JP5230618B2 - 椎間板核除去装置および方法 - Google Patents

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Description

開示の内容
〔発明の分野〕
本発明は、組織を除去するための医療装置および方法、特に、椎間板から核組織(nucleus tissue)を除去するための医療装置および方法に関する。
〔発明の背景〕
脊椎の各椎骨間にある椎間板は、椎骨間で緩衝器の機能を果たす。椎間板自体は、輪(annulus)と呼ばれる堅い外層と、核(nucleus)と呼ばれる軟質の内部物質と、から成る。軟質の核は、体が動くときの衝撃の大部分を吸収し、脊椎を柔軟に、かつ支持された状態に保つ。人が年をとるにつれて、輪および核は双方、その緩衝能力の一部を失い、圧力の大部分が、椎間板の外側、すなわち輪により支えられる。
人工椎間板(椎間板置換物(disc replacement)、椎間板プロテーゼ、もしくは脊椎関節形成装置とも呼ばれる)は、通常の椎間板の機能を模倣する(すなわち、荷重を支え、運動を可能にする)ように脊椎に植え込まれる装置である。全椎間板置換、および椎間板核置換の2つの一般的なタイプに分類される、多くの人工椎間板のデザインがある。それらの名称が示唆するように、全椎間板置換では、椎間板組織のすべてもしくは大部分が除去され、置換装置が椎骨間の腔に植え込まれる。椎間板核置換では、椎間板の中心(核)のみが除去され、インプラントと取り替えられる。椎間板の外側部分(輪)は、除去されない。椎間板核置換手術は、全椎間板置換と比べて、ある利益を提供する。椎間板核置換装置は、椎間板の核のみを取り替えるように設計されているので、処置は、あまり時間がかからず、周囲の構造体に対するリスクもあまり有しない。椎間板核置換手術の別の利益は、この手術がより多量の組織の保持をもたらし、このことにより、一層高い再生能力が椎間板に与えられることである。
椎間板核置換手術の重要な側面は、核置換装置を据え付ける前に核の物質すべてを除去することである。加えて、環状壁にあまりに大きな欠損を作るのを避けるように注意を払わなければならない。椎間板核の不完全もしくは不適切な除去(clearance)、またはあまりに大きな環状欠損の形成により、核置換物が椎間板腔から放出されるか、または押し出る場合がある。
したがって、核組織を椎間板から除去するための改善された装置および方法、特に、必要な環状欠損を最小限にする、核組織を除去するための装置および方法に対する必要性が残っている。
〔発明の概要〕
本発明は、組織を除去するための装置および方法を提供する。一態様では、組織を除去するための装置であって、外壁および内腔を有する中空の細長い部材と、中空の細長い部材から延びる、選択的に展開可能な組織切断要素と、内腔の中を延び、かつ組織切断要素より遠位の場所で中空の細長い部材と連絡している、作動部材と、を含む、装置が提供される。作動部材が動くことにより、組織切断要素は、組織切断要素が展開されていない挿入形態から、組織切断要素が挿入形態と比べて半径方向に延びるように展開された、組織切断形態に動かされうる。使用中、作動部材は、細長い部材の圧縮により組織切断要素の展開を生じさせ、この圧縮は、組織切断要素より遠位の細長い部材の一部を回転させることにより生じる。一実施形態では、作動部材および細長い部材は、互いから独立して動くように構成され、かつ/または、組織切断要素は、細長い部材から独立して動くように構成されている。
組織切断要素は、様々な形態を有しうる。一実施形態では、組織切断要素は、中空の細長い部材の少なくとも一部に形成されることができる。別の実施形態では、組織切断要素は、隣接するスリット間にある細長い部材の部分により形成されるアームであってよい。少なくとも2つの隣接するスリットが、細長い部材の外壁に形成され、かつ細長い部材の遠位端部より近位に位置していてよい。これらのスリットは、細長い部材の長さよりも短い距離にわたって近位に延びることができる。他の実施形態では、組織切断要素は、複数のスリット間に形成された、半径方向に延びることができる少なくとも2つのアームを含むことができる。代替実施形態では、組織切断要素は、螺旋状に成形され、かつ/または鋭利なエッジを含むことができる。作動部材も様々な形態を有することができるが、一実施形態では、作動部材は、少なくとも1つのつなぎ鎖(tether)を含む。
この装置は、組織の除去を容易にするように様々な他の特徴部を含むこともできる。一実施形態では、細長い部材の内腔は、灌注流体および/または吸引に適応するように構成されうる。非限定的な例として、流体投入導管、および吸引導管が、内腔に配されてもよい。別の実施形態では、細長い部材の外壁は、カニューレの中に位置付けられるように構成されうる。例えば、組織切断要素を含む細長い部材の遠位部分は、カニューレの肩部に接するレッジ(ledge)を含むことができ、このため、組織切断要素はカニューレから突出する。
この装置は、作動部材を作動位置に保持するように構成されたロック機構も含むことができる。加えて、または代わりに、この装置は、細長い部材の方向性を持つ運動(directional movement)を制御するように構成された操縦要素を含むことができる。操縦要素は、様々な形態を有することができ、一実施形態では、操縦要素は、細長い部材の近位端部と遠位端部との間に形成された継手である。別の実施形態では、操縦要素は、細長い部材の内腔の中を延び、かつ組織切断要素より遠位の場所で、可撓性である細長い部材に連結された、つなぎ鎖であってよい。
組織を除去するための方法も本明細書で開示される。一態様では、組織を除去するための方法は、椎間板腔内の部位において組織除去装置を位置付けることであって、組織除去装置は、選択的に展開可能な少なくとも1つの組織切断要素、および作動部材を備えた、細長い部材を有する、組織除去装置を位置付けることを含む。この方法は、展開されていない挿入形態から、展開された組織切断形態まで組織切断要素を動かすように作動部材に力を加えることであって、組織切断形態では、組織切断要素が挿入形態に比べて半径方向に延びている、力を加えることと、選択された椎間板組織を切断し、かつ除去するように椎間板腔内で組織除去装置を操作することと、をさらに含む。一実施形態では、中空の細長い部材は、作動部材から独立して動くように構成され、かつ/または、組織切断要素は、細長い部材から独立して動くように構成されている。
この方法は、組織の除去を容易にするために様々な他のステップを含むこともできる。一実施形態では、この方法は、内腔を通して組織部位まで流体を送達することをさらに含むことができる。代わりに、もしくは加えて、この方法は、内腔を通して組織部位に吸引を適用すること、および/または、椎間板腔へ送達するために、カニューレの中に細長い部材の少なくとも一部を位置付けること、を含むことができる。
本発明は、添付の図面と共に理解される以下の詳細な説明から、より十分に理解されるであろう。
〔発明の詳細な説明〕
特定の例示的実施形態が、本明細書に開示される装置および方法の構造、機能、製造、および使用の原理の総合的な理解をもたらすために説明される。これらの実施形態のうち1つ以上の例が、添付の図面に例示されている。当業者は、本明細書に明確に記載され、かつ添付の図面に例示される装置および方法が非限定的な例示的実施形態であること、ならびに本発明の範囲が特許請求の範囲によってのみ定められることを理解するであろう。例示的な一実施形態と関連して例示されるか、もしくは説明される特徴は、他の実施形態の特徴と組み合わせられてよい。そのような変更および変形は、本発明の範囲内に含まれることが意図されている。
本発明は、組織を除去するための装置および方法を提供する。本明細書に開示される組織除去装置は一般的に、細長い部材であって、その遠位端部に形成された組織切断要素を有する、細長い部材を含む。作動部材が、細長い部材の中を延び、また、組織切断要素に連結して組織切断要素の形態および/もしくは向きを制御するか、またはそれに影響を及ぼすことができる。この部材が作動すると、組織切断要素を含む細長い部材の部分が曲がるか、もしくはゆがんで切断面を露出する。この装置は、その後、組織が吸引もしくは他の手段によって除去されうるように、組織を切断するために対象部位内で操作されることができる。当業者は、この装置が様々なタイプの組織を除去するために用いられうることを認識するであろうが、例示的実施形態では、装置は、椎間板核組織を除去するために脊椎手術に用いられることができる。
図1A〜図1Dは、組織除去装置10の一実施形態を示し、この組織除去装置10は、外壁11および内腔13を有する中空の細長い部材12と、中空の細長い部材12の少なくとも一部に形成された、選択的に展開可能な1つ以上の組織切断要素19と、を含む。装置10は、作動部材14も含むことができ、作動部材14は、内腔13の中を延びて切断要素19を選択的に作動させる。一実施形態では、作動部材14は、組織切断要素19より遠位の場所で、中空の細長い部材12に連結されている。
細長い部材12は、この細長い部材が手術部位に挿入されることを可能にする、事実上あらゆる形態を有することができる。一態様では、部材12は、例えばカニューレを通るなど、低侵襲の方法で手術部位まで送達されるように構成される。図示のように、部材12は、実質的に円筒形であり、組織に挿入されるように十分に強い。細長い部材12は、低侵襲の送達を容易にするための特徴部も含むことができ、以下により詳細に説明される図7および図8に示されるように、細長い部材612、712の最も遠位の部分が、尖っているか、もしくは丸みを帯びていてよい。内腔13が、細長い部材12の少なくとも一部の中を延びることができ、また、前述の作動部材14を収容するように構成されていてよい。さらに、内腔13は、以下に説明するように、組織部位への灌注流体および/または吸引の送達に適応することができる。例えば、以下により詳細に説明される図3Bおよび図5に示されるように、流体投入導管260、460、および吸引導管262、462が、流体の送達、および/または、例えば吸引による組織の除去に適応するように、内腔213、413の中に配されうる。
細長い部材12は、装置10の意図された用途次第で、様々なサイズを有してよい。しかしながら、装置10が椎間板核の除去に用いられる一実施形態では、細長い部材12は、この細長い部材が挿入形態にある場合に、約5mm(もしくはそれ未満)の外径を有してよい。細長い部材12はまた、生体適合性金属、医療グレードのプラスチック、および/またはそれらの組み合わせなどの、様々な材料から形成されてよい。例示的な生体適合性金属は、ステンレス鋼、チタン、チタン合金、コバルトクロム合金、ニチノール、およびそれらの組み合わせを含むことができる。例示的な医療グレードのプラスチックは、ナイロン、ポリオレフィン、ABS、PEEK、ポリスルホン、ポリアセタール、およびそれらの組み合わせを含むことができる。
少なくとも1つの組織切断要素19が、部材12の遠位端部12bに形成されてよく、この組織切断要素19は、力を受けると、(例えば半径方向に延びることにより)露出されることができる。図1Bは、組織切断要素19が挿入形態にある装置10であって、組織切断要素19が組織切断形態に展開されていない、装置10を示し、図1Cは、組織切断要素19が挿入形態と比べて半径方向に延びるように展開されている、装置10を示している。組織切断要素は、様々な直径まで半径方向に延びることができる。例えば、装置が椎間板核物質を除去するために使用される場合、装置は、組織切断形態にあるときに、約6mm〜16mmの範囲の外径を有しうる。
組織切断要素19は、この組織切断要素に力(例えば圧縮)が加えられたときに組織切断要素が組織を切断するように構成される(例えば半径方向に延びる)ことを可能にする、あらゆる形態を有することができる。一実施形態では、組織切断要素19は、少なくとも1つのアーム(アーム20a〜20jが図1A〜図1Dに示されている)を含むことができ、このアームは、細長い部材12の外面11における隣接するスリット(スリット18a〜18eが図1A〜図1Dに示されている)の結果として形成されている。スリットは、様々な形状を有してよく、スリットの形状は、結果として得られる組織切断アームの形状を決定しうる。図1A〜図1Dに示されるように、スリット18a〜18eは、実質的に細長くてよく、このことは、実質的に細長いアーム20a〜20jを生じうる。図5に示されるような、他の実施形態では、スリットは、螺旋パターンに形成されてよく、このパターンは、実質的に螺旋状のアーム420a、420bを生じうる。代わりに、図6A〜図8に示されるように、スリット(スリット518a、618a、718aが示されている)は、相補的な形状を有するアーム520a〜b、620a〜b、720a〜bを形成するように、実質的に卵形(ovular)もしくは三角形であってよい。スリットはまた、所望のアームの数、および細長い部材の直径次第で、様々なサイズを有することができるが、装置が椎間板核物質を除去するのに用いられる場合、スリットは、約0.1mm〜3mmの範囲の幅を有しうる。
アームもまた、装置の意図された適用次第で、様々なサイズを有してよいが、アームは、概して、細長い部材の長さより短い距離にわたって、装置の遠位端部に隣接する位置から近位に延びることができる。非限定的な例として、装置が椎間板核物質を除去するのに用いられる場合、アームは、約0.1mm〜3mmの範囲の距離だけ引き離され、また、細長い部材に沿って5mm〜50mmの範囲の距離を延びることができる。当業者は、スリット、ゆえにアームを形成するために様々な技術が用いられうることを認識するであろうが、例示的実施形態では、スリットは、レーザー切断技術もしくはEDM技術により形成されうる。
図1A〜図1Dは、細長い部材12の外周の周りで半径方向に配された約10個のアーム20a〜20jを有する装置を示しているが、当業者は、装置が細長い部材の周りで任意の形態に配列された任意の数のアームを有しうることを認識するであろう。アームは、組織の切断を容易にするための様々な特徴部も含むことができる。例えば、一実施形態では、各アームは、装置の前縁において、少なくとも1つの鋭利なエッジを含むことができ、このエッジは、組織を切断するための刃の機能を果たしうる。装置は、例えばRF発生器もしくは超音波トランスデューサーに接続することによるなどして、エネルギー支援切断(energy-assisting cutting)と共に用いられるように構成されてもよいので、切断要素が鋭利なエッジを含まなくてもよいことが理解される。当業者は、切断刃の形状および幾何学的外形が、所望の切断運動のタイプ、すなわち前方、逆方向(reverse)、前後(すなわちワンディング(wanding))、左右、もしくは回転式の切断、次第で、変更されてよいことを認識するであろう。例えば、細長い部材に対する切断エッジの角度は、前方、逆方向、前後(すなわちワンディング)、左右、もしくは回転式の切断のどれが所望されようと、変化してよい。
組織切断要素を半径方向に延ばして組織切断形態にするように組織切断要素に力を加えるために、様々な技術が用いられうる。一実施形態では、装置は、作動部材を含むことができ、この作動部材は、細長い部材の中を延び、かつ組織切断要素の最も遠位の部分に連結することができる。作動部材は、様々な形態を有することができるが、図1A〜図1Dに示されるように、作動部材は、2つのつなぎ鎖14、16、または他のケーブル状要素であってもよい。作動部材を組織切断要素に連結するために、様々な技術が用いられうる。一実施形態では、図1A〜図1Dに示されるように、作動部材14、16は、細長い部材12の最も遠位の端部に位置付けられている端部キャップ22に連結されてよい。作動部材14、16は、装置10の付勢を防ぐために、端部キャップ22の中央に連結されうる。端部キャップ22は、様々な形態を有することができるが、図示のように、挿入しやすさを促進する形状であるべきである。例えば、端部キャップは、丸みを帯びているか、もしくは弾丸型であってよい。端部キャップ22は、1つの部品で形成されてよく、または、ワッシャー26、およびナット24で形成されてもよい。使用中、張力などの力が作動部材14、16の双方に加えられてよく、これにより、端部キャップ22が装置の近位端部12aに向かって動き、かつ組織切断要素19を圧縮し、それにより、組織切断要素を半径方向に拡張させる。細長い部材12はその後、組織を切断するために、作動部材14、16から独立して動かされうる。加えて、組織切断要素20a〜20jも、組織を切断するために、細長い部材12から独立して動かされうる。図1A〜図1Dは、2つの作動部材14、16を有する装置10を示すが、図4など他の実施形態では、装置310は、1つの作動部材314を有してよく、この作動部材314は、作動を生じるように、装置310の内腔313の中に配されている。
再び図1A〜図1Dを参照すると、装置10は、方向性を持つ運動を容易にするように操縦機構も含むことができる。操縦機構は様々な形態を有することができるが、図示のように、操縦機構は、細長い部材12の中を延び、かつ遠位端部12bもしくは装置10の端部キャップ22に連結されているつなぎ鎖14、16のうちの一方であってよい。他の実施形態では、つなぎ鎖は、装置の内腔の中を延び、かつ端部キャップに中心を外れて連結されて装置を1方向に付勢することができる。使用中、図1Dに示されるように、張力がつなぎ鎖14、16のうち一方に加えられて、細長い部材12の遠位端部12bを、作動されているつなぎ鎖14、16の方向に向かって曲げることができる。
図2は、別の実施形態である組織除去装置110を示している。装置110は、図1A〜図1Dの装置10に類似しており、外壁111、および内部を延びる(不図示の)内腔を有する中空の細長い部材112と、中空の細長い部材112の少なくとも一部に形成された、選択的に展開可能な組織切断要素119と、内腔の中を延びており、組織切断要素119より遠位に位置する端部キャップ122に連結された、(不図示の)作動部材と、を含む。装置110はまた、組織切断要素119の方向性を持つ運動を容易にするための操縦機構128と、ハンドル138と、を含む。しかしながら、つなぎ鎖14、16を用いて部材12を曲げることに依存する、図1A〜図1Dに関して前述された操縦機構19とは異なり、操縦機構128は、継手を含む。図示のように、継手128は、組織切断要素119より近位の位置で、細長い部材112に形成されている。図2に示されるU字継手128など、様々な継手が用いられてよい。使用中、組織切断要素119を片側に付勢するために張力が継手128に加えられてよい。
継手128の運動を容易にするために様々な技術が用いられうる。非限定的な例として、2本の引張ワイヤ130、132が、細長い部材112の少なくとも一部の中を延び、かつ継手128より遠位の場所で細長い部材112に連結することができる。制御要素134、136が、ワイヤ130、132の近位端部に形成されてよく、また、組織切断要素119の方向性を持つ運動を生じさせるために、ワイヤ130、132のうち一方をつかみ、かつそのワイヤに張力を加えるのに用いられてよい。図2は、ワイヤ130、132に形成された制御要素134、136を示しているが、他の実施形態では、ワイヤは、細長い部材の近位端部に形成されたハンドルの中を延びてよく、また、ワイヤに張力を加えるように作動されうるレバー、ノブ、もしくはダイヤルに連結されてよい。
前述のとおり、細長い部材112は、装置110の操作および取扱いを容易にするために細長い部材の近位端部112aに位置する、ハンドル138も含むことができる。ハンドル138は、使用者が装置110を都合よく保持し、かつ操作することを可能にする、あらゆる形態を有することができるが、一実施形態では、ハンドル138は、実質的に細長い形状を有する。ハンドル138は、作動部材の作動を容易にするための特徴部を含みうる。例えば、ハンドル138は、スライドアクチュエータレバー131を含むことができ、このスライドアクチュエータレバーは、作動部材に連結されてよく、また張力が作動部材に選択的に加えられることを可能にする。代替実施形態では、作動部材に張力を選択的に加えるために、回転可能なノブもしくはダイヤルが用いられうる。いったん張力が加えられると作動部材を所望の位置に保持するように、(不図示の)ロック機構が、スライドアクチュエータレバーと結合されてもよい。
ハンドル138は、組織切断要素が組織切断形態にあるときに組織の切断を生じるよう組織切断要素119の運動を容易にするために駆動機構も含むことができる。例えば、図示のように、ハンドル138は、組織切断要素119の回転運動を生じさせるように回転可能なノブ140を含みうる。加えて、このハンドルは、組織の除去を容易にするための特徴部、例えば細長い部材に吸引および/もしくは灌注を送達するためのポート、を含んでよく、または、ハンドルは、外部の吸引ポートおよび/もしくは灌注ポート(irritation port)に連結するように構成されてもよい。当業者は、ハンドルに形成されうる様々な特徴部を認識するであろう。
図3A〜図8は、他の実施形態である組織除去装置210、310、410、510、610、710を示している。図3A〜図3Bの装置210は、図1A〜図1Dの装置10に類似しており、外壁211および内腔213を有する中空の細長い部材212と、中空の細長い部材212の少なくとも一部に形成された、選択的に展開可能な組織切断要素219と、を含む。装置210は、内腔213の中を延びる作動部材214であって、組織切断要素219より遠位に位置する端部キャップ222に連結された、作動部材214も含む。しかしながら、図3A〜図3Bに示される装置210は、図1A〜図1Dの装置10とは異なり、1つの切断アーム220aを有しており、この1つの切断アーム220aは、2つのスリット(スリット118aが示されている)が細長い部材212に形成された結果として形成されている。このような1つの切断アーム220aは、方向性を持つ切断に使用されうる。図3Bに示されるように、力(例えば、張力、もしくはネジ山を切った部材に加えられる回転力)が加えられて装置210を挿入形態から組織切断形態に動かすと、組織切断要素119はただ1つの方向において半径方向に延び、例えば前後の運動もしくは回転運動により、特定のエリアで組織を切断するのに用いられる。いったん切断されると、組織は、前述のとおり、内腔213の中に配された流体投入導管260および/もしくは吸引導管262を通して、流体および/もしくは吸引を適用することにより、組織部位から除去されうる。
図4は、別の実施形態である組織除去装置310を示している。装置310もまた、図1A〜図1Dの装置10に類似しており、外壁311および内腔313を有する中空の細長い部材312と、中空の細長い部材312の少なくとも一部に形成された、選択的に展開可能な組織切断要素319と、を含む。装置310は、内腔313の中を延びる作動部材314であって、組織切断要素319より遠位に位置する端部キャップ322に連結された、作動部材314も含む。しかしながら、図1A〜図1Dの装置10とは異なり、装置310は、2つの対向する組織切断要素320a、320bを有してよく、この組織切断要素320a、320bは、2つのスリット(スリット318aが示されている)の結果として形成されている。装置310は、端部キャップ322にネジ式に結合された(threadably mated)作動部材314を有してもよい。作動部材が回転すると、圧縮力が端部キャップ322に加えられ、アーム320a、320bを外側に曲げる。このことにより、組織切断形態になると球根型の形態を有する装置310を生じる。図4に示される実施形態の作動は、ネジ山を切った部材の回転に関して記載されているが、当業者は、張力が代わりに作動部材に加えられうることを理解するであろう。
図5は、さらに別の実施形態である組織除去装置410を示す。装置410は、図1A〜図1Dの装置10に類似しており、外壁411および内腔413を有する中空の細長い部材412と、中空の細長い部材412の少なくとも一部に形成された、選択的に展開可能な組織切断要素419と、を含む。装置410は、内腔413の中を延びる作動部材414であって、組織切断要素419より遠位に位置する端部キャップ422に連結された、作動部材414も含む。しかしながら、図1A〜図1Dの装置10とは異なり、装置410は、螺旋状に成形された切断要素420a、420bを含み、この切断要素は、螺旋状に切断されたスリットの結果として形成されている。切断部材は、細長い部材に形成されているか、もしくは細長い部材から延びる、1つの螺旋、もしくは多くの螺旋の結果として、形成されうる。使用中、力(例えば、張力、もしくはネジ山を切った部材に加えられる回転力)が加えられて螺旋の外壁を圧縮し、これにより、その外壁を拡張させる。組織切断形態にあるとき、装置410は、形状が実質的に管状であってよく、実質的に一定の直径を有する。加えて、(例えば螺旋状の切断要素420、420bの回転により)組織を切断するように動かされると、螺旋状に成形された切断要素420a、420bは、装置410の中へ組織を動かし始めるのを助けることができる。
図6A〜図6Bは、さらに別の実施形態である組織除去装置510を示している。装置510は、図1A〜図1Dの装置10に類似しており、外壁511および内腔513を有する中空の細長い部材512と、中空の細長い部材512の少なくとも一部に形成された、選択的に展開可能な組織切断要素519と、を含む。装置510は、内腔513の中を延びる作動部材514であって、組織切断要素519より遠位に位置する端部キャップ522に連結された、作動部材514も含む。しかしながら、図1A〜図1Dの装置10とは異なり、装置510は、アーム520a、520bを形成する、実質的に卵形の2つのスリット(スリット518aが示されている)を含む。使用中、力が加えられてアーム520a、520bを圧縮し、装置510は、挿入形態(図6A)から組織切断形態(図6B)に動き、また、アーム520a、520bは、組織を切断するように半径方向に延びる。
装置510は、カニューレ550内への挿入を容易にする特徴部も含むことができる。様々な特徴部が使用されてよいが、図示のように、各細長い部材512は、組織切断要素519より近位の場所において細長い部材に形成された、対向するレッジ582、584を含みうる。レッジ582、584は、カニューレ550に形成された、対応する肩部572、574に接するように構成される。当業者は、レッジおよび肩部が、装置の意図された用途次第で、様々なサイズを有しうることを認識するであろう。使用中、力(すなわち張力)が作動部材514に加えられると、レッジ582、584は、肩部572、574に押し付けられて、組織切断要素519の半径方向の拡張を促進する。
図7は、さらに別の実施形態である組織除去装置610を示している。装置610は、図1A〜図1Dの装置10に類似しており、外壁611および内腔613を有する中空の細長い部材612と、中空の細長い部材612の少なくとも一部に形成された、選択的に展開可能な組織切断要素619と、を含む。装置610は、内腔613の中を延びる作動部材614であって、組織切断要素619より遠位に位置する端部キャップ622に連結された、作動部材614も含む。しかしながら、図1A〜図1Dの装置10とは異なり、装置610は、アーム620a、620bを形成する、実質的に三角形の2つのスリット(スリット618aが示されている)を含む。装置610は、カニューレ650内への挿入を容易にする特徴部も含むことができる。前述のとおり、装置610の細長い部材612は、実質的に丸みを帯びた遠位端部を含みうる。加えて、図6A〜図6Bの装置510と同様、各細長い部材612は、組織切断要素619より近位の場所において細長い部材に形成された、対向するレッジ682、684を含みうる。レッジ682、684は、カニューレ650に形成された、対応する肩部672、674に接するように構成される。使用中、力(例えば張力)が作動部材614に加えられると、レッジ682、684は、肩部672、674に押し付けられて、組織切断要素619の半径方向の拡張を促進する。
図8は、さらに別の実施形態である組織除去装置710を示している。装置710は、図1A〜図1Dの装置10に類似しており、外壁711および内腔713を有する中空の細長い部材712と、中空の細長い部材712の少なくとも一部に形成された、選択的に展開可能な組織切断要素719と、を含む。装置710は、内腔713の中を延びる作動部材714であって、組織切断要素719より遠位に位置する端部キャップ722に連結された、作動部材714も含む。しかしながら、図1A〜図1Dの装置10とは異なり、装置710は、アーム720a、720bを形成する、実質的に三角形の2つのスリット(スリット718aが示されている)を含む。装置710は、カニューレ750内への挿入を容易にする特徴部も含みうる。前述のとおり、装置710の細長い部材712は、実質的に尖った遠位端部を含むことができる。加えて、図6A〜図6Bの装置510と同様に、各細長い部材712は、組織切断要素719より近位の場所で細長い部材に形成された、対向するレッジ782、784を含むことができる。レッジ782、784は、カニューレ750に形成された、対応する肩部772、774に接するように構成される。使用中、力(すなわち張力)が作動部材714に加えられると、レッジ782、784は、肩部772、774に押し付けられて、組織切断要素719の半径方向の拡張を促進する。
当業者は、様々なデザインのそれぞれが、切断面による椎間板除去をもたらすものであることを認識するであろう。切断面は、刃の前縁に沿って位置してよく、また、比較的鋭い切断先端部もしくは平面になるように先細になってよい。螺旋状に成形された切断要素は、装置の中央部分における緩い椎間板組織(loose disc tissue)の収集を促す回転運動による切断、および中心のカニューレによる吸引を可能にする。螺旋状に成形された切断要素の複数の刃は、図4に示される2つの刃の装置に比べて、回転ごとにさらなる切断面を露出する。この追加された露出により、組織を除去するのに必要な回転の回数が減る。加えて、多数の刃の螺旋状装置は、1つの刃が組織を引っ張る/組織に張力をかけること、そして次に張力下で組織を切断することを可能にし、これにより、組織を除去する能力を高めることもできる。
本明細書で開示される装置は、例えば椎間板の核から、組織を除去するのに用いられうる。図3A〜図3Bの装置に関連して方法が説明されるが、当業者は、様々な他の装置が用いられうることを認識するであろう。一実施形態では、当技術分野で既知のような患者および手術部位の準備の後に、装置は、環状壁の孔を通して、対象組織、例えば椎間板の核に、挿入されることができる。図3Bに示されるように、装置210は、椎間板核254の中に装置210を位置付けるように、カニューレ250を通して挿入されうる。装置210は、図3Aに示されるような挿入形態で挿入されるのが好ましい。このような挿入形態は、環状欠損のサイズを最小化し、かつ低侵襲の手術技法の使用を可能にする点で、特に有利である。いったん椎間板核物質の中に挿入されると、装置が操縦機構を含む場合には、操縦機構は、椎間板の中で、除去されるべき組織部位において装置をさらに遠くに位置付けるように作動されることができる。
いったん装置210が核254の中に位置付けられると、作動部材214に力が加えられてよい。作動部材がつなぎ鎖214である実施形態について、つなぎ鎖214は、組織切断要素を組織切断形態まで半径方向に拡張させるように、近位方向に引っ張られてよい。装置の形態次第で、張力が、直接に、または装置のハンドルに形成されたレバー、ダイヤル、もしくはノブを動かすことによって、つなぎ鎖に加えられることができる。その結果、装置210は、挿入形態から組織切断形態に動き、組織切断形態において、組織切断アーム220aは、図3Bに示されるように、細長い部材212に対して半径方向に拡張される。作動部材は次に、オプションとして、ロック機構を用いて適切な位置にロックされて、組織切断要素の半径方向の拡張を維持することができる。
いったん装置が組織切断形態になると、装置は、組織を切断するように動かされてよく、装置は、組織の除去を必要とする核のエリアに到達するように、必要に応じて操縦されることができる。所望の組織切断のタイプ次第で、装置は、回転されるか、前方に動かされるか、もしくは逆の方向に動かされることができる。当業者は、装置の動きが、細長い部材を直接動かすことにより、装置のハンドル上のレバー、ダイヤル、もしくはノブを動かすことにより、かつ/または、組織切断要素にエネルギーを送達するためのエネルギー源を作動させることにより、生じうることを認識するであろう。組織が切断されている際、もしくは代わりに、いったん組織がすべて切断されると、組織片は、椎間板から除去されうる。様々な除去技術が用いられてよいが、一実施形態では、また、依然として図3Bを参照すると、吸引および/もしくは灌注が、内腔213の中に配された流体投入導管260および吸引導管262を通して適用されることができる。他の実施形態では、細長い部材は、除去されてよく、別個の組織除去装置が、組織を取り除くために核腔に挿入されうる。
組織の除去に続いて、ロック機構は、オプションとしてロックを解除されてよく、作動部材に加えられた力は、解除される。これにより、組織切断要素が半径方向に収縮して挿入形態に戻る。装置は次に、組織から除去されてよく、実質的に組織のない核腔を残し、環状欠損のサイズを最小化する。
当業者は、前述した実施形態に基づいて本発明のさらなる特徴および利点を認識するであろう。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲により示されるものを除き、特に図示され説明されたことにより制限されない。本明細書で言及されたすべての刊行物および参考文献は、参照により全体として本明細書に明白に組み込まれるものである。
〔実施の態様〕
(1)組織除去装置において、
外壁および内腔を有する中空の細長い部材と、
前記中空の細長い部材から延びる、選択的に展開可能な組織切断要素と、
前記内腔の中を延びており、前記組織切断要素より遠位の場所で前記中空の細長い部材と連絡している、作動部材と、
を含み、
前記作動部材の運動は、前記組織切断要素が展開されていない挿入形態から、前記組織切断要素が前記挿入形態と比べて半径方向に延びるように展開された、組織切断形態まで、前記組織切断要素を動かす、装置。
(2) 実施態様1に記載の装置において、
少なくとも2つの隣接するスリットが、前記細長い部材の前記外壁に形成されている、装置。
(3) 実施態様2に記載の装置において、
前記スリットは、前記細長い部材の遠位端部より近位に形成されており、前記細長い部材の長さよりも短い距離にわたって近位に延びている、装置。
(4) 実施態様3に記載の装置において、
前記組織切断要素は、互いに約0.1mm〜3mmの範囲の距離だけ引き離されており、前記細長い部材に沿って約5〜50mmの範囲の距離を延びる、装置。
(5) 実施態様1に記載の装置において、
前記組織切断要素は、前記中空の細長い部材の少なくとも一部に形成されている、装置。
(6) 実施態様2に記載の装置において、
前記組織切断要素は、力を受けると半径方向に延びることができる、隣接するスリット間の前記細長い部材の部分により、形成されている、装置。
(7) 実施態様1に記載の装置において、
前記作動部材は、前記細長い部材の圧縮により前記組織切断要素の展開を生じさせる、装置。
(8) 実施態様7に記載の装置において、
前記圧縮は、前記組織切断要素より遠位の前記細長い部材の一部の回転により生じる、装置。
(9) 実施態様6に記載の装置において、
前記組織切断要素のエッジが、鋭利なエッジを含む、装置。
(10) 実施態様6に記載の装置において、
前記組織切断要素は、実質的に螺旋状である、装置。
(11) 実施態様6に記載の装置において、
前記組織切断要素は、複数のスリット間に形成された、半径方向に延びることができる少なくとも2つのアームを含む、装置。
(12) 実施態様1に記載の装置において、
前記細長い部材の前記内腔は、灌注流体、および吸引に適応することができる、装置。
(13) 実施態様12に記載の装置において、
前記内腔に配された、流体投入導管および吸引導管、
をさらに含む、装置。
(14) 実施態様1に記載の装置において、
前記細長い部材の前記外壁は、カニューレの中に位置付けられるように構成されている、装置。
(15) 実施態様14に記載の装置において、
前記カニューレの遠位端部が、肩部を含み、
前記組織切断要素を含む前記細長い部材の遠位部分が、前記カニューレから突出し、前記細長い部材に形成されたレッジが前記カニューレの前記肩部に接する、装置。
(16) 実施態様1に記載の装置において、
前記作動部材、および前記細長い部材は、互いから独立して動くように構成されている、装置。
(17) 実施態様1に記載の装置において、
前記組織切断要素は互いに、前記細長い部材から独立して動くように構成されている、装置。
(18) 実施態様1に記載の装置において、
前記作動部材は、少なくとも1つのつなぎ鎖を含む、装置。
(19) 実施態様1に記載の装置において、
前記作動部材を作動位置に保持するように構成された、ロック機構、
をさらに含む、装置。
(20) 実施態様1に記載の装置において、
前記細長い部材の方向性を持つ運動を制御するように構成された、操縦要素、
をさらに含む、装置。
(21) 実施態様20に記載の装置において、
前記操縦要素は、前記細長い部材の近位端部と遠位端部との間に形成された継手である、装置。
(22) 実施態様20に記載の装置において、
前記操縦要素は、前記細長い部材の前記内腔の中を延び、かつ前記組織切断要素より遠位の場所で前記細長い部材に連結された、つなぎ鎖である、装置。
(23) 実施態様1に記載の装置において、
前記細長い部材は、ステンレス鋼、チタン、チタン合金、コバルトクロム合金、ニチノール、ナイロン、ポリオレフィン、ABS、PEEK、ポリスルホン、ポリアセタール、およびそれらの組み合わせから成る群から選択される材料から形成される、装置。
(24) 組織を除去するための方法において、
椎間板腔内の部位において組織除去装置を位置付けることであって、前記組織除去装置は、選択的に展開可能な少なくとも1つの組織切断要素および作動部材を備えた細長い部材を有する、組織除去装置を位置付けることと、
展開されていない挿入形態から、前記組織切断要素が前記挿入形態に比べて半径方向に延びる、展開された組織切断形態まで、前記組織切断要素を動かすように、前記作動部材に力を加えることと、
選択された椎間板組織を切断し、かつ除去するように、前記椎間板腔内で前記組織除去装置を操作することと、
を含む、方法。
(25) 実施態様24に記載の方法において、
前記中空の細長い部材は、前記作動部材から独立して動くように構成されている、方法。
(26) 実施態様24に記載の方法において、
前記組織切断要素は、前記細長い部材から独立して動くように構成されている、方法。
(27) 実施態様24に記載の方法において、
前記内腔を通して組織部位まで流体を送達すること、
をさらに含む、方法。
(28) 実施態様27に記載の方法において、
前記内腔を通して前記組織部位に吸引を適用すること、
をさらに含む、方法。
(29) 実施態様24に記載の方法において、
前記椎間板腔まで送達するために、カニューレ内に前記細長い部材の少なくとも一部を位置付けること、
をさらに含む、方法。
図1Aは、挿入形態にある、本明細書に開示される組織除去装置の一実施形態の斜視図である。 図1Bは、挿入形態にある、図1Aの装置の遠位端部の斜視図である。 図1Cは、組織切断形態にある、図1Bの装置の遠位端部の斜視図である。 図1Dは、操縦機構の作動後の、図1Cの装置の遠位端部の斜視図である。 図2は、組織切断形態にある組織除去装置の別の実施形態の斜視図である。 図3Aは、挿入形態にある組織除去装置のさらに別の実施形態の斜視図である。 図3Bは、椎間板核の中に位置付けられ、かつ組織切断形態にある、図3Aの装置の斜視図である。 図4は、組織切断形態にある組織除去装置の別の実施形態の斜視図である。 図5は、挿入形態にある組織除去装置の別の実施形態の斜視図である。 図6Aは、挿入形態にある組織除去装置の別の実施形態の斜視図である。 図6Bは、組織切断形態にある、図6Aの装置の斜視図である。 図7は、挿入形態にある組織除去装置の別の実施形態の斜視図である。 図8は、挿入形態にある組織除去装置のさらに別の実施形態の斜視図である。

Claims (22)

  1. 組織除去装置において、
    外壁および内腔を有する中空の細長い部材と、
    前記中空の細長い部材に形成された選択的に展開可能な組織切断要素と、
    前記内腔の中を延びており、前記組織切断要素より遠位の場所で前記中空の細長い部材の最遠位端と連絡し、前記組織切断要素の長手軸線に対して複数の方向に前記中空の細長い部材の前記最遠位端を選択的に曲げるように構成されている、作動部材と、
    を含み、
    前記作動部材の運動は、前記組織切断要素が展開されていない挿入形態から、前記組織切断要素が前記挿入形態と比べて半径方向に延びるように展開された、組織切断形態まで、前記組織切断要素を動かす、装置。
  2. 請求項1に記載の装置において、
    少なくとも2つの隣接するスリットが、前記細長い部材の前記外壁に形成されている、装置。
  3. 請求項2に記載の装置において、
    前記スリットは、前記細長い部材の遠位端部より近位に形成されており、前記細長い部材の長さよりも短い距離にわたって近位に延びている、装置。
  4. 請求項3に記載の装置において、
    前記組織切断要素は、互いに約0.1mm〜3mmの範囲の距離だけ引き離されており、前記細長い部材に沿って約5〜50mmの範囲の距離を延びる、装置。
  5. 請求項1に記載の装置において、
    前記組織切断要素は、前記中空の細長い部材の少なくとも一部に形成されている、装置。
  6. 請求項2に記載の装置において、
    前記組織切断要素は、力を受けると半径方向に延びることができる、隣接するスリット間の前記細長い部材の部分により、形成されている、装置。
  7. 請求項1に記載の装置において、
    前記作動部材は、前記細長い部材の圧縮により前記組織切断要素の展開を生じさせる、装置。
  8. 請求項7に記載の装置において、
    前記圧縮は、前記組織切断要素より遠位の前記細長い部材の一部の回転により生じる、装置。
  9. 請求項6に記載の装置において、
    前記組織切断要素のエッジが、鋭利なエッジを含む、装置。
  10. 請求項6に記載の装置において、
    前記組織切断要素は、実質的に螺旋状である、装置。
  11. 請求項6に記載の装置において、
    前記組織切断要素は、複数のスリット間に形成された、半径方向に延びることができる少なくとも2つのアームを含む、装置。
  12. 請求項1に記載の装置において、
    前記細長い部材の前記内腔は、灌注流体、および吸引に適応することができる、装置。
  13. 請求項12に記載の装置において、
    前記内腔に配された、流体投入導管および吸引導管、
    をさらに含む、装置。
  14. 請求項1に記載の装置において、
    前記細長い部材の前記外壁は、カニューレの中に位置付けられるように構成されている、装置。
  15. 請求項14に記載の装置において、
    前記カニューレの遠位端部が、肩部を含み、
    前記組織切断要素を含む前記細長い部材の遠位部分が、前記カニューレから突出し、前記細長い部材に形成されたレッジが前記カニューレの前記肩部に接する、装置。
  16. 請求項1に記載の装置において、
    前記作動部材、および前記細長い部材は、互いから独立して動くように構成されている、装置。
  17. 請求項1に記載の装置において、
    前記組織切断要素は互いに、前記細長い部材から独立して動くように構成されている、装置。
  18. 請求項1に記載の装置において、
    前記作動部材を作動位置に保持するように構成されたロック機構をさらに含む、装置。
  19. 請求項1に記載の装置において、
    前記細長い部材の方向性を持つ運動を制御するように構成された操縦要素をさらに含む、装置。
  20. 請求項19に記載の装置において、
    前記操縦要素は、前記細長い部材の近位端部と遠位端部との間に形成された継手である、装置。
  21. 請求項19に記載の装置において、
    前記操縦要素は、前記細長い部材の前記内腔の中を延び、かつ前記組織切断要素より遠位の場所で前記細長い部材に連結された、つなぎ鎖である、装置。
  22. 請求項1に記載の装置において、
    前記細長い部材は、ステンレス鋼、チタン、チタン合金、コバルトクロム合金、ニチノール、ナイロン、ポリオレフィン、ABS、PEEK、ポリスルホン、ポリアセタール、およびそれらの組み合わせから成る群から選択される材料から形成される、装置。
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