JP5231936B2 - ネットワークデバイス、及び、その接続方法 - Google Patents

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本発明は、ネットワークシステムとの接続設定を容易にしたネットワークデバイス、及び、その接続方法に関する。
ネットワークシステムには、様々なネットワークデバイス(以下、適宜「デバイス」と称する)が接続される。そのデバイスの代表的なものとしては、例えば、NAS(Network Attached Storage;ネットワーク・アタッチド・ストレージ)や、スキャナ、プリンタなどがある。なお、NASとは、ネットワークシステムに接続して使用する補助記憶装置である。NASは、各種の演算を実行する処理部と、各種のプログラムやデータを格納する格納部と、外部の機器と接続して通信を行う通信インターフェイス部とによって構成されている。
各デバイスは、ネットワークシステム上で適正に動作する必要がある。そのため、IPアドレスやその他の設定データ(すなわち、ネットワークシステムとの接続に要するデータ)の設定は、ネットワークの知識を有する者がデバイスの取扱説明書を参照しながら行う必要があった。以下、図9を参照して、設定データの設定につき説明する。なお、図9は、従来のネットワークデバイスとネットワークシステムとの接続構成図である。
図9に示すように、ネットワークシステム1は、中継装置10と1乃至複数台(図9に示す例では2台)の端末装置20が接続手段(例えば、図9に示すLANケーブル30や、図示せぬ無線LAN装置など)で接続されることにより構築されている。なお、ネットワークシステム1は、中継装置10と図示せぬ機器とが、図示せぬ通信網を介して接続された構成となっている場合もある。デバイス50は、そのネットワークシステム1の中継装置10と接続される。
デバイス50は、中継装置10と接続するためのLANポート52を備えている。このLANポート52は、一端側のジャックが中継装置10のLANポート11に挿入されたLANケーブル30の、他端側のジャックが挿入される。なお、ここでは、デバイス50が前記したNASとして形成されているものとして説明する。NASは、「Windows(登録商標)」や「UNIX(登録商標)」などの様々なOSをサポートしており、既存のネットワーク環境に容易に接続できる。NASは、ストレージ資源の共用と一元管理・バックアップの効率化が可能である点、既存のLANに接続できるため、導入が容易である点、多様なサーバ/クライアント間でのファイル共用が可能である点、及び、様々なOS環境をサポートしている点などの長所を有している。
以下、ネットワークシステム1の構成につき説明する。
中継装置10は、ルータやハブなどの、データを中継する装置である。
端末装置20は、機器管理サーバや、DHCPサーバ、ファイルサーバ、ユーザPCなどの、各種の演算処理を実行する装置である。なお、機器管理サーバとは、ネットワークシステム1に接続された機器を管理するサーバである。DHCPサーバは、予めクライアント(ここでは、デバイス50)用にIPアドレスをいくつか用意(アドレスプール)しておき、クライアントの要求に応じて、この中から一つのアドレスを割り当てる(リースする)サーバである。なお、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)とは、コンピュータがネットワーク接続(すなわち、ネットワークシステムに接続)する際に必要なデータを自動的に割り当てるプロトコルである。DHCPサーバは、デバイス50へのIPアドレスの割り振りを簡易化するために、また、IPアドレスがネットワーク接続されていないデバイス50に無駄に割り振られることを防止するために、DHCPを用いて、IPアドレスを重複しないようにクライアントに割り振る。ファイルサーバとは、LANやWANなどのネットワーク上で、ファイルを共有するために設置されるサーバである。なお、前記したNASは、ファイルサーバを専用機化した装置である。ユーザPCとは、デバイス50のユーザによって利用される端末装置である。
各端末装置20は、それぞれ、演算処理を行う処理部と、演算処理を行う際にデータを格納する手段として用いられる格納部とを備えるコンピュータとして構成される。なお、格納部は、RAM(Random Access Memory)などにより構成される。演算処理機能は、CPU(Central Processing Unit)によって構成される処理部が、RAM上のプログラムを実行することで、実現される。
なお、以下の説明では、各端末装置20のうち、デバイス50に設定データを設定する機能が付与された装置を「設定装置20a」と称する。また、デバイス50のユーザによって利用される装置を「ユーザPC20b」と称する。なお、ここでは、ユーザPC20bは、設定装置20aとは別体の装置になっているものとして説明するが、設定装置20aと一体になっている場合もある。
端末装置20には、事前に、例えばCD−ROMやDVDなどの記録媒体を介して、デバイス50に設定データを設定するための各種のアプリケーションプログラムがインストールされる。例えば、設定装置20aには、デバイス50に設定データを設定するためのアプリケーションプログラム(以下、「設定アプリケーション」と称する)や、ユーザPC20bの表示部に設定画面を表示してデバイス50のユーザにデータの入力を誘導するためのアプリケーションプログラム(以下、「設定画面表示アプリケーション」と称する)がインストールされる。なお、ここでは、デバイス50のユーザが設定画面表示アプリケーションの誘導にしたがって入力したデータを「固有データ」と称する。固有データとしては、例えば、「Windows(登録商標)ファイル共有」の選択(すなわち、Windows(登録商標)ファイルと共有する機能を利用するのか否かの選択)や「DLNAメディアサーバ機能」の選択(すなわち、DLNAメディアサーバとしての機能を持たせるか否かの選択)などの、ネットワーク接続(すなわち、中継装置10を介しての中継接続)時に実行されるサービスの指定データなどがある。
設定装置20aは、設定アプリケーションにしたがって、デバイス50と通信して、デバイス50に設定データを設定する。なお、この設定データの設定に際して、設定装置20aは、設定画面表示アプリケーションにしたがって、ユーザPC20bと連携して、ユーザPC20bの表示部に設定画面を表示させる(図10参照)。なお、図10は、設定画面の一例を示す説明図である。図10は、「IPアドレス、MACアドレス、デバイス名」の入力欄に「169.254.XX.XX、00:A0:B0−XX XX XX、LANDISK−XXXX@…」が入力された例を示している。デバイス50のユーザは、デバイスの取扱説明書を参照しながら、その設定画面の誘導にしたがって固有データ(例えば、IPアドレスや、MACアドレス、デバイス名、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、ファイアーウォールの有無など)をユーザPC20bに入力する。
ユーザが入力した固有データは、ユーザPC20bから設定装置20aに送信され、さらに、設定装置20aからデバイス50に送信される。
デバイス50は、設定装置20aから設定データを受信すると、これに応答して、設定データを格納部に格納する。これにより、デバイス50への設定データの設定が完了する。
なお、設定データの設定については、近年では、自動的に行うための技術が公開されている(特許文献1参照)。特許文献1は、ネットワークを介して他の機器と通信して、他の機器の持つ情報を元にして、制御対象機器や制御範囲、制御手順などを設定する技術を公開している。
特開2006−81062号公報
従来のネットワークデバイスは、以下に説明するように、設定データを適正に設定できない場合が頻発に発生し、これにより、ネットワークシステムに接続できない状況が頻繁に発生するため、デバイスメーカにとっては、(1)ユーザからの問い合わせに対するサポートに多大な手間と時間が必要であるという課題、(2)電話や電子メールなどでは、適切なサポートを行うことができない場合があるという課題、(3)ユーザのデバイスに対する使用意欲や購入意欲を減退させるという課題、があった。
すなわち、ネットワークデバイスは、ネットワークシステムと適正に接続できるように、例えば、IPアドレスや、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、ファイアーウォールの有無、デバイス名などの、設定データを適正に設定する必要がある。
IPアドレスは、DHCPを備えているネットワーク環境であれば、デバイスとネットワークシステムを接続するだけで、自動的にデバイスに割り振られる。しかしながら、DHCPを備えていないネットワーク環境であれば、ユーザがユーザPCを操作して設定しなければならない。この場合、ユーザには、IPアドレスを決定するための、ネットワークシステムに関する高度な知識が要求される。しかしながら、多くのユーザは、そのような知識を有していない。そのため、設定データを適正に設定できない場合が発生していた。
また、デバイスメーカが作成したデバイスの取扱説明書は、例えばDHCPの有無(すなわち、DHCPを備えている場合といない場合)などのように、場合分けの記載が多く、理解しにくい記載となっている。例えば、設定データは、ネットワーク環境の違い(例えば、DHCPを備えているネットワーク環境であるか否かの違いや、設定装置に搭載されたファイアーウォールプログラムが有効(すなわち、動作中)であるか否かの違い、ネットワークシステムに導入されるデバイスが一台であるのか複数台であるのかの違いなど)により、内容が異なる。しかしながら、デバイスの取扱説明書は、主要な設定手順の例については記載されているものの、ネットワーク環境の違いによっては記載が不十分な場合がある。そのため、ユーザは、たとえネットワークの知識を充分に有していても、取扱説明書の記載からだけでは、内容の確実性が乏しいため、設定データを適正に設定できない場合が発生していた。
その結果、デバイスは、ネットワークシステムに接続できない状況が頻繁に発生していた。
そのため、ユーザは、電話や電子メールなどによってデバイスの設定データの設定に関する問い合わせをデバイスメーカに行っていた。デバイスメーカは、このユーザからの問い合わせに対してサポート(つまり、電話や電子メールなどによる回答)を行っていたが、そのサポートに多大な手間と時間が必要であるため、多大な負担となっていた。
また、デバイスのデータは、Windows(登録商標)ファイル共有機能が利用できる環境であれば、Windows(登録商標)ファイル共有機能によって定まる一意のアドレス(例えば、デバイスがNASである場合の「http://landisk」や「¥¥landisk」といったアドレス)を用いてデバイスにアクセスすることで確認できる。しかしながら、ネットワークシステムに導入されたデバイスが複数台である場合は、たとえDHCPを備えているネットワーク環境であっても、どのデバイスがいずれのデバイスであるのかを特定することが困難である。このような場合に、デバイスメーカは、電話や電子メールなどでは、適切なサポートを行うことができなかった。
さらに、デバイスをネットワークシステムに接続できない状況が頻繁に発生すると、ユーザ(特に、デバイスに不慣れな初心者ユーザ)に心理的な負担がかかり、その結果、ユーザのデバイスに対する使用意欲や購入意欲を減退させることがあった。
また、従来のネットワークデバイスは、ユーザにとっては、ネットワークシステムに関する高度な知識を必要とする場合や、試行錯誤を繰り返しながら設定する場合があるとともに、CD−ROMやDVDなどの記憶媒体を端末装置にセットする必要があるため、ユーザに多大な負担をかけているという課題があった。
そこで、本発明は、前記した問題を解決し、ネットワークシステムとの接続設定を容易にしたネットワークデバイスなどを提供することを主な目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、中継装置を介してネットワークシステムと接続されるネットワークデバイスであって、
前記ネットワークシステムとの接続に要する設定データを当該ネットワークデバイスに設定する設定装置と接続する第1接続部と、
前記中継装置を介して前記ネットワークシステムと接続する第2接続部と、
前記設定装置に前記設定データを生成させるための設定サポート用のアプリケーションが予め格納されているサポートアプリケーション格納部と、
前記設定装置から送信される前記設定データを格納する設定データ格納部と、
前記設定データ格納部に格納された設定データを用いて、前記第2接続部及び前記中継装置を介して当該ネットワークデバイスを前記ネットワークシステムに接続する処理を行う接続処理部とをし、
前記接続処理部は、
前記第1接続部を介して当該ネットワークデバイスが前記設定装置と接続されるとともに、前記第2接続部を介して当該ネットワークデバイスが前記中継装置と接続される場合に、
(a)前記設定装置に、前記サポートアプリケーション格納部に予め格納されている前記設定サポート用のアプリケーションを読み込ませることによって、前記設定装置に、前記設定データを生成させるとともに、その設定データを当該ネットワークデバイスに向けて送信させ、
(b)前記設定装置から送信された前記設定データを前記設定データ格納部に格納し、
(c)前記設定データ格納部に格納された前記設定データを用いて、前記第2接続部及び前記中継装置を介して当該ネットワークデバイスを前記ネットワークシステムに接続する処理を行う
ことを特徴とする。
その他の手段は、後記する。
本発明によれば、前記した問題、すなわち、デバイスメーカにとっては、(1)ユーザからの問い合わせに対するサポートに多大な手間と時間が必要であるという課題、(2)電話や電子メールなどでは、適切なサポートを行うことができない場合があるという課題、(3)ユーザのデバイスに対する使用意欲や購入意欲を減退させるという課題、及び、ユーザにとっては、ネットワークシステムに関する高度な知識を必要とする場合や、試行錯誤を繰り返しながら設定する場合があるとともに、CD−ROMやDVDなどの記憶媒体を端末装置にセットする必要があるため、ユーザに多大な負担をかけているという課題を解決し、ネットワークシステムとの接続設定を容易にしたネットワークデバイスなどを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
<ネットワークデバイスの構成>
以下、本実施形態に係るネットワークデバイス(以下、適宜「デバイス」と称する)の構成につき説明する。まず、図1及び図2を参照して、本実施形態のデバイスの外部構成につき説明し、続いて、図3を参照して、本実施形態のデバイスの内部構成につき説明する。なお、図1は、本実施形態のネットワークデバイスの接続構成図である。また、図2は、本実施形態に係るネットワークデバイスの接続部周辺の構成図である。図3は、本実施形態に係るネットワークデバイスの内部ブロック図である。
なお、従来例と同様の構成要素(図9参照)については、同一の符号を付し、それらの説明を省略する。
(デバイスの外部構成)
図1に、本実施形態のデバイスの接続構成を示す。なお、ここでは、設定装置20aは前記したユーザPCと一体になっているものとして説明する。
図1に示すように、本実施形態のデバイス100は、従来のデバイス50と比較すると、LANポート132に加え、USBデバイスポート131を有している。
このUSBデバイスポート131は、USBケーブル40のデバイス側のジャックが挿入されるポートである。デバイス100は、USBケーブル40のデバイス側のジャックがこのUSBデバイスポート131に挿入されるとともに、USBケーブル40のホスト側のジャックが設定装置20aのUSBホストポート22に挿入されることにより、設定装置20aとダイレクトに接続される。
このUSBデバイスポート131は、課題を解決するための手段に記載されている「第1接続部」に相当する構成要素である。また、ルータやハブなどの中継装置10と接続されるLANポート132は、「第2接続部」に相当する構成要素である。
図2に、本実施形態のデバイス100の接続部周辺の構成の一例を示す。
図2に示すように、デバイス100は、例えば装置の背面に、USBデバイスポート131、LANポート132、USBホストポート133、電源ケーブル141、及び電源スイッチ142を有している。
なお、USBホストポート133は、デバイス100をホスト装置とし、デバイス100を下位装置(図示せず)と接続する場合に用いるポートである。デバイス100は、USBケーブル40のホスト側のジャックがこのUSBホストポート133に挿入されるとともに、USBケーブル40のデバイス側のジャックが図示せぬ下位装置のUSBデバイスポートに挿入されることにより、図示せぬ下位装置とダイレクトに接続される。以下、このUSBホストポート133を「第3接続部」と称する場合もある。このUSBホストポート133は、必ずしも必要な構成要素ではなく、削除することも可能である。
なお、図1及び図2は、デバイス100がNAS(Network Attached Storage;ネットワーク・アタッチド・ストレージ)100aとして形成されている場合の構成例を示している。しかしながら、デバイス100は、ネットワークシステム1に接続可能な装置であれば、NAS100aに限らず、他の形態の装置(例えば、スキャナやプリンタなどの装置)として形成されていてもよい。
(デバイスの内部構成)
図3に、デバイス100の内部ブロックの一例を示す。なお、図3は、デバイス100がNAS100aとして形成されている場合の構成例を示している。
図3に示すように、デバイス100は、各種の演算を実行する処理部110と、各種のプログラムやデータを格納する格納部120と、外部の機器と接続して通信を行う通信インターフェイス部130とを有している。
処理部110は、CPUによって構成されている。処理部110は、内部に、接続処理部110a、NAS処理部110bなどの機能手段が構築されている。
接続処理部110aは、外部の機器との接続を実行する機能手段である。接続処理部110aは、USBデバイスポート131を介してデバイス100と設定装置20aとが接続された場合に、設定装置20aから設定データを取得して、後記する設定データ格納部126cに格納する。また、接続処理部110aは、LANポート132を介してデバイス100と中継装置10とが接続された場合に、設定データ格納部126cに格納された設定データを用いてネットワークシステム1との接続を行う。これら接続処理部110aの一連の動作は、後記するサポートアプリケーションによって規定されている。
NAS処理部110bは、後記するファイルデータ格納部121cからのファイルデータの読み出し、及び、ファイルデータ格納部121cへのファイルデータの書き込みを行う機能手段である。NAS処理部110bは、デバイス100がNASとしての機能するために付加された機能手段である。NAS処理部110bには、後記する設定値変換データ格納部126dに予め格納された設定値変換データを参照することにより、USBデバイス用の設定値データをNAS用の設定値データに変換する機能が付与されている。この機能は、外部の機器が本実施形態のデバイス100をあたかもUSBデバイスと見なしてアクセスできるようにするために付与されている。
なお、処理部110の各機能手段は、任意の処理を行う場合に、格納部120から所望のデータを読み出して、読み出したデータを参照して処理を行う。また、各機能手段は、データを生成した場合に、生成したデータを格納部120に一旦読み出し自在に格納する。これらの一連の動作は、読み出し自在に格納部120に格納されたプログラム(具体的には、後記するサポートアプリケーション)によって規定されている。以下、この点については、その詳細な説明を省略する。
格納部120は、HDDとRAMによって構成されている。以下、HDDによって構成された格納部を「HDD格納部121」と称し、RAMによって構成された格納部を「RAM格納部126」と称する。HDD格納部121は、内部に、サポートアプリケーション格納部121a、USBデバイスデータ格納部121b、ファイルデータ格納部121cなどの格納領域が構築されている。また、RAM格納部126は、内部に、サポートアプリケーション一時格納部126a、USBデバイスデータ一時格納部126b、設定データ格納部126c、設定値変換データ格納部126dなどの格納領域が構築されている。
なお、格納部120は、例えばHDD格納部121の図示しない格納領域に、「autorun.inf」(すなわち、自動実行するアプリケーションプログラムを指定するデータ)を予め格納している。設定装置20aは、USBケーブル40によってデバイス100と接続されたときに、この「autorun.inf」に指定されたアプリケーションプログラムをデバイス100から読み出して自動実行する。以下、「autorun.inf」に指定されたアプリケーションプログラムを「オートランアプリケーション」と称する。本実施形態では、後記するサポートアプリケーションに含まれている設定アプリケーションや設定画面表示アプリケーションなどが、オートランアプリケーションとして、指定されている。
サポートアプリケーション格納部121aは、設定装置20aに読み出されて機能する設定サポート用のアプリケーションプログラム(以下、「サポートアプリケーション」と称する)を予め格納する格納領域である。このサポートアプリケーションは、CD−ROMやDVDなどの記録媒体を介して端末装置20にインストールされていた従来のアプリケーションプログラムに代わるプログラムである。サポートアプリケーションは、設定画面表示アプリケーションに加え、USB接続された設定装置20aにデバイス100への設定データを自動実行して設定させるための設定アプリケーション、及び、デバイス100に、設定装置20aからデバイス100に通知された設定データを設定データ格納部126cに格納する機能、ネットワーク1に接続する処理を行う機能、後記する設定完了信号や接続確認信号を設定装置20aに通知する機能などを実行させるプログラムを含んでいる。なお、従来の設定アプリケーションは、LANケーブル30経由で接続設定するため、ネットワーク環境からの影響を受けていた。しかしながら、本発明で用いる設定アプリケーションは、確実性のあるUSBケーブル40経由で接続設定するため、DHCPの有無やNASの台数などの、ネットワーク環境からの影響を排除することができる。
USBデバイスデータ格納部121bは、デバイス100に対応付けられたUSBデバイスとしてのデータ(以下、「USBデバイスデータ」と称する)を予め格納する格納領域である。USBデバイスデータとしては、デバイス100の属性を表すデータ(例えば、デバイス100がファイルデータを格納する装置であることを表す場合のデータ「landisk」)などがある。なお、後記するDASとして機能する場合も同じである。
ファイルデータ格納部121cは、デバイス100がNASとして機能する場合に用いられる様々なファイルデータを格納する格納領域である。
サポートアプリケーション一時格納部126aは、サポートアプリケーション格納部121aに予め格納されたサポートアプリケーションを読み出し自在に一時格納する格納領域である。サポートアプリケーション一時格納部126aは、接続処理部110aがサポートアプリケーション(特に、その中の設定アプリケーションや設定画面表示アプリケーション)を短時間に読み出すために、設けられている。
USBデバイスデータ一時格納部126bは、USBデバイスデータ格納部121bに予め格納されたUSBデバイスデータを読み出し自在に一時格納する格納領域である。USBデバイスデータ一時格納部126bは、接続処理部110aがUSBデバイスデータを短時間に読み出すために、設けられている。
設定データ格納部126cは、設定装置20aから取得されるデバイス100の設定データを格納する格納領域である。なお、本実施形態では、設定データは、設定装置20aがデバイス100からサポートアプリケーションに含まれている設定アプリケーションや設定画面表示アプリケーションを読み出し、これらのアプリケーションにしたがって動作することにより、生成される。
設定値変換データ格納部126dは、USBデバイス用の設定値データをNAS用の設定値データに変換するための変換テーブルデータを予め格納する格納領域である。
通信インターフェイス部130は、前記した第1接続部としてのUSBデバイスポート131と第2接続部としてのLANポート132と第3接続部としてのUSBホストポート133とを備えている。
図3に示すデバイス100は、いわば、NASとUSBデバイスとが一体に形成された装置といえる。したがって、図3に示すデバイス100の各構成要素は、NASとしての機能を実現する構成要素と、USBデバイスとしての機能を実現する構成要素と、NASとUSBデバイスとで共有する構成要素とに分類できる。NASとしての機能を実現する構成要素としては、NAS処理部110b、ファイルデータ格納部121c、及び設定値変換データ格納部126dが該当する。また、USBデバイスとしての機能を実現する構成要素としては、USBデバイスデータ格納部121b及びUSBデバイスデータ一時格納部126bが該当する。また、NASとUSBデバイスとで共有する構成要素としては、接続処理部110a、サポートアプリケーション格納部121a、設定データ格納部126c、及び通信インターフェイス部130が該当する。
<ネットワークデバイスとネットワークシステムの動作>
以下、図4(A)〜図4(D)を参照して、本実施形態のデバイスとネットワークシステムとの動作の概要につき説明し、続いて、図5、図6−1、図6−2、及び図7を参照して、設定データの設定動作(すなわち、図4(A)〜図4(B)に示す手順の間で行われる、本実施形態のデバイス100とネットワークシステム1の動作)の詳細につき説明する。なお、図4(A)〜図4(D)は、それぞれ、本実施形態に係るネットワークデバイスとネットワークシステムとの接続手順の説明図である。また、図5は、本実施形態に係るネットワークデバイスと設定装置の全体の動作を示す遷移図である。図6−1及び図6−2は、それぞれ、本実施形態に係るネットワークデバイスと設定装置の個々の動作を示すフローチャート図である。図6−1は、本実施形態に係るネットワークデバイスの動作を示しており、図6−2は、設定装置の動作を示している。図7は、設定画面の一例を示す説明図である。
(接続動作の概要)
図4(A)〜図4(D)に、本実施形態のデバイス100とネットワークシステム1との接続手順を示す。
図4(A)に示すように、設定装置20aは、LANケーブル30を介して中継装置10と接続されている。その設定装置20aに対して、USBケーブル40のホスト側のジャックが設定装置20aのUSBホストポート22に接続される。さらに、USBケーブル40のデバイス側のジャックがデバイス100のUSBデバイスポート131に接続される。これにより、USBケーブル40を介して、設定装置20aとデバイス100が接続される。
デバイス100は、設定装置20aと接続されると、USBデバイスデータを設定装置20aに通知(送信)する。
一方、設定装置20aは、これにより、デバイス100をUSBストレージデバイスとして認識し、デバイス100のHDD格納部121の図示しない格納領域に格納された「autorun.inf」を読み出す。その結果、設定装置20aは、「autorun.inf」に指定された、サポートアプリケーションに含まれている設定アプリケーションを、オートランアプリケーションとしてデバイス100から読み出して起動する。
設定アプリケーションが起動すると、設定装置20aは、これに応答して、図4(B)に示すように、デバイス100に付与する設定データを生成し、デバイス100に通知する。
デバイス100は、設定装置20aから設定データを取得(受信)すると、これに応答して、取得した設定データを設定データ格納部126cに格納する。
この後、図4(C)に示すように、LANケーブル30の一端側のジャックが中継装置10のLANポート11(図1参照)に接続され、さらに、LANケーブル30の他端側のジャックがデバイス100のLANポート132に接続される。これにより、LANケーブル30を介して、中継装置10とデバイス100が接続される。
この後、図4(D)に示すように、USBケーブル40が設定装置20aとデバイス100から取り外される。これにより、デバイス100は、中継装置10とのみ接続された状態となる。
(設定データの設定動作の詳細)
以下、図5、図6−1、及び図6−2を参照して、本実施形態のデバイス100とネットワークシステム1の設定データの設定動作(すなわち、図4(A)〜図4(B)に示す手順の間で行われる動作)の詳細につき説明する。なお、ここでは、設定装置20aは、デバイス100から取得する設定アプリケーションによって、CPUに、設定処理部とデータ収集部などの機能手段が構築されるものとして説明する。設定処理部は、デバイス100に設定する設置データを生成する。データ収集部は、設定データを生成する際の基礎となるデータ(以下、「設定基礎データ」と称する)を収集する。データ収集部は、設定基礎データとして、例えば、設定装置20aがネットワークシステム1と接続した際に用いられたデータ(以下、「ネットワーク環境データ」と称する)や、未使用なIPアドレスの集合を表すデータ(以下、「未使用IPアドレス群データ」と称する)、デバイス100のユーザが設定画面表示アプリケーションの誘導にしたがって入力する前記した固有データなどを収集する。
まず、設定装置20aとデバイス100は、図4(A)に示すように、USBケーブル30を介して接続される。このとき、デバイス100は、図5及び図6−1に示すように、USB接続処理(すなわち、USBケーブル40によるダイレクトな接続処理)を行う(S101)。このとき、図3に示すデバイス100の接続処理部110aが、USBデバイスデータ一時格納部126bからUSBデバイスデータ(例えば、「landisk」などのデバイス100の属性データ)を読み出して、設定装置20aに通知(送信)する。
設定装置20aは、図5及び図6−2に示すように、デバイス100からUSBデバイスデータを取得(受信)する(S21)と、これに応答して、デバイス100の格納部120に格納された「autorun.inf」を読み出し、「autorun.inf」に指定されたオートランアプリケーションとして、サポートアプリケーションに含まれている設定アプリケーションをデバイス100から読み出して起動する(S22)。設定装置20aは、設定アプリケーションが起動すると、これに応答して、CPUに、設定処理部とデータ収集部が構築され、以後、設定アプリケーションにしたがって、動作する。以下、この点については、その詳細な説明を省略する。
設定装置20aは、設定アプリケーションが起動すると、まず、設定基礎データの収集を行う(S23)。なお、設定基礎データの収集は、設定処理部が設定基礎データの収集をデータ収集部に指示し、これに応答してデータ収集部が動作することにより、行われる。
このとき、まず、データ収集部は、設定基礎データとして、ネットワーク環境データを収集する(S23a)。なお、ネットワーク環境データは、設定装置20aの図示せぬ格納部に予め格納されている。ネットワーク環境データの収集は、データ収集部が格納部からそのネットワーク環境データを読み出すことにより、行われる。
続いて、データ収集部は、設定基礎データとして、未使用IPアドレス群データを収集する(S23b)。なお、未使用のIPアドレス群データの収集は、例えば「ARP」プロトコルを利用して、行われる。すなわち、この収集は、設定装置20aのデータ収集部が、IPアドレスとしてリース(用意)された全てのアドレス(例えば、IPアドレスとして「192.168.0.0」〜「192.168.0.255」がリースされている場合に、その全てのアドレス)に対して、自身のEthernet(登録商標)アドレスと自身のIPアドレス、そして通信相手のIPアドレスの3つを「ARP問い合わせ」パケットに入れて、ネットワーク上へブロードキャストし、通信相手から「ARP問い合わせ」パケットに対する応答(「ARP応答」パケット)がなかったアドレスを未使用なIPアドレスと見なすことにより、行われる。
データ収集部は、ネットワーク環境データ及び未使用IPアドレス群データを収集すると、これに応答して、設定処理部に通知する。
設定処理部は、データ収集部からネットワーク環境データ及び未使用IPアドレス群データを収集すると、これに応答して、オートランアプリケーションとして、サポートアプリケーションに含まれている設定画面表示アプリケーションをデバイス100から読み出して起動する(S23c)。
設定装置20aの設定処理部が設定画面表示アプリケーションを起動すると、設定表示画面が設定装置20aの表示部に表示される。デバイス100のユーザは、その設定画面の誘導にしたがって、固有データを設定装置20aに入力する。
図7(A)〜図7(C)は、その設定画面の一例を示している。図7(A)は、「LANDISK名」の入力欄にデバイス100の名称「LANDISK−FFFFFF」が入力された例を示している。図7(B)は、「DHCP機能、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバ1、DNSサーバ2」の入力欄に「有効、自動設定、自動設定、自動設定、自動設定、自動設定」が入力された例を示している。なお、設定の変更は、設定画面の「詳細設定」キーを押下して、詳細設定を行うための設定画面を設定装置20aの表示部に表示させることによって行うことができる。図7(C)は、利用する機能として「Windows(登録商標)ファイル共有」と「DLNAメディアサーバ機能」の入力欄にチェックが入力された例を示している。
デバイス100のユーザが固有データを設定装置20aに入力することにより、設定装置20aは固有データを取得する(S23d)。これにより、設定基礎データの収集が完了する。なお、S23c〜S23dの動作は、必ずしも必要な動作ではなく、削除することも可能である。
設定処理部は、設定基礎データの収集が完了すると、これに応答して、デバイス100に割り振るIPアドレス(以下、「付与IPアドレス」と称する)を決定する(S24)。付与IPアドレスの決定は、S23bで収集された未使用IPアドレス群データの中から任意のもの(例えば、先頭のIPアドレス)を選択することにより、行われる。
設定処理部は、付与IPアドレスを決定すると、これに応答して、付与IPアドレスと接続環境データとを組み合わせて、デバイス100に設定する設定データを生成して、デバイス100に通知する(S25)。なお、このとき、設定処理部は、生成した設定データを設定装置20aの図示せぬ格納部に格納する。
デバイス100は、図5及び図6−1に示すように、設定装置20aから設定データを取得すると、これに応答して、接続処理部110aが取得した設定データを設定データ格納部126cに格納する(S102)。
接続処理部110aは、設定データを設定データ格納部126cに格納すると、これに応答して、設定データの設定が完了したことを表す信号(以下、「設定完了信号」と称する)を設定装置20aに通知する(S103)。
設定装置20aは、図5及び図6−2に示すように、デバイス100から設定完了信号を取得すると、これに応答して、ネットワーク接続処理(すなわち、中継装置10を介しての中継接続処理)を行う(S26、S27)。このとき、設定装置20aの設定処理部が、設定装置20aの図示せぬ格納部からデバイス100に設定した設定データを読み出して、この設定データに基づいて、中継装置10を介してデバイス100にアクセスする。
デバイス100は、図5及び図6−1に示すように、設定装置20aとの間でネットワーク接続が行われると、これに応答して、ネットワーク接続処理が行われたことを表す信号(以下、「接続確認信号」と称する)を設定装置20aに通知する(S104、S105)。
設定装置20aは、図5及び図6−2に示すように、デバイス100から接続確認信号を取得すると、これに応答して、設定完了処理(例えば、設定装置20aの表示部にショートカット(具体的には、LANDISKのネットワークドライブ(L:)を指定するショートカット)を生成する処理や、図示せぬ設定装置20aの格納部に格納されたデバイス100の設定データを確定する処理など)を行う(S28、S29)。これにより、デバイス100への設定データの設定が完了する。
外部の機器は、デバイス100をUSBデバイスと見なしてアクセスする。そして、デバイス100が、USBデバイス用のデータをNAS用のデータ(または、固有の機能を実行するデバイス用のデータ(例えば、スキャナ用のデータ、プリンタ用のデータなど))に変換する。
このデバイス100によれば、ネットワークシステム1と接続する第2接続部132とは別に、設定装置20aとダイレクトに接続する第1接続部131を有しており、第1接続部131を介して設定装置20aと接続された状態で、設定データが設定される。このとき、デバイス100は、設定装置20aと直結された状態となっているため、ネットワーク環境からの影響を排除できる。そのため、デバイス100は、ネットワーク環境が異なる場合であっても、常に、設定データを単一の設定手順で容易かつ適正に設定できる。
そのため、デバイスメーカでは、設定データの設定に対するサポートに要する手間や時間を低減できる。また、適切なサポートを行うことができない状況が生じるのを回避できる。さらに、ユーザのデバイスに対する使用意欲や購入意欲が減退するのを防止できる。
一方、ユーザでは、ネットワークシステムに関する高度な知識を待たなくともよくなる。また、試行錯誤を繰り返しながら設定することもなくなる。さらに、サポートアプリケーションがデバイス100に予め格納されているので、CD−ROMやDVDなどの記憶媒体をユーザPCにセットする必要がなくなる。
なお、本実施形態では、NASであるデバイス100は、USBデバイスポート131が設けられており、仮想的なUSBストレージデバイスに擬されている。また、デバイス100は、設定装置20aに読み出されて機能する設定サポート用のアプリケーション(すなわち、サポートアプリケーション)を格納している。したがって、このデバイス100は、設定装置20aと1対nで接続されるNASでありながら、設定装置20aと1対1で接続されるDAS(Direct Attached Storage;ダイレクト・アタッチド・ストレージ)と同様に、1対1の関係で設定装置20aと接続され、さらに、デバイス100に格納されたサポートアプリケーションが設定装置20aによって読み出されて実行されることにより、その接続をそのまま設定データの設定に利用している。
そのため、このデバイス100によれば、ユーザは、一般的によくあるUSBハードディスクと同じ導入手順にて、NASであるデバイス100をネットワークシステム1に導入できる。
また、デバイス100は、LANポート132を介さずに、USBデバイスポート131を介して、設定装置20aから設定データを取得する。そのため、このデバイス100によれば、設定データが正しく設定されていないと適正に動作しない可能性があるインターフェイスを介さずに、確実性の高いインターフェイスで設定データを取得できる。
このデバイス100は、好ましくは、第1接続部131がUSBデバイスポートとして形成されているとよい。これにより、デバイス100は、広く普及しているUSBケーブル40によって設定装置20aと容易に接続できる。
このデバイス100は、好ましくは、接続処理部112は、第1接続部131を介してこのデバイス100と設定装置20aとが接続された場合に、設定装置20aの設定処理部に、設定データの基礎となるデータである設定基礎データを収集させ、その設定基礎データに基づいて設定データを生成させた後、その設定データをこのデバイス100に送信させるとよい。
このデバイス100は、好ましくは、接続処理部112は、設定装置20aの設定処理部に、設定基礎データとして、ネットワークシステム1の接続環境を表す接続環境データ及びネットワークシステム1の未使用なIPアドレス群を表す未使用IPアドレス群データを収集させ、その未使用IPアドレス群データに基づいてこのデバイス100に割り振る付与IPアドレスを決定させ、その付与IPアドレスと接続環境データとを組み合わせて設定データを生成させるとよい。
本発明は、前記した実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や変形を行うことができる。
例えば、本発明は、ネットワークドライブの割り当てにも適用できる。
また、例えば、図3に示す例では、デバイス100がNAS100aとして形成されているものとして説明している。しかしながら、デバイス100は、NAS以外の装置(例えば、スキャナやプリンタなどの装置)として形成されている場合もある。デバイス100は、NAS以外の装置として形成されている場合に、その構成が適宜変更される。図8に、その構成の一例を示す。なお、図8は、変形例に係るネットワークデバイスの内部ブロック図である。図8に示すように、デバイス100は、例えばスキャナにおける光学式読取機構やプリンタにおける印字機構などの、デバイスに固有の機能を実行する手段(以下、「固有機能実行部140」と称する)を有する構成となっている。さらに、デバイス100は、NAS処理部110bの代わりに、その固有機能実行部140を制御するための処理部(以下、「固有機能処理部110c」と称する)を有する構成となっている。この固有機能処理部110cは、設定値変換データ格納部126dに予め格納された設定値変換データを参照することにより、USBデバイス用の設定値データを、固有機能実行部140を動作させるためのデバイス用の設定値データに変換する。これにより、外部の機器は、デバイス100をあたかもUSBデバイスと見なしてアクセスし、デバイス100の固有機能実行部140を動作させることができる。
また、例えば、設定画面表示アプリケーションや設定アプリケーションなどのプログラムは、サポートアプリケーションから除外して、任意のウェブサイト上に配置することも可能である。この場合、デバイス100のサポートアプリケーションは、設定装置20aに、当該ウェブサイトにアクセスさせて、これらのプログラムをダウンロードさせ、さらにプログラムを自動実行させるように機能する構成となる。これにより、サポートアプリケーションの構成を簡易化できる。
本実施形態に係るネットワークデバイスとネットワークシステムとの接続構成図である。 本実施形態に係るネットワークデバイスの接続部周辺の構成図である。 本実施形態に係るネットワークデバイスの内部ブロック図である。 図4(A)〜(D)は、それぞれ、本実施形態に係るネットワークデバイスとネットワークシステムとの接続手順の説明図である。 本実施形態に係るネットワークデバイスと設定装置の全体の動作を示す遷移図である。 本実施形態に係るネットワークデバイスと設定装置の個々の動作を示すフローチャート図(1)である。 本実施形態に係るネットワークデバイスと設定装置の個々の動作を示すフローチャート図(2)である。 図7(A)〜(C)は、それぞれ、設定画面の一例を示す説明図である。 変形例に係るネットワークデバイスの内部ブロック図である。 従来のネットワークデバイスとネットワークシステムとの接続構成図である。 設定画面の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 ネットワークシステム
10 中継装置(ルータ、ハブ)
11 LANポート
20 端末装置
20a 設定装置
22 USBホストポート
30 LANケーブル
40 USBケーブル
100 ネットワークデバイス(NAS、スキャナ、プリンタ、etc.)
100aNAS
112 接続処理部
126c 設定データ格納部
131 USBデバイスポート(第1接続部)
132 LANポート(第2接続部)

Claims (9)

  1. 中継装置を介してネットワークシステムと接続されるネットワークデバイスにおいて、
    前記ネットワークシステムとの接続に要する設定データを当該ネットワークデバイスに設定する設定装置と接続する第1接続部と、
    前記中継装置を介して前記ネットワークシステムと接続する第2接続部と、
    前記設定装置に前記設定データを生成させるための設定サポート用のアプリケーションが予め格納されているサポートアプリケーション格納部と、
    前記設定装置から送信される前記設定データを格納する設定データ格納部と、
    前記設定データ格納部に格納された前記設定データを用いて、前記第2接続部及び前記中継装置を介して当該ネットワークデバイスを前記ネットワークシステムに接続する処理を行う接続処理部とをし、
    前記接続処理部は、
    前記第1接続部を介して当該ネットワークデバイスが前記設定装置と接続されるとともに、前記第2接続部を介して当該ネットワークデバイスが前記中継装置と接続される場合に、
    (a)前記設定装置に、前記サポートアプリケーション格納部に予め格納されている前記設定サポート用のアプリケーションを読み込ませることによって、前記設定装置に、前記設定データを生成させるとともに、その設定データを当該ネットワークデバイスに向けて送信させ、
    (b)前記設定装置から送信された前記設定データを前記設定データ格納部に格納し、
    (c)前記設定データ格納部に格納された前記設定データを用いて、前記第2接続部及び前記中継装置を介して当該ネットワークデバイスを前記ネットワークシステムに接続する処理を行う
    ことを特徴とするネットワークデバイス。
  2. 中継装置を介してネットワークシステムと接続されるネットワークデバイスにおいて、
    前記ネットワークシステムとの接続に要する設定データを当該ネットワークデバイスに設定する設定装置と接続する第1接続部と、
    前記中継装置を介して前記ネットワークシステムと接続する第2接続部と、
    前記設定装置に前記設定データを生成させるための設定サポート用のアプリケーションが予め格納されているサポートアプリケーション格納部と、
    前記設定装置から送信される前記設定データを格納する設定データ格納部と、
    前記設定データ格納部に格納された前記設定データを用いて、前記第2接続部及び前記中継装置を介して当該ネットワークデバイスを前記ネットワークシステムに接続する処理を行う接続処理部とを有し、
    前記接続処理部は、
    (a)前記第1接続部を介して当該ネットワークデバイスが前記設定装置と接続された状態で、前記設定装置に、前記サポートアプリケーション格納部に予め格納されている前記設定サポート用のアプリケーションを読み込ませることによって、前記設定装置に、前記設定データを生成させるとともに、その設定データを当該ネットワークデバイスに向けて送信させ、
    (b)前記設定装置から送信された前記設定データを前記設定データ格納部に格納し、
    (c)前記第1接続部を介して当該ネットワークデバイスが前記設定装置と接続され、さらに、前記第2接続部及び前記中継装置を介して当該ネットワークデバイスが前記ネットワークシステムと接続された状態で、前記第2接続部及び前記中継装置を介して前記設定装置からアクセスを受けたときに、前記第2接続部及び前記中継装置を介して接続確認信号を前記設定装置に送信し、
    (d)前記第1接続部を介する当該ネットワークデバイスと前記設定装置との接続が切断され、かつ、前記第2接続部及び前記中継装置を介して当該ネットワークデバイスが前記ネットワークシステムと接続された状態で、前記設定データ格納部に格納された前記設定データを用いて、前記第2接続部及び前記中継装置を介して当該ネットワークデバイスを前記ネットワークシステムに接続する
    ことを特徴とするネットワークデバイス。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のネットワークデバイスにおいて、
    前記第1接続部は、USBデバイスと接続するUSBデバイスポートとして形成されており、
    前記第2接続部は、LANと接続するLANポートとして形成されている
    ことを特徴とするネットワークデバイス。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のネットワークデバイスにおいて、
    さらに、各種のファイルデータを格納するファイルデータ格納部と、
    前記ファイルデータ格納部に任意のファイルデータを書き込む、または、前記ファイルデータ格納部から任意のファイルデータを読み出すNAS処理部とを有している
    ことを特徴とするネットワークデバイス。
  5. 中継装置を介してネットワークシステムと接続されるネットワークデバイスのネットワークシステムとの接続方法において、
    当該ネットワークデバイスに、前記ネットワークシステムとの接続に要する設定データを当該ネットワークデバイスに設定する設定装置と接続する第1接続部と、前記中継装置を介して前記ネットワークシステムと接続する第2接続部と、前記設定装置に前記設定データを生成させるための設定サポート用のアプリケーションが予め格納されているサポートアプリケーション格納部と、前記設定装置から送信される前記設定データを格納する設定データ格納部と、前記設定データ格納部に格納された前記設定データを用いて、前記第2接続部及び前記中継装置を介して前記ネットワークシステムに接続する処理を行う接続処理部とを予め設けておき、
    前記接続処理部は、
    前記第1接続部を介して当該ネットワークデバイスが前記設定装置と接続されるとともに、前記第2接続部を介して当該ネットワークデバイスが前記中継装置と接続される場合に、
    (a)前記設定装置に、前記サポートアプリケーション格納部に予め格納されている前記設定サポート用のアプリケーションを読み込ませることによって、前記設定装置に、前記設定データを生成させるとともに、その設定データを当該ネットワークデバイスに向けて送信させる工程と、
    (b)前記設定装置から送信された前記設定データを前記設定データ格納部に格納する工程と
    (c)さらに、前記設定データ格納部に格納された前記設定データを用いて、前記第2接続部及び前記中継装置を介して当該ネットワークデバイスを前記ネットワークシステムに接続する処理を行う工程とを実行する
    ことを特徴とするネットワークデバイスのネットワークシステムとの接続方法。
  6. 請求項に記載のネットワークデバイスのネットワークシステムとの接続方法において、
    前記ネットワークデバイスに、さらに、前記第1接続部を介して当該ネットワークデバイスが前記設定装置と接続された場合に、前記設定サポート用のアプリケーションの読み込みと自動実行とを前記設定装置に指示する自動起動用のファイルを格納した自動起動用のファイル格納部を予め設けておき、
    前記接続処理部は、
    前記第1接続部を介して当該ネットワークデバイスが前記設定装置と接続されるとともに、前記第2接続部を介して当該ネットワークデバイスが前記中継装置と接続される場合に、
    前記第1接続部を介して前記自動起動用のファイルを前記設定装置に読み込ませるとともに、
    さらに、前記読み込ませた自動起動用のファイルにしたがう前記設定装置に、前記第1接続部を介して前記設定サポート用のアプリケーションを読み込ませて自動実行させることによって、前記設定装置に、前記設定データを生成させるとともに、その設定データを当該ネットワークデバイスに向けて送信させる
    ことを特徴とするネットワークデバイスのネットワークシステムとの接続方法。
  7. 請求項に記載のネットワークデバイスのネットワークシステムとの接続方法において、
    前記接続処理部は、
    前記サポートアプリケーション格納部に格納された前記設定サポート用のアプリケーションを前記設定装置に読み込ませることにより、前記設定装置に、前記設定データを生成する際の基礎となるデータである設定基礎データを収集させ、その設定基礎データに基づいて前記設定データを生成させた後、その設定データを当該ネットワークデバイスに送信させる
    ことを特徴とするネットワークデバイスのネットワークシステムとの接続方法。
  8. 請求項に記載のネットワークデバイスのネットワークシステムとの接続方法において、
    前記接続処理部は、
    前記設定装置に、前記設定基礎データとして、前記ネットワークシステムの接続環境を表す接続環境データ及び前記ネットワークシステムの未使用なIPアドレス群を表す未使用IPアドレス群データを収集させ、その未使用IPアドレス群データに基づいて当該ネットワークデバイスに割り振る付与IPアドレスを決定させ、その付与IPアドレスと前記接続環境データとを組み合わせて前記設定データを生成させる
    ことを特徴とするネットワークデバイスのネットワークシステムとの接続方法。
  9. 中継装置を介してネットワークシステムと接続されるネットワークデバイスのネットワークシステムとの接続方法において、
    当該ネットワークデバイスに、前記ネットワークシステムとの接続に要する設定データを当該ネットワークデバイスに設定する設定装置と接続する第1接続部と、前記中継装置を介して前記ネットワークシステムと接続する第2接続部と、前記設定装置に前記設定データを生成させるための設定サポート用のアプリケーションが予め格納されているサポートアプリケーション格納部と、前記設定装置から送信される前記設定データを格納する設定データ格納部と、前記設定データ格納部に格納された前記設定データを用いて、前記第2接続部及び前記中継装置を介して当該ネットワークデバイスを前記ネットワークシステムに接続する処理を行う接続処理部とを予め設けておき、
    前記接続処理部は、
    (a)前記第1接続部を介して当該ネットワークデバイスが前記設定装置と接続された状態で、前記設定装置に、前記サポートアプリケーション格納部に予め格納されている前記設定サポート用のアプリケーションを読み込ませることによって、前記設定装置に、前記設定データを生成させるとともに、その設定データを当該ネットワークデバイスに向けて送信させる工程と、
    (b)前記設定装置から送信された前記設定データを前記設定データ格納部に格納する工程と、
    (c)前記第1接続部を介して当該ネットワークデバイスが前記設定装置と接続され、さらに、前記第2接続部及び前記中継装置を介して当該ネットワークデバイスが前記ネットワークシステムと接続された状態で、前記第2接続部及び前記中継装置を介して前記設定装置からアクセスを受けたときに、前記第2接続部及び前記中継装置を介して接続確認信号を前記設定装置に送信する工程と、
    (d)前記第1接続部を介する当該ネットワークデバイスと前記設定装置との接続が切断され、かつ、前記第2接続部及び前記中継装置を介して当該ネットワークデバイスが前記ネットワークシステムと接続された状態で、前記設定データ格納部に格納された前記設定データを用いて、前記第2接続部及び前記中継装置を介して当該ネットワークデバイスを前記ネットワークシステムに接続する処理を行う工程と、
    を有することを特徴とするネットワークデバイスのネットワークシステムとの接続方法。
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