JP5231672B1 - 装飾用型抜きジェルキャンドルの製造法 - Google Patents

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Abstract

【課題】全体の透視性能と独特の造形美を発揮し、一般家庭でも容易に手作りできる装飾用の型抜きジェルキャンドルの提供。
【解決手段】全体的な円盤形のゼラチン状ジェルキャンドルCであって、透明ジェルワックスから成る断面ほぼU字形の受け床15と、その内部に敷設された粒状物16並びにその上方から好みの組合せ造形状態にレイアウトされた各種固形装飾品17と、これらを上方から被覆する透明な第1ジェルワックス層G1と、その第1ジェルワックス層G1を更に上方から被覆する透明な第2ジェルワックス層G2と、その第1、2ジェルワックス層の上下相互間に介在する平面的な手書き画像19と、上記受け床15の底面から起立するキャンドル用芯14とを備え、上記手書き画像19と各種固形装飾品17並びに粒状物16を外部から直かに透視できるように構成した。
【選択図】図14

Description

本発明は全体の透視性能と独特の造形美を発揮し得る装飾用型抜きジェルキャンドル製造法に関する。
耐熱ガラスコップなどの比較的深い透明容器を用いて、その内部へ芯を立てると共に、砂やガラス細工品、貝殻などの各種装飾品を好みの造形状態にレイアウトし、溶かした透明のジェルワックスを流し込むことにより得られる装飾用ジェルキャンドルとその製造法が、非特許文献1に開示されている。
このように製造された装飾用ジェルキャンドルは、最終工程での冷却によって、そのジェルワックスがゼラチン状態を保つことになるが、当初の透明な容器内に収納されたままの製品(以下、「透明容器入り製品」という)である。
このような「透明容器入り製品」やその製造法は、特許文献1〜3にも開示されているが、そのうち特許文献1の実用新案登録請求の範囲・請求項1には、「ゼリー状の蝋であるジェルワックスに着色した蝋や金箔、植物などで模様を入れ込んで芯を挿入し、固い蝋を要所に配して、容器を用いず立体の形としたことを特徴とするキャンドル。」と記載されており、ここに「固い蝋を要所に配して、容器を用いず立体の形とした」とある点で、本発明に最も近似する公知技術であると考えられる。
又、特許文献2には第1ワックス層(15)の上部に第2ワックス層(16)を形成したろうそくが開示されており、その上下2段の積み重ね形態をなす点に限れば、これも本発明に近似する公知技術であると言える。
ジェルキャンドルの作り方、インターネット〈http://www/candlemarket.net/ge/make.html〉〔2012年7月19日検索〕
実用新案登録第3070458号公報 特開2004−27089号公報 実開昭53−153384号の出願明細書と図面
ところが、特許文献1の実用新案登録請求の範囲・請求項1に「固い蝋を要所に配して、容器を用いず立体の形とした」とある記載の程度では、そのキャンドルの製造工程が不明であり、ジェルワックスとしても溶かした液状のそれを流し込む旨の記載がないため、特許文献3に記載されているローソクと同じく、ゼリー状の蝋(ジェルワックス)(2)中に模様(3)が埋設された製品を示しているに過ぎない。
更に言えば、「固い蝋を要所に配して」とあるうちの「要所」とは、特許文献1の明細書段落〔0003〕に「型を用いてキャンドルを作る際、その底辺や頂点、稜の主要部分を固い蝋で作りジェルワックスを固定させて立体とする。」とある記載や、図1、2並びにその図面の簡単な説明の記載に徴すと、製品の周囲(輪郭形状)を意味し、固い蝋を容器の代りとして、製品を縁取り保形したものと解されるが、その「ゼリー状の蝋であるジェルワックス」と区別された「(従来の)固い蝋」の製造法はもとより、これが透明である旨の記載はない。「(従来の)固い蝋」は常温において不透明な固体である。
してみれば、「ゼリー状の蝋であるジェルワックス」が透明であり、その内部に「着色した蝋や金箔、植物などで模様を入れ込んだ」(埋設した)としても、上記の「要所」に配した不透明な固い蝋が、その模様の透視を妨げる結果となり、全体の透視性能や造形美に富む装飾用のジェルキャンドルを得られないのである。
他方、特許文献2に記載の第1ワックス層(15)は透明又は半透明であるが、その上部(表面)を被覆した状態の第2ワックス層(16)は不透明である。又、文字や図形、絵柄、模様又は写真などの表示部(14)は、硬質の不透明なワックスやガラス、陶器などの不燃材から成るカップ状容器部材(12)の内側面(13)に描かれており、第1、2ワックス層(15)(16)の上下相互間(境界面)に描かれていない。
上部の第2ワックス層(16)が不透明であるため、上記表示部(14)を上方から透視することは不可能であり、芯材(17)への点火によって第2ワックス層(16)を溶かさなければ、その表示部(14)を顕出させることができない。その結果、特許文献2に記載のろうそくでも、製品全体の透視性能や造形美に富む装飾効果を得られないのである。
尚、上記「透明容器入り製品」の場合、そのジェルワックスを収納した容器がたとえ透明であっても、これが光の反射作用や屈折作用などを起生するほか、その容器は直径よりも大寸法の深さを有し、気泡が何時までも消失しないため、その内部の各種装飾品による造形状態を360度の周囲から鮮明に透視することができず、その全体の透視性能に劣る。
又、「透明容器入り製品」の製造法としても、その透明容器の内部へジェルワックスを一挙に(1回で)、仕上がり高さまで全量流し込み冷却固化しているため、例えば粘土細工又はガラス細工された熱帯魚のような固形装飾品を、その製品(ジェルキャンドル)の希望する中途高さ位置へ、正しい起立姿勢での浮遊状態に埋設することができない。
その結果、非特許文献1に開示されているように、上記熱帯魚のような浮遊させたい固形装飾品は、これを透明容器の壁面へジェルワックスの内側から貼り付けている通例であるが、煩らわしいばかりでなく、装飾上の制約を受けることになるため、独特(オリジナル)の興趣変化に富む装飾効果を得られないのである。
本発明はこのような課題の改良を目的としており、その目的を達成するために、請求項1では装飾用型抜きジェルキャンドルの製造法として、目的のキャンドル成形用注型となる透明な耐熱性容器を用いて、その注型容器内の底面にキャンドル用芯を据え立てる工程と、
加熱溶融させた液状の透明なジェルワックスを、上記注型容器の内部へ注入すると共に、その注型容器を傾け旋回させることにより、上記ジェルワックスが注型容器の底面と胴面に張り付いた断面ほぼU字形の受け床を造形する工程と、
上記受け床が冷めて固化するや否や、その受け床の内部へ砂やガラスチップ、その他の粒状物を散布状態に敷設すると共に、その上方から貝殻やビー玉、ガラス細工品、粘土細工品、ドライフラワー、樹脂パーツ、金属パーツ、ガラスパーツ、その他の各種固形装飾品を、希望の組み合わせ造形状態にレイアウトする工程と、
加熱溶融させた液状の透明なジェルワックスを上記注型容器の内部へ、その粒状物並びに各種固形装飾品が浸漬することとなる状態に先行して注入する1次注入工程と、
その先行して注入したジェルワックスの少なくとも表面が冷めて固化するや否や、水溶性のインキや絵の具を用いて、その表面に希望の文字やイラスト、その他の平面的な画像を手書きする工程と、
その手書き画像が乾燥するや否や、同じく液状の透明なジェルワックスを上記注型容器の内部へ、その受け床における頂部を被覆し得る仕上がり高さまで積み重なることとなる状態に後行して注入する2次注入工程と、
その後、上記注型容器内のジェルワックスが悉くゼラチン状に固化するまで冷却する工程と、
最後に、上記注型容器の開口縁部から胴面に沿って底面まで空気を入れると同時に、その注型容器を上下反転させることにより、上記ゼラチン状の固化したジェルキャンドルを注型容器から抜き出す離型工程とを経由することを特徴とする。
請求項2では各種固形装飾品のうち、その浮遊状態又は飛翔状態に見せたい一部の固形装飾品を、1次注入工程において注型容器へ注入されたジェルワックスが固化し始めたときに、そのジェルワックスの表面へ植え付け固定して、
その後の2次注入工程において注型容器へ注入されるジェルワックスにより、上記植え付け状態にある固形装飾品を上方から被覆することを特徴とする。
又、請求項3では1次注入工程又は/及び2次注入工程において注型容器へ注入されるジェルワックスに、予じめ芳香剤、着色顔料又は/及び多数のラメを混入させておくことを特徴とする。
請求項1の上記製造法によれば、目的のキャンドル成形用注型となる透明な耐熱性容器を用い、その内部に透明なジェルワックスから成る断面ほぼU字形の受け床を造形しているため、その固化した受け床の内部へ粒状物を敷設することと、各種固形装飾品を組み合わせ造形状態にレイアウトすることを、注型容器における360度の周囲から透視し乍ら行え、その作業上の能率と利便性に優れる。
しかも、上記受け床は断面ほぼU字形をなし、その固化した内部に粒状物と各種固形装飾品が設置されるようになっており、これらは注型容器と直かに接触しない包囲状態に保たれるため、最終工程において注型容器から抜き出し離型されるも、その粒状物と固形装飾品がこぼれ落ちるおそれはなく、形崩れのない優美な製品−型抜きジェルキャンドルを得られるのである。
又、透明なジェルワックスから断面ほぼU字形に造形された上記受け床が固化した後、その注型容器の内部に対する透明なジェルワックスの1次注入と2次注入とを前後して行うようになっているため、その先行注入したジェルワックスの表面(上面)が固化したタイミングのもとで、その表面(上面)へ文字(メッセージ)やイラスト(キャラクター)などの希望する平面的な画像を直かにすばやく手書きできる効果がある。
その場合、その手書き用のインキや絵の具は水溶性であるため、上記ジェルワックスがキャンドル用芯の点火により燃焼するも、その文字やイラストなどの手書き画像は同じように早く燃焼せず、比較的長時間残存することになる。
更に、注型容器の内部へ後行的に2次注入されるジェルワックスは、当初の断面ほぼU字形に固化されている受け床の頂部を被覆し得る仕上がり高さまで積み重なる状態にあるため、その受け床の頂部がジェルワックスの表面(上面)から見苦しく上向きに突出せず、製品の表面(上面)を美麗な平滑状態に保てるのであり、装飾効果が向上する。
最後の離型工程では、注型容器の開口縁部から胴面に沿って底面まで空気を入れ乍ら、その注型容器を上下反転させることにより、仕上がり製品−ジェルキャンドルを注型容器から自重落下させる如く抜き出すようになっているため、その成形固化したジェルキャンドルが粘性により、注型容器の底面と胴面へ未だ張り付いた密着状態にあるも、これを形崩れのおそれなく容易・円滑に抜き出し離型できる効果がある。そのジェルキャンドルの製品が直径より小寸法の高さ(厚み)を備えたほぼ円盤形であることも、注型容器からの抜き出し離型を容易・円滑に行える効果の達成に役立つ。
特に、請求項2の構成を採用するならば、1次注入されたジェルワックスの表面(上面)へ、希望の固形装飾品を上方から制約なく植え付け固定することができ、これを2次注入されるジェルワックスにより、上方から被覆して、浮遊状態や飛翔状態に保たれた興趣変化に富む装飾効果を容易に得られる。
請求項3の構成を採用するならば、多数のラメによる光輝性や着色顔料による装飾効果を得られるほか、燃焼時に芳香を発散させることもできる効果がある。
本発明に係る型抜きジェルキャンドルの製造工程を示しており、その注型容器内にキャンドル用芯を据え立てた状態の断面図である。 図1の注型容器内に受け床成形用ジェルワックスを注入した状態の断面図である。 図2の注型容器を傾け旋回させる作用過程の断面図である。 注型容器内に受け床を成形した状態の断面図である。 図4の受け床内へ粒状物並びに各種固形装飾品を敷設レイアウトした状態の断面図である。 図5の注型容器へジェルワックスを1次注入した状態の断面図である。 1次注入したジェルワックスの表面へ画像(文字)を手書きする状態の断面図である。 1次注入したジェルワックスの表面へ別な画像(イラスト)を手書きした状態の平面図である。 図8の側断面図である。 1次注入したジェルワックスの表面へ固形装飾品(熱帯魚)を植え付けた状態の断面図である。 図7の注型容器へジェルワックスを2次注入した状態の断面図である。 注型容器へ離型のための空気を入れる状態の断面図である。 仕上がった製品−型抜きジェルキャンドルを示す平面図である。 図13の側断面図である。
図1〜12は本発明に係る装飾用型抜きジェルキャンドルの製造工程を示し、図13、14は同じく仕上がった製品を示している。そこで、約5cmの直径(D)とこれよりも小寸法(好ましくは2分の1の約2.5cm)の高さ(厚み)(H)を有するほぼ円盤形の型抜きジェルキャンドル(C)を、本発明に係る実施形態の一例として、その製造法を詳述すると、次のとおりである。
即ち、目的の上記型抜きジェルキャンドル(C)を製造するに当っては、直径(d)が製品のそれと同じ寸法(約5cm)で、深さ(s)が製品の高さ(厚み)(H)よりも大きい寸法(例えば約4cm)であるほぼ円筒形の透明な容器(M)を、そのキャンドル成形用の注型として予じめ用意する。
ここに注型容器(M)としては透明であり、しかも後述するジェルワックスの溶融温度よりも高い例えば約160℃の耐熱性を有するならば、ガラス容器のみならず、合成樹脂やその他の材質から成る容器を採用することもできる。又、注型容器(M)内の底面(11)と胴面(12)は滑りやすい程好適であるが、離型剤として機能するクリームやワセリン、シリコンオイルなどを塗布してもさしつかえない。
そして、上記円筒形をなす注型容器(M)における底面(11)の中央部へ、先ず第1工程として図1のようにキャンドル用の座金(13)付き芯(14)を垂直の姿勢状態に据え立てる。そのキャンドル用芯(14)としては、中心にヒューズ又は鉛を内蔵した金属芯のほか、綿織物や麻糸などから作成された可撓芯も採用することができ、何れにしても芯(14)の下端部に座金(13)の芯受け入れ筒部(図示省略)が、かしめ付け一体化されている。
その可撓芯を採用する場合には、これにワックスをコーティングして、直立できる剛性を付与したり、又注型容器(M)の開口上縁部へ水平に横架させた止め具(図示省略)によって、その可撓芯を直立状態に保持したりすれば良い。
尚、上記注型容器(M)内の底面(11)に据え立てる芯(14)の本数は、その注型容器(M)に対するジェルワックスの注入量に応じて増減することができ、又各芯(14)の太さも同じくジェルワックスの注入量に応じて変更・調整することができる。つまり、ジェルワックスの燃焼時間を長くしたい場合には細い芯(14)を採用し、同じく燃焼時間を短くしたい場合には太い芯(14)を採用するか、又はその本数を増せば良い。
他方、常温ではゼラチン状態の透明なジェルワックス(G)を加熱溶融させて、上記注型容器(M)へ注入(流し込み)できる液状に準備する。ここにジェルワックス(G)としては、高純度のホワイトミネラルオイル(流動パラフィン)にゲル化剤(界面活性剤)を添加した物や鉱油ジェル、その他の上記性状(加熱すれば透明な液体となり、常温では透明のゼラチン状態に戻る性質)を有する透明なジェル状燃焼剤であれば良い。
上記透明な液状ジェルワックス(G)を準備する際には、アルミやステンレス鋼などの金属容器(図示省略)にゼラチン状のジェルワックスを入れて、電気プレートにより約120℃に加熱する。その加熱時間は100g当りに約10分として、上記ジェルワックスを完全に溶融させた上、第2工程として図2のように注型容器(M)へ一定量(約1cmの高さとなる容量)だけ注入する。
その注型容器(M)への注入過程では、ジェルワックス(G)が約70℃以下になると固化し始めるため、上記注型容器(M)を片手で持ち、図3(イ)(ロ)(ハ)のように傾け乍ら、すばやく旋回することにより、その液状のジェルワックス(G)を注型容器(M)内の底面(11)と胴面(12)へ密着状態に張り付けて、その冷却固化したジェルワックス(G)により、図4のような一定の高さ(h)(平均的に約2cm)と厚み(t)(平均的に約2mm〜4mm)を備えた断面ほぼU字形の受け床(15)を、上記注型容器(M)の内部に造形するのである。
その場合、断面ほぼU字形の受け床(15)における底面(15a)の平均的な厚み(t)を約4mmとして、残る胴面(立壁面)(15b)の平均的な厚み(t)(例えば約2.0mm〜2.5mm)よりも厚肉化することにより、後述する粒状物の砂を安定良く受け持ち、その離型時の破損(底抜け)を防止することが好ましい。
そして、上記受け床(15)の断面ほぼU字形をなす内部へ、引き続く第3工程として図5のように、砂やガラスチップ(ビーズ)、石粉などの粒状物(16)を散布状態に敷くと共に、その上方から貝殻やビー玉、ドライフラワー、ガラス細工品、粘土細工品、樹脂パーツ、ガラスパーツ、金属パーツ(所謂デコパーツ)、その他の各種固形装飾品(17)を、例えば水族館の風景デザインを印象づける如き、希望する組み合わせ造形状態にレイアウトする。スプーンやピンセットなどの用具を使って、好みの固形装飾品(17)を好みの造形美となるように組み合わせ配置するわけである。
上記断面ほほU字形をなす受け床(15)の内部に設置される粒状物(16)と各種固形装飾品(17)は、その受け床(15)の一定な高さ(h)を有する胴面(立壁面)(15b)によって包囲されることとなり、注型容器(M)の胴面(12)と直かに接しないため、後述する最終工程において注型容器(M)から抜き出し離型されるも、その仕上がり製品−ジェルキャンドル(C)の粒状物(16)と各種固形装飾品(17)がこぼれ落ちるおそれはない。
終始原形状態にある砂やガラスチップなどの粒状物(16)と不燃材の固形装飾品(17)が、ジェルキャンドル(C)の抜き出し離型時に露出することを、その注型容器(M)の内部に造形された断面ほぼU字形の受け床(15)によって、予防しているのである。尚、上記粒状物(16)は受け床(15)の底面(15a)へ敷設されることにより、仕上がり製品−ジェルキャンドル(C)の底面に設置使用上の安定性を与えるほか、その底面の燃焼を抑制することに働く。
又、上記固形装飾品(17)としては貝殻やガラス細工品、粘土細工品、金属パーツ、ガラスパーツなどの不燃材から成る物ばかりでなく、ドライフラワーや樹脂パーツなどの可燃材から成る物も採用することができるが、その場合にはジェルワックス(G)との相関々係上、これと同等(先に例示した120℃)の耐熱性がある物を採用する。しかも、上記芯(14)から一定距離(好ましくは2cm以上)だけ遠ざかる周辺部位に配設して、その芯(14)の炎による燃焼や焦げつき、割れなどを防止する。
固形装飾品(17)のレイアウト上、已むを得ず芯(14)に接近させる必要がある場合は、芯(14)の下部にアルミ箔などの不燃材(図示省略)を巻き付けて、その芯(14)の燃焼が上記ドライフラワーや樹脂パーツなどの可燃材から成る固形装飾品(17)へ伝わらないように堰止めておけば良い。尚、上記粒状物(16)や固形装飾品(17)には水溶性のインキを用いて、希望する各種の着色カラーを施すことが好適である。
何れにしても、上記粒状物(16)と各種固形装飾品(17)の使用による希望した組み合わせ造形状態のレイアウトを行ったならば、次に第4工程として上記注型容器(M)の内部へ、液状の透明なジェルワックス(G1)を先行的に注入し、その粒状物(16)と各種固形装飾品(17)が図6のような液状のジェルワックス(G1)に浸漬することとなる状態(上方からの全体的な被覆状態)に保つのである。
そして、その注型容器(M)に1次注入された上記ジェルワックス(G1)の少なくとも表面(上面)(18)が、冷めて固化したならば、その表面(上面)(18)へ次に第5工程として、希望の文字(メッセージ)やイラスト(キャラクター)、その他の平面的な画像(19)を手書きする。
その手書きは図7に示す如く、水溶性のカラーインキや絵の具並びに絵筆(20)を用いて、上記冷却固化した透明なジェルワックス(G1)の表面(上面)(18)へ、直かに行う。そうすれば、そのインキや絵の具は水溶性であり、油性のジェルワックス(G1)と親和しないため、上記手書き画像(19)はジェルワックス(G1)と一緒に燃え進まず、その輪郭形状を比較的長時間維持できることになる。又、上記平面的な手書き画像(19)は気泡の発生を抑制することに役立つ。
その場合、図13、14では手書き画像(19)として、「Happy Birthday」という文字(メッセージ)を例示しているが、図8、9のようなハンドバッグのイラストを描いても良い。又、その平面的な画像(19)であるハンドバッグのイラストへ、上記固形装飾品(17a)としての金属(アルミ)パーツや樹脂パーツ(アクリルストーン)、ガラスパーツなどを添加することにより、立体的な造形を行ってもさしつかえない。
尚、好みの手書き画像(19)を書き損じた場合には、そのインキや絵の具とその周辺のジェルワックス(G1)を、例えば加熱したスプーンやヘラなどによって掻き取り除去し、その除去部分へ再度液状のジェルワックス(G1)を補充する如く注入すれば良い。
更に言えば、注型容器(M)内への1次注入後、固化し始めた透明なジェルワックス(G1)の表面(上面)(18)に対しては、上記文字やイラストなどの平面的な画像(19)を手書きするだけにとどまらず、例えば樹脂パーツとしての浮遊状態に見せたい熱帯魚や、金属パーツとしての飛翔状態に見せたい蝶などの希望する固形装飾品(17b)を、図10のように上方から植え付け固定することも可能である。その植え付け状態の固形装飾品(17b)は、追って注型容器(M)へ2次注入される透明なジェルワックス(G2)により、上方から被覆される結果となる。
何れにしても、約10分経過すれば、上記手書き画像(19)が定着・乾燥するため、引き続く第6工程として注型容器(M)の内部へ、やはり液状の透明なジェルワックス(G2)を2次注入する。その後行するジェルワックス(G2)は図11のように、上記受け床(15)の頂部(15c)を被覆し得る仕上がり高さ(H)(約2.5cm)までとして、先行して1次注入されたジェルワックス(G1)へ、上方から積み重なる状態(継ぎ足す状態)に注入するのである。
そうすれば、上記注型容器(M)の内部に造形されている受け床(15)と、その後の1、2次的に順次注入されたジェルワックス(G1)(G2)とは、その境界部の目視不能に連続一体化して、全体を透視できる状態になる。
上記第4工程において注型容器(M)へ1次注入されるジェルワックス(G1)又は/及び第6工程において同じ注型容器(M)へ2次注入されるジェルワックス(G2)には、光を反射して輝く金箔や銀箔、金糸、銀糸などの細かいカット片から成る多数のラメ(21)、ストロベリーやミントなどの希望する芳香剤、希望の着色顔料(染料)などを予じめ混入させておくことができ、そうすればますます興趣変化に富む独特の製品−型抜きジェルキャンドル(C)を得られる。
しかも、着色顔料(染料)を混入させる場合、注型容器(M)へ1次注入するジェルワックス(G1)には濃い着色カラーを与え、その後の2次注入するジェルワックス(G2)には淡い着色カラーを与えるか又は無色透明として、相違させることも可能である。その1、2次的に注入するジェルワックス(G1)(G2)に対して、相違する香りの芳香剤を混入させておくこともでき、これらも上記した興趣変化に富む装飾効果の発揮に役立つ。
上記注型容器(M)に対するジェルワックス(G2)の2次注入後、第7工程としてその注型容器(M)を好ましくは10℃以下の冷蔵庫に収納して冷却する。そうすれば、約10分経過後にはジェルワックス(G2)が固化して、その全体的なゼラチン状態を保つことになる。
しかし、この冷却固化した状態ではジェルワックス(G1)(G2)が油性に基く粘着力を有し、未だ注型容器(M)の底面(11)と胴面(12)に密着しているため、その注型容器(M)を上下反転させても、仕上がり製品−ジェルキャンドル(C)として自然に抜け出し落下しない。
そこで、最後の第8工程として、上記注型容器(M)から仕上がり製品−ジェルキャンドル(C)を抜き出し離型するに当っては、図12に示すような柔らかいシリコンゴムなどから成る弾性変形可能なヘラ(22)を、注型容器(M)の開口縁部から胴面(11)に沿って底面(12)まで差し込んで、その底面(15a)へ空気を入れ乍ら、その注型容器(M)を上下反転させることにより、自重落下する如く抜き出すのである。その際には、芯(14)を摘まみ持って軽く引くことにより、その自重落下を助勢しても良い。
尚、第1〜8工程を経て仕上がるまでの所要時間は、約30分〜40分であり、その準備する用具や材料なども含み、一般家庭において誰でも容易に手作りすることができる。
図13、14は上記第1〜8工程を経由して製造された製品−型抜きジェルキャンドル(C)を示している。つまり、その型抜きジェルキャンドル(C)は透明なジェルワックス(G)から断面ほぼU字形に成形固化された受け床(15)と、その受け床(15)の内部に敷設された上記粒状物(16)並びにその上方から希望する組み合わせ造形状態にレイアウトされた上記の各種固形装飾品(17)と、その粒状物(16)並びに各種固形装飾品(17)を上方から被覆する状態(浸漬させる状態)に成形固化された透明な第1ジェルワックス層(G1)と、その第1ジェルワックス層(G1)へ上方からの積み重ね状態(継ぎ足し状態)として、上記受け床(15)の頂部(15c)を被覆し得る仕上がり高さ(H)まで成形固化された透明な第2ジェルワックス層(G2)と、その第1、2ジェルワックス層(G1)(G2)の上下相互間に介在する上記の平面的な手書き画像(19)と、上記受け床(15)の底面(15a)から第2ジェルワックス層(G2)を貫通する状態に立設されたキャンドル用芯(14)とを備えており、そのジェルキャンドル(C)の底面(下方)を除く頂面(上方)と胴面(周囲)から、上記手書き画像(19)と各種固形装飾品(17)並びに粒状物(16)を直かに透視することができるように構成されている。
その場合、上記型抜きジェルキャンドル(C)の全体形状としては、図示実施形態のような高さ(H)が直径(D)よりも小寸法のほぼ円盤形、好ましくは高さ(H)が直径(D)の約2分の1以下の寸法であるほぼ円盤形に造形する。
そうすれば、注型容器(M)からの抜き出し離型を誰でも容易・円滑に行えるほか、上記ジェルワックスが注型容器(M)の内部へ注入された状態においても、その上向きに露出している表面積が、高さ(厚み)(H)に比して広大であるため、気泡を速やかに消失させることに役立ち、全体の透視性能が著しく向上すると共に、安定な設置使用状態を得られる効果もある。
上記ほぼ円盤形の大きさ寸法としては、高さ(H):約1.5cmで直径(D):約3cmの小型から、高さ(H):約5cmで直径(D):約9cmの大型までの範囲が、手作り上適当であると言える。
図14はガラス製の受け皿(23)に設置したジェルキャンドル(C)の使用状態を示しているが、そのキャンドル用芯(14)に点火すれば、その芯(14)の近くから溶け出すジェルワックス(G)が、経時的に周辺へ流動することとなり、その過程では上記の各種固形装飾品(17)も流動したり、芯(14)の炎に照らされるラメ(21)の多数が、キラキラと輝いたりするため、多種多様な興趣変化に富む装飾効果を得られる。
その場合、本発明の型抜きジェルキャンドル(C)は「透明容器入り製品」でなく、その設置使用上ガラス製の受け皿(23)だけに限らず、大きさや形状、材質の異なる各種の希望する受け皿を採用できるため、このことも独特な装飾効果の達成に役立ち、便利でもある。
何れにしても、上記芯(14)の下端部には座金(13)がかしめ付け一体化されているほか、製品−ジェルキャンドル(C)の底面と胴面を縁取る断面ほぼU字形受け床(15)の底面(15a)には、砂やガラスチップなどの粒状物(16)が散布状態に埋設されてもいるため、火災事故を起すおそれはなく、安全に使用することができるのである。
(11)(15a)・底面
(12)(15b)・胴面
(13)・座金
(14)・芯
(15)・受け床
(15c)・頂部
(16)・粒状物
(17)(17a)(17b)・固形装飾品
(18)・表面(上面)
(19)・手書き画像
(20)・絵筆
(21)・ラメ
(22)・ヘラ
(23)・受け皿
(C)・型抜きジェルキャンドル
(G)(G1)(G2)・ジェルワックス
(M)・注型容器
(H)・高さ
(D)・直径

Claims (3)

  1. 高さ(H)が直径(D)よりも小寸法のほぼ円盤形をなすジェルキャンドル(C)の製造法であって、
    目的のキャンドル成形用注型となる透明な耐熱性容器(M)を用いて、その注型容器(M)内の底面(11)にキャンドル用芯(14)を据え立てる工程と、
    加熱溶融させた液状の透明なジェルワックスを、上記注型容器(M)の内部へ注入すると共に、その注型容器(M)を傾け旋回させることにより、上記ジェルワックスが注型容器(M)の底面(11)と胴面(12)に張り付いた断面ほぼU字形の受け床(15)を造形する工程と、
    上記受け床(15)が冷めて固化するや否や、その受け床(15)の内部へ砂やガラスチップ、その他の粒状物(16)を敷くと共に、その上方から貝殻やビー玉、ガラス細工品、粘土細工品、ドライフラワー、樹脂パーツ、金属パーツ、その他の各種固形装飾品(17)を、希望の組み合わせ造形状態にレイアウトする工程と、
    加熱溶融させた液状の透明なジェルワックスを上記注型容器(M)の内部へ、その粒状物(16)並びに各種固形装飾品(17)が浸漬することとなる状態に先行して注入する1次注入工程と、
    その先行して注入したジェルワックスの少なくとも表面(18)が冷めて固化するや否や、水溶性のインキや絵の具を用いて、その表面(18)に希望の文字やイラスト、その他の平面的な画像(19)を手書きする工程と、
    その手書き画像(19)が乾燥するや否や、同じく液状の透明なジェルワックスを上記注型容器(M)の内部へ、その受け床(15)における頂部(15c)を被覆し得る仕上がり高さ(H)まで積み重なることとなる状態に後行して注入する2次注入工程と、
    その後、上記注型容器(M)内のジェルワックスが悉くゼラチン状に固化するまで冷却する工程と、
    最後に、上記注型容器(M)の開口縁部から胴面(12)に沿って底面(11)まで空気を入れ乍ら、その注型容器(M)を上下反転させることにより、上記ゼラチン状の固化したジェルキャンドル(C)を注型容器(M)から抜き出す離型工程とを経由することを特徴とする装飾用型抜きジェルキャンドルの製造法。
  2. 各種固形装飾品(17)のうち、その浮遊状態又は飛翔状態に見せたい一部の固形装飾品(17b)を、1次注入工程において注型容器(M)へ注入されたジェルワックスが固化し始めたときに、そのジェルワックスの表面(18)へ植え付け固定して、
    その後の2次注入工程において注型容器(M)へ注入されるジェルワックスにより、上記植え付け状態にある固形装飾品(17b)を上方から被覆することを特徴とする請求項1記載の装飾用型抜きジェルキャンドルの製造法。
  3. 1次注入工程又は/及び2次注入工程において注型容器(M)へ注入されるジェルワックスに、予じめ芳香剤、着色顔料又は/及び多数のラメを混入させておくことを特徴とする請求項1記載の装飾用型抜きジェルキャンドルの製造法。
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