JP5222740B2 - 浴室用温水循環装置 - Google Patents

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Description

本発明は、特に家庭用の浴室内に設置されて浴槽内の温水を循環させつつせせらぎ音を発生させる浴室用温水循環装置に関する。
従来から、公衆浴場等の比較的大きな浴室内には、新たな温水(例えば、温泉等)或いは浴槽内の温水を浴槽内に向けて放出する温水追加システム又は温水循環システムが周知である。
一方、家庭用の比較的狭い浴槽内においても、浴槽内の温水をポンプで汲み上げると共に、その汲み上げた温水を浴槽内へと放出する循環経路中に、温水の流れを利用してせせらぎ音を発生させ、利用者へのリラックス効果とポンプモータ音の打ち消し効果とを発揮させるようにした浴室用温水循環装置も知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
実開平06−067097号公報 登録実用新案第3021902号公報
ところが、上記の如く構成された浴室用温水循環装置にあっては、単に温水を循環させる循環過程でせせらぎ音を発生させるのみで、循環中の温水を他の目的のために利用することで相乗効果を発揮するものではなく、汎用性が低いという問題があった。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、循環中の温水を他の目的のために利用することで相乗効果を発揮することができ、汎用性を向上することができる浴室用温水循環装置を提供することを目的とする。
本発明の浴室用温水循環装置は、浴槽内の温水を汲み上げるポンプと、該ポンプで汲み上げた温水を段階的に下方へと放出する複数段の樋部材と、該複数段の樋部材を支持する脚部と、前記複数段の樋部材のうち最下段に位置する前記樋部材から浴槽内に跨って設けられ且つ前記最下段に位置する樋部材から浴槽に向けて放出される温水を直接吸水する吸水布と、を備えていることを特徴とする。
この際、前記脚部の前記最下段に位置する樋部材よりも上方に略水平方向に配置された竿体と、前記最下段に位置する樋部材内に下端が臨み且つ前記竿体に上端が支持されることによって前記最下段に位置する樋部材内の温水の一部を吸水する第2の吸水布と、を備えているのが好ましい。
また、前記最下段に位置する樋部材は、上段の前記樋部材から放出された温水を浴槽内の利用者頭部よりも上方で受け継ぐように利用者頭部よりも上方に離間配置されると共に利用者足側に浴槽に向けて温水を放出する放出部が配置されているのが好ましい。
さらに、前記ポンプには汲み上げた浴槽内の温水を前記複数段の樋部材のうち最上段に位置する樋部材の上方にまで給送するホースが接続され、該ホースの先端には浴室内壁面に着脱可能に保持されるシャワーヘッドが接続されるのが好ましい。
本発明の浴室用温水循環装置は、循環中の温水を他の目的のために利用することで相乗効果を発揮することができ、汎用性を向上することができる。
本発明の一実施形態に係る浴室用温水循環装置を家庭用浴室内に設置した状態の説明図である。 本発明の一実施形態に係る浴室用温水循環装置の要部の断面図である。
次に、本発明の一実施形態に係る浴室用温水循環装置について、図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る浴室用温水循環装置を家庭用浴室内に設置した状態の説明図、図2は本発明の一実施形態に係る浴室用温水循環装置の要部の断面図である。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る浴室用温水循環装置11は、浴槽12内の温水を汲み上げるポンプ13と、ポンプ13で汲み上げた温水を段階的に下方へと放出する複数段(例えば、4段)の樋部材14,15,16,17と、複数段の樋部材14,15,16,17を支持する脚部18と、複数段の樋部材14,15,16,17のうち最下段に位置する樋部材17から浴槽12内に跨って設けられ且つ最下段に位置する樋部材17から浴槽12に向けて放出される温水を直接吸水する吸水布19と、脚部18の最下段に位置する樋部材17よりも上方に略水平方向に配置された竿体20と、竿体20に上部が折り返されるように支持された第2の吸水布21と、を備えている。
ポンプ13には、家庭用電源(コンセント22)から電源供給を受けることで駆動するものが用いられ、例えば、浴槽12内の温水を再利用して洗濯水等に用いる際に使用される公知の(市販の)ポンプ等を用いることができる。また、ポンプ13にはホース23が接続され、このホース23の先端には浴室内壁面に固定のヘッド受け24に着脱可能に保持されるシャワーヘッド25が接続されている。
これにより、ポンプ13は、汲み上げた浴槽12内の温水をホース23を介して複数段の樋部材14,15,16,17のうち最上段に位置する樋部材14の上方にまで給送することができる。また、ホース23の先端にはシャワーヘッド25が接続されていることから、ポンプ13で汲み上げた浴槽12内の温水をシャワーヘッド25のシャワーノズル(図示せず)から放出することができる。
従って、浴室内設置の蛇口やシャワーノズルから放出される水を給湯器の稼動によって冷水から温水へと変わるまでに無駄な水を使用した後に掛け水等として利用するのではなく、浴槽12内の温水をそのまま掛け水等として利用することができる。
複数段の樋部材14,15,16,17は、防錆性の樹脂等からなるものが用いられている。尚、複数段の樋部材14,15,16,17は、木材(例えば、半割りの竹)等でも良い。
ここで、本実施の形態においては、最上段に位置する樋部材14は、図2に示すように、その底面に複数の放出孔14aが形成されており、この放出孔14aから次段(下段)の樋部材15に向けて温水を放出する。尚、この放出孔14aの数(配置間隔等を含む)や大きさは、ポンプ13で汲み上げる温水量に応じて設定され、少なくともポンプ13で汲み上げた温水が樋部材14から溢れ出ない程度に下段の樋部材15に温水を放出する。この際、温水を次段の樋部材15に向けて放出する際に、その放出音が使用者Pにとって騒音とならない程度の勢いに設定するのが好ましいため、放出孔14aの各孔径は比較的小さく、且つ、下段の樋部材15との落差も比較的低く設定するのが好ましい。
また、2段目及び3段目の樋部材15,16は、基本的に同一のものが用いられ、その一側面に上段から放出された温水をさらに下段へと放出するための放出孔15a,16aが形成されている。この際、放出孔15a,16aは、互いに逆側の側面に形成されている。尚、この放出孔15a,16aを上述したように一側面に形成した場合には、下段側の樋部材16及び樋部材17の端部は一側面よりも突出する必要があるが、上述した樋部材14の放出孔14aと同様の孔等を一端寄りの底面に形成する等、その位置や数或いは大きさ等によって配置関係を適宜設定することができる。
このように、放出孔15a,16aを各樋部材15,16の一箇所(一側面)に形成して温水を放出することにより、各樋部材15,16に対して下段に配置された樋部材16,17で温水を受け継ぐ際にせせらぎ音を発生させることができる。
最下段の樋部材17は、上段の樋部材16の放出孔16aとは逆側の端部から浴槽12にむけて温水を放出するよう、その逆側の端部にエルボ継手等の放出部17aが設けられている。
脚部18は、各樋部材14,15,16,17の両端付近で各樋部材14,15,16,17を挟む前後の計4箇所に配置され、各樋部材14,15,16,17を所望の角度並びに上下間隔で支持する。尚、各樋部材14,15,16,17を脚部18に取り付ける取付部材に関しては、温水が満たされている状態でも脱落しない状態であれば、防錆性ワイヤ・ロープ・紐・クリップ・樋受け金具等、特に限定されるものではない。
この際、脚部18に支持される各樋部材14,15,16,17は、特に、最下段に位置する樋部材17にあっては、利用者Pの頭部よりも上方に配置すると共に、浴槽12に向けて温水を放出する放出部17aを利用者Pの足側に配置するのが好ましい。
即ち、最下段に位置する樋部材17、特に、上段に配置された樋部材16の放出孔16aから放出された温水の受け継ぎ位置付近を利用者Pの頭部と略同一高さに配置してしまうと、その耳元付近でせせらぎ音が発生するため、かえって騒音となり易いという問題が生じてしまう。また、上段の樋部材16の放出孔16aから放出された温水によって飛び跳ねた水滴等が利用者Pの顔に付着して不快感を発生させる虞がある。さらに、比較的狭い家庭用の浴槽12であることから、利用者Pの顔付近からできるだけ離間した足元側から温水を放出する位置に放出部17aを配置するのが好ましい。
一方、吸水布19は、放出部17aから放出される温水の勢いを留め、浴槽12内への放出時の音を小さくして各樋部材14,15,16から放出される温水によるせせらぎ音を打ち消さないようにする。また、吸水布19は、放出部17aから放出される温水を一時的に保持することから、その保持した温水熱を発散することで浴室内の暖房効果を発揮する機能を具備することができる。尚、本実施の形態においては、吸水布19の上端付近を脚部18に固定した竿体26に支持させたものを開示したが、例えば、放出部17aに直接支持させたり、竿体20に支持させるなど、特に限定されるものではない。
第2の吸水布21は、その下端が最下段に位置する樋部材17内に臨み且つその上端が樋部材17の直上に位置する樋部材16に臨むように竿体20に上部が折り返されるように支持されている。これにより、第2の吸水布21の下端で樋部材17の温水を毛細管現象によって吸水すると共に第2の吸水布21の上端で樋部材16の温水を毛細管現象によって吸水して一時的に温水を保持することができる。この第2の吸水布21で保持した温水は、その熱を発散することで浴室内の暖房効果を発揮することができる。尚、第2の吸水布21は、例えば、竿体20の配置を最上段の樋部材14付近とし、樋部材14から放出される温水の跳ね飛び等を直接吸水するようにしても良い。
ところで、脚部18は、各吸水布19,21で温水を吸水した際、各樋部材14,15,16,17にも温水が満たされていることから、全体的に重心位置が高くなってしまう。
そこで、脚部18は、各樋部材14,15,16,17を挟む前後を対として各下端を跨ぐように支持台27で支持されると共に、その上端を吸着盤28等で浴室壁面に支持させる等、安定した支持状態を確保するのが好ましい。尚、例えば、脚部18を伸縮可能に構成すると共にその上端にも支持台27を設け、その上端の支持台27を浴室天井に当接させて上下緊張状態で安定化を図る等、脚部18の支持構造は上記実施の形態に限定されるものではない。
このように、本発明の浴室用温水循環装置11によれば、最下段に位置する樋部材17から浴槽12内に跨って設けられ且つ最下段に位置する樋部材17から浴槽12に向けて放出される温水を直接吸水する吸水布19を備えていることにより、循環中の温水を他の目的、即ち、放出部17aから放出される温水を一時的に保持して温水熱を発散することで浴室内の暖房効果を確保するために利用するといった相乗効果を発揮することができ、汎用性を向上することができる。
11…浴室用温水循環装置
12…浴槽
13…ポンプ
14…樋部材
15…樋部材
16…樋部材
17…樋部材(最下段)
17a…放出部
18…脚部
19…吸水布
20…竿体
21…第2の吸水布

Claims (4)

  1. 浴槽内の温水を汲み上げるポンプと、該ポンプで汲み上げた温水を段階的に下方へと放出する複数段の樋部材と、該複数段の樋部材を支持する脚部と、前記複数段の樋部材のうち最下段に位置する前記樋部材から浴槽内に跨って設けられ且つ前記最下段に位置する樋部材から浴槽に向けて放出される温水を直接吸水する吸水布と、を備えていることを特徴とする浴室用温水循環装置。
  2. 前記脚部の前記最下段に位置する樋部材よりも上方に略水平方向に配置された竿体と、前記最下段に位置する樋部材内に下端が臨み且つ前記竿体に上端が支持されることによって前記最下段に位置する樋部材内の温水の一部を吸水する第2の吸水布と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の浴室用温水循環装置。
  3. 前記最下段に位置する樋部材は、上段の前記樋部材から放出された温水を浴槽内の利用者頭部よりも上方で受け継ぐように利用者頭部よりも上方に離間配置されると共に利用者足側に浴槽に向けて温水を放出する放出部が配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の浴室用温水循環装置。
  4. 前記ポンプには汲み上げた浴槽内の温水を前記複数段の樋部材のうち最上段に位置する樋部材の上方にまで給送するホースが接続され、該ホースの先端には浴室内壁面に着脱可能に保持されるシャワーヘッドが接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の浴室用温水循環装置。
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