JPS6036244Y2 - 体腔内異物の採取具 - Google Patents
体腔内異物の採取具Info
- Publication number
- JPS6036244Y2 JPS6036244Y2 JP1977010194U JP1019477U JPS6036244Y2 JP S6036244 Y2 JPS6036244 Y2 JP S6036244Y2 JP 1977010194 U JP1977010194 U JP 1977010194U JP 1019477 U JP1019477 U JP 1019477U JP S6036244 Y2 JPS6036244 Y2 JP S6036244Y2
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- basket
- flexible tube
- body cavity
- wire
- stone
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、たとえば胆道結石あるいは尿道結石などの体
腔内異物を採取する体腔内異物の採取具に関する。
腔内異物を採取する体腔内異物の採取具に関する。
近年、内視鏡技術は、ますます進歩をとげ、胆石内の結
石を開腹手術せず、経口的に内視鏡との併用処置により
、取り出すことが可能になった。
石を開腹手術せず、経口的に内視鏡との併用処置により
、取り出すことが可能になった。
即ち、これは先ず、第1図に示すように、十二指腸スコ
ープ1を経口的に十二指腸乳頭部(総胆管開口部)2ま
で挿入しておき、このスコープ1のチャンネルを経由し
て、高周波切開具3を総胆管4内に301rrIrL程
度挿入した状態で、高周波電流を通電し、総胆管4の開
口部を内側から切開することにより、この部分の径を広
げる。
ープ1を経口的に十二指腸乳頭部(総胆管開口部)2ま
で挿入しておき、このスコープ1のチャンネルを経由し
て、高周波切開具3を総胆管4内に301rrIrL程
度挿入した状態で、高周波電流を通電し、総胆管4の開
口部を内側から切開することにより、この部分の径を広
げる。
次に、十二指腸スコープ1から高周波切開具3を引き抜
き、今度は、第2図で示すようにバスケット採石具5を
上記同様にして切開した総胆管4の開口部から胆管6内
へ導入する。
き、今度は、第2図で示すようにバスケット採石具5を
上記同様にして切開した総胆管4の開口部から胆管6内
へ導入する。
そして、胆管6内における結石7の位置よりも深く差し
込んだのち、バスケット8を広げ、このバスケット8を
利用して胆管6外に引き出すものである。
込んだのち、バスケット8を広げ、このバスケット8を
利用して胆管6外に引き出すものである。
この場合、上記バスケット採石具5は、第3図で示すよ
うな構造となっている。
うな構造となっている。
即ち、複数条のワイヤ9・・・・・・からなるバスケッ
ト8が可撓管10の先端部に取り付けられてなり、さら
に、上記バスケット8は、可撓管10の内部に挿通した
操作ワイヤ11によって操作されるようになっている。
ト8が可撓管10の先端部に取り付けられてなり、さら
に、上記バスケット8は、可撓管10の内部に挿通した
操作ワイヤ11によって操作されるようになっている。
バスケット8を形成する複数条のワイヤ9・・・・・・
の先端側は、先端チップ12によってまとめて結束され
るとともに、各ワイヤ9・・・・・・の基端側は、上記
可撓管10内の結束材13によってまとめて結合されて
いる。
の先端側は、先端チップ12によってまとめて結束され
るとともに、各ワイヤ9・・・・・・の基端側は、上記
可撓管10内の結束材13によってまとめて結合されて
いる。
そして、上記結束材13は、可撓管10内の操作ワイヤ
11の先端に連結され、操作ワイヤ11を進退操作する
だけで、上記バスケット8を可撓管10の外部に対し突
没させ得るようになっている。
11の先端に連結され、操作ワイヤ11を進退操作する
だけで、上記バスケット8を可撓管10の外部に対し突
没させ得るようになっている。
なお、各ワイヤ9・・・・・・は、それぞれ外方へふく
らむ曲りぐせが付けられていて、可撓管10の外部に突
出したとき、かご状にふくらむようになっている。
らむ曲りぐせが付けられていて、可撓管10の外部に突
出したとき、かご状にふくらむようになっている。
そして、このバスケット採石具5の使用方法は、先ず、
バスケット8を可撓管10の内部に引き込んだ状態で、
十二指腸スコープ1のチャンネルを経由して胆管6内に
挿入腰その可撓管10の先端が胆管6内の結石7の位置
をわずかに通り越したところまで押し進め、この後、手
元側において操作ワイヤ11を先に押し込んで、バスケ
ット8を可撓管10の外に露出させて第2図で示すよう
にふくらませる。
バスケット8を可撓管10の内部に引き込んだ状態で、
十二指腸スコープ1のチャンネルを経由して胆管6内に
挿入腰その可撓管10の先端が胆管6内の結石7の位置
をわずかに通り越したところまで押し進め、この後、手
元側において操作ワイヤ11を先に押し込んで、バスケ
ット8を可撓管10の外に露出させて第2図で示すよう
にふくらませる。
この状態のままで、バスケット採石具5全体を手前に引
くことにより、バスケット8のワイヤ9・・・・・・の
間隙から、結石7を取り込むことを期待するものである
。
くことにより、バスケット8のワイヤ9・・・・・・の
間隙から、結石7を取り込むことを期待するものである
。
そして、これらの操作は、X線の透視下において進めら
れるのが従来の方法である。
れるのが従来の方法である。
しかして、この従来の術式においては次のような問題点
がある。
がある。
(1) 施術は、胆管内を直接観察しながら行えるの
ではなくX線透視下に行うのみなので、結石7およびバ
スケット採石具5の存在位置の関係は、極めて不明瞭に
しか分からず、特に、バスケット8の各ワイヤ9・・・
・・・は、細いので、それらの1本1本を識別すること
は全く不可能であった。
ではなくX線透視下に行うのみなので、結石7およびバ
スケット採石具5の存在位置の関係は、極めて不明瞭に
しか分からず、特に、バスケット8の各ワイヤ9・・・
・・・は、細いので、それらの1本1本を識別すること
は全く不可能であった。
(2)バスケット採石具5に対して行なえる操作は、操
作ワイヤ11を前後して、バスケット8の各ワイヤ9・
・・・・・によって形づくられるカゴの開き具合を盲目
的に調節すると、及びバスケット採石具5全体を前後さ
せることのみで、各バスケット8のワイヤ9・・・・・
・を独自に、結石7に対して最適位置に来るように調節
して結石7を効果的に取り込むことはできなかった。
作ワイヤ11を前後して、バスケット8の各ワイヤ9・
・・・・・によって形づくられるカゴの開き具合を盲目
的に調節すると、及びバスケット採石具5全体を前後さ
せることのみで、各バスケット8のワイヤ9・・・・・
・を独自に、結石7に対して最適位置に来るように調節
して結石7を効果的に取り込むことはできなかった。
(3) (1)、 (2+に記したことにより、たと
え胆管6内に結石7が存在する場合でも、そのバスケッ
ト採石具5への取り込みは、半ば盲目的に、半ば偶然に
、期待して行われるもので、その威勢の確率はきわめて
低いものであった。
え胆管6内に結石7が存在する場合でも、そのバスケッ
ト採石具5への取り込みは、半ば盲目的に、半ば偶然に
、期待して行われるもので、その威勢の確率はきわめて
低いものであった。
(4) バスケット採石具5には、彎曲機構が付いて
いないので第2図分岐点15を曲って胆のう16に通じ
る胆のう管17、また肝臓18内での胆管の分校である
。
いないので第2図分岐点15を曲って胆のう16に通じ
る胆のう管17、また肝臓18内での胆管の分校である
。
左または右肝内胆管19゜20に挿入することは極めて
困難であった。
困難であった。
従つてこれらの部位にある結石7は採取することができ
なかった。
なかった。
(5)結石7の採取にあたってバスケット8を結石7に
近づけるのみならず、逆に吸引により結石7をバスケッ
ト8内へ移動させることができれば、採石の性能が高く
なるが、このようなとは不可能であった。
近づけるのみならず、逆に吸引により結石7をバスケッ
ト8内へ移動させることができれば、採石の性能が高く
なるが、このようなとは不可能であった。
本考案は、上記のような諸問題点に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、バスケットを形成する
ワイヤの各々を独自に操作してそれら各々が結石に対し
最適位置に来るよう調節するとか可能とし、また異物採
取具自身に観察および照明光学系を組み込むことを可能
とし、さらに、先端部の彎曲機構を設けることを可能と
するとにより、屈曲した体腔深部へより容易確実に挿入
でき、かつより安全確実に体腔内の結石を採取できるよ
うにした細径の体腔内異物の採取具を提供することにあ
る。
ので、その目的とするところは、バスケットを形成する
ワイヤの各々を独自に操作してそれら各々が結石に対し
最適位置に来るよう調節するとか可能とし、また異物採
取具自身に観察および照明光学系を組み込むことを可能
とし、さらに、先端部の彎曲機構を設けることを可能と
するとにより、屈曲した体腔深部へより容易確実に挿入
でき、かつより安全確実に体腔内の結石を採取できるよ
うにした細径の体腔内異物の採取具を提供することにあ
る。
第4図および第5図は、本考案の一実施例の構造を示す
ものである。
ものである。
そして、図中31は体腔内に挿入する可撓管であり、こ
の可撓管31は中心部に貫通孔312を有するとともに
、その肉厚部分には、軸方向へ貫通する複数の小孔31
1a。
の可撓管31は中心部に貫通孔312を有するとともに
、その肉厚部分には、軸方向へ貫通する複数の小孔31
1a。
・・・・・・3111が円周上に沿って等間で配設され
ている。
ている。
そして、上記小孔311 a、・・・・・・3111の
うち、特に、小孔311a、311e、311g、31
1iおよび311kには、それぞれバスケット形成用の
細いワイヤ32a、32e、32g+ 32i、32
kが挿通されている。
うち、特に、小孔311a、311e、311g、31
1iおよび311kには、それぞれバスケット形成用の
細いワイヤ32a、32e、32g+ 32i、32
kが挿通されている。
また、バスケット形成用ワイヤ31 a= 326.
32 g+32i* 32にの各先端は、環状の結
束材33に対し取付は固定されている。
32 g+32i* 32にの各先端は、環状の結
束材33に対し取付は固定されている。
つまり、その結束材33によって結束されて一体的とな
り、バスケット34を形成するようになっている。
り、バスケット34を形成するようになっている。
さらに、上記各ワイヤ32at 32et 32g
+ 32it 32には、可撓管31の手元側の操
作部において、必要に応じて選択し、それらの基端部を
個別的に押し引き操作することにより、先端側を上記可
撓管31の先端部に対して個別的に突没させ得るように
なっている。
+ 32it 32には、可撓管31の手元側の操
作部において、必要に応じて選択し、それらの基端部を
個別的に押し引き操作することにより、先端側を上記可
撓管31の先端部に対して個別的に突没させ得るように
なっている。
すなわち、個別的に選んで突没させることにより、上記
バスケット34の形状を任意に決定できるように構成さ
れている。
バスケット34の形状を任意に決定できるように構成さ
れている。
また、特に、小孔311b、311f、311jには、
比較的硬質で腰の強い突張り用ワイヤ36・・・・・・
が挿通されている。
比較的硬質で腰の強い突張り用ワイヤ36・・・・・・
が挿通されている。
この各突張り用ワイヤ36・・・・・・は、可撓管31
の先端部において所定の長さを残して他の部分の全体に
わたって配置されている。
の先端部において所定の長さを残して他の部分の全体に
わたって配置されている。
これにより可撓管31は、先端部に可撓性の大きな部分
を形成するとともに、他の基端側部分を比較的可撓性の
小さなものとして構成する。
を形成するとともに、他の基端側部分を比較的可撓性の
小さなものとして構成する。
そして、上記突張り用ワイヤ36・・・・・・は、手元
側からその挿入量を調節するとにより、先端側の可撓性
大なる部分の長さを任意に変えることができるようにな
っている。
側からその挿入量を調節するとにより、先端側の可撓性
大なる部分の長さを任意に変えることができるようにな
っている。
また、小孔311d、311h、3111には、可撓管
31の先端部材37に連結固定したアングル調節用ワイ
ヤ38d、38h、381がそれぞれ挿通されている。
31の先端部材37に連結固定したアングル調節用ワイ
ヤ38d、38h、381がそれぞれ挿通されている。
そして、アングル調節用ワイヤ38d、38h、381
は、可撓管31の手元側において進退操作し、可撓管3
1の先端部を彎曲させ得るようになっている。
は、可撓管31の手元側において進退操作し、可撓管3
1の先端部を彎曲させ得るようになっている。
また、小孔311cは、可撓管31の手元側端部におい
て流体注入および吸引のため、ポンプ機構(図示はしな
い)に接続可能になっている。
て流体注入および吸引のため、ポンプ機構(図示はしな
い)に接続可能になっている。
つまり、小孔311cは流体注入および流体吸引のため
のチャンネルとして利用するようになっている。
のチャンネルとして利用するようになっている。
さらに、可撓管31の上記貫通孔312には、像伝達用
光学繊維束139および照明光伝達用光学繊維束40が
同心的に設けられている。
光学繊維束139および照明光伝達用光学繊維束40が
同心的に設けられている。
すなわち、像伝達用光学繊維束39は、可撓管31の中
心に設けられるとともに、照明光伝達用光学繊維束40
はその周囲に環状に配置されてなり、像伝達用光学繊維
束39の先端には、対物レンズ41が取り付けられてい
る。
心に設けられるとともに、照明光伝達用光学繊維束40
はその周囲に環状に配置されてなり、像伝達用光学繊維
束39の先端には、対物レンズ41が取り付けられてい
る。
そして、上記照明光伝達用光学繊維束40を通して体腔
内へ照明光を照射しながら、対物レンズ41および像伝
達用光学繊維束39を通して体腔内を観察できるように
なでいる。
内へ照明光を照射しながら、対物レンズ41および像伝
達用光学繊維束39を通して体腔内を観察できるように
なでいる。
なお、可撓管31の手元側端部には、上記像伝達用光学
繊維束39を通して像を観察する接眼部が設けられてい
る。
繊維束39を通して像を観察する接眼部が設けられてい
る。
次に、上記体腔内異物の採取具の操作方法を説明する。
まず、その採取具の可撓管31を単独または内視鏡を利
用して体腔内に導びき入れる。
用して体腔内に導びき入れる。
この場合、バスケット34の各ワイヤ32 ay 3
2 e・・・・・・は、可撓管31の肉厚内に没入する
第7図の状態にあり、したがって、体腔内に導入する際
、そのバスケット34が邪魔することがない。
2 e・・・・・・は、可撓管31の肉厚内に没入する
第7図の状態にあり、したがって、体腔内に導入する際
、そのバスケット34が邪魔することがない。
また、挿入しようとする体腔内を照明しながら観察する
とともに、可撓管31の手元操作部においてアングル調
節用ワイヤ38d、38h、38]を操作して可撓管3
1の先端部を任意の方向へ彎曲できルノで、その可撓管
31の挿入はきわめて容易である。
とともに、可撓管31の手元操作部においてアングル調
節用ワイヤ38d、38h、38]を操作して可撓管3
1の先端部を任意の方向へ彎曲できルノで、その可撓管
31の挿入はきわめて容易である。
このようにして可撓管31の先端を体腔内異物、たとえ
ば胆管結石42の近くまで進めることができる。
ば胆管結石42の近くまで進めることができる。
そこで、たとえば第6図で示すごとく結石42が存在す
る場合は、その結石42の位置する側のバスケット形成
用ワイヤ32a、32e、32gを押し出しておいて、
逆に、バスケット形成用ワイヤ32i、32kを引張れ
ば、そのバスケット形成用ワイヤ32a、32e、32
gは、外側に大きくふくらみ、またはそれらの間隙は大
きくなる。
る場合は、その結石42の位置する側のバスケット形成
用ワイヤ32a、32e、32gを押し出しておいて、
逆に、バスケット形成用ワイヤ32i、32kを引張れ
ば、そのバスケット形成用ワイヤ32a、32e、32
gは、外側に大きくふくらみ、またはそれらの間隙は大
きくなる。
この状態で採石具全体を手前に引けば、結石42は、容
易にバスケット形成用ワイヤ32a。
易にバスケット形成用ワイヤ32a。
32にのなすバスケット34の中に取り込まれる。
その後、バスケット形成用ワイヤ32a、32にの可撓
管31からの露出長さを同一にそろえれば、各ワイヤ3
2a・・・・・・間の間隙は、均一化し、かつ、せまく
なるので、採取した結石42を再び外にこぼすことがな
い。
管31からの露出長さを同一にそろえれば、各ワイヤ3
2a・・・・・・間の間隙は、均一化し、かつ、せまく
なるので、採取した結石42を再び外にこぼすことがな
い。
しかし、逆に、採取た結石42が大きすぎ、前記のごと
く予め切り開けである総胆管開口部2をも通過し得ない
ときには再びバスケット形成用ワイヤ32a、・・・・
・・32kを選択的に操作して結石42を胆管6内に逃
がすこともできる。
く予め切り開けである総胆管開口部2をも通過し得ない
ときには再びバスケット形成用ワイヤ32a、・・・・
・・32kを選択的に操作して結石42を胆管6内に逃
がすこともできる。
この場合、総胆管開口部2をさらに大きく切り開げてか
ら再びやりなおすことがもちろん可能である。
ら再びやりなおすことがもちろん可能である。
バスケット34内に採取した結石42が大き過ぎて総胆
管開口部2を通過できないとき、その結石42を再びバ
スケット34外に逃すことができなければ、採石具その
ものを体腔外に抜去することができなくなり危険である
が、本考案になる上記採石具では、この面での安全性も
極めて向上している。
管開口部2を通過できないとき、その結石42を再びバ
スケット34外に逃すことができなければ、採石具その
ものを体腔外に抜去することができなくなり危険である
が、本考案になる上記採石具では、この面での安全性も
極めて向上している。
このようにバスケット形成用ワイヤ32a、・・・・・
・、32にの選択的操作可能性から来る採石能、及びそ
の逆の一度取り入れた結石42を再び外へ出す能力の向
上について述べたが、さらに次のような効果がある。
・、32にの選択的操作可能性から来る採石能、及びそ
の逆の一度取り入れた結石42を再び外へ出す能力の向
上について述べたが、さらに次のような効果がある。
即ち従来のバスケット採石具5では、第3図においては
、バスケット形成用ワイヤ9・・・・・・に予め曲がり
ぐせかついている場合のみ、それらが可撓管10の外へ
押し出されたとき、その曲がりぐせの強さに応じて、か
ご状にふくらんだ。
、バスケット形成用ワイヤ9・・・・・・に予め曲がり
ぐせかついている場合のみ、それらが可撓管10の外へ
押し出されたとき、その曲がりぐせの強さに応じて、か
ご状にふくらんだ。
このような構造では使用してゆくうちに徐々に曲がりぐ
せがとれてゆき、かご状のふくらみ具合が悪くなり、従
って採石能が低下するとか多かった。
せがとれてゆき、かご状のふくらみ具合が悪くなり、従
って採石能が低下するとか多かった。
また、曲りぐせがあまり強過ぎると可撓管10との摩擦
が強くなり、操作ワイヤ11を押して、バスケット用ワ
イヤ9・・・・・・を可撓管10の外に押出すきに障害
になった。
が強くなり、操作ワイヤ11を押して、バスケット用ワ
イヤ9・・・・・・を可撓管10の外に押出すきに障害
になった。
これに反し、本考案の採石具では、曲がりぐせにたより
きらすともバスケット形成用ワイヤ32 a、 32
kをカゴ状にふくらませるとかできるので、このよう
な障害が起らない。
きらすともバスケット形成用ワイヤ32 a、 32
kをカゴ状にふくらませるとかできるので、このよう
な障害が起らない。
しかしもちろん一部間りぐせを併用することは可能であ
り、この場合種々のタイプの曲りぐせを利用し得る。
り、この場合種々のタイプの曲りぐせを利用し得る。
しかも、上記実施例においては、バスケット形成用ワイ
ヤ32a、・・・・・・32には、第3図に示す従来の
場合のように可撓管10の先端において全体を束ねられ
ることなく、独自に手元操作部まで延びているので、こ
れらを可撓管31の内部において円周上に配置すること
ができる。
ヤ32a、・・・・・・32には、第3図に示す従来の
場合のように可撓管10の先端において全体を束ねられ
ることなく、独自に手元操作部まで延びているので、こ
れらを可撓管31の内部において円周上に配置すること
ができる。
また、この円周の内部の上記貫通孔312を中空にして
おけば、これが流体流通のチャンネルとなる。
おけば、これが流体流通のチャンネルとなる。
そこで、このチャンネルの操作部側の端に吸引機構の接
続可能となせば、結石採取において吸引力をも利用でき
る。
続可能となせば、結石採取において吸引力をも利用でき
る。
これは従来のバスケット採石具がバスケットワイヤの方
を結石に近づけて結石を取り込むだけだったのに対し、
逆に結石の方を移動させてバスケット内に取り込むこと
をも併用できるわけであり、採石能が大きく向上する。
を結石に近づけて結石を取り込むだけだったのに対し、
逆に結石の方を移動させてバスケット内に取り込むこと
をも併用できるわけであり、採石能が大きく向上する。
またもちもん、施術をX線透視下に行うときには、胆管
内に造影剤を注入するために上記チャンネルを利用する
ことも可能である。
内に造影剤を注入するために上記チャンネルを利用する
ことも可能である。
さらに、第4図および第5図に図示する場合のように上
記チャンネルに照明光伝達用光学繊維束40、対物レン
ズ41および像伝達用光学繊維束39を内蔵させ、操作
部に接眼レンズを設置することもでき、この場合にはバ
スケット形成用ワイヤ32a、・・・・・・、32にお
よび結石42を直接観察しながら操作できるので、採石
能及び安全性が大きく向上する。
記チャンネルに照明光伝達用光学繊維束40、対物レン
ズ41および像伝達用光学繊維束39を内蔵させ、操作
部に接眼レンズを設置することもでき、この場合にはバ
スケット形成用ワイヤ32a、・・・・・・、32にお
よび結石42を直接観察しながら操作できるので、採石
能及び安全性が大きく向上する。
また、前述のように可撓管31の先端部分に彎曲機構を
有することとあいまって、第2図における各分岐を越え
てその奥の分枝に選択的に挿入してゆくときにも威力を
発揮するものである。
有することとあいまって、第2図における各分岐を越え
てその奥の分枝に選択的に挿入してゆくときにも威力を
発揮するものである。
なお、この場合第4図における結束材33はO型、C型
、コ型等、中心部を空なる形状にしであることにより、
バスケット形成用ワイヤ32a・・・・・・が外管31
の中に完全に引き込まれた状態でも照明、観察及び送気
送水の邪魔にならない。
、コ型等、中心部を空なる形状にしであることにより、
バスケット形成用ワイヤ32a・・・・・・が外管31
の中に完全に引き込まれた状態でも照明、観察及び送気
送水の邪魔にならない。
この事情を第7図および第8図に示す。次に第4図及び
第5図に示す実施例においては、前述により、小孔31
1cから体腔内に注水できる。
第5図に示す実施例においては、前述により、小孔31
1cから体腔内に注水できる。
これにより胆管内において黄色不透明の胆汁を遠くへ押
しやるまたは薄めることができるので、明瞭な観察をす
るために効果が大きい。
しやるまたは薄めることができるので、明瞭な観察をす
るために効果が大きい。
以上の実施例の採取具においては、各ワイヤ32a・・
・・・・を独自に操作できることにより、結石を効果的
に採取でき、彎曲機構を有するとにより採石可能範囲を
体腔深部まで広げ、また、体外からの注水により胆管内
の透明度を上げながら、内蔵する照明系および観察系に
よって胆管内を直視下観察できるので、効果と安全性が
大きく向上させることができることができる。
・・・・を独自に操作できることにより、結石を効果的
に採取でき、彎曲機構を有するとにより採石可能範囲を
体腔深部まで広げ、また、体外からの注水により胆管内
の透明度を上げながら、内蔵する照明系および観察系に
よって胆管内を直視下観察できるので、効果と安全性が
大きく向上させることができることができる。
しからば、なぜ従来できなかった、限られた径の中でこ
れらの機能を全て組み込むことが可能になったかを次に
説明する。
れらの機能を全て組み込むことが可能になったかを次に
説明する。
本考案になる採取具の一実施例の断面を示す第5図にお
いて、バスケット形成用ワイヤ32、突張り用ワイヤ3
6、アングル調節用ワイヤ38・・・・・・及び小孔3
11cは、比較的大径の照明光伝達用光学繊維束40お
よび像伝達用光学繊維束39の収納スペースのまわりを
とりまく円周上に規則的に配置されており、逆に可撓管
31について見ると各部の肉の残りはその材質によって
決まる最小許容肉厚tを大きく越える部分は無い。
いて、バスケット形成用ワイヤ32、突張り用ワイヤ3
6、アングル調節用ワイヤ38・・・・・・及び小孔3
11cは、比較的大径の照明光伝達用光学繊維束40お
よび像伝達用光学繊維束39の収納スペースのまわりを
とりまく円周上に規則的に配置されており、逆に可撓管
31について見ると各部の肉の残りはその材質によって
決まる最小許容肉厚tを大きく越える部分は無い。
即ち限られた断面内に各機能を最大限有効に配置してい
る。
る。
これに対し、外管31の外径、照明光伝達用光学繊維束
40、像伝達用光学繊維束39およびバスケット形成用
ワイヤ32a・・・・・・の径と本数を同じにとった場
合、従来の、第3図に示す構造のバスケット採石具5で
はいかなる配置が許されるかを考える。
40、像伝達用光学繊維束39およびバスケット形成用
ワイヤ32a・・・・・・の径と本数を同じにとった場
合、従来の、第3図に示す構造のバスケット採石具5で
はいかなる配置が許されるかを考える。
第9図はちょうど第3図における結束材13の位置の横
断面図であるが、上記の構成要素は可能な配置が一意的
に定まってしまう。
断面図であるが、上記の構成要素は可能な配置が一意的
に定まってしまう。
ここにおいて可撓管31の各部に、許容される最小肉厚
tを確保すると、他に内蔵物を収容可能なスペースは二
点鎖線で囲まれた内部のみとなるが、この中には第4図
における小孔311はたかだか4コしか配置し得ない。
tを確保すると、他に内蔵物を収容可能なスペースは二
点鎖線で囲まれた内部のみとなるが、この中には第4図
における小孔311はたかだか4コしか配置し得ない。
すると残された突張り用ワイヤ36、アングル調節用ワ
イヤ38およびチャンネル用小孔311cの全てを配置
することはできない。
イヤ38およびチャンネル用小孔311cの全てを配置
することはできない。
そこで、可撓管31の可撓性を軸方向に変化させること
は突張り用ワイヤ36によらず可撓管31の材料の可撓
性自体を変えることにより実現することにして突張り用
ワイヤ36を省略(ここにおいて設計の自由度を初めか
ら低下させることになるが)して、アングル調節用ワイ
ヤ38およびチャンネル用小孔311cを配置する。
は突張り用ワイヤ36によらず可撓管31の材料の可撓
性自体を変えることにより実現することにして突張り用
ワイヤ36を省略(ここにおいて設計の自由度を初めか
ら低下させることになるが)して、アングル調節用ワイ
ヤ38およびチャンネル用小孔311cを配置する。
このように構成されたバスケット採石具の彎曲について
、本考案になる採取具のそれと比較してみる。
、本考案になる採取具のそれと比較してみる。
本考案の採取具の彎曲を考えると、第4図から必要部分
を抜き出した第10図において、例えばアングル操作用
ワイヤ38の配置されていない矢印Fの方向に彎曲させ
る必要がある場合にも、それをはさむ2本のアングル調
節用ワイヤ38d、38hを引くことによってFl、F
2方向の力の成分を生み出すことができ、これらの和が
Fとなって、この彎曲を容易に実現できる。
を抜き出した第10図において、例えばアングル操作用
ワイヤ38の配置されていない矢印Fの方向に彎曲させ
る必要がある場合にも、それをはさむ2本のアングル調
節用ワイヤ38d、38hを引くことによってFl、F
2方向の力の成分を生み出すことができ、これらの和が
Fとなって、この彎曲を容易に実現できる。
これに対し、第9図の従来の構造のバスケット採石具5
の場合には例えば彎曲の力Fを生みだすために、アング
ル調節用ワイヤ38hおよび381を引いて力F1およ
びF2を与えたとしても、Fl、 F2のベクトル和が
FとなるためにはF□? F2は紙面上に図示しきれな
い程の極端に大きな力である必要があり、実際にはアン
グル調節用ワイヤ破断あるいは可撓管の座屈等が起り彎
曲が実現できなかった。
の場合には例えば彎曲の力Fを生みだすために、アング
ル調節用ワイヤ38hおよび381を引いて力F1およ
びF2を与えたとしても、Fl、 F2のベクトル和が
FとなるためにはF□? F2は紙面上に図示しきれな
い程の極端に大きな力である必要があり、実際にはアン
グル調節用ワイヤ破断あるいは可撓管の座屈等が起り彎
曲が実現できなかった。
そこで、第2図に示す体腔内各分岐の方向に、アングル
調節用ワイヤ38を配置した方向が偶然一致した場合以
外は、より深部に挿入するための役に立ち得ないもので
あった。
調節用ワイヤ38を配置した方向が偶然一致した場合以
外は、より深部に挿入するための役に立ち得ないもので
あった。
以上の説明により分けるように、従来の構造のバスケッ
ト採石具5においてはバスケット形成用ワイヤ9・・・
・・・は一括して操作ワイヤ11に結合して可撓管10
内を挿通されているので、これに照明光伝達用光学繊維
束40及び像伝達用光学繊維束39等からなる内視鏡機
能を付加すれば、可撓管31内に比較的大径のバスケッ
ト形成用ワイヤ32a・・・・・・の挿通スペース及び
光学繊維束挿通スペースの2つのスペースを要するので
、アングル調節用ワイヤ38を可撓管31外周付近に円
周方向に分散させて効果的に配置することができなかっ
た。
ト採石具5においてはバスケット形成用ワイヤ9・・・
・・・は一括して操作ワイヤ11に結合して可撓管10
内を挿通されているので、これに照明光伝達用光学繊維
束40及び像伝達用光学繊維束39等からなる内視鏡機
能を付加すれば、可撓管31内に比較的大径のバスケッ
ト形成用ワイヤ32a・・・・・・の挿通スペース及び
光学繊維束挿通スペースの2つのスペースを要するので
、アングル調節用ワイヤ38を可撓管31外周付近に円
周方向に分散させて効果的に配置することができなかっ
た。
これに対し本考案になる採取具では、バスケット形成用
ワイヤ32a・・・・・・を可撓管31の先端部におい
て一本の操作ワイヤに結合することなく各々操作部まで
届かしめていることにより、照明光伝達用光学繊維束4
0および像伝達用光学繊維束39の周囲を突張り用ワイ
ヤ36、アングル調節用ワイヤ38およびチャンネル用
小孔311cと共にとりまいて効果的に配置することが
でき、初めて実際に有効な内視鏡機能及び彎曲機能付き
の採石具が実現できたものである。
ワイヤ32a・・・・・・を可撓管31の先端部におい
て一本の操作ワイヤに結合することなく各々操作部まで
届かしめていることにより、照明光伝達用光学繊維束4
0および像伝達用光学繊維束39の周囲を突張り用ワイ
ヤ36、アングル調節用ワイヤ38およびチャンネル用
小孔311cと共にとりまいて効果的に配置することが
でき、初めて実際に有効な内視鏡機能及び彎曲機能付き
の採石具が実現できたものである。
最後に上述の各機能の配置の問題について補足すると、
バスケット形成用ワイヤ2a・・・・・・、突張り用ワ
イヤ36、アングル調節用ワイヤ38およびチャンネル
形成用小孔311cに比較して、照明光伝達用光学繊維
束40および像伝達用光学繊維束39の径が極めて大き
い場合には、これらの径を多少慢性にすれば、第11図
および第12図に比較するように、従来の構造のバスケ
ット採石具5においても、見かけ上水考案になるものの
ごとく各機能を配置することはある程度可能かもしれな
い。
バスケット形成用ワイヤ2a・・・・・・、突張り用ワ
イヤ36、アングル調節用ワイヤ38およびチャンネル
形成用小孔311cに比較して、照明光伝達用光学繊維
束40および像伝達用光学繊維束39の径が極めて大き
い場合には、これらの径を多少慢性にすれば、第11図
および第12図に比較するように、従来の構造のバスケ
ット採石具5においても、見かけ上水考案になるものの
ごとく各機能を配置することはある程度可能かもしれな
い。
しかし、本考案になる採石具が対象とする例えば胆管等
の体腔では、外径の制限からもともと第11図、第12
図のような過大な光学繊維束は内蔵し得す、製造技術上
限界の細さのものとなっている。
の体腔では、外径の制限からもともと第11図、第12
図のような過大な光学繊維束は内蔵し得す、製造技術上
限界の細さのものとなっている。
そこで他の内蔵物を配置するためにこれをさらに細くす
ることは不可能であり、また他の内蔵物の太さとの関係
は第4図に示すごとくならざるを得ないので、上述の問
題が生じたものである。
ることは不可能であり、また他の内蔵物の太さとの関係
は第4図に示すごとくならざるを得ないので、上述の問
題が生じたものである。
以上の本考案になる採取具の構造、特徴および効果を、
胆管系の結石採取を例にとり詳述したが、本考案の対象
はそれのみに限られるものではなく、例えば尿管結石等
、他の部位にも使用せられ、また結石だけでなく他の体
腔内異物の回収にも広く役だつものである。
胆管系の結石採取を例にとり詳述したが、本考案の対象
はそれのみに限られるものではなく、例えば尿管結石等
、他の部位にも使用せられ、また結石だけでなく他の体
腔内異物の回収にも広く役だつものである。
また、この採取具を用いて撮影することも可能である。
また、前記実施例においてバスケット形成用ワイヤ32
a・・・・・・のうち特定のものを複数に分けて各群ご
とまとめて操作してもよいものである。
a・・・・・・のうち特定のものを複数に分けて各群ご
とまとめて操作してもよいものである。
以上説明したように本考案は、複数条のバスケット形成
用ワイヤの各先端を結束するとともに、各バスケット形
成用ワイヤを可撓管の先端部に対して個別的に突没でき
るようにしたものである。
用ワイヤの各先端を結束するとともに、各バスケット形
成用ワイヤを可撓管の先端部に対して個別的に突没でき
るようにしたものである。
したがって、遠隔的な操作により、採取状況に合せてバ
スケットの形状や大きさ等を任意に調節可能である。
スケットの形状や大きさ等を任意に調節可能である。
さらに、その採取状況を直接に観察しながらバスケット
を操作できるため、確実な操作を迅速かつ容易に遂行で
きるとともに、その安全性を確保できるなど種々の作用
効果を奏するものである。
を操作できるため、確実な操作を迅速かつ容易に遂行で
きるとともに、その安全性を確保できるなど種々の作用
効果を奏するものである。
第1図および第2図は従来の採石具の使用状態を示す説
明図、第3図はその従来の採石具の製造を示す断面図、
第4図は本考案の一実施例を示す側断面図、第5図は同
じく本考案の一実施例を示す正面断面図、第6図は同じ
く本考案の一実施例を示す使用状態の斜視図、第7図は
同じく本考案の一実施例の先端部を示す斜視図、第8図
は本考案の他の実施例の先端部を示す斜視図、第9図な
いし第12図は従来のものと本考案のものとの相違を説
明する先端部の正面断面図である。 31・・・・・・可撓管、311・・・・・・小孔、3
2・・・・・・バスケット形成用ワイヤ、33・・・・
・・結束材、34・・・・・・バスケット、38・・・
・・・アングル調節用ワイヤ、39・・・・・・像伝達
用光学繊維束、40・・・・・・照明光伝達用光学繊維
束 41・・・・・・対物レンズ、42・・・・・・結
石、312・・・・・・貫通孔。
明図、第3図はその従来の採石具の製造を示す断面図、
第4図は本考案の一実施例を示す側断面図、第5図は同
じく本考案の一実施例を示す正面断面図、第6図は同じ
く本考案の一実施例を示す使用状態の斜視図、第7図は
同じく本考案の一実施例の先端部を示す斜視図、第8図
は本考案の他の実施例の先端部を示す斜視図、第9図な
いし第12図は従来のものと本考案のものとの相違を説
明する先端部の正面断面図である。 31・・・・・・可撓管、311・・・・・・小孔、3
2・・・・・・バスケット形成用ワイヤ、33・・・・
・・結束材、34・・・・・・バスケット、38・・・
・・・アングル調節用ワイヤ、39・・・・・・像伝達
用光学繊維束、40・・・・・・照明光伝達用光学繊維
束 41・・・・・・対物レンズ、42・・・・・・結
石、312・・・・・・貫通孔。
Claims (2)
- (1)中心部に位置して軸方向に設けられた貫通孔と、
この貫通孔の周辺の内部に上記貫通孔と略同心な円周上
に分散して軸方向に上記内部を貫通するように設けられ
た複数個の小孔とを有する体腔内に挿入可能な可撓管と
、 上記複数個の小孔のうち少くとも一部にそれぞれ別個に
挿通され、先端を結束材により結束されるとともに、基
端側にて各々独自に進退操作することにより先端部が上
記可撓管の先端部に対して突没可能な複数本のバスケッ
ト形成用ワイヤとを 少くとも有することを特徴とする体腔内異物の採取具。 - (2)上記結束材はO型、C型またはコ型等、中心部の
空なる形状に形成されるとともに、その中心部が上記バ
スケット形成用ワイヤが上記可撓管内に没したとき上記
貫通孔に重なることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項に記載の体腔内異物の採取具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977010194U JPS6036244Y2 (ja) | 1977-01-31 | 1977-01-31 | 体腔内異物の採取具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977010194U JPS6036244Y2 (ja) | 1977-01-31 | 1977-01-31 | 体腔内異物の採取具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53105586U JPS53105586U (ja) | 1978-08-24 |
JPS6036244Y2 true JPS6036244Y2 (ja) | 1985-10-28 |
Family
ID=28822332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977010194U Expired JPS6036244Y2 (ja) | 1977-01-31 | 1977-01-31 | 体腔内異物の採取具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036244Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1126526B (it) * | 1979-12-07 | 1986-05-21 | Enrico Dormia | Estrattore chirurgico per asportare corpi estranei che si trovano nelle vie naturali del corpo umano,come calcoli e simili |
JPS6223447Y2 (ja) * | 1980-11-05 | 1987-06-15 | ||
US8109957B2 (en) * | 2006-06-30 | 2012-02-07 | Depuy Spine, Inc. | Disc nucleus removal devices and methods |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51153595U (ja) * | 1975-06-02 | 1976-12-07 |
-
1977
- 1977-01-31 JP JP1977010194U patent/JPS6036244Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53105586U (ja) | 1978-08-24 |
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