JP5222365B2 - 電磁流量計用の汎用送信機 - Google Patents

電磁流量計用の汎用送信機 Download PDF

Info

Publication number
JP5222365B2
JP5222365B2 JP2010525806A JP2010525806A JP5222365B2 JP 5222365 B2 JP5222365 B2 JP 5222365B2 JP 2010525806 A JP2010525806 A JP 2010525806A JP 2010525806 A JP2010525806 A JP 2010525806A JP 5222365 B2 JP5222365 B2 JP 5222365B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calibration
flow
transmitter
flow tube
electromagnetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010525806A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010539512A (ja
Inventor
シュルツ,ロバート,ケー.
Original Assignee
ローズマウント インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ローズマウント インコーポレイテッド filed Critical ローズマウント インコーポレイテッド
Publication of JP2010539512A publication Critical patent/JP2010539512A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5222365B2 publication Critical patent/JP5222365B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F1/00Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow
    • G01F1/56Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects
    • G01F1/58Measuring the volume flow or mass flow of fluid or fluent solid material wherein the fluid passes through a meter in a continuous flow by using electric or magnetic effects by electromagnetic flowmeters
    • G01F1/60Circuits therefor
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01FMEASURING VOLUME, VOLUME FLOW, MASS FLOW OR LIQUID LEVEL; METERING BY VOLUME
    • G01F25/00Testing or calibration of apparatus for measuring volume, volume flow or liquid level or for metering by volume
    • G01F25/10Testing or calibration of apparatus for measuring volume, volume flow or liquid level or for metering by volume of flowmeters

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)

Description

本発明は電磁流量計用送信機に関する。
電磁流量計システムは流管アセンブリと送信機アセンブリとを含み、これらアセンブリは一つもしくは一つより多数のケーブルによって互いに電気的に接続されている。流管アセンブリは送信機アセンブリから電流を受け取る。電流は流管アセンブリの絶縁された内径部分に磁場を発生させる。流体は絶縁された内径部分の磁場内を流れる。磁場内の流体の運動によって流量電圧が発生する。ファラデーの電磁誘導の法則により流量電圧は流れの速度に比例する。絶縁された内径部分の電極が流量電圧を検知し、流量電圧はケーブルによって送信機アセンブリに伝えられる。送信機アセンブリは電圧を測定し、流体の流速を表す一つもしくは一つより多数のスケール付けされた電気的出力を出力する。
流量電圧は、絶縁した内径部分での磁場分布形状、電流の大きさ、電極間の間隔、電極間の流体の速度およびその他の流管アセンブリの設計要素の関数である。流体の速度は、流体の体積流量と電極付近の絶縁された内径部分の直径との関数である。流管アセンブリの性能は式1と2により近似的に表される:

K=E/(I Q) 式1

Q = V1(π)(D1/2)2 = V2(π)(D2/2)2 式2

ここでEは流量電圧、Iは電流、Qは体積流量であり、Kは流管アセンブリの性能を表す定数(後述の校正定数)である。V1、D1はそれぞれ流速および電極付近の内径部分直径である。V2、D2はそれぞれ流管アセンブリが接続される隣接する配管における流速および内径部分直径である。定数Kは電極間の間隔、磁場の形状、体積流量の関数としての流速およびその他の設計要素の全ての影響が考慮に入った定数である。
流管アセンブリの製造時もしくは点検修理サービス時、流管アセンブリは一時的に校正システム(計量器校正器、流量校正スタンド、流量実験室など)に接続される。校正システムは校正された電流と校正された体積流量を出力する。校正システムは流量電圧を測定する。定数Kは電流および体積流量の既知の値、並びに流量電圧の測定値から算出される。算出された定数Kは記録され、流管アセンブリの校正データとして利用される。典型的には、メーカーの校正データが流管アセンブリの銘板に個々のメーカーに固有の形式で記録されている。
メーカーが異なると流管アセンブリの銘板に記録されるデータの単位系も異なる。場合によっては、銘板に記録されたデータは体積流量を直接的に基準としたデータではなく、想定されるパイプ直径の公称値における流速を間接的に基準としたデータであることもある。場合によっては、銘板のデータは当該メーカーの送信機を前提とした電流の想定値に基づくデータであり、Kではなく(K1)を表していることもある。こうした問題は次のような事情によって複雑となる。その事情とは、送信機は流管の多数の異なる直径の範囲で動作するように設計されることが典型的であり、これらの直径は銘板のデータに取り込まれていることもあれば取り込まれていないこともあるという事情である。さらに問題を複雑にする事情として、銘板データには定数Kを表すのと同じ数にスケール係数を含んでいることもあれば含んでいないこともある、という事情がある。
各メーカーは個別に電磁流量計の送信機アセンブリを設計し、各メーカー独自の流管アセンブリで採取した銘板データのデータエントリを利用するようにしている。通常は別メーカー製の流管アセンブリから取った銘板データを入力する準備はなされていない。
あるメーカーの銘板データを別のメーカーのフォーマットに変換するリスク、煩雑さおよび取引コストは非常に大きいので、産業ユーザは一般にはあるメーカーの流管アセンブリと別のメーカーの送信機アセンブリとを含む混在した電磁流量計システムを利用しようとはしない。大抵の場合産業ユーザはまた、混在した電磁流量計システムに対して利用することができるシステムで、銘板データを用いずに流量校正を実行できる流量校正システムを現場で利用することができない。
複数のメーカーの銘板データ方式を学習してある銘板データ方式から別の銘板データ方式に変換計算する煩雑さから解放された、混在した電磁流量計システムをユーザが利用可能になる方法および装置が必要である。
電磁流量計用送信機が開示される。電磁流量計用送信機は、流量を表しスケール付けされた出力を計算する流量変換回路を備える。
電磁流量計用送信機はさらに校正変換回路を備える。校正変換回路は校正計算ルーチンを実行する。該ルーチンは校正定数を生成する。校正定数は流量変換回路に入力される。
電磁流量計用送信機はさらにデータセット入力部を備える。データセット入力部は個々の流管に対応付けられた流管データを校正変換回路に入力する。
電磁流量計用送信機はまたデータテーブルを含む。データテーブルは複数の流管データセットを複数の校正計算ルーチンに対応づける。データテーブルは流管データセットに固有の校正計算ルーチンを校正変換回路に入力する。
各々に汎用送信機を含む3つの電磁流量計システムを備える産業設備の一部を示す図である。 電磁流量計の流管アセンブリを示す図である。 流管アセンブリと汎用送信機を含む電磁流量計システムのブロック図である。 校正変換回路の第1実施形態の動作を示す図である。 校正変換回路の第2実施形態の動作を示す図である。 校正変換回路の第3実施形態の動作を示す図である。
以下に説明する実施形態では、汎用送信機とは、汎用送信機で利用するよう設計された流管に対しても、また汎用送信機で利用するよう設計されていない別メーカーの流管に対しても容易に校正できる機能があるものである。
汎用送信機は、流管のモデル番号または名称に対して適切な校正計算ルーチンを対応づけたデータテーブルを含む。流管システムを設置する技術者は流管メーカーが用いる校正方法の詳細につき何ら知っておく必要がない。流管が特定されると、標準的な流管のモデル番号またはあつらえ(カスタム)の流管の名称のいずれかにより、送信機は流管に対して対応付けられた校正データセットを入力する適切なルーチンを自動的に提供し、流管に固有の校正ルーチンを自動的に提供する。
図1に、汎用送信機108、110、112として参照される機器を各々含む3つの電磁流量計システム102、104、106を備える産業設備の一部を示す。第1の汎用送信機108はケーブル114により第1のメーカー製の第1の流管アセンブリ116に接続される。第2の汎用送信機110はケーブル118により第2のメーカー製の第2の流管アセンブリ120に接続される。第3の汎用送信機112は第3のケーブル122により第3のメーカー製の第3の流管アセンブリ124に接続される。本願で用いる「汎用送信機」という用語は、汎用送信機のメーカーに固有の校正記録システムとは異なるシステムを校正情報の記録に用いる複数のメーカー製の流管アセンブリ、または流管メーカーが校正情報を提供しない流管アセンブリ、における使用に対して校正できる電磁流量計の送信機を意味する。
汎用送信機108、110、112はそれぞれ互いに同一の設計を有する。流管アセンブリ116、120、124はそれぞれ別のメーカー製である。流管アセンブリ116、120、124にはそれぞれ銘板データ126、128、130が記録されている。銘板データ126、128、130はそれぞれ、銘板データから「定数K」を推測するのに異なる方式を有する。流管アセンブリ116、120、124はそれぞれ直径がD101、D102、又はD103の絶縁された内径部分を有する。直径D101、D102、D103は一般に同じ値ではない。図3〜6に関連して後述するように、汎用送信機108、110、112はそれぞれ、別メーカーの銘板データ126、128、130を汎用送信機に入力できるようなデータエントリ機能を有する。
図2に電磁流量計の流管アセンブリ200を示す。流管アセンブリ200は導管204を通じて流体202の流れを運ぶ。電磁コイル206、208は電流(I)210を流し、電流210は流体202内に磁場Bを発生させる。流体202が磁場Bを貫通して流れると、ファラデーの電磁誘導の法則により流体202内に起電力が発生する。起電力は流管電極212、214で検出され、一般に導管204を流れる流体202の流速に比例する。
この実施形態では、流管電極212は導線216で負の電極端子218に接続される。流管電極214は導線220で正の電極端子222に接続される。流量電圧Eは端子218、222間に現れる。グランド電極224はプロセス流体をグランド接続する。グランド電極224は導線226(図示するようにケーブルシールドを含んでいてもよい)によって、グランド信号端子228に接続される。グランド電極224は導管204内の金属ピンであってもよいし、別実施形態では流体202に接するグランドリング又は金属パイプであってもよい。コイル端子230、232は導線234、236、238で電磁コイル206、208に接続し、電流210を供給する。電流(I)210は典型的には振幅の典型的な値が約0.5〜0.075アンペアで基本周波数の典型値が約3〜75Hzの傾斜した矩形波となる。
流管アセンブリ200の端子218、222、228、230、232はケーブルアセンブリによって汎用流体送信機のような電磁流量計送信機に接続可能である。ケーブルアセンブリは典型的には電極導線用の静電遮蔽ケーブルとコイル導線用のツイストペア又はシールドケーブルを含む。流管アセンブリ200は典型的にはプロセス配管系に設置され、ケーブルアセンブリを介して汎用電磁流量計送信機に接続される。汎用電磁流量計送信機は流管アセンブリ200に設置し短いケーブルで接続してもよいし、もしくは汎用送信機はリモート配置で設置して図1に示すような長いケーブル(複数ケーブルでもよい)で接続してもよい。
図3に、流管アセンブリ302(流管302とも呼ぶ)と汎用送信機304とを含む電磁流量計システム300のブロック図を示す。汎用送信機304はケーブル306、308によって流管アセンブリ302に接続される。汎用送信機304は電流(I)310を流管アセンブリ302に供給する。流管アセンブリ302は流量電圧(E)312を汎用送信機304に供給する。流管アセンブリ302は、流管アセンブリ302を通過する流体の体積流量(Q)314を検出する。
データ316(流管データセット316とも呼ぶ)は流管アセンブリ302と対応づけられる定数K(式1を参照)を表すデータである。データ316はまたモデル番号、シリアル番号、ラインのサイズおよびその他のデータ、つまり流管メーカーが流管アセンブリ302と対応づけて提供した、流管アセンブリ又は送信機(汎用送信機ではない)に関するデータを含んでいてもよい。データ316は(図1の126、128、130で示すように)流管アセンブリ302に取り付けておいてもよい。データ316は別実施形態では流管アセンブリ302に掛け札を取り付けておくことで提供されてもよいし、メーカーのウェブサイトからオンラインでアクセス可能であってもよいし、その他の手段で提供されてもよい。
ユーザは線318で示されているようにデータ316を汎用送信機304に転送することができる。ユーザはまた線320で示されているようにスケール係数Sの情報を汎用送信機304に提供することができる。汎用送信機304は校正変換回路322を備え、校正変換回路322は図中324で示されるように校正計算ルーチンを実行することによりユーザのデータ入力318を定数Kに変換する。図中324の定数Kは流量変換回路326に入力される。流量変換回路326は、定数Kを図中324で、流量電圧Eを図中312で、スケール係数Sを図中320で受け取る。流量変換回路326は図中328でスケール付けされた流量出力Fを出力する。一実施形態では、スケール付けされた出力はF=(E/KI)/(S)である。複数のスケール付けされた出力を出力してもよい。一実施形態においては、流量変換回路326はオプションを備えていて、ガロン当たりのパルス数、リットル当たりのパルス数、ガロン当たりのミリアンペア、リットル当たりのミリアンペア、(フィート/秒)当たりのミリアンペア、又は(メートル/秒)当たりのパルス数といったような複数の様々なフォーマットでユーザ入力によるスケール係数Sのデータを受け取るようになっていてもよい。
一実施形態においては、校正変換回路322と流量変換回路326は組み込み(embedded)マイクロプロセッサ/DSPシステムとして実現される。別の一実施形態においては、組み込みマイクロプロセッサ/DSP(デジタル信号処理プロセッサ)システムはマイクロプロセッサ/DSP、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)および電気的に書き換え可能な不揮発性ランダムアクセスメモリ、キーバッドおよび光学ディスプレイを備えていてもよい。さらに別の一実施形態においては、組み込みマイクロプロセッサ/DSPシステムはディスクドライブ又は電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリを備える。
汎用送信機304はさらにデータテーブル330を備える。一実施形態においては、データテーブル330は電気的に書き換え可能な読み出し専用メモリ又は他の蓄積機構に格納される。汎用送信機304はデータテーブル330のデータを受け取る入力部332を備える。データテーブルは、算術計算を実行して複数メーカーのデータを定数Kに変換するための変換データのデータベースを備える。変換データは複数のメーカーから入手したデータであっても、複数のメーカー製のサンプル流管アセンブリでの流量校正により入手したデータであっても、それら両方のデータであってもよい。別の一実施形態においては、校正変換回路322は定数Kの限界テストを含み、該テストにより流速が1〜12メートル/秒の範囲外にある流量を示す係数Kが特定される。限界テストにより、定数Kが誤りを含む可能性のあるデータ入力となっていることを、ユーザに対して警告する警告出力を出力することができる。汎用送信機304へのデータおよびデータベースの入力は、汎用送信機304の一部であるキーボード/ディスプレイを用いることで、もしくは、パーソナルコンピュータ、携帯型校正機器又はその他のユーザインタフェースからダウンロードすることで実施することができる。
一実施形態においては、汎用送信機304は流管アセンブリのモデル番号に基づき、電流Iのレベルを流管アセンブリに最も適合したレベルに自動的に制御することができる。電流Iのレベルを自動設定すれば、流量電圧の適切なレベルが確保され、流管アセンブリのコイルが過熱状態になることや流管アセンブリの磁心が飽和することを防ぐことができる。
図4に、図3の校正変換回路322のような校正変換回路の動作の第1実施形態を示す。処理は開始ブロック402で始まり、ここでは校正ルーチンに入れという命令をユーザが入力する。処理は線404に沿って動作ブロック406へ続く。動作ブロック406では、供給業者(例えばメーカー)のリストがユーザに対して表示される。供給業者のリストは、汎用送信機内のデータベースの一部である供給業者名データテーブルのフィールドから入手する。動作ブロック406を完了すると、処理は線408に沿って動作ブロック410へ続く。
動作ブロック410では、ユーザは供給業者リストから1つの供給業者を選択する命令を入力する。ユーザは、ユーザが汎用送信機に接続した流管アセンブリの供給業者を選択する。供給業者リスト内の各供給業者は供給業者データテーブルのキーフィールド内に、固有の供給業者番号を有する。キーフィールドは、供給業者番号と対応づけられる校正データテーブルを指し示している。動作ブロック410を終えると、処理は線412に沿って動作ブロック414へ続く。
動作ブロック414では、利用可能なモデル番号のリストがユーザに表示される。モデル番号を表示すると、処理は線416に沿って動作ブロック418へ続き、ここではユーザはリストからモデル番号を選択するか、又は選択しない場合は校正ルーチンを中止する。有効なモデル番号が選択されると、処理は線420に沿って動作ブロック422に続く。
動作ブロック422では、ユーザに対して係数Kと関係しているデータK'(例えば接続した流管の銘板から取ったデータ)の入力を促す表示がユーザに対して提示される。このようにして入力されたデータK'は、典型的には係数Kとは一致せず、データベースにおいて指し示されているモデル番号データを用いて(データK'から)係数Kを算出するようなデータである。該データは電極信号対コイル電流の比を表している。一実施形態においては、表示部は流管アセンブリの銘板における配置に類似したイメージ配置を模擬するように設定される。動作ブロック422を終えると、処理は線424に沿って動作ブロック426へ続く。動作ブロック426では、定数Kに関係している銘板の情報K'をユーザが入力する。動作ブロック426を終えると、処理は線428に沿って動作ブロック430に続く。
動作ブロック430では、定数Kが銘板情報K'およびモデル番号情報の関数として算出される。算出される関数は流管アセンブリのモデル毎に異なるのが典型的である。各関数は各モデル番号と対応づけられるフィールドに格納される。動作ブロック430を終えると、処理は線432に沿って動作ブロック434に続く。
動作ブロック434では、定数Kが汎用送信機の不揮発性メモリに格納される。別実施形態として、定数Kの係数から調整係数(calibration number)を生成してメモリに格納してもよい。この段階において校正データが計算され格納されて、図3の流量変換回路326のような流量変換回路で利用可能となる。動作ブロック434を終えると、処理は線436に沿って終了ブロック438へ続く。終了ブロック438では、校正ルーチンは終了し、図3の流量変換回路326のような流量変換回路の動作が、保存された定数K(校正定数)又は調整係数の新たな値を用いて継続する。
図5に、図3の校正変換回路322のような校正変換回路の動作の第2実施形態を示す。処理は開始ブロック502で始まり、ここではユーザは校正ルーチンを選択する。開始ブロック502を終えると、処理は線504に沿って動作ブロック506に続く。動作ブロック506ではデータ入力画面が表示されて、ユーザに対して内径部分の内部直径の入力と、汎用送信機へ接続される流管アセンブリの名称もしくは代表的なラインサイズの入力とを促す。動作ブロック506を終えると、処理は線508に沿って動作ブロック510へ続く。
動作ブロック510では、ユーザは内径部分の直径と、ユーザが流管アセンブリと対応づけている名称を入力する。動作ブロック510を終えると、処理は線512に沿って動作ブロック514へ続く。動作ブロック514では流量システムが校正システムに接続され、校正システムはユーザがデータとして入力した校正された流体流量を1つ又は1つより多数出力する。流量電圧は流体が流れる間に測定される。汎用送信機は流体の流量に関して入力されたデータと測定された流量電圧とから定数Kを計算する。定数K(又は調整係数)は後の動作時において使用するため格納され、またユーザに対して提示される。動作ブロック514を終えると、処理は線516に沿ってブロック517に続く。ブロック517では、定数Kから調整係数を計算する。ブロック517を終えると、線519に沿ってブロック518に続く。ブロック518では、ユーザは表示された定数Kを流管アセンブリに記録する。動作ブロック518を終えると、処理は線520に沿って動作ブロック522に続く。
動作ブロック522では、ユーザはプロセス流体の流れを測定するために産業プロセス設備に流管アセンブリと汎用送信機とを設置する。動作ブロック522を終えると、処理は線524に沿って動作ブロック526へ続く。動作ブロック526では、ユーザは定数K(定数Kすなわち校正定数)又は調整係数を入力する。校正時と産業設備設置時との両方で同じ汎用送信機が用いられていた場合、ユーザは単に流管の名称を選択するだけでよく、この選択により過去に格納された定数K又は調整係数が自動的に選択される。異なる汎用送信機を用いる場合、ユーザは定数Kと、内部の直径と、流管アセンブリに選択した名称とを入力する。動作ブロック526を終えると、処理は線528に沿って動作ブロック530に続く。
動作ブロック530では、汎用送信機が送信機用の流量計算を、定数K、内径部分の直径およびその他のデータの関数として計算する。該その他のデータは例えば、流管アセンブリに適合する電流Iの選択設定値を含んでいてもよい。動作ブロック530を終えると、処理は線536に沿って終了ブロック538に続く。終了ブロック538では、流量計システムは流量測定が可能な状態となっている。
図6に図3の校正変換回路322のような校正変換回路の動作の第3実施形態を示す。処理は開始ブロック602で始まり、ここではユーザは校正開始を選択する。処理は開始ブロック602から線604に沿って動作ブロック606へと続く。動作ブロック606では、汎用送信機が校正ルーチンの選択候補を表示し、処理は線608に沿って続く。
ブロック610では、ユーザは汎用送信機での利用のために特に設計された標準的な流管アセンブリを校正する、標準校正ルーチンを選択することができ、この場合処理は線612に沿って動作ブロック618に続く。動作ブロック618では、通常の校正が実行される。
ユーザはまたカスタムの流管校正ルーチンを選択することができ、このルーチンでは標準的な流管アセンブリとは異なるが、校正に関連する情報が記録されているメーカー製の流管アセンブリを校正する。この場合処理は線616に沿って動作ブロック620へと続く。動作ブロック620は図4に示すような校正ルーチンであってよい。ブロック640において、ベンダー(供給業者)名のメニューが表示され、ユーザはベンダー名の選択が可能となる。動作ブロック642では、ベンダーの様々なモデル番号が表示され、ユーザは特定のモデル番号を選択する。次にブロック644では、ベンダーが提供している定数Kをユーザが入力できるように、ユーザに対して表示が出される。この入力は例えば上述のK'であってもよいし、定数Kに単に関係するだけのデータであってもよい。ブロック646では、定数Kが変換テーブル648を用いて計算される。別実施形態として、調整係数を計算してもよい。最後にブロック650において、送信機は算出された定数K又は算出された調整係数に基づいて流量を計算する。
ユーザはまたカスタムのラインサイズの校正ルーチンを選択することができ、このルーチンでは銘板データが利用できない流管アセンブリを校正する。この場合、処理は線614に沿って動作ブロック622へ続く。動作ブロック622は図5に示すような校正ルーチンとすることができる。
本願発明は好ましい実施形態に関して説明してきたが、当業者には本願発明の精神および範囲から逸脱することなく形式および詳細を変更しうることが認識されるであろう。
300・304…電磁流量計用送信機、326…流量変換回路、322…校正変換回路、318…データセット入力部、330…データテーブル

Claims (18)

  1. 電磁流量計用送信機であって、
    流量を表しスケール付けされた出力を計算する流量変換部と、
    校正計算ルーチンを実行して、前記流量変換部に入力される校正定数を生成する校正変換部と、
    個別の流管と対応付けられた流管データセットを前記校正変換部に入力するデータセット入力部と、
    複数の流管データセットを複数の校正計算ルーチンと関連づけ、前記流管データセットに固有の校正計算ルーチンを前記校正変換部に入力するデータテーブルとを備えることを特徴とする電磁流量計用送信機。
  2. 前記複数の校正計算ルーチンは、電磁流管アセンブリの複数の供給業者のために、校正計算と流管データセットとの間の関係を対応づけるものであり、
    前記関係が、校正計算を流速に対応付ける第1のデータセットと、校正計算を体積流量に対応付ける第2のデータセットとを含むことを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計用送信機。
  3. 前記複数の校正計算ルーチンは、電磁流管アセンブリの複数の供給業者のために、校正計算と流管データセットとの間の関係を対応づけるものであり、
    前記関係が、校正計算を体積流量に対応づける第1のデータセットと、校正計算を流管の直径に対応付ける第2のデータセットとを含むことを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計用送信機。
  4. 前記複数の校正計算ルーチンは、電磁流管アセンブリの複数の供給業者のために、校正計算と流管データセットとの間の関係を対応づけるものであり、
    前記関係が、校正計算を電磁流管アセンブリの公称値サイズと関連する公称値の直径に対応付ける第1のデータセットを含むことを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計用送信機。
  5. 前記データセット入力部は、前記電磁流量計用送信機中にキーボードとディスプレイを備えることを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計用送信機。
  6. 前記データセット入力部は、外付けデータ入力機器とデータ交換する電気的入力部を備えることを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計用送信機。
  7. 流量電圧を前記流量変換部に入力する入力部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計用送信機。
  8. ユーザ入力のスケール係数を前記流量変換部に入力する入力部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の電磁流量計用送信機。
  9. 前記流管データセットが、既知の流量を用いた校正スタンドでテストすることにより作成されることを特徴とする請求項に記載の電磁流量計用送信機。
  10. 前記電磁流量計用送信機が、前記流管データセットと対応づけられた、ユーザが選択した流管の名称を格納することを特徴とする請求項に記載の電磁流量計用送信機。
  11. 前記校正定数が、流量電圧/(電流×体積流量)の単位を備えることを特徴とする請求項に記載の電磁流量計用送信機。
  12. 前記校正定数が、流量電圧/(想定電流レベルでの体積流量)の単位を備えることを特徴とする請求項に記載の電磁流量計用送信機。
  13. 前記校正定数が、想定電流レベルと想定最大測定限界体積流量とにおける流量電圧の単位を備えることを特徴とする請求項に記載の電磁流量計用送信機。
  14. 前記校正定数が、流量電圧/(電流×流速)の単位を備えることを特徴とする請求項に記載の電磁流量計用送信機。
  15. 前記校正定数が、流量電圧/(想定電流レベルでの流速)の単位を備えることを特徴とする請求項に記載の電磁流量計用送信機。
  16. 前記校正定数が、想定電流および想定最大測定限界流速での流量電圧を備えることを特徴とする請求項に記載の電磁流量計用送信機。
  17. 電磁流量計用送信機であって、
    流量を表すスケール付けされた出力を計算する流量変換部と、
    校正計算ルーチンを実行して前記流量変換部に入力する校正定数を生成する校正変換部と、
    個別の流管に対応づけられた流管データセットを前記校正変換部に入力するデータセット入力部と、
    複数の流管データセットを複数の校正計算ルーチンに関連づけ、前記流管データセットに固有の校正計算ルーチンを前記校正変換部に入力するデータテーブルと、
    前記校正変換部に対して、前記データテーブルまたは標準校正計算ルーチンのいずれかを選択する選択部とを備えることを特徴とする電磁流量計用送信機。
  18. 前記選択部が、ユーザ入力に基づいて選択することを特徴とする請求項17に記載の電磁流量計用送信機。
JP2010525806A 2007-09-18 2008-09-09 電磁流量計用の汎用送信機 Expired - Fee Related JP5222365B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/856,922 2007-09-18
US11/856,922 US7516034B1 (en) 2007-09-18 2007-09-18 Magnetic flow transmitter having multiple flowtube data sets
PCT/US2008/010534 WO2009038654A1 (en) 2007-09-18 2008-09-09 Universal transmitter for magnetic flow measurement

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010539512A JP2010539512A (ja) 2010-12-16
JP5222365B2 true JP5222365B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=40122300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010525806A Expired - Fee Related JP5222365B2 (ja) 2007-09-18 2008-09-09 電磁流量計用の汎用送信機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7516034B1 (ja)
EP (1) EP2191244B1 (ja)
JP (1) JP5222365B2 (ja)
CN (1) CN101802565B (ja)
WO (1) WO2009038654A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7779702B2 (en) * 2008-11-03 2010-08-24 Rosemount Inc. Flow disturbance compensation for magnetic flowmeter
JP4991963B1 (ja) * 2011-11-16 2012-08-08 株式会社アツデン 超音波式流量測定装置及びその使用方法
US10663331B2 (en) 2013-09-26 2020-05-26 Rosemount Inc. Magnetic flowmeter with power limit and over-current detection
JP6293644B2 (ja) * 2014-11-10 2018-03-14 アズビル株式会社 電磁流量計のテスト方法およびテストシステム
JP6480828B2 (ja) * 2015-08-06 2019-03-13 アズビル株式会社 校正検査システム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838816A (ja) * 1981-09-02 1983-03-07 Yokogawa Hokushin Electric Corp 電磁流量計
JPS58103325U (ja) * 1981-12-29 1983-07-14 株式会社島津製作所 電磁流量計
DE59106602D1 (de) * 1991-12-18 1995-11-02 Flowtec Ag Schaltungsanordnung zum Betrieb mehrerer magnetisch-induktiver Durchflussaufnehmer an einer einzigen Auswerteelektronik.
EP0852703B1 (en) * 1995-09-29 2011-05-04 Rosemount Inc. Flow tube lining
US6615149B1 (en) * 1998-12-10 2003-09-02 Rosemount Inc. Spectral diagnostics in a magnetic flow meter
DE19917261C5 (de) * 1999-04-16 2010-09-09 Siemens Flow Instruments A/S Elektromagnetische Durchflußmesseranordnung
US6505517B1 (en) * 1999-07-23 2003-01-14 Rosemount Inc. High accuracy signal processing for magnetic flowmeter
DE10064738B4 (de) 2000-12-22 2004-02-12 Krohne Meßtechnik GmbH & Co KG Verfahren zur Prüfung eines magnetisch-induktiven Durchflußmeßgeräts
US6997032B2 (en) * 2003-04-08 2006-02-14 Invensys Systems, Inc. Flowmeter zeroing techniques
BRPI0318620B1 (pt) * 2003-12-10 2019-12-31 Micro Motion Inc identificação do tipo de medidor de fluxo
CN100460830C (zh) * 2003-12-12 2009-02-11 罗斯蒙德公司 可调空管功能
US7073393B2 (en) * 2004-11-01 2006-07-11 Rosemount Inc. Magnetic flowmeter with built-in simulator

Also Published As

Publication number Publication date
US7516034B1 (en) 2009-04-07
WO2009038654A1 (en) 2009-03-26
CN101802565B (zh) 2012-11-21
EP2191244B1 (en) 2016-07-20
EP2191244A1 (en) 2010-06-02
JP2010539512A (ja) 2010-12-16
US20090071263A1 (en) 2009-03-19
CN101802565A (zh) 2010-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5222365B2 (ja) 電磁流量計用の汎用送信機
CN101517377B (zh) 带有校验的磁流量计
JP5341064B2 (ja) 磁気流量計出力の検証装置
KR101627793B1 (ko) 상수도 계량기 및 이를 이용한 상수도 관제시스템
CN102378901B (zh) 检测电磁流量计内较差的过程地线连接的系统
CN102365530A (zh) 用于测量流的磁通流量计
JP2004528527A (ja) 電磁流量計におけるスペクトル診断法
JP4858255B2 (ja) シミュレーションにより異常診断支援を行うフィールド機器
JP2007519895A (ja) 調節可能空パイプ機能
JP6124055B2 (ja) 電力計測システム
JP6116493B2 (ja) 電子式指示計器
JP2013152122A (ja) 電力量計および電力計量システム
RU2702701C1 (ru) Устройство для измерения эксергии рабочей среды
Gupta et al. Smart LPG monitoring and automatic booking system using IOT
JP6272378B2 (ja) 抵抗値測定システム、及び抵抗値測定方法
KR20140124292A (ko) 온압 보정에 의한 가스 요금 부과 시스템 및 방법
CN107797038A (zh) 开弧电炉弧长检测方法
JP6425102B2 (ja) 電力計測システム
JP6864843B2 (ja) 電磁誘導式電気伝導率計
JP2008269202A (ja) 計量データ伝送装置、検針システムおよびシミュレーション方法
Häfelfinger et al. Magnetic inductive flow meters
JPS5810610A (ja) 電磁流量計
CN116794564A (zh) 无线校线仪、在线模式校线方法及离线模式校线方法
JP2023112476A (ja) 測定装置、測定ユニット、センサ及びプログラム
CN107643477A (zh) 开弧电炉弧长检测装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130308

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5222365

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees