JP2002070346A - 医院用建物 - Google Patents

医院用建物

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JP2002070346A
JP2002070346A JP2000262383A JP2000262383A JP2002070346A JP 2002070346 A JP2002070346 A JP 2002070346A JP 2000262383 A JP2000262383 A JP 2000262383A JP 2000262383 A JP2000262383 A JP 2000262383A JP 2002070346 A JP2002070346 A JP 2002070346A
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JP
Japan
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unit
room
waiting
building
clinic
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Pending
Application number
JP2000262383A
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English (en)
Inventor
Jiro Okawa
次郎 大川
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
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  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新築時だけでなく増築や改築時においても
施工が簡単で、施工費の削減及び工期の短縮を図ること
ができ、しかも施工品質の安定した医院用建物の提供す
る。 【解決手段】 診察室(12)を構成する診察ユニット
(1)、各種設備機器を備えた設備ユニット(2)、受付室
(28)を構成する受付ユニット(3)、待合室(35)を構成す
る待合ユニット(4)といった複数種類の機能別ユニット
を、選択的に組み合わせて医院用建物を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内科、外科、眼
科、歯科、耳鼻咽喉科等、又はこれらを複合した各種医
院の建物に関する。
【0002】
【従来の技術】内科、外科、眼科、歯科等の各種医院の
建物には、診察室、受付室、待合室等が設けられてい
る。これは各室は、建物の内部空間を仕切壁で間仕切る
ことで、区画形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
医院用建物では、新築時だけでなく、例えば内科専門だ
った医院を外科や歯科等も併合した医院に変更したり、
待合スペースや診察スペース等を拡張するといった増築
時や改築時にも、設計が複雑になるとともに、大がかり
な工事を必要とし、施工費の高騰及び工期の長期化を招
いていた。また、職人の技量によって、施工品質にばら
つきが生じ易かった。
【0004】そこで、この発明は、上記の不具合を解消
して、新築時だけでなく増築や改築時においても施工が
簡単で、施工費の削減及び工期の短縮を図ることがで
き、しかも施工品質の安定した医院用建物の提供を目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の医院用建物においては、診察室を構成す
る診察ユニット、各種設備機器を備えた設備ユニット、
受付室を構成する受付ユニット、待合室を構成する待合
ユニットといった複数種類の機能別ユニットを、選択的
に組み合わせて構成したことを特徴とする。
【0006】また、機能別ユニットとして、多目的に使
用可能な拡張ユニットが用意されている。さらに、各機
能別ユニットは、規格化された量産品である。
【0007】さらに、受付ユニットと待合ユニットとを
接続して中央ユニットとし、この中央ユニットの周りに
その他の機能別ユニットを接続するようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて詳細に説明する。この発明の一実施形態に係
る医院用建物は、図1に示すように、複数種類の機能別
ユニット(1)〜(5)を選択的に組み合わせて構成されて
いる。機能別ユニット(1)〜(5)としては、診察ユニッ
ト(1)、各種設備機器を備えた設備ユニット(2)、受付
ユニット(3)、待合ユニット(4)、多目的に使用可能な
拡張ユニット(5)が用意されている。これら各ユニット
(1)〜(5)は、規格化された良質で低価格の量産品であ
る。
【0009】診察ユニット(1)は、図2に示すように、
長方形の床材(10)と、この床材(10)の四方を囲む4枚の
取外可能な壁材(11)(11)…から構成されている。床材(1
0)は、その床面積がほぼ5×3.5mに設定されてい
る。各壁材(11)(11)…には、扉や窓が適宜設けられてい
る。なお、これら扉や窓の配置は、適宜変更可能とされ
ている。この診察室ユニット(1)は、その内部に各種の
機械や器具を備え付けることで、内科、外科、歯科、眼
科、耳鼻咽喉科、皮膚科等の診療室(12)を構成する。
【0010】設備ユニット(2)は、図3に示すように、
長方形の床材(15)と、この床材(15)の四方を囲む4枚の
取外可能な壁材(16)(16)…から構成され、その内部に配
された仕切壁(17)(17)によって、レントゲン室(18)、現
像室(19)及び操作室(20)が区画形成されている。床材(1
5)は、その床面積がほぼ5×3.5mに設定されてい
る。各壁材(16)(16)…や仕切壁(17)(17)には、扉や窓が
適宜設けられている。なお、これら扉や窓の配置は、適
宜変更可能とされている。
【0011】受付ユニット(3)は、図4に示すように、
長方形の床材(25)と、この床材(25)の四方を囲む4枚の
取外可能な壁材(26)(26)…から構成され、その内部に配
された仕切壁(27)によって、受付室(28)及び薬局(29)が
区画形成されている。床材(25)は、その床面積がほぼ5
×3.5mに設定されている。各壁材(26)(26)…及び仕
切壁(27)には、扉や窓が適宜設けられている。なお、こ
れら扉や窓の配置は、適宜変更可能とされている。
【0012】待合ユニット(4)は、図5に示すように、
長方形の床材(30)と、この床材(30)の四方を囲む4枚の
取外可能な壁材(31)(31)…から構成されている。床材(3
0)は、その床面積がほぼ5×6.5mに設定されてい
る。各壁材(31)(31)…には、扉や窓が適宜設けられてい
る。なお、これら扉や窓の配置は、適宜変更可能とされ
ている。この待合ユニット(4)の内部には、玄関(32)、
待合用ソファ(33)、トイレ洗面ユニット(34)が備え付け
られ、待合室(35)を構成している。
【0013】拡張ユニット(5)は、図6に示すように、
長方形の床材(40)と、この床材(40)の四方を囲む4枚の
取外可能な壁材(41)(41)…から構成されている。床材(4
0)は、その床面積がほぼ5×3.5mに設定されてい
る。各壁材(41)(41)…には、扉や窓が設けられている。
なお、これら扉や窓の配置は、適宜変更可能とされてい
る。この拡張ユニット(5)は、上記各ユニット(1)〜
(4)に接続してこれらユニット(1)〜(4)を拡張するた
めだけでなく、従業員の控え室や休憩室、医院長室、さ
らには透析室、整形外科でのリハビリ室、動物医院での
動物預かり室等として利用される。
【0014】上記の各ユニット(1)〜(5)には、図示し
ない通電及び給排水のためのジョイント機構が装備され
ているので、大がかりな電気工事や配管工事を必要とす
ることなく、電源の確保及び水廻り機器の設置が可能と
なっている。
【0015】図1に示す医院用建物においては、受付ユ
ニット(3)と待合ユニット(4)を接続して中央ユニット
とし、この中央ユニットの図面左側に、内科用の診察ユ
ニット(1)及び設備ユニット(2)が接続され、中央ユニ
ットの図面右側において、医院長室用及び和室(休憩室)
用の2つの拡張ユニット(5)(5)が接続されている。そ
して、受付ユニット(3)とその両側の設備ユニット(2)
及び拡張ユニット(5)との間には、通路(50)(50)が設け
られている。なお、ユニット(1)〜(5)同士の接続に際
しては、隣接するユニットの壁材が重ならないように、
いずれか一方の壁材を取り外すようにしている。図中、
(51)(51)は、受付ユニット(3)とその両側の設備ユニッ
ト(2)及び診察ユニット(1)とに跨って設けられた外壁
材である。
【0016】図7は、図1に示す内科専用の医院用建物
を、眼科及び整形外科も併合した合同クリニックに増改
築した状態を示している。この医院用建物では、図1に
示す医院用建物における中央ユニットの図面右側の拡張
ユニット(5)(5)を眼科用及び整形外科用の診察ユニッ
ト(1)(1)に入れ換えて、そのうちの一方の診察ユニッ
ト(1)に新たな拡張ユニット(5)が接続されている。
【0017】図8は、さらに外科も併合した合同クリニ
ックに増改築した状態を示している。この医院用建物で
は、図7に示す状態からさらに、受付ユニット(3)の両
側の設備ユニット(2)及び診察ユニット(1)に対して、
新たな拡張ユニット(5)及び外科用の診察ユニット(1)
が夫々接続され、これら新たな拡張ユニット(5)と診察
ユニット(1)に跨るようにして大型の外壁材(53)が設け
られ、外壁材(51)(51)は取り除かれている。そして、待
合ユニット(4)の左側の診察ユニット(1)に対して、新
たな拡張ユニット(5)が接続されている。
【0018】このように、上記の医院用建物では、予め
設備の整った工場等で施工された量産品のユニット(1)
〜(5)を、現場で組み立てるだけで簡単に施工すること
ができ、増改築時においても新たなユニット(1)〜(5)
を接続したり交換するだけで済むことから、設計を簡単
に短時間で行うことができる。特に、診察科目毎の計画
及びレントゲン室やトイレ等の難しい平面計画を短時間
で構成でき、またユニット毎にCADに登録しておけ
ば、さらに短時間で製図を完成することができる。
【0019】また、大がかりな大工工事を必要とせず、
従来に比べて施工性を格段に向上することができ、施工
費の削減及び工期の短縮を図ることができる。さらに、
東西反転、南北逆転も可能となり、また住宅部との接続
も容易で、住人と職員の動きが交錯しない構造とするこ
とができる。
【0020】なお、この発明は、上記実施形態に限定さ
れるものではなく、この発明の範囲内で上記実施形態に
多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の医院用建物は、複数種類の機能別ユニットを選択的
に組み合わせることで構成されているので、新築時だけ
でなく、増築時や改築時にも、設計が簡単で、大がかり
な大工工事を必要とせずに簡単に施工することができ、
施工費の削減及び工期の短縮を図ることができる。しか
も、職人の技量に左右されることのない施工品質の安定
した建物とすることができる。
【0022】また、各機能別ユニットを、規格化された
量産品とすることによって、さらなる施工性の向上及び
施工費の大幅な削減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る医院用建物の平面
断面図である。
【図2】診察ユニットの平面断面図である。
【図3】設備ユニットの平面断面図である。
【図4】受付ユニットの平面断面図である。
【図5】待合ユニットの平面断面図である。
【図6】拡張ユニットの平面断面図である。
【図7】増改築後の医院用建物の平面断面図である。
【図8】増改築後の医院用建物の平面断面図である。
【符号の説明】
(1) 診察ユニット (2) 設備ユニット (3) 受付ユニット (4) 待合ユニット (5) 拡張ユニット (12) 診察室 (28) 受付室 (35) 待合室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 診察室を構成する診察ユニット、各種設
    備機器を備えた設備ユニット、受付室を構成する受付ユ
    ニット、待合室を構成する待合ユニットといった複数種
    類の機能別ユニットを、選択的に組み合わせて構成した
    ことを特徴とする医院用建物。
  2. 【請求項2】 機能別ユニットとして、多目的に使用可
    能な拡張ユニットが用意されている請求項1記載の医院
    用建物。
  3. 【請求項3】 各機能別ユニットは、規格化された量産
    品である請求項1又は2記載の医院用建物。
  4. 【請求項4】 受付ユニットと待合ユニットとを接続し
    て中央ユニットとし、この中央ユニットの周りにその他
    の機能別ユニットを接続するようにした請求項1乃至3
    のいずれかに記載の医院用建物。
JP2000262383A 2000-08-31 2000-08-31 医院用建物 Pending JP2002070346A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009197412A (ja) * 2008-02-19 2009-09-03 Takenaka Komuten Co Ltd 医療エリア及び医療施設
JP2018532054A (ja) * 2015-08-04 2018-11-01 カール ライビンガー メディツィンテクニック ゲーエムベーハー ウント コー. カーゲーKarl Leibinger Medizintechnik GmbH & Co. KG 可動性インプラント生産ユニット

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