JP5223791B2 - 画像読取装置、画像形成装置、印刷システム及び画像読取方法 - Google Patents
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Description
また、近年においては、画像読取装置において、このような装置のコストダウン、小型化を図るため、上記のフォトダイオード等を使用することなく読取り開始位置に特定のパターンを設け、予め記憶させたパターンとの一致により走行体の基準停止位置(ホームポジション)を検出することが行われている。
例えば、画像読取装置ではイメージセンサの感度のバラツキや読取光源の光量のバラツキが大きい(装置によっては、10倍程度変化することもある)。そのため、一般には電源オン時に読取レベルの調整を行っているが、この調整を行わないと、パターンの白、黒の判定は困難である。
(2)本発明は、上記(1)に記載された画像読取装置において、前記読取手段はラインセンサであって、前記パターンは所定幅の白領域を備え、かつ、前記白領域の幅の異常を検出することで、前記走行体の走行異常を検出する走行異常検出手段を有することを特徴とする画像読取装置である。
(3)本発明は、上記(2)に記載された画像読取装置において、原稿読取り後の前記走行体のホームポジション方向へのリターン時に、パターン読取り光源を消灯する手段を有し、前記リターン時にホームポジション検出を行わないことを特徴とする画像読取装置である。
(4)本発明は、上記(1)ないし(3)のいずれかに記載された画像読取装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置である。
(5)本発明は、上記(1)ないし(3)のいずれかに記載された画像読取装置を搭載した画像形成装置と、当該画像形成装置に接続され、前記画像形成装置の画像読取及び画像形成を制御する情報処理装置を有することを特徴とする印刷システムである。
(6)本発明は、走行体を搬送して原稿面を光学的に走査して読み取る読取手段を備えた画像読取装置における画像読取方法であって、読取り主走査方向に対して原稿読取り領域外で、かつ前記走行体が移動可能な読取り副走査方向全域に渡り設けられたパターンを読取り、前記走行体のホームポジションを検出するホームポジション検出工程と、原稿の画像を読取る前に、ラインセンサの読取りレベルを調整する読取りレベル調整工程と、を有し、前記読取りレベル調整工程は、さらに、前記ホームポジション検出のための第1の読取りレベル調整工程と、原稿の画像を読取るための第2の読取りレベル調整工程と、を有し、前記第1の読取りレベル調整工程では、前記パターンの領域のみで読取りピークレベルを検出して読取りレベルを調整し、前記第2の読取りレベル調整工程では、主走査全域の領域で読取りピークレベルを検出して、読取りレベルを調整することを特徴とする画像読取方法である。
本実施形態に係る画像読取装置は、一般的なフラットベッド方式の画像読取装置であり、図1はその画像読取装置の構成を示す概略図である。
第1走行体6及び第2走行体9は、ステッピングモータ14の駆動により、原稿2の読取り面とCCDラインセンサ10との間の距離を一定に保ちつつ、右方向に移動しながら、原稿2を露光走査する。
第1実施形態
図2は画像読取装置の走査面を示す平面図であり、画像読取装置の検出パターンを副走査方向原稿読取り領域外に設置されている状態を示している。
図2の走査面は、原稿読取り領域21と、主走査方向原稿読取り領域内に設置した基準白板22と、ホームポジション検出のためのパターン23とからなり、20は画像読取装置の外枠上面である。
ホームポジション検出のためのパターン23は、本実施形態では、図示のように、副走査方向原稿読取り領域外に、副走査方向に間隔を置いた二条の黒領域として設置しており、白領域幅の変化によって走行体のホームポジション位置を検出するためのものである。
なお、光源の光量は、画像読取装置の使用に伴って経時劣化してしまうため、従来は、上述した白レベル調整は電源オン時に必ず実施し(再調整し)、最適なゲイン調整値を設定するのが一般的である。
ここで、図3は、主走査全域で均一な白を読取った場合の、主走査方向各画素の読取りレベルの分布図の例である。
CCDラインセンサの出力信号のレベルは、図3に示すように、主走査方向で分布を持っており、CCDラインセンサの出力信号のレベルの分布は各装置の設計で概ね決まるが、装置毎のバラツキも存在する。つまり、原稿読取り領域21の白のピークレベルと、ホームポジション検出領域の白とは、同じ白でもピークレベルが異なっている。従って、原稿読取り領域21(図2)の白ピークレベルで読取りレベルを調整して、それをそのままホームポジション領域に適用すると、ピークレベルが異なるためホームポジションの検出の精度が低くなる可能性がある。
第1の読取りレベル調整後、パターン23(図2)を読取り、パターン23の白幅の変化を検出することによってホームポジション位置の検出を行う。
図4に示すように、ホームポジション位置検出はまず、白幅が所定の幅より広いか否かを判断する(S401)。広いと判断されたときは(S401:YES)、走行体を原点(ホームポジション)と副走査方向に所定距離を移動させ(S402)、再び白幅が所定幅より広いか否かを検出し(S403)、広いと判断されると(S403:YES)、ステップS402に戻り、走行体を副走査方向へ移動する。この処理手順は所定値よりも広くない白幅が検出されるまで(S403:NO)繰り返す。
ステップS405で白幅が所定幅より広いと判断されると(S405:YES)、走行体がホームポジション位置(図2)にあると見なして、走行体を停止し、動作は終了する。
なお、原稿読取り時のシェーディング補正の範囲は主走査の原稿読取り領域のみで、ホームポジション検出領域に対してはシェーディング補正を行わず、そのままの読取りデータとする。
図7は、図2で示したホームポジション検出パターンを変えた第2の実施形態の例である。
検出パターンは、図7に示すように、ホームポジション位置から副走査方向の最後まで、白領域幅について広い白領域と狭い白領域が交互に連続しており、最後の部分は狭い白領域、ホームポジション部分は広い白領域になっている。また、ホームポジションから最初の狭い城幅までの距離W1は狭い白領域間の間隔W2より大きくなるように(つまり、W1>W2に)設定する。
図8において、電源オン後上記処理を開始する。まず、検出した白幅が所定幅より広いか否かを判断する(S801)。白幅が所定幅より広ければ(S801:YES)走行体を副走査方向に所定距離移行させ(S802)、そこで再度白幅が広いか否かを判断する(S803)。また白幅が所定幅より広いときは(S803:YES)、ステップS802に戻り、走行体の副走査方向への移動と白幅の検出を、白幅が所定幅より広くないと判断される(S803:NO)まで繰り返す。
移動量が所定値W1に相当すると判断されたときは(S809)、ホームポジション位置を検出したと判断し(S811)、走行体の移動を中止し、この処理を終了する。
上記の待機状態より原稿読取りが可能であり、読取り終了、もしくは読取り中のキャンセルにより、原稿読取り後の処理が始まり、走行体はホームポジション方向へリターンする。
即ち、ステッピングモータが原稿読取り時に脱調し、リターン時にそのまま脱調しないで帰還するときは、走行体が戻り過ぎて機枠などに衝突することがあるが、本実施形態では、上述の読取り時に走行体が異常なく移動することを確認し、かつリターン時に読取り光源を消灯して、検出を行わないようにすることで装置保護と省エネルギーを両立させることができる。
なお、走行体がリターンの途中で停止するような走行異常を起していないかは、次回の読取り開始時に、走行異常検出手段により、ホームポジションから最初の所定値より狭い白幅までの距離W1が正常か否かを検出することで、検出することできる。
図5に示すように、デジタル複写機51は、本発明に係る画像読取装置1と、プリンタエンジン部52と、デジタル複写機51の全体を制御するシステム制御部53と、を備える。
プリンタエンジン部52は、用紙などの記録媒体上に画像形成を行なう部分であり、その印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱記録方式、溶融型熱転写方式など、周知の各種方式を用いることができる。
システム制御部53は、画像読取装置1およびプリンタエンジン部52を制御して、画像読取装置1で原稿2を読取り、プリンタエンジン部52で画像形成を行なう。
図6に示すように、印刷システム61は、本発明に係る画像読取装置1と、与えられたプログラムに基づいて各種の情報処理が可能なPC(Personal Computer)などの情報処理装置62と、プリンタ63と、を備え、画像読取装置1およびプリンタ63は、所定のインターフェイスを介して情報処理装置62に接続されている。
プリンタ63は、原稿2などの記録媒体上に画像形成を行なうものであり、その印刷方式は、電子写真方式のほか、インクジェット方式、昇華型熱転写方式、銀塩写真方式、直接感熱方式、溶融型熱転写方式など、周知の各種方式を用いることができる。
Claims (6)
- 走行体を搬送して原稿面を光学的に走査して読み取る読取手段を備えた画像読取装置であって、
読取り主走査方向に対して原稿読取り領域外で、かつ前記走行体が移動可能な読取り副走査方向全域に渡り設けられたパターンを備え、
前記パターンを読取り、前記走行体のホームポジションを検出するホームポジション検出手段と、
原稿の画像を読取る前に、ラインセンサの読取りレベルを調整する読取りレベル調整手段と、を有し、
前記読取りレベル調整手段は、前記ホームポジション検出のための第1の読取りレベル調整手段と、原稿の画像を読取るための第2の読取りレベル調整手段と、を備え、
前記第1の読取りレベル調整手段は、前記パターンの領域のみで読取りピークレベルを検出して読取りレベルを調整し、
前記第2の読取りレベル調整手段は、主走査全域の領域で読取りピークレベルを検出して、読取りレベルを調整することを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1に記載された画像読取装置において、
前記読取手段はラインセンサであって、前記パターンは所定幅の白領域を備え、かつ、前記白領域の幅の異常を検出することで、前記走行体の走行異常を検出する走行異常検出手段を有することを特徴とする画像読取装置。 - 請求項2に記載された画像読取装置において、
原稿読取り後の前記走行体のホームポジション方向へのリターン時に、パターン読取り光源を消灯する手段を有し、前記リターン時にホームポジション検出を行わないことを特徴とする画像読取装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載された画像読取装置を搭載したことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載された画像読取装置を搭載した画像形成装置と、当該画像形成装置に接続され、前記画像形成装置の画像読取及び画像形成を制御する情報処理装置を有することを特徴とする印刷システム。
- 走行体を搬送して原稿面を光学的に走査して読み取る読取手段を備えた画像読取装置における画像読取方法であって、
読取り主走査方向に対して原稿読取り領域外で、かつ前記走行体が移動可能な読取り副走査方向全域に渡り設けられたパターンを読取り、前記走行体のホームポジションを検出するホームポジション検出工程と、
原稿の画像を読取る前に、ラインセンサの読取りレベルを調整する読取りレベル調整工程と、を有し、
前記読取りレベル調整工程は、さらに、前記ホームポジション検出のための第1の読取りレベル調整工程と、原稿の画像を読取るための第2の読取りレベル調整工程と、を有し、
前記第1の読取りレベル調整工程では、前記パターンの領域のみで読取りピークレベルを検出して読取りレベルを調整し、
前記第2の読取りレベル調整工程では、主走査全域の領域で読取りピークレベルを検出して、読取りレベルを調整することを特徴とする画像読取方法。
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