JP5230724B2 - ゲル状の害鳥忌避組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、主成分として増粘剤、紫外線吸収剤、アントラニル酸メチル、桂皮精油およびハッカ精油を含み、副成分として鉱油またはグリースおよび乳化剤を含んで構成された、人体や自然界に悪影響を与えない物質を含む自然環境に優しいゲル状の害鳥忌避組成物に関するものである。
人類文明の発達により都市化および産業化が進められるにつれ、長年人類と共存してきた野生鳥類の生息環境は大きく変わってきた。これにより、特定鳥類は徐々に種の数が減り、希少鳥類として保護種になったりする反面、他の特定鳥類は環境の変化によく適応して個体数が増えている。
そのため、以前は僅かで殆ど問題視されなかった鳥類による被害が段々と増え、社会的な問題として拡大している。その例として、農作物の被害ばかりでなく電線による感電、空港、養魚場、養蜂地帯、住宅街およびその他の建築物などへの被害はますます大きくなっている実情にある。
有害鳥類から作物および施設を保護するために用いられている鳥類追い払い方法として、天敵模型物または反射鏡や反射テープなどを用いた視覚的威嚇製品と、警報音、ラジオの騒音または超音波など聴覚的な追い払い製品と、放鳥網、放鳥袋、放鳥キャップなどの接触性製品と、木酢液、ナフタレン、アントラニル酸メチルおよびアントラキノンなど果樹園農家で主に用いる忌避剤などがある。
上記の方法は、果樹類および施設などに被害を与える鳥類の防除に主に用いられているが、効果が短期的であることやコストが高いことなど多くの欠点がある。
有害鳥類から作物および施設を保護するために用いられている害鳥忌避剤(組成物)は、大きく一次的および二次的害鳥忌避剤に分けられる。一次的害鳥忌避剤は、視覚、味覚、嗅覚的効果および刺激などにより、即時的に鳥類の接近を防止する製剤で、学習効果を必要としないという特徴を有する。
また、二次的害鳥忌避剤は、食物の摂取によって苦痛を引き起こすもので、学習効果により作物の摂取などを防止する製剤を意味する。そのために、二次的害鳥忌避剤は、摂取時に非正常的な生理・代謝的反応を示す物質であり、有害鳥類だけに特異的に反応する物質が好まれる。
しかしながら、大部分の二次的害鳥忌避剤は、農薬および化学物質であるため、残留などによる環境汚染および人畜毒性などを惹起する恐れがあるなどの潜在的問題点を抱えている。また、一次的害鳥忌避剤は、通常二次的害鳥忌避剤に比べ持続効果が短いという欠点がある。
最近は二方式の害鳥忌避剤を併用して用いている。Moasonら(1983年)による報告には、二次的害鳥忌避剤のメチオカルブ(methiocarb)に数個の化学物質や視覚的害鳥忌避組成物を併用した結果、効果的な害鳥防除効果を示す、とある。また、このような一次的害鳥忌避剤との併用により、二次的害鳥忌避剤の有効濃度を顕著に減少させることができることが分かった。
したがって、このような既存の害鳥忌避剤の欠点を補いながら、効果的、且つ自然環境に優しい害鳥忌避剤の開発に対する要求が増加している。
本発明の目的は、上記のような従来の害鳥忌避剤(組成物)の欠点を克服し、自然環境に優しく、人体や自然界に悪影響を与えない化学物質を用いたゲル状の害鳥忌避組成物を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、30〜90重量%の増粘剤と、0.01〜4重量%の紫外線吸収剤と、0.1〜20重量%のアントラニル酸メチル(methyl abthranilate)と、0.1〜10重量%の桂皮精油と、0.1〜20重量%のハッカ精油と、5〜40重量%の鉱油またはグリース(grease)と、1〜10重量%の乳化剤とからなるゲル状の害鳥忌避組成物を提供する。
増粘剤は望ましくはポリブテン(Polybutene)である。
紫外線吸収剤は、望ましくはベンゾフェノン(Benzophenone)系、ベンゾトリアゾール(Benzotriazole)系、サリチル酸塩(Salicylate)系、シアノアクリレート(Cyanoacrylate)系およびオキサニリド(Oxanilide)系からなる群より選択される一つの化合物である。
乳化剤は、望ましくはソルビタン脂肪酸エステルである。
本発明に係る害鳥忌避組成物は、ゲル状の組成物として、有害鳥類による汚染が深刻な電柱、建物橋脚および飛行場などに適用しやすい剤形であり、塗布面に油膜が形成され気温変化および水分による鳥類忌避剤の効力低下を防止するため長期にわたって害鳥忌避効果を得ることができる。
本発明に係る害鳥忌避組成物を塗布した止まり木にキンカチョウ(A)および十姉妹(B)が着地を試みた回数を示すグラフである。 鳩の糞による建物の汚染実態を示す写真である。 害鳥忌避組成物の設置前後の飛来した鳩の個体数を示す経時的グラフである。
上記目的を達成するために、本発明は、30〜90重量%の増粘剤と、0.01〜4重量%の紫外線吸収剤と、0.1〜20重量%のアントラニル酸メチル(methyl anthranilate)と、0.1〜10重量%の桂皮精油と、0.1〜20重量%のハッカ精油と、5〜40重量%の鉱油またはグリース(grease)と、1〜10重量%の乳化剤とからなるゲル状の害鳥忌避組成物を提供する。
以下、本発明をより詳細に説明する。
本発明の主成分中の一つである上記増粘剤は、少なくとも一つ以上のブテンポリマー(butene polymer)やコポリマー(copolymer)を含む重合体であって、望ましくはブテンポリマーやコポリマーが増粘剤の大部分を占める。
上述したブテンポリマーやコポリマーは望ましくはポリブテンであり、ポリブテンは、高分子重合体と低分子重合体の混合物である。ポリブテンは、米国FDAおよびEPAに食品添加剤として登録されている増粘剤であって、べたつきによって触覚を刺激することにより害鳥忌避効果を奏することで知られている。
しかしながら、ポリブテンは温度変化により安定性が低下し、忌避効果の持続性が劣るという欠点があり、一年を通して気温および降水量の変化が大きい気候条件下では使用が不利であるという欠点がある。
本発明では、ゲル状の害鳥忌避組成物の基剤としてべたつきを誘発し得る増粘剤を用いて害鳥忌避効果を極大化させ、安定化を高めるために他の主成分と併用して害鳥忌避組成物を開発した。
上記増粘剤は、全組成物総重量に対し30〜90重量%、望ましくは40〜70重量%で使用する。
この際、増粘剤が全組成物総重量に対し30重量%未満であると、粘度が減少して害鳥忌避効果が低減する恐れがあり、90重量%を超えると、害鳥忌避効果は増加できるものの、年中気温および降水量の変化が大きい気候条件下では損失、変性および他成分との併用効果が低減するという問題が発生し得る。
本発明の主成分中の一つである上記紫外線吸収剤は、紫外線領域の視覚を持つ鳥類が、鳥類退治剤が処理されている地域を遠くからでも感知できるようにする効果があり、鳥類退治剤の摂取または接触による不快感に対する記憶を呼び起して、該当地域に対する忌避現象を極大化することができる。
本発明で用いる紫外線吸収剤は、ベンゾフェノン(Benzophenone)系、ベンゾトリアゾール(Benzotriazole)系、サリチル酸塩(Salicylate)系、シアノアクリレート(Cyanoacrylate)系およびオキサニリド(Oxanilide)系からなる群より選択され、望ましくはベンゾトリアゾール系が良い。
上記紫外線吸収剤は、全組成物総重量に対し0.01〜4重量%、望ましくは0.1〜2重量%で使用する。
この際、紫外線吸収剤が全組成物総重量に対し0.01重量%未満であると紫外線吸収効果が小さく、4重量%を超えても害鳥忌避効果の顕著な増加は観察されない。
本発明の主成分中の一つである上記アントラニル酸メチルは、コンコード(Concord)ブドウ抽出物であって、ブドウ香、オレンジ香および橙花油(neroli oil)香がする、薄いか或いは濃い黄色の液体である。アントラニル酸メチルは、米国EPAに登録されている食品添加剤であって、鳥類が摂取すると目や鼻腔の粘膜を刺激することで知られている。
既にアントラニル酸メチルを主成分とする鳥類退治剤が商品化されているが、刺激の強度が比較的弱く、効果の持続性が6〜7日と比較的短いという欠点がある。
本発明では、アントラニル酸メチルの欠点を克服し、主作用である鳥類の目や鼻腔粘膜を刺激する効果を極大化するために、その他の主成分と併用して一つの害鳥忌避組成物を提供する。
上記アントラニル酸メチルは、全組成物総重量に対し0.2〜20重量%、望ましくは2〜8重量%で使用する。
この際、アントラニル酸メチルが、全組成物総重量に対し0.2重量%未満であると害鳥忌避効果が得られなく、20重量%を超えると毒性問題が発生し得る。
本発明の主成分中の一つである上記桂皮精油は、主要活性成分として桂皮アルデヒド(cinnamic aldehyde)と桂皮酸(cinnamic acid)を含有し、刺激性のある揮発性臭による嗅覚忌避効果、および眼粘膜刺激効果による忌避効果を得ることができる。
また、接触や摂取などによる忌避効果でない初期刺激が強いという利点があり、抗菌および抗真菌効果と害虫に対する忌避効果にも優れ、害鳥忌避剤の設置以後に害虫による表面の汚染や組成物の腐敗などを防止し、害鳥忌避剤の効力低減を防止するのにも有用である。
上記桂皮精油は、全組成物総重量に対し0.1〜10重量%、望ましくは1〜5重量%で使用する。
この際、桂皮精油が全組成物総重量に対し0.1重量%未満であると、抗菌および抗真菌効果が低減して組成物の細菌および真菌による汚染が発生し得、10重量%を超えると、粘度が減少するという問題が発生し得る。
本発明の主成分中の一つである上記ハッカ精油は、主要活性成分としてメントール(menthol)を含有し、強い刺激性のある揮発性臭による嗅覚忌避効果、および眼粘膜刺激効果による忌避効果を得ることができる。
また、接触や摂取などによる忌避効果でない初期刺激が強いという利点があり、抗菌および抗真菌効果と害虫に対する忌避効果にも優れ、害鳥忌避剤の設置以後には害虫による表面の汚染や組成物の腐敗などを防止し、害鳥忌避剤の効力低減の防止にも有用である。
上記ハッカ精油は、全組成物総重量に対し0.1〜20重量%、望ましくは1〜10重量%で使用する。
この際、ハッカ精油が全組成物総重量に対し0.1重量%未満であると、抗菌および抗真菌効果が低減して組成物の細菌および真菌による汚染が発生する恐れがあり、10重量%を超えると、粘度が減少するという問題が発生し得る。
本発明に係る害鳥忌避組成物の副成分は、適当量の乳化剤および安定化剤から構成される。
上記の安定化剤としては鉱油またはグリースを使用し、鉱油またはグリースは、害鳥忌避組成物の表面に油膜を形成することにより、雪や雨などの水分が多い気候地域での害鳥忌避組成物中への水分浸透による害鳥忌避剤中の主成分の流失や変性を防止することができ、害鳥忌避組成物の安定性を維持し、忌避効果を持続させる機能をする。
上記鉱油またはグリースは、全組成物総重量に対し5〜40重量%、望ましくは15〜30重量%で使用する。
この際、鉱油またはグリースが全組成物総重量に対し5重量%未満であると、油膜形成が不安定になり組成物の損失が有り得、40重量%を超えると、組成物の粘性が減少して害鳥忌避効果が低減するという問題が発生し得る。
また、乳化剤としては、工業用の顔料、印刷インク、ペイント、繊維調剤、潤滑油などの乳化剤および分散剤に様々に使用されるソルビタン脂肪酸エステルが用いられる。乳化剤は、害鳥忌避組成物の主成分である植物精油およびアントラニル酸メチルを全組成物中に均一に分散させるための目的として用いられる。
上記ソルビタン脂肪酸エステルは、脂肪酸の種類に応じてソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノステアレートおよびソルビタンモノベヘネートからなる群より選択されるいずれか一つまたは二つ以上の混合物を用いることができる。
望ましくはソルビタンモノラウレートとソルビタンモノオレエートの混合溶液を用い、上記混合溶液はソルビタンモノラウレート10〜40重量%およびソルビタンモノオレエート60〜90重量%から構成される。
上記乳化剤は、全組成物総重量に対し1〜10重量%、望ましくは2〜6重量%で使用する。
この際、乳化剤が全組成物総重量に対し1重量%未満であると、ハッカ精油および桂皮精油の乳化度を減少させ、本組成物に均一に混じらない恐れがあり、10重量%を超えると、組成物の粘度が減少して害鳥忌避効果および本組成物の損失抑制効果が低減するという問題が発生し得る。
以下、本発明を実施例に基づいてより詳しく説明する。但し、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
害鳥忌避組成物の生成
桂皮精油、ハッカ油、乳化剤を混合器に入れて均一に混合した後、UV吸収剤およびアントラニル酸メチルを添加して混練した。最後にポリブタンおよびグリースを添加し充分混合して、害鳥忌避組成物を製造した。
この際、各成分の含有量は、それぞれポリブタン65重量%、グリース25重量%、Ciba(登録商標)社製のTINUVIN(登録商標) 99-2 0.5重量%、アントラニル酸メチル3重量%、桂皮精油0.5重量%、ハッカ精油1重量%およびソルビタンモノオレエート5重量%を使用した。
害鳥忌避組成物の生成
ポリブタン65重量%、グリース25重量%、Ciba(登録商標)社製のTINUVIN(登録商標)99-2 0.5重量%、アントラニル酸メチル3重量%、桂皮精油1.5重量%、ハッカ精油2重量%およびソルビタンモノオレエート2重量%を使用して、上記の実施例1と同様の方法により害鳥忌避組成物を製造した。
害鳥忌避組成物の生成および生成過程
ポリブタン65重量%、グリース25重量%、Ciba(登録商標)社製のTINUVIN(登録商標)99-2 0.5重量%、アントラニル酸メチル4重量%、桂皮精油1.5重量%、ハッカ精油3重量%およびソルビタンモノオレエート1重量%を使用して、上記の実施例1と同様の方法により害鳥忌避組成物を製造した。
(実験例1) 害鳥忌避組成物による害鳥忌避効果
実施例により製造された害鳥忌避組成物の害鳥忌避効果を評価するために、性格が活発で運動量が多いスズメ目カエデチョウ科の十姉妹を対象体として実験室規模で害鳥忌避効果を確認した。実施例に従って組成した害鳥忌避組成物を止まり木(roost)に塗布した後、十姉妹が止まり木に着地する回数および行動異常を観察した。
止まり木に塗布された、実施例に従って製造された害鳥忌避組成物に露出された十姉妹は、止まり木に着地しようともせず、害鳥忌避組成物に接触した個体には、うずくまり、こすりつけ、首振り、クチバシを速く動かし羽を手入れしたり、および接触部位をひどく振るなどの異常行動が見られるなど優れた害鳥忌避効果を示した。
しかし、実施例3により製造された害鳥忌避組成物は、粘度などの物理的特性に優れ、止まり木の塗布時における滴り落ちや対象体である鳥類の体への付着などによる害鳥忌避組成物の流失程度が最も低く観察された。
(実験例2) 害鳥忌避組成物のスズメ目観賞鳥類に対する効能評価
1.実験方法
1)供試動物
スズメ目カエデチョウ科のキンカチョウと十姉妹を用いて実験室規模で害鳥忌避効果を確認した。キンカチョウと十姉妹は、韓国内で飼育鳥として広く飼育されているため、実験への使用が容易であり、性格が活発で運動量が多く、害鳥忌避効果および適応可否判定に容易なため、試験動物として供試した。
2)飼育環境
雄キンカチョウ(n=10)および雄十姉妹(n=15)は、大田(韓国の地名)近隣の鳥類園で購入して、実験室条件下(温度20〜22℃、湿度50〜70%および暗期0:00〜06:00h)で一週間の純化期間を経た後、元気な個体を無作為に選抜して試験に供試した。
試験飼育箱は、横×縦×高さが50×150×50cmのものを使用し、飼料と飲料水は自由給与した。
3)害鳥忌避組成物の忌避効果評価
実施例3により製造された害鳥忌避組成物の忌避効果を確認するために、実験室条件下で1週間の純化期間が経過した後、ビデオカメラ(Everio G series、JVC社製)にて地面と止まり木に着地する回数を24時間観察した。
実施例3により製造された害鳥忌避組成物を止まり木に塗布した後、再度ビデオカメラにて地面と止まり木に着地する回数を24時間観察した。試験物質の接触およびにおいによる対象体の鳥類の肉眼的行動異常の有無は、こすりつけ(Wiping)、首振り(Head shaking)、立毛(Piloerection)、クチバシを速く動かして羽を手入れしたり(Quick-preening)、また接触部位をひどく振る行動などで判定して鳥類の反応を観察した。
4)害鳥忌避組成物に対する適応可否判別
実施例3により製造された害鳥忌避組成物に接触した後の適応可否を確認するために、害鳥忌避組成物に24時間露出した供試動物を再度害鳥忌避組成物が塗布されていない飼育箱に移動させた。1週間純化させて正常な飛行活動を確認した後、再度害鳥忌避組成物を塗布した飼育箱に移動させ、ビデオカメラにて地面と止まり木に着地する回数を24時間観察した。
1週間間隔で害鳥忌避組成物の露出を4回繰り返して、供試鳥類の学習効果および鳥類忌避剤に対する適応可否を確認した。試験物質の接触および臭いによる対象体の鳥類の肉眼的行動異常の有無は、こすりつけ(Wiping)、首振り(Head shaking)、立毛(Piloerection)、クチバシを速く動かして羽を手入れしたり(Quick-preening)、また接触部位をひどく振る行動などで判定して鳥類の反応を観察した。
2.実験結果
1)害鳥忌避組成物の忌避効果
純化期間および純化終了後、害鳥忌避組成物の塗布前には大部分のキンカチョウは止まり木と餌桶および水桶に交互に座るなど、正常な飛行活動をした。
ところが、図1に示すように、害鳥忌避組成物を塗布した後、害鳥忌避組成物に接触した個体は全て地面に着地し、一部個体は止まり木に着地しようと試みたが、露出してから30分後には全て地面だけにとまっていた。害鳥忌避組成物に接触した個体には、うずくまり、こすりつけ、首振り、クチバシを速く動かして羽を手入れしたり、および接触部位をひどく振るなどの異常行動が見られた。したがって、本発明の害鳥忌避組成物は、優れた害鳥忌避効果を有することが分かった。
2)害鳥忌避組成物に対する適応可否
害鳥忌避組成物に1回露出された供試動物は、1週間害鳥忌避組成物が塗布されていない飼育箱に移動させ正常な飛行活動および行動様式を回復したことを確認した後、再度害鳥忌避組成物に露出させた場合、全ての供試動物は害鳥忌避組成物に接触しようとせず、止まり木に着地しないで直ぐに地面に着地した。
間歇的に地面と餌桶および水桶へ移動するだけで、害鳥忌避組成物が塗布された止まり木には着地しなかった。このような結果は、害鳥忌避組成物に含まれた強力な臭いおよび紫外線吸収剤などを認知したキンカチョウが、害鳥忌避組成物に接触した経験によって地面に着地したと判断でき、継続的な害鳥忌避組成物への露出と純化過程の繰り返しによっても、害鳥忌避組成物に適応する個体は観察されなかった。
全ての供試動物には害鳥忌避組成物への露出に対する学習効果で害鳥忌避組成物を認知し、二度と害鳥忌避組成物が塗布されている止まり木に着地せず、このような害鳥忌避組成物の忌避効果は、繰り返された露出にも害鳥忌避組成物に対する適応が見られなかった。
したがって、本発明の鳥類退治用組成物は、反復的な露出による適応が観察されず、学習効果による優れた害鳥忌避効果を有することが分かった。
(実験例3) 鳩による汚染被害がある動物園における、害鳥忌避組成物の実際の害鳥忌避効果の評価
1.実験方法
鳩の糞などにより外部建物がひどく汚染された動物園を選定し、実施例1で製造された害鳥忌避組成物を設置して、鳥類忌避効果を評価した。
2.実験結果
汚染の深刻な建物は、殆ど建物内部に鳩が着地できる突出部があり、風や雨をよけることができ、鳩の休憩所および安息所として好適な構造を有している。
害鳥忌避組成物の施工前には図2のように建物の地面および突出部が糞で深刻に汚染されていた。
図3に示すように、害鳥忌避組成物の設置後、1日目から鳩の飛来が顕著に減少し、また、飛来した鳩も害鳥忌避組成物が設置された突出部に着地できず、旋回飛行後に他の場所へ飛んで行くことが観察された。
害鳥忌避組成物が設置された後、3日目からは着地の試みおよび飛来などが全くなかった。害鳥忌避組成物を施工してから3ヶ月後にも鳩の飛来は観察されず、鳩の飛来による糞汚染も観察されなかった。
したがって、本発明の害鳥忌避組成物は優れた害鳥忌避効果を有し、さらに従来の害鳥忌避剤に比べ長期間効果が持続することが分かった。

Claims (4)

  1. 30〜90重量%の増粘剤と、
    0.01〜4重量%の紫外線吸収剤と、
    0.1〜20重量%のアントラニル酸メチル(methyl anthranilate)と、
    0.1〜10重量%の桂皮精油と、
    0.1〜20重量%のハッカ精油と、
    5〜40重量%の鉱油またはグリース(grease)と、
    1〜10重量%の乳化剤と、からなるゲル状の害鳥忌避組成物。
  2. 上記増粘剤はポリブテン(Polybutene)であることを特徴とする請求項1に記載の害鳥忌避組成物。
  3. 上記紫外線吸収剤は、ベンゾフェノン(Benzophenone)系、ベンゾトリアゾール(Benzotriazole)系、サリチル酸塩(Salicylate)系、シアノアクリレート(Cyanoacrylate)系およびオキサニリド(Oxanilide)系からなる群より選択される一つの化合物であることを特徴とする請求項1に記載の害鳥忌避組成物。
  4. 上記乳化剤は、ソルビタン脂肪酸エステルであることを特徴とする請求項1に記載の害鳥忌避組成物。
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