JP5214684B2 - 鉄道車両洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両洗浄装置に関し、特に、鉄道車両の表面に付着した汚れを洗浄するために使用される鉄道車両洗浄装置に関する。
鉄道車両、自動車、または産業用機器等の車両は、車両洗浄装置を使用して洗浄される(特許文献1参照)。車両洗浄装置が車両の表面を機械的に洗浄することによって、作業者の労力負担が軽減される。一般的な車両洗浄装置はブラシを備えている。回転駆動されたブラシが車両の表面に接触することによって、車両表面に付着した汚れが除去される。
特開2008−62869号公報
本発明は、作業者の労力負担を軽減し、洗浄力を向上させることが可能な鉄道車両洗浄装置を提供することを目的とする。
本発明に基づく鉄道車両洗浄装置は、鉄道車両に対して相対的に移動し、上記鉄道車両の表面を洗浄する鉄道車両洗浄装置であって、上記鉄道車両の進入路の両側に配置された水噴射装置と、上記進入路の上記両側における上記水噴射装置よりも上記鉄道車両の進入方向前方に配置された払拭装置と、を備え、上記水噴射装置は、マイクロバブルを含む水を上記鉄道車両の上記表面に噴き付けるノズルを含み、上記払拭装置は、駆動源と、上記駆動源から動力を受けて上記鉄道車両の上記表面をこするブラシとを含み、上記水噴射装置は、上記ノズルを揺動させるノズル揺動機構を含み、上記ノズルは、上記ノズル揺動機構によって揺動されることによって、任意の吐出角度で上記鉄道車両の上記表面に上記水を噴き付け、上記水噴射装置は、上記ノズルが上記鉄道車両の前面または後面に上記水を噴き付ける場合と、上記ノズルが上記鉄道車両の側面に上記水を噴き付ける場合とで、上記ノズルから吐出される上記水の量、上記水の圧力および上記吐出角度を変化させる水制御部を含み、第1車速検知光電管と、上記第1車速検知光電管よりも上記鉄道車両の進入方向前方に配置された第2車速検知光電管と、をさらに備え、上記第1車速検知光電管および上記第2車速検知光電管は、上記水噴射装置よりも上記鉄道車両の進入方向後方に配置され、上記鉄道車両は、上記第1車速検知光電管から出射されている光と上記第2車速検知光電管から出射されている光とを順に遮り、上記第1車速検知光電管からの光と上記第2車速検知光電管からの光とが遮られた時間差によって、上記鉄道車両の上記鉄道車両洗浄装置に対する車速が検知される。
好ましくは、上記水制御部は、上記ノズルから上記鉄道車両の上記側面に向かって噴射される上記水の量および圧力が、上記ノズルから上記鉄道車両の上記前面に向かって噴射される上記水の量および圧力よりも小さくなるように、上記ノズルから噴出される上記水の量および圧力を検知された上記車速に基づいて調節する。
好ましくは、上記払拭装置は、上記進入路に沿って複数並べられた上記ノズルを含み、上記水制御部は、上記進入路に沿って複数並べられた上記ノズルの噴射を、検知された上記車速に基づいて上記鉄道車両の進行方向の後方側に位置する上記ノズルから段階的に停止させる。好ましくは、上記払拭装置よりも上記鉄道車両の進入方向前方に配置された仕上水噴射装置をさらに備え、上記仕上水噴射装置は、上記払拭装置による洗浄が終った後の上記鉄道車両に対して仕上水を噴射する。
好ましくは、上記払拭装置は、上記進入路上にある上記鉄道車両に対して上記ブラシを進退させるブラシ位置可変機構と、ブラシ位置制御部とを備え、上記ブラシ位置制御部は、上記鉄道車両の上記表面の形状に応じて上記ブラシと上記鉄道車両の上記表面との接触圧が一定となるように、上記ブラシ位置可変機構を制御して上記ブラシを進退させる。
好ましくは、上記ブラシ位置制御部は、上記ブラシと上記鉄道車両との上記接触圧の変化に起因して上記駆動源に発生する負荷電流の増減を検出し、上記負荷電流が増加した場合には上記ブラシを上記鉄道車両に対して後退するように上記ブラシ位置可変機構を制御し、上記負荷電流が減少した場合には上記ブラシを上記鉄道車両に対して前進するように上記ブラシ位置可変機構を制御する。好ましくは、上記ブラシ位置可変機構は、エアシリンダを含む。
本発明によれば、作業者の労力負担を軽減し、洗浄力を向上させることが可能な鉄道車両洗浄装置を得ることができる。
実施の形態における車両洗浄装置を模式的に示す平面図である。 実施の形態における水噴射装置を部分的に示す斜視図である。 図2中のIII−III線に関する矢視断面図である。 実施の形態における払拭装置を部分的に示す斜視図である。 図4中のV−V線に関する矢視断面図である。 実施の形態における車両洗浄装置の第1の動作状態を示す平面図である。 実施の形態における車両洗浄装置の第2の動作状態を示す平面図である。 実施の形態における車両洗浄装置の第3の動作状態を示す平面図である。 実施の形態における車両洗浄装置の第4の動作状態を示す平面図である。 実施の形態における車両洗浄装置の第5の動作状態を示す平面図である。 実施の形態における車両洗浄装置の第6の動作状態を示す平面図である。 実施の形態における車両洗浄装置の第7の動作状態を示す平面図である。
本発明に基づく実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。実施の形態の説明において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
(車両洗浄装置1)
図1を参照して、実施の形態における車両洗浄装置1について説明する。車両洗浄装置1は車両10を洗浄する。車両10は例示として鉄道車両(電車)である。車両10は、レール12上を移動する。レール12によって車両10の進入路11が規定されている。車両10は複数の車両10A〜10Zから構成されている(図10,図11参照)。各車両10A〜10Zは、前面10F、側面10S、および後面10Rを有している。
車両洗浄装置1は、車速検知光電管14A,14B、囲壁16、水噴射装置20A、払拭装置30A、水噴射装置20B、払拭装置30B、仕上水噴射装置17、終了検知光電管15、主制御部13、水制御部22A,22B、およびブラシ位置制御部32A,32Bを、それぞれ2つずつ進入路11の両側に備えている。車両洗浄装置1は、進入路11を挟んで線対称に構成される。主制御部13、水制御部22A,22B、およびブラシ位置制御部32A,32Bは、相互に接続されている(図示せず)。
各車速検知光電管14A,14Bは、進入路11の両側にそれぞれ対向して配置されている。各車速検知光電管14A,14Bは、進入路11の最も上流側に位置している。各車速検知光電管14A,14Bは、各主制御部13に接続されている。
各水噴射装置20Aは、進入路11の両側にそれぞれ対向して配置されている。各水噴射装置20Aは、各車速検知光電管14A,14Bよりも車両10の進入方向前方に位置している。各水噴射装置20Aは各主制御部13に接続されている。各水噴射装置20Aは、車両10の表面にマイクロバブルを含む水を噴き付ける複数のノズル21(詳細は後述する)を有している。各ノズル21は各水制御部22Aに接続されている。
各払拭装置30Aは、進入路11の両側にそれぞれ対向して配置されている。各払拭装置30Aは、各水噴射装置20Aよりも車両10の進入方向前方に位置している。各払拭装置30Aは主制御部13に接続されている。各払拭装置30Aは、駆動源(図4におけるモータ37)と、駆動源から動力を受けて車両10の表面をこするブラシ31と、ブラシ31を回動可能なように支持する支持梁33とを含んでいる(詳細は後述する)。ブラシ31を駆動する駆動源(モータ37)はブラシ位置制御部32Aに接続されている。
各水噴射装置20Bは、進入路11の両側にそれぞれ対向して配置されている。各水噴射装置20Bは、各払拭装置30Aよりも車両10の進入方向前方に位置している。各水噴射装置20Bは主制御部13に接続されている。各水噴射装置20Bは、各水噴射装置20Aと同様に、車両10の表面にマイクロバブルを含む水を噴き付ける複数のノズル21を有している。各ノズル21は各水制御部22Bに接続されている。
各払拭装置30Bは、進入路11の両側にそれぞれ対向して配置されている。各払拭装置30Bは、各水噴射装置20Bよりも車両10の進入方向前方に位置している。各払拭装置30Bは主制御部13に接続されている。各払拭装置30Bは、各払拭装置30Aと同様に、駆動源(モータ)と、駆動源から動力を受けて車両10の表面をこするブラシ31と、ブラシ31を回動可能なように支持する支持梁33とを含んでいる。ブラシ31を駆動する駆動源は、ブラシ位置制御部32Bに接続されている。
各仕上水噴射装置17は、進入路11の両側にそれぞれ対向して配置されている。各仕上水噴射装置17は、各払拭装置30Bよりも車両10の進入方向前方に位置している。各仕上水噴射装置17は主制御部13に接続されている。各仕上水噴射装置17は、仕上水(浄水)を車両10の表面に噴き付ける複数のノズル18を含んでいる。
各囲壁16は、各水噴射装置20A、各払拭装置30A、各水噴射装置20B、各払拭装置30B、および各仕上水噴射装置17を、進入路11の反対側から囲い込むように設けられている。囲壁16は、側壁部16A(図2参照)、背壁部16B(図2参照)、および上壁部16C(図3参照)を含んでいる。
以上のように構成される車両洗浄装置1においては、車両10がレール12(進入路11)上を移動する。車両洗浄装置1は、車両10に対して相対的に移動することが可能となっている。
(水噴射装置20A)
図2および図3を参照して、水噴射装置20Aの詳細について説明する。図2は、水噴射装置20Aを部分的に示す斜視図である。図3は、図2中のIII−III線に関する矢視断面図である。水噴射装置20Aと水噴射装置20Bとは略同様に構成されるため、水噴射装置20Bについてはその説明を繰り返さないものとする。
図2を参照して、水噴射装置20Aは、ノズル揺動機構29と、水制御部22Aと、複数の噴射水導入配管23と、複数の過飽和水導入配管25と、複数のノズル21とを備えている。本実施の形態における各ノズル21は、ノズル揺動機構29によって矢印AR21方向に揺動可能に構成されている(詳細は後述する)。
各噴射水導入配管23および各過飽和水導入配管25は、略鉛直方向に延在している。各噴射水導入配管23は、各過飽和水導入配管25に比べて車両10寄りに配置されている(図3参照)。
各噴射水導入配管23の上端付近は、ノズル揺動機構29を構成するベアリング24Bに支持されている。各噴射水導入配管23の上端は開口しており、ポンプ等を含む噴射水供給装置(図示せず)に接続されている。噴射水供給装置は、水制御部22Aに接続されている(図示せず)。各噴射水導入配管23の下端(図3参照)は、ノズル揺動機構29を構成する支持部24Aに支持されている。
各過飽和水導入配管25の上端付近は、ノズル揺動機構29を構成するベアリング26Bに支持されている。各過飽和水導入配管25の上端は開口しており、タンク等を含む過飽和水生成装置(図示せず)に接続されている。過飽和水生成装置も、水制御部22Aに接続されている(図示せず)。各過飽和水導入配管25の下端(図3参照)は、ノズル揺動機構29を構成する支持部26Aに支持されている。
各ノズル21は、噴射水導入配管23および過飽和水導入配管25の双方に連通している。本実施の形態においては、6つ(図3参照)のノズル21が、1つの噴射水導入配管23および1つの過飽和水導入配管25の双方に連通している。6つのノズル21は、鉛直方向に等間隔で並んでいる。
各ノズル21は、略J字形状の接続管21Mによって、噴射水導入配管23に対して略直交するように固定されている。各ノズル21と噴射水導入配管23とは、接続管21Mによって相互に連通している。各ノズル21と過飽和水導入配管25とは、略U字形状の接続チューブ21Hによって相互に連通している。各ノズル21の上方を覆うように、上壁部16Cが設けられている。
以上のように構成される水噴射装置20Aにおいては、矢印W23(図2参照)に示すように、噴射水供給装置(図示せず)から各噴射水導入配管23に向かって、たとえば約0.7MPa〜約0.8MPaに設定された噴射用の水が導入される。噴射用の水は、各接続管21Mを通して各ノズル21の内部に到達する。
一方で、矢印W25に示すように、過飽和水生成装置(図示せず)から各過飽和水導入配管25に向かって、たとえば約0.75MPa〜約0.85MPaに設定された過飽和水が導入される。過飽和水は圧縮空気と水とから構成される。過飽和水においては、水中に空気が溶解している。過飽和水は、各接続チューブ21Hを通して各ノズル21の内部に到達する。
噴射用の水と過飽和水とが混合されることによって、マイクロバブルを含む水が各ノズル21の内部に生成される。マイクロバブルとは、直径が10μm〜70μmの微細な気泡である。マイクロバブルを含む水は、ノズル21の先端から(車両10に向かって)外部に排出されることができる。
(ノズル揺動機構29)
図2を参照して、ノズル揺動機構29は、摺動板24、ベアリング24B、支持板27、固定板26、ベアリング26B、伸縮装置28、支持部24A(図3参照)、および支持部26A(図3参照)を備えている。
摺動板24は、平板状に構成され、各噴射水導入配管23の上端同士を結ぶ方向に延在している。摺動板24上にベアリング24Bが配置されている。各噴射水導入配管23は、摺動板24を貫通し、ベアリング24Bによって管軸周りに回動可能に支持されている。摺動板24は、後述する伸縮装置28に向かって平面視L字形状に延在する腕部24Lを有している。
支持板27は、断面視略L字形状に構成され、一端が側壁部16Aに固定されるとともに、摺動板24に沿う方向に延在している。支持板27は、摺動板24を矢印AR24方向に摺動可能に支持している。伸縮装置28は、一端部28Bが側壁部16Aに固定されるとともに、他端部28Aが腕部24Lに接続されている。伸縮装置28は、たとえばエアシリンダから構成され、矢印AR28方向に伸縮可能に構成されている。エアシリンダとは、シリンダ本体とピストンとを含み、空気等の気体による圧力を用いて伸縮可能に構成されるものである。伸縮装置28は、水制御部22Aに接続されている。
固定板26は、平板状に構成され、一端が側壁部16Aに固定されるとともに、各過飽和水導入配管25の上端同士を結ぶ方向に延在している。固定板26上にベアリング26Bが配置されている。各過飽和水導入配管25は、固定板26を貫通し、ベアリング26Bによって管軸周りに回動可能に支持されている。
以上のように構成されるノズル揺動機構29においては、伸縮装置28が矢印AR28方向に伸縮することによって、摺動板24が矢印AR24方向に往復移動する。各噴射水導入配管23も同方向に往復移動する。各ノズル21は、各接続チューブ21Hによって各過飽和水導入配管25側に引っ張られている。各ノズル21は、ノズル揺動機構29によって、各過飽和水導入配管25を回転(揺動)の中心とし、接続チューブ21Hを回転(揺動)の半径として矢印AR21方向に揺動することができる。
伸縮装置28が水制御部22Aに制御されることによって、各ノズル21は任意の吐出角度で車両10の表面にマイクロバブルを含む水を噴き付けることが可能である。各ノズル21は、車両10に対して首を左右に振るように揺動することも可能である。
(払拭装置30A)
図4および図5を参照して、払拭装置30Aの詳細について説明する。図4は、払拭装置30Aを部分的に示す斜視図である。図5は、図4中のV−V線に関する矢視断面図である。払拭装置30Aと払拭装置30Bとは略同様に構成されるため、払拭装置30Bについてはその説明を繰り返さないものとする。
図4を参照して、払拭装置30Aは、ブラシ31と、2つの支持梁33と、支持梁35と、2つの支持柱34Aと、2つの支持柱34Bと、伸縮装置38と、架台38Cと、モータ37(駆動源)と、歯車機構36と、ブラシ位置制御部32Aとを備えている。本実施の形態におけるブラシ31は、伸縮装置38および架台38Cを含むブラシ位置可変機構39によって、矢印AR31方向に進退可能に構成されている(詳細は後述する)。
各支持柱34Bは、間隔を空けて立設されている。各支持柱34Aは、各支持柱34Bと平行に立設され、各支持柱34Bに比べて車両10寄りに配置されている。各支持梁33は、支持柱34Aの上端と支持柱34Bの上端とを橋渡しするように固定されている。支持梁35は、各支持梁33の間に水平に設けられている。架台38Cは各支持梁33を跨いでおり、各支持梁33の長手方向に沿って往復移動可能に構成されている。
伸縮装置38はたとえばエアシリンダから構成される。伸縮装置38の一端部38Bは背壁部16Bに固定され、伸縮装置38の他端部38Aは架台38Cに固定されている。伸縮装置38が矢印AR38方向に伸縮すると、架台38Cも同方向に往復移動する。
ブラシ位置制御部32A、モータ37、および歯車機構36は、架台38Cの上に載置されている。ブラシ位置制御部32Aは、モータ37および伸縮装置38に接続されている。上述のとおり、モータ37は主制御部13(図1参照)に接続されている(図示せず)。モータ37からの動力は、歯車機構36の内部に設けられた歯車に伝達される。
ブラシ31は略円柱状に形成され、その表面は車両10の外形形状に略対応している(図5参照)。ブラシ31は、略鉛直方向に延在する支柱31Pの周りに固定されている。支柱31Pの上端31Bは、架台38Cを貫通して、歯車機構36内部の歯車に係合している。支柱31Pの下端31Aは、支持部31Mによって回動可能に支持されている。支持部31Mは、支持板31N上に、(図5紙面左右方向に)摺動可能に支持されている。
以上のように構成される払拭装置30Aにおいては、モータ37からの動力は、歯車機構36を通して支柱31Pに回転動力として伝達される。支柱31Pが回転することによって、ブラシ31が回転する。伸縮装置38が矢印AR38方向に伸縮することによって、架台38Cおよび支柱31Pも同方向に往復移動する。ブラシ31は、支柱31Pから回転動力を受けた状態で、矢印AR31方向に往復移動することができる。
ブラシ31と車両10の表面とが接触する際、ブラシ位置制御部32Aは、ブラシ位置可変機構39を制御してブラシ31を往復移動させる。ブラシ位置制御部32Aの制御によって、車両10の表面形状に応じて、ブラシ31と車両10の表面との接触圧は一定の値に維持される。
本実施の形態におけるブラシ位置制御部32Aは、ブラシ31と車両10との接触圧の変化に起因してモータ37に発生する負荷電流の増減を検出している。ブラシ位置制御部32Aは、負荷電流が増加した場合には、ブラシ31が車両10に対して後退する(遠ざかる)ようにブラシ位置可変機構39を制御する。ブラシ位置制御部32Aは、負荷電流が減少した場合には、ブラシ31が車両10に対して前進する(近づく)ように、ブラシ位置可変機構39を制御する。ブラシ位置制御部32Aの制御によって、車両10Aの表面形状に応じて、ブラシ31と車両10の表面との接触圧は一定の値に維持されることができる。
(車両洗浄装置1の動作)
図6〜図12を参照して、車両洗浄装置1の動作について説明する。図6〜図12は、車両洗浄装置1の各動作状態S1〜S7を示す平面図である。図6〜図12における主制御部13は独立して図示されているが、実際には図1に示すように車両洗浄装置1の各部に接続されている。
(第1の動作状態S1)
図6に示すように、先頭の車両10Aは、矢印AR10方向に向かって等速移動しつつ、進入路11に進入する。車両10Aの前面10Fは、車速検知光電管14A(第1車速検知光電管)から出射されている光と車速検知光電管14B(第2車速検知光電管)から出射されている光とを順に遮る。光が遮られた時間差によって、車両10Aの車速が検知される。主制御部13は車両洗浄装置1の水噴射装置20Aを起動し、当該車速に応じた命令を水噴射装置20A等の各機器に伝達する。
(第2の動作状態S2)
図7に示すように、水噴射装置20Aにおけるノズル揺動機構29(図2参照)は、主制御部13および水制御部22Aから命令を受ける。ノズル揺動機構29は、各ノズル21が前面10Fに向かうように、角度α1だけ各ノズル21の向きを変える。各ノズル21は、前面10Fに向かってマイクロバブルを含む水W1を噴射する。水W1は、前面10Fおよび側面10Sに順に接触する。
水制御部22Aから噴射水供給装置(図示せず)および過飽和水生成装置(図示せず)への命令によって、水W1の量および圧力は最適な値に調節されている。水制御部22Aは、各ノズル21の向きが車両10Aの進入に追従するように、ノズル揺動機構29(伸縮装置28)を制御してもよい。
ノズル21が水W1を車両10の表面に噴射される前に、薬液投与装置(図示せず)によって車両10の表面に酸性洗剤等が供給されてもよい。車両10の表面の汚れ(ブレーキシューから発生する鉄分等)は、酸性洗剤によって分解され、後工程において除去され易い状態に変化する。
ノズル21が水W1を車両10の表面に噴射することによって、水W1に含まれるマイクロバブルは車両10Aの表面に接触する。マイクロバブルは、車両10Aの表面との接触によって膨張して弾ける(キャビテーション効果)。車両10Aの表面において衝撃力が発生し、車両10Aの表面の汚れは、車両10Aの表面上に浮遊するか、または車両10Aの表面から除去される。所定の時間経過後、ブラシ31は主制御部13からの命令を受けて矢印AR31a方向に前進する。
(第3の動作状態S3)
図8に示すように、水噴射装置20Aによる洗浄が終った前面10Fおよび側面10Sに対して、払拭装置30Aによる洗浄が開始される。主制御部13からの命令を受けたモータ37(図4参照)はブラシ31を回転駆動する。ブラシ31は前面10Fに接触する。車両10Aの表面上に浮遊した汚れは、ブラシ31によって掃き取られ、車両10Aの表面に再び付着することなく効果的に除去される。水W1によって浮遊および除去されなかった汚れも、ブラシ31との接触によって掃き取られる。
ブラシ31と車両10の表面とが接触しているとき、ブラシ位置制御部32Aは、ブラシ位置可変機構39を制御してブラシ31を進退させる。車両10Aの表面形状に応じて、ブラシ31と車両10Aの表面との接触圧は一定の値に維持される。ブラシ31の長寿命化が図られるとともに、ブラシ31の過度な接触によって車両10Aの表面が傷付くことも防止される。
上述のとおり、本実施の形態におけるブラシ位置制御部32Aは、ブラシ31と車両10との接触圧の変化に起因してモータ37に発生する負荷電流の増減を検出している。負荷電流が増加した場合には、ブラシ31は車両10に対して後退する(遠ざかる)。負荷電流が減少した場合には、ブラシ31は車両10に対して前進する(近づく)。
一方で、進入路11にさらに進入する車両10に対して、ノズル揺動機構29(伸縮装置28)は水制御部22Aから命令を受ける。各ノズル21が車両10Aの側面10Sに対して矢印AR21a方向に揺動することによって、側面10Sは効果的に洗浄される。ノズル21から側面10Sに向かって噴射される水W1の量および圧力は、ノズル21から前面10Fに向かって噴射される水W1の量および圧力の約25%〜約30%であるとよい。側面10S上に浮遊した汚れは、払拭装置30Aのブラシ31によって掃きとられる。
水噴射装置20Bにおける各ノズル21は、前面10Fが射程範囲内に入った後、前面10Fに向かうように角度α2だけ向きを変える。各ノズル21は、前面10Fに向かってマイクロバブルを含む水W2を噴射する。水W2の量および圧力は、水制御部22Bによって最適な値に調節されるとよい。
水W2も、前面10Fおよび側面10Sに順に接触する。前面10Fおよび側面10Sはさらに洗浄される。水制御部22Bは、車両10Aの進入に追従するように各ノズル21の向きを変更してもよい。所定の時間経過後、払拭装置30Bにおけるブラシ31は主制御部13からの命令を受けて矢印AR31b方向に前進する。
(第4の動作状態S4)
図9に示すように、水噴射装置20Bによる洗浄が終った前面10Fおよび側面10Sに対して、払拭装置30Aと同様に、払拭装置30Bによる洗浄が開始される。水W2の洗浄によって車両10Aの表面上に浮遊した汚れは、車両10Aの表面に再び付着することなく効果的に除去されることができる。
払拭装置30Bにおけるブラシ31と車両10Aの表面とが接触しているとき、ブラシ位置制御部32Bは、ブラシ位置制御部32Aと同様に、ブラシ31と車両10Aの表面との接触圧が一定となるようにブラシ31を進退させる。一方で、水制御部22Aに制御された水噴射装置20Bの各ノズル21が矢印AR21b方向に揺動することによって、側面10Sは効果的に洗浄される。
(第5の動作状態S5)
図10に示すように、払拭装置30Bによる洗浄が終った前面10Fおよび側面10Sに対して、仕上水噴射装置17は仕上水(浄水)を噴射する。車両10Aの前面10Fおよび側面10S上に残留した汚れは完全に除去される。
図10においては、払拭装置30Aにおけるブラシ31が、車両10Aと後続の車両10Bとの間の接続部10Mに向かって矢印AR31a方向に前進している。ブラシ31の車両10A(または車両10B)に対する接触圧は一定となっている。接続部10M付近においても、車両10Aの後面10Rおよび車両10Bの前面10Fは効果的に洗浄される。接続部10Mに向かって各ノズル21から噴射される水W1(または水W2)の量および圧力も、水制御部22A(または水制御部22B)によって最適化されるとよい。
(第6の動作状態S6)
図11に示すように、車速検知光電管14A,14Bによって、最後尾に位置する車両10Zの進入路11への進入が検知される。水噴射装置20Aにおける各ノズル21は、後面10Rに向かうように角度β1に向きを変える。各ノズル21は、後面10Rに向かってマイクロバブルを含む水W1を噴射する。水W1の量および圧力は、水制御部22Aからの命令によって最適な値に調節されるとよい。
水W1は、側面10Sおよび後面10Rに順に接触する。水制御部22Aは、車両10Zの移動に追従するように各ノズル21の向きを変更してもよい。水制御部22Aは、車両10Zの進行に合わせて、後面10Rに対して射程範囲外となった各ノズル21の噴射を段階的に停止させてもよい。所定の時間経過後、払拭装置30Aにおけるブラシ31は回転を停止するとともに、矢印AR31c方向に後退する。
(第7の動作状態S7)
図12に示すように、水噴射装置20Aにおける各ノズル21は、車両10Zの進行に合わせて噴射を停止する。水噴射装置20Bにおける各ノズル21は、後面10Rに向かうように角度β2に向きを変える。水噴射装置20Bにおける各ノズル21は、後面10Rに向かってマイクロバブルを含む水W2を噴射する。水W2の量および圧力は、水制御部22Bからの命令によって最適な値に調節されるとよい。
水W2は、側面10Sおよび後面10Rに順に接触する。水制御部22Bは、車両10Zの移動に追従するように各ノズル21の向きを変更してもよい。水制御部22Bは、車両10Zの進行に合わせて、後面10Rに対して射程範囲外となった各ノズル21の噴射を段階的に停止させてもよい。所定の時間経過後、払拭装置30Bにおけるブラシ31は回転を停止するとともに、矢印AR31d方向に向かって後退する。
水噴射装置20Bにおける各ノズル21、および各仕上水噴射装置17も、車両10Zの進行に合わせてその噴射を停止する。終了検知光電管15は、車両10Zが進入路11から離れたことを検知する。主制御部13は、車両洗浄装置1を停止させる。以上のようにして、車両10(車両10A〜10Z)の洗浄は完了する。
(作用・効果)
車両洗浄装置1は、水噴射装置20A,20Bの各ノズル21から噴射されるマイクロバブルを含む水W1,W2を使用して、車両10を効果的に洗浄する。マイクロバブルによるキャビテーション効果によって、車両洗浄装置1の洗浄力は向上している。車両洗浄装置1によれば、洗浄に使用する水の量を減らすことができるだけでなく、車両10を洗浄するための洗剤が不要になるか、または洗剤の使用量を減らすことができる。
車両洗浄装置1は、水W1,W2の洗浄によって車両10の表面上に浮遊した汚れは、払拭装置30A,30Bにおけるブラシ31によって掃き取られ、車両10の表面に残留したり、車両10の表面に再び付着したりすることなく効果的に除去される。車両10の表面上に浮遊した汚れが車両洗浄装置1(ブラシ31)によって機械的に除去されることによって、作業者の労力負担は軽減される。また、水W1,W2によって浮遊および除去されなかった汚れも、ブラシ31によって掃き取られることができる。
車両洗浄装置1によれば、ブラシ31による洗浄と水W1,W2による洗浄とが有機的に機能することによって、水W1,W2のみを使用して車両10を洗浄する場合、およびブラシ31のみを使用して車両10を洗浄する場合に比べ、車両洗浄装置1の洗浄力は飛躍的に向上している。
以上、本発明に基づいた実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。たとえば、ノズル揺動機構29および水制御部22A,22Bは必要に応じて設けられているとよい。ブラシ位置可変機構39およびブラシ位置制御部32A,32Bも、必要に応じて設けられているとよい。
車両洗浄装置1は、停止した車両10に対して車両洗浄装置1が相対的に(図1紙面左方向に)移動するように構成されてもよい。車両洗浄装置1は、水噴射装置20Aおよび水噴射装置20Bの一方のみを備えていてもよい。車両洗浄装置1は、払拭装置30Aおよび払拭装置30Bの一方のみを備えていてもよい。車両洗浄装置1が洗浄する車両10は、自動車や、産業用機器などの車両であってもよい。したがって、本発明の技術的範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両洗浄装置、10,10A,10B,10Z 車両、10F 前面、10M 接続部、10R 後面、10S 側面、11 進入路、12 レール、13 主制御部、14車速検知光電管(第1車速検知光電管)、14B 車速検知光電管(第2車速検知光電管)、15 終了検知光電管、16 囲壁、16A 側壁部、16B 背壁部、16C 上壁部、17 上水噴射装置、18,21 ノズル、20A,20B 水噴射装置、21H 接続チューブ、21M 接続管、22A,22B 水制御部、23 噴射水導入配管、24 摺動板、24A,26A,31M 支持部、24B,26B ベアリング、24L 腕部、25 過飽和水導入配管、26 固定板、27,31N 支持板、28,38 伸縮装置、28A,38A 他端部、28B,38B 一端部、29 ノズル揺動機構、30A,30B 払拭装置、31 ブラシ、31A 下端、31B 上端、31P 支柱、32A,32B ブラシ位置制御部、33,35 支持梁、34A,34B 支持柱、36 歯車機構、37 モータ(駆動源)、38C 架台、39 ブラシ位置可変機構、AR,AR10,AR21,AR21a,AR21b,AR24,AR28,AR31,AR31a,AR31b,AR31c,AR31d,AR38,W23,W25 矢印、S1〜S7 動作状態、W1,W2 水。

Claims (6)

  1. 鉄道車両に対して相対的に移動し、前記鉄道車両の表面を洗浄する鉄道車両洗浄装置であって、
    前記鉄道車両の進入路の両側に配置された水噴射装置と、
    前記進入路の前記両側における前記水噴射装置よりも前記鉄道車両の進入方向前方に配置された払拭装置と、を備え、
    前記水噴射装置は、マイクロバブルを含む水を前記鉄道車両の前記表面に噴き付けるノズルを含み、
    前記払拭装置は、駆動源と、前記駆動源から動力を受けて前記鉄道車両の前記表面をこするブラシとを含み、
    前記水噴射装置は、前記ノズルを揺動させるノズル揺動機構を含み、
    前記ノズルは、前記ノズル揺動機構によって揺動されることによって、任意の吐出角度で前記鉄道車両の前記表面に前記水を噴き付け、
    前記水噴射装置は、前記ノズルが前記鉄道車両の前面または後面に前記水を噴き付ける場合と、前記ノズルが前記鉄道車両の側面に前記水を噴き付ける場合とで、前記ノズルから吐出される前記水の量、前記水の圧力および前記吐出角度を変化させる水制御部を含み、
    第1車速検知光電管と、
    前記第1車速検知光電管よりも前記鉄道車両の進入方向前方に配置された第2車速検知光電管と、をさらに備え、
    前記第1車速検知光電管および前記第2車速検知光電管は、前記水噴射装置よりも前記鉄道車両の進入方向後方に配置され、
    前記鉄道車両は、前記第1車速検知光電管から出射されている光と前記第2車速検知光電管から出射されている光とを順に遮り、前記第1車速検知光電管からの光と前記第2車速検知光電管からの光とが遮られた時間差によって、前記鉄道車両の前記鉄道車両洗浄装置に対する車速が検知される、
    鉄道車両洗浄装置。
  2. 前記水制御部は、前記ノズルから前記鉄道車両の前記側面に向かって噴射される前記水の量および圧力が、前記ノズルから前記鉄道車両の前記前面に向かって噴射される前記水の量および圧力よりも小さくなるように、前記ノズルから噴出される前記水の量および圧力を検知された前記車速に基づいて調節する、
    請求項1に記載の鉄道車両洗浄装置。
  3. 前記払拭装置は、前記進入路に沿って複数並べられた前記ノズルを含み、
    前記水制御部は、前記進入路に沿って複数並べられた前記ノズルの噴射を、検知された前記車速に基づいて前記鉄道車両の進行方向の後方側に位置する前記ノズルから段階的に停止させる、
    請求項1または2に記載の鉄道車両洗浄装置。
  4. 前記払拭装置よりも前記鉄道車両の進入方向前方に配置された仕上水噴射装置をさらに備え、
    前記仕上水噴射装置は、前記払拭装置による洗浄が終った後の前記鉄道車両に対して仕上水を噴射する、
    請求項1から3のいずれかに記載の鉄道車両洗浄装置。
  5. 前記払拭装置は、前記進入路上にある前記鉄道車両に対して前記ブラシを進退させるブラシ位置可変機構と、ブラシ位置制御部とを備え、
    前記ブラシ位置制御部は、前記鉄道車両の前記表面の形状に応じて前記ブラシと前記鉄道車両の前記表面との接触圧が一定となるように、前記ブラシ位置可変機構を制御して前記ブラシを進退させる、
    請求項1からのいずれかに記載の鉄道車両洗浄装置。
  6. 前記ブラシ位置制御部は、前記ブラシと前記鉄道車両との前記接触圧の変化に起因して前記駆動源に発生する負荷電流の増減を検出し、前記負荷電流が増加した場合には前記ブラシを前記鉄道車両に対して後退するように前記ブラシ位置可変機構を制御し、前記負荷電流が減少した場合には前記ブラシを前記鉄道車両に対して前進するように前記ブラシ位置可変機構を制御する、
    請求項に記載の鉄道車両洗浄装置。
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