JP5230097B2 - カテーテル位置センサーの磁気による安定化 - Google Patents

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Description

開示の内容
〔発明の分野〕
本発明は医療用カテーテル、特に心臓マッピングおよび焼勺(ablation)用の位置センサー付きのカテーテルに関する。
〔発明の背景〕
電極カテーテルは長年にわたって医療に広く使用されている。電極カテーテルを使って心臓内の電気的活動を刺激したりマッピングしたり、さらには異常な電気的活動の部位を焼勺する。
使用時には、電極カテーテルを太い静脈あるいは動脈、例えば太腿の動脈に挿入して懸念のある心臓腔に導入する。カテーテルを心臓内に配置して、心臓内の異常な電気的活動の位置を検出する。
ある位置検出法は、伝導性心臓内膜組織から発生する電気信号を体系的にモニターしてそれらの信号のマップを作る電気生理学的マッピング処置を含んでいる。そのマップを分析することで、医師は妨げとなっている電気的な径路を特定できる。導電性の心臓組織からの電気信号をマッピングする従来の方法は、遠位末端にマッピング電極が取り付けられている電気生理学カテーテル(電極カテーテル)を経皮的に導入する。カテーテルを操作してマッピング電極を心内膜に接触させるか、あるいはその直近に配置する。心内膜での電気信号をモニターすることで、不整脈の原因となる異常な伝導性組織部位を正確に突き止められる。不整脈の起始点が組織内で突き止められた後は、電気信号のムラを取除いて正常な心拍を取り戻すか、あるいは少なくとも心拍を改善するために、医師は焼勺処置をおこなって不整脈を起こす組織を破壊する。
心臓内のカテーテルの位置をマッピングするか、あるいは測定するために、位置の探知をしばしば非X線透視の電気解剖学的(nonfluoroscopic electroanatomical)心臓マッピングシステムによっておこなう。カテーテルには、心臓腔内に状態情報を検出し、基準位置フレーム内でカテーテル先端の3次元位置情報を出力できる位置センサーを少なくとも一つ備えている。患者の体外にある磁界放射器(magnetic field radiators)による一つあるいは複数の磁界の強さに応じた信号を発生する電磁位置センサーが3次元位置情報を出すのが好ましく、上記信号は磁界内のセンサーの3次元位置を示すものである。
マッピングカテーテル位置センサーの3次元座標は、通常基準センサーの位置を基準にして決定する。基準センサーはカテーテル内の位置センサーと同じ原理で動作する電磁センサーであることが好ましい。基準センサーは患者の体外、例えば患者の皮膚に貼り付けた粘着性のパッチの一部として配置されてもよい。さもなければ、基準センサーを患者の体内、例えばマッピングおよび/あるいは焼勺処置時に患者の心臓内の特定の位置に配置される基準カテーテルの構成要素として配置することもできる。従って、カテーテル内の位置センサーは、基準位置センサーに対する位置センサー検出システムの基準フレーム内でのマッピングカテーテル先端の3次元座標を提供する。
しかし、マッピングおよび焼勺処置時には患者は目が覚めていて呼吸しておりまた心臓が鼓動しているのが普通であるので、基準センサーが心臓に対してしばしば動いたりあるいはずれたりする。基準センサーが患者の体内であると、心臓内を循環する血液あるいはオペレーターの偶然の動きで基準センサーを保持しているカテーテルが外れてしまうことがある。基準センサーが患者の体外であると、患者は咳をしたり体の位置を変えたりすることがある。いずれにしても、心臓とは関係の無いそのような基準センサーの位置の変化があると、オペレーターはしばしばマッピング手順をやり直し繰返さなければならない。このようなことの発生を最小限にするために、上述したような動きに対して基準センサーを安定に保持することが望ましい。
〔発明の概要〕
本発明は安定化された基準位置センサー、特に基準カテーテルに搭載される基準位置センサーに関する。このために、心臓基準カテーテル(cardiac reference catheter)とともに使用する安定化(stabilizing)カテーテルを提供する。1実施例では、安定化カテーテルは、細長いカテーテル本体と、遠位先端部と、その遠位先端部に配置された磁気部材とを有し、その磁気部材は基準カテーテルを引きつけて心臓内で動いたりずれたりしないように安定に保持するように構成されている。安定化カテーテルを患者の心臓内、あるいは患者の食道などの心臓外ではあるが心臓に近い領域で使用するように構成できる。基準カテーテルおよび安定化カテーテルは、心臓の少なくとも一つの脈管構造が両カテーテルの間に延び、そしてそれらカテーテル間に磁力により基準カテーテルの先端部が脈管構造の一方の側面に固定されるように配置されうる。心臓内で使用する場合は、安定化カテーテルはその遠位先端部に環状の電極を備えている。
他の実施例では、本発明は第1磁気部材を有する第1カテーテルと第2磁気部材を有する第2カテーテルとを含むカテーテル安定化システムに関し、患者の体内で使用している間これら磁気部材は互いに引き付け合って、カテーテルの少なくとも一方を動かないように安定保持する。より詳細には、第1カテーテルは患者の心臓内部で使用するように構成され、第2カテーテルは患者の心臓外部で使用するように構成される。あるいは、第1および第2カテーテルを患者の心臓内部で使用するように構成する。磁気部材は、それぞれの先端部が互いに引き付けあうように各カテーテルの先端部に取り付けられる。
さらに、一方のカテーテルは位置センサーを有する基準カテーテルでよく、あるいは患者の食道で使用するように構成されてもよい。あるいは、両方のカテーテルに位置センサーと環状電極を持たせても良い。
本発明を限定しない適当な磁気部材の例としては、永久磁石、強磁性材料、あるいは電磁石、またはそれらの組み合わせがある。電磁石を使用した場合には、それを流れる電流は磁気部材が所望どおりに互いに引き付け合いあるいは反発するように直流でも交流でもよい。電磁石の場合、取り付け前に微妙な位置決めあるいは調整をし易くするために磁界の強さを可変にしてもよい。
本発明のこれらおよび他の特長や利点は以下に述べる詳細な説明を添付図面に関連して読むことによりさらに良く理解できるであろう。
〔発明の詳細な説明〕
図1を参照すると、本発明は心臓腔21で使用する際に基準カテーテルRCをずれたり動いたりすることのないよう固定するための安定化カテーテルを提供する。本発明の一つの特長によれば、安定化カテーテルSCおよび基準カテーテルRCは、それら2つのカテーテルの間に延在している脈管構造23に基準カテーテルを固定するために磁力により互いに引き付けあう磁気部材15をそれぞれ遠位端に、あるいはその近傍に備えている。図1および図2に示す適用例に関しては、基準カテーテルRCは左心房LAに配置され、安定化カテーテルSCは患者の食道E内に置かれている。磁気部材15間の磁力は心臓の脈管構造23と食道24の脈管構造を通り抜けて、基準カテーテルの先端部を左心房の背壁23に向かって、また安定化カテーテルの先端部を食道の前壁24に向かって引き付けて基準カテーテルRCを所定の位置で背壁23に押し付ける。
図3に示す適用例では、基準カテーテルRCは左心房LAに置かれ、一方安定化カテーテルSCは心臓のより狭い領域である冠状静脈洞CSに置かれる。二つのカテーテル間の磁力は心臓の脈管構造を通過し基準カテーテルの先端部を左心房の背壁に向かって、また安定化カテーテルを冠状静脈洞の前壁に向かって引き寄せ基準カテーテルを左心房の背壁に所定の位置で押し付ける。
二つのカテーテルは、基準カテーテルを選択した位置でほぼ静止させる安定化カテーテルの同じ機能を果たすために、心臓内部または心臓の近傍の他のどのような位置にも配置することは当業者には理解できる。さらに、二つのカテーテルをただ一つの脈管構造で分けてもよいし、二つあるいはそれ以上の脈管構造で分けてもよい。
図4に示すように、基準カテーテルRCは、近位および遠位端を有する細長いカテーテル本体12と、カテーテル本体の遠位端に取り付けた屈曲可能な中間部14と、カテーテル本体の近位端にある制御ハンドル16と、中間部の遠位端に取り付けた先端部36とを具備する。先端部36には先端部の位置検出用の電磁センサー72と安定化カテーテルSCに磁気的に引き付けられように構成した磁気部材15とを取り付けてある。
図5について、カテーテル本体12は、一本の軸心あるいは中心内腔18を含む細長い管状の構造を有する。カテーテル本体12はしなやか、即ち曲げやすいが、その長手方向にはほぼ圧縮できない。カテーテル本体12は適当な構造でよく、また適当な材料で作ればよい。現在好ましいとされる構造はポリウレタン(polyurethane)あるいはPEBAXで作った外壁20を備えている。外壁20は、制御ハンドル16を回した時にカテーテル10の中間部14がそれに応えて回転するようにカテーテル本体12のねじり剛性を増すためにステンレス鋼などの埋め込まれた編組メッシュを含んでいる。
カテーテル本体12の外径は重要ではないが、好ましくは約2.55ミリメートル(8フレンチ)以下、より好ましくは2.22ミリメートル(7フレンチ)である。同様に、外壁20の厚さも重要ではないが、中央管腔18が引抜きワイヤー(puller wire)、リード線、および他の所望のワイヤー、ケーブル、あるいはチューブを収容できるに十分な薄さである。もし必要ならば、外壁20の内面に補強チューブ22で裏打ちをしてねじり剛性を高める。特に好ましいカテーテルは、外径が約2.29ミリメートル(0.090インチ)から約2.39ミリメートル(0.94インチ)で内径が約1.55ミリメートル(0.061インチ)から約1.65ミリメートル(0.065インチ)の外壁20を有している。
図5および5aに示すように、カテーテル本体12より遠位の中間部14は、複数の内腔を有する短いチューブ部分19を含んでいる。第1内腔30は電極リード線(electrode lead wires)44を通す。第2内腔32は引抜きワイヤー50を通す。第3内腔34は電磁位置センサー72用のケーブル74を通す。チューブ19はカテーテル本体12よりも柔軟であることが好ましく適当な非中毒性材料で作る。現在チューブ19に好ましいとされている材料は、編組ポリウレタン、即ち編組したステンレス鋼などの網を埋め込んだポリウレタンである。各内腔のサイズは重要ではないが、リード線、引抜きワイヤー、電磁センサーケーブルあるいは他のすべての構成要素を収容するに十分なサイズである。
カテーテルの有効長、即ち患者の体内に挿入される部分の長さは必要に応じて変更できる。好ましくは、有効長は約110センチから約125センチである。中間部14の長さは有効長のうち比較的短く、好ましくは、約3.5センチから約10センチ、より好ましくは6、約5センチから約6.5センチである。
カテーテル本体12を中間部14に取り付ける好ましい手段を図5に示す。中間部14の近位端部は、カテーテル本体12の外壁20の内表面を受ける外部周方向ノッチ24を含む。中間部14およびカテーテル本体12は接着剤などで取り付けられる。
もし必要ならば、カテーテル本体内の補強チューブ(もし設置するならば)の遠位端と中間部の近位端との間にスペーサー(図示せず)が配置されてもよい。スペーサーがあると、カテーテル本体と中間部との継目で可撓性が変化し、この継目が折れ曲がったりあるいは捩れたりすることなくスムーズに曲がることができる。そのようなスペーサーを有するカテーテルは米国特許第5,964,757号に記載されおり、その開示は参照して本明細書に組み込まれる。
図6を参照すると、中間部14の遠位端に先端部35がある。先端部36の直径がチューブ19の外径とほぼ同じであることが好ましい。図6の実施例に示すように、先端部14は先端ドーム(tip dome)37と先端ドーム37に対して近位のプラスチックハウジングまたは短いチューブ部分35を有する。プラスチックハウジング35の近位端は、チューブ19の遠位端に形成された外部周方向ノッチによって受け入れられ、ポリウレタン接着剤などで外部周方向ノッチに接着される。好ましくは、プラスチックハウジングの長さは約1センチである。
先端ドーム37は全体的に中実(solid)で、引抜きワイヤー50を通す第2内腔32にサイズおよび位置が大体対応するめくら穴31と、センサーケーブル74を通す第3内腔34に位置が大体対応する空腔(cavity)39(例えば、穴)と、を有する。めくら穴31および空腔39は先端ドーム37の近位端から延びているが、先端ドームの遠位端までは達してしていない。好ましい先端ドームの有効長、即ちその遠位端からチューブ35の遠位端までの長さが約3.5ミリメートル、また実際の長さ、即ちその遠位端から近位端までの長さが約4.0ミリメートルである。
先端ドーム37は、先端ドーム37の近位端から延長し、チューブ35の遠位端に受け入れられている幹部41によりプラスチックハウジング35に取り付けられている。幹部は接着剤、にかわ等で固定される。先端ドーム36内に延長する引抜きワイヤー50、リード線44、センサーケーブル74は先端ドームを所定の位置で先端部に保持するのを助ける。
図6の実施例では、三つの環状電極38が先端部36のチューブ35上に取り付けられている。先端ドーム37および環状電極38は適当な材料、例えば機械加工されたプラチナ−イリジウム棒材(90%プラチナ/10%イリジウム)から作ることができる。
環状電極38はそれぞれ別々のリード線44に接続される。リード線44は中間部14の第1内腔30、カテーテル本体12の中心内腔18および制御ハンドル16を通って延び、その近位端が、適切なモニター(図示せず)に差込みできる入力ジャック(図示せず)に接続されている。カテーテル本体12の中心内腔18、制御ハンドル16および中間部14の近位端部を通って延びているリード線44の部分は、適当な材料、好ましくはポリイミドで作れる保護用の非導電性シース49内に入れられている。シース49はその遠位端が第1内腔30内にポリウレタン接着剤などで接着されて中間部14の遠位端に固定されている。
リード線44は従来の技術で環状電極38に取り付けられる。リード線44を環状電極38に接続する際に最初にチューブ35に小さな貫通孔を形成するのが好ましい。そのような貫通孔は、例えば針をチューブに突き通し恒久的な穴ができるまで針を加熱することで作ることができる。そしてマイクロフック(microhook)などを使ってリード線を穴に通して引く。リード線の末端部はコーティングを剥がして環状電極38の底面にはんだ付けまたは溶接し、電極は穴の上の所定の位置に滑らせてポリウレタン接着剤等で所定の位置に固定される。
プラスチックハウジング35が長いので、最遠位の環状電極38は先端ドーム37の幹部41上の位置でプラスチックハウジング35上に取り付けられる。その結果、最遠位の環状電極38のリード線44は遠位の環状電極38と幹部41に対して近位のプラスチックハウジング35の穴49を通り抜ける。リード線44はプラスチックハウジング35の外面に沿って短い距離だけ延長し、最遠位環状電極38の底面にはんだ付けされる。ポリウレタン接着剤などを使ってリード線44の露出部分を覆い、また穴49を埋める。
環状電極38で操作者は基準カテーテルRCの先端36から電気生理学的データを収集できる。従って、環状電極38の存在と数は自由に変えることができる。あるいは、一つあるいは複数の環状電極38を中間部14の可撓性チューブ19の上に配置できる。
本発明の一つの特長によれば、先端部36は安定化カテーテルSCに磁気的に引き付けられる磁気部材15を保持する。図6の実施例では、磁気部材15は先端ドーム37内の空腔39の遠位端に配置される。磁気部材15は任意の適当な材料で作ってもよく、またさらに詳しく後述するようにどのような形状でもよい。この点について、適切あるいは必要ならば、先端ドーム37全体を磁気材料で作ってもよいことは当業者の理解するところである。
図6に示す実施例では、電磁位置センサー72の遠位端は磁気部材15の近位側にあり、空腔39内で磁気部材と当接している。位置センサー72の遠位端も空腔内で接着剤、にかわなどで固定されている。位置センサー72の近位端部はプラスチックハウジング35内を近位方向に延び、センサーケーブル74が位置センサー72の近位端から延長して通り抜けるチューブ19の第3内腔34とほぼ一直線に合わせられる。
電磁センサーケーブル74は先端部14の第3内腔34と、カテーテル本体12の中心内腔18とを通って制御ハンドル16内に入る。図4に示すように、電磁センサーケーブル74は制御ハンドル16の近位端から出て導管コード98内を通って、回路基板(図示せず)を収容しているセンサー制御モジュール75にまで延長している。あるいは、回路基板を、例えば米国特許第5964757号に記載されているように制御ハンドル16内に収容でき、この開示内容の全体は参照して本明細書に組み込まれる。電磁センサーケーブル74は、プラスチックで被覆されているシース内に収容された複数のワイヤーを有する。センサー制御モジュール75内で、電磁センサーケーブル74のワイヤーは回路基板に接続される。回路基板は電磁センサー72からの信号を増幅し、図4に示すようにセンサー制御モジュール75の近位端のセンサーコネクター77によりコンピューターが理解できる形で増幅した信号をコンピューターに送信する。また、カテーテルは使い捨て用に設計されているので、回路基板はカテーテルの使用後ほぼ24時間回路基板をシャットダウンするEPROM(消去プログラム可能ROM)チップを内蔵してもよい。これにより、カテーテルあるいは少なくとも電磁センサーが2度使われるのを防ぐことができる。本発明に使用して好適な電磁センサーは、例えば米国特許第5,558,091号、第5,443,489号、第5,480,422号、第5,546,951号、第5,568,809号、および第5,391,199号ならびに国際公開第WO95/02995号に記載されており、これらの開示は参照して本明細書に組み込まれる。好ましい電磁マッピングセンサー72は、約6ミリメートルから約7ミリメートルの長さと約1.3ミリメートルの直径を有する。
図5に戻って、引抜きワイヤー50はカテーテル本体12内を通り抜け、その近位端で制御ハンドル16に、遠位端で先端ドーム37に固定されている。引抜きワイヤー50は、ステンレス鋼あるいはニチノール(Nitinol)などの適当な金属で作られ、またテフロンRTM(登録商標)(Teflon.RTM.)などでコーティングされているのが好ましい。コーティングにより引抜きワイヤーに潤滑性が付与される。引抜きワイヤー50は約0.15ミリメートル(0.006インチ)から約0.25ミリメートル(0.010インチ)の直径を有することが好ましい。
圧縮コイル52がカテーテル本体12内で引抜きワイヤー50を取囲んで配置されている。圧縮コイル52はカテーテル本体12の近位端から中間部14の近位端にまで延長している。圧縮コイル52は、任意の適当な金属、好ましくはステンレス鋼で作られる。圧縮コイル52は、圧縮コイル52自体に緊密に巻かれて、可撓性、即ち屈曲性を有するが、圧縮されにくい。圧縮コイルの内径は引抜きワイヤー50の直径より僅かに大きいのが好ましい。引抜きワイヤー50は、テフロン(登録商標)(Teflon.RTM.)コーティングしてあるので、圧縮コイル52内で自由に摺動できる。必要ならば、特にリード線50が保護シース49に覆われていないならば、カテーテル本体12内で圧縮コイル52と他のワイヤーとが接触しないように、圧縮コイルの外表面26を柔軟な非導電性シース、例えばポリイミド製のチューブで覆うことができる。
圧縮コイル52はその近位端でカテーテル本体12内の補強チューブ22の近位端に接着部53により固定され、遠位端で先端部14に接着部51により固定されている.接着部53および51はともにポリウレタン接着材などを含むのが好ましい。接着剤はカテーテル本体12の外表面と中心内腔18との間に作った穴を通じてスポイトなどの手段で注入できる。そのような穴は、例えばカテーテル本体12の外壁20および補強チューブ22に突き通し、恒久的な穴を形成するのに十分なだけ加熱される針などにより形成されうる。接着剤はその穴を通じて圧縮コイル52の外表面上に導入され、外周面に吸取られて(wick)圧縮コイル52の円周方向全体に接着部を形成する。
図6に示すように、引抜きワイヤー50はその遠位端がめくら穴31内で先端ドーム37に固定されている。引抜きワイヤー42を先端電極36内で固定する好ましい方法は、金属チューブ47を引抜きワイヤー50の遠位端に対してかしめ、金属チューブ47をめくら穴31内部ではんだ付けすることである。引抜きワイヤー50を先端ドーム37内に固定すると、先端ドーム37の支えが増し、先端ドーム37が先端部36から外れる可能性が減る。あるいは、引抜きワイヤー50を先端部36のチューブ35、または中間部14のチューブ19の遠位端に取り付けることができる。中間部14の第2内腔32内で、引抜きワイヤー50がプラスチック、好ましくはテフロン(登録商標)(Teflon.RTM.)のシース56を通り抜けて延びており、これによって中間部14が撓んだときに引抜きワイヤー42がチューブ19の壁に食込むのをふせぐ。
中間部14が撓むことになる引抜きワイヤー50のカテーテル本体12に対する長手方向の動きは、制御ハンドル16を適当に操作することでおこなわれる。図7に示すように、制御ハンドル16の遠位端は引抜きワイヤー50を操作するため制御つまみ(thumb control)56を備えたピストン54を具備している。カテーテル本体12の近位端は収縮スリーブ28によりピストン54に接続されている。
引抜きワイヤー50、リード線44、センサーケーブル74はピストン54を通り抜けて延びている。引抜きワイヤー50は、ピストン54の近位側に配置されたアンカーピン57に固定されている。ピストン54内で、センサーケーブル74が、ポリウレタン製が好ましい他の保護シース91内に延びている。保護シース49と91は、好ましくはポリウレタン接着剤などで接着部53においてピストン54に固定されて、これにより引抜きワイヤー50を操作するためにピストン54が調節された時にリード線50とセンサーケーブル74が切断されないように制御ハンドル16内でリード線とセンサーケーブルが長手方向に動くことができる。ピストン54内で引抜きワイヤー50は、好ましくはポリイミドチューブであるトランスファーチューブ(transfer tube)27を通り抜けて延び、接着部63に近くで引抜きワイヤーが長手方向に動くことができる。
制御ハンドルの機構および動作は米国特許第6602242号に記載されており、その全開示は参照して本明細書に組み込まれる。引抜きワイヤーあるいは複数の引抜きワイヤー(双方向屈折用)を操作するための他の制御ハンドルも本発明のカテーテルに使用できることは当業者には理解されるであろう。
基準カテーテルRCに関連して使用する安定化カテーテルSCは図4、5および5aに示す基準カテーテルと構造が以下の点で類似である。例えば、近位および遠位端を有する細長いカテーテル本体12、カテーテル本体の遠位端にある中間部14、カテーテル本体の近位端にある制御ハンドル16、および先端部の位置を検出するための電磁センサー72と磁気吸引用の磁気部材15を備えた中間部の遠位端にある先端部36を有する点である。従って、図6に示す先端部36の実施例は安定化カテーテルの先端部36としても好適である。その点において、本明細書で指摘する以外はカテーテルRCおよびSCが共有する同じ構造は同じ参照符号を付けて示す。
本発明によれば、基準および安定化カテーテルはそれぞれの磁気部材間の磁力により互いに引き付けあう。その点で、各磁気部材は磁界の源であり、他の磁界と相互に作用し、あるいは物質に影響をあたえて磁気的行動をとらせることができる。従って、磁気部材15の適当な非限定的な例としては、電磁石、永久磁石、および強磁性体がある。電磁石は、金属コアを有するあるいは有していない電流が流れるコイルおよびソレノイドでよい。永久磁石は、個別の原子の磁界が一方向に整列して網状の磁界を生じる材料である。強磁性体は個別の原子の磁界が整列するが磁界の方向はランダムであり、網状の磁界は生じないドメインを有する材料である。これらの磁界に外部の磁界が加わると、個別のドメインの磁界は磁力の性質によりこの外部磁界の方向に整列しやすくなり、外部磁界の磁力が強まる。
上述に鑑み、本発明は図11a−11eに示す第1カテーテルC1および第2カテーテルC2の先端部に設けた磁気部材の好適な例のいろいろな組み合わせを意図するものである。特に、図11aはカテーテルC1およびC2のそれぞれの磁気部材15を金属コア102とそれを取囲むコイル104とを有する電磁石100として示す。図11bは第2カテーテルC2の磁気部材15を永久磁石106(図11b)として示す。図11cは第2カテーテルC2の磁気部材15を強磁性体材料108(図11c)として示す。
あるいは、図11dは両方のカテーテルC1およびC2の磁気部材15を永久磁石106として示す。そして、図11eは第2カテーテルC2の磁気部材15を強磁性体材料108として示す。
磁気部材15が永久磁石106あるいは強磁性体材料108の場合は、基準カテーテルあるいは安定化カテーテルのいずれか一方の先端部36と中間部14は図6および6aの実施例を採用できる。
磁気部材15が電磁石の場合は、基準カテーテルあるいは安定化カテーテルのいずれか一方の先端部36と中間部14に図8および8aの実施例を用いることができる。
しかし、安定化カテーテルSCに環状電極が無い場合、特に安定化カテーテルが心臓外部、例えば患者の食道内に配置されている場合、先端部36と中間部14には図9および9aの実施例(磁気部材は電磁石100)、あるいは図10および10aの実施例(磁気部材は永久磁石106あるいは強磁性体材料108)を採用できる。
さらに、安定化カテーテルSCが環状電極も位置センサーも備えていないので、図12および13は心臓の外部で使用に適する安定化カテーテルの他の実施例を示す。これらの実施例において、先端ドーム37は幹部41をチューブ19の遠位端の内側の周方向ノッチに挿入することによって中間部のチューブ19に取り付け、それに接着剤あるいは、にかわなどで接着する。図12の実施例において、磁気部材15は電磁石である。図13の実施例では、磁気部材15は永久磁石あるいは強磁性体材料である。
カテーテルに、任意にあるいは適宜に、磁気部材の前述した適当な例、あるいはそれらのいろいろな組み合わせを持たせてもよいことを当業者は理解するであろう。
磁気部材15が電磁石100である図8、9および12の実施例において、コイル104はコイル104に電流を流すために給電線(feed wire)97と帰線(return wire)99を有する。図8の実施例では、コイルワイヤー95および97がセンサーケーブル74とともに第3内腔34を通って延長している。図9の実施例では、コイルワイヤー95および97は第1内腔30を通って延長している。図12の実施例では、コイルワイヤー95および97はチューブ19の第3内腔34を通って延長している。いずれにせよ、コイルワイヤーがカテーテル本体12の中心内腔18と制御ハンドル内のシース91を通って延長している。コイルワイヤーは制御ハンドル16の近位端から外部に出て(センサーケーブル74から離れて)電源(図示せず)にまで延長している。コイルワイヤーは、制御ハンドルおよび先端部36Aにおいてそれらのワイヤーの近位および遠位端の間で適宜、例えばシース103を含む、非導電性シースを通り抜けてもよい。
磁界を発生させるためコイルを流れる電流は直流でも交流でも適当なほうでよい。実際は、電流を適当あるいは適宜に逆転して基準カテーテルRCを跳ね返すこともできる。さらに、電流は可変にして、カテーテルがその最終的な位置に近づくにつれ磁界を徐々に強めることができる。カテーテルが最終的な位置に到達したならば、電流を最大値にして磁界の強度を保持する。前述したように、可変の磁界だと微調整ができる。磁界の大きさ、即ち強度は、二つのカテーテルの間にある心臓の脈管構造あるいは組織を通過し、基準カテーテルを血液の循環、心臓の鼓動および/あるいは患者の体のずれによって動かされないように安定化させるのに十分であることを当業者は理解するであろう。
先端部における磁気部材の位置および/または方向が基準カテーテルの遠位端あるいは位置センサーを保持している遠位端部分の安定化を容易にするのならば、先端部での磁気部材の位置あるいは方向が変わってもよいことを当業者は理解するだろう。その目的のため、位置センサーを基準カテーテルに配置する場合はいつでも磁気部材を位置センサーから離れたところではなく、より近いところに配置することが好ましい。さらに、本明細書で述べた先端ドームのいずれも先端電極としてもよく、その理由は増えたリード線は先端ドームの近位端内の第2のめくら穴に溶接されることができるからである。本発明は患者の背中の一定の位置に置かれる外部基準パッチ(external reference patch)の磁気手段を提供することも目的としている。
X線透視あるいは他の適当な案内手段を使って、基準カテーテルRCおよび安定化カテーテルSCを患者の体内に導入する。基準カテーテルRCは適当な脈管を経由して患者の心臓内に挿入し、心臓腔内部に配置する。安定化カテーテルも心臓内、例えば冠状静脈洞、あるいは心臓の外部、例えば患者の食道に配置できる。いずれにしても、カテーテルRCおよびSCは少なくとも一層の脈管構造の両側に配置するのが好ましい。安定化カテーテルも心臓内に配置する場合には、環状電極を用いて心臓の筋肉内の電気的活動を検出できる。
基準カテーテルが心臓内でその配置位置から動かないようにしてその先端部に在る位置センサーを安定化するために、安定化カテーテルの先端部を基準カテーテルの先端部の直ぐ近くまで近づける。カテーテルの一方あるいは両方の磁気部材が電磁石の場合には、電流がコイルワイヤー95および97を介して電磁石に流れ磁気部材間に互いに引き合う磁力を生じる。いずれにしても、磁気部材が互いに十分近いと、心臓の鼓動、循環する血液、患者の体の動きおよび/または操作者による偶発的な妨害で起こる動きに基準カテーテルが影響されないように安定化し保持する支持構造として作用するカテーテル間に介在する脈管構造に各カテーテルの先端部が接触するのに十分な力で磁力が両方のカテーテルの先端部を引き付けあう。
基準カテーテルを再配置するかあるいはもう脈管構造に対して所定の位置で保持する必要がない場合には、カテーテルの一方または両方を前進させたり、後退させたりあるいは屈曲させたりして操作して先端部を引離すことができる。少なくとも一方のカテーテルの磁気部材が電磁石であり、かつ、交流で駆動される場合には、電流を逆転させて磁界を逆転して、他のカテーテルの磁気部材をはねかえすことができる。
これまでは現在好ましいとされている本発明の実施例について説明した。本発明が関連する分野および技術の業者は、記載した構造に対する変形変更は本発明の原理、精神および範囲から著しく逸脱せずにおこなえることを認識するであろう。従って、上記の記載は説明し添付図面に示した通りの構造のみに関するものとして読むべきでなく、完全で最も公正な範囲をもつ添付の特許請求の範囲に一致してまたそれらを裏づけるものとして読むべきである。
〔実施の態様〕
(1)心臓用基準カテーテルとともに使用する安定化カテーテルにおいて、
カテーテル本体と、
遠位先端部と、
前記遠位先端部内の磁気部材と、
を具備し、
前記磁気部材が、前記基準カテーテルを引き付けるように構成されている、
安定化カテーテル。
(2)実施の態様1に記載の安定化カテーテルにおいて、
前記磁気部材は、永久磁石である、安定化カテーテル。
(3)実施の態様1に記載の安定化カテーテルにおいて、
前記磁気部材は、強磁性体材料から作られている、安定化カテーテル。
(4)実施の態様1に記載の安定化カテーテルにおいて、
前記磁気部材は、電磁石である、安定化カテーテル。
(5)実施の態様1に記載の安定化カテーテルにおいて、
前記安定化カテーテルは、患者の心臓内で使用するように構成されている、安定化カテーテル。
(6)実施の態様1に記載の安定化カテーテルにおいて、
前記安定化カテーテルは、患者の食道内で使用するように構成されている、安定化カテーテル。
(7)実施の態様1に記載の安定化カテーテルにおいて、
前記安定化カテーテルは、心臓近傍の領域内で使用するように構成されている、安定化カテーテル
(8)実施の態様1に記載の安定化カテーテルにおいて、
前記基準カテーテルは、磁気部材を有する、安定化カテーテル。
(9)実施の態様1に記載の安定化カテーテルにおいて、
前記遠位先端部に設けられた環状電極、
をさらに具備する、安定化カテーテル。
(10)カテーテル安定化システムにおいて、
第1磁気部材を有する第1カテーテルと、
第2磁気部材を有する第2カテーテルと、
を具備し、
前記第1および第2磁気部材は、互いに引き付けあって、患者の体内で使用する間、前記第1および第2カテーテルの一方を動かないように安定化する、
システム。
(11)実施の態様10に記載のシステムにおいて、
前記第1カテーテルは、前記患者の心臓の内部で使用するように構成され、
前記第2カテーテルは、前記患者の心臓の外部で使用するように構成されている、
システム。
(12)実施の態様10に記載のシステムにおいて、
前記第1および第2カテーテルは、前記患者の心臓内部で使用するように構成されている、システム。
(13)実施の態様10に記載のシステムにおいて、
前記磁気部材のうち少なくとも一つは、永久磁石である、システム。
(14)実施の態様10に記載のシステムにおいて、
前記磁気部材のうち少なくとも一つは、強磁性体材料である、システム。
(15)実施の態様10に記載のシステムにおいて、
前記磁気部材のうち少なくとも一つは、電磁石である、システム。
(16)実施の態様10に記載のシステムにおいて、
前記心臓の脈管構造が、前記カテーテルの間に延びており、
前記基準カテーテルは、前記脈管構造に接触保持されている、システム。
(17)実施の態様10に記載のシステムにおいて、
前記磁気部材は、前記カテーテルそれぞれの先端部に配置されている、システム。
(18)実施の態様10に記載のシステムにおいて、
前記カテーテルの一つは、位置センサーを有する基準カテーテルである、システム。
(19)実施の態様10に記載のシステムにおいて、
前記カテーテルの一つは、前記患者の食道で使用するように構成されている、システム。
(20)実施の態様10に記載のシステムにおいて、
前記カテーテルの少なくとも一つは、電磁位置センサーをさらに含む、システム。
(21)実施の態様10に記載のシステムにおいて、
前記カテーテルの少なくとも一つは、心臓焼勺用に構成されている、システム。
(22)実施の態様10に記載のシステムにおいて、
各カテーテルは、前記磁気部材を先端部に備えている、システム。
また、本発明は、以下の構成を備えている。
カテーテル安定化システムにおいて、
基準カテーテルと、安定化カテーテルと、を備え、
前記基準カテーテルおよび前記安定化カテーテルは、前記基準カテーテルおよび前記安定化カテーテルの間に延在している人体の部分に前記基準カテーテルを固定するために、磁力により互いに引き付け合うことが可能となっており、
前記安定化カテーテルは、第1のカテーテル本体と、第1の遠位先端部と、前記第1の遠位先端部内の第1の磁気部材と、を具備し、
前記基準カテーテルは、第2のカテーテル本体と、第2の遠位先端部と、前記第2の遠位先端部内の第2の磁気部材と、を具備し、
前記第1の磁気部材および前記第2の磁気部材の内の少なくとも1つは電磁石であり、
該電磁石に電流が流された場合に、前記基準カテーテルおよび前記安定化カテーテルが引き付くように構成されており、前記電磁石に流れる電流を可変にすること、又は、前記電磁石に流れる電流を逆転させることができる、カテーテル安定化システム。
本発明により患者の体内の脈管構造で分けられて使用されている二つのカテーテルの略線的断面図。 本発明によりそれぞれ患者の左心房と食道内で使用されている二つのカテーテルの略線的断面図。 本発明によりそれぞれ患者の心臓の左心房と冠状静脈洞内で使用されている二つのカテーテルの略線的斜視図。 本発明によるカテーテルの実施例の側面図。 図4のカテーテルのカテーテル本体と中間部の縦断面図。 図5の中間部の5a−5a線に沿った横断面図。 図4のカテーテルの中間部と先端部の縦断面図。 図4の制御ハンドルの縦断面図。 中間部と先端部の代替実施例の縦断面図。 図8の中間部の8a−8a線に沿った横断面図。 中間部と先端部の他の代替実施例の縦断面図。 図9の中間部の9a−9a線に沿った横断面図。 中間部と先端部の他の代替実施例の縦断面図。 図10の中間部の10a−10a線に沿った横断面図。 本発明による一対のカテーテルを模式的に示すもので、カテーテルは共に電磁石をそれぞれの遠位端に備えている。 本発明による一対のカテーテルを模式的に示すもので、カテーテルの一方は電磁石を、他方は永久磁石をそれぞれの遠位端に備えている。 本発明による一対のカテーテルを模式的に示すもので、カテーテルの一方は電磁石を、他方は強磁性体材料をそれぞれの遠位端に備えている。 本発明による一対のカテーテルを模式的に示すもので、カテーテルは共に永久磁石をそれぞれの遠位端に備えている。 本発明による一対のカテーテルを模式的にしめすもので、カテーテルの一方は永久磁石を、他方は強磁性体材料をそれぞれの遠位端に備えている。 本発明による中間部と先端部のさらに他の代替実施例の縦断面図。 本発明による中間部と先端部のさらに他の代替実施例の縦断面図。

Claims (5)

  1. カテーテル安定化システムにおいて、
    基準カテーテルと、安定化カテーテルと、を備え、
    前記基準カテーテルおよび前記安定化カテーテルは、前記基準カテーテルおよび前記安定化カテーテルの間に延在している人体の部分に前記基準カテーテルを固定するために、磁力により互いに引き付け合うことが可能となっており、
    前記安定化カテーテルは、第1のカテーテル本体と、第1の遠位先端部と、前記第1の遠位先端部内の第1の磁気部材と、を具備し、
    前記基準カテーテルは、第2のカテーテル本体と、第2の遠位先端部と、前記第2の遠位先端部内の第2の磁気部材と、を具備し、
    前記第1の磁気部材および前記第2の磁気部材の内の少なくとも1つは電磁石であり、
    該電磁石に電流が流された場合に、前記基準カテーテルおよび前記安定化カテーテルが引き付くように構成されており、前記電磁石に流れる電流を可変にすることができ、
    前記電磁石である前記第1の磁気部材および前記第2の磁気部材の内の少なくとも1つを具備する前記安定化カテーテルおよび前記基準カテーテルの内の少なくとも1つが、最終的な位置に近づくにつれ、前記電磁石に流れる電流を徐々に大きな値として、磁界を徐々に強めることができ、最終的な位置に到達した場合に、電流を最大値にして磁界の強度を保持することができるようになっている、カテーテル安定化システム。
  2. 請求項1に記載のカテーテル安定化システムにおいて、
    前記安定化カテーテルは、患者の心臓内で使用するように構成されている、カテーテル安定化システム。
  3. 請求項1に記載のカテーテル安定化システムにおいて、
    前記安定化カテーテルは、患者の食道内で使用するように構成されている、カテーテル安定化システム。
  4. 請求項1に記載のカテーテル安定化システムにおいて、
    前記安定化カテーテルは、心臓近傍の領域内で使用するように構成されている、カテーテル安定化システム
  5. 請求項1に記載のカテーテル安定化システムにおいて、
    前記安定化カテーテルは、前記安定化カテーテルの前記第1の遠位先端部に設けられた環状電極を具備する、カテーテル安定化システム。
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