JP5212611B2 - 避雷器 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の非直線抵抗体を電気的に並列に接続して構成した避雷器に関する。
低電圧大容量の電力機器を過電圧から保護する避雷器では、酸化亜鉛素子である非直線抵抗体を耐圧方向に少ない枚数を積層して素子柱を構成し、課電側板状導体および接地側板状導体間に複数の素子柱を並置することによって、各素子柱を電気的並列に接続していた。例えば、従来の避雷器は、図9および図10に示すように絶縁性媒体を封入した密閉容器1内に一対の課電側板状導体5および接地側板状導体6を配置し、この課電側板状導体5と接地側板状導体6間に耐圧方向に2枚の直線抵抗体を積層して構成した素子柱18を、例えば合計52個並置して構成していた。接地側板状導体6は絶縁台を介して密閉容器1に固定した絶縁ロッド8を複数本樹立し、各絶縁ロッド8にドーナツ状に構成した非直線抵抗体の中心部貫通孔を挿入した後、各絶縁ロッド8の頭部ねじ部を課電側板状導体5の対応部分にそれぞれ形成した貫通孔に挿通させ、各絶縁ロッド8の頭部ねじ部にそれぞれナット9を螺合して、課電側板状導体5を接地側板状導体6から電気的に絶縁した状態で支持している。各素子柱18の上面と課電側板状導体5間にはばね14をそれぞれ配置して各素子柱18の各非直線抵抗体間に積層方向の接触圧を与えている。課電側板状導体5および接地側板状導体6は、密閉容器1に取り付けた絶縁スペーサ2を介して絶縁導出した後、課電側端子3および接地側端子4に接続している。
また、サイリスタバルブの三相ブリッジ回路における各相の線間にそれぞれ接続される避雷器として、両端部に端子を設けた碍管内に非直線抵抗体を配置した避雷器ユニットを構成し、各相線間にそれぞれ接続される3つの避雷器ユニットを高さ方向に連結し、各避雷器ユニットの端子間を接続するリード線の配置を工夫して、各相線間に接続される3つの避雷器ユニットを一体的に組み上げたものが示されている(例えば、特許文献1を参照)。また、一次巻線および二次巻線と大地電位の密閉容器間にそれぞれ接続される避雷器において、一次巻線側における二つの避雷器ユニット、または二次巻線側における二つの避雷器ユニットをまとめて構成し、碍管の軸方向両端における両端子はそれぞれ異なる極の巻線側に接続し、碍管の軸方向中間部から共通の接地側導体を導出し、この接地側導体と両極端子間に非直線抵抗体の素子柱をそれぞれ配置したものが知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開平7−288168号公報 特開平11−111509号公報
しかしながら、図9および10に示した従来の避雷器は、上述したように課電側板状導体5と接地側板状導体6の一つの対向部に複数の素子柱を一括して並置して構成であったため、各素子柱の数に応じて大きな底面積を有する密閉容器1となってしまう。このため、避雷器を接続した電力機器としては、据付面積が大きなものになってしまう。また、特許文献1および特許文献2に示された避雷器では、複数の避雷器ユニットの一部を共通化して構成することによって小型化を図っているが、いずれの場合も、その一つの避雷器ユニットが図9および図10に示すように素子柱の並列接続数が多くなった場合については考慮していない。このため、密閉容器内に構成した避雷器に適用したとき、同様に密閉容器の底面積が大きくなり据付面積が増大してしまう。
本発明の目的は、電気的に並列に接続される素子柱が増加しても据付面積を縮小することができるようにした避雷器を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、密閉容器内に配置した課電側板状導体と接地側板状導体との対向部に、非直線抵抗体からなる複数の素子柱を電気的に並列に接続した避雷器において、前記課電側板状導体と前記接地側板状導体間に、前記課電側板状導体と電気的に接続した中間板状導体と、前記接地側板状導体と電気的に接続した中間板状導体とを交互に並置し、また、前記課電側板状導体およびこれと電気的に接続した前記中間板状導体と、前記接地側板状導体およびこれと電気的に接続した前記中間板状導体との対向部を多段に形成するように前記各中間板状導体を配置し、前記多段の対向部に前記素子柱を分散してそれぞれ配置し、前記各中間板状導体と前記課電側板状導体または前記接地側板状導体との電気的接続は、前記中間板状導体に非接触部をそれぞれ形成して、その非接触部を通して段方向両側に隣接して位置した対向部を形成し、この対向部間を接続する段間接続導体によって行ったことを特徴とする。
また、前記各中間板状導体は、前記非接触部を含めてほぼ同一構造とし、前記課電側板状導体と電気的に接続した前記中間板状導体と、前記接地側板状導体と電気的に接続した前記中間板状導体とでは、それぞれの前記非接触部の位置を異ならせて配置したことを特徴とする。
本発明による避雷器は、中間板状導体と課電側板状導体と接地側板状導体によって多段に構成した対向部間に素子柱を分散配置しているため、中間板状導体と課電側板状導体と接地側板状導体の大きさと素子柱の数に応じて段数を容易に増減することができ、密閉容器の底面積を小さくして据付面積を縮小することができる。しかも、一つ置きに配置した各板状導体を、中間板状導体に形成した非接触部に配置した段間接続導体によって電気的に接続しているため、リード線を引き回すことなく、単純な構成で密閉容器の底面積を小さくして据付面積を縮小することができる。
また避雷器は、課電側板状導体と電気的に接続した中間板状導体と、接地側板状導体と電気的に接続した中間板状導体とでは、それぞれの非接触部の位置を異ならせて配置しているため、全ての中間板状導体は非接触部を含めてほぼ同一構造とし、その取付角度を変更するだけで対応することができるようになり、構成要素を多くして複雑にすることなく、素子柱の多段構成を得ることができる。
以下、本発明の最良の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態による避雷器を示す部分断面正面図である。
絶縁性ガスなどの絶縁媒体を封入した密閉容器1には、絶縁スペーサ2a,2bの中心導体をそれぞれ利用して絶縁導出した課電側端子3と接地側端子4が構成されている。課電側端子3には課電側板状導体5が電気的に接続され、また接地側端子4には接地側板状導体6が電気的に接続されている。対向配置した課電側板状導体5と接地側板状導体6間には、詳細を後述するように電気的に並列接続された複数の素子柱が多段に配置されている。ここで各素子柱は同一構成であり、中心部に貫通孔を有したドーナツ状非直線抵抗体を2枚積層して1つの素子柱を構成している。
上述した課電側板状導体5および接地側板状導体6はほぼ同一形状であり、接地側板状導体6は、図1に示したように複数の絶縁台7を介して密閉容器1から電気的に絶縁された状態で密閉容器1の底部側に固定されており、各絶縁台7に各絶縁ロッド8a〜8fがそれぞれ樹立されている。一方、課電側板状導体5は、図1に示した避雷器の部分断面平面図である図2に示すようにほぼ四角形の板状に成され、各絶縁ロッド8a〜8fの上端部を利用すると共に、密閉容器1の上部に固定した絶縁支持物10などによって密閉容器1から電気的に絶縁された状態で支持固定されている。
また、この課電側板状導体5には、その形状に合わせてほぼ等間隔で6つの貫通孔が形成されており、これら各貫通孔には上述した6本の絶縁ロッド8a〜8fの上端部がそれぞれ挿入されている。各絶縁ロッド8a〜8fの各上端部は、課電側板状導体5の各貫通孔にそれぞれ挿入した後、各絶縁ロッド8a〜8fの各上端部にそれぞれ形成したねじ部にナット9a〜9fを螺合して課電側板状導体5に支持固定されている。
各絶縁ロッド8a〜8fの上部には、その中心部の貫通孔を挿入した支持用ドーナツ状接続導体13a〜13fと、この支持用ドーナツ状接続導体13a〜13fと課電側板状導体5の下面との間に配置したばね14a〜14fとがそれぞれ設けられている。各ばね14a〜14fは、支持用ドーナツ状接続導体13a〜13fを介して各絶縁ロッド8a〜8fで支持した素子柱などの積層部材に接触圧を与えると共に、支持用ドーナツ状接続導体13a〜13fと課電側板状導体5間を電気的に接続する導体の機能を有している。6本の絶縁ロッド8a〜8fのうち絶縁ロッド8a〜8dは、詳細を後述するようにドーナツ状非直線抵抗体で構成した素子柱を支持するために使用し、残りの絶縁ロッド8e,8fは電気的接続を行うドーナツ状段間接続導体11a,11bと、電気的絶縁を行うドーナツ状絶縁物12aをそれぞれ支持するために使用している。
図1に示した避雷器では、課電側板状導体5と接地側板状導体6間に12枚の中間板状導体15a〜15mをほぼ平行な関係で配置し、詳細を後述するように各中間板状導体15a〜15mのうち一つ置きの半分を課電側板状導体5と電気的に接続し、一つ置きの残りの半分を接地側板状導体6と電気的に接続し、課電側板状導体5または接地側板状導体6と電気的に接続された多段の対向部を形成し、これら各対向部に素子柱をそれぞれ4個ずつ配置している。各中間板状導体15a〜15mは、同一厚みを有して構成された二種類があり、先ず、その一つの種類を図3に示した中間板状導体15aで説明する。
この中間板状導体15aは、図2に示した課電側板状導体5の各貫通孔に対応した位置に貫通孔を有する点で課電側板状導体5に類似した形状であり、図3に示したように各絶縁ロッド8a〜8dが挿入されることになる貫通孔16a〜16dと、貫通孔16b,16d間に位置するように形成されて絶縁ロッド8fが挿入されることになる貫通孔16eと、貫通孔16a,16c間に位置した部分を切り欠いたりして形成されて絶縁ロッド8eが配置されることになる非接触部16fとを有した略C字状に構成されている。非接触部16fの大きさは、詳細は後述するが隣接する絶縁ロッド8a〜8fで支持したドーナツ状段間接続導体11a,11bやドーナツ状非直線抵抗体の外周部と中間板状導体15a間に必要な絶縁距離が確保できるように選定されている。
各中間板状導体15a〜15mのうち他の一つの種類を、図4に示した中間板状導体15bで説明する。この中間板状導体15bは、図3に示した中間板状導体15aを同一平面で180度回転して向きを変えた形状であり、絶縁ロッド8a〜8dが挿入されることになる貫通孔17a〜17dと、貫通孔17b,17d間に位置した部分を切り欠いたりして形成されて絶縁ロッド8eが配置されることになる非接触部17eと、貫通孔17a,17c間に位置するように形成されて絶縁ロッド8fが挿入されることになる貫通孔17fとを有した略C字状に構成されている。この非接触部17eの大きさも、先の非接触部16fと同様に詳細は後述するが隣接する絶縁ロッド8a〜8fで支持したドーナツ状段間接続導体11a,11bやドーナツ状非直線抵抗体の外周部と中間板状導体15b間に必要な絶縁距離が確保できるように選定されている。
課電側板状導体5と接地側板状導体6間に配置した12枚の中間板状導体15a〜15mは、これら二種類の中間板状導体15aと中間板状導体15bとを交互に配置したものである。各中間板状導体15a〜15mには、上述した非接触部16f,17eが形成されているため、これらを所定間隔で積層すると、この非接触部16f,17eを通してそれらの上下方向の両側で隣接する課電側板状導体5、接地側板状導体6、中間板状導体15a〜15mの対向部が形成されることになる。詳細を後述するが、これらの対向部を利用してドーナツ状段間接続導体11a,11bを配置することによって中間板状導体15aは全て課電側板状導体5と電気的に接続し、中間板状導体15bは全て接地側板状導体6と電気的に接続することができる。このようにして課電側端子3に接続された部分と、接地側端子4に接続された部分との13個の対向部を形成している。これらの各対向部にそれぞれ4個ずつの素子柱を配置し、全体としては従来の場合と同様に52個の素子柱を使用している。次に、各絶縁ロッド8a〜8dの軸方向に沿って配置した各素子柱の構成について説明する。
図5は、図1に示した接地側板状導体6の平面図となる図1のA−A線に沿った断面図である。接地側板状導体6には6本の絶縁ロッド8a〜8fが樹立されており、そのうちの4本の絶縁ロッド8a〜8dを用いて各素子柱18a〜21aの貫通孔に挿入しながら配置されている。しかし、絶縁ロッド8eにはドーナツ状段間接続導体11aの中心部に形成した貫通孔が挿入され、また絶縁ロッド8fにはドーナツ状絶縁物12aの中心部に形成した貫通孔が挿入されている。ドーナツ状段間接続導体11aおよびドーナツ状絶縁物12aは、1個の素子柱と同形状で同じ軸長を有して構成しており、その中心部にはそれぞれ絶縁ロッド挿入用の貫通孔を形成している。
図6は、中間板状導体15aの平面図となる図1のB−B線に沿った断面図である。この中間板状導体15aは図5の部分の上部に搭載されて、絶縁ロッド8a〜8dによる支持部では、素子柱18a〜21aの上端部を中間板状導体15aの下面に電気的に接触しており、また中間板状導体15aの上面で二段目の素子柱18b〜21bをそれぞれ支持している。また絶縁ロッド8fによる支持部では、一段目の素子柱18a〜21aと同じ高さに構成したドーナツ状絶縁物12aの上端部が中間板状導体15aの下面に接触しており、また中間板状導体15aの上面では、ドーナツ状段間接続導体11aと同一構成の二段目のドーナツ状段間接続導体11bを支持している。一方、絶縁ロッド8eによる支持部では、図5に示したドーナツ状段間接続導体11aの上端部が中間板状導体15aに形成した非接触部16fに位置して中間板状導体15aから電気的に絶縁された状態となっており、このドーナツ状段間接続導体11aの上端部に、中間板状導体15aと同一厚みの図示しないドーナツ状薄板導体を介在して二段目のドーナツ状段間接続導体11bを支持している。
上述したドーナツ状段間接続導体11a,11bは種々の構成を採ることができる。上述した構成では、1個の素子柱と同形状で同軸長に構成したブロックによってドーナツ状段間接続導体11aまたドーナツ状段間接続導体11bを構成し、ドーナツ状段間接続導体11aとドーナツ状段間接続導体11b間に中間板状導体15aと同一厚みの他のドーナツ状薄板導体を付加している。しかし、ドーナツ状段間接続導体11aおよびドーナツ状段間接続導体11bは、上述した構成と同じ軸長となるように一体に形成しても良いし、上述した軸長を複数に等分割してドーナツ状薄板導体を省略して構成したものを積層して使用してもよい。さらには軸方向の両端部には絶縁ロッド8eが挿入される貫通孔を形成した端板を有するが、中間部分は中空として軽量化したものでもよい。いずれの場合も、絶縁ロッド8eが挿入される貫通孔を有して構成し絶縁ロッド8eによって整然と支持されるようにするのが望ましい。
この積層状態で、ドーナツ状段間接続導体11aの下端面は接地側板状導体6に電気的に接触した状態であり、一方、ドーナツ状薄板導体を介してドーナツ状段間接続導体11aと電気的に接続されたドーナツ状段間接続導体11bの上端面は、二段目の素子柱18b〜21bの上端面と同じ高さになっている。
図7は、中間板状導体15bの平面図となる図1のC−C線に沿った断面図である。この中間板状導体15bは図6の部分の上部に搭載されて、絶縁ロッド8a〜8dによる支持部では、素子柱18b〜21bの上端部を中間板状導体15bの下面に電気的に接触しており、また中間板状導体15bの上面に三段目の素子柱18c〜21cをそれぞれ支持している。また絶縁ロッド8eによる支持部では、ドーナツ状段間接続導体11bの上端部を中間板状導体15bの下面に接触しており、また中間板状導体15bの上面では三段目のドーナツ状段間板状導体11cを支持している。さらに絶縁ロッド8eによる支持部では、図6に示したドーナツ状段間接続導体22bの上部が中間板状導体15bに形成した非接触部17fに位置して、中間板状導体15bから電気的に絶縁されている。このドーナツ状段間接続導体22bの上端部に、中間板状導体15bと同一厚みの図示しない板状のドーナツ状薄板導体を介在して三段目のドーナツ状段間接続導体22cを支持している。
これらドーナツ状段間接続導体22b,22cも上述したドーナツ状段間接続導体11a,11bと同一の構成であり、ドーナツ状段間接続導体22cの上端部は三段目の素子柱18c〜21cの上端部と同じ高さになっている。従って、この中間板状導体15bの上部に中間板状導体15cを同様に配置すると、これらドーナツ状段間接続導体22b,22cなどによって中間板状導体15aと中間板状導体15c間を電気的に接続することになる。
その他の部分の段構成は、図6に示した中間板状導体15aと、図7に示した中間板状導体15bとを交互に積層して同様に構成し、中間板状導体15bに相当する配置形態のものは接地側板状導体6と電気的に接続し、中間板状導体15aに相当する配置形態のものは課電側板状導体5と電気的に接続する。図1では、これらの接続関係が分かるように各素子柱の2つのドーナツ状非直線抵抗体のうち、接地側板状導体6と電気的に接続された側に位置するドーナツ状非直線抵抗体を記号Nで、課電側板状導体5と電気的に接続された側に位置するドーナツ状非直線抵抗体を記号Pで示している。これらの符号N,Pからも分かるように、各絶縁ロッド8a〜8dの軸方向に配置した各ドーナツ状非直線抵抗体を全て電気的直列に接続した場合のようにN……P……Nというように交互に繰り返した配置ではなく、N……P……P……Nを繰り返した配置となっている。
ここで、上述した課電側板状導体5と、接地側板状導体6と、各中間板状導体15a〜15cと、各素子柱との関係を一層明確にするために図8を用いて説明する。同図は、上述した主要構成部材のみを模式的に示す展開図で、絶縁ロッド8a〜8f等の支持構成の詳細は省略している。
接地側板状導体6の上面には、一段目を構成する4個の素子柱18a〜21aと、ドーナツ状段間接続導体11aと、ドーナツ状絶縁物12aがそれぞれ所定位置に配置されている。接地側板状導体6の上部に配置した中間板状導体15aには、一段目の各素子柱18a〜21aと同軸的に二段目の各素子柱18b〜21bが配置されている。一段目に配置したドーナツ状段間接続導体11aの上部には、中間板状導体15aと同じ厚みを有したドーナツ状薄板導体23aを介在させてから同軸的に配置した二段目のドーナツ状段間接続導体11bが配置されている。中間板状導体15aには非接触部16fが形成されており、この非接触部16fを利用して配置したドーナツ状段間接続導体11a、ドーナツ状薄板導体23aおよびドーナツ状段間接続導体11bは、中間板状導体15aから電気的に絶縁された状態となっている。
中間板状導体15aの上部に配置した中間板状導体15bには、二段目の各素子柱18b〜21bと同軸的に三段目の各素子柱18c〜21cが配置されており、二段目の各素子柱18b〜21bの上端面は中間板状導体15bの下面に電気的に接触することになる。また二段目のドーナツ状段間接続導体11bの上端面は、中間板状導体15bの下面に接触することになる。この接触状態では、中間板状導体15aに形成した非接触部16fによって、中間板状導体15aの段方向の上下方向に隣接した接地側板状導体6と中間板状導体15b間に対向部が形成され、この対向部を利用して配置したドーナツ状段間接続導体11a、ドーナツ状薄板導体23aおよびドーナツ状段間接続導体11bによって接地側板状導体6と中間板状導体15bとが電気的に接続されて同電位となる。
一方、上述したように二段目に配置したドーナツ状段間接続導体22bの上部は、中間板状導体15bに形成した非接触部17eに位置されていて中間板状導体15bから電気的に絶縁されている。このドーナツ状段間接続導体22bの上端面にドーナツ状薄板導体23bを介して同軸上に配置したドーナツ状段間接続導体22も非接触部17eによって中間板状導体15bから電気的に絶縁されている。従って、中間板状導体15aと中間板状導体15bとは同電位にならない。さらに、中間板状導体15bの上面には、二段目のドーナツ状段間接続導体11bと同軸的に三段目のドーナツ状段間接続導体11cが配置されている。
この中間板状導体15bの上部には、中間板状導体15aと同様に構成した中間板状導体15cを配置すると、中間板状導体15bと中間板状導体15cとは電気的に絶縁されているが、ドーナツ状段間接続導体22cの上面が中間板状導体15cの下面に接触することになり、ドーナツ状段間接続導体22b、ドーナツ状薄板導体23bおよびドーナツ状段間接続導体22cによって中間板状導体15aと中間板状導体15cとが電気的に接続されて同電位となる。
この状態では3枚の中間板状導体15a〜15cが使用され、中間板状導体15aと中間板状導体15cが同電位であり、接地側板状導体6と中間板状導体15bが同電位であり、中間板状導体15cを課電側板状導体5に電気的に接続したとすると、課電側板状導体5と接地側板状導体6間に、三段構成の素子柱が電気的に並列に接続されたことになる。つまり、この状態では課電側板状導体5と接地側板状導体6間に合計12個の素子柱が電気的並列に接続されたことになる。
上述した中間板状導体15aおよび中間板状導体15bの場合と同様に二種類の中間板状導体をさらに交互に配置しながら複数枚の中間板状導体15a〜15mの全てを配置する。その後、課電側板状導体5を課電側端子3に接続し、接地側板状導体6を接地側端子4に接続すると、中間板状導体15bで代表する一枚置きの中間板状導体は接地側板状導体6と同じく大地電位となり、中間板状導体15aで代表する一枚置きの中間板状導体は課電側板状導体5と同じく課電側電位となる。従って、課電側端子3と接地側端子4間には、従来と同じく合計52個の素子柱が電気的に並列に接続されることになる。
このように上方に多段構成の素子柱を配置することによって、課電側板状導体5と接地側板状導体6間に電気的並列に接続する素子柱の数が多い場合でも、接地側板状導体6で示す程度の底面積でも各絶縁ロッド8a〜8fの軸方向に素子柱を容易に増加することができ、従来のように一つの段に全ての素子柱を配置した場合に比べて据付面積を大幅に縮小した避雷器とすることができる。しかも、一つ置きの板状導体を電気的に接続して同電位とするために、例えば、接地側板状導体6と中間板状導体15b間を電気的に接続するために、接地側板状導体6と中間板状導体15b間に位置する中間板状導体15aに形成した非接触部16fを利用しながら、中間板状導体15aの段方向に隣接した接地側板状導体6と中間板状導体15bに対向部を形成し、この対向部間にドーナツ状段間接続導体11a,11bを配置したため、課電側板状導体5と接地側板状導体6との対向投影領域からはみ出すことなく構成することができる。このため、構成を複雑にすることなく、密閉容器1内にすっきりと各素子柱を収納することができる。
しかも、上述した構成では、各素子柱と、ドーナツ状段間接続導体11a〜11cと、ドーナツ状段間接続導体22b,22cと、ドーナツ状絶縁物12aとがそれぞれ外観上、円柱状の類似構造にしているので、見かけ上、各板状導体5,6,15a,15b間には素子柱のみが存在し、一つ置きの板状導体を電気的に接続する特別の構造物が存在しないかのようであり、構造をすっきりと簡略化することができる。
しかしながら、本発明の他の実施の形態では、ドーナツ状段間接続導体11a〜11cおよびドーナツ状段間接続導体22b,22cを通電容量に応じて外観形状を任意に決定することができる。その場合でも、接地側板状導体6と中間板状導体15b間に位置する中間板状導体15aに形成した非接触部16fを利用しながら、この非接触部16fによって段方向で隣接する接地側板状導体6と中間板状導体15bに対向部を形成し、この対向部間にドーナツ状段間接続導体11a〜11cおよびドーナツ状段間接続導体22b,22cを配置し、接地側板状導体6と中間板状導体15b間を電気的に接続するようにする。
図1に示した実施の形態では、素子柱を構成するに際してドーナツ状の非直線抵抗体を積層し、その中心部に形成した貫通孔に挿入した絶縁ロッド8a〜8fを使用した支持構造としたため、支持構造は各素子柱内に隠れ、軸方向に多段に分散積層した素子柱は見かけ上支持構造を持たないかのようであり、これによっても避雷器の構造を簡略化してすっきりした構成とすることができる。また絶縁ロッド8a〜8fを使用した支持構造によって、同じ段の電気的並列な各素子柱を比較的近接して配置することが可能となる。これによって板状導体5,6,15a〜15mを小さくすることができ、同部を収納する密閉容器1を小型にして設置面積を縮小することができる。
また、図1に示した実施の形態では、最下部の接地側板状導体6とそれに隣接した上部に位置する中間板状導体15a間にドーナツ状絶縁物12aを配置している。同様のドーナツ状絶縁物は最上部の課電側板状導体5とそれに隣接した下部に位置する中間板状導体15m間にも設けられる。これは、図8に示す中間板状導体15cを仮に最上部に位置した課電側板状導体5とするならば、その下部に位置した中間板状導体15bとの間に配置したドーナツ状段間板状導体11cを絶縁物に置き換えたものである。これらのドーナツ状絶縁物12aなどを積極的に設けると、各絶縁ロッド8a〜8fにおける軸方向の支持物の構造が全てほぼ同様になり、荷重分担もそれぞれほぼ均等になる。しかし、これらの荷重分担の差が支持構造に影響がないなら、ドーナツ状絶縁物12aなどを省略することもできる。また、各段における素子柱の数は全て同数となるように構成しているが、段毎に素子柱数が異なっても良いならドーナツ状絶縁物12aなどを素子柱に置き換えて配置することもできる。
本発明の他の実施の形態では、中心部の貫通孔を持たない非直線抵抗体を使用し、その外周部にそれぞれ他の支持構造を設けた避雷器とすることもできる。また上述した実施の形態では、積層方向の各段に分散配置した素子柱の数をそれぞれ段毎に4個としたが、これに限定されない。例えば、各段に6個の素子柱をそれぞれ配置すれば、積層方向の段数を少なくして密閉容器1の高さを抑えることができる。
また課電側板状導体5、接地側板状導体6、中間板状導体15aおよび中間板状導体15bは、図示のような四角形やC字状に限らず、種々の形状のものを採用することができる。例えば、全てのものを円板状にしても良い。この場合、各中間板状導体15a〜15mに形成した非接触部16f,17eは、切り欠き部によって形成したものを示したが、対応する部分を同等の大きさとした貫通穴によって形成しても良いし、その形成位置も、図6および図7に示した非接触部16f,17eのように同一平面で180度回転した反対側に限らず比較的近接して形成し、小さな角度だけ取付角度をずらして使用することによって容易に非接触部の位置が異なる二種類の中間板状導体15a〜15mとすることができる。しかし、円板状以外の中間板状導体15a〜15mとする場合、非接触部16f,17eのように180度回転した反対側に形成すると、一種類の形状のものを準備し、その取付向きを変えて使用することによって二種類の中間板状導体15a〜15mとすることができるので経済的である。
さらに、図8の課電側板状導体5の上方部に存在する密閉容器1内のガス空間部を活用して同様の構成の素子柱を多少増設配置することもできる。
本発明による避雷器は、図示の構成に限らず、その他の構成の避雷器にも適用することができる。
本発明の一実施の形態による避雷器の部分断面正面図である。 図1に示した避雷器の部分断面平面図である。 図1に示した避雷器の一種類の中間板状導体を示す平面図である。 図1に示した避雷器の他の種類の中間板状導体を示す平面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図1のB−B線に沿った断面図である。 図1のC−C線に沿った断面図である。 図1に示した避雷器の要部を模式的に示した展開図である。 従来の避雷器の部分断面平面図である。 図8に示した避雷器の部分断面正面図である。
符号の説明
1 密閉容器
5 課電側板状導体
6 接地側板状導体
8a〜8f 絶縁ロッド
11a,11b,11c ドーナツ状段間接続導体
12a ドーナツ状絶縁物
15a,15b 中間板状導体
16a〜16e 貫通孔
16f,17e 非接触部
17a〜17d,17f 貫通孔
18a〜21a 素子柱
18b〜21b 素子柱
18c〜21c 素子柱
22b,22c ドーナツ状段間接続導体
23a,23b ドーナツ状薄板状導体

Claims (2)

  1. 密閉容器内に配置した課電側板状導体と接地側板状導体との対向部に、非直線抵抗体からなる複数の素子柱を電気的に並列に接続した避雷器において、
    前記課電側板状導体と前記接地側板状導体間に、前記課電側板状導体と電気的に接続した中間板状導体と、前記接地側板状導体と電気的に接続した中間板状導体とを交互に並置し、
    また、前記課電側板状導体およびこれと電気的に接続した前記中間板状導体と、前記接地側板状導体およびこれと電気的に接続した前記中間板状導体との対向部を多段に形成するように前記各中間板状導体を配置し、
    前記多段の対向部に前記素子柱を分散してそれぞれ配置し、
    前記各中間板状導体と前記課電側板状導体または前記接地側板状導体との電気的接続は、
    前記中間板状導体に切り欠け状または貫通穴状の非接触部をそれぞれ形成して、その非接触部を通して段方向両側に隣接して位置した対向部を形成し、この対向部間に前記非接触部内を通過して上側の中間板状導体を下側の中間板状導体で支持するように配置した柱状の段間接続導体によって行ったことを特徴とする避雷器。
  2. 請求項1に記載の避雷器において、
    前記各中間板状導体は、前記非接触部を含めてほぼ同一構造とし、前記課電側板状導体と電気的に接続した前記中間板状導体と、前記接地側板状導体と電気的に接続した前記中間板状導体とでは、それぞれの前記非接触部の位置を異ならせて配置したことを特徴とする避雷器。
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