JP5220341B2 - 超高強度鋼板及びこれを用いた自動車用強度部品 - Google Patents

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Description

本発明は、超高強度鋼板及びこれを用いた自動車用強度部品に係り、更に詳細には、自動車部品などに適する成形性及び耐遅れ破壊性に優れた超高強度鋼板及びこれを用いた自動車用強度部品に関する。
近年、自動車の衝突安全性と環境問題の両立を図るために車体を軽量化するという観点から、フロントサイドメンバー、リヤサイドメンバー、ロッカー、ピラー類等、複雑なプレス成形が必要となる部品へ適用しようとする試みが高まっており、超高強度鋼板における成形性の向上が切望されている。
従来、超高強度鋼板については、種々の強化策により材料強度の確保は可能であるが、高強度化に伴い成形性は低下する傾向にあった。即ち、高強度鋼板では、組織的不均一、硬質相と軟質相の局所的混在などに起因し、加工性は、高強度化に伴い大きく低下し、高強度化と成形性の両立は困難であるのが実情であった。
また、1180MPa以上の強度になると、水素脆化による遅れ破壊という新たな弊害が生じることが知られている。
このような背景から、成形性の優れた高強度鋼板としてTRIP(Transformation Induced Plasticity:加工誘起塑性)鋼板が注目されている。
TRIP鋼板は、加工変形により残留オーステナイトがマルテンサイトに誘起変態して大きな伸びが得られる鋼板である。
しかし、TRIP鋼板においても、残留オーステナイトの加工誘起変態に起因して遅れ破壊が助長されることが報告されている(例えば非特許文献1参照)。
山崎ら、「超高強度冷延鋼板の遅れ破壊特性に及ぼす残留オーステナイトと歪の影響」、鉄と鋼、1997年、Vol83、No.11、p66−71
また、遅れ破壊特性については、ニオブ(Nb)などの析出物等を形成することにより耐遅れ破壊性向上させた高強度鋼板が提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかし、成形性に関する知見は一切記載されておらず、超高強度鋼板における耐遅れ破壊性と成形性の両立が切望されている。
特開2005−68548号公報
一方、本発明者らは、超高強度鋼板において、自動車用強度部品としての特性を十分に考慮したところ、成形性と耐遅れ破壊性を両立できる方法を見出すに至った。
本発明は、このような従来技術の有する課題及び新たな知見に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、優れた成形性及び耐遅れ破壊特性を兼ね備えた超高強度鋼板及びこれを用いた自動車用強度部品を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、所定の鋼板の基地組織を焼戻しマルテンサイト組織とし、旧オーステナイト粒径を細粒化することにより、上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の超高強度鋼板は、質量比で、C:0.10%〜0.40%、Si:0.01%〜2.5%、Mn:0.1%〜1.0%、P:≦0.02%、S:≦0.013%、Cu:0.05%〜3.0%、Ni:0.05%〜3.0%、Cr:0.01%〜3.5%、Mo:0.10%〜2.0%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物であって、基地組織が焼戻しマルテンサイトであると共に、平均旧オーステナイト粒径が3〜10μmであり、引張強度が980MPa以上、板状試験片を用いた引張試験による引張強さと破断応力の差である応力低下度(SD)が180MPa以上であることを特徴とする。
また、本発明の超高強度鋼板の他の好適形態は、さらに、鋼中にアルミニウム(Al)やニオブ(Nb)をAl:0.001%〜0.1%、Nb:0.005%〜1.0%の範囲で含有することや、熱延鋼板又は冷延鋼板であることを特徴とする。
更に、本発明の自動車用強度部品は、上記超高強度鋼板を用いて成ることを特徴とする。
所定の鋼板の基地組織を焼戻しマルテンサイト組織とし、旧オーステナイト粒径を細粒化することとしたため、優れた成形性及び耐遅れ破壊特性を兼ね備えた超高強度鋼板及びこれを用いた自動車用強度部品を提供できる。
以下、本発明の超高強度鋼板について、更に詳細に説明する。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、濃度、含有量、充填量などについての「%」は、特記しない限り質量百分率を表すものとする。
上述の如く、本発明の超高強度鋼板は、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)を含有して成る。また、基地組織は焼戻しマルテンサイトとする。更に、旧オーステナイト粒径は3〜10μmとする。
このような構成により、引張強度が980MPa以上でありながら、従来の高強度鋼板に対して自動車用部品としての要求を満足するのに十分な成形性を示し、且つ耐遅れ破壊性が向上し、成形性と耐遅れ破壊性を両立することにより優れた効果を十分に発揮し、産業上有用な効果を奏する。
ここで、本発明の超高強度鋼板においては、硬質相である焼戻しマルテンサイト組織を素地とすることにより、鋼板の引張強度が980MPa以上になる。より好ましくは、鋼板の引張強度は1180MPa以上であることが良い。
代表的には、上記焼戻しマルテンサイトは、1100℃以上の温度に加熱後、850℃以上の仕上げ温度、圧下率30%以上で圧延、150℃〜300℃で保持の製造条件、550℃〜700℃の焼戻し条件により得ることができる。
旧オーステナイト粒径は1〜30μmに細粒化できる。旧オーステナイト粒径が30μmを超えると、深絞り性、張出し性、形状凍結性の向上が見込めなくなる。また、旧オーステナイト粒径が1μm未満では、機械的性質が劣化し易い上、製造上も困難となり易い。
更に、上記旧オーステナイト粒径は3〜10μmにすることが好適である。このときは、深絞り性、張出し性、形状凍結性をより向上させ得るので、当該超高強度鋼板を用いて自動車部品を成形するときに要求される成形性を満足させ得る。
また、本発明の超高強度鋼板は、添加成分として、
炭素(C)、クロム(Cr)を、C:0.10%〜0.40%、Cr:0.01%〜3.5%の割合で含有し、ケイ素(Si)、マンガン(Mn)を、Si:0.01%〜2.5%、Mn:0.1%〜1.0%、の割合で含有すると共に、
銅(Cu)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)、モリブデン(Mo)を、Cu:0.05%〜3.0%、Ni:0.05%〜3.0%、Mo:0.10%〜2.0%の割合で含有し、
更に、不純物のリン(P)、硫黄(S)を、P:≦0.02%、S:≦0.013%の割合で含有し、
残部は鉄(Fe)及び不可避的不純物である。
このときは、微細な合金炭化物が含有されることにより、成形性を確保しつつ耐遅れ破壊性に優れる鋼板が得られる。
以下に各成分について説明する。
C : Cは強度増加に最も有効な元素である。980MPa以上の強度を得るためには0.1%以上含有することが好適であるが、0.4%を超えると靭性劣化を招き易いことから、0.10〜0.40%含有することが良い。
Cr: Crは焼入れ性向上に有効な元素であるとともにセメンタイト中に固溶して鋼板の強度上昇に有効な元素である。従って、少なくとも0.01%以上含有することが好適である。好ましくは1%以上含有させることが良いが、過剰に添加するとその効果が飽和するとともに靭性が低下してしまうため、上限を3.5%とすることが良い。
Mo: Moは本発明において重要な元素であり、焼入れ性向上の他、合金炭化物を形成することで微細粒化に有効であると共に、水素の置換にも有効である。しかし、0.10%未満では、合金炭化物の形成が困難になり易い。一方、Moは高価な合金元素であるため、0.1〜2.0%含有することが良い。
なお、成形性を確保しつつ良好な耐遅れ破壊性を確保するために、Moと同様な添加効果を示すNbを添加することもできるが、0.005%〜1.0%の範囲とすることが良い。
P : Pは粒界強度を低下させるため、極力取り除きたい元素であり、上限を0.02%とすることが良い。
S : Sは粒界強度を低下させるため、極力取り除きたい元素であり、上限を0.013%とすることが良い。
更に、本発明の超高強度鋼板は、添加成分として、銅(Cu)、ニッケル(Ni)の双方を、Cu:0.05%〜3.0%、Ni:0.05%〜3.0%の割合で含有することが良い。
以下に各成分について説明する。
Cu: Cuは強化に有効である上、自身の微細析出は遅れ破壊の抑制にも寄与するため、0.05%以上含有することが良い。また、過剰添加は加工性の劣化を招くことから、上限を3.0%とすることが良い。
Ni: Niは鋼板の焼入れ性を高めることにより鋼板の強度を確保できるとともに、耐食性の向上に有効な元素である。0.05%未満では所望の効果が得られず、一方、3.0%を越えると加工性が悪くなることから0.05〜3.0%含有することが良い。
更にまた、本発明の超高強度鋼板は、添加成分として、シリコン(Si)、マンガン(Mn)の双方を、Si:0.01%〜2.5%、Mn:0.1%〜1.0%の割合で含有することが良い。
以下に各成分について説明する。
Si: Siは脱酸及び強度増加に有効な元素である。従って、脱酸材として添加したもので鋼中に残るものも含め、含有量を0.2%以上とすることが良い。但し、過剰な添加は靭性劣化を起す場合があるため、上限を2.5%とすることが良い。
Mn: Mnは、鋼板の強度上昇に有効な元素である。0.1%未満では所望の効果が得られにくい。一方、含有量が多過ぎるとP、Sの共偏析を助長するだけでなく、靭性劣化を起すことがあるため、0.1〜1.0%含有することが良い。
また、本発明の超高強度鋼板は、添加成分として、アルミニウム(Al)を、Al:0.001%〜0.1%の割合で含有することが良い。
Al: Alは脱酸のため添加するが、添加量が多過ぎると介在物が増加して加工性が劣化するため、0.001〜0.1%含有することが良い。
以上説明した本発明の超高強度鋼板は、成形性が良好であることから、代表的には、熱延鋼板又は冷延鋼板で作製することができる。代表的な超高強度鋼板の板厚は、0.5〜2.3mmである。
また、成分設計の観点から、亜鉛めっきの表面処理を施すことができる。
同様に、フィルムラミネート処理を施すこともできる。
次に、本発明の自動車用強度部品について説明する。
かかる自動車用強度部品は、上述の高強度薄鋼板を用いて成る。これにより成形性及び耐遅れ破壊性が共に優れた自動車用高強度部品が得られる。
具体的には、プレス成形(冷間、温間、熱間)、ハイドロ成形、ブロー成形、のいずれかの方法により、上記高強度薄鋼板を成形して得ることができる。
なお、通常、ピアス、トリム加工した部位は、残留応力が高く遅れ破壊の危険が高くなるが、本発明の自動車用強度部品は、切断加工部を有している場合でも、遅れ破壊が少ないので有効である。
以下、本発明を実施例及び比較例により更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜5、比較例1〜5)
表1に示す成分の鋼を用い、表2に示す製造条件により、各例の鋼板を作製した。
各例の鋼板について、引張強度、SD(一様伸び後の応力低下度)、組織、成形評価、遅れ破壊評価を行った。これらの試験結果を表3に示す。
また、各特性の評価は下記の要領で実施した。比較例2〜5(E,F,G,H)の鋼は市販品を使用した。
Figure 0005220341
Figure 0005220341
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1.機械特性値
(1)引張強度
引張強度はJIS Z2201の5号試験片を用い、JIS Z2241に準拠した引張試験を行い、評価した。
(2)応力低下度(SD)
図1は、板状試験片(例えば、JIS Z 2201に規定される5号試験片や13号試験片)を用いた引張試験による応力−歪線図を示す模式図である。引張強さ(TS)と破断応力の差を応力低下度(SD)と定義する。
応力低下度(SD)が180MPa以上の値を有するものは良好な靭延性を有していた。
2.組織
(1)基地組織
基地組織は、断面を研磨後、ナイタール溶液によりエッチングし、光学顕微鏡100〜1000倍及びSEM観察1000〜5000倍を行って評価した。
(2)旧オーステナイト粒径
旧オーステナイト粒径は、基地組織が焼戻しマルテンサイトのものについて、JIS G0551に準拠して行い、評価した。
3.成形性
成形性評価方法は、複雑なプレス成形が必要な自動車用部品への適用を念頭に置き、深絞り性評価、張出し性評価、形状凍結性評価の総合評価で評価を行った。それぞれの成形性評価方法について下記の要領で実施した。
(1)深絞り性評価
図2に深絞り試験概要を示す。ポンチ肩半径5mm、直径50mmの円筒ポンチ4と、ダイ肩半径7mmのダイ1及びシワ押さえ2で構成される試験工具を用い、シワ押さえ2に50kNの加圧力を与えた状態で、3mm/秒の速度でポンチ4を移動させた。
このとき、試験片3のブランク直径を大きくしていき、破断することなく絞りきることのできるブランク直径を、最大ブランク直径Dとした。ポンチ直径と最大ブランク直径の比(D/50)をLDRと定義した。この値が大きいほど深絞り性が良い。
(2)張出し性評価
図3に深絞り試験概要を示す。半径50mmの球頭ポンチ4と、ダイ肩半径5mmのビードつきダイ1及びシワ押さえ2で構成される試験工具を用い、シワ押さえ2に高い加圧力を与え材料が周りから流入しない状態で、10mm/分の速度でポンチ4を移動させた。試験片3の寸法は200mm×200mmとし、ポンチ4が試験片3に接触してから、破断する直前までの移動距離を最大成形高さ(LDH)とした。この値が大きいほど張出し性が良い。
(3)形状凍結性評価
図4に形状凍結性指標を評価するためのハット曲げ試験概要を示す。幅75mm、ポンチ肩半径5mmのポンチ4と、ダイ肩半径5mmのダイ1及びシワ押さえ2で構成される試験工具を用い、シワ押さえ2に200kNの加圧力を与え、10mm/分の速度でポンチ4を80mm移動させた。試験片3の寸法は300mm×50mmとした。ハット曲げ成形後の試験片3を試験機から取り出し、図5に示す方法で試験片3の曲率を測定した。この値が小さいほど形状凍結性が良い。
4.遅れ破壊
遅れ破壊試験評価方法は、100mm×50mmの短冊試験片をハット曲げ試験機で曲げ、曲げ戻し加工したあと壁部にピアス加工を行い、高い残留応力を持たせた試験片を、0.1mol/mの塩酸水溶液に100時間浸したときの亀裂の有無によって評価した。
表3に示すように、本発明の範囲内にある実施例1〜5の超高強度鋼板は、引張強度が980MPa以上の強度を示し、且つ自動車用部品としての要求を満足するのに十分な成形性を示しており、上記遅れ破壊試験において亀裂が発生しなかったことから、成形性と耐遅れ破壊性を兼ね備えている。
これらに対して、比較例1の鋼板は、引張強度は980MPa以上を示したが、成形性と遅れ破壊性の両立ができていない。また、比較例2〜5の鋼板は、成分が本発明の範囲から逸脱しており、一部は引張強度が980MPa未満であり、遅れ破壊は問題ないが、成形性が本発明鋼に対し劣っている。
板状試験片(例えば、JIS Z 2201に規定される5号試験片や13号試験片)を用いた引張試験による応力−歪線図を示す模式図である。 深絞り試験概要及び深絞り指標であるLDRの算出方法を示す概略図である。 張出し試験概要並びに張出し指標であるLDHを示す概略図である。 ハット曲げ試験概要を示す概略図である。 形状凍結指標である壁ソリ量(曲率)を示す概略図である。
符号の説明
1 ダイ
2 シワ押さえ
3 試験片(鋼板)
4 ポンチ

Claims (9)

  1. 質量比で、C:0.10%〜0.40%、Si:0.01%〜2.5%、Mn:0.1%〜1.0%、P:≦0.02%、S:≦0.013%、Cu:0.05%〜3.0%、Ni:0.05%〜3.0%、Cr:0.01%〜3.5%、Mo:0.10%〜2.0%を含有し、残部がFe及び不可避的不純物であって、基地組織が焼戻しマルテンサイトであると共に、平均旧オーステナイト粒径が3〜10μmであり、引張強度が980MPa以上、板状試験片を用いた引張試験による引張強さと破断応力の差である応力低下度(SD)が180MPa以上であることを特徴とする超高強度鋼板。
  2. さらに、鋼中にAl:0.001%〜0.1%を含有することを特徴とする請求項1に記載の超高強度鋼板。
  3. さらに、鋼中にNb:0.005%〜1.0%を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の超高強度鋼板。
  4. 熱延鋼板又は冷延鋼板であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1つの項に記載の超高強度鋼板。
  5. 亜鉛めっきの表面処理を施したことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つの項に記載の超高強度鋼板。
  6. フィルムラミネート処理を施したことを特徴とする請求項1〜のいずれか1つの項に記載の超高強度鋼板。
  7. 請求項1〜のいずれか1つの項に記載の超高強度鋼板を用いて成ることを特徴とする自動車用強度部品。
  8. プレス成形、ハイドロ成形、ブロー成形、のいずれかの方法により成形されたことを特徴とする請求項に記載の自動車用強度部品。
  9. 切断加工部を有することを特徴とする請求項又はに記載の自動車用強度部品。
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