JP5231269B2 - 遊技場用システム - Google Patents

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本発明は、不正及び遊技信号の監視をするために遊技による獲得玉と計数手段による計数玉とを照合する遊技場用システムに関する。
遊技場では、遊技により獲得した獲得玉を計数装置により計数し景品交換している。この場合、遊技者が不正行為等により遊技機から獲得した獲得玉以外を計数対象としていないか、或いは、遊技機から遊技信号が正しく出力されているかを監視するため、理論上の獲得玉(売上玉+払出玉−使用玉)と計数機による計数玉とを計数毎に照合している。例えば特許文献1に開示されている計数システムでは、上記照合を行う場合には、獲得玉の獲得元となる遊技機を特定するため、計数時に遊技台の台番号の入力操作を行う必要がある。
特開2001−340628号公報
しかしながら、入力操作を計数毎に行うことは非常に煩わしく、特に夕方や閉店前等の計数が集中する繁忙時間帯には、計数処理を優先するため、この入力操作を行わずに、つまり、上記照合を行うことなく計数処理することが多々あった。
上述したとおり、上記照合を行う理由は不正監視と遊技信号の監視との2つであるが、後者についてはリアルタイムに処理する必要性は低く、閉店後に対象となる遊技機を特定出来る程度で十分である。また、前者についてはリアルタイムに照合することが望ましいが、計数毎の煩わしい入力操作を考慮すれば、不正が行われた際に不正と特定出来なくとも、翌営業日以降に不正に注意する必要があるかを示唆する程度の監視で十分であるという遊技場も多数ある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、理論上の獲得玉と計数玉とを照合する際に、極力入力操作を簡素化しつつも正確に獲得玉と計数玉との誤差の監視を行うことを可能とした遊技場用システムを提供することにある。
請求項1に記載した発明は、複数の遊技機が設置される遊技場に設けられ、遊技者が獲得した遊技媒体である獲得媒体を計数する計数処理を行う複数の計数手段と、遊技機及びその遊技機に対応する前記計数手段をあらかじめグループ化するグループ手段と、遊技者に貸出された遊技媒体数と遊技機から払出された遊技媒体数の和から遊技に使用された遊技媒体数を除外した値を表す理論上の獲得媒体の数である理論獲得数を特定可能な遊技信号を遊技機側から受信する受信手段と、前記受信手段が受信した遊技信号により前記理論獲得数を特定し、前記グループ手段がグループ化したグループ単位で前記理論獲得数を集計する理論獲得数集計手段と、前記計数手段が計数した獲得媒体の数である実獲得数を前記グループ単位で集計する実獲得数集計手段と、前記計数手段に対応して設けられ、計数処理に対応づけて集計除外操作を受付する操作手段と、前記操作手段により受付された集計除外操作に対応する計数処理により計数された前記実獲得数を、該計数処理を行った計数手段が属する前記グループにおける前記実獲得数集計手段の集計対象から除外する除外手段と、前記除外手段により除外された前記実獲得数を、当該実獲得数の計数処理を行った計数手段が属する前記グループとは異なるグループにおける前記実獲得数集計手段の集計対象へと振分する振分処理を行う振分手段と、前記実獲得数集計手段が集計した実獲得数、及び前記理論獲得数集計手段が集計した理論獲得数の双方を比較可能に、或いは前記実獲得数と前記理論獲得数との差である誤差媒体数を、前記グループ単位で出力する出力手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記計数手段が前記計数処理を行っている状態である計数状態であるか否かを判定する判定手段と、前記操作手段が前記集計除外操作を受付した場合に、当該操作手段に対応する計数手段が属する前記グループとは異なるグループである候補グループの内から、前記判定手段により計数状態であると判定された計数手段が属するグループを振分先として特定する振分先特定手段と、を備え、前記振分手段は、前記除外手段により除外された前記実獲得数を、前記振分先特定手段により特定された振分先となるグループにおける前記実獲得数集計手段の集計対象へと振分することで前記振分処理を行うことを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記判定手段は、前記計数手段による計数処理の確定後、所定期間に渡って計数状態であるとの判定を行うことを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記操作手段が前記集計除外操作を受付し、前記候補グループの中に前記判定手段により計数状態であると判定される計数手段が属するグループが存在しない場合に、前記候補グループに属する計数手段を所定期間に渡って監視状態として監視する監視手段を備え、前記振分先特定手段は、前記監視手段により監視状態中として監視される計数手段が、前記判定手段により計数状態になったと判定された場合に、当該計数状態になったと判定された前記計数手段が属するグループを前記振分先とすることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は、遊技場の従業員の識別情報を、前記グループ単位、或いは前記計数手段単位で予め対応付けする従業員対応付手段と、前記計数手段、及び前記操作手段に対応して設けられ、遊技場の従業員が前記集計除外操作を行った場合に、その従業員の識別情報を受付する受付手段と、前記受付手段が前記識別情報を受付した場合に、当該受付手段に対応する計数手段が属するグループ以外のグループであって、該受付された前記識別情報に前記従業員対応付手段により対応付けされたグループ、或いは計数手段が属するグループを振分先として特定する従業員振分手段と、を備え、前記振分手段は、前記除外手段により除外された前記実獲得数を、前記従業員振分手段により特定された振分先となるグループにおける実獲得数集計手段の集計対象へと振分することで前記振分処理を行うことを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、グループ手段により遊技機と計数手段とを予めグループ化するので、計数毎に遊技機と計数手段とを対応付する煩わしい操作を不要としながら、不正監視や遊技信号の監視等のための計数照合をグループ単位に絞って行うことが可能となる。この場合、繁忙時間帯には遊技者がグループに属する計数手段で計数処理することよりも他のグループに属する計数手段での計数処理を優先するため、毎回グループ化された計数手段での計数は困難であるものの、集計除外操作が行われた場合は、除外手段によって、グループ化されていない計数を集計対象から除外し、振分手段により適正なグループの集計対象へと振分する。これにより、上述のような運用を前提としても計数照合の妨げにならず、円滑な遊技場運営に支障が生じない。
請求項2に記載した発明によれば、集計除外操作が行われた場合は、候補グループのうちから計数状態である計数手段が属するグループを振分先として特定するため、上記した「計数処理を優先する」、つまり、グループ化された計数手段が他の遊技者による計数状態である場合に、その計数が終了するまで待機せず、他のグループに属する計数手段により計数処理を行うという実運用に適った振分処理を行い、運用上、新たな意識を持つことを要せずに、適正な振分処理が可能となる。
請求項3に記載した発明によれば、実運用上、グループ化された計数手段が計数状態でなくとも、計数手段にて前計数者が後処理を行っていれば、その計数機での計数を断念することが往々にある実運用を考慮して、計数処理確定後であっても所定期間は計数状態であると判定するため、上記実運用に即した適正な振分処理が可能となる。
請求項4に記載した発明によれば、実運用上、グループ化された計数手段が計数状態でなくとも、計数手段にて次計数者が獲得媒体を持ち込んでいる等の計数準備を行っていれば、その計数機での計数を断念することが往々にある実運用を考慮して、振分先を特定出来なければ監視状態とし、監視状態にて計数状態となった計数手段が属するグループを振分先とするので、上記実運用に即した適正な振分処理が可能となる。
請求項5に記載した発明によれば、実運用上、従業員毎に担当する遊技機島等を定めて従業員を配置する遊技場が多数あり、その従業員は、計数処理を行う場合に遊技機とグループ化された計数手段を計数の第1候補とするが、上記した計数処理を優先する場合には、自身が担当する遊技機島に対応した計数手段を第2候補とすることを考慮して、従業員に対応付されたグループを振分先とするので、上記実運用に即した適正な振分処理が可能となる。
本発明の一実施形態による遊技場用システムの概略を示す全体構成図 計数機の概略を示す正面図 基本設定の一例を示す図 エリア台番設定の一例を示す図 エリア計数機設定の一例を示す図 持玉記憶領域の一例を示す図 状態監視記憶領域の一例を示す図 除外計数履歴の一例を示す図 計数終了信号の一例を示す図 計数照合の一例を示す図 計数機処理を示すフローチャート 管理装置処理を示すフローチャート 開始信号受信処理を示すフローチャート 振分処理を示すフローチャート タイマ作動終了処理を示すフローチャート
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、遊技場に設置される遊技場用システムの全体構成を概略的に示す図である。遊技場用システム100は、遊技場としてのパチンコホール内に設置され、複数の遊技機島(本実施形態ではS1〜S6までの6島)から構成されている。各遊技機島S1〜S6には、複数の遊技機7、各遊技機7に1対1で対応する複数の貸出機8、2台の遊技機7及び貸出機8に対応する複数の中継装置9、各遊技機島S1〜S6に対応する6台の計数機(本発明でいう計数手段、操作手段、受付手段)1〜6が設置され、これらの装置はLAN10を介して管理装置11と通信可能に接続されている。
遊技機7は、所謂パチンコ遊技機として周知の構成を備えており、玉(本発明でいう遊技媒体)を使用してパチンコ遊技が可能に構成されており、それぞれ固有の台番(遊技機ID)が設定されている。貸出機8は、貨幣投入口、表示パネル、玉を払出する払出口などを備えて構成されており、遊技者が貨幣投入口に貨幣を投入すると、投入した貨幣に応じた数の玉が払出口から払出される。これら遊技機7側の装置からは、遊技の進行に伴って以下の遊技信号が出力される。
アウト信号=使用玉を回収するアウトBOX(図示せず)から出力。回収玉(使用玉、打込玉)が10玉に対して1パルス出力されるので、アウト信号数×10をアウト(使用数)として特定する。尚、遊技機7から直接出力しても良い(使用媒体信号)。
セーフ信号=遊技機7から出力。払出玉が10玉に対して1パルス出力されるので、セーフ信号数×10をセーフ(払出数)として特定する。尚、補給装置(図示せず)から出力される補給信号をセーフ信号としても良い(払出媒体信号)。
貸出信号=貸出機8から出力。遊技者から貨幣等の有価価値を受付した場合に遊技者に貸出される貸出玉である売上玉が25玉(100円)に対して1パルスなので、貸出信号数×25を売上玉数として特定する。
図2は、計数機1の概略を示す正面図である。尚、各計数機1〜6は同一の構成であるため、ここでは計数機1を例にして説明する。計数機1は、遊技者が遊技により獲得した獲得玉(本発明でいう獲得媒体)を受入する受入口21、タッチパネル式の表示部22、レシート発行部23、本発明でいう操作手段であるレシートの発行操作を受付する発行釦24及び集計除外操作を受付する除外発行釦25、従業員が所持する従業員リモコン(図示せず)からの操作信号を受光するリモコン受光部26(本発明でいう受付手段)を備えている。
計数機1は、図示しないCPU、ROM、RAMなどからなるコンピュータを主体として構成されており、例えばROMに記憶されている制御プログラムに従って作動する。獲得玉が受入口21から受付されると、受入口21の奥に設けられた計数センサにより獲得玉を計数し、獲得玉数(計数玉数)を表示部22に表示するとともに、発行釦24或いは除外発行釦25が操作された場合には、バーコード等の獲得玉数を特定可能な情報を印字する等して記憶したレシートを発行する。このレシートは、図示しない交換装置(所謂POS端末など)により、景品交換処理の対象となる。尚、除外発行釦25の操作については後述する。また、計数機1は、従業員リモコンから、後述するエリアを特定可能なエリア信号、或いは従業員を特定可能な従業員IDを受信する。従業員リモコンの操作に限らず、表示部22のタッチパネルにより、エリア及び従業員を特定するように構成しても良い。また、従業員IDは、タグや生体認証などにより受付する構成としても良い。
管理装置11は、CPUなどの制御部(本発明でいうグループ手段、理論獲得数集計手段、実獲得数集計手段、除外手段、振分手段、判定手段、振分先特定手段、監視手段、従業員対応付手段、従業員振分手段)、ROM、RAM及びHDDなどの記憶部(本発明でいうグループ手段、従業員対応付手段)、信号を送受信するためのインターフェースなどの送受信部(本発明でいう受信手段)等を備えたマイクロコンピュータにより構成されており、記憶部に記憶されている制御プログラムに従って動作すると共に、モニタ12やプリンタ(図示せず)などの出力部(本発明でいう出力手段)に接続されている。
管理装置11は、LAN10を介して各計数機1〜6、遊技機7、貸出機8、中継装置9との間で遊技信号の送受信を行い、情報を管理する。このとき、図1に示すように、2つの遊技機島及び2つの計数機毎にエリア(遊技機島毎、或いは機種毎など、各遊技機7をグループ化する単位)として区分して管理している。本実施形態では、遊技機島S1、S6、計数機1、6をグループ化したエリアG1、遊技機島S2、S5、計数機2、5をグループ化したエリアG2、遊技機島S3、S4、計数機3、4をグループ化したエリアG3の3つのエリアG1〜G3が設定されている。
図3は、管理装置11の基本設定の一例を示す図である。この基本設定には、管理装置11の基本的な作動に関する項目が設定されている。
除外振分=後述する除外発行操作があった場合の計数玉の振分方法(「有」、「無」から設定)。
計数タイマ=計数処理の確定(計数終了信号或いは発行操作)後に所定時間の間「計数中」との判定期間を遅延するタイマである計数タイマの作動時間(「0秒」と設定した場合は計数タイマを非作動とする)。
優先振分=除外候補が複数ある場合に、図5のエリア計数機設定に設定されている優先エリアを振分先とするか否かの設定。「有」、「指定」、「無」の内から設定し、「指定」に設定された場合は、除外発行操作時にリモコン受光部26により受信したエリア信号により特定されるエリアを振分先とする。「無」に設定されて振分出来ない場合は、図8の振分エリアを保留とし、図10の補正計数の対象としない(詳細は後述)。
図4は、エリア台番設定の一例を示す図である。エリア台番設定には、遊技場内に設定されている各遊技機7の台番と各エリアG1〜G3との対応が設定されている。
台番範囲=遊技機ID。
対応エリア=台番に対応するエリア。対応エリア1〜3は、それぞれ図1のG1〜G3に対応する。
つまり、本実施形態では、エリア台番設定のNO1として台番1〜50の遊技機2(遊技機島S1)がエリアG1に、NO2として台番51〜100の遊技機2(遊技機島S2)がエリアG2に、NO3として台番101〜200の遊技機2(遊技機島S3、S4)がエリアG3に、NO4として台番201〜250の遊技機2(遊技機島S5)がエリアG2に、NO51として台番251〜300の遊技機2(遊技機島S6)がエリアG1に、それぞれ対応している。
図5は、エリア計数機設定の一例を示す図である。エリア計数機設定には、遊技場内に設定されている各計数機1〜6とエリアG1〜G3との対応が設定されている。
計数機=計数機ID(計数機の番号)。計数機1〜6にそれぞれ対応する。
対応エリア=計数機に対応するエリア。図3及び図4に基づいて、台番範囲と各計数機1〜6とを対応付する。
候補エリア=除外発行操作があった場合に振分候補となるエリア(詳細は後述)。
優先エリア=振分候補が複数ある場合に振分先となるエリア(詳細は後述)。
次に、上記した構成の遊技場用システム100の作用について説明する。
管理装置11は、遊技者による遊技の進行に伴って、中継装置9を介してアウト信号、セーフ信号、貸出信号などの遊技信号を受信し、遊技機7毎の遊技情報の集計や不正の監視などのメイン処理を実行している。図6は、メイン処理において、管理装置11の記憶部に記憶される持玉記憶領域の一例を示す図である。持玉記憶領域には、遊技の進行に伴う持玉の推移が遊技機7毎に記憶される。
アウト=遊技機にて使用された玉数。
セーフ=遊技機から払出された玉数。
売上玉=遊技者に貸出された玉数。
持玉=遊技者の理論上の獲得玉数で、売上玉+セーフ−アウト。
遊技者が遊技により獲得した獲得玉(獲得媒体)は、例えば玉箱に一時的に収納された後、まとめて計数される。通常、獲得玉の計数は、遊技機7が属している各遊技機島S1〜S6に対応して設けられている各計数機1〜6により行われる。尚、以下の説明において、各計数機1〜6に共通の処理の場合には、符号を付さず単に計数機と称する。
図11は、計数機が実行する計数機処理を示すフローチャートである。計数機は、計数玉(獲得玉)を検知したかを判定しており(A1)、計数玉を検知した場合には(A1:YES)、計数開始信号を送信する(A2)。計数開始信号としては、例えば開始情報をデータとして送信してもよく、或いは電気信号をレベル出力するなど任意の手法を用いればよい。
一方、管理装置11は、上記したメイン処理に加えて、本発明に関連して、管理装置処理、開始信号受信処理、タイマ作動終了処理、振分処理を実行している。
図12は、管理装置11が実行する管理装置処理を示すフローチャートである。管理装置11は、計数開始信号を受信したかを判定しており(B1)、計数機から計数開始信号を受信したときは(B1:YES)、開始信号受信処理を実行する(B2)。
図13は、開始信号受信処理を示すフローチャートである。管理装置11は、まず計数機の計数状態が監視中であるかを判定する(C1)。管理装置11の記憶部には、図7に示すように、各計数機の計数状態が状態監視記憶領域として記憶されている。管理装置11は、この状態監視記憶領域から該当する計数機の計数状態を読み出して、計数開始信号を送信した計数機の計数状態を判定する。
管理装置11は、例えば、図7の計数機5のように計数状態が待機中である場合、即ち計数状態が「監視中」でない場合には(C1:NO)、計数タイマの作動を停止し(C5)、図5の状態監視記憶領域における計数状態を「計数中」にして(C6)、リターンする。尚、状態監視憶領域には以下の項目が設定されている。
計数状態=対応する計数機の状態。計数開始信号受信(計数開始時)から計数タイマの作動終了までの期間を「計数中」、監視対象が記憶されている場合には「監視中」、それ以外を「待機中」とする。
監視対象=計数開始時に対応エリアを振分エリアとする除外計数履歴(図8参照。詳細は後述する)の「NO」の値。除外発行操作時にその候補エリアに属する全計数機が「計数中」でない場合、その全計数機について記憶され、その何れかの計数機による計数開始時に削除される。尚、複数の監視対象(NO)に対応するため、複数設けられている。
さて、計数機は、ステップA2において計数開始信号を送信した後、計数玉を加算してから(A3)、発行操作が有ったか(A4)、計数玉を検知したか(A7)を判定するようになる。計数玉を検知する毎に(A7:YES)、ステップA3へ移行して計数玉を加算することを繰返す。
従業員が計数を終了して発行釦24を押下げると、計数機は、発行操作(発行釦24の押下)が有ったことから(A4:YES)、計数玉を特定可能なレシートを発行する発行処理を行い(A5)、計数終了信号を送信して(A6)、一連の計数処理を終了する。計数終了信号は、図9に示すように、計数機の番号、計数玉数、及び除外フラグからなるデータである。ここで、除外フラグとは、フローチャートでは省略したが、ステップA4において除外発行釦25が押されたときに1になり、発行釦24が押下された場合には0になるフラグである。尚、除外発行釦25が押下された場合の作動については、後述する。
管理装置11は、図12に示す管理装置処理において、計数機から計数終了信号を受信すると(B3:YES)、除外フラグが1であるかを判定する(B4)。今回は除外フラグが0であることから(B4:NO)、図10に示す計数照合の対象計数玉を加算する(B10)。尚、計数照合に記憶されている遊技情報としては、以下のものがある。
持玉=各エリアG1〜G3に属する全遊技機の持玉(図6参照)の合計。
対象計数玉=計数終了信号として送信された情報(図9参照)のうち、除外フラグが0である計数玉の対応エリア毎の合計。
誤差玉=持玉と対象計数玉との差。
除外計数=図8の対応エリアにより特定した除外対象となる計数玉。除外計数計は除外計数の合計、総計数は対象計数玉も含めた対応エリアにおける総計数玉(対象合計+総計数)(詳細は後述)。
合計誤差玉=持玉と総計数との差(後述する振分処理前の誤差玉)。
補正計数=図8の対応エリアにより振分した計数玉。補正計数計は補正計数の合計、総補正計数は対象計数玉も含めた対応エリアにおける実際の総計数玉(対象計数+総補正計数)(詳細は後述)。
補正誤差玉=持玉と総補正計数との差(後述する振分処理後の誤差玉)。
管理装置11は、計数玉を加算(B10)した後、計数タイマの作動を開始し(B7)、作動タイマの作動が終了していないことを判定してから(B8:NO)、そのまま終了する。計数タイマの作動が終了したときは(B8:YES)、タイマ作動終了処理を実行する(B9)。
図15は、タイマ作動終了処理を示すフローチャートである。管理装置11は、図8の除外計数履歴における振分エリアに保留中が設定されている履歴があるかを判定しており(E1)、保留中の履歴がない場合には(E1:NO)、図7に示す計数状態を待機中に設定して(E5)、リターンする。
このように、あるエリアにおいて、遊技者が当該エリアに属する遊技機7で獲得した獲得玉を同一エリアに属する計数機で計数する計数処理を実行した場合、即ち、レシートの発行時に発行釦24が押下された場合には、獲得玉をそのまま対象計数玉として加算することにより、計数玉(理論獲得数)を集計することが出来る。これにより、エリア単位で誤差玉(持玉(売上玉+セーフ−アウト)−計数玉)を管理することができる。尚、図10に示す計数照合は、閉店時、或いは適宜にモニタ12やプリンタ(図示せず)などに、エリア毎に持玉と計数玉とを比較可能に表示或いは印字可能である。
ところで、夕方や閉店前等の繁忙時間帯には、従業員が上述した同一エリアでの計数機で計数が出来ない場合がある。例えば、授業員が図1に示すエリアG1に属する遊技機島S1の遊技機7で獲得した獲得玉を計数しようとした場合に、計数機1、6が両方とも使用中である状況などがこれに該当する。この場合、計数機が使用できるまで遊技者を待たせることはサービスの低下につながるため、一般にはエリアG1以外の他の計数機で計数し、計数の実施を優先している。その結果、本来はエリアG1の集計対象となるべき獲得玉が、エリアG2に組み入れられて誤差を生じることがある。そこで、本実施形態の遊技場用システム100は、同一エリア以外で計数する場合には、その獲得玉を集計対象から除外することが可能に構成されている。
従業員が他のエリアの計数機で計数した場合は、除外発行釦25を押下げることが要求されており、計数機は、図11の計数機処理において、計数玉を検知した後(A1:YES)、除外発行釦25が押下された(集計除外操作がなされた)場合には(A4:YES)、発行処理した後(A5)、図9の除外フラグを1にした計数終了信号を送信する(A6)。これにより、管理装置11では、除外フラグが1である計数終了信号を受信することから(B3:YES、B4:YES)、図8に示す除外計数履歴にレコードを新規に作成し(B5)、振分処理を実行する(B6)。除外計数履歴とは、除外フラグが1である計数終了信号の履歴であり、以下の情報が記憶されている。
受付計数機=除外フラグが1の計数終了信号を送信した計数機ID。
対応エリア=受付計数機が属しているエリアで、図4により特定される。
振分エリア=実際の対応エリアで、後述する振分処理において特定され、図10の補正計数の参照先となる。尚、計数終了信号受信時に特定できない場合は、「保留中」となる。
図14は、振分処理を示すフローチャートである。管理装置11は、図3のエリア計数機設定を参照して、計数終了信号を送信した計数機に候補エリアが複数有るか(設定されているか)を判定する(D1)。
ここで、例えば、図1に示すように、計数機1は遊技場の端に位置しているため、遠方の遊技機島S3、S4で獲得した獲得玉を計数するとは考えにくく、計数機1で除外計数処理が行われるのは、隣接する遊技機島S2から持ち込まれた獲得玉であると考えるのが妥当である。そのため、計数機1に対しては、図5のエリア計数機設定に示すように隣接するエリアG2が候補エリアとして設定されている。
そこで、管理装置11は、候補エリアが1つである場合には(D1:NO)、図8の除外計数履歴の振分エリアに該候補エリアを設定して(D9)、リターンする。
これに対して、管理装置11は、例えば計数機2のように、図5において候補エリアが複数有る場合には(D1:YES)、候補エリアに計数中の計数機が有るかを判定する(D2)。
ここで、計数中の計数機が属するエリアが1エリアのみであれば、その計数機が計数中であったために本来属しているエリアでは計数することができず、隣接する計数機2で計数したと考えられる。そこで、管理装置11は、計数中の計数機が有る場合には(D2:YES)、複数の候補エリアに計数中の計数機があるかを判定し(D6)、1つの候補エリアのみに計数中の計数機が有る場合には(D6:NO)、当該計数中の計数機の対応エリアを振分エリアとして設定する(D8)。
これに対して、計数機2で除外計数処理が行われるのは、エリアG1或いはエリアG3の何れかから持ち込まれた獲得玉であると考えることが出来るが、計数機1及び計数機5のいずれも計数中である等、計数中の計数機が属するエリアが複数ある場合には、どちらのエリアから持ち込まれたかを特定することが困難なため、図3に示す優先エリアを振分エリアとする。そこで、管理装置11は、複数の候補エリアで計数中の場合には(D6:YES)、エリア計数機設定の優先エリアを振分エリアとする(D7)。
このように、管理装置11は、計数機が計数状態であるか否かを判定すると共に、除外発行釦25に対する操作により集計除外操作がなされた場合には、何れのエリアから持ち込まれた獲得玉であるかを判定し、その振分先を特定する振分処理を実行することにより、図10に示すように、計数機が属するエリアにおいては当該獲得玉が除外計数として集計されると共に、当該獲得玉を遊技機7が属するエリアに補正計数として振分される。
これにより、当該エリアで計数された計数玉(理論獲得玉)から、除外操作に対応して計数された計数玉(実獲得数)が当該エリアの集計対象から除外することが可能となり、図10の計数照合に示すように、図8に示す対応エリアに基づいて除外計数が、振分エリアに基づいて補正計数が特定され、補正計数を含めた誤差玉が補正誤差玉として算出される。
ところで、ある遊技者が獲得した獲得玉数が多く、その獲得玉を収納する玉箱数が例えば20箱等になった場合には、獲得した玉箱のうちまず一部を計数機が設置されている場所まで運搬して計数を開始した後、残りの玉箱を遊技機の所まで取りに戻るという状況がある。この場合、残りの玉箱を取りに戻っている間に最初の計数(一部の玉箱による計数)が終了したとしても(計数機が「計数中」でなくなったとしても)、次の計数(残りの玉箱による計数)が行われるため、獲得玉が混ざることの無いように、当該計数機は前記次の計数のために確保されている確保状態であるといえる。そのため、あるエリアに属する計数機が全て(本実施形態では2台とも)確保状態にある場合には、当該エリアにおいて獲得された獲得玉を他のエリアに属する計数機で計数することが実際には行われている。つまり、遊技機が属するエリアとは別のエリアで計数されることから集計除外処理がなされたものの、他の何れの計数機も計数中でない(上述の確保状態である)という状況が考えられる。この場合、計数機が確保状態であるか否かは次の計数が行われるまで把握できないことから、上述した計数状態の判定だけでは振分先を特定することが出来ず、管理装置11は、図7の状態監視記憶領域において、候補エリアに計数中の計数機が無い場合は(D2:NO)、候補エリアに属する全ての計数機の計数状態を「監視中」に設定すると共に(D3)、候補エリアに属する全ての計数機の監視対象を計数履歴のレコードNO(図8の除外計数履歴のNO=計数ID)に設定し(D4)、振分エリアを「保留中」に設定する。
例えば、図8において、計数機2にて除外発行操作があったものの(NO7)、計数機2の候補エリア(G1及びG3)の全計数機(計数機1、3、4、6)が「待機中」であった場合などには、監視対象として計数履歴のNO7が設定され、計数状態が「監視中」に設定される。尚、図10の集計時に振分エリアが保留中の計数履歴がある場合には、図10の対応エリア毎の補正計数の対象とせずに、除外計数等の照合対象とし、全体の誤差玉の集計対象とする。尚、上述した振分処理にて対応できない計数玉があれば、後の従業員の操作により振分処理を実行すればよい。
(開始信号受信処理による振分先の特定)
管理装置11は、振分先を特定できない計数玉を所定期間(図3の計数タイマの値)だけ保留状態とし、所定期間内に監視中の計数機で計数が行われた時点で振分先の集計対象として次のように計数玉を集計する。このような状態は、上述したように、確保状態にある計数機が次の計数を開始した場合等である。
管理装置11は、図12に示す管理装置処理において、監視中である計数機で計数開始信号を受信したことに応じて(B1:YES)、図13に示す開始信号受信処理を実行した場合は、計数機の計数状態が監視中であることから(C1:YES)、図8に示す除外計数履歴の対応する振分エリアを、計数開始信号を送信した計数機が属しているエリアに設定する(C2)。続いて、図7に示す状態監視記憶領域の全ての計数機から対応する監視対象、この場合、上述のように設定されたNO7を削除し(C3)、監視対象が記憶されていない計数機の計数状態を待機中に設定する(C4)。その後、振分先が特定できたことから、計数状態を現在の状態、即ち新しく計数を開始した状態(計数中)として(C6)、リターンする。
(タイマ作動終了処理による振分先の特定)
管理装置11は、振分先を特定できない計数玉を所定期間だけ保留状態とするにしても監視中の計数機で計数が行われなかった場合は、振分先の集計対象を設定に基づいて特定して次のように計数玉を集計する。
管理装置11は、図12に示す管理装置処理において、計数タイマの作動を開始してから(B7)、所定期間(図3に示す計数タイマの設定値。60秒)経過して計数タイマの作動が終了した場合には(B8:YES)、タイマ作動終了処理を実行する(B9)。
管理装置11は、図15のタイマ作動終了処理において、振分エリアに保留中が設定されている履歴があることから(E1:YES)、図7に示す除外計数履歴の対応する振分エリアを、図5に示すエリア計数機設定の優先エリアに設定する(E2)。続いて、図7に示す状態監視記憶領域において全ての計数機から対応する監視対象を削除し(E3)、監視対象が記憶されていない計数機の計数状態を待機中に設定する(E4)。
このように、管理装置11は、監視対象の何れかの計数機の計数が開始された時、或いは監視対象に対応する計数機の計数タイマのタイムアップ時に、保留中の振分先を特定すると共に、監視対象を削除する。
以上に説明したように、本実施形態の遊技場用システム100によれば次のような効果を奏する。
計数玉と獲得玉とを対応エリア毎に区別して照合できるので、誤差玉が発生した場合に対応するエリアのみに絞って遊技者の不正や遊技信号の出力不良等をチェックすれば良く、計数毎に台番入力するような面倒な発行作業を行わずとも不正や出力不良等を容易に発見することが出来る。例えば、図10の例では、対応エリア2、3では補正誤差玉が少ないものの、対応エリア1では補正誤差玉が多く、誤差の要因が対応エリア1に属する遊技機或いは計数機に起因することを容易に把握することが出来る。この場合、遊技場は、対応エリア1について遊技機或いは計数機に異常がないかなどを確認すれば良い。
除外発行操作に対応する計数玉を対応エリア毎の計数照合から除外し、計数照合から除外した計数玉を振分処理により特定される実際の対応エリアを振分エリアとし、補正計数として計数照合に加えるので、対応エリア外で計数した場合であっても誤差の発生を抑制することが出来る。
除外発行処理時に他の計数機の計数状態を照合し、計数中の計数機があれば、その計数機が属するエリアを振分エリアとするので、実際の遊技場において対応エリアの計数機にて計数しようとしたが、計数中であるために止む無く近隣の計数機にて計数する実際の行動に対応した振分処理を実行することが出来る。
計数終了後であっても計数タイマが作動中であれば計数中と判定するので、計数開始時に対応エリアの計数機にて他の計数処理やその後処理が行われており、対応エリアでの計数を断念するような実際の行動を考慮した振分処理を実行することが出来る。
計数状況により振分エリアを特定できない場合に、予め設定された優先エリアを振分エリアとするので、運用上、計数者にエリアや台毎に計数機の優先順位を意識付けさせるだけで正確な振分処理を実行することが出来る。
実運用に即して振分エリアを特定するので、遊技場において特別な意識を持たずに従業員はスムーズにシステムに対応することが出来る。
(他の実施形態)
本発明は、上記した実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張することができる。
従業員毎に対応エリアを設定して、即ち従業員の識別情報をエリア単位で予め関連付けて振分エリアの優先対象としても良い。即ち、除外発行操作時に従業員のIDを受付し、除外フラグ=1の計数終了信号受信時に従業員IDの対応エリアを振分エリアとしても良い。この場合、対応エリアが複数有る場合などに上述した実施形態と同様の処理を行っても良い。また、計数時における従業員の特定により予め設定された従業員の対応エリアを優先エリアとし、複数の対応エリアを従業員の担当エリアとして定め、従業員のみに計数処理を行わせる遊技場において、従業員が計数機の対応エリアにて計数出来ない場合に自身の他の担当エリアの計数機にて計数する場合、その従業員が属するエリアを振分エリアとするような実際の行動に対応した振分処理を実行することが出来る。
図8における保留中の計数玉はエリア単位の集計対象としなかったが、保留中の計数玉がある旨を遊技場の管理者に報知出力し、その報知により管理者の振分操作を受付してその操作に基づいて振分処理を行っても良い。
計数タイマ作動中を準計数中として計数中とは区別した計数状態とし、計数中→準計数中の順序の優先順位にて振分エリアを特定しても良い。
持玉或いは計数玉はエリア単位で集計できれば遊技機毎、計数処理毎に記憶する必要は無い。同様に計数中か否かの判定も計数機単位でなくエリア単位で行っても良い。また、通常発行操作(発行釦24の押下)の計数について計数処理毎の計数玉を特定可能に記憶しても良い。
持玉をアウト、セーフ、貸出信号により特定したが、持玉そのものを特定可能な遊技信号を受信して特定しても良い。
除外発行操作について通常の発行釦24と区別して除外発行釦25を設け、除外発行釦25の操作により特定したが、例えば従業員のタグを読み取った後に発行釦24を操作する等、通常の発行釦24の操作に加えた操作や情報の受付により除外発行操作を特定しても良い。
候補エリアを設定し、候補エリアに限定して振分先を特定したが、候補エリアを特に設定せずに他の全エリアを候補エリアとしても良い。
遊技場に設置される遊技機或いは計数機の内、集計対象から除外する遊技機等がある場合もあるので、設置される全てをグループ化しなくとも良い。
各設定値などは例示であり、どのような数値でも良い。また、デフォルト設定にて変更できなくとも良い。
景品交換処理の対象となる記憶媒体は、レシート以外にカードやコイン等の媒体を想定できる。
管理装置における処理の一部を計数機や中継装置で行っても良い。振分処理を計数機にて行う場合には、他の計数機が計数中か否かを計数機単位で問い合わせれば良い。
対象となる遊技機もパチンコ遊技機だけでなく、スロットマシン等の遊技機を対象としても良い。同様に遊技媒体についても玉だけでなくメダル等の遊技媒体を採用できる。
獲得玉の計数は、従業員が計数機を操作してもよく、遊技者自身が計数機を操作してもよい。
優先エリアを設定する構成としたが、アウト信号等の遊技信号に基づき、遊技機毎に遊技終了判定を行い、振分処理の直近で遊技終了判定があった遊技機が属するエリアを優先エリアとしても良い。勿論、この場合も計数中の計数機が属するエリアを優先して優先エリアとするのが望ましい。
図面中、1〜6は計数機(計数手段、操作手段、受付手段)、7は遊技機、11は管理装置(グループ手段、理論獲得数集計手段、実獲得数集計手段、除外手段、振分手段、判定手段、振分先特定手段、監視手段、従業員対応付手段、従業員振分手段、受信手段)、12は出力手段を示す。

Claims (5)

  1. 複数の遊技機が設置される遊技場に設けられ、
    遊技者が獲得した遊技媒体である獲得媒体を計数する計数処理を行う複数の計数手段と、
    遊技機及びその遊技機に対応する前記計数手段をあらかじめグループ化するグループ手段と、
    遊技者に貸出された遊技媒体数と遊技機から払出された遊技媒体数の和から遊技に使用された遊技媒体数を除外した値を表す理論上の獲得媒体の数である理論獲得数を特定可能な遊技信号を遊技機側から受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信した遊技信号により前記理論獲得数を特定し、前記グループ手段がグループ化したグループ単位で前記理論獲得数を集計する理論獲得数集計手段と、
    前記計数手段が計数した獲得媒体の数である実獲得数を前記グループ単位で集計する実獲得数集計手段と、
    前記計数手段に対応して設けられ、計数処理に対応づけて集計除外操作を受付する操作手段と、
    前記操作手段により受付された集計除外操作に対応する計数処理により計数された前記実獲得数を、該計数処理を行った計数手段が属する前記グループにおける前記実獲得数集計手段の集計対象から除外する除外手段と、
    前記除外手段により除外された前記実獲得数を、当該実獲得数の計数処理を行った計数手段が属する前記グループとは異なるグループにおける前記実獲得数集計手段の集計対象へと振分する振分処理を行う振分手段と、
    前記実獲得数集計手段が集計した実獲得数、及び前記理論獲得数集計手段が集計した理論獲得数の双方を比較可能に、或いは前記実獲得数と前記理論獲得数との差である誤差媒体数を、前記グループ単位で出力する出力手段と、
    を備えたことを特徴とする遊技場用システム。
  2. 前記計数手段が前記計数処理を行っている状態である計数状態であるか否かを判定する判定手段と、
    前記操作手段が前記集計除外操作を受付した場合に、当該操作手段に対応する計数手段が属する前記グループとは異なるグループである候補グループの内から、前記判定手段により計数状態であると判定された計数手段が属するグループを振分先として特定する振分先特定手段と、を備え、
    前記振分手段は、前記除外手段により除外された前記実獲得数を、前記振分先特定手段により特定された振分先となるグループにおける前記実獲得数集計手段の集計対象へと振分することで前記振分処理を行うことを特徴とする請求項1記載の遊技場用システム。
  3. 前記判定手段は、前記計数手段による計数処理の確定後、所定期間に渡って計数状態であるとの判定を行うことを特徴とする請求項2記載の遊技場用システム。
  4. 前記操作手段が前記集計除外操作を受付し、前記候補グループの中に前記判定手段により計数状態であると判定される計数手段が属するグループが存在しない場合に、前記候補グループに属する計数手段を所定期間に渡って監視状態として監視する監視手段を備え、
    前記振分先特定手段は、前記監視手段により監視状態中として監視される計数手段が、前記判定手段により計数状態になったと判定された場合に、当該計数状態になったと判定された前記計数手段が属するグループを前記振分先とすることを特徴とする請求項2または3記載の遊技場用システム。
  5. 遊技場の従業員の識別情報を、前記グループ単位、或いは前記計数手段単位で予め対応付けする従業員対応付手段と、
    前記計数手段、及び前記操作手段に対応して設けられ、遊技場の従業員が前記集計除外操作を行った場合に、その従業員の識別情報を受付する受付手段と、
    前記受付手段が前記識別情報を受付した場合に、当該受付手段に対応する計数手段が属するグループ以外のグループであって、該受付された前記識別情報に前記従業員対応付手段により対応付けされたグループ、或いは計数手段が属するグループを振分先として特定する従業員振分手段と、を備え、
    前記振分手段は、前記除外手段により除外された前記実獲得数を、前記従業員振分手段により特定された振分先となるグループにおける実獲得数集計手段の集計対象へと振分することで前記振分処理を行うことを特徴とする請求項1から4の何れか一項記載の遊技場用システム。
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