JP5215688B2 - 医療エリア及び医療施設 - Google Patents
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Description
これらは、医療施設のレイアウトに大きく依存しており、受診者の動線及び医療スタッフの動線を考慮し、それらのいずれもが極力交わらないようにする医療施設のレイアウトが重要となる。
特許文献1に記載された放射線健診施設では、検査項目が限定されており、受診者の動線を一方通行に制限することで目的を達成できると思われる。
これにより、医療スタッフが医療行為を行うために移動する動線を短くできる。同時に、受診者が医療を受けるために移動する動線を短くできる。
このように、受診者が受診しようとする医療室に隣接させて受診者が待機する待合室を設けることで、受診者のプライバシーを守りながら、スムーズな受診ができる。
請求項2に記載の発明によれば、待合室と待合兼用通路は、いずれも異なる属性の数に仕切られており、同じ属性ごとに隣接して配置される。待合室と待合兼用通路を仕切る壁に設けられた待合出入口で同じ受診者が出入りできる。
これにより、属性の異なる受診者と出会うことはなく、受診者のプライバシーが守られる。
これにより、医療スタッフが医療スタッフ室から医療室へ移動する動線を短くでき、医療スタッフが効率的に医療行為を行える。このとき、医療スタッフ室から複数の医療室へ移動できるため、医療スタッフが複数の医療行為を兼用することが可能となり、経費節減が期待できる。
また、一般の人が通行する施設内通路と受診者が通行する待合兼用通路が区画されており、受診者のプライバシーが守られる。
このように、施設内通路若しくは待合室を迂回することなく直接待合兼用通路を移動できるので、動線が短くなる。また、施設内通路若しくは待合室に迂回することで、他の属性の受診者と出会うのを避けることができる。
また、施設内通路から直接、それぞれの属性ごとに通路仕切壁で仕切られた待合兼用通路へ出入りできるので、受診者のプライバシーが守られる。
これにより、受診者の属性ごとの人数の多少に応じて適正な面積の医療室、待合室及び待合兼用通路が容易に確保できる。
これにより、受診者は、他の属性の受診者と出会うことなく、異なる階にある医療エリアの待合兼用通路にスムーズに移動できる。
医療エリアの構成を検査、診断、治療からなる医療行為のうち、検査を行う検査ゾーンに適用した実施例について説明する。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る医療エリア10は、受診者、スタッフ及びそれ以外の医療施設利用者が通行する施設内通路12で囲まれている。施設内通路12のコーナー部には、他の施設内通路13、94、102から出入り可能な出入り口15A、15Bが設けられている。
待合室24A〜24Fは待合兼用通路14A〜14Fの通路仕切壁18に対応させた位置に設けられた6つの待合仕切壁26A〜26Fで仕切られている。
このように、待合室24A〜24Lは6つの部屋を12のゾーンに区分けしており、部屋の数とゾーンの数は一致しない。
図2に示すように、施設内通路12と待合兼用通路14A〜14Fの間は視界を遮る壁20で仕切られている。
なお、待合兼用通路14A〜14Fに設けられた通路仕切壁18A〜18Fは、位置を変更できる可変間仕切りであり、必要に応じて通路仕切壁18A〜18Fの位置を変更できる。
これにより、受診者の人数や、検査の進行状況により待合兼用通路室14A〜14Fの大きさを調整できる。
これにより、施設内通路12に出ることなく、隣の待合兼用通路14A〜14Fに移動できる。
これにより、受診者の人数により待合室24A〜24Fの大きさを調整できる。
これにより、待合兼用通路14A〜14Fに出ることなく、隣の待合室24A〜24Fに移動できる。
医療室32A〜32Lの内部には、医療室32A〜32Lに隣接し、医療室32A〜32Lに囲まれた医療スタッフ室40が設けられている。
医療スタッフは、医療スタッフ室40と医療室32H〜32Sとの間をスタッフ出入口36H〜36Sを利用して出入りする。
グループX3は、ブロックC内の施設内通路12からドア16C、待合兼用通路14C及びドア44e〜44gを順に通り待合室24Cに入り、検査室32E〜32Gで検査を受ける。
グループX5は、ブロックE内の施設内通路12からドア16E、待合兼用通路14E、ドア44jを順に通り待合室24Eに入り、検査室32Jで検査を受ける。
グループX1〜X6の受診者を効率良く移動させるため、グループX1〜X6が移動する通路を一方通行とし、被験者の待機時間が最少になるよう検査の順序と時刻を予め定めておき、その予定に従って検査を行う。
例えば通路仕切壁18Dを、破線の位置から実線の通路仕切壁18D3の位置に移動させ、待合兼用通路14Dの範囲を拡大して他のグループとの重複を避けることもできる。
このとき、グループX1は、グループX2が待合室24Bを移動したのを確認後、待合室24Bに入る。
なお、上述のグループX1〜X6の移動や待機の指示は、医療スタッフが医療スタッフ室40で集中管理している情報を用いて、グループX1〜X6ごとに進行状況を把握し、グループX1〜X6ごとに行う。
第2の実施の形態に係る医療エリアは、第1の実施の形態に係る医療エリア10を分割し、一部のみを先に完成させ、後日、残りの部分を増築することで全体を完成させるものである。
図9に示すように、医療エリア54は、既に完成している医療エリア50の隣の増築エリア52に増築する。このとき、医療エリア54と医療エリア50の接合部は、医療エリア50に設けた仕切壁48を取り除き完成させる。
これにより、既述の医療エリア10と同一の作用、効果を得ることができる。
第3の実施の形態に示す医療施設は、第1の実施の形態で説明した医療エリア10を、異なるフロアに複数設けた医療施設である。
このように、鉛直方向に同じ構成の複数の医療エリア130を設け、エレベータ137、138、139、140で待合兼用通路136A、136B、136C、136Eに直接入れる構成とすることで、複数のグループのプライバシーを護りながらスムーズな検査ができる。また、一時的に、他のグループの検査を受け入れることができるようになる等のメリットが生じる。
12 施設内通路
14 待合兼用通路
16 一般出入口
18 通路仕切壁
24 待合室
26 待合仕切壁
30 待合室間出入口
32 医療室
34 医療仕切壁
36 スタッフ出入口
40 医療スタッフ室
44 待合出入口
46 受診者出入口
52 増築エリア
66 通路間出入口
Claims (6)
- 医療スタッフが医療機器の操作や医療行為の準備を行う医療スタッフ室と、
前記医療スタッフ室を囲み、前記医療スタッフが受診者に医療行為を行う複数の医療室と、
前記複数の医療室を囲み、異なる属性の前記受診者ごとに待合仕切壁で仕切られた複数の待合室と、
前記複数の待合室を囲み、異なる属性の前記受診者ごとに通路仕切壁で仕切られた待合兼用通路と、
前記待合仕切壁に設けられ、隣接する前記待合室へ出入りできる待合室間出入口と、
前記医療室と前記待合室を仕切る前記壁に設けられた受診者出入口と、
を有する医療エリア。 - 前記待合仕切壁で仕切られた複数の前記待合室と、前記通路仕切壁で仕切られた複数の前記待合兼用通路は、同じ属性ごとに隣接して配置され、前記待合室と前記待合兼用通路を仕切る壁には、属性の同じ受診者が出入りする待合出入口が設けられている請求項1に記載の医療エリア。
- 前記医療スタッフ室と前記医療室を仕切る壁に設けられたスタッフ出入口と、
前記待合兼用通路を囲む施設内通路と、
前記待合兼用通路と前記施設内通路とを仕切る壁に設けられた一般出入口と、
を有する請求項1又は2のいずれか1項に記載の医療エリア。 - 前記待合兼用通路の前記通路仕切壁には、互いの前記待合兼用通路へ移動できる通路間出入口が設けられ、
前記一般出入口は、前記通路仕切壁で仕切られた前記待合兼用通路ごとに複数設けられている請求項3に記載の医療エリア。 - 前記医療室を仕切る医療仕切壁、前記待合仕切壁、及び前記通路仕切壁を、間仕切り位置を変更できる可変仕切壁とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の医療エリア。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載の医療エリアが異なるフロアに配置され、前記医療エリアの待合兼用通路は、垂直方向に移動可能な垂直移動手段でつながれている医療施設。
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