JP5216515B2 - 蓋付き容器 - Google Patents
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Description
また、上記した容器として、従来、有底筒状の非樹脂製の外装体の内側に、樹脂製の外容器が嵌合された構成が知られている。
また、外装体付きの容器を備える蓋付き容器でも同様であり、外装体の内側に外容器が嵌合して固定されているため、外装体が外容器から取り外しにくく、容器を廃棄する際に、非樹脂製の外装体と樹脂製の外容器とを分別するのが煩雑であるという問題が存在する。
また、蓋用引張部の長さ寸法を長く取ることができるので、蓋用引張部によって蓋本体を引き出す際、蓋用引張部を引っ張り易くなる。
また、容器用引張部の長さ寸法を長く取ることができるので、容器用引張部によって外容器を引き出す際、容器用引張部を引っ張り易くなる。
すなわち、前記した後者の蓋付き容器において、前記蓋体には、有頂筒状の蓋用外装体と、該蓋用外装体の内側に嵌合されていると共に前記口部に装着された有頂筒状の蓋本体と、該蓋本体の内側に着脱可能に嵌合されて該蓋本体の天壁部と前記口部の端面との間に介在され、少なくとも前記天壁部の下面を覆うパッキンと、が備えられ、前記天壁部には、一部が該天壁部に固定された引き下げ可能な蓋用引張部が設けられていることが好ましい。
これにより、蓋本体が蓋用外装体の内側から引き出され、また、外容器が容器用外装体の内側から引き出される。
これにより、蓋本体の内側からパッキンを取り外す際、垂板部の下端部を指で摘むなどして垂板部を引っ張ることで、パッキンが蓋本体の内側から引き出される。
これにより、蓋本体の内側からパッキンを取り外す際、両側の垂板部の下端部を指等で両側から挟み込んで摘み、両側の垂板部をそれぞれ径方向内側に撓ませる。そして、両側の垂板部を挟んだ状態のまま引っ張ることで、パッキンが蓋本体の内側から引き出される。
また、本発明に係る蓋付き容器によれば、容器用引張部を外容器(容器用外装体)の開口端側に向けて引っ張ることで、外容器が容器用外装体の内側から引き出されるので、容器用外装体を外容器から容易に取り外すことができ、容器用外装体と外容器とを容易に分別することができる。
図1は本実施の形態における蓋付き容器1の縦断面図であり、図2は後述する外容器5の横断面図であり、図3は後述する蓋体3の横断面図であり、図4は図3に示すA−A間の縦断面図である。
なお、図1に示す一点鎖線Oは蓋付き容器1の中心軸線を示しており、以下、単に「軸線O」と記す。また、軸線Oが延びた方向を「軸方向」とし、蓋付き容器1の蓋体3側(図1における上方)を「上側」、その反対側(図1における下方)を「下側」とする。また、軸線Oに直交する方向を「径方向」とし、軸線O回りの方向を「周方向」とする。
そこで、まず、容器2の口部50aから蓋体3を取り外す。すなわち、容器2と蓋体3とを軸線O回りに相対的に回転させる。これにより、口部50aに螺着された蓋体3が緩められ、蓋体3が容器2の口部50aから外される。
以上により、容器2は、容器用外装体4と外容器5と内容器6とに分解される。
以上により、蓋体3は、蓋用外装体7と蓋本体8とパッキン9とに分解される。
例えば、上記した実施の形態では、容器2の口部50aの外周面に雄ねじ50bが形成されていると共に蓋体3の蓋本体8の内周面に雌ねじ81aが形成されており、容器2の口部50aに蓋体3が螺着されているが、本発明は、ねじ構造以外の構成で容器2の口部50aに蓋体3が装着されていてもよい。
例えば、周知の容器に上記した本実施の形態における蓋体3を装着させた構成であってもよい。すなわち、容器の外容器の底壁部に容器用引張部が設けられていなくてもよく、また、容器が二重容器になっていなくてもよく、また、容器の外側が容器用外装体で覆われていなくてもよい。つまり、上記した実施の形態における内容器6や容器用外装体4、容器用引張部55等を適宜省略した構成であってもよい。
また、上記した実施の形態における容器2に周知の蓋体を装着させた構成であってもよい。すなわち、蓋体の蓋本体の天壁部に蓋用引張部が設けられていなくてもよく、また、蓋本体の内側にパッキンが嵌合されていなくてもよく、また、蓋体の外側が蓋用引張部で覆われていなくてもよい。つまり、上記した実施の形態におけるパッキン9や蓋用外装体7、蓋用引張部86等を適宜省略した構成であってもよい。さらに、この場合、蓋体は、容器の口部に螺着されるキャップ状の蓋体でなくてもよく、容器にヒンジを介して連結されてこのヒンジ回りに回転して開閉される蓋体であってもよい。
また、本発明は、帯状以外の形状の容器用引張部や蓋用引張部帯状が設けられた構成にすることも可能である。例えば、平面視三角形状や矩形状の容器用引張部や蓋用引張部が設けられていてもよい。
また、内容器6のフランジ部62を、外容器5の周壁部50の上端面から径方向外側に突出させてもよい。この場合、外容器5の内側から内容器6を容易に取り外すことができる。
また、内容器6は金属で形成してもよい。
2 容器
3 蓋体
4 容器用外装体
5 外容器
6 内容器
7 蓋用外装体
8 蓋本体
9 パッキン
50a 口部
51 底壁部
55 容器用引張部
55a 摘み部
80 天壁部
86 蓋用引張部
86a 摘み部
90 閉塞板部
91 垂板部
Claims (5)
- 内容物を収容する容器と、該容器の口部に装着された蓋体と、を備える蓋付き容器であって、
前記蓋体には、有頂筒状の蓋用外装体と、該蓋用外装体の内側に嵌合されていると共に前記口部に装着された有頂筒状の蓋本体と、該蓋本体の内側に着脱可能に嵌合されて該蓋本体の天壁部と前記口部の端面との間に介在され、少なくとも前記天壁部の下面を覆うパッキンと、が備えられ、
前記天壁部には、一部が該天壁部に固定された引き下げ可能な蓋用引張部が設けられ、
前記蓋用引張部は、前記蓋本体の内周面に沿って帯状に延在しており、一端が固定端とされて他端に摘み部が形成されていることを特徴とする蓋付き容器。 - 内容物を収容する容器と、該容器の口部に装着された蓋体と、を備える蓋付き容器であって、
前記容器には、有底筒状の容器用外装体と、該容器用外装体の内側に嵌合されていると共に上端に前記口部が形成された有底筒状の外容器と、該外容器の内側に着脱可能に嵌合されて少なくとも前記外容器の底壁部の上面を覆う内容器と、が備えられ、
前記底壁部には、一部が該底壁部に固定された引き上げ可能な容器用引張部が設けられ、
前記容器用引張部は、前記外容器の内周面に沿って帯状に延在しており、一端が固定端とされて他端に摘み部が形成されていることを特徴とする蓋付き容器。 - 請求項2に記載の蓋付き容器において、
前記蓋体には、有頂筒状の蓋用外装体と、該蓋用外装体の内側に嵌合されていると共に前記口部に装着された有頂筒状の蓋本体と、該蓋本体の内側に着脱可能に嵌合されて該蓋本体の天壁部と前記口部の端面との間に介在され、少なくとも前記天壁部の下面を覆うパッキンと、が備えられ、
前記天壁部には、一部が該天壁部に固定された引き下げ可能な蓋用引張部が設けられていることを特徴とする蓋付き容器。 - 請求項1または3に記載の蓋付き容器において、
前記パッキンには、前記口部を閉塞する閉塞板部と、該閉塞板部の外縁から前記蓋本体の周壁部の内周面に沿って垂下された垂板部と、が備えられており、
該垂板部の下端部は、前記周壁部の下端よりも下方に突出されていることを特徴とする蓋付き容器。 - 請求項4に記載の蓋付き容器において、
前記垂板部は、前記パッキンの径方向両側にそれぞれ配設されていることを特徴とする蓋付き容器。
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