JP3982587B2 - ディスク収納保護ケース用の外装ケース - Google Patents

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Description

本発明は、CD又はDVD等の記録媒体ディスクを保護ケースに収納した商品をレンタルや販売等のために店舗で陳列展示する際に使用する外装ケースに関する。
従来、音楽等を録音したCDや、映画等を収録したDVD等のようなソフトを格納したディスクがレンタルされている。この場合、ディスクは保護ケースに収納された状態で貸し出されるが、店舗内では展示用の外装ケースに収納した状態で陳列棚に起立載置され展示されている。
店舗での展示に際しては、ディスクを収納した保護ケースを外装ケースに挿入し収容した状態で、保護ケースの上端部を外装ケースの上部開口縁から突出せしめている。これにより、顧客や店員は、突出せしめられた保護ケースの上端部を摘むことにより、外装ケースから容易に取出すことができる。また、顧客は、陳列棚上に展示された外装ケースから突出する保護ケースの上端部を視認することにより、外装ケースの内部に保護ケースが存在する貸し出し可能な「貸し出し待機中」の状態であるか、或いは、先客に貸し出されることにより外装ケースを空とした「貸し出し中」ないし「貸し出し済」の状態であるかを容易に判別できる。
特開2001−301855公報
外装ケースは、相互に対向する背壁及び腹壁と、背壁及び腹壁の間に形成された挿入室を表裏から被う表壁及び裏壁を備え、保護ケースを上部の開口部から挿入室に挿脱自在に挿入するように構成されており、背壁に設けられた開閉ヒンジ部を介して開閉自在とされる第一分割ケースと第二分割ケースを合成樹脂により一体成形され、両分割ケースを合掌状に閉鎖することにより上部を開口した箱形に組立てられている。そして、外装ケースの外側表面には、当該ソフトの内容に関連する写真や説明文を記載したジャケットシートが添設され、店舗での展示効果を図っている。通常、表壁、背壁、裏壁のほぼ全面を透明シートにより被覆し、該透明シートの両端縁を表壁と裏壁に溶着することにより、該透明シートの内側にジャケットシートが挿入される。即ち、第一分割ケースと第二分割ケースを相互に開いた状態で透明シートが弛み撓むので、その隙間にジャケットシートを挿入することができ、両分割ケースを合掌状に閉鎖すると透明シートが緊張されるので、ジャケットシートを保持できる構成とされている。
一般的に、ジャケットシートは、ソフトを格納したディスクの供給者から提供され、その縦横寸法が予め定められている。このため、外装ケースの寸法は、そのジャケットシートの大きさに適合するように設計される。即ち、ジャケットシートの寸法が縦La、横Waとされている場合、外装ケースの寸法は、箱形に組立てられた状態で、縦方向の長さLbが、Lb>La(但しLb=Laに近い)とされ、幅方向の長さWbと厚さ(背壁の幅寸法)Tが、T+Wb×2>Wa(但しT+Wb×2=Waに近い)とされる。これにより、外装ケースの厚さTは、必然的に所定の寸法に決定される。
そこで、ディスクを収納する保護ケースは、外装ケースに挿入した状態で、内部で遊動しガタツキを生じないように、前記厚さTにほぼ適合するような比較的分厚い肉厚t1となるように形成されるのが一般的である。
この点に関して、通常、保護ケースには防犯タグが貼付され、顧客が無断でディスク保護ケースを店外に持ち出すと、防犯システムの警報により検知される。しかしながら、悪質な顧客は、保護ケースからディスクだけを不正に抜き取り、店外に持ち出そうとする。このため、保護ケースは、所定の解錠手段を用いない限りケースを開放できないようにロックする施錠装置を備えたものが提供されている。そして、このような施錠装置を備えた保護ケースは、分厚い肉厚t1に形成され、これを外装ケースに挿入した状態で、前記厚さTにほぼ適合する。
ところが、レンタルショップ等におけるコスト削減の傾向に鑑みるとき、施錠装置を備えた高コストの保護ケースのみならず、施錠装置を備えない低コストの保護ケースに対するニーズが依然として存在し、その場合、保護ケースは、ディスク保護の役目を担えば足りるので、可及的に薄い肉厚t2とされた可及的に安価なものが求められる。
しかしながら、上述のように外装ケースは、厚さTが所定の寸法とされているため、このような薄い肉厚t2とされた保護ケースを外装ケースに挿入したとき、内部で遊動しガタツキを生じるという問題がある。
本発明は、ディスクを収納する保護ケースに関して、前述のような分厚い肉厚t1とされた第一保護ケースと、薄い肉厚t2とされた第二保護ケースを選択的に挿入自在とした外装ケースを提供するものである。即ち、外装ケースは、このような肉厚を相違する保護ケースに対して兼用型とされており、薄い第二保護ケースを挿入するときは、極めて簡単な作業で挿入室の内部空間を規制し、該第二保護ケースが内部でガタツキを生じることなく好適に保持されるように構成されている。
そこで、本発明が第一の手段として構成したところは、CD又はDVD等のディスクを収納する保護ケースを上部の開口部から挿入室に挿脱自在に挿入せしめ、挿入された保護ケースの一部分を前記開口部の開口縁から突出した状態で保持する外装ケースにおいて、前記保護ケースに関して、分厚い肉厚t1とされた第一保護ケースと、薄い肉厚t2とされた第二保護ケースを選択的に挿入自在とする構成であり、外装ケースは、開口縁の近傍から保護ケースの挿入方向に延びる縦リブを設けると共に、該縦リブの近傍で開口縁に沿って形成された第一ヒンジ部を介して揺動自在な板状の舌片を設けており、前記舌片は、前記第一ヒンジ部とほぼ平行な第二ヒンジ部を介して相互に揺動自在な第一板部と第二板部を構成しており、第一板部を第一ヒンジ部を介して開口縁から挿入室に向けて折曲した状態で、第一板部と第二板部をほぼ同一平面上に展開した展開姿勢と、第二ヒンジ部を介して第一板部と第二板部を山折状に屈折した屈折姿勢との間で、姿勢変更自在に構成されると共に、第二板部の先端近傍部に縦リブに干渉する係止突起を設けており、前記縦リブは、展開姿勢とされた舌片の係止突起を係止せしめる第一係止部と、屈折姿勢とされた舌片の係止突起を係止せしめる第二係止部を設けており、舌片を展開姿勢とした状態で第一保護ケースを挿入保持し、舌片を屈折姿勢とした状態で第二保護ケースを挿入保持するように構成して成る点にある。
また、本発明が第二の手段として構成したところは、CD又はDVD等のディスクを収納する保護ケースを上部の開口部から挿入室に挿脱自在に挿入せしめ、挿入された保護ケースの一部分を前記開口部の開口縁から突出した状態で保持する外装ケースであって、少なくとも、相互に対向する背壁及び腹壁と、背壁及び腹壁の間に形成された挿入室を表裏から被う表壁及び裏壁を備え、挿入された保護ケースを下方から支持する支持座を挿入室の下部に設けた構成において、前記保護ケースに関して、分厚い肉厚t1とされた第一保護ケースと、薄い肉厚t2とされた第二保護ケースを選択的に挿入自在とする構成であり、外装ケースは、腹壁の近傍から前記支持座に向けて斜め下向きに延びるガイド部を設ける一方、背壁に近隣する開口縁の近傍から保護ケースの挿入方向に延びる縦リブを設け、該縦リブの近傍で開口縁に沿って形成された第一ヒンジ部を介して揺動自在な板状の舌片を設けており、前記舌片は、前記第一ヒンジ部とほぼ平行な第二ヒンジ部を介して相互に揺動自在な第一板部と第二板部を構成しており、第一板部を第一ヒンジ部を介して開口縁から挿入室に向けて折曲した状態で、第一板部と第二板部をほぼ同一平面上に展開した展開姿勢と、第二ヒンジ部を介して第一板部と第二板部を山折状に屈折した屈折姿勢との間で、姿勢変更自在に構成されると共に、第二板部の先端近傍部に縦リブに干渉する係止突起を設けており、前記縦リブは、展開姿勢とされた舌片の係止突起を係止せしめる第一係止部と、屈折姿勢とされた舌片の係止突起を係止せしめる第二係止部を設けており、舌片を展開姿勢とした状態で第一保護ケースを挿入保持し、舌片を屈折姿勢とした状態で第二保護ケースを挿入保持するように構成して成る点にある。
本発明の実施形態において、外装ケースは、背壁に設けられた開閉ヒンジ部を介して開閉自在とされる第一分割ケースと第二分割ケースを合成樹脂で一体成形した構成とされ、外装ケースの開口縁を形成する第一分割ケースの上縁と第二分割ケースの上縁の一方に前記舌片を合成樹脂で一体成形している。そして、外装ケースは、背壁と第一分割ケース及び第二分割ケースを展開した状態で一体成形され、前記舌片は、第一分割ケース又は第二分割ケースの上縁から外向きに展開した状態で一体成形されている。
本発明によれば、外装ケース3は、舌片17を展開姿勢とすることにより、分厚い肉厚t1とされた第一保護ケース1aを好適に挿入保持することができ、舌片17を屈折姿勢とすることにより、薄い肉厚t2とされた第二保護ケース1bを挿入室5の内部でガタツキを生じないように好適に挿入保持することができる。このため、舌片17を展開姿勢と屈折姿勢の間で姿勢変更するだけの簡単な作業で、外装ケース3を第一保護ケース1aと第二保護ケース1bの兼用型として使用することができる。
しかも、舌片17を展開姿勢と屈折姿勢において係止固定するための第一係止部22と第二係止部23は、挿入室5を区成するための縦リブ15を利用して形成されているので、別途、複雑な構造を採用する必要がなく、実施化が容易であると共に、安価に提供できる点で優れている。
ところで、外装ケース3の挿入室5にガイド部12を設けておけば、第一保護ケース1aと第二保護ケース1bの何れに関しても、常に、背壁6に近接する状態で挿入保持せしめることが可能であり、従って、陳列棚の上に背壁6が正面向きとなるように外装ケース3を起立載置した状態で、隣接する外装ケース3、3に入れられた保護ケース1、1の背壁が相互に前後に段違い状にならず、整列された状態で陳列されるという効果がある。
しかも、薄い肉厚t2とされた第二保護ケース1bを挿入保持するに際しては、屈折姿勢とされる舌片17とガイド部12の二つの手段により、第二保護ケース1bの幅方向と厚さ方向の2方向のガタツキを同時に防止し、挿入室5の内部で好適に保持できる。
更に、舌片17は、第一分割ケース3a又は第二分割ケース3bの上縁から外向きに展開した状態で一体成形すれば、外装ケース3の製造時に、背壁6と第一分割ケース3a及び第二分割ケース3bを展開した状態で合成樹脂により一体成形する際に、金型のキャビティを延長するだけで舌片17を簡単容易に成形することができるという顕著な効果がある。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。
図1は、ディスクDを収納した保護ケース1と、外装ケース3を展開した状態を示しており、図2は、組立てられた箱形の外装ケース3に保護ケース1を挿入した状態を示している。
保護ケース1は、図示省略しているが開閉自在に構成され、内部にディスクDを収納しており、上端部に表示部2を設けている。表示部2は、例えば、レンタル用の保護ケース1の場合、外装ケース3に挿入した状態で、該保護ケース1の存在を示す文字や、貸し出し可能な期間を示す文字(例えば「7泊8日」等の文字)や、メッセージ(例えば「カウンターまでお持ち下さい」等の文字)や、その他の任意の情報が表示されている。上述の通り、本発明の外装ケース3は、分厚い肉厚t1とされた第一保護ケース1a(図3)と、薄い肉厚t2とされた第二保護ケース1b(図5)を選択的に挿入自在とする兼用型のものとされており、保護ケース1の構造等は、本発明の目的でないので、その詳細な説明は省略する。
外装ケース3は、図2並びに図4及び図6に示すように、上部の開口部3から保護ケース1を挿入せしめる挿入室5を形成する箱形に構成されており、相互に対向する背壁6及び腹壁7と、背壁6及び腹壁7の間に形成された挿入室5を表裏から被う表壁8及び裏壁9と、挿入室5の下方で底部を形成する底壁10とを備えており、挿入室5の内部に、該挿入室に挿入された保護ケース1を下方から支持する支持座11を設けると共に、腹壁7の近傍から支持座11に向けて斜めに下向きに延びるガイド部12を設けている。
図1に示すように、外装ケース3は、背壁6の両側に設けられた開閉ヒンジ部13、13を介して開閉自在とされる第一分割ケース3aと第二分割ケース3bを展開した状態で合成樹脂により一体成形されている。第一分割ケース3aは、前記表壁8を備えると共に該表壁3の側縁と底縁に沿って分割腹壁7aと分割底壁10aを形成し、第二分割ケース3bは、前記裏壁9を備えると共に該裏壁9の側縁と底縁に沿って分割腹壁7bと分割底壁10bを形成しており、開閉ヒンジ部13、13を介して第一分割ケース3aと第二分割ケース3bを合掌状に閉鎖することにより、相互に分割腹壁7a、7bと分割底壁10a、10bを嵌着せしめ、図2に示すような上部に開口部4を有する箱形の外装ケース3として組立てられる。尚、外装ケース3は、表壁8、背壁6、裏壁9のほぼ全面を柔軟な合成樹脂フィルムないしシートから成る透明シート14により被覆されると共に、該透明シート14の両端縁を表壁8と裏壁9の側縁に沿って溶着14aされ、図示省略しているが、該透明シート14の内側にジャケットシートが挿入される。
図例の場合、支持座11、11は、表壁8と裏壁9のそれぞれに内側に形成された分割支持座11a、11aと、分割支持座11b、11bにより形成され、第一分割ケース3aと第二分割ケース3bを合掌状に閉鎖することにより外装ケース3を組立てた状態で、分割支持座11a、11aと分割支持座11b、11bを相互に衝合せしめ又は近接対向せしめることにより支持座11、11を構成するが、挿入室5の下部で保護ケース1を下方から支持するものであれば良く、従って、表壁8と裏壁9の何れか一方にのみ設けても良い。
また、図例において、ガイド部12は、第二分割ケース3bに設けているが、第一分割ケース3aに設けても良い。後述するように、ガイド部12は、保護ケース1を外装ケース3の開口部4から挿入室5に挿入した際、該保護ケース1を挿入室5の内部で背壁6の方向に向けて案内するためのものであるから、案内の必要がない場合には設けなくても良く、更に、ガイド部12を着脱自在又は折畳み自在に構成しても良い。
外装ケース3は、開口部4の開口縁の近傍から背壁6と平行に延びる縦リブ15を一体に形成しており、該縦リブ15の近傍で開口縁に沿って形成された第一ヒンジ部16を介して揺動自在な板状の舌片17を一体に形成している。図例の場合、縦リブ15及び舌片17は、第二分割ケース3bに一体成形されているが、第一分割ケース3aに一体成形しても良い。舌片17は、第一分割ケース3a又は第二分割ケース3bの上縁から外向きに展開した状態で一体成形されるように構成され、従って、背壁6と第一分割ケース3a及び第二分割ケース3bを展開した状態で合成樹脂により一体成形する際に、金型のキャビティを延長するだけで舌片17を簡単容易に成形することができる。
舌片17は、第一ヒンジ部16と平行な第二ヒンジ部18を介して相互に揺動自在な第一板部19と第二板部20を構成しており、第一板部19を第一ヒンジ部16を介して開口縁から挿入室5に向けて折曲した状態で、第一板部19と第二板部20をほぼ同一平面上に展開した展開姿勢と、第二ヒンジ部18を介して第一板部19と第二板部20を山折状に屈折した屈折姿勢の間で、姿勢変更自在に構成され、第二板部20の先端近傍部に縦リブ15に干渉する係止突起21を設けている。
このような舌片17に対して、縦リブ15は、展開姿勢とされた舌片17の係止突起21を係止せしめる第一係止部22と、屈折姿勢とされた舌片17の係止突起21を係止せしめる第二係止部23を設けている。図例の場合、第一係止部22及び第二係止部23のそれぞれは、縦リブ15を分断状に切欠した凹部により係止突起21を嵌合するように構成しているが、これに限定されるものではなく、要するに、舌片17の展開姿勢と屈折姿勢のそれぞれに対応して、係止突起21を係止せしめるものであれば良い。
(第一保護ケース1aを挿入する際の作用)
図3及び図4は、外装ケース3に対して、分厚い肉厚t1とされた第一保護ケース1aを挿入する場合の作用を示している。この場合、舌片17は、第一ヒンジ部16を介して開口縁から挿入室5に向けて折曲した状態で、第一板部19と第二板部20をほぼ同一平面上に展開した展開姿勢とされ、係止突起21を第一係止部22に係止する。従って、舌片17は、全体として裏壁9に沿って定置されている。
そこで、第一保護ケース1aを外装ケース3の開口部4から挿入室5に挿入すると、先ず、第一保護ケース1aの挿入端がガイド部12に当接し、該ガイド部12に沿って第一保護ケース1aを背壁6(縦リブ15)に向けて案内された後、支持座11により下方から支持され、挿入室5の内部に保持される。この状態で、第一保護ケース1aは、上端部の表示部2を開口部4から上方に突出する。
このように、第一保護ケース1aは、背壁6(縦リブ15)に近接した状態で保持される。従って、陳列棚の上に背壁6が正面向きとなるように外装ケース3を起立載置した状態で、隣接する外装ケース3、3に入れられた保護ケース1、1の背壁は、相互に前後に段違い状にならず、整列された状態で陳列される。
第一保護ケース1aは、分厚い肉厚t1とされているので、挿入室5の内部で遊動によりガタツキを生じることなく、好適に保持される。
(第二保護ケース1bを挿入する際の作用)
図5及び図6は、外装ケース3に対して、薄い肉厚t2とされた第二保護ケース1bを挿入する場合の作用を示している。この場合、舌片17は、第一ヒンジ部16を介して開口縁から挿入室5に向けて折曲した状態で、第二ヒンジ部18を介して第一板部19と第二板部20を山折状に屈折した屈折姿勢とされ、係止突起21を第二係止部23に係止する。従って、外装ケース3の挿入室5は、開口部4の近傍において舌片17により狭められている。
そこで、第二保護ケース1bを外装ケース3の開口部4から挿入室5に挿入すると、先ず、第二保護ケース1bの挿入端がガイド部12に当接し、該ガイド部12に沿って第二保護ケース1bを背壁6(縦リブ15)に向けて案内された後、支持座11により下方から支持され、挿入室5の内部に保持される。この状態で、第二保護ケース1bは、上端部の表示部2を開口部4から上方に突出する。
このように、第二保護ケース1bは、背壁6(縦リブ15)に近接した状態で保持される。従って、陳列棚の上に背壁6が正面向きとなるように外装ケース3を起立載置した状態で、隣接する外装ケース3、3に入れられた保護ケース1、1の背壁は、相互に前後に段違い状にならず、整列された状態で陳列される。この整列状態は、隣接する外装ケース3、3のうち、一方の外装ケース3が分厚い第一保護ケース1aを挿入保持し、他方の外装ケース3が薄い第二保護ケース1bを挿入保持している場合でも、同様である。
第二保護ケース1bは、薄い肉厚t2とされているので、本来であれば挿入室5の内部で遊動によりガタツキを生じることになるが、前述のように舌片17が屈折姿勢とされているので、該舌片17により好適に保持され、ガタツキを生じることはない。
舌片17は、開口部4における開口縁の全長に延びるように長尺に形成しても良いが、図例のように、背壁6に近隣する縦リブ15から開口縁に沿う短尺の板体により形成した場合でも、図6(A)に示すように、第二保護ケース1bの幅W1に対して、開口部4の舌片17を除く開口幅W2を、W1>W2に形成しておけば、挿入された第二保護ケース1bが常に舌片17に保持される。しかも、前述のように、第二保護ケース1bは、挿入室5に挿入される際に、ガイド部12により縦リブ15に向けて案内移動され、該ガイドリブ12を介して挿入室5の内部で腹壁7に向けて移動することを阻止されているので、該ガイドリブ12により第二保護ケース1bの幅方向のガタツキを防止され、舌片17により第二保護ケース1bの厚さ方向のガタツキを防止され、挿入室5の内部で好適に保持される。
本発明の1実施形態を展開状態で示す斜視図である。 本発明の1実施形態を組立状態で示しており、保護ケースを挿入保持せしめた状態を示す斜視図である。 外装ケースに第一保護ケースを挿入する際の作用を破断して示す斜視図である。 外装ケースに第一保護ケースを挿入する際の作用を示しており、(A)は正面側から見た断面図、(B)は側面から見た拡大断面図、(C)は舌片の展開状態を示す拡大断面図である。 外装ケースに第二保護ケースを挿入する際の作用を破断して示す斜視図である。 外装ケースに第二保護ケースを挿入する際の作用を示しており、(A)は正面側から見た断面図、(B)は側面から見た拡大断面図、(C)は舌片の展開状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 保護ケース
1a 第一保護ケース
1b 第二保護ケース
3 外装ケース
3a 第一分割ケース
3b 第二分割ケース
4 開口部
5 挿入室
6 背壁
7 腹壁
8 表壁
9 裏壁
11 支持座
12 ガイド部
13 開閉ヒンジ部
14 透明シート
15 縦リブ
16 第一ヒンジ部
17 舌片
18 第二ヒンジ部
19 第一板部
20 第二板部
21 係止突起
22 第一係止部
23 第二係止部

Claims (3)

  1. CD又はDVD等のディスクを収納する保護ケースを上部の開口部から挿入室に挿脱自在に挿入せしめ、挿入された保護ケースの一部分を前記開口部の開口縁から突出した状態で保持する外装ケースにおいて、前記保護ケースに関して、分厚い肉厚t1とされた第一保護ケース(1a)と、薄い肉厚t2とされた第二保護ケース(1b)を選択的に挿入自在とする構成であり、
    外装ケース(3)は、開口縁の近傍から保護ケースの挿入方向に延びる縦リブ(15)を設けると共に、該縦リブの近傍で開口縁に沿って形成された第一ヒンジ部(16)を介して揺動自在な板状の舌片(17)を設けており、
    前記舌片(17)は、前記第一ヒンジ部(16)とほぼ平行な第二ヒンジ部(18)を介して相互に揺動自在な第一板部(19)と第二板部(20)を構成しており、第一板部(19)を第一ヒンジ部(16)を介して開口縁から挿入室に向けて折曲した状態で、第一板部(19)と第二板部(20)をほぼ同一平面上に展開した展開姿勢と、第二ヒンジ部(18)を介して第一板部(19)と第二板部(20)を山折状に屈折した屈折姿勢との間で、姿勢変更自在に構成されると共に、第二板部(21)の先端近傍部に縦リブ(15)と干渉する係止突起(21)を設けており、
    前記縦リブ(15)は、展開姿勢とされた舌片(17)の係止突起(21)を係止せしめる第一係止部(22)と、屈折姿勢とされた舌片(17)の係止突起(21)を係止せしめる第二係止部(23)を設けており、
    舌片(17)を展開姿勢とした状態で第一保護ケース(1a)を挿入保持し、舌片(17)を屈折姿勢とした状態で第二保護ケース(1b)を挿入保持するように構成して成ることを特徴とするディスク収納保護ケース用の外装ケース。
  2. CD又はDVD等のディスクを収納する保護ケースを上部の開口部から挿入室に挿脱自在に挿入せしめ、挿入された保護ケースの一部分を前記開口部の開口縁から突出した状態で保持する外装ケースであって、少なくとも、相互に対向する背壁(6)及び腹壁(7)と、背壁及び腹壁の間に形成された挿入室(5)を表裏から被う表壁(8)及び裏壁(9)を備え、挿入された保護ケースを下方から支持する支持座(11)を挿入室(5)の下部に設けた構成において、前記保護ケースに関して、分厚い肉厚t1とされた第一保護ケース(1a)と、薄い肉厚t2とされた第二保護ケース(1b)を選択的に挿入自在とする構成であり、
    外装ケース(3)は、腹壁(7)の近傍から前記支持座(11)に向けて斜め下向きに延びるガイド部(12)を設ける一方、背壁(6)に近隣する開口縁の近傍から保護ケースの挿入方向に延びる縦リブ(15)を設け、該縦リブの近傍で開口縁に沿って形成された第一ヒンジ部(16)を介して揺動自在な板状の舌片(17)を設けており、
    前記舌片(17)は、前記第一ヒンジ部(16)とほぼ平行な第二ヒンジ部(18)を介して相互に揺動自在な第一板部(19)と第二板部(20)を構成しており、第一板部(19)を第一ヒンジ部(16)を介して開口縁から挿入室に向けて折曲した状態で、第一板部(19)と第二板部(20)をほぼ同一平面上に展開した展開姿勢と、第二ヒンジ部(18)を介して第一板部(19)と第二板部(20)を山折状に屈折した屈折姿勢との間で、姿勢変更自在に構成されると共に、第二板部(20)の先端近傍部に縦リブ(15)に干渉する係止突起(21)を設けており、
    前記縦リブ(15)は、展開姿勢とされた舌片(17)の係止突起(21)を係止せしめる第一係止部(22)と、屈折姿勢とされた舌片(17)の係止突起(21)を係止せしめる第二係止部(23)を設けており、
    舌片(17)を展開姿勢とした状態で第一保護ケース(1a)を挿入保持し、舌片(17)を屈折姿勢とした状態で第二保護ケース(1b)を挿入保持するように構成して成ることを特徴とするディスク収納保護ケース用の外装ケース。
  3. 外装ケース(3)は、背壁(6)に設けられた開閉ヒンジ部(13)を介して開閉自在とされる第一分割ケース(3a)と第二分割ケース(3b)を合成樹脂で一体成形した構成とされ、外装ケース(3)の開口縁を形成する第一分割ケースの上縁と第二分割ケースの上縁の一方に前記舌片(17)を合成樹脂で一体成形しており、
    外装ケース(3)は、背壁(6)と第一分割ケース(3a)及び第二分割ケース(3b)を展開した状態で一体成形され、前記舌片(17)は、第一分割ケース(3a)又は第二分割ケース(3b)の上縁から外向きに展開した状態で一体成形されて成ることを特徴とする請求項1又は2に記載のディスク収納保護ケース用の外装ケース。
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