JP5233785B2 - 色変換装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、色変換装置、プログラムに関する。
入力画素値の配列に応答して修正画素値の配列を生成する技術は知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、各変換定義が画像変換の入出力関係を表すサンプル値からなる複数の変換定義を記憶する。そして、入力画素値の配列で実行する少なくとも一つの画像変換のユーザによる選択に応答して複数の変換定義を選択し、ユーザが選択した少なくとも一つの画像変換に相当する複合画像変換の入出力関係のサンプル値からなる複合変換定義を生成している。
特表平5−502781号公報
ここで、一般に、ソースプロファイルとデスティネーションプロファイルとに基づく色変換パラメータの生成をソースプロファイルが指定される度に行ったのでは、生成済の色変換パラメータを再利用できるにも関わらず、色変換パラメータを再生成している場合もあり、効率的ではない。また、同様のことは、デスティネーションプロファイルが指定される場合についても当てはまる。
本発明の目的は、生成済の色変換パラメータのうち、指定されたソースプロファイル又はデスティネーションプロファイルに対応する色変換パラメータを再利用できる可能性を高めることにある。
請求項1に記載の発明は、入力画像を作成したデバイスの色再現特性を示すソースプロファイルと、出力画像を作成するデバイスの色再現特性を示すデスティネーションプロファイルとに基づいて、色変換パラメータを生成する色変換パラメータ生成手段と、前記色変換パラメータ生成手段により生成された前記色変換パラメータを用いて、前記入力画像の色データを前記出力画像の色データに変換する変換手段と、前記色変換パラメータ生成手段により生成された前記色変換パラメータを、前記ソースプロファイルの識別情報に関連付けて記憶する記憶手段と、前記入力画像を作成したデバイスにおける主要色の階調特性を示す基本特性を前記ソースプロファイルから抽出する抽出手段とを備え、前記記憶手段は、前記色変換パラメータを、前記抽出手段により抽出された前記基本特性を含む前記識別情報に関連付けて記憶することを特徴とする色変換装置である。
請求項2に記載の発明は、前記変換手段により前記色変換パラメータを用いて前記入力画像の色データを前記出力画像の色データに変換する前に、当該入力画像の色データの階調特性を、当該色変換パラメータを用いた変換を可能とする階調特性に補正する補正手段と、前記抽出手段により前記ソースプロファイルから抽出された第1の基本特性と、前記記憶手段に記憶された第2の基本特性との比較結果に基づいて、前記補正手段で前記入力画像の色データの階調特性を補正するかどうかを決定する決定手段とを更に備えたことを特徴とする請求項に記載の色変換装置である。
請求項3に記載の発明は、前記決定手段は、前記第1の基本特性が示す階調特性と前記第2の基本特性が示す階調特性との差分が予め設定された閾値以下でない場合に、前記補正手段で前記入力画像の色データの階調特性を補正することを決定することを特徴とする請求項に記載の色変換装置である。
請求項4に記載の発明は、前記抽出手段は、さらに前記基本特性として、前記入力画像を作成したデバイスにおける主要色の再現特性を、前記ソースプロファイルから抽出することを特徴とする請求項1に記載の色変換装置である。
請求項5に記載の発明は、前記抽出手段により前記ソースプロファイルから抽出された第1の主要色の再現特性と、前記記憶手段に記憶された第2の主要色の再現特性との比較結果に基づいて、前記記憶手段において当該第2の主要色の再現特性に関連付けて記憶されている色変換パラメータを前記変換手段で用いるかどうかを決定する決定手段を更に備えたことを特徴とする請求項に記載の色変換装置である。
請求項6に記載の発明は、前記決定手段は、前記第1の主要色の再現特性と前記第2の主要色の再現特性との差分が予め設定された閾値以下である場合に、前記記憶手段において当該第2の主要色の再現特性に関連付けて記憶されている色変換パラメータを前記変換手段で用いることを決定することを特徴とする請求項に記載の色変換装置である。
請求項7に記載の発明は、使用者の要求に応じて前記閾値を設定する設定手段を更に備えたことを特徴とする請求項又はに記載の色変換装置である。
請求項8に記載の発明は、入力画像を作成したデバイスの色再現特性を示すソースプロファイルと、出力画像を作成するデバイスの色再現特性を示すデスティネーションプロファイルとに基づいて、色変換パラメータを生成する色変換パラメータ生成手段と、前記色変換パラメータ生成手段により生成された前記色変換パラメータを用いて、前記入力画像の色データを前記出力画像の色データに変換する変換手段と、前記色変換パラメータ生成手段により生成された前記色変換パラメータを、前記ソースプロファイルの識別情報に関連付けて記憶する記憶手段と、前記色変換パラメータ生成手段により生成された前記色変換パラメータを記憶するための容量を前記記憶手段が有しない場合に、前記記憶手段において複数の色変換パラメータの各々に関連付けて記憶された複数の識別情報の一致度又は類似度に基づいて、当該複数の色変換パラメータのうちの特定の色変換パラメータが削除されるように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする色変換装置である。
請求項9に記載の発明は、入力画像を作成したデバイスの色再現特性を示すソースプロファイルと、出力画像を作成するデバイスの色再現特性を示すデスティネーションプロファイルとに基づいて、色変換パラメータを生成する色変換パラメータ生成手段と、前記色変換パラメータ生成手段により生成された前記色変換パラメータを用いて、前記入力画像の色データを前記出力画像の色データに変換する変換手段と、前記色変換パラメータ生成手段により生成された前記色変換パラメータを、前記デスティネーションプロファイルの識別情報に関連付けて記憶する記憶手段と、前記入力画像を作成したデバイスにおける主要色の階調特性を示す基本特性を前記デスティネーションプロファイルから抽出する抽出手段とを備え、前記記憶手段は、前記色変換パラメータを、前記抽出手段により抽出された前記基本特性を含む前記識別情報に関連付けて記憶することを特徴とする色変換装置である。
請求項10に記載の発明は、コンピュータに、入力画像を作成したデバイスの色再現特性を示すソースプロファイルと、出力画像を作成するデバイスの色再現特性を示すデスティネーションプロファイルとに基づいて、色変換パラメータを生成する色変換パラメータ生成機能と、前記色変換パラメータを用いて、前記入力画像の色データを前記出力画像の色データに変換する変換機能と、前記色変換パラメータを、前記ソースプロファイルの識別情報に関連付けて記憶する記憶機能と、前記入力画像を作成したデバイスにおける主要色の階調特性を示す基本特性を前記ソースプロファイルから抽出する抽出機能とを実現させ、前記記憶機能は、前記色変換パラメータを、前記基本特性を含む前記識別情報に関連付けて記憶することを特徴とするプログラムである。
請求項11に記載の発明は、コンピュータに、入力画像を作成したデバイスの色再現特性を示すソースプロファイルと、出力画像を作成するデバイスの色再現特性を示すデスティネーションプロファイルとに基づいて、色変換パラメータを生成する色変換パラメータ生成機能と、前記色変換パラメータを用いて、前記入力画像の色データを前記出力画像の色データに変換する変換機能と、前記色変換パラメータを、前記デスティネーションプロファイルの識別情報に関連付けて記憶する記憶機能と、前記入力画像を作成したデバイスにおける主要色の階調特性を示す基本特性を前記デスティネーションプロファイルから抽出する抽出機能とを実現させ、前記記憶機能は、前記色変換パラメータを、前記基本特性を含む前記識別情報に関連付けて記憶することを特徴とするプログラムである。
請求項1の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、生成済の色変換パラメータのうち、指定されたソースプロファイルに対応する色変換パラメータおよび指定されたソースプロファイルの階調特性に対応する色変換パラメータを再利用できる可能性が高まる。
請求項2の発明によれば、指定されたソースプロファイルの階調特性と、生成済の色変換パラメータに対応するソースプロファイルの階調特性とを比較することにより、生成済の色変換パラメータを再利用するために階調特性を補正するかどうかを決定することができる。
請求項3の発明によれば、指定されたソースプロファイルの階調特性と、生成済の色変換パラメータに対応するソースプロファイルの階調特性とが実質的に同一のものとして扱えない場合に、生成済の色変換パラメータを再利用するために階調特性を補正することができる。
請求項4の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、生成済の色変換パラメータのうち、指定されたソースプロファイルの色再現特性に対応する色変換パラメータを再利用できる可能性が高まる。
請求項5の発明によれば、指定されたソースプロファイルの色再現特性と、生成済の色変換パラメータに対応するソースプロファイルの色再現特性とを比較することにより、生成済の色変換パラメータを再利用するかどうかを決定することができる。
請求項6の発明によれば、指定されたソースプロファイルの色再現特性と、生成済の色変換パラメータに対応するソースプロファイルの色再現特性とが実質的に同一のものとして扱える場合に、生成済の色変換パラメータを再利用することができる。
請求項7の発明によれば、2つの色再現特性又は2つの階調特性を実質的に同一のものとして扱うかどうかを、例えば目的に応じて設定することができる。
請求項8の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、生成済の色変換パラメータのうち、指定されたソースプロファイルに対応する色変換パラメータを再利用できる可能性が高まるとともに、色変換パラメータを記憶するための容量がない場合に、色変換パラメータ間の一致度又は類似度を考慮して、色変換パラメータの削除を制御することができる。
請求項9の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、生成済の色変換パラメータのうち、指定されたデスティネーションプロファイルに対応する色変換パラメータおよび指定されたデスティネーションプロファイルの階調特性に対応する色変換パラメータを再利用できる可能性が高まる。
請求項10の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、生成済の色変換パラメータのうち、指定されたソースプロファイルに対応する色変換パラメータおよび指定されたソースプロファイルの階調特性に対応する色変換パラメータを再利用できる可能性が高まる。
請求項11の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、生成済の色変換パラメータのうち、指定されたデスティネーションプロファイルに対応する色変換パラメータおよび指定されたデスティネーションプロファイルの階調特性に対応する色変換パラメータを再利用できる可能性が高まる。
本発明の実施の形態が適用される画像処理装置のハードウェア構成例を示した図である。 本発明の実施の形態における色変換装置の機能構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態で用いる基本特性の第1の例を示した図である。 本発明の実施の形態で用いる基本特性の第2の例を示した図である。 本発明の実施の形態の基本特性評価部における評価の第1の例を示した図である。 本発明の実施の形態の基本特性評価部が第1の例のような評価を行った場合における階調補正について説明するための図である。 本発明の実施の形態の基本特性評価部における評価の第2の例を示した図である。 本発明の実施の形態の基本特性評価部が第2の例のような評価を行った場合における階調補正について説明するための図である。 本発明の実施の形態の色変換パラメータ記憶部に記憶された色変換パラメータを再利用するかどうかの判定について説明するための図である。 本発明の実施の形態の色変換パラメータ記憶部に記憶された色変換パラメータのうちの削除対象の色変換パラメータの決定について説明するための図である。 本発明の実施の形態で用いる非近似性指標の計算例を示した図である。 本発明の実施の形態で用いる非近似性スコアの計算例を示した図である。 本発明の実施の形態における色変換装置の動作例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における色変換装置の動作例を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される画像処理装置10のハードウェア構成例を示した図である。
図示するように、画像処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、HDD(Hard Disk Drive)14と、操作パネル15と、画像読取部16と、画像形成部17と、通信インターフェースコントローラ(以下、「通信I/Fコントローラ」と表記する)18とを備える。
CPU11は、ROM13等に記憶された各種プログラムをRAM12にロードして実行することにより、図2を参照して後述する各機能を実現する。
RAM12は、CPU11の作業用メモリ等として用いられるメモリである。
ROM13は、CPU11が実行する各種プログラム等を記憶するメモリである。
HDD14は、画像読取部16が読み取った画像データや画像形成部17における画像形成にて用いる画像データ等を記憶する例えば磁気ディスク装置である。
操作パネル15は、各種情報の表示やユーザからの操作入力の受付を行う例えばタッチパネルである。
画像読取部16は、紙等の記録媒体に記録された画像を読み取る。ここで、画像読取部16は、例えばスキャナであり、光源から原稿に照射した光に対する反射光をレンズで縮小してCCD(Charge Coupled Devices)で受光するCCD方式や、LED光源から原稿に順に照射した光に対する反射光をCIS(Contact Image Sensor)で受光するCIS方式のものを用いるとよい。
画像形成部17は、紙等の記録媒体に画像を形成する。ここで、画像形成部17は、例えばプリンタであり、感光体に付着させたトナーを記録媒体に転写して像を形成する電子写真方式や、インクを記録媒体上に吐出して像を形成するインクジェット方式のものを用いるとよい。
通信I/Fコントローラ18は、ネットワークを介して他の装置との間で各種情報の送受信を行う。
ところで、かかる画像処理装置10は、画像読取部16で読み取った画像や通信I/Fコントローラ18で受信した画像を入力画像として受け取る。このとき、入力画像には、それを作成したデバイスの色再現特性を記述したカラープロファイル(以下、「ソースプロファイル」という)が埋め込まれている。
一方で、画像処理装置10は、その装置固有の色再現特性を記述したカラープロファイル(以下、「デスティネーションプロファイル」という)を用いて画像を形成する。
従って、画像処理装置10は、入力画像の色データをソースプロファイルに基づいて変換し、その変換後の色データをデスティネーションプロファイルに基づいて変換することで、出力画像の色データを生成することになる。その際、ソースプロファイルとデスティネーションプロファイルを合成した色変換パラメータを生成し、この色変換パラメータを用いて画像の色変換を行うことにより、効率的な色変換が可能となる。
しかしながら、ソースプロファイルは、入力画像の作成条件に依存するため、入力画像によってソースプロファイルが異なることがある。例えば、入力画像がRGBの同じ値の信号を含んでいたとしても、その信号によって実際に再現される色は異なることがある。
このことを考慮して、ソースプロファイルが指定されるごとに色変換パラメータを生成したとすると、全く同じ色変換パラメータを何度も生成する場合があり、効率の悪い処理となってしまう。
そこで、本実施の形態では、生成した色変換パラメータの履歴を残すようにする。即ち、指定されたソースプロファイルを用いて色変換パラメータを生成し、その色変換パラメータを用いて色変換を行う場合において、色変換パラメータを、指定されたソースプロファイルの識別情報(例えば、基本特性)に関連付けて記憶しておく。こうすることで、同一の色変換パラメータは、繰り返し生成せずに、生成済のものを再利用できるようにする。
また、ソースプロファイルに実質的な変化がない場合でも、色変換パラメータは、生成時のサンプリングの僅かな変動や測色の変動等により僅かに変化する。従って、ソースプロファイルが実質的に同一として扱えるときには色変換パラメータの再生成を回避し、処理効率を向上する。
更に、用途によっては多少の色の違いよりも効率が優先される場合がある。従って、用途に応じた許容範囲を設定し、ソースプロファイルの差がその許容範囲内であれば生成済の色変換パラメータを使用して効率を向上させる。即ち、新しく指定されたソースプロファイルの基本特性と既存の基本特性との差が設定された許容範囲内である場合には、新しく色変換パラメータを生成せず、指定されたソースプロファイルに関連付けられた色変換パラメータを用いるようにする。
次に、このような動作を行う色変換装置について更に詳しく説明する。
図2は、色変換装置20の機能構成例を示したブロック図である。尚、この色変換装置20は、画像処理装置10のCPU11が、ROM13に記憶された色変換プログラムをRAM12に読み込むことにより、画像処理装置10内に実現される。
図示するように、色変換装置20は、色データ取得部21と、階調補正部22と、色変換部23と、色データ出力部24とを備える。また、ソースプロファイル取得部31と、基本特性抽出部32と、色変換パラメータ記憶部33と、許容範囲設定部34と、基本特性評価部35と、階調補正パラメータ生成部36と、色変換パラメータ管理部37と、デスティネーションプロファイル取得部38と、色変換パラメータ生成部39とを備える。
色データ取得部21は、入力画像から色データを取得する。
階調補正部22は、色データ取得部21が取得した色データに含まれる各色信号に対して階調補正を行う。本実施の形態では、色データの階調特性を補正する補正手段の一例として、階調補正部22を設けている。
色変換部23は、色データ取得部21が取得した色データ、又は、階調補正部22での階調補正が行われた場合には階調補正後の色データに対して、色変換を行う。本実施の形態では、色データを変換する変換手段の一例として、色変換部23を設けている。
色データ出力部24は、色変換部23による色変換後の色データを、画像形成部17(図1参照)に出力する。
ソースプロファイル取得部31は、入力画像からソースプロファイルを取得する。
基本特性抽出部32は、ソースプロファイル取得部31が取得したソースプロファイルから基本特性を抽出する。尚、基本特性の詳細については、後述する。本実施の形態では、ソースプロファイルから基本特性を抽出する抽出手段の一例として、基本特性抽出部32を設けている。
色変換パラメータ記憶部33は、基本特性抽出部32が抽出した基本特性と、後述する色変換パラメータ生成部39が生成した色変換パラメータとを関連付けて記憶する。本実施の形態では、色変換パラメータを記憶する記憶手段の一例として、色変換パラメータ記憶部33を設けている。
許容範囲設定部34は、基本特性抽出部32が抽出した基本特性(以下、「入力基本特性」という)と、色変換パラメータ記憶部33に記憶された基本特性(以下、「記憶基本特性」という)との差分に対する許容範囲を設定する。このとき、許容範囲は、ユーザ(使用者)の要求に応じて設定することができ、色データに含まれる各色信号の再現特性や各色信号の階調特性のそれぞれに対して設定することができる。本実施の形態では、第1の基本特性の一例として、入力基本特性を用い、第2の基本特性の一例として、記憶基本特性を用いている。また、閾値の一例として、許容範囲を用いており、閾値を設定する設定手段の一例として、許容範囲設定部34を設けている。
基本特性評価部35は、入力基本特性と記憶基本特性との差分が許容範囲よりも小さいかどうかを評価する。このとき、評価は、色データに含まれる各色信号の再現特性や各色信号の階調特性のそれぞれに対して行うことができる。本実施の形態では、記憶されている色変換パラメータを変換手段で用いるかどうか、又は、補正手段で色データの階調特性を補正するかどうかを決定する決定手段の一例として、基本特性評価部35を設けている。
階調補正パラメータ生成部36は、階調補正部22による階調補正に用いる階調補正パラメータを生成する。
色変換パラメータ管理部37は、色変換パラメータ記憶部33に記憶された色変換パラメータを管理する。具体的には、基本特性評価部35が色変換パラメータを再利用可能と判断した場合には、基本特性評価部35により指定された基本特性に関連付けて記憶された色変換パラメータを読み出し、色変換部23に設定する。また、色変換パラメータ生成部39により生成された色変換パラメータを色変換パラメータ記憶部33に記憶する場合には、色変換パラメータ記憶部33に新たな色変換パラメータを記憶できるかどうかを判定し、記憶できなければ、削除対象の色変換パラメータを決定する。本実施の形態では、特定の色変換パラメータが削除されるように制御する制御手段の一例として、色変換パラメータ管理部37を設けている。
デスティネーションプロファイル取得部38は、例えばHDD14(図1参照)に記憶された装置に関する情報の中からデスティネーションプロファイルを取得する。
色変換パラメータ生成部39は、ソースプロファイル取得部31が取得したソースプロファイルと、デスティネーションプロファイル取得部38が取得したデスティネーションプロファイルとに基づいて、色変換パラメータを生成する。そして、この色変換パラメータを、色変換部23に設定すると共に、色変換パラメータ記憶部33に記憶するために色変換パラメータ管理部37に受け渡す。本実施の形態では、色変換パラメータを生成する色変換パラメータ生成手段の一例として、色変換パラメータ生成部39を設けている。
ここで、基本特性抽出部32がソースプロファイルから抽出した基本特性と、許容範囲設定部34がその基本特性に対して設定する許容範囲とについて、具体的に説明する。
図3は、ソースプロファイルのデバイスタイプがディスプレイである場合の具体例を示したものである。
(a)には、基本特性及び許容範囲の例を示している。まず、基本特性は、RGB原色の色度x,yと、白色点の色度x,yと、RGBの階調特性γとを含んでいる。ここで、RGB原色の色度x,y、白色点の色度x,yは、主要色の再現特性の一例であり、RGBの階調特性γは、主要色の階調特性の一例である。また、許容範囲は、RGB原色、白色点、RGBの階調特性のそれぞれに対して設定されている。
(b)には、RGB原色の色度x,yと、白色点の色度x,yとに対応する点をプロットし、RGB原色、白色点のそれぞれに対する許容範囲を、それぞれに対応する点を中心とする円で表した色度図を示している。尚、図では、黒丸印がR原色に、黒四角印がG原色に、黒三角印がB原色に、白丸印が白色点に、それぞれ対応している。
また、図4は、ソースプロファイルのデバイスタイプがプリンタである場合の具体例を示したものである。
図には、基本特性及び許容範囲の例を示している。まず、基本特性は、一次色であるCMYKのベタ色のL*a*b*値と、二次色であるRGBのベタ色のL*a*b*値と、紙の白色のL*a*b*値と、一次色であるCMYKの階調特性TVI(Tone Value Increase)とを含んでいる。ここで、CMYKのベタ色のL*a*b*値、RGBのベタ色のL*a*b*値、紙の白色のL*a*b*値は、主要色の再現特性の一例であり、CMYKの階調特性TVIは、主要色の階調特性の一例である。また、許容範囲は、CMYKのベタ色、RGBのベタ色、紙の白色、CMYKの階調特性TVIのそれぞれに対して設定されている。
次に、基本特性評価部35における評価について、具体的に説明する。
図5は、ソースプロファイルのデバイスタイプがディスプレイである場合の具体例を示したものである。
図には、RGB及び白の色度x,y、RGBの階調特性γのそれぞれについて、記憶基本特性における値と、入力基本特性における値と、これらの値の差分とが示されている。また、許容範囲設定部34により設定された許容範囲(TOL.)も示されている。
そして、基本特性評価部35は、差分と許容範囲を比較することにより、2つの基本特性を評価する。図では、RGB及び白の色度x,yについて、差分が許容範囲より小さいと判定しており、判定欄に「Y」を示している。また、RGBの階調特性γについて、差分が許容範囲より小さくないと判定しており、判定欄に「N」を示している。
この場合、階調特性の差分だけが許容範囲よりも小さくないので、階調補正部22で階調補正を行えば、色変換パラメータ記憶部33に記憶された色変換パラメータを再利用することができる。
図6は、この場合の階調補正について説明するための図である。
(a)に、記憶基本特性及び入力基本特性におけるR、G、Bの階調特性を表すガンマ曲線を示す。図では、太線が、記憶基本特性におけるガンマ曲線、つまり、γ=2.2の場合のガンマ曲線を示している。また、細線が、入力基本特性におけるガンマ曲線、つまり、γ=1.8の場合のガンマ曲線を示している。
一方、(b)は、γ=0.818(≒1.8/2.2)の階調補正を行うための階調補正パラメータ(ガンマ補正曲線)を示している。即ち、階調特性γ=1.8の信号が入力された場合でも、色変換の前に、この階調補正パラメータによって階調特性γ=2.2へと階調補正を行うことで、色変換パラメータ記憶部33に記憶された色変換パラメータをそのまま再利用できるようになる。
また、図7は、ソースプロファイルのデバイスタイプがプリンタである場合の具体例を示したものである。
図には、CMYK、RGB、白のL*a*b*値、CMYKの階調特性TVIのそれぞれについて、記憶基本特性における値と、入力基本特性における値と、これらの値の差分とが示されている。また、許容範囲設定部34により設定された許容範囲(TOL.)も示されている。
そして、基本特性評価部35は、差分と許容範囲を比較することにより、2つの基本特性を評価する。図では、CMYK、RGB、白のL*a*b*値について、差分が許容範囲より小さいと判定しており、判定欄に「Y」を示している。また、CMYKの階調特性TVIについて、差分が許容範囲より小さくないと判定しており、判定欄に「N」を示している。
ここで、図7に示したように、ソースプロファイルのデバイスタイプがプリンタである場合における階調特性の一致/不一致の判定方法について述べる。
第一に、一次色の階調データの平均色差又は最大色差に基づいて判定する方法である。例えば、一次色をシアン(C)とした場合、シアン(C)の3%、7%、10%、15%、20%、25%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、90%のそれぞれに対して、記憶基本特性であるL*a*b*値と、入力基本特性であるL*a*b*値とを求め、これらの色差も求める。そして、これら全ての色差の平均値又はこれらの色差の最大値に基づいて、階調特性の一致/不一致を判定するというものである。
第二に、一次色の50%階調データの色差に基づいて判定する方法である。例えば、一次色をシアン(C)とした場合、シアン(C)の50%に対して、記憶基本特性であるL*a*b*値と、入力基本特性であるL*a*b*値とを求め、これらの色差も求める。そして、この色差に基づいて、階調特性の一致/不一致を判定するというものである。
第三に、50%TVI(Tone Value Increase)に基づいて判定する方法である。図7では、この方法を採用している。
尚、本明細書において、TVIとはドットゲインにより生じる反射率の低下量によって表される階調特性を意味するものとし、特に50%のTVIをその代表値として扱う。網点面積率が50%のときの反射率は網点面積率が0%のときの反射率と網点面積率が100%のときの反射率の丁度中間(50%)の反射率になるはずだが、実際にはドットゲインの影響でそれより低い反射率になる。この反射率の差分が50%TVIである。反射率の代わりに三刺激値XYZの値を用いた次のような式によって算出することができる。
(1)A(%)=100%×(X−X)/(X−X)−50%
(2)A(%)=100%×(Y−Y)/(Y−Y)−50%
(3)A(%)=100%×(Z−Z)/(Z−Z)−50%
ここで、(1)はシアン用の50%TVIを算出するための式であり、(2)はマゼンタ、ブラック用の50%TVIを算出するための式であり、(3)はイエロー用の50%TVIを算出するための式である。また、X,Y,Zは三刺激値を示し、添え字が0であれば、紙の白の三刺激値を、添え字がtであれば、50%の網点面積率の画像の三刺激値を、添え字がsであれば、ベタ画像の三刺激値を、それぞれ示している。
図7の場合も、階調特性の差分だけが許容範囲よりも小さくないので、階調補正部22で階調補正を行えば、色変換パラメータ記憶部33に記憶された色変換パラメータを再利用することができる。
図8は、この場合の階調補正について説明するための図である。
(a)に、記憶基本特性及び入力基本特性におけるシアンの階調特性を表す階調特性曲線を示す。図では、太線が、記憶基本特性における階調特性曲線を示している。また、細線が、入力基本特性における階調特性曲線を示している。
一方、(b)は、入力基本特性における階調特性と、記憶基本特性における階調特性とから生成した階調補正パラメータ(階調補正曲線)を示している。この階調補正曲線は、(a)に破線矢印で示したような手順で求めることができる。即ち、まず、入力基本特性における階調特性曲線を用いて、入力値50%に対する三刺激値Xを求める。次に、記憶基本特性における階調特性曲線を用いて、この三刺激値Xに対する入力値を求める。すると、入力値は54.9%となる。従って、入力値50%を入力値54.9%へと階調補正を行うことで、色変換パラメータ記憶部33に記憶された色変換パラメータをそのまま再利用できるようになる。
次に、色変換パラメータ記憶部33に記憶された色変換パラメータの管理について説明する。
図9は、色変換パラメータ記憶部33に記憶された色変換パラメータを再利用するかどうかを判定する様子を模式的に示した図である。
ここでは、(a)に示すように、基本特性を丸印で表し、許容範囲を円で表している。
まず、記憶基本特性と入力基本特性が(b)に示すような関係にある場合を考える。この場合、入力基本特性は、記憶基本特性の許容範囲内なので、色変換パラメータ記憶部33にキャッシュされている色変換パラメータが利用される。
次に、記憶基本特性と入力基本特性が(c)に示すような関係にある場合を考える。この場合、入力基本特性は、記憶基本特性の許容範囲外なので、新たに入力されたソースプロファイル用の色変換パラメータが生成され、色変換パラメータ記憶部33に余裕があれば、登録されることになる。
尚、入力基本特性が色変換パラメータ記憶部33に登録された場合、この入力基本特性についても許容範囲は存在する。そして、その許容範囲が、(d)に示すように、記憶基本特性の許容範囲と重なり合う場合もある。
但し、(c)のような場合に、色変換パラメータ記憶部33に余裕がなければ、色変換パラメータ記憶部33に記憶された色変換パラメータのうち、どの色変換パラメータを残してどの色変換パラメータを削除するかを決定する必要が出てくる。
図10は、色変換パラメータ記憶部33に複数の色変換パラメータを記憶できるが、その数が有限個に制限されている場合において、どの色変換パラメータを残せばよいかを決定する際の考え方を示した図である。
(a)には、色変換パラメータ記憶部33に記憶された複数の色変換パラメータの第1の状態を示しており、(b)には、色変換パラメータ記憶部33に記憶された複数の色変換パラメータの第2の状態を示している。(a)のように、基本特性が密集しており、許容範囲がオーバーラップしている状態よりも、(b)のように、許容範囲がオーバーラップする箇所が少なくなるように基本特性がばらけていた方が、キャッシュのヒット率は高い。即ち、記憶されている色変換パラメータをばらけた状態に保つために、各色変換パラメータの識別情報(例えば、基本特性)の一致度又は類似度(例えば、非近似性)を評価し、他の識別情報(例えば、基本特性)との一致度又は類似度が高い識別情報(例えば、非近似性が低い基本特性)に対応する色変換パラメータを削除候補にすることが好ましい。
まず、図11に、2つの色変換パラメータの間の非近似性の計算例を示す。
図では、CMKY、RGB、白のそれぞれに対して、色変換パラメータAに関連付けられた基本特性であるL*a*b*値と、色変換パラメータBに関連付けられた基本特性であるL*a*b*値との色差を求めている。そして、これらの色差の平均値9.0を、色変換パラメータAと色変換パラメータBの間の非近似性を表す指標(非近似性指標)としている。
次に、図12に、個々の色変換パラメータの他の色変換パラメータとの非近似性を表すスコア(非近似性スコア)の計算例を示す。
図では、色変換パラメータA〜Dから選択した2つの異なる色変換パラメータの組み合わせのそれぞれについて、図11に示したような計算を行い、非近似性指標を設定していく。例えば、色変換パラメータAと色変換パラメータBとの間の非近似性指標は、図11に示したように9.0であるので、この値を色変換パラメータAと色変換パラメータBとが交差するセルに設定する。また、色変換パラメータAと色変換パラメータCとの間の非近似性指標、色変換パラメータAと色変換パラメータDとの間の非近似性指標も、図11に示した方法で算出し、該当するセルに設定する。更に、色変換パラメータB、色変換パラメータC、色変換パラメータDについても、同様に、他の色変換パラメータとの間の非近似性指標を設定する。そして、色変換パラメータごとに、非近似性指標を足し合わせることで、各色変換パラメータの非近似性スコアを求める。図では、色変換パラメータA、色変換パラメータB、色変換パラメータC、色変換パラメータDの非近似性スコアが、それぞれ、31.0、28.0、40.0、25.0となっている。このうち、非近似性スコアが最も小さいのは、太枠で囲んで示したように、色変換パラメータDであるので、色変換パラメータDが削除候補となる。
次いで、本実施の形態における色変換装置20の動作について説明する。
図13−1及び図13−2は、色変換装置20の動作例を示したフローチャートである。
図13−1を参照すると、色変換装置20では、まず、ソースプロファイル取得部31が、入力画像からソースプロファイルを取得し、このソースプロファイルを基本特性抽出部32に渡す(ステップ201)。
次に、基本特性抽出部32が、ソースプロファイル取得部31から渡されたソースプロファイルから入力基本特性を抽出し、この入力基本特性を基本特性評価部35に渡す(ステップ202)。
これにより、基本特性評価部35は、色変換パラメータ記憶部33から最初の記憶基本特性を読み出し(ステップ203)、ステップ202で受け取った入力基本特性とここで読み出した記憶基本特性とを評価する(ステップ204)。
そして、入力基本特性と記憶基本特性とが適合した旨の評価結果が得られたかどうかを判定する(ステップ205)。具体的には、入力基本特性と記憶基本特性との差分が、許容範囲設定部34により設定された許容範囲内かどうかを判定する。
その結果、入力基本特性と記憶基本特性とが適合した旨の評価結果が得られた場合、つまり、全項目について差分が許容範囲内であった場合は、色変換パラメータ記憶部33に記憶された色変換パラメータを再利用する処理に移る。即ち、基本特性評価部35は、まず、階調補正部22を無効にする(ステップ206)。具体的には、階調補正パラメータ生成部36に対して、階調補正部22にスルーパラメータを設定するように指示し、階調補正パラメータ生成部36が階調補正部22にスルーパラメータを設定する。
また、基本特性評価部35は、記憶基本特性を色変換パラメータ管理部37に渡し、色変換パラメータ管理部37がこの記憶基本特性に関連付けられている色変換パラメータを読み出して色変換部23に設定する(ステップ210)。
そして、最後に、色データ取得部21が入力画像から取得した色データに対して、階調補正部22、色変換部23が、それぞれ、設定されたパラメータを用いて階調補正(この場合は、スルー)、色変換を施す(ステップ211)。これにより、色変換後の色データが、色データ出力部24により画像形成部17へ出力されることになる。
一方、入力基本特性と記憶基本特性とが適合した旨の評価結果が得られなかった場合、つまり、幾つかの項目について差分が許容範囲内でなかった場合、基本特性評価部35は、入力基本特性と記憶基本特性が階調特性以外は適合した旨の評価結果が得られたかどうかを判定する(ステップ207)。
その結果、入力基本特性と記憶基本特性とが階調特性以外は適合した旨の評価結果が得られた場合、つまり、階調特性以外の全項目について差分が許容範囲内であった場合は、色変換パラメータ記憶部33に記憶された色変換パラメータを再利用する処理に移る。但し、この場合は、色変換パラメータを再利用するために、色変換前に階調補正を行うようにする。即ち、基本特性評価部35は、まず、階調補正パラメータ生成部36に階調補正パラメータを生成するように指示し、階調補正パラメータ生成部36が、階調補正パラメータを生成する(ステップ208)。次に、階調補正パラメータ生成部36は、階調補正部22にこの階調補正パラメータを設定する(ステップ209)。
また、基本特性評価部35は、記憶基本特性を色変換パラメータ管理部37に渡し、色変換パラメータ管理部37がこの記憶基本特性に関連付けられている色変換パラメータを読み出して色変換部23に設定する(ステップ210)。
そして、最後に、色データ取得部21が入力画像から取得した色データに対して、階調補正部22、色変換部23が、それぞれ、設定されたパラメータを用いて階調補正、色変換を施す(ステップ211)。これにより、色変換後の色データが、色データ出力部24により画像形成部17へ出力されることになる。
一方、入力基本特性と記憶基本特性とが階調特性以外は適合した旨の評価結果が得られなかった場合、つまり、階調特性以外の項目に限定しても幾つかの項目について差分が許容範囲内でなかった場合は、図13−2の処理に移る。
即ち、まず、基本特性評価部35は、色変換パラメータ記憶部33に次の記憶基本特性が記憶されているかどうかを判定する(ステップ221)。そして、次の記憶基本特性が記憶されていれば、基本特性評価部35は、次の記憶基本特性を読み出し(ステップ222)、図13−1のステップ204以降の処理を繰り返す。また、次の記憶基本特性が記憶されていなければ、色変換パラメータ記憶部33に再利用可能な色変換パラメータが記憶されていないことになるので、新たに色変換パラメータを生成して記憶する処理に移る。
即ち、基本特性評価部35は、まず、階調補正部22を無効にする(ステップ223)。具体的には、階調補正パラメータ生成部36に対して、階調補正部22にスルーパラメータを設定するように指示し、階調補正パラメータ生成部36が階調補正部22にスルーパラメータを設定する。
次に、基本特性評価部35は、入力基本特性を色変換パラメータ管理部37に渡すと共に、新たな色変換パラメータの生成指示を色変換パラメータ生成部39に対して出力する。これにより、色変換パラメータ生成部39は、ソースプロファイル取得部31が取得したソースプロファイルと、デスティネーションプロファイル取得部38が取得したデスティネーションプロファイルとに基づいて、新たな色変換パラメータを生成し、これを色変換部23に設定する(ステップ224)。
また、基本特性評価部35は、この新たな色変換パラメータを色変換パラメータ記憶部33に記憶すべく、色変換パラメータ管理部37に受け渡し、色変換パラメータ管理部37が、色変換パラメータを色変換パラメータ記憶部33に記憶するための処理を行う。
即ち、色変換パラメータ管理部37は、まず、色変換パラメータ記憶部33がフル状態(新たな色変換パラメータを記憶する余裕がない状態)であるかどうかを判定する(ステップ225)。ここで、色変換パラメータ記憶部33がフル状態であると判定されれば、色変換パラメータ管理部37は、基本特性評価部35から先に渡された入力基本特性と、色変換パラメータ記憶部33に記憶された各基本特性の非近似性スコアを算出する(ステップ226)。具体的には、図11及び図12を参照して説明したような方法で非近似性スコアを算出する。
これにより、色変換パラメータ管理部37は、入力基本特性の非近似性スコアが最小であったかどうかを判定する(ステップ227)。
そして、入力基本特性の非近似性スコアが最小であれば、色変換パラメータ記憶部33に既に記憶されている色変換パラメータを削除してこの入力基本特性を記憶してもヒット率を高めることにはならないと思われるので、新たな色変換パラメータを色変換パラメータ記憶部33に記憶することなく、処理を終了する。
また、入力基本特性の非近似性スコアが最小でなければ、色変換パラメータ記憶部33に既に記憶されている色変換パラメータのうち、非近似性スコアが最小の基本特性に関連付けられた色変換パラメータを削除する(ステップ228)。そして、入力基本特性と新たに生成された色変換パラメータとを関連付けて記憶し(ステップ229)、処理を終了する。
また、ステップ225で色変換パラメータ記憶部33がフル状態でない場合も、基本特性評価部35から先に渡された入力基本特性と、色変換パラメータ生成部39によって新たに生成された色変換パラメータとを関連付けて記憶し(ステップ229)、処理を終了する。
以上により、本実施の形態の動作は終了する。
尚、本実施の形態における色変換装置20は、上記で色変換装置20が備えるものとして説明した全ての構成要素を備えていなければならないというわけではない。
例えば、色変換パラメータを再利用する際に階調補正を行わない構成も考えられる。その場合は、図2に示した構成から、階調補正部22及び階調補正パラメータ生成部36を取り除いた構成となる。
また、入力基本特性と記憶基本特性との評価結果に基づく再利用の判定を行わない構成も考えられる。その場合は、図2に示した構成から、更に、基本特性抽出部32、許容範囲設定部34、基本特性評価部35を取り除いた構成となる。
また、本実施の形態では、異なるソースプロファイルが埋め込まれた画像が入力される場面を想定し、色変換パラメータをソースプロファイルの識別情報(例えば、ソースプロファイルから抽出された基本特性)に関連付けてキャッシュするようにした。しかしながら、異なるデスティネーションプロファイルに基づいて画像を形成する場面を想定し、色変換パラメータをデスティネーションプロファイルの識別情報(例えば、デスティネーションプロファイルから抽出された基本特性)と関連付けてキャッシュするようにしてもよい。
更に、本実施の形態では、色変換装置20を画像処理装置10内に実現したが、PC(Personal Computer)等のコンピュータ内に実現してもよい。
尚、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
10…画像処理装置、20…色変換装置、21…色データ取得部、22…階調補正部、23…色変換部、24…色データ出力部、31…ソースプロファイル取得部、32…基本特性抽出部、33…色変換パラメータ記憶部、34…許容範囲設定部、35…基本特性評価部、36…階調補正パラメータ生成部、37…色変換パラメータ管理部、38…デスティネーションプロファイル取得部、39…色変換パラメータ生成部

Claims (11)

  1. 入力画像を作成したデバイスの色再現特性を示すソースプロファイルと、出力画像を作成するデバイスの色再現特性を示すデスティネーションプロファイルとに基づいて、色変換パラメータを生成する色変換パラメータ生成手段と、
    前記色変換パラメータ生成手段により生成された前記色変換パラメータを用いて、前記入力画像の色データを前記出力画像の色データに変換する変換手段と、
    前記色変換パラメータ生成手段により生成された前記色変換パラメータを、前記ソースプロファイルの識別情報に関連付けて記憶する記憶手段と
    前記入力画像を作成したデバイスにおける主要色の階調特性を示す基本特性を前記ソースプロファイルから抽出する抽出手段とを備え、
    前記記憶手段は、前記色変換パラメータを、前記抽出手段により抽出された前記基本特性を含む前記識別情報に関連付けて記憶することを特徴とする色変換装置。
  2. 前記変換手段により前記色変換パラメータを用いて前記入力画像の色データを前記出力画像の色データに変換する前に、当該入力画像の色データの階調特性を、当該色変換パラメータを用いた変換を可能とする階調特性に補正する補正手段と、
    前記抽出手段により前記ソースプロファイルから抽出された第1の基本特性と、前記記憶手段に記憶された第2の基本特性との比較結果に基づいて、前記補正手段で前記入力画像の色データの階調特性を補正するかどうかを決定する決定手段とを更に備えたことを特徴とする請求項に記載の色変換装置。
  3. 前記決定手段は、前記第1の基本特性が示す階調特性と前記第2の基本特性が示す階調特性との差分が予め設定された閾値以下でない場合に、前記補正手段で前記入力画像の色データの階調特性を補正することを決定することを特徴とする請求項に記載の色変換装置。
  4. 前記抽出手段は、さらに前記基本特性として、前記入力画像を作成したデバイスにおける主要色の再現特性を、前記ソースプロファイルから抽出することを特徴とする請求項1に記載の色変換装置。
  5. 前記抽出手段により前記ソースプロファイルから抽出された第1の主要色の再現特性と、前記記憶手段に記憶された第2の主要色の再現特性との比較結果に基づいて、前記記憶手段において当該第2の主要色の再現特性に関連付けて記憶されている色変換パラメータを前記変換手段で用いるかどうかを決定する決定手段を更に備えたことを特徴とする請求項に記載の色変換装置。
  6. 前記決定手段は、前記第1の主要色の再現特性と前記第2の主要色の再現特性との差分が予め設定された閾値以下である場合に、前記記憶手段において当該第2の主要色の再現特性に関連付けて記憶されている色変換パラメータを前記変換手段で用いることを決定することを特徴とする請求項に記載の色変換装置。
  7. 使用者の要求に応じて前記閾値を設定する設定手段を更に備えたことを特徴とする請求項又はに記載の色変換装置。
  8. 入力画像を作成したデバイスの色再現特性を示すソースプロファイルと、出力画像を作成するデバイスの色再現特性を示すデスティネーションプロファイルとに基づいて、色変換パラメータを生成する色変換パラメータ生成手段と、
    前記色変換パラメータ生成手段により生成された前記色変換パラメータを用いて、前記入力画像の色データを前記出力画像の色データに変換する変換手段と、
    前記色変換パラメータ生成手段により生成された前記色変換パラメータを、前記ソースプロファイルの識別情報に関連付けて記憶する記憶手段と
    前記色変換パラメータ生成手段により生成された前記色変換パラメータを記憶するための容量を前記記憶手段が有しない場合に、前記記憶手段において複数の色変換パラメータの各々に関連付けて記憶された複数の識別情報の一致度又は類似度に基づいて、当該複数の色変換パラメータのうちの特定の色変換パラメータが削除されるように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする色変換装置。
  9. 入力画像を作成したデバイスの色再現特性を示すソースプロファイルと、出力画像を作成するデバイスの色再現特性を示すデスティネーションプロファイルとに基づいて、色変換パラメータを生成する色変換パラメータ生成手段と、
    前記色変換パラメータ生成手段により生成された前記色変換パラメータを用いて、前記入力画像の色データを前記出力画像の色データに変換する変換手段と、
    前記色変換パラメータ生成手段により生成された前記色変換パラメータを、前記デスティネーションプロファイルの識別情報に関連付けて記憶する記憶手段と
    前記入力画像を作成したデバイスにおける主要色の階調特性を示す基本特性を前記デスティネーションプロファイルから抽出する抽出手段とを備え、
    前記記憶手段は、前記色変換パラメータを、前記抽出手段により抽出された前記基本特性を含む前記識別情報に関連付けて記憶することを特徴とする色変換装置。
  10. コンピュータに、
    入力画像を作成したデバイスの色再現特性を示すソースプロファイルと、出力画像を作成するデバイスの色再現特性を示すデスティネーションプロファイルとに基づいて、色変換パラメータを生成する色変換パラメータ生成機能と、
    前記色変換パラメータを用いて、前記入力画像の色データを前記出力画像の色データに変換する変換機能と、
    前記色変換パラメータを、前記ソースプロファイルの識別情報に関連付けて記憶する記憶機能と
    前記入力画像を作成したデバイスにおける主要色の階調特性を示す基本特性を前記ソースプロファイルから抽出する抽出機能とを実現させ、
    前記記憶機能は、前記色変換パラメータを、前記基本特性を含む前記識別情報に関連付けて記憶することを特徴とするプログラム。
  11. コンピュータに、
    入力画像を作成したデバイスの色再現特性を示すソースプロファイルと、出力画像を作成するデバイスの色再現特性を示すデスティネーションプロファイルとに基づいて、色変換パラメータを生成する色変換パラメータ生成機能と、
    前記色変換パラメータを用いて、前記入力画像の色データを前記出力画像の色データに変換する変換機能と、
    前記色変換パラメータを、前記デスティネーションプロファイルの識別情報に関連付けて記憶する記憶機能と
    前記入力画像を作成したデバイスにおける主要色の階調特性を示す基本特性を前記デスティネーションプロファイルから抽出する抽出機能とを実現させ、
    前記記憶機能は、前記色変換パラメータを、前記基本特性を含む前記識別情報に関連付けて記憶することを特徴とするプログラム。
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