JP5218002B2 - 制動制御装置 - Google Patents

制動制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5218002B2
JP5218002B2 JP2008317263A JP2008317263A JP5218002B2 JP 5218002 B2 JP5218002 B2 JP 5218002B2 JP 2008317263 A JP2008317263 A JP 2008317263A JP 2008317263 A JP2008317263 A JP 2008317263A JP 5218002 B2 JP5218002 B2 JP 5218002B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
braking control
vehicle
braking
control unit
collision
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008317263A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010137772A (ja
Inventor
節夫 所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008317263A priority Critical patent/JP5218002B2/ja
Publication of JP2010137772A publication Critical patent/JP2010137772A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5218002B2 publication Critical patent/JP5218002B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

本発明は、車両の制動制御を行う制動制御装置に関する。
従来の制動制御装置として、例えば特許文献1,2に記載されているものが知られている。特許文献1に記載の制動制御装置は、車両前方の障害物が所定の条件下で検知された場合に、停止状態を維持するための制動力によって車両を停止させ、運転者の操作により車両が再び走行を開始して車速が所定値以上になった場合に、制動力を解除するものである。
また、特許文献2に記載の制動制御装置は、自車両と障害物との相対関係を検出し、障害物との接触回避が不可能であると判定された場合に制動力を発生させ、その制動力の発生から所定の継続時間が経過した後に、制動力の発生を停止させるものである。
特開2005−186936号公報 特開2003−267200号公報
ところで、車両の停止後(制動後)に実施される望ましい制御は、制動制御が実施される際の状況によって異なることがある。そこで、例えば上記特許文献1及び特許文献2の制動制御装置を組み合わせ、各々に作動条件を設定して制動制御を切り替えることが考えられる。一例として、制動力の発生後、所定の継続時間が経過したら制動力の発生を停止させる制動制御(特許文献2)は、車両が高速で走行している場合を作動条件とし、車両の停止を保持する制動制御(特許文献1)は、車両が低速で走行している場合を作動条件とすること等が挙げられる。しかしながら、上記の作動条件により所定の継続時間の経過後に自動で停止状態が解除される制動制御のみが実施される状況下であっても、停止状態を保持する制動制御が求められることがある。従って、停止後に停止状態を保持する制動制御と、停止後に停止状態を解除する制動制御との両制御が協働して実施される制動制御装置が求められている。
そこで、本発明の目的は、停止後に停止状態を保持する制動制御と、停止後に停止状態を解除する制動制御とを協働して実施できる制動制御装置を提供することである。
本発明は、車両の動作状態が第1作動条件を満たすときに、車両と対象物との衝突予測を行い、衝突が予測されると、車両の制動制御を実施し、制動制御の開始から所定時間経過後に制動制御を解除する第1制動制御手段と、車両の動作状態が第1作動条件と異なる第2作動条件を満たすときに、車両と対象物との衝突予測を行い、衝突が予測されると、車両の停止状態を保持するように車両の制動制御を実施する第2制動制御手段とを備え、第2制動制御手段は、第1制動制御手段によって制動制御が実施された場合に、第2制動制御手段による制動制御が実施され易くなるように第2作動条件を変更する手段を有することを特徴とする。
本発明に係る制動制御装置においては、第1制動制御手段によって制動制御が実施された場合に、第2制動制御手段により制動制御が実施され易くなるように第2作動条件を変更する。これにより、車両の動作状態が最初に設定された第2作動条件を満たしていない場合であっても、第1制動制御手段により制動制御が実施されることにより、第2制動制御手段により制動制御が実施されることがある。つまり、通常では第2制動制御手段によって車両の停止状態を保持するような制動制御を実施するか否かの判定が行われない状況であっても、第1制動制御手段により制動制御が実施されると、第2作動条件を変更することにより、第2制動制御手段による制動制御の実施が必要であるか否かの判定が行われ、制動制御の実施が必要である場合に第2制動制御手段により制動制御が実施されることになる。このように、車両の停止後に停止状態を保持する制動制御と、車両の停止後に停止状態を解除する制動制御といった両制御を協働して実施することができる。
好ましくは、第1作動条件は、車両の走行速度が第1速度以上となる条件であり、第2作動条件は、車両の走行速度が第2速度以下となる条件であり、第2作動条件を変更する手段は、第1制動制御手段によって制動制御が実施された場合に、第2速度を大きくする手段である。この場合、第2制動制御手段の動作に使用される第2作動条件を好適に変更することができ、第2制動制御手段による制動制御の実施が確実に行われ易くなる。
また、好ましくは、第2制動制御手段は、第1制動制御手段によって制動制御が実施された場合に、車両と対象物との衝突を予測するための衝突予測閾値を下げる手段を有する。この場合、第2制動制御手段による制動制御の実施が必要な場合に、速やかに制動制御を実施することが可能となる。
本発明によれば、停止後に停止状態を保持する制動制御と、停止後に停止状態を解除する制動制御とを協働して実施できる。これにより、有効な制動制御を実現することが可能となる。
以下、本発明に係わる制動制御装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係わる制動制御装置の概略構成を示すブロック図である。同図において、制動制御装置1は、停止後に停止状態を保持する制動制御と、停止後に停止状態を解除する制動制御とを協働して実施する装置である。
制動制御装置1は、ECU(ElectronicControl Unit)2を備えている。このECU2には、障害物監視センサ3と、障害物監視センサ4と、車速センサ5と、車両運動状態監視センサ6と、ドライバ状態監視センサ7と、ブレーキアクチュエータ8とが接続されている。
障害物監視センサ3は、車両前方の障害物(例えば、車両、路側物、歩行者、自転車等)を監視(検出)するためのセンサである。障害物監視センサ3は、例えばカメラやミリ波レーダ等である。障害物監視センサ3は、車両の前方の所定の箇所に設けられ、車両の前方を検知できる向きで配置される。この障害物監視センサ3は、後述する第1制動制御部9における高速走行時を想定した認識(監視)システムにおいて利用されるものである。そのため、図2(a)に示すように、例えば障害物監視センサ3における検出エリアA1は、障害物の検出距離優先で設計されており、検出距離が100m以上、検出視野が車両Mの進行方向に対して±10〜15°程度となっている。障害物監視センサ3は、検出した障害物に関する各障害物情報をECU2に送出する。
障害物監視センサ4は、障害物監視センサ3と同様に、車両前方の障害物を監視するためのセンサである。この障害物監視センサ4は、後述する第2制動制御部10における低速走行時を想定した認識システムにおいて利用されるものである。そのため、図2(b)に示すように、例えば障害物監視センサ4における検出エリアA2は、障害物検出視野優先で設計され、検出距離が10m程度、検出視野が車両の進行方向に対して±90°となっている。障害物監視センサ4は、検出した障害物に関する各障害物情報をECU2に送出する。
車速センサ5は、自車両の走行速度(車速)を検出し、その検出信号(車速信号)をECU2に送出する。
車両運動状態監視センサ6は、車両の運動状態を監視(検出)するセンサである。車両運動状態監視センサ6は、例えばアクセル開度センサや操舵センサ等である。アクセル開度センサは、アクセルスロットルの開度を計測することで車両Mの運動状態を検出する。操舵センサは、ハンドルの操舵角を検出することにより、例えば車両Mがカーブを走行しているか否か等を判定することで車両Mの運動状態を検出する。車両運動状態監視センサ6は、それぞれ検出した車両Mの運動状態に関する各車両情報をECU2に送出する。
ドライバ状態監視センサ7は、運転者の状態を監視(検出)するセンサである。ドライバ状態監視センサ7は、例えば顔画像撮像カメラ等である。顔画像撮像カメラは、運転者の顔向きを検出することにより、例えば運転者が脇見運転をしているか否か等を判定することで運転者の状態を検出する。ドライバ状態監視センサ7は、検出した運転者の状態に関する各ドライバ情報をECU2に送出する。
ブレーキアクチュエータ8は、ECU2から送出された制動信号に応じてアクチュエータを作動させて、ブレーキの制動を制御する。
ECU2は、第1制動制御部9と、第2制動制御部10とを備えている。なお、ECU2は、図示しないメモリ等を更に備えている。
第1制動制御部9は、障害物監視センサ3、車速センサ5、車両運動状態監視センサ6、ドライバ状態監視センサ7から送出された各情報及び信号に基づいて、障害物の検出を行うと共に、車両Mと障害物との衝突予測を行う。具体的に、第1制動制御部9は、車速センサ5から送出された車速信号が第1作動条件である車速下限値以上である場合に、車両Mと障害物との衝突予測を行う。そして、第1制動制御部9は、車両Mと障害物との衝突が予測されると、車両Mの制動制御を実施し、制動制御の開始から所定時間経過後に制動制御の解除をするように、車両の制動移動制御の実施を指示する制動信号をブレーキアクチュエータ8に送出する。
第2制動制御部10は、障害物監視センサ4、車速センサ5、車両運動状態監視センサ6、ドライバ状態監視センサ7から送出された各情報及び信号に基づいて、車両Mと障害物との衝突予測を行う。具体的に、第1制動制御部9は、車速センサ5から送出された車速信号が第2作動条件である車速上限値以下である場合に、車両Mと障害物との衝突予測を行う。そして、第1制動制御部9は、車両Mと障害物との衝突が予測されると、車両Mの停止状態を保持するように車両Mの制動制御の実施を指示する制動信号をブレーキアクチュエータ8に送出する。
また、第2制動制御部10は、第1制動制御部9において制動制御が実施された場合に、車速上限値及び車両Mと対象物との衝突を予測するための衝突予測閾値回数を、第1制動制御部9により制動制御が実施された際の車速に応じて変更する。
図3は、第1制動制御部9によって実行される制動制御の処理手順の詳細を示すフローチャートである。
図3において、まずECU2のメモリ(図示しない)に格納されている車速下限値Vh−min(例えば15km/h)が読み込まれる(手順S01)。次に、車両Mの現在の走行速度が、メモリから読み込まれた車速下限値以上であるか否かが判定される(手順S02)。走行速度が走行下限値以上であると判定された場合には、手順S03に進む。一方、走行速度が走行下限値より低いと判定された場合には、処理が終了する。
手順S03では、車両M前方の障害物が検出される。具体的には、障害物監視センサ3であるカメラやミリ波レーダによって取得された画像情報や位置情報に基づいて、車両M前方の障害物が検出される。そして、車両M前方に障害物が検出されると、車両Mと障害物との衝突が予測される(手順S04)。具体的には、同じ障害物が衝突予測閾値回数(n)以上検出された場合に、障害物有りと判定され、車両Mと障害物との衝突が予測される。このとき、車両運動状態監視センサ6及びドライバ状態監視センサ7から送出された各情報に基づいて判定された運転者の状態(例えば脇見運転)や車両Mの運動状態(例えばカーブ走行時)も、衝突を予測するための情報として加味される。
続いて、車両Mと障害物との衝突が予測されると、衝突の可能性が高い(大)か否かが判定される(手順S05)。衝突の可能性大であると判定された場合には、手順S06に進む。一方、衝突の可能性が大でないと判定された場合には、処理が終了する。
手順S06では、車両Mと障害物との衝突の可能性が高い場合に、ブレーキアクチュエータ8に制動信号を送出し、車両Mの制動制御を実施(ブレーキON)させる。このとき、第1制動制御部9により制動制御が実施されてことを示す衝突可能性フラグが立てられる(手順S07)。
そして、車両Mの制動制御の実施後、所定時間経過したか否かが判定される(手順S08)。所定時間経過したと判定された場合には、手順S09に進む。一方、所定時間経過していないと判定された場合には、同処理が繰り返される。
手順S09では、車両Mの制動制御が解除(ブレーキOFF)される。そして、ブレーキOFFに伴い、衝突可能性フラグが解除される(手順S10)。
図4は、第2制動制御部10によって実行される制動制御の処理手順の詳細を示すフローチャートである。なお、本処理は、第1制動制御部9の処理と併行して実行される。
図4において、まずECU2のメモリ(図示しない)に格納されている車速上限値Vl−max(例えば20km/h)及び衝突予測閾値回数(n)が読み出される(手順S11)。次に、第1制動制御部9において衝突可能性フラグが立てられているか否かが判定される(手順S12)。衝突可能性フラグが立てられていると判定された場合には、手順S13に進む。一方、衝突可能性フラグが立てられていないと判定された場合には、手順S15に進む。
手順S13では、車速上限値Vl−maxが大きくなるように変更される。具体的に、車速上限値は、第1制動制御部9により制動制御が実施されたときの車速Vh−cteの値に比例して大きくなるように変更される。例えば、第1制動制御部9により制動制御が実施されたときの車速が60km/hであった場合には、車速上限値が例えば30km/hに設定され、第1制動制御部9により制動制御が実施されたときの車速が80km/hであった場合には、車速上限値が例えば40km/hに設定される。
また、衝突可能性フラグが立てられている場合には、衝突予測閾値回数nが少なくなるように変更される(手順S14)。具体的に、衝突予測閾値回数は、第1制動制御部9により制動制御が実施されたときの車速(Vh−cte)の値に比例させてが少なくなるように、n=n×(Vl−max/Vh−cte)の式に基づいて変更される。例えば、第1制動制御部9により制動制御が実施されたときの車速が60km/hであった場合には、n=n×(20/60)となり、衝突予測閾値回数が1/3に減少される。
手順S15では、車両Mの現在の走行速度が車速上限値以下であるか否かが判定される。このとき、衝突可能性フラグが立てられていない場合には、最初に設定された例えばVl−max=20km/hが車速上限値とされ、衝突可能性フラグが立てられている場合には、変更された例えばVl−max=30km/hが車速上限値とされる。車両Mの現在の走行速度が車速上限値以下であると判定された場合には、手順S16に進む。一方、車両Mの現在の走行速度が車速上限値より高いと判定された場合には、処理が終了する。
手順S16では、車両M前方の障害物が検出される。そして、車両M前方に障害物が検出されると、車両Mと障害物との衝突が予測され(手順S17)、衝突の可能性が高い(大)か否かが判定される(手順S18)。衝突の可能性大であると判定された場合には、手順S19に進む。一方、衝突の可能性が大でないと判定された場合には、処理が終了する。
手順S19では、車両Mと障害物との衝突の可能性が高いことを受けて、ブレーキアクチュエータ8に制動信号を送出し、車両Mの制動制御を実施(ブレーキON)させる。その後、運転者にブレーキを解除する意思があるか否かが、車両情報(例えば、アクセル開度センサから送出される開度信号等)に基づいて判定される(手順S20)。ブレーキを解除する意思とは、車両Mの停止後に、運転者が発進しようと例えばアクセルペダルを踏む行為等である。運転者にブレーキを解除する意思があると判定された場合には、車両の制動制御を解除(ブレーキOFF)する(手順S21)。一方、運転者にブレーキを解除する意思がないと判定された場合には、同処理が繰り返される。
以上のように本実施形態の制動制御装置1にあっては、第1制動制御部9によって制動制御が実施された場合に、第2制動制御部10により制動制御が実施され易くなるように車速上限値Vl−max及び衝突予測閾値回数nを変更する。
ここで、第1制動制御部9により制動制御が実施される状況、すなわち車両Mが高速で走行している状況においては、主な障害物として例えば車両や大きな路側物等が考えられる。一方、第2制動制御部10により制動制御が実施される状況、すなわち車両Mが低速で走行している状況においては、主な障害物として例えば歩行者や自転車(交通弱者)等が考えられる。そのため、障害物が車両や大きな路側物等である場合には、車両の停止後に停止状態を解除する制動制御、障害物が交通弱者等である場合には、車両の停止後に停止状態を保持する制動制御が望ましい。しかし、車両が高速で走行している場合であっても、障害物が交通弱者となる場合も有り得る。従って、車両の停止後に停止状態を保持する制動制御を高速走行時から確実に作動させることが求められる。
そこで、本実施形態では、上記のように第1制動制御部9の制動制御が実施されたときの車速Vh−cteに比例させて、第2制動制御部10の最初に設定された車速上限値Vl−maxを大きくなるように変更することにより、車両Mの走行速度が車速上限値以上である場合であっても、第2制動制御部10により制動制御が実施され易くなる。すなわち、第1制動制御部9の衝突予測の判断結果を、第2制動制御部10の認識・判断に反映させている。これにより、通常では第2制動制御部10により車両の停止状態を保持するような制動制御を実施するか否かの判定が行われない走行速度であっても、第1制動制御部9により制動制御が実施されると、車速上限値Vl−maxを変更することにより、第2制動制御部10による制動制御の実施が必要であるか否かの判定が行われ、制動制御の実施が必要である場合に第2制動制御部9により停止後に停止状態を保持する制動制御が実施されることになる。このように、車両Mの停止後に停止状態を保持する制動制御と、車両Mの停止後に停止状態を解除する制動制御といった両制御を協働して実施することができる。その結果、有効な制動制御を実現することが可能となる。
また、第1制動制御部9によって制動制御が実施された場合に、第2制動制御部10における車両Mと対象物との衝突を予測するための衝突予測閾値回数nを第1制動制御部9により制動制御が実施された際の速度に比例させて下げる。これにより、第2制動制御部9による制動制御の実施が必要な場合に、衝突予測の判断時間を短くして、速やかに制動制御を実施することが可能となり、応答性を早めることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、第1制動制御部9により制動制御が実施された際の車速Vh−cteに比例させて第2制動制御部10の車速上限値を変更しているが、この車速上限値は、例えば第1制動制御部9により制動制御が実施された際の車速と同じになるように変更されてもよい。
また、上記実施形態では、第1制動制御部9による制動制御の実施時に立てられた衝突可能性フラグに基づいて、第1制動制御部9により制動制御が実施されたことを第2制動制御部10が認識しているが、その他の方法によって認識されてもよい。例えば、車両Mの上下角を検出するセンサ(ヨーセンサ)を車両Mに搭載し、第1制動制御部9により制動制御が実施された際、車両が前方に沈み込んだときの角度、すなわちダイブ角を検出し、センサの上下軸が所定量下に向いていることを想定して、上下センサ軸中心を上方へ補正して認識する構成としてもよい。
本発明の一実施形態に係わる制動制御装置の概略構成を示すブロック図である。 障害物監視センサの検出距離及び検出視野を示す図である。 第1制動制御部によって実行される制動制御の処理手順の詳細を示すフローチャートである。 第2制動制御部によって実行される制動制御の処理手順の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
1…制動制御装置、2…ECU(第1制動制御手段、第2制動制御手段)、9…第1制動制御部(第1制動制御手段)、10…第2制動制御部(第2制動制御手段)、M…車両。

Claims (2)

  1. 車両の動作状態が第1作動条件を満たすときに、前記車両と対象物との衝突予測を行い、当該衝突が予測されると、前記車両の制動制御を実施し、前記制動制御の開始から所定時間経過後に当該制動制御を解除する第1制動制御手段と、
    前記車両の動作状態が前記第1作動条件と異なる第2作動条件を満たすときに、前記車両と前記対象物との衝突予測を行い、当該衝突が予測されると、前記車両の停止状態を保持するように前記車両の制動制御を実施する第2制動制御手段とを備え、
    前記第2制動制御手段は、前記第1制動制御手段によって前記制動制御が実施された場合に、前記第2制動制御手段による前記制動制御が実施され易くなるように前記第2作動条件を変更する手段を有し、
    前記第1作動条件は、前記車両の走行速度が第1速度以上となる条件であり、
    前記第2作動条件は、前記車両の走行速度が第2速度以下となる条件であり、
    前記第2作動条件を変更する手段は、前記第1制動制御手段によって前記制動制御が実施された場合に、前記第2速度を大きくする手段であることを特徴とする制動制御装置。
  2. 前記第2制動制御手段は、前記第1制動制御手段によって前記制動制御が実施された場合に、前記車両と前記対象物との衝突を予測するための衝突予測閾値を下げる手段を有することを特徴とする請求項1記載の制動制御装置。
JP2008317263A 2008-12-12 2008-12-12 制動制御装置 Expired - Fee Related JP5218002B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008317263A JP5218002B2 (ja) 2008-12-12 2008-12-12 制動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008317263A JP5218002B2 (ja) 2008-12-12 2008-12-12 制動制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010137772A JP2010137772A (ja) 2010-06-24
JP5218002B2 true JP5218002B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=42348284

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008317263A Expired - Fee Related JP5218002B2 (ja) 2008-12-12 2008-12-12 制動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5218002B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5793868B2 (ja) * 2011-01-12 2015-10-14 トヨタ自動車株式会社 走行支援装置
JP5761001B2 (ja) * 2011-12-08 2015-08-12 トヨタ自動車株式会社 車輌停止前後のペダル作動状態に基づき自動制動の解除を判断する車輌
KR20190098411A (ko) * 2018-02-14 2019-08-22 현대자동차주식회사 차량 및 차량의 제어방법
JP7140077B2 (ja) * 2019-09-02 2022-09-21 トヨタ自動車株式会社 衝突回避支援装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2966155B2 (ja) * 1991-09-06 1999-10-25 マツダ株式会社 車両の接触防止装置
JP2006142904A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Mazda Motor Corp 車両のブレーキ制御装置
JP2005186936A (ja) * 2005-02-21 2005-07-14 Toyota Motor Corp 車両の自動制動制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010137772A (ja) 2010-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4193765B2 (ja) 車両用走行支援装置
CN109664882B (zh) 一种避免道路车辆二次碰撞的方法、系统及电子设备
JP4321633B2 (ja) 衝突緩和装置
JP4640465B2 (ja) 車両用走行支援装置
JP4967840B2 (ja) 衝突軽減装置
JP5199676B2 (ja) 車両の衝突回避システム又は衝突軽減システム及びこれらを動作させるための方法
US9308914B1 (en) Advanced driver assistance system for vehicle
JP5987906B2 (ja) 運転支援装置
US7184889B2 (en) Collision-prediction unit for a vehicle
CN101425228B (zh) 与碰撞减损装置相关联的监视目标检测装置
JP6614354B2 (ja) 走行制御方法及び走行制御装置
JP6539307B2 (ja) 車両の制御装置
CN102673544A (zh) 车辆驾驶支援装置
JP2006001369A (ja) 運転状況判定装置
JP7435725B2 (ja) 運転支援装置
US20210300367A1 (en) Vehicle and vehicle control method
JP4961592B2 (ja) 車両の走行支援装置
JP5218002B2 (ja) 制動制御装置
JP4118111B2 (ja) 危険障害物判定装置
JP4952938B2 (ja) 車両の走行支援装置
JP5104630B2 (ja) 走行制御装置
JP2005178622A (ja) 車両用安全制御装置
JP6075575B2 (ja) 車両の制御装置
JP7388342B2 (ja) 制動力制御装置
JP2008308126A (ja) 衝突緩和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120816

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5218002

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees