーバ機器にサービス要求パケット706を送信する。サービス要求パケット706には、クライアント機器がサーバ機器に対して、サーバ機器が保存しているAVコンテンツのコンテンツ情報を要求するというサービス要求内容が記述されている。コンテンツ情報には、例えば撮影画像の属性情報が含まれる。ここで要求するサービスの内容は、クライアント機器によって異なる。例えばテレビ201は、デジタルカメラ1が保存している撮影画像の属性情報として、コンテンツID、親ID、制限フラグ、タイトル、日付、サイズ、コンテンツタイプといった基本情報に加え、撮影機器名を要求するものとする。一方、テレビ301は、コンテンツID、親ID、制限フラグ、タイトル、日付、サイズ、コンテンツタイプといった基本情報に加え、画像データの解像度、撮影モード、絞り値、シャッタースピード、ISO感度等を要求するものとする。
ステップS412で、サーバ機器からサービス応答パケット707を受信したかどうかを確認する。一定時間サービス応答パケット707を受信しない場合、ステップS411に戻り、再度サービス要求パケット706を送信する。サービス応答パケット707を受信した場合、受信したサービスの実行結果を保存する。ここで、テレビ201、301はそれぞれ要求した撮影画像の属性情報をステップ413で保存し、その情報を参照して、ユーザに対する撮影画像の表示動作を行う。テレビ201、301がデジタルカメラ1から取得した属性情報は異なるので、その属性情報によってそれぞれ異なった表示動作を行う。
なお、サービス応答パケット707のサービス応答フィールドから受ける情報はクライアント機器の要求によって異なり、クライアント機器が要求する情報が画像データのサムネイル画像等でもよく、本実施形態はこの情報を限定するものではない。
また、一度ステップS411でサービス要求パケット706を送信したサーバ機器に対して再度サービス要求パケット706を送信する場合、任意のタイミングでステップS411からの処理を実行することができる。この場合に、ステップS405やステップS409で記憶した相手機器情報を用いればよい。
次に、図5を参照して、サーバ機器が、自機器が保存しているAVコンテンツの情報をクライアント機器に通知する動作について説明する。なお、図5のフローチャートに示す動作は、デジタルカメラ1のシステム制御回路9が各部を制御することにより実行される。
サーバ機器が起動すると、ステップS501で、自機器のタイプについての告知パケット701によりネットワークに対してマルチキャストで告知を行う。告知パケット701には、サーバ機器のタイプを記述する。例えばデジタルカメラ1は、映像や音声を扱うサーバ機器であることを告知パケット701の機器タイプフィールドに記述し、ネットワーク上に存在する機器に対して告知する。
ステップS502で、クライアント機器から検索パケット702を受信したかどうかを確認する。検索パケット702を受信した場合、ステップS503に進み、検索パケット702の検索ターゲットフィールドに指定された検索条件を確認し、ステップS504に進み、自機器がその検索条件に合致するか否かを判断する。検索条件に合致した場合、ステップS505で、自機器のタイプについての情報を送信元クライアント機器に応答する。例えばテレビ201やテレビ301から映像や音声を扱うサーバ機器が検索された場合、デジタルカメラ1は自機器が映像や音声を扱うサーバ機器であるので応答する。すなわち、デジタルカメラ1は、検索応答パケット703の機器タイプフィールドに自機器のタイプを記述してテレビ201やテレビ301に送信する。それに対して、検索条件に合致しなかった場合、送信元クライアント機器に応答せず、ステップS502に戻り、検索パケット702の受信を待機する。なお、ステップS502で検索パケット702を受信しない場合も、ステップS502に戻り、検索パケット702の受信を待機する。
ステップS506で、クライアント機器から機器情報要求パケット704を受信したかどうかを確認する。一定時間機器情報要求パケット704を受信しない場合、ステップS502に戻り、検索パケット702の受信を待機する。機器情報要求パケット704を受信した場合、ステップS507に進み、自機器や自機器が提供できるサービスについての詳細情報を機器情報パケット705に記述し、機器情報要求パケット704の送信元クライアント機器に返信する。クライアント機器から受信した機器情報要求パケット704には、プロトコルのヘッダにクライアントの種別を判別するための情報が記述されている。サーバ機器は、現在接続されているクライアントの種別を、例えばクライアント毎に定められたユニークなIDや特定のベンダのクライアントであることを示す文字列等から知ることができる。
次に、ステップS508で、ステップS507にて判別した現在接続しているクライアントの種別に基づいて、コンテンツデータテーブルを作成する。このコンテンツデータテーブルは、コンテンツからの抽出情報をテーブル形式で管理したものである。コンテンツデータテーブルには、サーバ機器が保存しているかAVコンテンツについて、クライアント機器に通知すべき情報が抽出され、列挙されている。このコンテンツデータテーブルの様態は、ステップS507にて判別したクライアントの種別によって異なる。
具体的に、サーバ機器は、クライアントの種別とAVコンテンツから取得する属性情報の項目とを関連付けた関連付け情報であるクライアント情報テーブルを保持する。図6に、デジタルカメラ1が保持するクライアント情報テーブルの例を示す。クライアント情報テーブルは、使用頻度の高い特定の項目を予め初期値(デフォルト)として保持している。また、初期設定として特定のベンダのクライアントが要求する項目について予め項目を埋めておくこともできる。例えば図6のクライアント情報テーブルでは、テレビ301に関連付けられた項目が予め保持されているが、テレビ201に関連付けられた項目は存在しない。
ここで、図8を参照して、サーバ機器がコンテンツデータテーブルを作成する動作について説明する。まず、現在通信しているクライアントの種別を判別する(ステップS801)。この場合、クライアントから受信したHTTPパケットのプロトコルヘッダに記述されている「USER-AGENT」フィールドを参照して、クライアントの種別を判別する。次に、「USER-AGENT」フィールドに記載されたクライアントの種別とクライアント情報テーブルとを比較する(ステップS802)。
比較の結果、クライアント情報テーブルに対象とするクライアントが見つかった場合、クライアント情報テーブルに従ってコンテンツデータテーブルを作成する(ステップS803)。ここで作成されるコンテンツデータテーブルは、クライアント情報テーブルからそのクライアントが要求する項目に対応する属性情報をサーバ機器が保存している各AVコンテンツから抽出し、その属性情報を列挙したものである。例えばデジタルカメラ1がテレビ301と接続した場合、クライアント情報テーブルに基づいてテレビ301に関連付けられた項目が決定されるので、その項目に従った属性情報を含むコンテンツデータテーブルを作成する。図9に、テレビ301に対応するコンテンツデータテーブル901の例を示す。デジタルカメラ1は、保存している各撮影画像から情報を取得してコンテンツデータテーブル901を作成する。コンテンツデータテーブル901は、テレビ301が要求する項目に対応する属性情報を、デジタルカメラ1が保存している各撮影画像データから抽出したテーブルである。これらの情報をAVコンテンツ分集めてコンテンツデータテーブル901を作成する。以下に各項目を説明する。
Item IDはコンテンツを指定するIDである。Parent IDは対象コンテンツの階層構造上の上位にあるコンテンツを指定するIDである。Restrictedはコンテンツ情報の書き換え制限フラグであり、真値(TRUE)の場合はコンテンツ情報の書き換えを制限する。Searchableはコンテンツが検索可能かどうかを示すフラグであり、偽値(FALSE)の場合はクライアントからのコンテンツ検索に対して、このコンテンツの情報を返さないようにする。Content Typeはコンテンツが静止画であるか、動画であるか等の種別を表わす。Titleはコンテンツのタイトルを表わす。Dateはコンテンツの作成日時を表わす。Sizeはコンテンツのデータサイズを表わす。Capture Modeはコンテンツを撮影したときの撮影モードを示す。AVは絞り値、TVはシャッタースピードを表わす。ISO sensitivityはISO感度を表わす。WBはホワイトバランスを表わす。
一方、比較の結果、クライアントが特定できなかった場合、デフォルトの項目についてコンテンツデータテーブルを作成する(ステップS804)。クライアントが特定できない場合とは、クライアント情報テーブルに対象とするクライアントが見つからなかった、もしくはHTTPパケットにクライアントの情報が記述されていなかった等である。例えばデジタルカメラ1がテレビ201と接続した場合、クライアント情報テーブルに基づいてテレビ201に関連付けられた項目が決定されないので、デフォルトの項目に従ったコンテンツデータテーブルを作成する。図10に、テレビ201に対応するコンテンツデータテーブル1001の例を示す。コンテンツデータテーブル1001は、クライアント情報テーブルのデフォルトの項目を、デジタルカメラ1が保存している各撮影画像データから抽出したテーブルである。
ここまでの処理が、コンテンツテーブルを作成する処理の一例である。なお、クライアントの種別を判別する方式は、クライアント機器から受信したパケットのヘッダ情報を参照するだけに限られない。例えば通信相手のクライアント機器のMACアドレスを取得して、MACアドレス情報からクライアントを特定するような方式でもよく、クライアントの種別を判別する方式について限定するものではない。
図5に説明を戻して、ステップ509で、クライアント機器からイベント登録要求パケット708を受信したかどうかを確認する。イベント登録要求パケット708を受信していない場合、ステップS511に進む。イベント登録要求パケット708を受信した場合、ステップS510に進み、クライアント機器をサービスのイベント登録者として登録し、イベント登録応答パケット709を返信する。サーバ機器ではサービスの状態変化等が起きた際に、イベント登録者それぞれにイベント通知パケット710を送信し、状態変化が起きたことを知らせる。例えばサーバ機器に新たにAVコンテンツが追加されたような場合に、イベント登録されたクライアント機器にイベント通知パケット710を送信する。これにより、クライアント機器はサーバ機器のAVコンテンツが更新されたことを知って、改めて情報検索等の動作を行うことができる。
ステップS511で、クライアント機器からサービス要求パケット706を受信したかどうかを確認する。一定時間サービス要求パケット706を受信しない場合、サービス要求パケット706の受信を待機する。サービス要求パケット706を受信した場合、ステップ512に進み、サービス要求パケット706で要求されたサービスを実行し、ステップ513に進み、その結果をサービス応答パケット707として送信する。
例えばテレビ201、301からデジタルカメラ1にサービスを要求する場合、サービス要求パケット706のサービス要求フィールドにはデジタルカメラ1が保存している撮影画像の情報(タイトル、日付、サイズ・・・等)を要求する記述がされている。デジタルカメラ1は、自機器が保存している撮影画像について、テレビが要求した情報をサービス応答パケット707のサービス応答フィールドに記述して送信する。また、サービス要求パケット706のサービス要求フィールドに、撮影日時指定等の検索条件が指定されている場合もある。この場合、デジタルカメラ1が保存している撮影画像のうち、その検索条件に該当する撮影画像について、テレビが要求した情報をサービス応答パケット707のサービス応答フィールドに記述して送信する。サービス応答パケット707のサービス応答フィールドはXML(Extensible Markup Language)データ形式で記述される。
本実施形態の場合、デジタルカメラ1は、テレビが要求した撮影画像の情報について、上記ステップ803、804にて作成したコンテンツデータテーブルのフィールドから情報を取得する。そして、その情報をXMLデータ形式でサービス応答パケット707のサービス応答フィールドに記述し、送信する。本実施形態では、予めコンテンツテーブルを作成していたため、テレビからのサービス要求パケット706に対して高速に応答することが可能である。
テレビ301は、クライアント情報テーブルに記載されたクライアント機器であり、要求する項目がコンテンツデータテーブルとして既に列挙されている。したがって、デジタルカメラ1はコンテンツデータテーブルの各フィールドの情報をXML形式のデータに変換してテレビ301に送信する。テレビ301が検索条件を指定してサービスを要求してきた場合、コンテンツデータテーブルからその条件に従って情報を取得する。例えばクライアントがデジタルカメラ1内のコンテンツ保存領域のある階層の情報だけを検索してきた場合、コンテンツデータテーブルで検索対象の階層を示すIDをParent IDに持つコンテンツの情報だけ取得してクライアントに応答する。
一方、テレビ201は、クライアント情報テーブルに記載されたクライアントでないので、クライアントを識別する情報と、サービス要求パケット706で要求された項目をクライアント情報テーブルに追加する。図11に、テレビ201が追加されたクライアント情報テーブルを示す。また、ここで追加した項目でデフォルトの項目として記載されていないものについては、ステップ804にて作成したデフォルトの項目についてのコンテンツデータテーブルとは別にコンテンツデータテーブルを作成する。そして、それぞれのコンテンツデータテーブルによってクライアントからの情報検索に応答する。ここではコンテンツデータテーブルはデフォルトのものと追加項目のものが別々に作成されるが、デジタルカメラ1が動作を終了し、次回起動時にクライアントから接続された際には、テレビ201についてはクライアント情報テーブルに記載されている。したがって、要求される項目についての1つのコンテンツデータテーブルを予め作成しておくことができ、次回の接続時におけるサービス要求パケット706に対するレスポンスを高速化することができる。
また、サービスを要求してきたクライアント機器がクライアント情報テーブルに記載されているクライアント機器の場合でも、サービス要求パケット706で要求された項目が、クライアント情報テーブルに記載されていない項目である場合もありうる。この場合、クライアント情報テーブルを更新し、記載されていない項目を追加する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、図12に示すように、デジタルカメラ1がAVコンテンツを保存する点は第1の実施形態と同様である。第1の実施形態と異なる点は、デジタルカメラ1がDLNAのサーバ機器として動作せず、テレビと通信するための第1の通信部と、デジタルカメラと通信するための第2の通信部とを有する中継機器1201がサーバ機器として動作する点である。すなわち、本実施形態では、デジタルカメラ1が保存しているAVコンテンツを、中継機器1201がサーバ機器として動作して、テレビ201、301に中継して提供する。中継機器1201とデジタルカメラ1は例えばUSBのようなケーブルで接続してもよいし、中継機器1201がクレードルのようにデジタルカメラ1と着脱可能な構成としてもよい。もちろん無線による接続でもよい。
図13は、本実施形態における中継機器1201の構成を示すブロック図である。中継機器1201において、1202はシステムコントローラであり、各種制御処理を担当する。1203は通信制御部であり、無線通信とUSB通信とを制御する。1204は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、ここに機器の無線設定情報を記憶することができる。1205はメモリであり、動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。1206は無線通信回路であり、無線信号を送受信し、無線通信を制御する。1210は他の機器と無線通信を行うためのアンテナである。1207は外部機器とUSBを用いて接続するためのUSBインタフェースである。1208はデータ変換処理部であり、外部機器から取得した情報をXML形式のデータ等に変換するデータ変換処理部である。1209は中継機器1201に電源を供給する電源部である。
クライアント機器がネットワーク上でサーバ機器を発見し、該サーバ機器からAVコンテンツの情報を取得する動作は、第1の実施形態で図4を参照して説明したものと同様であり、ここではその詳細な説明を省略する。
次に、図14を参照して、サーバ機器が、中継機器を介して外部機器(デジタルカメラ1)が保存しているAVコンテンツの情報をクライアント機器に通知する動作について説明する。なお、図14のフローチャートに示す動作は、中継機器1201のシステムコントローラ1202が各部を制御することにより実行される。
ステップS1401〜S1407までの処理は第1の実施形態の図5のステップS501〜S507までの処理と同様である。すなわち、中継機器1201は、クライアント機器に対して第1の実施例におけるデジタルカメラ1と同様に、自機器が映像や音声を扱うサーバ機器であることを通知する。
ステップS1408で、中継機器1201は、デジタルカメラ1が接続されているかどうかを確認する。デジタルカメラ1が接続されていない場合、ステップS1411に進む。それに対して、デジタルカメラ1が接続されている場合、ステップS1409に進み、既にデジタルカメラ1にコンテンツデータテーブルを要求しているかどうか確認する。要求済みの場合、ステップS1411に進み、要求済みでない場合、ステップS1410に進む。
ステップS1410で、現在接続しているクライアントの種別に基づいて、コンテンツデータテーブルの作成をデジタルカメラ1に要求する。第1の実施形態と同様に、クライアント機器から受信した機器情報要求パケット704には、プロトコルのヘッダにクライアントの種別を判別するための情報が記述されている。中継機器1201は、現在接続されているクライアントの種別を、例えばクライアント毎に定められたユニークなIDや特定のベンダのクライアントであることを示す文字列等から知ることができる。
中継機器1201は、現在通信しているクライアント機器の種別をクライアント情報テーブルで検索する。対象とするクライアント機器が見つかった場合、クライアント情報テーブルからそのクライアント機器が要求する項目を取得し、デジタルカメラ1に通知して、それらの項目についてのコンテンツデータテーブルの作成を要求する。一方、クライアントが特定できなかった場合、デフォルトの項目をデジタルカメラ1に通知して、コンテンツデータテーブルの作成を要求する。クライアントが特定できない場合とは、クライアント情報テーブルに対象とするクライアントが見つからなかった、もしくはHTTPパケットにクライアントの情報が記述されていなかった等である。この処理が本発明でいう送信手段による処理例である。
ステップS1411で、クライアント機器からイベント登録要求パケット708を受信したかどうかを確認する。イベント登録要求パケット708を受信しない場合、ステップS1413へ進む。イベント登録要求パケット708を受信した場合、ステップS1412に進み、クライアント機器をサービスのイベント登録者として登録し、イベント登録応答パケット709を返信する。中継機器1201は接続されているデジタルカメラ1からの情報に変化があった際に、イベント登録者それぞれにイベント通知パケット710を送信し、情報に変化があったことを知らせることができる。
ステップS1413で、デジタルカメラ1からコンテンツデータテーブルを受信したかどうか確認する。コンテンツデータテーブルを受信しない場合、ステップS1416に進む。コンテンツデータテーブルを受信した場合、受信したコンテンツテーブルをメモリ1205に記憶し、ステップS1414に進む。ステップS1414で、クライアント機器からイベントが登録されているか確認する。イベント登録されている場合、ステップS1415に進み、クライアント機器にイベント通知パケット710を送信する。イベントが登録されていない場合、ステップS1416に進む。
ステップS1416で、クライアント機器からサービス要求パケット706を受信したかどうかを確認する。一定時間サービス要求パケット706を受信しない場合、サービス要求パケット706の受信を待機する。サービス要求パケット706を受信した場合、ステップS1417に進み、サービス要求パケット706で要求されたサービスを実行し、ステップS1418に進み、その結果をサービス応答パケット707として送信する。
次に、図15を参照して、デジタルカメラ1が、中継機器1201からの要求に応じてコンテンツデータテーブルを作成する動作について説明する。
ステップS1501で、中継機器1201が接続されたら、ステップS1502に進み、中継機器1201からのコンテンツデータテーブルの作成要求を待機する。コンテンツデータテーブルの作成要求があった場合、ステップS1503に進む。コンテンツデータテーブルの作成要求には、中継機器1201が接続しているクライアントが要求している項目が含まれている。デジタルカメラ1は、中継機器1201から通知された項目に対応する属性情報をデジタルカメラ1が保存している各AVコンテンツから抽出し、その情報項目を列挙したコンテンツデータテーブルを作成する。コンテンツデータテーブルの形式は第1の実施形態と同様である。コンテンツデータテーブルを作成した後、ステップS1504に進み、中継機器1201に送信する。
例えばテレビ201、301から中継機器1201へのサービス要求では、中継機器1201はAVコンテンツを扱うサーバ機器として認識されているので、AVコンテンツの情報要求が実行される。
ここで、中継機器1201は、AVコンテンツの情報について、デジタルカメラ1に作成を要求したコンテンツデータテーブルのフィールドから情報を取得する。そして、その情報をXML形式のデータに変換してテレビ201、301に送信する。なお、中継機器1201がテレビ201、301に応答を行う動作は、第1の実施形態でデジタルカメラ1が行う動作と同様である。
ここで、中継機器1201がデジタルカメラ1からコンテンツデータテーブルを受信していない場合、中継機器1201がクライアント機器からの情報検索に応答することができない。そこで、サービスの応答として、検索された内容のAVコンテンツは存在しないという応答を行う。その後、コンテンツデータテーブルを受信した時点でコンテンツデータテーブルを保存し、イベント登録がされている場合はクライアント機器に対してイベントを発行する。これにより、中継機器1201の情報が更新されたことをクライアント機器が知って、再度検索動作を行うことで中継機器1201を介してデジタルカメラ1のAVコンテンツの情報をクライアント機器に通知することができる。イベント登録がされていない場合、一度中継機器1201のネットワーク上での接続を切断し、ステップS1401からの機器発見動作をあらためて行う。これにより、クライアント機器は、デジタルカメラ1のAVコンテンツを管理する中継機器1201をサーバ機器として発見し、中継機器1201を介してデジタルカメラ1のAVコンテンツの情報を得ることができる。
上記のように、本実施形態ではデジタルカメラ1のテーブル情報を中継機器1201に予め送信しておくことにより、中継機器1201はテレビなどのクライアント機器からサービス要求パケット706を受信した場合に、高速に応答することが可能である。
なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給することによっても達成される。この場合、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけに限らない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現されてもよい。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる形態でもよい。この場合メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される。
第1の実施形態におけるホームネットワークの構成を示す図である。 第1の実施形態におけるデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるテレビの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるクライアント機器の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態におけるサーバ機器の動作を示すフローチャートである。 クライアント情報テーブルの例を示す図である。 第1の実施形態におけるホームネットワーク上で送受信されるパケットの形式について示す図である。 第1の実施形態においてデジタルカメラがコンテンツデータテーブルを作成する動作を示すフローチャートである。 コンテンツデータテーブルの例を示す図である。 コンテンツデータテーブルの例を示す図である。 クライアント情報テーブルの例を示す図である。 第2の実施形態におけるホームネットワークの構成を示す図である。 第2の実施形態における中継機器の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態における中継機器の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるデジタルカメラの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
201、301 テレビ
1201 中継機器

Claims (11)

  1. ネットワーク上のクライアント機器の要求に応じて自機器或いは外部機器が保存しているコンテンツを提供するサーバ機器であって、
    前記クライアント機器の種別を判別する判別手段と、
    前記判別手段により判別したクライアント機器の種別に基づいて、前記コンテンツから取得するコンテンツ情報の項目を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定した項目に対応するコンテンツ情報を取得する取得手段と
    前記クライアント機器からコンテンツ情報の要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段により前記要求を受信した場合、前記取得手段により取得したコンテンツ情報を用いて、前記クライアント機器から要求された前記コンテンツ情報を前記クライアント機器に送信する送信手段とを有し、
    前記取得手段は、前記判別手段による前記クライアント機器の判別後であって、かつ前記受信手段により前記要求を受信する前に、前記決定手段により決定した項目に対応するコンテンツ情報を取得することを特徴とするサーバ機器。
  2. 前記コンテンツから取得したコンテンツ情報はテーブルで管理されることを特徴とする請求項1に記載のサーバ機器。
  3. 前記決定手段は、前記クライアントの種別と前記コンテンツから取得するコンテンツ情報の項目とを関連付けて保持する保持手段をさらに有することを特徴とする請求項1又は2に記載のサーバ機器。
  4. 前記決定手段は、前記判別手段により判別したクライアント機器の種別と関連付けて保持されている項目を、前記前記コンテンツから取得するコンテンツ情報の項目として決定することを特徴とする請求項3に記載のサーバ機器
  5. 前記保持手段は、前記クライアント機器の種別と関連付けられていないデフォルトの項目をさらに保持し、
    前記判別手段により判別したクライアントの種別が前記保持手段により保持されていない場合、前記決定手段は、前記デフォルトの項目を前記コンテンツから取得するコンテンツ情報の項目として決定することを特徴とする請求項3又は4に記載のサーバ機器。
  6. 前記保持手段に保持された情報は、更新することが可能であることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のサーバ機器。
  7. 前記決定手段により決定した項目を前記コンテンツから取得してテーブルで管理する管理手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のサーバ機器。
  8. 前記クライアント機器とは異なる外部機器と通信する通信手段をさらに有し、
    前記通信手段は、前記決定手段により決定した項目を前記外部機器に送信し、
    前記外部機器からコンテンツ情報を受信し、
    前記外部機器は、前記通信手段により送信された項目に対応するコンテンツ情報をコンテンツから取得し、取得した前記コンテンツ情報を前記サーバ機器に送信する構成にしたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のサーバ機器。
  9. 前記送信手段により送信する情報はXML(ExtensibleMarkupLanguage)形式のデータであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のサーバ機器。
  10. ネットワーク上のクライアント機器の要求に応じて自機器或いは外部機器が保存しているコンテンツを提供するサーバ機器の制御方法であって、
    前記クライアント機器の種別を判別する判別手順と、
    前記判別したクライアント機器の種別に基づいて、前記コンテンツから取得するコンテンツ情報の項目を決定する決定手順と、
    前記決定した項目に対応するコンテンツ情報を取得する取得手順と、
    前記クライアント機器からコンテンツ情報の要求を受信する受信手順と、
    前記要求を受信した場合、前記取得したコンテンツ情報を用いて、前記クライアント機器から要求された前記コンテンツ情報を前記クライアント機器に送信する送信手順とを有し、
    前記取得手順では、前記判別手順による前記クライアント機器の判別後であって、かつ前記受信手順により前記要求を受信する前に、前記決定手順により決定した項目に対応するコンテンツ情報を取得することを特徴とするサーバ機器の制御方法。
  11. ネットワーク上のクライアント機器の要求に応じて自機器或いは外部機器が保存しているコンテンツを提供する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記クライアント機器の種別を判別する判別処理と、
    前記判別したクライアント機器の種別に基づいて、前記コンテンツから取得するコンテンツ情報の項目を決定する決定処理と、
    前記決定した項目に対応するコンテンツ情報を取得する取得処理と、
    前記クライアント機器からコンテンツ情報の要求を受信する受信処理と、
    前記要求を受信した場合、前記取得したコンテンツ情報を用いて、前記クライアント機器から要求された前記コンテンツ情報を前記クライアント機器に送信する送信処理とをコンピュータに実行させ
    前記取得処理では、前記判別処理による前記クライアント機器の判別後であって、かつ前記受信処理により前記要求を受信する前に、前記決定処理により決定した項目に対応するコンテンツ情報を取得することを特徴とするプログラム。
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