JP5215688B2 - 医療エリア及び医療施設 - Google Patents

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Description

本発明は、医療スタッフが医療行為を行い、受診者が待機、移動する医療エリア及び医療施設に関する。
高度医療を提供する医療施設では、医療行為(検査、治療、診断)を受ける受診者のプライバシーを保護しながら、待ち時間の少ないスムーズな対応が求められている。
また、医療施設の経営効率を高めるためには、高機能な医療機械類の効率的な活用や、医療スタッフの適正な配置等が求められている。
これらは、医療施設のレイアウトに大きく依存しており、受診者の動線及び医療スタッフの動線を考慮し、それらのいずれもが極力交わらないようにする医療施設のレイアウトが重要となる。
受診者の動線を考慮した医療施設のレイアウトに関する技術としては、例えば、受診者の動線を一方通行に制限した放射線健診施設の施設構造がある(特許文献1)。
特許文献1に記載された放射線健診施設では、検査項目が限定されており、受診者の動線を一方通行に制限することで目的を達成できると思われる。
しかし、例えば、大規模な健診施設では、受診者の数が多い上に、種類の異なる多くの検査項目を短時間に検査しなければならないため、一方通行のみの制限ではスムーズな検査は困難であり、受診者数や検査の進行状況の変化に応じてフレキシブルに対応できる施設構造が求められている。
更に、近年は、受診者の属性として、男女の区別のみならず、医療施設における会員と非会員の区別等の、より多くの属性への対応要求も強くなっており、多くの属性のプライバシーを考慮した施設構造が求められている。
特開2006−200256号公報
本発明は、上記事実に鑑み、医療スタッフが効率よく医療行為ができ、受診者のプライバシーを守りながら、受診者数の増減や医療行為の進行状況の変化にフレキシブルに対応可能な、医療エリア及び医療施設を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る医療エリアは、医療スタッフが医療機器の操作や医療行為の準備を行う医療スタッフ室と、前記医療スタッフ室を囲み、前記医療スタッフが受診者に医療行為を行う複数の医療室と、前記複数の医療室を囲み、異なる属性の前記受診者ごとに待合仕切壁で仕切られた複数の待合室と、前記複数の待合室を囲み、異なる属性の前記受診者ごとに通路仕切壁で仕切られた待合兼用通路と、前記待合仕切壁に設けられ、隣接する前記待合室へ出入りできる待合室間出入口と、前記医療室と前記待合室を仕切る前記壁に設けられた受診者出入口と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、医療スタッフを囲んで医療室が設けられ、医療室を囲んで待合室が設けられ、待合室を囲んで待合兼用通路が設けられている。このとき、待合室は、異なる属性の前記受診者ごとに待合仕切壁で仕切られ、待合兼用通路は、異なる属性の受診者ごとに通路仕切壁で仕切られ、待合仕切壁は、隣接する待合室へ出入りできる待合室間出入口が設けられ、医療室と待合室を仕切る壁には、医療室へ出入りできる受診者出入口が設けられている。
これにより、医療スタッフが医療行為を行うために移動する動線を短くできる。同時に、受診者が医療を受けるために移動する動線を短くできる。
また、待合室は、異なる属性の受診者ごとに待合仕切壁で仕切られ、他の待合室と待合室間出入口を通って互いの待合室に出入りできる。また、受診者は、受診者出入口を通って待合室から医療室へ出入りできる。これにより、受診者は次の待合室への出入りにおいて待合兼用通路を使う必要がないので、受診者の動線が短くなる。また、属性の異なる受診者と出会うことはなく、受診者のプライバシーが守られる。
また、待合兼用通路は、この待合兼用通路を利用する複数の異なる属性の受診者ごとに通路仕切壁で仕切られており、待合兼用通路で異なる属性の受診者が出会うことはない。
さらに、待合兼用通路は、待合室に他の受診者が待機しているときに待機させる待合室として利用される。このとき、待合室と待合兼用通路を属性の同じ受診者ごとに区画することで、待合室から待合兼用通路に出たとき、属性の異なる受診者同士が出会うことがない。
このように、受診者が受診しようとする医療室に隣接させて受診者が待機する待合室を設けることで、受診者のプライバシーを守りながら、スムーズな受診ができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の医療エリアにおいて、前記待合仕切壁で仕切られた複数の前記待合室と、前記通路仕切壁で仕切られた複数の前記待合兼用通路は、同じ属性ごとに隣接して配置され、前記待合室と前記待合兼用通路を仕切る壁には、属性の同じ受診者が出入りする待合出入口が設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、待合室と待合兼用通路は、いずれも異なる属性の数に仕切られており、同じ属性ごとに隣接して配置される。待合室と待合兼用通路を仕切る壁に設けられた待合出入口で同じ受診者が出入りできる。
これにより、属性の異なる受診者と出会うことはなく、受診者のプライバシーが守られる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2のいずれか1項に記載の医療エリアにおいて、前記医療スタッフ室と前記医療室を仕切る壁に設けられたスタッフ出入口と、前記待合兼用通路を囲み、前記待合兼用通路との間を壁で仕切って設けられた施設内通路と、前記待合兼用通路と前記施設内通路とを仕切る前記壁に設けられ、前記待合兼用通路へ出入りできる一般出入口と、を有することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、医療スタッフは、スタッフ出入口で隣接した医療スタッフ室と医療室の間を移動できる。また、待合兼用通路は施設内通路で囲まれ、受診者は、施設内通路から待合兼用通路へ、一般出入口を通って出入りできる。
これにより、医療スタッフが医療スタッフ室から医療室へ移動する動線を短くでき、医療スタッフが効率的に医療行為を行える。このとき、医療スタッフ室から複数の医療室へ移動できるため、医療スタッフが複数の医療行為を兼用することが可能となり、経費節減が期待できる。
また、一般の人が通行する施設内通路と受診者が通行する待合兼用通路が区画されており、受診者のプライバシーが守られる。
また、待合室で待機している受診者は、受診者出入口を通り待合室と医療室との間を移動できる。これにより、受診者は受診する医療室に直接出入りでき、受診者のプライバシーが守られる。
また、次の待合室へ移動する受診者は、待合室間出入口を通り直接次の待合室へ移動できると共に、待合出入口を通り待合兼用通路を経由して次の待合室へ移動できる。2つの経路を使い分けることで、受診者のスムーズな移動が確保される。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の医療エリアにおいて、前記待合兼用通路の前記通路仕切壁には、互いの前記待合兼用通路へ移動できる通路間出入口が設けられ、前記一般出入口は、前記通路仕切壁で仕切られた前記待合兼用通路ごとに複数設けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、受診者は、通路間出入口を通り待合兼用通路を移動できる。また、受診者は、異なる属性ごとに一般出入口を通り、施設内通路から通路仕切壁で仕切られた待合兼用通路へ出入りできる。
このように、施設内通路若しくは待合室を迂回することなく直接待合兼用通路を移動できるので、動線が短くなる。また、施設内通路若しくは待合室に迂回することで、他の属性の受診者と出会うのを避けることができる。
また、施設内通路から直接、それぞれの属性ごとに通路仕切壁で仕切られた待合兼用通路へ出入りできるので、受診者のプライバシーが守られる。
さらに、待合兼用通路を移動する受診者と、待合室を移動する受診者の2つの動線を確保できるため、異なる属性の受診者が出会うのを避けることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の医療エリアにおいて、前記医療室を仕切る医療間仕切壁、前記待合仕切壁、及び前記通路間仕切壁を、間仕切り位置が変更できる可変仕切壁としたことを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、可変仕切壁で、医療仕切壁、待合仕切壁及び通路仕切壁が形成されている。
これにより、受診者の属性ごとの人数の多少に応じて適正な面積の医療室、待合室及び待合兼用通路が容易に確保できる。
請求項に記載の発明に係る医療施設は、請求項1〜のいずれか1項に記載の医療エリアが異なるフロアに配置され、前記医療エリアの待合兼用通路は、垂直方向に移動可能な垂直移動手段でつながれていることを特徴としている。
これにより、受診者は、他の属性の受診者と出会うことなく、異なる階にある医療エリアの待合兼用通路にスムーズに移動できる。
本発明は、上記構成としてあるので、医療スタッフが効率よく医療行為ができ、受診者のプライバシーを守りながら、受診者数の増減や医療行為の進行状況の変化にフレキシブルに対応可能な、医療エリア及び医療施設を提供できる。
(第1の実施の形態)
医療エリアの構成を検査、診断、治療からなる医療行為のうち、検査を行う検査ゾーンに適用した実施例について説明する。
なお、多くの医療施設では、受診者へのサービスの向上の一環として、受診者に対して、例えば、属性別に男性と女性の2つの属性によるグループ分けに加え、会員の受診者と一般の受診者のグループ分けや、検査項目別、年齢別などのグループ分けを行い、これらの少なくとも1つ以上のグループ分けにより検査を行い、他のグループと出会わないようにすることでプライバシーの保護を図っている。
そこで、検査を受ける受診者を6つのグループX1〜X6に分けた例について、以下説明する。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る医療エリア10は、受診者、スタッフ及びそれ以外の医療施設利用者が通行する施設内通路12で囲まれている。施設内通路12のコーナー部には、他の施設内通路13、94、102から出入り可能な出入り口15A、15Bが設けられている。
施設内通路12で囲まれている部分は、受診者の6つのグループX1〜X6に対応させて6つのブロックA〜Fに分けられている。それぞれのブロックの間には、後述する視界を遮る仕切壁が設けられ、他のグループの受診者が出会わないようにしている。
施設内通路12の内側には、施設内通路12に囲まれ、施設内通路12の内周面と隣接する6つの待合兼用通路14A〜14Fが設けられている。待合兼用通路14A〜14Fは6つの通路仕切壁18A〜18Fで仕切られている。
待合兼用通路14A〜14Fの内側には、待合兼用通路14A〜14Fに囲まれ、待合兼用通路14A〜14Fの内周面と隣接する待合室24A〜24Fが設けられている。
待合室24A〜24Fは待合兼用通路14A〜14Fの通路仕切壁18に対応させた位置に設けられた6つの待合仕切壁26A〜26Fで仕切られている。
待合室24A〜24Fは、後述する医療室32A〜32Lと同じ数の待合ゾーン24a〜24lに仕切ることができる。
このように、待合室24A〜24Lは6つの部屋を12のゾーンに区分けしており、部屋の数とゾーンの数は一致しない。
待合室24A〜24Fの内側には、待合室24A〜24Fに囲まれ、待合室24A〜24Fの内周面と隣接して医療室32A〜32Lが設けられている。医療室32A〜32Lは、視界を遮る12の医療室仕切壁34A〜34Lにより仕切られ、それぞれの医療室32A〜32Lで検査がなされる。
医療室32A〜32Lの内側には、医療室32A〜32Lに囲まれ、医療室32A〜32Lの内周面と隣接して医療スタッフ室40が設けられている。
医療スタッフ室40では、医療スタッフが検査の準備をし、検査機器類を操作する。このため、医療スタッフと検査機器類を医療スタッフ室40へ集約して適正に配置することで、医療スタッフが、医療行為を効率的に行える。
即ち、医療スタッフ室40をコアとし、医療スタッフ室40を医療室32A〜32Lが囲む構成とすることで、医療スタッフが医療スタッフ室40から医療室32A〜32Lへ移動するときの動線が短くなり、効率的な移動ができる。更に、医療室32A〜32Lが互いに隣接して設けられることで、1人の医療スタッフで複数の検査を平行して行うことが可能となり、医療スタッフの効率的な活用につながる。
図1の構成において、例えば範囲G1で示す、待合兼用通路14A、待合室24A、医療室32A〜32CをブロックAとし、範囲G2で示す、待合兼用通路14B、待合室24B、医療室32DをブロックBとし、範囲G3で示す、待合兼用通路14C、待合室24C、医療室32E〜32GをブロックCとし、範囲G4で示す、待合兼用通路14D、待合室24D、医療室32H、32IをブロックDとし、範囲G5で示す、待合兼用通路14E、待合室24E、医療室32JをブロックEとし、範囲G6で示す、待合兼用通路14F、待合室24F、医療室32K、32LをブロックFとし、この6つのブロックA〜Fに6つのグループX1〜X6の受診者をそれぞれ割り当てる。
これにより、ゾーンA〜Fはそれぞれ視界を遮る壁で仕切られる空間となっており、グループX1〜X6の受診者が異なるグループの受診者と出会うことはない。
次に、医療エリア10を詳しく説明する。
図2に示すように、施設内通路12と待合兼用通路14A〜14Fの間は視界を遮る壁20で仕切られている。
壁20には、施設内通路12から、6つの待合兼用通路14A〜14Fにそれぞれ直接に出入りできる、一般出入口16A〜16Fが設けられている。例えば待合兼用通路14Aには、一般出入口16Aから入る。
グループX1〜X6に分けられた受診者は、施設内通路12をそれぞれのブロックA〜Fの位置まで移動し、一般出入口16A〜16Fを通り、それぞれ目的とする待合兼用通路14A〜14Fに入る。これにより、グループX1〜X6の受診者が、異なるグループの受診者と待合兼用通路14A〜14Fで出会うことはなく、受診者のプライバシーが保護される。
なお、待合兼用通路14A〜14Fに設けられた通路仕切壁18A〜18Fは、位置を変更できる可変間仕切りであり、必要に応じて通路仕切壁18A〜18Fの位置を変更できる。
例えば、待合兼用通路室14Aについて説明すると、待合兼用通路14Aと14Bとの間の通路仕切壁18Aは、通路仕切壁の位置を示す破線18A1と18A2の位置に変更できる。また、待合兼用通路14Aと14Fの間の通路仕切壁18Fは、破線18F1〜18F4のそれぞれの位置に変更できる。
他の通路仕切壁18B〜18Eも同じ構造であり、それぞれの待合兼用通路室14B〜14Fに設けられた破線で示す仕切壁の位置に変更できる。
これにより、受診者の人数や、検査の進行状況により待合兼用通路室14A〜14Fの大きさを調整できる。
また、通路仕切壁18A〜18Fには、隣の待合兼用通路室14A〜14Fに移動できる通路間出入口22A〜22Fが設けられている。
これにより、施設内通路12に出ることなく、隣の待合兼用通路14A〜14Fに移動できる。
なお、通路仕切壁18A〜18Fは、ドアを有する移動型の壁でなくてもよく、例えば視界を遮ることができるスライディングウォール、ロールブラインド、横引きカーテン、移動型衝立等でも良い。
待合兼用通路14A〜14Fと待合室24A〜24Fの間は視界を遮る壁28で仕切られており、壁28には待合ゾーン24a〜24lに対応させて、同じ数の待合出入口44a〜44lが設けられている。
これにより、グループX1〜X6は、それぞれのブロック内に設けた待合出入口44a〜44lを利用して、目的とする待合室24A〜24Dに入ることができる。
これにより、6つのグループX1〜X6に分けられた受診者は、6つの待合兼用通路室14A〜14Fから、6つの待合室24A〜24Fに直接入れ、6つのグループX1〜X6の受診者が、異なるグループの受診者と待合室24A〜24Fで出会うことはなく、プライバシーが保護される。
なお、待合室24A〜24Fを仕切る待合仕切壁26A〜26Fも、上述の通路仕切壁18A〜18Fと同じ、仕切り位置を変更できる可変間仕切りであり、必要に応じて待合仕切壁26c〜26lの位置を変更できる。
例えば、待合室24Aについて説明すると、待合室24Aと24Bとの間の待合仕切壁26Aは、待合仕切壁の位置を示す破線26A1と26A2の位置に変更できる。また、待合室24Aと24Fとの間の待合仕切壁26Fは、破線26F1と26F2の間の位置に変更できる。
他の待合仕切壁26B、26C、26D、26Eも同じ構造であり、それぞれの待合室24B、24C、24D、24Eに設けられた破線で示す位置に変更できる。
これにより、受診者の人数により待合室24A〜24Fの大きさを調整できる。
また、待合仕切壁26A〜26Fには、隣の待合室24A〜24Fに移動できる待合室間出入口30A〜30Fが設けられている。
これにより、待合兼用通路14A〜14Fに出ることなく、隣の待合室24A〜24Fに移動できる。
なお、待合仕切壁26A〜26Fは、ドアを有する移動型の壁でなくてもよく、例えば視界を遮ることができるスライディングウォール、ロールブラインド、横引きカーテン、移動型衝立等でも良い。
また、待合室24A〜24Fを仕切る待合仕切壁26A〜26Fに加え、医療室32A〜32Lに対応させて破線で示す待合仕切壁の位置に、新たに待合仕切壁を追加することもできる。
待合室24A〜24Fと医療室32A〜32Lの間には、視界を遮る壁38が設けられ、壁38には、医療室32A〜32Lに対応させて受診者出入口46A〜46Lが設けられている。
これにより、グループX1〜X6は、それぞれの受診者出入口46A〜46Lを通り医療室32A〜32Lへ入り、検査を受ける。
医療室32A〜32Lの内部には、医療室32A〜32Lに隣接し、医療室32A〜32Lに囲まれた医療スタッフ室40が設けられている。
医療室32A〜32Lと医療スタッフ室40の間には視界を遮る壁42が設けられ、壁42にはフタッフ出入口36A〜36Lが設けられている。
医療スタッフは、医療スタッフ室40と医療室32H〜32Sとの間をスタッフ出入口36H〜36Sを利用して出入りする。
これにより、グループX1〜X6の受診者は、施設内通路12からそれぞれ希望する検査を受けるまで、それぞれブロックA〜Fの内部を移動することとなり、他のグループの受信者と出会うことはない。
例えば、グループX1は、ブロックA内の施設内通路12からドア16A、待合兼用通路14A及びドア44a〜44cを順に通り待合室24Aに入り、検査室32A〜32Cで検査を受ける。
グループX2は、ブロックB内の施設内通路12からドア16B、待合兼用通路14B及びドア44dを移動して待合室24Bに入り、検査室32Dで検査を受ける。
グループX3は、ブロックC内の施設内通路12からドア16C、待合兼用通路14C及びドア44e〜44gを順に通り待合室24Cに入り、検査室32E〜32Gで検査を受ける。
グループX4は、ブロックD内の施設内通路12からドア16D、待合兼用通路14D及びドア44h、44iを順に通り待合室24Dに入り、検査室32H、32Iで検査を受ける。
グループX5は、ブロックE内の施設内通路12からドア16E、待合兼用通路14E、ドア44jを順に通り待合室24Eに入り、検査室32Jで検査を受ける。
グループX6は、ブロックF内の施設内通路12からドア16F、待合兼用通路14F及びドア44k、44lを順に通り待合室24Fに入り、検査室32K、32Lで検査を受ける。
次に、最初のブロックでの検査を終了し、次のブロックでの検査を受けるための受診者の移動について説明する。
グループX1〜X6の受診者を効率良く移動させるため、グループX1〜X6が移動する通路を一方通行とし、被験者の待機時間が最少になるよう検査の順序と時刻を予め定めておき、その予定に従って検査を行う。
図3に示すように、例えば、グループX1がブロックAの医療室32A〜32Cでの検査を終了して、ブロックBにある医療室32Dへ移動する場合には、破線の矢印X1で示すように、医療室32A〜32Cを出て、待合室24Aを通り、待合兼用通路14Aに出る。そして、通路間出入口22Aを通り、待合兼用通路14Bまで移動する。そして、グループX2が待合室24Bを出るのを確認後、待合室24Bで待機し、医療室32Dで検査を受ける。
グループX2がブロックBの医療室32Dでの検査を終了して、ブロックCの医療室32E〜32Gへ移動する場合には、破線の矢印X2で示すように、医療室32Dを出て、待合室24BでグループX3が待合室24Cから移動するのを確認後、待合室間出入口30Bを通り、待合室24Cへ移動する。待合室24Cで待機して、医療室32E〜32Gで検査を受ける。
グループX3がブロックCの医療室32E〜32Gでの検査を終了して、ブロックDの医療室32H、32Iへ移動する場合には、破線の矢印X3で示すように、医療室32E〜32Gを出て、待合室24Cを通り、待合兼用通路14Cに出る。そして、通路間出入口22Cを通り、待合兼用通路14Dに移動する。グループX4が待合室24Dを出るのを確認後、待合室24Dに入り、医療室32H、32Iで検査を受ける。
グループX4がブロックDの医療室32H、32Iでの検査を終了して、ブロックEの医療室32Jへ移動する場合には、破線の矢印X4で示すように、医療室32H、32Iを出て、待合室24Dを通り、グループX5が待合室24Eを出るのを確認後、待合室24Eに入り、医療室32Jで検査を受ける。
グループX5がブロックEの医療室32Jでの検査を終了して、ブロックFの医療室32K、32Lへ移動する場合には、破線の矢印X5で示すように、医療室32Jを出て、待合室24Eを通り、待合兼用通路14Eに出る。そして、通路間出入口22Eを通り待合兼用通路14Fに移動する。グループX6が待合室24Fを出るのを確認後、待合室24Fに入り、医療室32K、32Lで検査を受ける。
グループX6がブロックFの医療室32K、32Lでの検査を終了して、ブロックAの医療室32A〜32Cへ移動する場合には、破線の矢印X6で示すように、医療室32K、32Lを出て、待合室24Fに出る。そして、グループX1が待合室24Aを出るのを確認後、通路間出入口30Fを通り待合室24Aに入り、医療室32A〜32Cで検査を受ける。
このように、各グループX1〜X6の移動時に、待合室24A〜24Fと待合兼用通路14A〜14Dを使い分けることで、グループX1〜X6の動線を分け、スムーズな移動ができる。このとき、移動先に、他のグループがまだ残っている場合には、後から追いついてきた方のグループを、移動先の手前となる待合室24A〜24F、若しくは待合兼用通路14A〜14Dで待機させ、異なるグループが出会うのを防ぐ。
なお、図4に示すように、待合兼用通路14A〜14Dでの他のグループとの重複を避けるために、必要に応じて、通路仕切壁18A〜18Dの位置を変更してもよい。
例えば通路仕切壁18Dを、破線の位置から実線の通路仕切壁18D3の位置に移動させ、待合兼用通路14Dの範囲を拡大して他のグループとの重複を避けることもできる。
次に、グループX1〜X6により検査項目が異なり、あるグループが不要な検査を省略して、先のグループを追い越す場合について説明する。
図5に示すように、例えば、グループX2がブロックBの医療室32Dでの検査を終了して、ブロックCの医療室32E〜32Gでの検査、及びブロックDの医療室32H、32Iでの検査を省略し、グループX3を追い越してブロックEの医療室32Jへ移動する場合について説明する。このとき、可変間仕切り18D3は閉じておく。
破線の矢印X2で示すように、グループX2は、医療室32Dを出て待合室24Bに移動し、グループX3が医療室32E〜32Gでの検査を終了して、待合室24Cを通り、待合兼用通路14Cに移動したのを確認する。その後、待合室間出入口30Bを通り、待合室24Cに入り、待合室24Cで待機する。
このとき、グループX1は、グループX2が待合室24Bを移動したのを確認後、待合室24Bに入る。
次に、グループX2は、グループX3が待合兼用通路14C、14Dを移動して待合室24Dに入ったのを確認して、待合兼用通路14C、14D、14E1を移動し、待合兼用通路14E1で待機する。
そして、グループX4が、待合室24Eから待合兼用通路14E2に移動したのを確認後、グループX2は待合室24Eに入る。これにより、グループX2は他のグループと合うことがなく医療室32Jに入り、検査を受けることができる。
このとき、グループX3は待合室24Dで待機し、グループX2が医療室32Jでの検査を終えて待合兼用通路14E2に移動したのを確認後、待合室24Eに入る。
これにより、グループX2は、不要な検査を省略でき、しかもグループX3を追い越してもスムーズな検査が確保される。また、他のグループと出会うことはなくプライバシーを守りながら検査時間の短縮ができる。
上記の方法は、突然のキャンセルが出た場合や検査機器の不具合などで検査が計画通りに進行しない場合等でも利用できる。
なお、上述のグループX1〜X6の移動や待機の指示は、医療スタッフが医療スタッフ室40で集中管理している情報を用いて、グループX1〜X6ごとに進行状況を把握し、グループX1〜X6ごとに行う。
具体的には、グループX1〜X6の受診者が携帯するICカードの情報、或いは電子カルテの情報などを利用して検査の進行状況を把握する。その他、監視カメラの映像による確認や目視での確認に基づいて指示を出してもよい。
以上説明した要領で検査を進めることで、グループX1〜X6の受診者は、スムーズに多くの種類の検査を受診することができる。また、受診者数の増減や医療行為の進行状況の変化にもフレキシブルに対応できる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係る医療エリアは、第1の実施の形態に係る医療エリア10を分割し、一部のみを先に完成させ、後日、残りの部分を増築することで全体を完成させるものである。
図6、7に示すように、例えば、医療エリア10をY−Y線の位置で2つに分割し、医療エリア10のブロックB1に相当する部分を優先部分として先に完成させ医療エリア50とし、後日、ブロックB2に相当する部分を増築する。
具体的には、医療エリア10をY−Y線の位置である、施設内通路12の分割位置を示す一点鎖線12aと12b、待合兼用通路14Aの間仕切り位置を示す破線18A1と待合兼用通路14Dの間仕切り位置を示す破線18C1、待合室24Aの間仕切り位置を示す破線26A1と待合室24Dの間仕切り位置を示す破線26C1、医療室32Bと32Cの間の壁34B、医療室32Hと医療室32Iの間の壁34H、医療スタッフ室40の分割位置を示す一点鎖線40Cの位置で区切り、ブロックB1の範囲を医療エリア50としている。
医療エリア50は、分割位置Y−Yに仕切壁48を設け、医療エリア50を閉じた空間としている。仕切壁48の隣には増築エリア52が確保されている。
これにより、医療エリア50は、施設内通路56で3方が囲まれている。施設内通路56の内側には、施設内通路56の内周面と隣接して4つの待合兼用通路14A、14D、14E、14Fが設けられている。
また、待合兼用通路14A、14D、14E、14Fには、それぞれ施設内通路56と出入りできる一般出入口16A、16D、16E、16Fが設けられている。
これにより、4つのグループX1、X4、X5、X6の受診者が、他のグループの受診者と出会うことなく待機できる。
待合兼用通路14A、14D、14E、14Fの内側には、待合室24A、24D、24E、24Fが設けられ、仕切壁に設けられたドアで移動可能とされている。
待合室24A、24D、24E、24Fの内側には、医療室32A、32B、32I、32J、32K、32Lが設けられている。これにより、4つのグループX1、X4、X5、X6が6つの医療室32A、32B、32I、32J、32K、32Lで検査を受けることができる。複数のグループが検査を受ける手順は既述した通りであり、省略する。
次に、この構成において、最初の検査を終了し、次の検査を受けるための受診者の移動について説明する。
図8に示すように、例えば、グループX1を除くグループX4、X5、X6は、待合室24A、24D、24E、24Fの各待合室間出入口30D、30E、30Fを通り時計回りに移動することで、他のグループと出会うことなく移動し、次の検査を受けることができる。
一方、グループX1は、待合兼用通路14Aに出て、待合兼用通路14F、14E、14Dの順に反時計回りに移動し、待合兼用通路14Dから一般出入口16Dを通り待合室24Dに入る。
このとき、グループX6は、グループX1が待合室24Aから待合兼用通路14Aへ移動したのを確認後待合室24Aに入り、グループX1は、グループX4が待合室24Dから待合室24Eへ移動したのを確認後、待合室24Dに入る。
順次、このような方向に移動することで、他のグループと出会うことなく次の検査を受けることができる。
次に、増設エリア52に残りの部分を増築する場合について説明する。
図9に示すように、医療エリア54は、既に完成している医療エリア50の隣の増築エリア52に増築する。このとき、医療エリア54と医療エリア50の接合部は、医療エリア50に設けた仕切壁48を取り除き完成させる。
これにより、既述の医療エリア10と同一の作用、効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態に示す医療施設は、第1の実施の形態で説明した医療エリア10を、異なるフロアに複数設けた医療施設である。
図10に示すように、医療エリア130の待合兼用通路136Aの隅角部には、垂直移動手段であるエレベータ137が設けられている。
また、待合兼用通路136Bの隅角部にはエレベータ138が、待合兼用通路136Cの隅角部にはエレベータ139が、待合兼用通路136Eの隅角部にはエレベータ140がそれぞれ設けられている。
これにより、受診者は、エレベータ137〜140を利用して、上階又は下階から施設内通路132を通らずに待合兼用通路136A、136B、136C、136Eに直接入ることができる。エレベータ137〜140を利用した受診者は、検査を受ける待合兼用通路136A〜136Fに進み、既述の要領で検査を受けることができる。
エレベータ137、138、139、140の利用計画についても、予めスケジュールを立てておけば、他のグループと出会うことを避けることができる。
このように、エレベータ137、138、139、140から、直接に待合兼用通路136A、136B、136C、136Eに入ることができることで、例えば、グループX1〜X6が検査を受けているときに、他のグループであるグループX7を一時的に受け入れることもできるようになる。
具体的には、グループX7がエレベータ138を使い他の階から、待合兼用通路136Bに入り、医療室148Dでの検査のみを受け、そのまま元の階に戻る場合を考える。
この場合、通路仕切壁140を待合兼用通路136Bに予め設置しておき、通路仕切壁140で待合兼用通路136Bを待合兼用通路136B1と待合兼用通路136B2に分割する。
これにより、医療室148A〜148Cで検査を終えたグループX1は、未だグループX7が検査を終えて元の階に戻っていない場合には、待合兼用通路136B1で、グループX7が検査を終え、再び他の階へ去るまで待機する。
グループX7が去った後、通路仕切壁140を取り外し、グループX1は医療室148Dで検査を受ける。
このように、鉛直方向に同じ構成の複数の医療エリア130を設け、エレベータ137、138、139、140で待合兼用通路136A、136B、136C、136Eに直接入れる構成とすることで、複数のグループのプライバシーを護りながらスムーズな検査ができる。また、一時的に、他のグループの検査を受け入れることができるようになる等のメリットが生じる。
本発明の第1の実施の形態に係る医療エリアの基本構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る医療エリアの基本構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る医療エリアの受診者の移動を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る医療エリアの受診者の移動を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る医療エリアの受診者の移動を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る医療エリアの基本構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る医療エリアの基本構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る医療エリアの基本構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る医療エリアの基本構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る医療エリアの基本構成を示す図である。
符号の説明
10 医療エリア
12 施設内通路
14 待合兼用通路
16 一般出入口
18 通路仕切壁
24 待合室
26 待合仕切壁
30 待合室間出入口
32 医療室
34 医療仕切壁
36 スタッフ出入口
40 医療スタッフ室
44 待合出入口
46 受診者出入口
52 増築エリア
66 通路間出入口

Claims (6)

  1. 医療スタッフが医療機器の操作や医療行為の準備を行う医療スタッフ室と、
    前記医療スタッフ室を囲み、前記医療スタッフが受診者に医療行為を行う複数の医療室と、
    前記複数の医療室を囲み、異なる属性の前記受診者ごとに待合仕切壁で仕切られた複数の待合室と、
    前記複数の待合室を囲み、異なる属性の前記受診者ごとに通路仕切壁で仕切られた待合兼用通路と、
    前記待合仕切壁に設けられ、隣接する前記待合室へ出入りできる待合室間出入口と、
    前記医療室と前記待合室を仕切る前記壁に設けられた受診者出入口と、
    を有する医療エリア。
  2. 前記待合仕切壁で仕切られた複数の前記待合室と、前記通路仕切壁で仕切られた複数の前記待合兼用通路は、同じ属性ごとに隣接して配置され、前記待合室と前記待合兼用通路を仕切る壁には、属性の同じ受診者が出入りする待合出入口が設けられている請求項1に記載の医療エリア。
  3. 前記医療スタッフ室と前記医療室を仕切る壁に設けられたスタッフ出入口と、
    前記待合兼用通路を囲む施設内通路と、
    前記待合兼用通路と前記施設内通路とを仕切る壁に設けられた一般出入口と、
    を有する請求項1又は2のいずれか1項に記載の医療エリア。
  4. 前記待合兼用通路の前記通路仕切壁には、互いの前記待合兼用通路へ移動できる通路間出入口が設けられ、
    前記一般出入口は、前記通路仕切壁で仕切られた前記待合兼用通路ごとに複数設けられている請求項3に記載の医療エリア。
  5. 前記医療室を仕切る医療仕切壁、前記待合仕切壁、及び前記通路仕切壁を、間仕切り位置を変更できる可変仕切壁とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の医療エリア。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の医療エリアが異なるフロアに配置され、前記医療エリアの待合兼用通路は、垂直方向に移動可能な垂直移動手段でつながれている医療施設。
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