JP5225802B2 - Dvd等の記録媒体収容ケース - Google Patents

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Description

本発明はDVD、CD等の記録媒体を収容し、盗難されないように構成した貸出し又は販売用の収容ケースに関するものである。
ビデオテープの場合も同じであるが、DVDをケースのまま店内の陳列棚に直接配列している場合には盗難に遭うケースが多い。勿論、DVDの貸出しケースには盗難防止用のタグシールが貼着されていて、店の出入り口にある盗難防止ゲートをそのまま通過することで警報が鳴るようなシステムを採用している。しかし、このタグシールを剥してしまうならば、そのまま持ち出しても盗難防止ゲートが感知して警報を発することはない。
そこで、DVDを入れた貸出しケースにはロックプレートが挿入され、該貸し出しケースは開かないようにロックされると共に、ロックプレートに上記タグシールが貼着されている。そして、貸し出しケースは別の陳列用ケースに入れた状態で店内の陳列棚に配列し、顧客は陳列ケースから貸し出しケースを取出して店のカウンターへ運んで借りることが出来る。この際、店員は所定の手続きをとった上でDVDを収容した貸出しケースを顧客に手渡すことになるが、この貸出しケースからDVDが取出せるように解錠しなくてはならない。
特許第3459997号に係る「盗難防止機能を備えたDVD等の貸出しケース」は、店内の棚に陳列したDVD等が盗難に遭わないように盗難防止機能を備えたDVD等の貸出しケースであり、該貸出しケースはDVD等の中心穴に嵌るヘソを備えた本体ケースと本体ケースを閉じる蓋から成っている。ケースの側面開口から警報装置が感知するタグシール等を有すロック板をロック板嵌入空間にスライドして嵌入することで蓋が開かないように互いに噛み合ってロックする構造とし、ロック板の側縁にはケースから外側へ突出するツメを備え、又基部を中心として撓み変形する板バネを備えると共に、該板バネにはロックツメを設けてケースに形成した係止部に係止して外れないようにし、そして磁石にて板バネを引き寄せることでロックツメを係止部から解錠することで上記ツメを引いてロック板が抜取られるようになっている。
そこで、上記ロックツメを係止部から外す為に磁石が用いられ、磁石の磁気力を利用してロックツメを磁石側へ引き寄せて係止部から外し、その状態でロック板(ロックプレート)をスライドして取外すことが出来る。ここで、ロックプレートにはタグシールが貼着されていて、取外さないで貸出しケースを持ち出すならば、出入り口に設置している防犯装置が感知して警報を発するようにしている。
このようにロックプレートを挿入することで貸出しケースの蓋を開くことは出来なく、盗難からDVDを守ることは出来る。しかし、従来の貸出しケースの蓋は肉厚を薄くした継手部を介して開閉出来るように構成したものであり、該継手部をカッター等で切断するならば、ロックプレート抜取ることなく挿入されていても蓋は簡単に開いてしまい、その結果、DVDは盗まれる。
図4は従来の収容ケースの継手部(イ)をカッターで切断した場合であり、同図のように蓋(ロ)の継手部側を開くことが出来る。該継手部(イ)と対向する側にはロック部材(ロックプレート)が挿入されている為に開かないが、同図のように継手部側をある程度開くことが出来れば、蓋(ロ)をこじ開けて破壊することが可能と成る。従って、収容されているDVDを盗難から守ることは出来ない。
勿論、収容ケースの継手部(イ)を薄肉化した構造とすることなく、金属製の軸ピンを用いるならば、カッターで切断して開くことは容易でない。図5は金属製軸ピン(ハ)を用いた継手構造の収容ケースを示している具体例である。しかし、継手部(イ)に金属製軸ピン(ハ)を用いることで製作コストが高騰する。すなわち、薄肉化した継手部であれば本体ケースと蓋を同時成形することが可能であるが、軸ピン(ハ)によって蓋(ロ)が開閉出来るように取付ける構造の場合、本体ケース(ニ)と蓋(ロ)とは別々に成形され、後で軸ピン(ハ)を軸穴に嵌めなくてはならない。その為に、収容ケースのコストはかなり高くなる。
特許第3459997号に係る「盗難防止機能を備えたDVD等の貸出しケース」
このように、従来の記録媒体の収容ケースには上記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題はこの問題点であり、あくまでも製作コストが安くなる薄肉化継手部構造の収容ケースとし、しかし蓋の継手部を切断しても開くことが出来ないようにしたDVD、CD等の貸出し又は販売用の収容ケースを提供する。
本発明に係る収容ケースはDVD、CD、ゲームソフト、ICチップなどの記録媒体を収容し、その為に本体ケースと蓋を有し、該蓋は薄肉化した継手部を介して開閉することが出来る。そして、ロック部材を有し、該ロック部材は蓋を閉じた状態で収容ケースのロック部材挿入空間に挿入されて蓋はロックされる。
本体ケースの底にはDVD、CD等の中心穴に嵌るヘソが突出して設けられているが、これらの基本的構造は従来の貸出し用ケースと共通している。ただし、記録媒体の形態によっては上記ヘソを設けない場合もある。そして、ロック部材の具体的な構造及び形態は特に限定せず、挿入されることで蓋が開かないように構成し、しかも該ロック部材は解除しない限り収容ケースから抜取ることが出来ない構造と成っている。
ところで、本発明の収容ケースの継手部は薄肉化して構成しているが、この継手部をカッター等で切断しても該蓋は開かないようにしている。すなわち、蓋が閉じることで本体ケースと互いに噛み合う係合部を設けている。該係合部は係合溝と係合片から成り、本体ケース側と蓋側に互いに噛み合う係合溝と係合片が夫々形成されているが、該係合溝と係合片は夫々何れの側に設けることも出来る。
本発明に係る収容ケースは蓋が開かないようにロック部材が挿入され、又、薄肉化した継手部をカッターで切断しても蓋が開くことはない。すなわち、蓋は薄肉化した継手部を介して本体ケースと接続しているが、該継手部側には互いに噛み合う係合溝と係合片が設けられ、蓋が閉じることで係合片は係合溝に噛み合って開かないようになる。
すなわち、継手部を切断しても係合片が係合溝に噛み合っていることで、該蓋を開くことは出来ず、収容されているDVD,CD等の記録媒体が盗難に遭うことは無くなる。そして、収容ケースは蓋が閉じることで互いに噛み合う係合溝と係合片を有しているが、本体ケースと蓋は一体成形される為に、製作コストは低く抑えることが出来る。
図1は本発明に係る収容ケースの具体例であり、ロック部材を外して蓋を開いた状態を表している。同図の1は本体ケース、2は蓋、3は継手部を夫々示し、蓋2は該継手部3を介して開閉することが出来る。本体ケース1の底面4の中央には載置部5が突出して設けられ、該載置部5にはヘソ6を突出している。そこで、DVDは載置部5に載り、中心穴にヘソ6が嵌って取付けられる。
一方、蓋2の中央には押え片7,7・・が起立し、蓋2が閉じることで上記載置部5に載って取付けられたDVDを押え片7,7・・にて押えることが出来、DVDはヘソ6から外れない。そして、蓋2を閉じた時にロック部材(図示なし)が挿入されるロック部材挿入空間8が設けられている。本発明ではこのロック部材の具体的な構造や形態は限定しないことにし、蓋2を閉じてロック部材挿入空間8に挿入されたロック部材は解除しない限り外れないようにロックされる。
図2は本発明に係る収容ケースの継手部3付近の拡大図を示している。蓋2は本体ケース1に薄肉化した継手部3にて繋がれており、該継手部3を介して蓋2は開閉出来る。そして、本体ケース1には係合溝9,9が継手部側の両側に設けられ、蓋2には係合片10,10を継手部側の両側に形成している。該係合溝9は本体ケース1の背側板11の上縁部から水平に延びる上板12を有し、外側板13から所定の間隔をおいて仕切り板14を平行に有している。
従って、上記係合溝9は本体ケース1の継手部側の両側に設けられ、背側板11、外側板13、仕切り板14、及び上板12にて囲まれ、正面側が開口している。一方、係合片10はその縦断面が概略L形を成し、外側板15と仕切り板16とで挟まれ、この係合片10,10は蓋2の継手部側の両側に形成されている。
図3(a)は蓋2を閉じた場合、そして(b)は継手部3が切断された状態の断面図を表している。蓋2が閉じることで係合片10は係合溝9に嵌る。ところで、蓋2が閉じられた状態で継手部3がカッターで切断されると、図3(b)のようになる。しかし、継手部側の蓋2は僅かに開くが、係合片10が上板12に当ってしまい、大きく開くことは出来ない。その為に、収容されているDVDが盗まれることはない。
勿論、蓋2の両外側板15,15は本体ケース1の外側板13,13と噛み合っている為に、蓋2が左右へ横ズレすることも出来ない。実施例では図3(a)に示すように、係合片10が嵌る係合溝9は大きくて、継手部3を切断した場合に蓋2の継手部側を僅かに持ち上げることが出来るが、係合溝9の縦寸法を小さくすれば、蓋2は殆ど持ち上がらない。
ところで、上記実施例では係合溝9を本体ケース1に設け、係合片10を蓋側に形成しているが、これとは逆に係合溝9を蓋側に設け、係合片10を本体ケース1に設けることは可能である。このように、逆配置にした場合であっても、蓋2が閉じるならば係合片10は係合溝9に嵌って噛み合うことが出来る。
本発明に係る収容ケースを示す実施例で、蓋を開いた状態。 収容ケースの継手側の詳細図。 (a)は蓋が閉じて係合溝に係合片が嵌っている場合、(b)は継手部が切断された場合。 従来の収容ケースの継手部が切断された場合。 軸ピンを用いて蓋を取付けた収容ケース。
符号の説明
1 本体ケース
2 蓋
3 継手部
4 底面
5 載置部
6 ヘソ
7 押え片
8 ロック部材挿入空間
9 係合溝
10 係合片
11 背側板
12 上板
13 外側板
14 仕切り板
15 外側板
16 仕切り板

Claims (4)

  1. DVD、CD等の記録媒体を収容する為の収容ケースにおいて、該収容ケースは本体ケースと蓋から成って、該蓋は薄肉化した継手部を介して開閉可能に取付けられ、又、盗難防止の為にロック部材を挿入して開くことが出来ない構造としており、そして薄肉化された上記継手部がカッターなどで切断されても開口しないように継手部側の本体ケースと蓋には互いに噛み合う係合溝と係合片を設けたことを特徴とするDVD等の記録媒体収容ケース。
  2. 上記係合溝を本体ケースの継手部両側に設け、上記蓋の継手部両側には係合溝に嵌る係合片を設けた請求項1記載のDVD等の記録媒体収容ケース。
  3. 上記係合溝を蓋の継手部両側に設け、上記本体ケースの継手部両側には係合溝に嵌る係合片を設けた請求項1記載のDVD等の記録媒体収容ケース。
  4. 上記係合溝は背側板から水平に延びる上板と外側板及び仕切り板によって囲まれた空間にて形成し、上記係合片は概略L形とした請求項1、請求項2、又は請求項3記載のDVD等の記録媒体収容ケース。
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