JP5226385B2 - Cooker - Google Patents
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Description
本発明は、トッププレートの下方に、誘導加熱用の加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を供給する電気部品を有する電気回路ユニットと、これら加熱コイル及び電気回路ユニットの電気部品を冷却するための冷却ファンを備えた加熱調理器に関する。 The present invention cools an electric circuit unit having a heating coil for induction heating, an electric component for supplying a high-frequency current to the heating coil, and an electric component of the heating coil and the electric circuit unit below the top plate. The present invention relates to a cooking device equipped with a cooling fan.
従来よりこの種の加熱調理器(IHクッキングヒータ)においては、加熱コイル及びこの加熱コイルに高周波電流を供給する電気回路ユニットの電気部品は共に大きな発熱量があるので、冷却ファンにより強制冷却するようにしている。 Conventionally, in this type of heating cooker (IH cooking heater), both the heating coil and the electric parts of the electric circuit unit that supplies a high frequency current to the heating coil have a large heat generation amount. ing.
具体的には、トッププレートの下方に、支持板により支持した加熱コイルを配設し、この支持板の下方に、インバータ用の電気部品などを実装した回路基板を複数段に有する電気回路ユニットを配設し、この電気回路ユニットの後方に冷却ファンを有するファン装置を配設していて、前記冷却ファンが送風する冷却風により前記電気回路ユニットの電気部品を冷却するとともに、冷却風の一部を前記支持板に形成された孔を通して前記加熱コイル側に送り、その冷却風により加熱コイルを冷却する構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
上記した特許文献1の構成のものでは、加熱コイルを配設した空間の周囲が開放されている。このため、加熱コイルを冷却すべき風が加熱コイルに有効に当たらずに一部が外部へ漏れたり、加熱コイルを支持する支持板の下方に存する電気回路ユニットにおける電気部品を冷却して熱くなった風が、加熱コイルを配設した空間内に入り込んだりしやすく、加熱コイルに対する冷却効率が悪いという欠点がある。 In the above-described configuration of Patent Document 1, the space around the heating coil is open. For this reason, the wind to cool the heating coil does not effectively hit the heating coil, and part of it leaks to the outside, or the electrical components in the electric circuit unit existing below the support plate supporting the heating coil are cooled and heated. The wind is likely to enter the space where the heating coil is disposed, and the cooling efficiency for the heating coil is poor.
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、加熱コイルに対する冷却効率を向上できる加熱調理器を提供することにある。 This invention is made | formed in view of an above-described situation, The objective is to provide the heating cooker which can improve the cooling efficiency with respect to a heating coil.
上記した目的を達成するために、本発明の加熱調理器は、調理容器が載置されるトッププレートと、このトッププレートの下方の空間を上空間と下空間とに仕切るように設けられ、前記上空間と前記下空間とを連通させる連通部を有した仕切体と、前記上空間内に収容配置され、前記調理容器を誘導加熱する複数個の加熱コイルと、前記下空間内に配置され、前記加熱コイルに高周波電流を供給するための電気部品を有する電気回路ユニットと、前記加熱コイル及び前記電気回路ユニットの前記電気部品を冷却する冷却ファンとを備え、前記上空間は、前記仕切体により、前記トッププレートと前記仕切体との間が密閉されるような空間となるように構成し、前記冷却ファンによる冷却風を、前記電気部品を冷却する冷却風と前記加熱コイルを冷却する冷却風とに分け、前記加熱コイルを冷却する冷却風は、前記連通部に向かう冷却経路に流す構成とし、前記仕切体には、前記上空間内に流入した冷却風を当該上空間から排出するための排気口を、前記複数個の加熱コイルにそれぞれ対応して複数個設け、前記仕切体における前記上空間側に、隣り合った加熱コイル間で、且つ前記連通部と前記排気口間に位置させて第1仕切部を設け、前記連通部から前記上空間内に流入した冷却風を、前記第1仕切部により前記複数個の各加熱コイルに分けて流す構成としたことを特徴とする。 In order to achieve the above-described object, a heating cooker according to the present invention is provided so as to partition a top plate on which a cooking container is placed and a space below the top plate into an upper space and a lower space, A partition having a communicating portion for communicating the upper space and the lower space, a plurality of heating coils that are accommodated and disposed in the upper space, and induction heating the cooking vessel, and are disposed in the lower space; An electrical circuit unit having an electrical component for supplying a high-frequency current to the heating coil; and a cooling fan for cooling the electrical component of the heating coil and the electrical circuit unit, wherein the upper space is defined by the partition The space between the top plate and the partition is sealed, and the cooling air from the cooling fan is used to cool the electrical components and the heating coil. Divided into a cooling air for cooling, the cooling air for cooling the heating coil, a configuration in which flow through the cooling passage toward said communication portion, the partition body, the cooling air that has flowed into the upper space from the space A plurality of exhaust ports for discharging are provided corresponding to each of the plurality of heating coils, and between the adjacent heating coils and between the communicating portion and the exhaust port on the upper space side of the partition. The first partition part is provided, and the cooling air flowing into the upper space from the communication part is divided into the plurality of heating coils by the first partition part and flows. To do.
上記構成においては、トッププレートの下方の空間を仕切体により上空間と下空間とに仕切り、前記上空間に誘導加熱用の加熱コイルを配設している。加熱コイルを配設した上空間は、前記仕切体により、トッププレートと仕切体との間が密閉されるような空間となるように構成している。そして、冷却ファンによる冷却風を、電気回路ユニットの電気部品を冷却する冷却風と加熱コイルを冷却する冷却風とに分け、前記加熱コイルを冷却する冷却風は、前記仕切体が有する連通部に向かう冷却経路に流す構成としていて、連通部から上空間内に入った冷却風により加熱コイルが冷却されるようになる。このとき、周囲が密閉された上空間内に加熱コイルを配置しているので、上空間内に供給された冷却風の漏れを極力防止でき、その冷却風を加熱コイルの冷却に有効に作用させることができるとともに、電気部品を冷却して熱くなった風が上空間内に入り込むことも極力防止でき、加熱コイルに対する冷却効率を向上させることが可能となる。 In the above configuration, the space below the top plate is partitioned into an upper space and a lower space by a partition, and a heating coil for induction heating is disposed in the upper space. The upper space in which the heating coil is disposed is configured to be a space in which the space between the top plate and the partition is sealed by the partition. And the cooling air by a cooling fan is divided into the cooling air which cools the electric component of an electric circuit unit, and the cooling air which cools a heating coil, and the cooling air which cools the heating coil is in the communicating part which the partition has. The heating coil is cooled by the cooling air that has entered the upper space from the communication portion. At this time, since the heating coil is arranged in the upper space where the periphery is sealed, the leakage of the cooling air supplied into the upper space can be prevented as much as possible, and the cooling air effectively acts on the cooling of the heating coil. In addition, it is possible to prevent the wind heated by cooling the electrical components from entering the upper space as much as possible, and the cooling efficiency for the heating coil can be improved.
以下、本発明を据え置きタイプの加熱調理器(IHクッキングヒータ)に適用した一実施例について、図面を参照して説明する。
まず、図1において、加熱調理器の本体1は、上面が開口した矩形箱状をなす本体ケース2と、この本体ケース2の上面に装着されるトッププレート組立3とを備えている。トッププレート組立3は、例えばガラス製のトッププレート4と、このトッププレート4を支持したトッププレート枠5とを備えている。トッププレート4の上面には、調理容器105(図6参照)が載置される。
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is applied to a stationary heating cooker (IH cooking heater) will be described with reference to the drawings.
First, in FIG. 1, the main body 1 of the cooking device is provided with a
本体ケース2内の一方側である、前方から見て右側には、後述するファン装置6及び電気回路ユニット7(図3〜図5参照)が配設され、他方側となる左側にはロースタユニット8が配設されている。本体ケース2内において、右側のファン装置6及び電気回路ユニット7と左側のロースタユニット8との間には前後方向に延びる区画板10が設けられていて、この区画板10により本体ケース2内を左右に区画している。
A
ロースタユニット8は、前面が開口したロースタ用ケーシング11内にロースタ用ヒータ12(図3参照)が配設されているとともに、扉13を有した引き出しユニット14が出し入れ可能に設けられ、その引き出しユニット14に、受け皿14a(図3参照)及び図示しない焼き網が取り付けられるようになっている。ロースタ用ケーシング11の後部には、ロースタ用排気口部15が上向きに設けられている。前記トッププレート枠5の後部には、ロースタ用排気口部15に連通するロースタ用排気口5a(図1に点線で示す)が設けられていて、ロースタ用ケーシング11内の空気が、ロースタ用排気口部15及びロースタ用排気口5aを通して排出されるようになっている。なお、トッププレート枠5の後部には、ロースタ用排気口5aの左側に位置させて本体排気口5b(これも図1に点線で示す)が形成されている。ロースタ用排気口5a及び本体排気口5bは、多数の通気孔を有する排気口カバー9により覆われている。
The
本体ケース2内の上部には、トッププレート4の下方に位置させて仕切体16が配設されている。この仕切体16は、前記右側のファン装置6及び電気回路ユニット7と左側のロースタユニット8に跨った状態で配置されている(図3参照)。仕切体16は、非磁性導電材料、例えばアルミニウムにより形成されたもので、外周部に立ち上がった側壁16aを枠状に有した浅底の矩形の容器状をなしていて、側壁16aの上端部に全周わたって設けたパッキン17(図3及び図4参照)を介してトッププレート4の下面に密着させている。ここで、仕切体16は、トッププレート4の下方の空間を上空間18と下空間19とに仕切るように設けられている。また、トッププレート4と仕切体16との間に形成された上空間18は、トッププレート4と仕切体16との間がパッキン17を介して密閉されるような空間とされている。
A
仕切体16内の上空間18内には、複数、この場合2個の誘導加熱用の加熱コイル21,22が配設されている。これら加熱コイル21,22は、トッププレート4上に載置される調理容器105を加熱する加熱手段を構成する。これら加熱コイル21,22は、それぞれコイルベース23に支持された状態で、ばね24(図3及び図4参照)により上方のトッププレート4側に付勢されていて、加熱コイル21,22と仕切体16の上面との間に風が通るように隙間が形成されている。各加熱コイル21,22のコイルベース23の中央部には、温度センサ25が設けられている。温度センサ25は、トッププレート4上に載置される調理容器105の温度を検出するためのものである。
In the
図1及び図2において、仕切体16の右前部には、右側の加熱コイル21の前方に位置させて、開口部からなる連通部26が2個形成されている。また、仕切体16の左後部には、左側の加熱コイル21の後方に位置させて、開口部からなる排気口27が形成され、仕切体16の左右の中央部の後部に、右側の加熱コイル22の左後方に位置させて排気口28が形成されている。
In FIG. 1 and FIG. 2, two communicating
仕切体16の中央部には、左右の加熱コイル21,22間に位置させて、端子台用開口部29が形成されている。この端子台用開口部29には、前記区画板10の上端部にあって、前後方向の中央部に位置させて設けられた中継端子台30が挿入されるようになっている。中継端子台30には、図3に示すように、電気回路ユニット7側の中継接続線31が接続される第1の接続部32と、加熱コイル21,22のリード線33が接続される第2の接続部34とを有している。この中継端子台30は、電気回路ユニット7と、加熱コイル21,22との間を電気的に接続する機能を有している。
A
仕切体16の内部である上面には、左右に隣り合った2個の加熱コイル21,22間で、且つ前部の連通部26と後部の排気口27,28との間に位置させて、左右方向に延びる第1仕切部36が設けられているとともに、この第1仕切部36の後部側において、左右の隣り合った排気口27,28間を仕切る第2仕切部37が設けられている。さらに、仕切体16の上面には、左側の加熱コイル21のコイルベース23の外周部と左側の側壁16aとの間、及び右側の加熱コイル22のコイルベース23の外周部と右側の側壁16aとの間を接続する第3仕切部38がそれぞれ設けられている。
On the upper surface, which is inside the
仕切体16の前方には、スイッチからなる操作部40や表示部41などを備えた操作パネルユニット42が設けられている。操作パネルユニット42は、トッププレート枠5の前部に設けられたカバー部42aにてカバーされている。
An
次に、電気回路ユニット7及びファン装置6側の構成について、図3〜図5も参照して説明する。電気回路ユニット7とファン装置6は、基板ケース45に設けられている。基板ケース45は、本体ケース2における下空間19における区画板10の右側に配置されている。この基板ケース45内の底部には、一枚のプリント基板からなる回路基板46が収容配置されている。この回路基板46に、後述する電気部品を実装することにより、電気回路ユニット7が構成されている。
Next, the configuration of the
本体ケース2内における基板ケース45の後側には、第1の吸気ダクト47が設けられている。この第1の吸気ダクト47の上部は吸気口48とされ、この吸気口48は、前記トッププレート枠5の後部の右部に設けられた第1の吸気口49(図1には点線で示す)に連通している。第1の吸気口49は、本体吸気口にも相当している。第1の吸気口49は、多数の通気孔を有する吸気口カバー49aにより覆われている。第1の吸気ダクト47には、前部に通気口50が形成されていると共に、内部の上部に立下がり壁51が設けられていて、第1の吸気口49及び吸気口48から吸気された機外の空気(外気)が立下がり壁51の下を通って通気口50側へ流れるように、U字状に迂回する構成となっている。立下がり壁51は、第1の吸気口49及び吸気口48から水等が第1の吸気ダクト47内に入った際に、その水が通気口50側へ浸入することを防止する作用がある。
A
基板ケース45の後部の上部に、前記回路基板46の上方に位置させてファン装置6が取り付けられている。このファン装置6は、縦軸型の遠心ファンからなる冷却ファン53と、この冷却ファン53を回転駆動するモータ54と、冷却ファン53を囲繞するファンケーシング55とを備えている。モータ54は、ファンケーシング55の上部にねじ55aにより取り付けられていて、回転軸54aを下に向けている。ファンケーシング55の上面と前記仕切体16の下面との間は離間している。ファンケーシング55の吐出口56は前方に向けられていて、その吐出口56の上部の先端部56aは、上に向けられて、仕切体16の下面に当接している。冷却ファン53は、これの回転軸となるモータ54の回転軸54aが前記第1の吸気口49よりも前方に位置していて、右側の加熱コイル22の下方にまで臨む大きさに構成されている。
A
ファンケーシング55の上部には、モータ54よりも大きな形状の上部吸込口57が形成されている。この上部吸込口57は、冷却ファン53と、仕切体16ひいては右側の加熱コイル22との間に位置していて、前記第1の吸気ダクト47の通気口50と連通している。ここで、冷却ファン53がモータ54により回転駆動された際に、第1の吸気口49から第1の吸気ダクト47を通して上部吸込口57へ吸い込まれる外気(冷却風)が通る経路を第1の吸気経路58(図4の矢印A1参照)としている。
An
前記ファンケーシング55の下部には、前記上部吸込口57の下方に対応する部位に位置させて下部吸込口59が形成されている。この場合、ファン装置6は、下端部6aが基板ケース45の底部45aに対して上方に離間した状態で基板ケース45に取り付けられていて、ファン装置6の下端部6aと基板ケース45の底部45aとの間に回路基板46が配置された形態となっている。
A
基板ケース45の前下部の左右方向の中央部には、前後方向に延びる第1の送風ダクト60(図4及び図5参照)が設けられ、基板ケース45の前部の上部には、第1の送風ダクト60の上方に位置させて第2の送風ダクト61(図1及び図4参照)が設けられている。このうち、第1の送風ダクト60の後部は前記ファンケーシング55の吐出口56の下部に連通し、前部は開口している。第1の送風ダクト60の後部の下部には、案内板62が設けられている。この案内板62の上部の後端部は、ファンケーシング55の吐出口56の先端部下部に連なり、案内板62の前部の下端部は、回路基板46の上面に当接している。この場合、ファンケーシング55の吐出口56から吐出された冷却風の一部は、第1の送風ダクト60を通って前方へ流れる(図4及び図5の矢印B1参照)。第1の送風ダクト60内には、当該第1の送風ダクト60内を左右に仕切るダクト内仕切部60aが設けられている。
A first air duct 60 (see FIGS. 4 and 5) extending in the front-rear direction is provided at the center in the left-right direction of the front lower portion of the
前記第2の送風ダクト61の後部はファンケーシング55の吐出口56の上部に連通し、前部は前記仕切体16の連通部26に連通している。第2の送風ダクト61の底面61aは、後部から連通部26に向けて高くなるような傾斜面とされている。この場合、ファンケーシング55の吐出口56から吐出された冷却風の一部は、第2の送風ダクト61を通って連通部26へ案内される(図4の矢印B2参照)。第1の送風ダクト60と第2の送風ダクト61との間の後部の仕切部分を分流板部63としていて、この分流板部63により、ファンケーシング55の吐出口56から吐出された冷却風を、第1の送風ダクト60側と第2の送風ダクト61側とに分けられるようになっている。
The rear part of the
基板ケース45の下部には、図5に示すように、前記第1の送風ダクト60の右外側に位置させて第2の吸気ダクト65が設けられているとともに、第1の送風ダクト60の左外側に位置させて、もう一つの第2の吸気ダクト66が設けられている。
As shown in FIG. 5, a second
このうち、右側の第2の吸気ダクト65は、第1の送風ダクト60の右側壁と、基板ケース45の右側壁と、回路基板46と、第2の送風ダクト61の下面とで囲まれていて、後部が前記ファンケーシング55の下部吸込口59に連通している。この第2の吸気ダクト65の前部となる基板ケース45の前壁には、開口部からなるダクト吸気口67が形成されている。本体ケース2の底壁部における右前部には、ダクト吸気口67の下方に対応する部位に位置させて、第2の吸気口68が形成されている。ここで、冷却ファン53がモータ54により回転駆動された際に、第2の吸気口68から右側の第2の吸気ダクト65を通り、ファンケーシング55の下部吸込口59へ吸い込まれる外気(冷却風)が通る経路を右側の第2の吸気経路69(図5の矢印A2参照)としている。
Among these, the right second
基板ケース45の前部と本体ケース2の前部の背面との間には、図1に示すように、上から見てL字形をなす補助板70が設けられていて、この補助板70と、基板ケース45の前部と、本体ケース2の前壁と、前記区画板10の前部とにより補助ダクト71を形成している。補助ダクト71の下部は、前記第1の送風ダクト60の前面開口部と連通していて、第1の送風ダクト60を通った冷却風がこの補助ダクト71に排出される。区画板10の前部には、図4に示すように矩形状の孔からなる通気口72が2個形成されていて、補助ダクト71内を通った冷却風が左側のロースタユニット8側へ案内されるようになっている(図2及び図4の矢印B3参照)。なお、補助板70の左部の下部には、図5に示すように仕切部70aが一体に設けられていて、この仕切部70aにより、基板ケース45の左側壁と区画板10との間の隙間を前後に仕切っている。補助板70と前記第2の送風ダクト61との間には、左右方向に延びる補助風路73(図1及び図2参照)が形成されている。この補助風路73の右下部は、前記第2の吸気口68に連通している。
As shown in FIG. 1, an
前記第1の送風ダクト60の左側の第2の吸気ダクト66は、第1の送風ダクト60の左側壁と、基板ケース45の左側壁と、回路基板46と、第2の送風ダクト61の下面とで囲まれていて、後部が前記ファンケーシング55の下部吸込口59に連通している。この第2の吸気ダクト66の前部となる基板ケース45の左側壁の前部には、前記仕切部70aの後に位置させて開口部からなるダクト吸気口74が形成されている。ダクト吸気口74は、基板ケース45の左側壁と区画板10との間に形成された隙間を通して前記補助風路73に連通している。
The
ここで、冷却ファン53がモータ54により回転駆動された際に、前記第2の吸気口68から本体ケース2内に吸気された外気の一部は、補助風路73を通ってダクト吸気口74に導かれ、このダクト吸気口74から第2の吸気ダクト66を通ってファンケーシング55の下部吸込口59へ吸い込まれる。このうち、第2の吸気口68から補助風路73を通ってダクト吸気口74に導かれる経路を補助吸気経路75(図1及び図2の矢印A3参照)とし、ダクト吸気口74から第2の吸気ダクト66を通ってファンケーシング55の下部吸込口59へ吸い込まれる経路を左側の第2の吸気経路76(図5の矢印A4参照)としている。
Here, when the cooling
なお、本体ケース2の前面の右部には、化粧カバー77が装着されている。
図5において、電気回路ユニット7における回路基板46に実装された電気部品の概略的な配置について説明する。回路基板46において、前部の第1の送風ダクト60内の右側に対応する部分には、それぞれスイッチング素子である2個のIGBT79,80(図5では点線で示している)が前後に並べて配置されていて、前側のIGBT79の上面には放熱部材81が取り付けられ、後側のIGBT80の上面には、放熱部材81よりも前後の長さが長い放熱部材82が取り付けられている。後側の放熱部材82の下面には、IGBT80の後側に位置させて1個の整流器83が配置されている。第1の送風ダクト60の右側に配置されたこれら2個のIGBT79,80、2個の放熱部材81,82、1個の整流器83は、前記2個の加熱コイル21,22のうち右側の加熱コイル22に対応するものである。各放熱部材81,82は、それぞれ多数の放熱フィン81a,82aを有している。各放熱フィン81a,82aは、第1の送風ダクト60内を流れる冷却風の流れと平行するように配置されている。
A
With reference to FIG. 5, a schematic arrangement of electrical components mounted on the
回路基板46において、第1の送風ダクト60内の左側に対応する部分にも、右側と同様に、2個のIGBT79,80、2個の放熱部材81,82、1個の整流器83とが配置されている。第1の送風ダクト60の左側に配置されたこれら2個のIGBT79,80、2個の放熱部材81,82、1個の整流器83は、左側の加熱コイル21に対応するものである。
In the
回路基板46において、右側の第2の吸気ダクト65に対応する部分には、前から順に、2個のカレントトランス84,85、2個の共振コンデンサ86,87、1個の平滑コンデンサ88、1個のリアクタ89が配置されている。これらの電気部品は、右側の加熱コイル22に対応するものである。また、回路基板46において、左側の第2の吸気ダクト66に対応する部分にも、右側の第2の吸気ダクト65の場合と同様に、前から順に、2個のカレントトランス84,85、2個の共振コンデンサ86,87、1個の平滑コンデンサ88、1個のリアクタ89が配置されている。これらの電気部品は、左側の加熱コイル21に対応するものである。
In the
ここで、第1の送風ダクト60内の回路基板46上には、左右の2個の加熱コイル21,22に対応するスイッチング素子であるIGBT79,80及びその放熱部材81,82、並びに整流器83が並列に配置され、右の第2の吸気ダクト65及び左の第2の吸気ダクト66内の回路基板46上には、IGBT79,80以外の電気部品である、2個のカレントトランス84,85、2個の共振コンデンサ86,87、1個の平滑コンデンサ88、1個のリアクタ89が、第1の送風ダクト60を隔てて並列に配置された形態となっている。
Here, on the
回路基板46において、前記案内板62の後方部分には、ファンケーシング55の下部吸込口59の下方に位置させて、2個のノイズフィルタ用コイル90、制御用のマイクロコンピュータ91を含む制御部92の電気部品、ロースタ用の3個のリレー94、マイクロコンピュータ91用の電源回路95の電気部品などが配置されている。マイクロコンピュータ91用の電源回路95は、交流100Vから直流5Vに変換するAC−DCコンバータを含んでいる。なお、回路基板46上の電気部品のうち、名称をあげて符号を付した電気部品以外の電気部品は、その他の電気部品として符号103を付しておく。
In the
この場合、回路基板46において高さ寸法が大きな放熱部材81,82は前部に配置し、ファン装置6(冷却ファン53)は、それら放熱部材81,82とは平面的に見て異なる位置となる後部に配置している。そして、図4に示すように、ファン装置6の下端部6aを、放熱部材81,82の上端部81b,82bより低くなるように配置している。
In this case, the
図6には、本発明の要旨に関係した部分の電気的構成が示されており、これについて簡単に説明する。なお、図6においては、ロースタユニット8、及びファン装置6、操作パネルユニット42側の電気的構成については省略されている。
まず、左側の加熱コイル21用の電気的構成について説明する。整流器83の交流入力端子は、ノイズフィルタ用コンデンサ96の両端に接続されているとともに、ノイズフィルタ用コイル90を介して商用交流電源97に接続されている。整流器83の直流出力端子は、リアクタ89を介して平滑コンデンサ88の両端に接続されている。
FIG. 6 shows an electrical configuration of a portion related to the gist of the present invention, which will be briefly described. In FIG. 6, the electrical configuration of the
First, the electrical configuration for the
平滑コンデンサ88の両端には、直流母線98,99を介して正側及び負側のスイッチング素子としてIGBT79,80からなるアームが接続されており、以ってハーフブリッジ形のインバータ回路100を構成している。IGBT79,80の各コレクタ・エミッタ間には、それぞれフリーホイールダイオード101,102が接続されている。インバータ回路100の出力端子には加熱コイル21の一端が接続されており、加熱コイル21の他端と直流母線99との間には、2個の共振コンデンサ86,87が並列に接続されている。インバータ回路100は、加熱コイル21に高周波電流を供給する高周波電流供給手段を構成する。
Both ends of the smoothing
整流器83の交流入力側にはカレントトランス84が介挿されており、そのカレントトランス84の二次側出力電圧は制御部92に与えられるようになっている。また、インバータ回路100の出力側にはカレントトランス85が介挿されており、そのカレントトランス85の二次側出力電圧も制御部92に与えられるようになっている。温度センサ25は、トッププレート4を介して調理容器105の温度を検出するもので、その検出信号を制御部92に与えるようになっている。
A
右側の加熱コイル22用の電気的構成は、上記した左側の加熱コイル21用の電気的構成と同様であるので、説明は省略する。なお、ノイズフィルタ用コイル90及びノイズファイルタ用コンデンサ96は、左側の加熱コイル21と右側の加熱コイル22とで共用している。
The electrical configuration for the
次に上記構成の作用を説明する。ここでは、特にファン装置6による冷却風の流れを中心に説明する。加熱コイル21,22の一方、または両方を用いて加熱調理を行う場合、トッププレート4上の所定の位置に調理容器105を載置した状態で、使用者が操作パネルユニット42の操作部40を操作する。すると、制御部92は、その操作及び予め備えた制御プログラムに基づき、インバータ回路100のIGBT79,80を制御して加熱コイル21,22を制御すると共に、ファン装置6のモータ54を制御する。このうち、IGBT79,80を制御することに基づき加熱コイル21,22に高周波電流が供給されて高周波磁界が発生し、調理容器105に電流が誘導されてジュール熱による加熱調理が行なわれる。このとき、使用される加熱コイル21,22が発熱すると共に、電気回路ユニット7における回路基板46の電気部品も発熱するので、これらを冷却する必要があり、このためにファン装置6による冷却が行われる。
Next, the operation of the above configuration will be described. Here, the explanation will be made mainly on the flow of the cooling air by the
ファン装置6のモータ54により冷却ファン53が回転駆動されると、その冷却ファン53の送風作用により、本体1外の空気(外気)が、本体1の後上部の第1の吸気口49から第1の吸気ダクト47内へ吸い込まれると共に、本体ケース2の前部の底壁部の第2の吸気口68から本体ケース2内へ吸い込まれる。
When the cooling
このうち、第1の吸気口49から第1の吸気ダクト47内へ吸い込まれた外気(冷却風)は、主に図4の矢印A1で示すように第1の吸気経路58を通り、ファンケーシング55の上部吸込口57からファンケーシング55内に吸い込まれる。
Among these, the outside air (cooling air) sucked into the
一方、第2の吸気口68から本体ケース2内へ吸い込まれた外気(冷却風)の一部は、図5に矢印A2で示すように、右側のダクト吸気口67から第2の吸気ダクト65内へ入り、第2の吸気経路69を通って、ファンケーシング55の下部吸込口59からファンケーシング55内へ吸い込まれる。また、第2の吸気口68から本体ケース2内へ吸い込まれた外気(冷却風)の一部は、補助板70の右側を上へ向けて流れた後、図1及び図2の矢印A3で示すように、補助吸気経路75を右から左へと流れ、そこから基板ケース45の左側壁と区画板10との間の隙間を下向きに流れる。この後、図5に矢印A4で示すように、基板ケース45の左側壁前部のダクト吸気口74から左側の第2の吸気ダクト66内に入り、第2の吸気経路76を通って、ファンケーシング55の下部吸込口59からファンケーシング55内へ吸い込まれる。
On the other hand, a part of the outside air (cooling air) sucked into the
このとき、右側の第2の吸気ダクト65内を通る冷却風により、当該第2の吸気ダクト65内に配設された右側のカレントトランス84,85、共振コンデンサ86,87、平滑コンデンサ88、リアクタ89が冷却される。また、左側の第2の吸気ダクト66内を通る冷却風により、当該第2の吸気ダクト66内に配設された左側のカレントトランス84,85、共振コンデンサ86,87、平滑コンデンサ88、リアクタ89が冷却される。そして、右側の第2の吸気ダクト65を通った冷却風と、左側の第2の吸気ダクト66を通った冷却風とが、ファン装置6の下方において合流し、この合流した冷却風により、ファン装置6の下方に配置されたノイズフィルタ用コイル90、マイクロコンピュータ91を含む制御部92の電気部品、ロースタ用のリレー94、マイクロコンピュータ91用の電源回路95の電気部品などが冷却される。
At this time, the right side
そして、ファンケーシング55内に吸い込まれた空気は、吐出口56から前方に向けて吐出される。吐出口56から吐出された冷却風は、分流板部63により下部側の第1の送風ダクト60側と上部側の第2の送風ダクト61側とに分けられる。このうち、第1の送風ダクト60側に送られた冷却風は、図4及び図5に矢印B1で示すように、第1の送風ダクト60内を前方に向けて流れる。この第1の送風ダクト60内を流れる冷却風により、左右両側に配置されたIGBT79,80及びこれの放熱部材81,82、並びに整流器83が冷却される。
The air sucked into the
このとき、第1の送風ダクト60内を前方へ向けて流れる冷却風の流れ方向(矢印B1参照)と、当該第1の送風ダクト60の左右両側に位置する第2の吸気ダクト65,66を後方へ向けて流れる冷却風の流れ方向(矢印A2,A4参照)とは逆向きで、対向するような構成となっている。
At this time, the flow direction of the cooling air flowing forward in the first air duct 60 (see arrow B1) and the
第1の送風ダクト61を通った冷却風は、補助ダクト71側へ出る。補助ダクト71へ出た冷却風は、区画板10の前部の通気口72から左側のロースタユニット8側へ流れる(図2及び図4の矢印B3参照)。ロースタ用ケーシング11の上面前部は他の部分よりやや低くなっており、ロースタユニット8側へ流れた冷却風は、図2に矢印B4で示すように、ロースタ用ケーシング11の上面前部と操作パネルユニット42との間を右から左へ向けて流れた後、ロースタ用ケーシング11左側面と本体ケース2の左側壁の内面との間を後方へ向けて流れ、最終的に、トッププレート枠5の後部の本体排気口5bから機外へ排出される(図2の矢印B5参照)。このとき、ロースタ用ケーシング11の周りを冷却風が流れることにより、当該ロースタ用ケーシング11を冷却することができる。また、操作パネルユニット42とロースタ用ケーシング11との間を冷却風が通過することにより、ロースタ用ケーシング11の熱が操作パネルユニット42に悪影響を及ぼすことを極力防止することができる。
The cooling air that has passed through the
また、前記ファンケーシング55の吐出口56から第2の送風ダクト61側へ吐出された冷却風は、図4の矢印B2で示すように上方の連通部26へ向けて流れ、この連通部26から、仕切体16とトッププレート4との間の上空間18内に入る。上空間18内に入った冷却風は、トッププレート4の下面に当たって上空間18内に広がる。
Further, the cooling air discharged from the
このとき、仕切体16の上面において、左右に隣り合った2個の加熱コイル21,22間で、且つ前部の連通部26と後部の排気口27,28との間に位置させて、左右方向に延びる第1仕切部36が設けられているとともに、この第1仕切部36の後部側において、左右の隣り合った排気口27,28間を仕切る第2仕切部37が設けられ、さらに、左側の加熱コイル21のコイルベース23の外周部と左側の側壁16aとの間、及び右側の加熱コイル22のコイルベース23の外周部と右側の側壁16aとの間を接続する第3仕切部38がそれぞれ設けられている。
At this time, on the upper surface of the
これら第1仕切部36、第2仕切部37、及び第3仕切部38はそれぞれトッププレート4と仕切体16に当接しているため、風はこれら第1、第2、第3の仕切部36,37,38により阻まれ、トッププレート4の下面に当たって上空間18内に広がった冷却風のうち、左側に流れた冷却風は、図2に矢印B6で示すように、左側の加熱コイル21部分(特にばね24より離間したコイルベース23と仕切体16の間の空間)を集中的に流れた後、左後部の排気口27から仕切体16の下側へ排出される。また、トッププレート4の下面に当たって上空間18内に広がった冷却風のうち、右側に流れた冷却風は、図2に矢印B7で示すように、右側の加熱コイル22部分(この場合も、特にばね24より離間したコイルベース23と仕切体16の間の空間)を集中的に流れた後、中央部の後部の排気口28から仕切体16の下側へ排出される。これにより、左側の加熱コイル21も右側の加熱コイル22も効率よく冷却される。このとき、加熱コイル21,22が収容された上空間18は、トッププレート4と仕切体16との間が密閉されるような空間に構成されているから、加熱コイル21,22を冷却すべく上空間18内に入り込んだ冷却風の漏れを極力防止でき、その冷却風を加熱コイル21,22の冷却に有効に作用させることができる。また、下方の電気回路ユニット7の電気部品を冷却して熱くなった風が上空間18内に入り込むことも極力防止できる。
Since the
仕切体16後部の排気口27,28から仕切体16の下側へ排出された冷却風は、電気回路ユニット7の電気部品を冷却した冷却風と共に、本体1後部の本体排気口5bから機外へ排出される(矢印B5参照)。
The cooling air discharged to the lower side of the
上記した実施形態によれば、次のような作用効果を得ることができる。
トッププレート4の下方の空間を仕切体16により上空間18と下空間19とに仕切り、前記上空間18に誘導加熱用の加熱コイル21,22を配設している。加熱コイル21,22を配設した上空間18は、仕切体16により、トッププレート4と仕切体16との間が密閉されるような空間となるように構成している。そして、冷却ファン53から吐出する冷却風を、電気回路ユニット7の電気部品(IGBT79,80、放熱部材81,82など)を冷却する冷却風と加熱コイル21,22を冷却する冷却風とに分け、加熱コイル21,22を冷却する冷却風は、前記仕切体16が有する連通部26に向かう第2の送風ダクト61(冷却経路)に流す構成としていて、連通部26から上空間18内に入った冷却風により加熱コイル21,22が冷却されるようになる。
According to the above-described embodiment, the following operational effects can be obtained.
A space below the
このような構成によれば、周囲が密閉された上空間18内に加熱コイル21,22を配置しているので、上空間18内に供給された冷却風の漏れを極力防止でき、加熱コイル21,22を冷却するための冷却風を加熱コイル21,22の冷却に有効に作用させることができるとともに、下方の電気部品(IGBT79,80、放熱部材81,82など)を冷却して熱くなった風が上空間18内に入り込むことも防止でき、加熱コイル21,22に対する冷却効率を向上させることが可能となる。なお、トッププレート4と仕切体16との間の密閉度合は完全である必要はなく、上空間18内に入った冷却風が漏れることを極力防止できる程度であればよい。
According to such a configuration, since the heating coils 21 and 22 are arranged in the
連通部26は仕切体16の前部に存し、前記連通部26から上空間18内に流入した冷却風を当該上空間18から排出するための排気口27,28を、仕切体16の後部に設けた構成とした。この構成によれば、上空間18内を流れる冷却風を、前部から後方へと極力スムーズに流すことができ、加熱コイル21,22を一層効率よく冷却することができる。
仕切体16を、外周部に側壁16aを枠状に有する容器状に形成したことで、上空間18を形成するトッププレート4と仕切体16との間を密閉する構成を容易に形成することができる。
The
By forming the
上空間18内には2個の加熱コイル21,22を配置し、仕切体16には、上空間18内に流入した冷却風を当該上空間18から排出するための排気口27,28を、2個の加熱コイル21,22にそれぞれ対応して2個設けた構成とした。この構成により、左側の加熱コイル21を冷却した冷却風と、右側の加熱コイル22を冷却した冷却風とが干渉することを極力防止でき、冷却風の流れを一層スムーズにでき、加熱コイル21,22に対する冷却効率を一層向上できる。
Two heating coils 21 and 22 are arranged in the
本体1内の下空間19における右側に電気回路ユニット7及びファン装置6を配置するとともに、左側にロースタユニット8を配置し、電気回路ユニット7及びファン装置6とロースタユニット8との間を区画板10により左右に区画し、その区画板10の前部に、前記電気回路ユニット7の電気部品を冷却した冷却風をロースタユニット8側に案内する通気口72を設けた構成とした。この構成により、ロースタユニット8側の冷却も効率よく行うことができる。
The
仕切体16における上空間18側に、隣り合った加熱コイル21,22間で、且つ連通部26と排気口27,28間に位置させて第1仕切部36を設け、連通部26から上空間18内に流入した冷却風を、前記第1仕切部36により2個の加熱コイル21,22に分けて流す構成とした。この構成により、左側の加熱コイル21を冷却する冷却風と、右側の加熱コイル22を冷却する冷却風とが干渉することを一層確実に防止でき、2個の加熱コイル21,22に対する冷却効率を一層向上できる。
A
仕切体16における上空間18側に、隣り合った2個の排気口27,28間を仕切る第2仕切部37を設けた。これにより、左側の加熱コイル21を冷却した冷却風と、右側の加熱コイル22を冷却した冷却風とが干渉することを一層確実に防止することができる。
A
仕切体16における上空間18側に、各加熱コイル21,22の外周部と仕切体16の側壁16aとの間を接続する第3仕切部38を設けた。これにより、冷却風が各加熱コイル21,22の外周部と仕切体16の側壁16aとの間の隙間を通り抜けることを防止できて、冷却風を極力各加熱コイル21,22部分を通過するようにでき、加熱コイル21,22に対する冷却効率を一層向上させることができる。
On the side of the
仕切体16は非磁性導電材、この場合アルミニウムにより構成したので、加熱コイル21,22の漏れ磁束が仕切体16を通ると、当該仕切体16に渦電流が発生し、磁束を通り難くする磁気遮蔽効果がある。これに伴い、加熱コイル21,22のコイルベース23側に磁気遮蔽リングなどを設ける必要をなくすことが可能となる。
Since the
ファン装置6の冷却ファン53は、縦軸型の遠心ファンにより構成し、電気回路ユニット7における回路基板46の上方に位置させた。この構成により、冷却ファン53の径方向の寸法(直径寸法)を、回路基板46に制約を受けずに大きくすることができ、低い回転数で冷却ファン53の送風量を確保することが可能となり、冷却ファン53の回転に伴い発生する回転音(騒音)を低減することが可能となる。
The cooling
この理由は、冷却ファンの回転音は、ファンの外周部のスピードに比例して大きくなるものであり、ファンの直径寸法を大きくすることにより、低い回転数でファンの送風量を確保することが可能となり、これに伴いファン外周部のスピードを遅くでき、回転音を低くできるためである。 The reason for this is that the rotation sound of the cooling fan increases in proportion to the speed of the outer periphery of the fan, and by increasing the diameter of the fan, it is possible to secure the fan air flow rate at a low rotation speed. This is because the speed of the outer peripheral portion of the fan can be reduced and the rotational noise can be lowered.
電気回路ユニット7の回路基板46は一枚にて構成している。これにより、回路基板を上下方向に複数段に設ける場合に比べ、回路基板46の上方にファン装置6を配置するスペースを多く確保することが可能となり、ファン装置6の上下の吸込口57,59などを確保しやすくできる。
The
本体1の上部の後部に、ファン装置6の冷却ファン53が吸気する第1の吸気口49(本体吸気口)を設け、冷却ファン53は、当該冷却ファン53の回転軸54aが前記第1の吸気口49より前方に位置し、加熱コイル22の下方にまで臨む大きさに構成した。このような構成としたことにより、冷却ファン53の直径寸法を大きくすることができ、回転音を低くすることが可能となる。
A first intake port 49 (main unit intake port) for sucking air by the cooling
ちなみに、従来では、加熱コイルの下方には、回路基板が複数段に設けられており、それら回路基板を覆い内部に送風するための回路基板用ダクトが設けられていたから、冷却ファンは、本体の上部後方に位置する本体吸気口と前記回路基板用ダクトとの間にしか設けることができず、加熱コイルの下方まで臨ませるような径の冷却ファンを設けることができなかった。 Incidentally, conventionally, a plurality of circuit boards are provided below the heating coil, and a circuit board duct for covering the circuit boards and blowing air to the inside is provided. It could only be provided between the main body intake port located behind and the circuit board duct, and a cooling fan having a diameter so as to face the lower part of the heating coil could not be provided.
この点、本実施形態においては、回路基板46をファン装置6の下方まで広げ、複数段にせず、一枚で構成したことにより、回路基板46の高さ方向の容積を少なくできる。したがって、その回路基板46の上方に空いたスペースを利用してファン装置6を配置することができる。これにより、第1の吸気口49より前方の位置であって、加熱コイル22の下方に臨む程度の大きな直径を有する冷却ファン53を設置することができ、回転音を低くすることが可能となる。
In this respect, in the present embodiment, the
ファン装置6は、本体1後部の第1の吸気口49からの冷却風を吸い込む上部吸込口57を有し、その上部吸込口57は、加熱コイル22と冷却ファン53との間に位置させている。この構成によれば、上部吸込口57に吸い込まれる冷却風により、加熱コイル22の下方の空間を効果的に冷却することができ、加熱コイル22の熱を、下方の回路基板46側に影響させ難くすることができる。特に、加熱コイル22、ファン装置6、回路基板46の順に上下方向に配置しているから、加熱コイル22と回路基板46が最も離れるように位置するようになり、回路基板46に対する加熱コイル22の熱の影響を効果的に低減させることができる。
The
回路基板46には、スイッチング素子であるIGBT79,80と、これの放熱用の放熱部材81,82とを備え、高さ寸法が大きな放熱部材81,82とファン装置6とは平面的に見て異なる位置に配置し、ファン装置6の下端部6aを、放熱部材81,82の上端部81b,82bより低くなるように配置した。IGBT79,80は発熱量が多く放熱部材81,82が必要であるが、高さ寸法が大きい放熱部材81,82の上方を避けてファン装置6を配置したから、本体1内のスペースを有効活用することができるとともに、冷却ファン53を縦方向に大きくできて、送風量を多くすることができる。このため、冷却ファン53の回転数を低くでき、これによっても騒音を抑えることが可能となる。
The
回路基板46とファン装置6は、回路基板46を収容する基板ケース45に設けられ、ファン装置6は、当該ファン装置6の下端部6aが基板ケース45の底部45aに対して上方に離間した状態で基板ケース45の上部に取り付けられ、ファン装置6の下端部6aと基板ケース45の底部45aとの間に回路基板46を配置した。このような構成によれば、ファン装置6の下方にスペースを容易に確保することができ、そのスペースに回路基板46を容易に配置することができる。
The
回路基板46とファン装置6の下端部6aとの間には、冷却ファン53が冷却風を吸い込む下部吸込口59が設けられ、回路基板46にあって冷却ファン53の下方に対応する部分には、スイッチング素子以外の電気部品(マイクロコンピュータ91やノイズフィルタ用コイル90など)を配置している。冷却ファン53の下方に、マイクロコンピュータ91やノイズフィルタ用コイル90など、高さ寸法が大きな放熱部材を設ける必要がない電気部品を配置することで、回路基板46の上方にファン装置6を配置したことによるスペースの制限に影響を受けることなく、電気部品を配置でき、しかもそれら電気部品の冷却も可能になる。
A
基板ケース45は、ファン装置6から外方向(前方)に延びて冷却ファン53から送風される冷却風を案内する第1の送風ダクト60を有し、その第1の送風ダクト60の内部に、IGBT79,80及び放熱部材81,82を配置した。これにより、IGBT79,80及び放熱部材81,82を一層効率よく冷却することができる。
The
ファン装置6の上方には加熱コイル21,22が配置され、第1の送風ダクト60の上方であって前記加熱コイル21,22の下方に、ファン装置6から加熱コイル21,22に冷却風を送風する第2の送風ダクト61を設けている。回路基板46を一枚にて構成したからこそ、このように送風ダクト60,61を複数段に構成することができる。そして、第2の送風ダクト61を設けることにより、加熱コイル21,22を冷却する冷却風として、IGBT79,80及び放熱部材81,82などの電気部品を冷却した風を加熱コイル21,22側に送る必要がなく、冷却ファン53からの風を直接送ることができ、加熱コイル21,22の冷却効率を向上できる。
Heating coils 21 and 22 are disposed above the
第1の送風ダクト60の外側に位置する回路基板46上にスイッチング素子以外の電気部品(カレントトランス84,85や共振コンデンサ86,87など)を配置し、前記第1の送風ダクト60の外周に、当該第1の送風ダクト60内を流れる冷却風の流れ方向と対向する向きに流れてファン装置6の下部吸込口59に吸い込まれる冷却風が通る第2の吸気ダクト65,66を設け、これら第2の吸気ダクト65,66を流れる冷却風により前記スイッチング素子以外の電気部品(カレントトランス84,85や共振コンデンサ86,87など)を冷却する構成とした。このような構成によれば、ファン装置6に吸い込まれる吸気経路を利用して電気回路ユニット7の電気部品を冷却することができるので、電気部品を効率的に冷却することができる。また、第1の送風ダクト60の左右両側に第2の吸気ダクト65,66を配置し、第2の吸気ダクト65,66内を流れる冷却風の流れ方向を、第1の送風ダクト60内を流れる冷却風の流れ方向と対向する向きとなるように構成しているので、本体1内の狭いスペースを有効に利用することができる。
Electrical components other than the switching elements (
第1の送風ダクト60内の回路基板46上に、2個の加熱コイル21,22に対応するスイッチング素子(IGBT79,80、放熱部材81,82)を並列に配置し、第2の吸気ダクト65,66内の回路基板46上に、各加熱コイル21,22に対応する前記スイッチング素子以外の電気部品(カレントトランス84,85や共振コンデンサ86,87など)を、第1の送風ダクト60を隔てて並列に配置した。このような配置とすることで、回路基板46における電気部品の配置を最適化できる。
On the
電気回路ユニット7の回路基板46を収容した基板ケース45にファン装置6を取り付けていて、基板ケース45は、本体ケース2に対して電気回路ユニット7(回路基板46)とファン装置6とを一体的に着脱することが可能な構成となっている。この構成によれば、電気回路ユニット7とファン装置6を、本体ケース2から一緒に取り外すことができ、メンテナンス性に優れている利点がある。
The
ファン装置6に吸い込まれる冷却風が通る、本体1後部側の第1の吸気経路58(第1の吸気ダクト47参照)と、この第1の吸気経路58とは別に第1の送風ダクト60の周囲に設けられ、ファン装置6に吸い込まれる冷却風が通る第2の吸気経路69,76(第2の吸気ダクト65,66参照)とを備えている。このような構成によれば、第1の吸気経路58に加え、第1の送風ダクト60の周囲からも冷却風を吸い込む第2の吸気経路69,76を備えているので、ファン装置6による吸気風量を多く確保することができる。しかも、第1の吸気経路58と第2の吸気経路69,76では、異なった複数の場所の外気を吸い込むことになるので、1箇所のみから吸気する場合とは違い、複数箇所の空気の温度を平均化し、平均化した温度の冷却風を送風することができ、冷却対象の加熱コイル21,22や電気回路ユニット7の電気部品に対する冷却効率の向上を図ることが可能となる。
The first air intake path 58 (see the first air intake duct 47) on the rear side of the main body 1 through which the cooling air sucked into the
ちなみに、本体後部の1箇所のみから吸気する場合、その吸気する部分の空気の温度が高いと、ファン装置が送風する冷却風の温度も高くなってしまうという問題がある。この点、本実施形態によれば、上記したように、ファン装置6は異なった複数の場所の外気を吸い込むことになるので、複数箇所の空気の温度を平均化し、平均化した温度の冷却風を送風することができる。
Incidentally, when the air is sucked from only one place at the rear of the main body, there is a problem that the temperature of the cooling air blown by the fan device becomes high if the temperature of the air in the sucked portion is high. In this respect, according to the present embodiment, as described above, the
第2の吸気経路69,76を通る冷却風は、第1の送風ダクト60の上流に位置するファン装置6の下部吸込口59に吸い込まれる構成としている。この構成によれば、第1の送風ダクト60内を流れる冷却風の流れ方向と、第2の吸気経路69,76を流れる冷却風の流れ方向とが逆方向で、対向するようになっているので、本体1内の狭いスペースを有効に利用することができる。
The cooling air passing through the
ファン装置6は上部吸込口57と下部吸込口59を有し、第1の吸気経路58は上部吸込口57に繋がり、前記第2の吸気経路69,76は、上部吸込口57とは異なる下部吸込口59に繋がっている。第1の吸気経路58の吸込口(上部吸込口57)と第2の吸気経路69,76の吸込口(下部吸込口59)を異ならせることで、第1の吸気経路58、第2の吸気経路69,76を通してそれぞれスムーズに冷却風を吸い込むことができる。
The
第1の送風ダクト60内を流れる冷却風の流れと、当該第1の送風ダクト60の左右両側に位置する第2の吸気経路69,76内を流れる冷却風の流れは逆向きで、対向するように構成している。この構成によれば、本体1内の狭いスペースを有効に利用することができる。
The flow of the cooling air flowing in the
第2の吸気経路69,76は、少なくとも第1の送風ダクト60の一部に並列する第2の吸気ダクト65,66により構成していることで、第2の吸気経路69,76を容易に形成することができる。
The
第1の送風ダクト60と第2の吸気ダクト65,66とは単一の基板ケース45内に構成され、この基板ケース45の外側であって本体1の後上部に、第1の吸気経路58に外気を吸い込むための第1の吸気口49を有し、本体ケース2の前部の底壁部に、第2の吸気ダクト65,66内に外気を吸い込むための第2の吸気口68を有し、前記第1の吸気口49と前記第2の吸気口68との間にファン装置6を配置する構成とした。このような構成によれば、ファン装置6の後方に第1の吸気口49が存し、前方に第2の吸気口68が存する構成となっていて、ファン装置6は本体1における前後の異なる場所の空気を取り込むことができる。このため、第1の吸気口49が吸い込む位置の空気の温度と、第2の吸気口68が吸い込む位置の空気の温度が異なっている場合でも、ファン装置6は、それらの平均的な比較的低い温度の冷却風を送風することができ、1箇所のみの比較的高い温度の空気のみを取り込んでしまうことによって冷却効果が低下してしまうような不具合を防止することができる。
The
ファン装置6の下方に存する回路基板46において、第2の吸気経路69,76内であってファン装置6の下方に対応する部分には、放熱部材を有しないスイッチング素子以外の電気部品(マイクロコンピュータ91やノイズフィルタ用コイル90など)を配置し、放熱部材81,82を必要とするスイッチング素子(IGBT79,80)は、ファン装置6の下方とは異なる位置に配置した。これによれば、ファン装置6の下方であって高さ方向に狭い空間に放熱部材を必要としないスイッチング素子以外の電気部品を配置するようにしたので、ファン装置6における冷却ファン53を縦方向に大きくできて、送風量を多くすることができる。
In the
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張できる。
上記した実施形態では、本発明を据え置きタイプの加熱調理器に適用した場合を例示したが、キッチンに組み込まれる組み込みタイプの加熱調理器にも適用することができる。
The present invention is not limited to the above-described embodiment, and can be modified or expanded as follows.
In the above-described embodiment, the case where the present invention is applied to a stationary type cooking device is illustrated, but the present invention can also be applied to a built-in type cooking device incorporated in a kitchen.
図面中、1は本体、2は本体ケース、3はトッププレート組立、4はトッププレート、6はファン装置、7は電気回路ユニット、8はロースタユニット、10は区画板、16は仕切体、16aは側壁、17はパッキン、18は上空間、19は下空間、21,22は加熱コイル(加熱手段)、26は連通部、27,28は排気口、36は第1仕切部、37は第2仕切部、38は第3仕切部、42は操作パネルユニット、45は基板ケース、46は回路基板、53は冷却ファン、60は第1の送風ダクト、61は第2の送風ダクト(連通部に向かう冷却経路)、63は分流板部、79,80はIGBT(スイッチング素子、電気部品)、81,82は放熱部材(電気部品)、83は整流器(電気部品)、84,85はカレントトランス(電気部品)、86,87は共振コンデンサ(電気部品)、88は平滑コンデンサ(電気部品)、89はリアクタ(電気部品)、90はノイズフィルタ用コイル(電気部品)、91はマイクロコンピュータ(電気部品)、94はリレー(電気部品)、100はインバータ回路、105は調理容器を示す。
In the drawings, 1 is a main body, 2 is a main body case, 3 is a top plate assembly, 4 is a top plate, 6 is a fan device, 7 is an electric circuit unit, 8 is a roaster unit, 10 is a partition plate, 16 is a partition, 16a Is a side wall, 17 is a packing, 18 is an upper space, 19 is a lower space, 21 and 22 are heating coils (heating means), 26 is a communication portion, 27 and 28 are exhaust ports, 36 is a first partitioning portion, and 37 is a first partitioning portion. 2 partition sections, 38 a third partition section, 42 an operation panel unit, 45 a board case, 46 a circuit board, 53 a cooling fan, 60 a first air duct, 61 a second air duct (communication section) , 63 is a shunt plate, 79 and 80 are IGBTs (switching elements, electrical components), 81 and 82 are heat dissipation members (electrical components), 83 is a rectifier (electrical components), and 84 and 85 are current transformers. (
Claims (7)
このトッププレートの下方の空間を上空間と下空間とに仕切るように設けられ、前記上空間と前記下空間とを連通させる連通部を有した仕切体と、
前記上空間内に収容配置され、前記調理容器を誘導加熱する複数個の加熱コイルと、
前記下空間内に配置され、前記加熱コイルに高周波電流を供給するための電気部品を有する電気回路ユニットと、
前記加熱コイル及び前記電気回路ユニットの前記電気部品を冷却する冷却ファンとを備え、
前記上空間は、前記仕切体により、前記トッププレートと前記仕切体との間が密閉されるような空間となるように構成し、前記冷却ファンによる冷却風を、前記電気部品を冷却する冷却風と前記加熱コイルを冷却する冷却風とに分け、前記加熱コイルを冷却する冷却風は、前記連通部に向かう冷却経路に流す構成とし、
前記仕切体には、前記上空間内に流入した冷却風を当該上空間から排出するための排気口を、前記複数個の加熱コイルにそれぞれ対応して複数個設け、
前記仕切体における前記上空間側に、隣り合った加熱コイル間で、且つ前記連通部と前記排気口間に位置させて第1仕切部を設け、前記連通部から前記上空間内に流入した冷却風を、前記第1仕切部により前記複数個の各加熱コイルに分けて流す構成としたことを特徴とする加熱調理器。 A top plate on which the cooking container is placed;
A partition body provided to partition the space below the top plate into an upper space and a lower space, and having a communication portion for communicating the upper space and the lower space;
A plurality of heating coils that are housed and arranged in the upper space and that induction heat the cooking vessel;
An electric circuit unit disposed in the lower space and having an electric component for supplying a high-frequency current to the heating coil;
A cooling fan that cools the electrical components of the heating coil and the electrical circuit unit;
The upper space is configured to be a space in which the space between the top plate and the partition is sealed by the partition, and cooling air from the cooling fan is used as cooling air for cooling the electrical components. And cooling air that cools the heating coil, the cooling air that cools the heating coil is configured to flow in a cooling path toward the communication portion ,
The partition is provided with a plurality of exhaust ports corresponding to the plurality of heating coils, for discharging the cooling air flowing into the upper space from the upper space,
On the upper space side of the partition, a first partition is provided between adjacent heating coils and between the communication portion and the exhaust port, and cooling that has flowed into the upper space from the communication portion A cooking device according to claim 1, wherein the wind is divided into the plurality of heating coils by the first partitioning portion .
このトッププレートの下方の空間を上空間と下空間とに仕切るように設けられ、前記上空間と前記下空間とを連通させる連通部を有した仕切体と、
前記上空間内に収容配置され、前記調理容器を誘導加熱する複数個の加熱コイルと、
前記下空間内に配置され、前記加熱コイルに高周波電流を供給するための電気部品を有する電気回路ユニットと、
前記加熱コイル及び前記電気回路ユニットの前記電気部品を冷却する冷却ファンとを備え、
前記上空間は、前記仕切体により、前記トッププレートと前記仕切体との間が密閉されるような空間となるように構成し、前記冷却ファンによる冷却風を、前記電気部品を冷却する冷却風と前記加熱コイルを冷却する冷却風とに分け、前記加熱コイルを冷却する冷却風は、前記連通部に向かう冷却経路に流す構成とし、
前記仕切体には、前記上空間内に流入した冷却風を当該上空間から排出するための排気口を、前記複数個の加熱コイルにそれぞれ対応して複数個設け、
前記仕切体における前記上空間側に、隣り合った前記排気口間を仕切る第2仕切部を設けたことを特徴とする加熱調理器。 A top plate on which the cooking container is placed;
A partition body provided to partition the space below the top plate into an upper space and a lower space, and having a communication portion for communicating the upper space and the lower space;
A plurality of heating coils that are housed and arranged in the upper space and that induction heat the cooking vessel;
An electric circuit unit disposed in the lower space and having an electric component for supplying a high-frequency current to the heating coil;
A cooling fan that cools the electrical components of the heating coil and the electrical circuit unit;
The upper space is configured to be a space in which the space between the top plate and the partition is sealed by the partition, and cooling air from the cooling fan is used as cooling air for cooling the electrical components. And cooling air that cools the heating coil, the cooling air that cools the heating coil is configured to flow in a cooling path toward the communication portion,
The partition is provided with a plurality of exhaust ports corresponding to the plurality of heating coils, for discharging the cooling air flowing into the upper space from the upper space,
A cooking device according to claim 1, wherein a second partition for partitioning the adjacent exhaust ports is provided on the upper space side of the partition .
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