JP5226959B2 - レーンキープシステム - Google Patents
レーンキープシステム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5226959B2 JP5226959B2 JP2007049772A JP2007049772A JP5226959B2 JP 5226959 B2 JP5226959 B2 JP 5226959B2 JP 2007049772 A JP2007049772 A JP 2007049772A JP 2007049772 A JP2007049772 A JP 2007049772A JP 5226959 B2 JP5226959 B2 JP 5226959B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toe angle
- steering
- yaw rate
- vehicle
- target yaw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
Description
また、走行レーンからのずれを修正するための目標ヨーレートが所定値を超えるときには、あらかじめ記憶装置に記憶してあるトー角変更装置の制御量と前輪操舵装置の制御量に基づいて、トー角変更装置および前輪操舵装置を作動させて前記ずれを修正することができる。
また、目標ヨーレートが所定値を超えるときには、後輪のトー角を最大値に設定することができる。
本実施形態にかかる車両システムを図1から図5を参照しながら説明する。
図1は本発明に係る車両システムを適用した4輪車両の概略図であり、図2は電動パワーステアリング装置の構成図であり、図3は左後輪側のトー角変更装置の構成図であり、図4はトー角変更装置のアクチュエータの構成図である。
電動パワーステアリング装置110は、図2に示すように操向ハンドル3が設けられたメインステアリングシャフト3aと、シャフト3cと、ピニオン軸7とが、2つのユニバーサルジョイント(自在継手)3bによって連結され、また、ピニオン軸7の下端部に設けられたピニオンギア7aは、車幅方向に往復運動可能なラック軸8のラック歯8aに噛合し、ラック軸8の両端には、タイロッド9、9を介して左右の前輪1L、1Rが連結されている。この構成により、電動パワーステアリング装置110は、操向ハンドル3の操舵時に車両Vの進行方向を変えることができる。ここで、ラック軸8、ラック歯8a、タイロッド9、9は転舵機構を構成する。なお、ピニオン軸7はその上部、中間部、下部を軸受3d、3e、3fを介してステアリングギアボックス6に支持されている。そして、電動パワーステアリング装置110が、請求項に記載の前輪操舵装置となる。
次に、図3、図4を参照しながらトー角変更装置の構成を説明する。
図3は左後輪側のトー角変更装置を示す平面図、図4はトー角変更装置のアクチュエータの構造を示す概略断面図である。
トレーリングアーム13は、クロスメンバ12に装着される車体側アーム13aと、後輪2Lに固定される車輪側アーム13bとが、略鉛直方向の回転軸13cを介して連結されて構成されている。これにより、トレーリングアーム13が車幅方向へ変位することが可能となっている。
電動機31は、正逆両方向に回転可能なブラシモータやブラシレスモータなどで構成されている。
減速機構33は、例えば、2段のプラネタリギア(図示せず)などが組み合わされて構成されている。
送りねじ部35は、円筒状に形成されたロッド35aと、スクリュー溝35bが形成されてロッド35aの内部に挿入されるナット35cと、スクリュー溝35bと噛合してロッド35aを軸方向に移動可能に支持するスクリュー軸35dとを備えて構成されている。スクリュー軸35dは、減速機構33および電動機31とともに細長形状のケース本体34内に収容され、減速機構33の一端が電動機31の出力軸と連結され、他端がスクリュー軸35dと連結されている。
電動機31からの動力が、減速機構33を介してスクリュー軸35dに伝達されてスクリュー軸35dが回転することで、ロッド35aがケース本体34に対して図示左右方向(軸方向)に伸縮自在に動作するようになっている。また、アクチュエータ30にはブーツ36が取り付けられて、外部からの埃や水などの異物が侵入しないようなっている。
トー角変更制御ECU37には、車両Vに搭載された図示しないバッテリなどの電源から電力が供給される。また、操舵制御ECU130、電動機駆動回路23にも前記とは別系統でバッテリなどの電源から電力が供給される(図示せず)。
次に、図5を参照しながらトー角変更制御ECU37の詳細な構成を説明する。図5はトー角変更制御ECUの構成を示すブロック図である。
図5に示すように、トー角変更制御ECU37はアクチュエータ30を駆動制御する機能を有し、制御部81と電動機駆動回路83とで構成されている。また、各トー角変更制御ECU37は、操舵制御ECU130と通信線を介して接続され、他方のトー角変更制御ECU37とも通信線を介して接続されている。
目標電流算出部81aは、操舵制御ECU130が算出する後輪2L(または後輪2R)のトー角θTに対応する目標値信号に基づいて目標電流信号を算出し、電動機制御信号生成部81cに出力する。目標電流信号とは、アクチュエータ30を所望の作動量(後輪2L、2Rを所望のトー角にする伸縮量)に設定するのに必要な電流信号である。
目標電流算出部81aでは、目標電流信号を参照信号としても使用し、トー角θTの目標値信号とストロークセンサ38から入力される位置情報と参照信号である目標電流信号とに基づいて、目標電流が指示するトー角θTに対する偏差から目標電流信号を補正するための補正電流信号を算出する。そして、補正電流信号を目標電流信号に加算して補正し、補正後の目標電流信号を電動機制御信号生成部81cに出力する。
このように目標電流信号を補正することにより、後輪2L(または2R)の転舵に要する電流値が車速、路面環境、車両Vの運動状態、タイヤの磨耗状態などによって変化するのをフィードバックして、目標のトー角θTに設定制御することができる。
画像処理装置150(図1参照)は、車両Vが走行する走行レーンを撮影して画像処理し、走行レーンの路面に備わるセンターラインや白線(黄色線を含む)で形成される境界線を識別する装置であって、進行方向の走行レーンを撮影するCCDカメラ151と画像処理部152とを含んで構成される。そして、CCDカメラ151で撮影した映像信号を、画像処理部152で画像処理して、走行レーンの路面に備わるセンターラインや白線などの境界線を抽出し、進行方向の走行レーンの状態(カーブの曲率βなど)を算出する。また、画像処理装置150は、抽出された境界線と車両Vの走行位置の関係から、車両Vの走行位置(車両Vの左右中心)と走行レーンの中央位置との位置関係を算出する。そして、走行レーンの中央位置を、レーンキープの際に設定する目標として、車両Vの走行位置と走行レーンの中央位置とのずれ(以下、横変位と称する)x、境界線に対する車両Vのヨー角φVなどを算出し、操舵制御ECU130に通知する機能を有する。
ここで、画像処理装置150は、例えば車両Vが走行レーンの中央位置を走行中には、横変位xは「0」とし、車両Vが走行レーンの中央位置からずれた場合は、走行レーンの中央位置からのずれ(距離)を出力すればよい。そして、例えば車両Vが走行レーンの中央位置から左方向にずれた場合に正の値、右方向にずれた場合に負の値を出力するように構成すれば、ずれた量及び方向を出力することができる。そして、画像処理装置150が請求項に記載の判定装置となる。
さらに、画像処理装置150に備わるCCDカメラ151は、これに限定されるものではなく、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)カメラなどであってもよい。
操舵制御ECU130(図1参照)は、電動パワーステアリング装置110の電動機駆動回路23、左右のトー角変更装置120L、120Rに接続され、それぞれを制御したり、各センサと接続され、各センサが出力する情報を入力したりする装置である。また、操舵制御ECU130は、画像処理装置150と接続され、境界線に対する車両Vのヨー角φVや横変位xなどの情報を、画像処理装置150から入力する機能を有する。操舵制御ECU130は、CPU、ROM、RAMなどを備えるコンピュータおよびプログラム、周辺回路などを含んで構成される。
そして、後記するように、操舵制御ECU130は、車両Vの車速VSと画像処理装置150から入力される横変位x、境界線に対する車両Vのヨー角φVなどに基づいて、レーンキープに必要な目標ヨーレートγTを算出することから、請求項に記載の制御装置である。
また、操舵制御ECU130は、記憶装置130aを有し、目標ヨーレートγTが所定値を超えたときの、トー角変更装置の制御量と電動パワーステアリング装置110の制御量の対応関係の情報を記憶できる。
以上のような構成要素を含んで構成される車両システム100を備える車両V(図1参照)は、画像処理装置150で走行レーンの路面に備わるセンターラインや白線などの境界線を抽出し、走行レーンの中央位置に対する車両Vの横変位x(目標とのずれ)を検出しながら走行する。
なお、車両Vに、例えばレーンキープシステムの作動をON/OFFする機能(ON/OFFスイッチなど)が備わる場合は、レーンキープシステムの作動がONに設定されているときのみ、画像処理装置150で、走行レーンの中央位置に対する車両Vの横変位xを検出しながら走行する構成であってもよい。
そして、操舵制御ECU130(図1参照)は、車両Vが走行レーンからずれることなく、レーンキープするように、画像処理装置150から入力される、走行レーンの中央位置に対する車両Vの横変位xや境界線に対する車両Vのヨー角φVなどの情報に基づいて、トー角変更装置120及び電動パワーステアリング装置110を制御する。図6は、レーンキープを実行するステップを示すフローチャートである。
ここで、左右の後輪2L、2Rを元に戻すとは、左右の後輪2L、2Rのトー角θTを、左右の後輪2L、2Rの初期状態におけるトー角に戻すことである。
また、左右の後輪2L、2Rが左右のどちらも向いていないとき(ステップS2→No)、操舵制御ECU130は、制御をステップS1に戻す。
このとき、操舵制御ECU130は、入力された横変位xが「0」を中心に、あらかじめ設定されている所定の範囲内(閾値の範囲内)にあるときには、横変位xは「0」であると判定することが好ましい。
このとき、操舵制御ECU130は、トルクセンサSTで検出される操舵トルクが「0」を中心に、あらかじめ設定されている所定の範囲内(閾値の範囲内)にあるときには、操舵トルクは「0」であると判定することが好ましい。
また、図示しない舵角センサを備え、舵角センサからの信号に基づいて、車両Vの走行レーンからのずれを判定する構成としてもよい。
このように、左右の後輪2L、2Rを横変位xの方向に向けることで、車両Vは、横変位xを「0」にする方向に旋回する。すなわち、車両Vは、走行レーンからのずれを修正する方向に旋回する。
目標ヨーレートγTと車速VSとトー角θTの関係は、例えばあらかじめデータ化しておいて、操舵制御ECU130に備わる、図示しない記憶部に記憶しておく。そして、操舵制御ECU130は、目標ヨーレートγTと車速VSとに対応したトー角θTを記憶部から読み出すことで、トー角θTを算出できる。
左右のトー角変更装置120L、120Rに備わるアクチュエータ30は、それぞれトー角変更制御ECU37L、37Rから入力される目標電流信号によって駆動され、電動機31の回転に伴ってロッド35aが伸縮し、ロッド35aに接続される後輪2L,2Rのトー角θTが、算出されたトー角θTに変更される。
このように、内輪となる後輪2のトー角θTを小さくすることで、例えば、ドライバが、旋回の方向と反対の方向に操向ハンドル3を操作したときの応答を早くすることができるという、優れた効果を奏する。
しかしながら、本実施形態においては、目標ヨーレートγTが所定値より小さいときには、左右の後輪2L、2Rのトー角θTによる操舵のみでレーンキープし、前輪1は操舵しないため、ドライバに操向ハンドル3から反力が伝達されることもなく、ドライバが違和感を覚えることがないという、優れた効果を奏する。
このとき、後輪2L、2Rのトー角θTをそれぞれ異なる角度にして、例えば、車両Vが、横変位xを「0」にする方向に旋回したときに、旋回外側になる側の後輪2(外輪)を最大トー角θTMに設定して、反対側の後輪2(内輪)のトー角θTを最大トー角θTMより小さくしてもよい(例えば、右側にずれて、横変位xが「右」のときは、車両Vは左に向かって旋回することから、外輪になる右側の後輪2Rを最大トー角θTMに設定して、内輪になる左側の後輪2Lは最大トー角θTMより小さく設定する)。
このように、内輪となる後輪2のトー角θTを小さくすることで、例えば、ドライバが、旋回の方向と反対の方向に操向ハンドル3を操作したときの応答を早くすることができるという、優れた効果を奏する。
このように、左右の前輪1L、1Rを横変位xの方向と反対の方向に向けることで、車両Vは、走行レーンからのずれを修正する方向に旋回する。
目標ヨーレートγTが所定値を超えたときの、車両Vの車速VSと、前輪1の操舵角と、後輪2のトー角との対応関係の情報は、あらかじめ作成しておいて、操舵制御ECU130に備わる記憶装置130aに記憶させておく。そして、目標ヨーレートγTが所定値を超えたとき、操舵制御ECU130は、記憶装置130aから、後輪2のトー角、車速VSおよび目標ヨーレートγTに対応する前輪1の操舵角を読み出す。このようにして、操舵制御ECU130は、前輪1の操舵角を設定できる。
目標ヨーレートγTが所定値を超えたとき、操舵制御ECU130は、記憶装置130aから、車速VSおよび目標ヨーレートγTに対応する前輪1の操舵角と、後輪2のトー角を読み出す。そして、操舵制御ECU130は、電動パワーステアリング装置110およびトー角変更装置120を制御して、読み出した前輪1の操舵角と読み出した後輪2のトー角とにそれぞれ設定できる。
しかしながら、本実施形態においては、前輪1の操舵角は、目標ヨーレートγTと後輪2L、2Rの最大のトー角θTMによって発生する最大ヨーレートγMの差を補完するヨーレートγFに対応した操舵角でよい。このため、前輪1の操舵角は小さくてよく、ドライバが操向ハンドル3から受ける反力も小さくなる。したがって、ドライバが覚える違和感が少なくなるという、優れた効果を奏する。
次に、本実施形態にかかる車両V(図1参照)の直進走行の支援について説明する。例えば高速道路など、直線の走行レーンが長時間継続する状況であっても、路面の傾斜や横風などによって、車両Vに横方向の加速度(横G)が作用すると、車両Vは横Gの影響で横方向に振られる。車両Vが直線の走行レーンを直進走行しているときの、横方向への「振られ」を、トー角変更装置120(図1参照)を使用して補正することで、直進走行を支援する。図7は、直進走行を支援するステップを示すフローチャートである。以下、図7を参照して、直進走行の支援を説明する(以下、適宜図1〜図5参照)。
また、図示しない舵角センサを備え、舵角センサからの信号に基づいて直進走行中を判定する構成としてもよい。
ここで、左右の後輪2L、2Rを元に戻すとは、左右の後輪2L、2Rのトー角を、左右の後輪2L、2Rの初期状態におけるトー角に戻すことである。
このとき、操舵制御ECU130は、入力された横変位xが「0」を中心に、あらかじめ設定されている所定の範囲内(閾値の範囲内)にあるときには、横変位xは「0」であると判定することが好ましい。
そして、左右の後輪2L、2Rが左右のどちらかを向いていれば(ステップS26→Yes)、操舵制御ECU130は、直進走行の支援制御中であると判定し、制御をステップS21にもどす。また、左右の後輪2L、2Rが前方を向いているとき(ステップS26→No)、操舵制御ECU130は、制御をステップS27に進める。
このように、左右の後輪2L、2Rを横変位xの方向に向けることで、車両Vは、横変位xを「0」にする方向に旋回する。すなわち、車両Vは、走行レーンからのずれを修正する方向に旋回する。
このとき、後輪2L、2Rに設定されるトー角θTは、操舵制御ECU130が算出した目標ヨーレートγTと車速VSに対応するトー角θTとする。
目標ヨーレートγTと車速VSとトー角θTの関係は、例えばあらかじめデータ化しておいて、操舵制御ECU130に備わる、図示しない記憶部に記憶しておく。そして、操舵制御ECU130は、目標ヨーレートγTと車速VSとに対応したトー角θTを記憶部から読み出すことで、トー角θTを算出できる。
このように、内輪側の後輪2のトー角θTを小さくすることで、例えば、ドライバが、旋回の方向と反対の方向に操向ハンドル3を操作したときの応答を早くすることができるという、優れた効果を奏する。
このような状況下にあっても、ターンシグナルスイッチが操作されたことを検知することで、操舵制御ECU130は、走行レーンの変更と判定することができる。そして、走行レーンの変更と判定したときには、横変位xが「0」でないときでも、操舵制御ECU130が、トー角変更装置120に指令を与えない構成にすれば、ドライバは違和感なく走行レーンを変更することができる。
しかしながら、本実施形態においては、左右の後輪2L、2Rのトー角制御によって「振られ」を補正し、直進走行を支援するため、前輪1L、1Rは操舵しない。したがって、ドライバが違和感を覚えることがないという、優れた効果を奏する。
しかしながら、本実施形態においては、後輪2のトー角制御によって「振られ」を補正し、前輪1は操舵しないため、ドライバが操向ハンドル3を操作しない限りは、操舵トルクは「0」となる。したがって、直進走行中は安定して、直進走行の支援制御が継続されるという、優れた効果を奏する。
2(2L、2R) 後輪
3 操向ハンドル
30 アクチュエータ
37 トー角変更制御ECU
38 ストロークセンサ
100 車両システム
110 電動パワーステアリング装置(前輪操舵装置)
120(120L、120R) トー角変更装置
130 操舵制御ECU(制御装置)
130a 記憶装置
150 画像処理装置(判定装置)
151 CCDカメラ
152 画像処理部
SV 車速センサ
ST トルクセンサ
V 車両
Claims (3)
- 車両に備わる後輪のトー角を変更可能なトー角変更装置と、
走行レーンをキープする際に設定される目標とのずれを判定する判定装置と、
前記判定装置の判定結果に基づいて、前記トー角変更装置を介して前記ずれを修正する制御装置と、
前輪をドライバの意思とは関係なく操舵する前輪操舵装置と、を備え、
前記制御装置が、前記ずれを修正する際に目標ヨーレートを算出し、この算出した目標ヨーレートが所定値を超える場合は、前記トー角変更装置および前記前輪操舵装置を介して前記ずれを修正するレーンキープシステムであって、
前記目標ヨーレートの値から、前記トー角変更装置の制御量および前記前輪操舵装置の制御量を設定する、前記目標ヨーレートと前記制御量との対応関係の情報を記憶した記憶装置をさらに備え、
前記制御装置は、
前記目標ヨーレートが前記所定値を超える場合は、前記記憶装置に記憶された前記対応関係の情報に基づいて、前記目標ヨーレートから前記トー角変更装置の制御量と前記前輪操舵装置の制御量を決定し、
前記決定したそれぞれの制御量に基づいて、前記トー角変更装置および前記前輪操舵装置を作動させて前記ずれを修正することを特徴とするレーンキープシステム。 - 車両に備わる後輪のトー角を変更可能なトー角変更装置と、
走行レーンをキープする際に設定される目標とのずれを判定する判定装置と、
前記判定装置の判定結果に基づいて、前記トー角変更装置を介して前記ずれを修正する制御装置と、
前輪をドライバの意思とは関係なく操舵する前輪操舵装置と、を備え、
前記制御装置が、前記ずれを修正する際に目標ヨーレートを算出し、この算出した目標ヨーレートが所定値を超える場合は、前記トー角変更装置および前記前輪操舵装置を介して前記ずれを修正するレーンキープシステムであって、
前記制御装置は、
前記目標ヨーレートが前記所定値を超える場合は、
前記後輪のトー角を最大値に設定することを特徴とするレーンキープシステム。 - 前記制御装置は、前記ずれを修正する際に目標ヨーレートを算出し、この算出した目標ヨーレートが所定値以下の場合は、前記トー角変更装置を介して前記目標ヨーレートに対応するヨーレートを発生させて前記ずれを修正することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレーンキープシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007049772A JP5226959B2 (ja) | 2007-02-28 | 2007-02-28 | レーンキープシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007049772A JP5226959B2 (ja) | 2007-02-28 | 2007-02-28 | レーンキープシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008213522A JP2008213522A (ja) | 2008-09-18 |
JP5226959B2 true JP5226959B2 (ja) | 2013-07-03 |
Family
ID=39834105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007049772A Expired - Fee Related JP5226959B2 (ja) | 2007-02-28 | 2007-02-28 | レーンキープシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5226959B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102264593B (zh) * | 2008-12-26 | 2015-01-07 | 丰田自动车株式会社 | 车辆的行驶辅助设备 |
CN102762434B (zh) | 2010-06-23 | 2015-07-22 | 丰田自动车株式会社 | 车辆行驶控制装置 |
CN102947166B (zh) | 2010-06-23 | 2015-07-22 | 丰田自动车株式会社 | 车辆行驶控制装置 |
JP5430505B2 (ja) | 2010-06-25 | 2014-03-05 | トヨタ自動車株式会社 | 車両の制御装置 |
KR101294059B1 (ko) * | 2011-07-28 | 2013-08-08 | 현대자동차주식회사 | 인휠 시스템을 이용한 차선 유지 보조 시스템 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63192669A (ja) * | 1987-02-05 | 1988-08-10 | Mazda Motor Corp | 車両の後輪操舵装置 |
JPS63287675A (ja) * | 1987-05-19 | 1988-11-24 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の車輪補助転舵装置 |
JPH04287771A (ja) * | 1991-03-14 | 1992-10-13 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の後輪操舵装置 |
JP3392504B2 (ja) * | 1994-03-16 | 2003-03-31 | マツダ株式会社 | 車両の走行制御装置 |
JPH08337106A (ja) * | 1995-06-13 | 1996-12-24 | Toyota Motor Corp | 車輪操舵装置 |
JP4806930B2 (ja) * | 2004-12-22 | 2011-11-02 | 日産自動車株式会社 | 車両用操舵装置 |
-
2007
- 2007-02-28 JP JP2007049772A patent/JP5226959B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008213522A (ja) | 2008-09-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5314670B2 (ja) | 車両のトー角制御装置 | |
JP6489135B2 (ja) | 車両の運転支援装置 | |
US9327764B2 (en) | Vehicle control apparatus | |
US8150581B2 (en) | Driving assistance system and driving assistance method | |
EP2251246B1 (en) | Steering system for rear wheels of a vehicle | |
JP4528327B2 (ja) | 操舵システム | |
WO2011016429A1 (ja) | 車両の走行支援装置 | |
JP5432990B2 (ja) | 後輪トー角制御装置および後輪トー角制御装置における電動アクチュエータの基準位置較正方法 | |
US11820425B2 (en) | Steering angle calculation apparatus and motor control apparatus including the same | |
JP5226959B2 (ja) | レーンキープシステム | |
JP2008260390A (ja) | 衝突回避支援装置 | |
JP4211685B2 (ja) | 運転支援装置 | |
JP4923563B2 (ja) | 操舵装置 | |
JP2010125952A (ja) | レーンキープ又はレーン逸脱防止システム | |
JP5189780B2 (ja) | 操舵システム | |
JP4996280B2 (ja) | トー角変更装置 | |
JP2009255878A (ja) | 操舵装置 | |
JP7537948B2 (ja) | 車載システム | |
JP4788112B2 (ja) | 運転支援装置 | |
JP2010188781A (ja) | 障害物回避支援装置 | |
JP7537947B2 (ja) | 車載システム | |
JP2010120499A (ja) | 車両挙動制御装置 | |
JP4504991B2 (ja) | 操舵システム | |
JP2007253726A (ja) | 車両制御装置および車両制御方法 | |
JP2009126467A (ja) | 車両の後輪トー角左右独立制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120508 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120704 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130205 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20130214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130312 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130315 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5226959 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160322 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |